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Last-modified: 2024-05-05 (日) 22:45:16

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関連wikiもチェック。過去作攻略wikiの記載は最新でないため、注意されたし。

Limbus Company

翼も含めた様々なスポンサーが付いているらしい大規模な会社。今作の主人公「ダンテ」&「12人の囚人」が勤務する会社でもある。
囚人たちは入社すれば「己の最も切実な願いが叶う」と勧誘され、各々の利己的な欲望から入社している。

部署詳細

LCA

LCB前日譚となる『Leviathan』の最終話や5.5章『肉斬骨断』に登場した部署。本編開始前、ファウストが所属していたらしい。
特殊な作戦を遂行するチームのようだが、姿や言動は謎めいており詳細不明。

LCB

正式名称は『Limbus Company Bus』、通称『バス部署』。
旧L社の遺産である「黄金の枝」や幻想体関連の物品を確保するために作られたチーム。
メフィストフェレスで都市中を移動しながら旧L社の支部を巡る。
ダンテ達はこのLCBに所属している。

メフィストフェレス
ファウストが開発したバス。燃料はエンケファリン。
人体からエンケファリンを精製できる機構を持ち、燃料不足になっても側面の『口』にそこらのゴロツキを放り込むことで補給できる。
LCBの基本移動手段で、多数の技術が施されており変形システムなども組み込まれている。
その他、人格の抽出などもメフィストフェレスの機能の一部である。
裏口
バス後方の扉は「裏口」と呼ばれており、中は「廊下」*1と呼ばれる技術で拡張されている模様。
裏口には各囚人の心象などを反映し変化する個室があるほか、ダンテの部屋の扉の先には鏡ダンジョン、採光ダンジョン、鏡屈折鉄道につながる扉もある。
廊下の奥は立ち入り禁止とされており、その先の空間は絶えず変化し何が起きるか分からない危険な場所のようだ。
廊下を迷わず進むためには特殊な方法*2が必要らしく、それを知らずに立ち入ったヒースクリフが何らかの存在に襲われ、時計による復元を要するほどの精神被害を受けてしまったこともある。

LCC

正式名称は『Limbus Company Clear*3』、通称クリア部署。
LCCAとLCCBの2部門が存在する。

LCCA
正式名称は『Limbus Company Clear After』
LCBチームの作戦によって生じた物事の後始末をするチーム。幻想体やE.G.Oの回収も行なっている模様。
LCCB
LCCB
正式名称は『Limbus Company Clear Before』
LCBチームの作戦の事前準備を行うチーム。
2章から登場した「エピ」&「ソード」はこのチームに所属している。

LCD

正式名称は『Limbus Company Distortion』。
「ねじれ」現象専門の新設チーム。
ねじれを強制的に引き起こす「黒いモノリス」や、ねじれた人物/ねじれから回復した人物を回収し研究を行っている。
外伝小説『ねじれ探偵』の主要人物であるエズラとモーゼス(LCDチーフらしい)が所属していることが分かっている。

都市

26の区に分かれた巨大な都市。都市の周囲を列車が走っており、外郭との隔たりをなしている。
A(1)区を中心に右回りに区が分かれている。
ただし、地図ではA~Yまでしか記載されておらず、Z区(Z社)がどこに位置しているのかは不明。
都市の南部には巨大な湖があり、S(19)・T(20)・U(21)区が全面的に、V(22)区の一部がそれに面している。

また、都市には都市全体に適用されている規則と区固有の規則があり、規則違反が発覚するとタブーハンターと呼ばれる始末人が派遣される。
例)14区(N社管轄):録画してはならない。(録画された映像を見ることも、処罰対象の模様)
  21区(U社管轄):「大湖」の規則を媒体に記録してはならない。
  都市全体:「裏路地の夜」に家屋を襲ってはならない。

City.png

都市の「巣」を司る26社の超巨大企業のこと。
"特異点"と呼ばれる驚くべき技術に基づき、都市のありとあらゆる場面にて生活の質を高め、「巣」の安寧を図っている。
正式名称はあるが、基本的に(アルファベット)社と呼称される。
翼の職員の階級は1級が一番下で数字が上がるほど高位になる。
これほどの超巨大企業でも、特異点の喪失などで事業が成り立たなくなると跡形もなく崩れ去る。
これらの衝撃的な出来事を都市では「翼が折れる」と称する事もある。
翼が折れると翼の跡地や技術を巡って、様々な組織の小競り合いが発生する。その際の無法地帯っぷりは「裏路地の夜」に勝るとも劣らない。

各翼詳細

A社

頭と呼ばれる都市を支配する集団の一つによって直接管理されている翼。
都市の造幣や特許管理、翼の権限付与など、都市を生き永らえさせるための要素を全て握っている会社。

A社には様々な特異点を使用する調律者が所属していると思われる。
(妖精、錠前、柱、鎖、衝撃波、線、鳥籠)*4
図書館内での移動のことも考えると次元切断の特異点も使用していると思われる。
調律者は単純な規律違反ではなく、翼や世界の秘密に関するすべてに直接的または間接的に近づく者を対象に動くと推定される。
調律者は黒地に金色のハニカム状の刺繍がされている服を着ているらしい。しかしガリオンとジェナのように多少違いはあるようだ。

社名の推測 Arbiter社

B社

頭と同種の集団によって直接管理されている翼。
A社の規則を破った際、翼の廃業処分を行う。

頭の監視機関だと思われ、凝視者と呼ばれている。
図書館の最後の接待で凝視者の1人であるルダが登場した。
その姿は透明のケースに浮かぶグリッチのある人型をしている。
話すときにノイズのような音が発生する。
しかし、調律者ジェナと処刑者バラルとの会話ではそのノイズ音が聞こえない。
そのため、図書館で登場した姿は仮の姿だと思われる。

凝視者は都市全体を監視していると推測される。
その上、図書館といった歪んだ空間にある紙*5の内容すらも外部から把握できるようだ。
外郭に関してはどこまで監視しているか、そもそも監視範囲なのかは不明である。
だがロボトミー社での光の種シナリオなどを考えると、凝視者の監視も完璧ではないようだ。

ちなみに凝視者は脱税者の発見もしている。
発見しだい警告をするが、3度めの警告を無視した場合処刑者によって処分される。

都市の貨幣が"眼"ということからB社は銀行の役割も担っているのではないかという推測がある。

C社

頭と同種の集団によって直接管理されている翼。
頭の規則に違反した者/組織を処分する処刑者"爪"が所属していると思われる。
一般的な治安維持に関しては各巣のフィクサーやツヴァイ協会、翼の職員、自警団が対応する。
都市の住民は「爪が来る = 絶対的な死」という認識のようだ。
実際、爪本人ではないが、ロボトミー社の蒼白試練にて登場した爪を討伐するのに1級フィクサーレベルと想定されるALEPHクラスのEGO持ち職員が複数人いないと厳しい相手であった。

現状、処刑者に対抗できた者が9級フィクサーローラン、元特色フィクサー赤い霧 ゲブラー、元調律者 ビナーがいる。
しかし、彼らは図書館内での戦闘というのもあるため、ギリギリ対抗できたのだと思われる。
残響楽団倒して、復讐して、ねじれた残響楽団と戦って、あの頭とも戦闘をしたローラン、やはりおかしい

処刑者は調律者同様、様々な特異点を血清という形で使用して戦闘を行う。
ワープ機能を持つ血清W、治癒能力を持つ血清K、力の増幅能力持つ血清R。*6

社名の推測 Claw社

D社

D社*7
ストーリー第1章の舞台。
裏路地にしか立ち寄らなかったため、巣の特徴や特異点などは不明。
ちなみに巣は背の高い針葉樹に囲まれているため、第0章 "黒い森"は裏路地だと思われる。

E社

とある人格ストーリーで名前が出てきた翼。
煙戦争にかかわっていたとのことだったが…?

F社

過去作で度々言及されている翼。
すべての閉じられているものを開け放つことができる妖精と呼ばれる特異点を持つ。
ロボトミー社の抽出チームセフィラであるビナーが使用していた妖精を見るに人の体を紙のように裂くことができると思われる。
価格によって提供される開けるレベルが変わるようだ。

F社は旧L社の取引条件に不満を持っていたため、煙戦争に参加したと思われるが、他の翼と異なり現在も活動できていると思われる。

社名の推測 Fairy社

G社

現在収まっている会社と過去収まっていた会社がある。

  • 現G社
    重力に関する特異点を保有している翼。武器に利用されており、パンチの威力が増すグローブなどが存在する。

社名の推測 Gravity社

  • 旧G社
    人体を虫の一部に改造する特異点を保有していた翼。
    その技術で兵隊を構成していた。グレゴールの腕はこの技術によって変異したもの。
    腕だけなど部位が変異する例や頭から角が生える例もあれば、頭が丸ごと虫に変化してしまう例もあったようだ。
    「煙戦争」にも参加していたようだが、その後何らかの理由で没落してしまった模様。*8

    旧G社の施術には因子コードというものが存在する。
    因子コードG-0 : グレゴールが受けたもの。
    因子コードG-3 : G社 課長代理人格のパッシブ名から推測するにトーマなどが受けたものだと思われる。
    作中ではこの2つしか言及されていないが、旧G社部長のように頭部が変形し、音波のような攻撃をすることができたり、
    トーマのような脚特化型が存在するため、他にもあると思われる。

    タナカ体を使用して会話することや、軍隊の階級を会社の職級に置き換えてるのを見るに、旧G社はR社のような軍隊の翼だと思われる。

    旧G社はGenome社ではないかという考察がある。

H社

旧H社は図書館基準で10~13年前に調律者 ガリオンによって放逐された。
現在、新しいH社が存在してるかは不明。

ホンルが幼い頃に取締役の1人と家族が関わったことがあるようだ。

I社

I社

詳細不明。過去作の登場人物の回想において、煙戦争に参加していた。
煙戦争ではサルヴァドールが所属する協会を丸ごと雇用していた。
戦争後"煙戦争参加者はI社とK社の巣に居住できない"と決めた。

J社

ストーリー第2章の舞台。
開かれている貫かれているといった概念を持つ全てのものを閉じ込める特異点を持つ翼。
単純な施錠だけではなく、脳の施錠(機密漏洩を防ぐ目的)も可能な特異点。
F社とぶつかり合うと金額が高い方が勝利する。
賭博の巣として有名。

2章の舞台になったカジノでは借金返済ができなくなった者を強制的に働かせる施設が地下にあった。*9
J社の特異点を利用して運を閉じ込めたりしている。
作中では"願望の匣"とカジノ施設内の置物がある。

  • 願望の匣
    J社が保有する技術。
    他人の運を集め、集めた運をタトゥーシールとして印刷する匣。
    シールに込められた運によって効果は変わるが、貼った人物は運が良くなる。うっかり押したスロット一発でジャックポットを起こせるくらい
    J社の特異点は願望の匣によって知らないうちに運を取られないようにするために開発された。
    なお、願望の匣は特異点として認められていない。

社名の推測 Jackpot社/Jail社

K社

K社

ストーリー第3章および第4章の舞台。
ナノテクノロジー・ナノマシンに非常に長けた技術を保有するとされ、
「(脳などを除く)生体を瞬く間に治癒する」効果を持った薬品である【HPアンプル】が特産品。
【HPアンプル】は高価な物であるため、中々手の出しづらい物らしい。
このアンプルは戦闘用職員の治癒目的にも使用されるが、効率や無駄を省く目的で出血量が一定値を満たすまで使われない。
そのため、職員は自ら四肢を切断してアンプルマシンにアンプルを注入してもらっている。
食糧生産や生物の治療が主な産業。

巣はサイバーパンク風の都市で、ロボトミー社支部が2つもあるほど発展していた。
他の巣に比べ治安は良いため検問員を信頼して逃げたりしないが、幻想体 真鍮の雄牛やねじれ ボンちゃんパパのような異例の事件に対しては住民たちは逃げる。
K社の中でも最優秀部署を決めるようで、部署ごとの競争があるようだ。
最低70時間働かないといけないらしい。
毎年特定の月の夜に雨が降るらしく、住民は傘を差さず、雨を浴びる文化がある。(K社のおとぎ話から生まれた文化のようだ。)

K社の職員は血小板を意味する"thrombocyte"と白血球を意味する"leukocyte"から取ったであろう"トロンボサイト"と"ル―コサイト"という名がある。
各細胞の機能を考えてると、盾を持った職員がトロンボサイト、棍棒を持った職員がル―コサイトだと思われる。
1級職員は棍棒以外にも斧も使うようだ。
3級職員は双刃剣を使う。双刃剣にはワープ整理要員同様、特異点が使用されているようだ。
3級職員は良質な状態を維持するため、そして他の職員よりもアンプルが過投与されることから仮死状態でガラス管での生活になる。

オズの魔法使いがモチーフの幻想体シリーズで言及される"エメラルドの都"はK社の巣の比喩ではないかという推測がある。
T社の徴収職員が"エメラルド色に満ちた都市"とも言っている。
幻想体 輝く腕輪や妖精シリーズもK社から生まれた幻想体ではないかという推測がある。
他にも幻想体の識別番号がロボトミー社とリンバスカンパニーで違う。
左から3つめの番号が幻想体が発見された区ではないかという推測があり、この推測が正しければ、
蠢く異端審問官/蠢く獣がK社で発見された幻想体のE.G.Oに浸食されたと考えることができる。

  • 涙を流すもの
    K社の特異点。先代理事のステファネットが外郭で発見した生体で、人間から変異したことが示唆されている。
    感情を揺さぶることで「涙」を流す、巨大な目玉のようなもの。この「涙」の原液が【HPアンプル】などに加工されている。
    すなわちナノテクノロジーは偽装情報。
    また、HPアンプルの真の効果は治癒ではなく、「投与された生体が正常だと認識している姿へ戻す」こと。
    (従って、催眠や洗脳で正常な姿の認識を歪められると…)
    先代のステファネットの時代は童話の読み聞かせなど穏やかな方法で生産していたが、
    アルフォンソが就任してからは他の巣や都市の組織から凄惨な映像を仕入れ、
    視聴覚飼料として「涙を流すもの」に強烈な刺激を与え、「涙」を大量生産するようになった。
    3章でN社の異端審問官達がK社のカリフ村を襲撃したことが問題になってないことを考えると、これもアルフォンソ達の指示だったのではないかと思われる。

L社

L社

現在は不明だが、過去に2社が席に座っていた。

  • 「Lobotomy Corporation」
    第一作目の舞台。心を物理的に発現する特異点を保有していた翼。
    都市でも有数のエネルギー会社としてあり得ないほど格安で様々な翼に提供していた。
    ある日突然、本社から光が吹き上がりながら崩壊。3日間都市のすべてを照らし、その反動のようにその後4日間、都市は暗黒に包まれた。
    この現象はそれぞれ「白夜」「黒昼」と呼ばれ、その後都市では「ねじれ」が発生するようになった。
    その後、本社の跡地には図書館と呼ばれる施設が発生したが、後に頭によって外郭に放逐された。
  • 煙L社
    Lobotomy社の前にLの席に座っていた翼。煙に関する特異点を保有していた。
    Lobotomy社と同じくエネルギーの提供を行っていたが、有害な煙をまき散らしており、価格も足元を見るようなものだった。
    煙を吸ったものは「急に誰かの幸せを願いはじめる」、「1日中その場に立ち尽くす」などの被害を受けていた。
    「煙戦争」と呼ばれる戦争によって没落。その後Lobotomy社が後釜に収まった。

M社

M社

月光石と呼ばれる特異点を持つ翼。正式名称は"MDM Enterprise"。

  • 月光石
    M社の特異点。精神汚染を防ぐ効果を持つ。
    正確には見聞きするものにノイズを挟むことによって直視を避けるようとのこと。
    上位のフィクサーは当たり前のように着用しており、金色の刺繍がそれに当たる。
    『Leviathan』では球状の物が登場。開封時に音を聞いたものに多大な精神ダメージを与えていた。
    リウ協会の制服にも使用されている。
    モチーフは月長石だと思われる。
    フロム・ソフトウェアのゲームに登場する"ムーンライトソード "やBloodborneに登場する"月光の聖剣"がモチーフではないかという推測もある。

N社

N社

様々な場所で囚人たちとぶつかっている翼。正式名称はナーゲル・ウント・ハマー社(Nagel und Hammer: 釘と金槌)。
何よりも経験を大切とする翼。主力事業は自殺自販機、その他には経験缶詰を提供する。
特異点は不明だが、"人間から記憶などを抽出し、摂取できるようにする力"だと思われる。
釘で抽出し、経験缶詰で摂取するようだ。
経験缶詰を食べるとその缶詰を作る際に使用した記憶などを一気に摂取できるが、記憶が融けるような感じがするらしい。
人格のレベルを上げるのに使用される経験チケットもN社の特異点を使用しているのではないかという推測がある。

N社内の建物は純白であり、異様な場所である。
巣などの景色から自殺自販機は施設ではないかという推測がある。
そしてその自殺自販機も自殺するために使用するものではなく、遺品などから思い出などを抽出し、体験ができる物ではないかという推測もある。*10
ねじれ探偵にてとある学校全体が学校全体がねじれる事件が発生した。
バトルロワイヤルのような生徒同士で戦いあい、上位20%に入れた者が名門大学へ通えるようになるということから、N社の教育の競争も激しい所だと思われる。

N社の巣と裏路地で有名なタブーとして録画の禁止がある。*11
しかし、ねじれ 写真家の行ったことを見るに、写真の撮影は禁止されていないと思われる。
N社の管理区内にて録画行為が発覚した場合、タブーハンターにより視聴した者も含め、処分/拉致される。

N社の大まかなコンセプトはドイツの哲学者"マルティン・ハイデッガー"だと思われる。
釘と金槌のロゴも彼の書いた"存在と時間"。
N社出身であるムルソーの原典"異邦人"の作者"アルベール・カミュ"もハイデッガーの哲学に影響を受けたらしい。
幻想体 物言わぬ少女がN社に関連してるのではないかという見解もある。

  • 異端審問官
    異端審問官
    義体施術をしている者を不純と言い、浄化と称して拷問/殺害をするN社に属する組織。
    握る者、大槌、中槌、小槌という階級がある。*12
    下級の者は経験缶詰を食べさせ、洗脳させている。
    3章にてK社の管理区内で暴れていたことやN社 大槌 ムルソーの緑色の液体が流れるチューブを考えるに、N社とK社に深い繋がりがあることが分かる。
    ロボトミー支部にてEGOに浸食されたと思われる異端審問官が3種登場した。
    識別番号を見るに、何もない/D社で発見された獣のような幻想体/K社で発見された蛇のような幻想体だと思われる。

R社

様々な技術に精通した傭兵部隊派遣を産業としている武闘派の翼。
特異点の詳細は不明だが、完全な同一人物のクローンを産み出す技術を保有しており、
T社の特異点を利用し時間が加速した環境でクローン同士で最後の1人になるまで殺し合いを行うことで短期間で熟練の兵士を生産している。
翼の内部での武力鎮圧業務や遺跡の調査などの仕事も行っているが、部隊の半数以上の死人が出ることも稀にあるらしい。
旧L社没落後、エネルギー不足によりクローン作製が思うように行かなくなってしまった模様。一部の群は処分対象となっていた。
人格の【サイチーム】と【ウサギチーム】と【トナカイチーム】はこの中の第四群に属している。

S社

S社

農畜産業を生業とする翼。正式名称はサルピッピョ農畜産業。
どのような特異点を保有しているかは不明。
S社の巣は政治的に腐敗している。

T社

T社

時間に関する特異点を持つ翼。正式名称はTime Track社。
T社の巣では「色」を持てるのは特権階級に限り、一般的な巣の住民たちはモノクロになった世界で暮らしている。
また、T社の巣で開発された技術は必ずT社による許可が必要になっており、それに違反して技術を隠し持っていると徴収職によって技術が没収される。
旧L社を始め、K社・R社・W社など様々な翼と協業している。
製品としては【対象の意識を加速させて廃人にする暗殺装置】など。

  • TT2プロトコル
    T社の製品の一つ。
    時間を停止したり、逆行、加速することができる技術。
    ただし、使用するには完全に外部と切り離された空間と空間の広さに比例した莫大なエネルギーが必要となる。
    旧L社(Lobotomy Corporation)で使用されていて、これにより外部時間10年の間に旧L社内では莫大な時間を使用することができた。

U社

U社

現状保存の特異点を持つ翼。
食品の保存などが主な産業として知られている。
都市の南部にある「大湖」に船を浮かべ、その船の上に巣がある。

  • 共鳴叉
    U社特異点を活用している商品の一つ。ものを結合する際に使用できる。
    「まるで最初から自分の付属品であったかのように機能させることができる」とのこと。

V社

詳細不明の翼。過去作で登場し、「泣く子」と呼ばれるねじれによって巣が炎上。8万人が死亡する大事件が発生してしまった。
過去作の夜明け事務所が巣内に、4.5章のオルガたちの奥歯事務所が裏路地にある。

W社

W社

都市のどんな場所でも10秒で到着するWarp列車を運行している翼。
一般的には空間転移の特異点を持つと思われている。
過去に折れた翼から購入した異空間に繋がる穴を開ける特異点の技術と
記録した時点の状態に戻す現状復旧の特異点を保有しており、これらの特異点を掛け合わせる事でWarp列車を運行している。

  • Warp列車
    都市のどんな場所でも10秒で到着することを売りにしているW社の主要産業。
    ただし、この10秒というのは現実世界での時間である。
    実際はT社の技術により時間保存が為されており、
    Warp列車に乗車した二等客席以下の乗客は何万年もの間、絶対に死ぬことなく列車内で生き地獄を強制されるおぞましい仕組み。
    何をしても死ぬことがないため、内部の状況はほぼ毎回阿鼻叫喚の地獄絵図になる。
    これを整理要員が持つ次元を裂ける武器によって文字通り【人を整理】して復旧させる。
    ただし、一等客席はコールドスリープのような装置でこの時間を感じることなく乗ることができる。
    旧L社(Lobotomy Corporation)が没落してからは、エネルギー供給問題が生じたようで運行回数が減っているとの事。

X社

詳細不明。なにやら特殊な合金を扱っている模様。*13*14

Y社

詳細不明。*15*16

Z社

詳細不明。なぜか一カ所だけ、都市の地図に巣が記載されていないが…?

特異点

都市に複数存在する驚くべき技術の総称。
特異点の内容は秘匿されることが多いが、一般向けに制限をかけて高額で販売されることや、一部の工房に技術提供されることもある。
「翼」が所有する特異点は特許を取得してあるが、翼が折れた場合には所有している特許も権力が消失するらしく、
他の「翼」が技術を取得したり、特異点を掠め取ろうとするフィクサーや「組織」による争いが発生することもある。
特許がまだ取られていない特異点や新たに生み出される特異点は、然るべきルートで莫大な値段で売れる。

都市の全ての区域には「巣」と呼ばれる中核区域が存在し、その巣を管轄する「翼」は巣の中の居住者を快適な環境で居住させている。
巣で勤務する人材を「羽」と呼び、それらの家族と共に巣の中で営みを育んでいる。
巣の住人になることは、裏路地とは比べ物にならない程に安心安全安寧な生活を享受することが可能になり、高いステータスとなる。
そのため、仮に巣内で事件が発生してしまうと、裏路地とは比べ物にならない大事件となる。
裏路地の住民から巣の住民になるのは非常に困難だが、高位のフィクサーになると翼が勧誘してくることもある。
エリート階級である巣の住民であっても、一たび翼が折れると、何の後ろ盾もない一市民になり下がる。
そんな危機的状況になった場合には、自分の責任で身の振り方を模索しなければならなくなる。

裏路地

都市の辺縁部、巣と巣の間、または外郭でも都市に近い区画。巣との違いは様々な観点から明確で分かりやすいらしい。
巣に比べると、命の重さは非常に軽く、生活環境も劣悪。治安も悪く、特に23区(W社)の裏路地は最悪とされている。
巣に居住出来ない人間が多く生活しており、裏路地を牛耳る「五本指」とよばれる5つの巨大な裏組織が支配している。
巣との区切りは様々であり、巣の建物の窓硝子から裏路地を眺めることができる場所もある。
都市のごく一部の金持ちたちは大金を払って安全に裏路地旅行を楽しんでいる。

五本指詳細

親指

親指

都市の裏路地を仕切る五本指の一つ。
規律を絶対的に重んじる組織で、階級の高い者(目上の者)に対して礼儀を払うことを自らの組織内だけでなく周りの人々にも強要し、
この規律を守らないものは容赦なく粛清されるのが常の組織。
敵対組織の方が階級が高い場合で失言などしてしまった場合も容赦なく粛清される。
階級は、ゴッドファーザーがトップ。そこからアンダーボス、カポ、ソルダートと続く。
階級は親指以外にも適応され、都市の星はアンダーボスよりも階級が高く、翼の理事はアンダーボスと同等。1級フィクサー、直属フィクサーはカポと同等。
都市では高級品の銃を主に使用しており、豊富な種類の弾丸を扱う。
工房には頼らず組織内で製造、流通、配備、備蓄まで管理している。このことから組織力は都市の組織でもトップクラスと言えるだろう。

ちなみに、ハナ協会の行ったアンケートである「最も絡みたくない組織ランキング」では、堂々のランキング一位を獲得している。
粛清例) ゴッドファーザー様の意中を伺う→頭を撃ち抜かれる+組織の者を全員粛清
     失態→片手を詰める
     目下の者が目上の者に許可を取らずに話す→下顎を砕く
この世界は金さえあれば失った部位をすぐに補える世界であるため、前作に登場したカトリエルのように躊躇がない者もいる。

保護条件は保護費を払い、目上の者に礼儀を払うことと至ってシンプル。
保護費は巨額ではあるが、金さえ払えばちゃんと守ってくれる組織である。

  • 親指の銃
    親指の基本武装。ほとんどの構成員が装備しているが、たまに拳で戦うものもいる。
    簡単な構造に見えて複数の工房の技術が含まれている一品。
    銃床は都市で入手できる最も堅い木で作られており、どんなものでも潰しやすいように頑強に製造される。
    「訳もなく誰でも粛清することができるように。どんな顎でもつぶせるように」がコンセプト。
    その他にも質量調整、加速などの技術も組み込まれている。
    多種多様な弾丸と同時に扱うが、都市の弾丸は非常に高価である。
    そのため、基本的には銃床を打撃武器として扱うか、銃剣で切り裂くことで戦闘する。
  • 傘下組織
    捨て犬(ギャング)、黒雲会(ヤクザ)、夜の錐、ラミエール・ファミリー(マフィア)、ルマノス・カルテル(カルテル)。

人差し指

人差し指
  • 都市の裏路地を仕切る五本指の一つ。
    五本指の中でも厄介な部類に入る組織とされる一方で、
    文書の形で定期的に届けられる「指令」と呼ばれる命令を重んじ、「指令」さえ遵守していれば、理不尽に殺されることはない組織。
    例えば、「他の指と異なり、人差し指の構成員達の足を踏んでしまっても、自分自身や身内が殺されることはない」などと言われている。
  • 人差し指は指令こそが全てという価値観で動いており、指令がそう指示したならば、時には不自然に見えるほど寛容で親切な姿勢を見せる事もある。
    Lobotomy社が折れ、住民の身の安全を保証するものがなくなった旧L社の巣では、
    定期的に下される「指令」を遂行することのみを条件に身の安全を保証した。*17
    人差し指の構成員曰く、誰も得をしないように見える奇妙な「指令」であっても、巡り巡って良い結果をもたらすとの事で、その事を不思議がりつつも従っている様子。
    「指令」はどうすれば実行できるかはっきりしないものも多く、見た者の解釈によって遂行され、もしくは遂行できない事もある。
    例えば、前作に登場した代行者 グローリアの元へ届いた指令「L社の巣で37歳の人の脊椎を抜き取ってこい。」という曖昧な指令を、
    同じく代行者 エスターは37歳全員から脊椎を抜き取ると解釈した。
    なお、指令を遂行しなかった、もしくは出来なかった者は、他の者に下った指令により処分されるようだ。
  • 人差し指の組織運営も指令に依存している。
    人差し指の役職は「遂行者」「伝令」「代行者」が存在しており、指令に選ばれた者は遂行者になるようにとの指令が届く。
    遂行者は眼帯で目を覆う事と代行者について行く事が伝統。
    やがて一定の能力を認められると、伝令か代行者になる指令が届き、その際にそれぞれの当人に合った剣が配られる。
    遂行者になることを拒否する事も可能な様だが、それを許すか処罰するかさえ指令次第とされている。
    ちなみに、遂行者の眼帯は普通に見えてるらしい。じゃないと戦えないし、指令の遂行にも問題がね・・・
  • 【指令】
    伝令によって人差し指の組織員に定期的に届けられる手紙。都市の星に指定されている存在。
    その指令は簡単な宅配から、トンチのようなもの、常軌を逸した異常なものまで多種多様。
    「紡織者」という役職者が製造している。
    内容は紡織者が決めているわけではなく、人差し指が所有する巨大な織機が書き出している。
    都市の中で起こっている振動(人々の足音・悲鳴・日常生活の雑事)を大きな振り子が受け取り、揺れた振り子の下部があらゆる指令を紙に綴る。
    綴られた指令は人には読めないが、「都市の言語」によって書かれたれっきとした文章になっており、
    専用の織機によって加工されることで一般の人間にも読めるようになる。
    加工された「指令」は「紡績者」によって、筒を通じて「伝令」へと渡され、「伝令」は受け取った指令を「代行者」「遂行者」「都市の人々」へ下している。

中指

中指

都市の裏路地を仕切る五本指の一つ。
「家族」を重んじる組織で、組織員は「長姉」「末弟」など続柄にちなんだ名の階級を持つ。
階級は上から長兄/長姉、末兄/末姉、末弟/末妹だと思われる。
家族が害された時は加害者、場合によってはその関係者に至るまでに対し、過剰なまでの「報復」を加える。
ロージャが中指所属の尾頭とを持つ不当な徴収をしていた者を殺したことにより、ロージャは報復対象となり、周りの人間が全員殺された。
噂によると、子供が誤って中指幹部の服にアイスクリームを付けてしまったことに対して、その場で子供へは大丈夫だと言った。
しかし、翌日に子供の家族や一族郎党が姿を消していたという。
末兄 リカルドが藍色の老人の攻撃により、片腕を負傷したが、その時は逃げて行った。
このことから勝ち目のない相手には正面から戦わず、他の報復をすることが伺える。

同じく家族を大事にする掃除屋と似ているが、掃除屋は水平的な関係を大事にする。しかし、中指は兄妹の関係を持つなど「家族間の序列」を気にしている。
新入りが来ると自腹でパーティーを開くほどである。
中指に入ることは簡単だが、抜けるのは容易ではなく、家族を裏切った行為だと見なされ、報復対象にされてしまう。*18

特色「黒い沈黙」の八つ当たりによって、南部地域の中指は半分壊滅状態にされた。
ちなみに、前作に登場した残響楽団所属 狼の時間 ターニャは元中指の幹部である。

仕返し帳簿

報復内容はこの「仕返し帳簿」に書き込んでいるようだ。
その後中指の基準に沿って、報復をする。
リカルドも報復内容を確認/記入してから手を挙げた。

軽装で、全身に紫色に光る刺青を入れており、手足に鎖を巻いている姿が特徴的である。
この刺青は報復する度に刻むことができるらしい。
そしてこの刺青を消すのは容易ではなく、完全に消すためには全身義体になるしかない。

韓国のギャングやマフィアがモチーフである。

  • 傘下組織
    「双鉤海賊団」
    ピーター・パンに登場する海賊団がモチーフである。
    中指のモチーフ元である韓国の犯罪組織にも海上で活動する組織がいたそうだ。
    使用武器は鉤と銃である。
    U社の裏路地 マカジキ港の高級クラブが主なアジトである。

薬指

都市の裏路地を仕切る五本指の一つ。
芸術を追求する組織。
芸術作品を作り、評価し、解説し、オークションをするなどしている。
プロジェクトムーンの世界であるため、作品も人間を使用した奇抜な物が多い。*19*20

薬指の庇護を受けるには、定期的に評価される芸術作品を制作しなければならず、落第が続くと組織には「不要」と判断され処分される。
大学入試美術現場に似た大きな会場で作品の審査が行われる。
2回目の落第で保護してもらえなくなり、3回目の落第で処刑される。
その為、庇護下の住民は文字通り必死に作品を作っている。薬指幹部はその様子を1つの作品として楽しんでいる。

薬指の拠点はギャラリーと呼ばれる。
漫画/小説 Leviathanでは学校のような所と美術大学/美術館のような所が登場している。
オークションに参加する者は直接作品を見てはいけなく、頭にベールを被り、下を向かなければならない。*21
原則としてあらかじめ申請して許可を受けたVIPのみ入場可能である。
しかし、赤い視線のようなマエストロが認める大物は申請が必要なく、ベールも被らなくて良いらしい。
この雰囲気は今は禁止された料理"オルトラン"を食べる姿がモチーフである。

白色のパンツスーツが特徴的である。
ジョムスニは赤黒い狼筅、パブロは剣、アスラは棍棒といった感じで武器は統一していないようだ。
高位の構成員は薬指に金色の指輪をつけることができ、指輪が何回巻きかで階級を判断できる。

  • ドーセント
    2つ巻きの指輪を持つ組織員。
    薬指のギャラリーで作品の解説を行うガイド。
  • マエストロ
    3つ巻きの指輪を持つ組織員。
    マエストロの作品を所有すると薬指の「廊下」に入れる権利が与えられる。
    服には弾力を増強させる素材が内蔵されている。
  • 廊下
    薬指の所有する全ての拠点に繋がる扉が並ぶ廊下。
    廊下の中は多数のドアが並んでおり、「入口と出口を知れば決して迷わない」という特性を持つ空間。
    薬指 ドーセント アスラがヴェルギリウスと戦う際、自分に有利になるよう地形を変更させた。
  • 備考
    漫画/小説 Leviathanにて登場した"マエストロ ジョムスニ"と"ドーセント ポップ"は男性、ドーセントである"パブロ"と"アスラ"は女性である。

小指

都市の裏路地を仕切る五本指の一つ。
詳細不明。*22

掃除屋

裏路地の夜に現れる大集団。数字の羅列を言語としており、特殊な通訳がなければ理解も会話も不能。
午前3時13分から午前4時34分に各巣の境界に現れ、凄まじい数で一斉に前進しながら81分かけて、裏路地を様々な意味で「掃除」する。
この毎日訪れる無法の時間帯を「裏路地の夜」と都市の人々は呼び、恐れている。
一般的な都市や裏路地の住人たちに恐れられる一方で、裏路地に一定の秩序を作り出してもいる。
「人を溶かして燃料にする」「子供を連れ去る」等と噂されるが、少なくとも前者は事実である模様。
彼らの肉体は液体で構成されており、特徴的なスーツは昆虫の外骨格のような役割である模様。肉体を液化させる技術は「頭」の特許を取っている。
この特殊な技術を用いることで、人間や斃れた掃除屋の死体を瞬時に燃料にする事が可能であり、その回復力から尋常でない集団的タフネスを誇る存在。
逆に言えば、単体で相手する場合は大した相手ではない。基本的に掃除屋は集団で行動するので、そんな状況は稀であるが。
母と称される存在(女王蟻のような存在?)によって生産されている?
その異質な見た目や実態に反して、会話の中身や人間性は都市のゴロツキや異常者と比較すると、至って一般的な人間そのもの。

都市災害レベル

舞台となる「都市」で起こる出来事や存在に対して「ハナ協会」が指定する災害レベル。
分かりやすく言えば、危険度や手配度の様なもの。だが、基準は純粋な危険度ではなく、この案件に「いくら金を払えるか」で決まる。
ランクは下から、都市怪談<都市伝説<都市疾病<都市悪夢<都市の星<不純物
前作LoRでは「あらぬ噂」というランクから始まったが、この状態ではハナ協会に認知されていないため、ランクとしては存在しない。
末端のフィクサーや裏路地の住民に被害が出て、ハナ協会に観測されてから災害レベルが指定される。
この中で最も位が高い「不純物」についてはハナ協会が指定出来ない災害レベルである。
「頭」が独自の基準に基づいて判断し、「不純物」指定を行い、迅速かつ適切な対処が求められる。
判断基準は未だに不明だが、都市に存在する事で都市全体に悪影響を及ぼす事が危険視されるのでは。とされている。

フィクサー

「翼」以外で都市のための仕事をする人材の総称。その仕事内容は護衛から情報収集、殺し、雑事まで多種多様。
基本的には、事務所や協会に所属して日夜仕事を行うが、中には「翼」に雇われ、企業専属で働く者もいる。
1~9まで階級があり、9級が最底辺。1級が特に優秀な人材。
1級の中でも特に優れた能力(戦闘力以外にも様々な基準がある模様)を持つフィクサーは【特色】に指定される。
特色フィクサーは色の名前+特徴を表した単語で呼称される。
登場している特色:赤い霧・青い残響・赤い視線・黒い沈黙・紫の涙・朱色の十字・身元不明の特色*23・黄緑の乙女*24・藍色の老人

事務所

第1協会である「ハナ協会」から発行される免許を取得した一般的なフィクサーが所属することになる場所の総称。事務所によって様々な得意分野がある。
「協会指定事務所」と呼ばれる、協会と協力関係を結んだ直属の事務所も存在。
翼が事務所に依頼を直接出すこともある。出された事務所は実力も信頼もあることの証明にもなり、膨大な報酬も入るが、相応の依頼期間と危険が伴う。

登場した事務所
  • ユン事務所
    7等級の統制が取れてない底辺事務所。
  • 鈎事務所
    殺人組織に酷い目に遭った人が逆に彼らを雇って作られた事務所。
  • 街灯事務所
    当該区域を守る仕事をするツヴァイ協会指定事務所。
  • 奥歯事務所
    所属するフィクサー立は歯が嚙み合うかのように息が合う事務所。
  • 終止符事務所
    主に銃器を使用する暗殺依頼専門事務所。
  • 夜明事務所
    所属人数が少ないが、実力があるサルヴァドールが設立した事務所。
  • 楔事務所
    最小限の攻撃で済ませる戦闘専門事務所。夜明け事務所の兄弟事務所。
  • 視線事務所
    直接乗り出して調査する情報操作専門事務所。
  • 杖事務所
    仲介人として働く契約事務所。
  • 定事務所
    ウーフィ協会に所属しているギャンブルの中継ぎ、結果の立証、暴力を防ぐことを行う事務所。
  • ベイヤード事務所
    荒くれ者が集まってルノによってまとまった事務所。
  • ウアジェト
    表面上は1級事務所だが、ディアスからの依頼のみ受ける事務所。
  • チャールズ事務所
    ローランやオリヴィエが所属していた1級事務所。12人のスペシャリストとアンジェリカによって構成されていた。
  • モーゼス事務所
    セブン協会所属のねじれに関する調査を専門とする事務所。
詳細不明の事務所
  • 貝殻事務所
  • ツグィ事務所
    別名"闘鬼戦闘事務所"。協会未所属の戦闘専門2級事務所。

工房

フィクサーが使用する武器を製造している場所。
とはいえ実質的にはフィクサー事務所と同等であり、場合によってはフィクサーとしての案件を受け持つこともある。
作中での露出は少ないが、それなりの数の工房が特徴的な製品を取り扱っていると考えられる。
中には、都市では非常に高価かつ珍しい武装である銃器を扱う工房もある。

登場した工房
  • アラス工房
  • スティグマ工房
  • ナミール工房
  • ユーリア工房
  • ユニオン工房
  • ロジックアトリエ
  • 木の葉工房
  • バラのスパナ工房
    詳細不明の工房
    • クリスタルアトリエ
    • ムク工房
    • ケヤキ工房
    • 狼牙工房
    • 老いた少年工房

12協会

都市に存在するフィクサーを管理する12の協会のこと。
それそれ業務が違い、各分野に合った依頼と事件が協会に舞い込む。

12フィクサー協会詳細

ハナ協会

ハナ協会

フィクサー協会を全体的に管理する協会。フィクサーとして活動するための免許の発行、フィクサー事務所設立の許認可、特色の指定なども行っている。
頭が直接出向く都市の不純物の指定以外、全てのフィクサー事業に関する決定権を握っている。
戦闘スタイルは、不定形の黒い物質を手足に纏う徒手空拳や様々な武器に変化させる事での肉弾戦。

  • 하나:韓国語における「1」

ツヴァイ協会

ツヴァイ協会

治安維持活動を主に担当する協会。戦闘よりは探索、調査、護衛任務を得意とする。
武装は大剣であるツヴァイハンダー。

  • zwei:ドイツ語における「2」

トレス協会

工房を統括管理する協会。工房が新しく作った武器の審査、課税、規制を担当する。

  • tres:スペイン語における「3」

シ協会

シ協会

肆協会とも。戦闘、特に暗殺を得意とする。
誰にでも平等な死を掲げるもの。しかし、南部のシ協会では上層部の不正が目立ってしまっていた。
そのため過酷な連勤が続けられており、人員は大幅に弱体化してしまっていた。
武装は赤い刀。振るうと赤い軌跡が残る。

  • 肆:日本語における「4(旧字体)」

センク協会

センク協会

決闘専門協会。主に個人単位の決闘関連の仕事を請け負う協会。
リウ協会の多人数戦闘とは対照的に、個別での正面戦闘を得意とする協会。
都市で時々起こる「決闘」という行為で物事の白黒をつける際に、代理人として依頼が舞い込む形。
受動的な勤務様式から仕事も多くないため、他の協会との交流大会といったイベントを開くことも。
協会員は格好としてスーツに青い大きなハットとコートを着用し、細身のレイピアを使う。
各課の部長は他の協会員と区別するためか、ハットに白い羽が付けられている。

  • cinq:フランス語における「5」

リウ協会

リウ協会

戦争専門の戦闘協会。大人数での正面からの全面戦争を得意としている。
勝利という目標だけを掲げていて、勝利は戦って勝ち取らなければ得られないものではないらしい。
勝てない戦争はしない主義。シ協会とは正反対の能力。
バトルスタイルは中国武術のような技に炎を掛け合わせたもの。武装はモブフィクサーが剣、部長側近が素手、部長が青龍偃月刀とバリエーションに富む。
武装に発火装置が仕込まれており、正しい動作でないと起動しない。

  • 六:中国語における「6」

セブン協会

セブン協会

情報調査専門協会。
名のある組織の情報、最近起こったねじれ現象、フィクサー事務所の興亡など(翼の特異点のような最重要機密を除く)都市の大部分の情報を持っている。
何かしらの事件を解決する際は「シ協会」「リウ協会」と連携をする場合が多い。
バトルスタイルはフェンシング。武装はレイピア。

  • seven:英国式英語における「7」

エイト協会

エイト協会
  • eight:米国式英語における「8」*25

ヂェーヴィチ協会

運送、伝達に関連した仕事を専門とする協会。Limbus Companyで初登場。
「都市」では物品の運送や情報の伝達すらあやういため、専門とするフィクサー協会が必要となる模様。
(過去作~今作の「都市」を見て来たなら容易に頷ける。)

  • девять:ロシア語における「9」

ディエーチ協会

ディエーチ協会

知識を収集し研究する協会。Limbus Companyで初登場。
協会は(本来の意味の)図書館のように多数の蔵書を管理しており、司書も存在している。
身寄りのない子どもを受け入れる救恤の協会という一面もある。

ダンテが聞いたところでは、得た知識を習得して分析・解体することに特化しているとされ、
知識を対価に使用する専用武器で物理的な力を得るが、対価となった知識は揮発してしまうという。
バトルスタイルは二分され、拳(格闘)派と鍵(型の武器でブン殴る)派に分かれる。

  • dieci:イタリア語における「10」

ウーフィ協会

ウーフィ協会

契約や取引の専門協会。
携帯する武器は切断に特化している。

  • Öufi:スイスドイツ語における「11」

ドデカ協会

  • δώδεκα:ギリシャ語における「12」

その他の組織

一覧
  • 鉄の兄弟
  • ピエールのミートパイ
  • ブレーメンの音楽隊
  • 謝肉祭
  • 斧派
  • 黒雲会
  • 剣契
  • 錆びた鎖
  • 捨て犬
  • 夜の錐
  • 笑う顔
  • 未来生命
  • ぽんぽん派
  • マリアッチ
  • 鉄工会
  • 技術解放連合
  • 双鉤海賊団
  • ピークォド号
  • デッドラビッツ
    詳細不明の組織
    • ブーちゃんち
    • ラミエール・ファミリー
    • ルマノス・ファミリー
    • 鋳鉄兄弟
    • 奈落会
    • 煌星
    • 鉄砲鳥
    • 結び目
    • ハバネロ派
    • 精肉店派

ねじれ

ロボトミーコーポレーション(旧L社)が実行した『光の種計画』が中途半端に終わった結果、発生し始めた存在。元は人間。
自身の精神が大きく揺らいだ時に聞こえる「謎の声」に導かれ、自分の欲望を完全に受け入れると変質し、新しい姿に生まれ変わる。
その多くは人間とはかけ離れた姿になり、不可解な力を得る。
さらに変質が進むと、幻想体へと変貌する。
なお、欲望に耳を傾けずに制御することができれば、E.G.O.として発現することが示唆されている。

登場したねじれ
  • ピアニスト
  • 千本の針
  • 夢の洗濯屋
  • 稲妻人間
  • 泣く子
  • 狼の時間
  • 8時のサーカス
  • 昨日の約束
  • 血染めの夜
  • 人形師
  • ボンちゃんパパ
  • リム
  • 完全な人間を夢見るクローマー*26
  • 全てを否定するドンラン
  • ねじれたキムサッガッ
  • 奪われ泣き叫ぶヒンドリー
  • 心が引き裂かれたヒースクリフ

図書館

ロボトミーコーポレーションの跡地に出現し、最終的にA社から不純物認定され外郭に追放された存在および組織。
様々な人間や組織に図書館が保有する情報を餌に「招待状」を送り、数多の人間を殺して*27本に変えていた。
最終的に館長のアンジェラが本の解放を選択し、今まで本にされた人間は都市の様々な場所に解き放たれた。

概念焼却機

この装置で燃やすことで燃やしたものに関するすべての事柄が都市から消え去る。
ただし、完全に消滅しているわけではなく、一時的に忘れ去られているだけなので、新たな人物が再度発見することは可能。
一般に普及していたり、経歴が長いなどの概念の質によって、焼却するコストが増加する。
逆に言えば、個人でしか知らない秘密のレシピやちょっとした裏ワザのようなものは手軽に焼却できると考えられる。

ゲーム内テキスト

ロード画面
都市、そして巣
管理人様が置かれている特殊な状況を私たちは理解しております。殆どは公然の事実ですが、ここに記述することにします。お忘れかもしれませんが、我々は 26の区に分かれた巨大な都市の中で暮らしております。全ての区域には巣と呼ばれる中核区域が存在します。鳥が巣の中で卵を温めるように、その巣を管轄する巨大企業は巣の中の居住者を保護します。もちろん、全ての光に影が伴うように、巣の外…裏路地の住民までを保護することはありません。
鳥の翼のことではありません。しかし巣を温める親鳥のようなものではあるので、関連性までを否定することはできません。翼は、都市の巣を司る26社の超巨大企業のことです。各翼は特異点と呼ばれる驚くべき技術に基づき、都市のありとあらゆる場面にて生活の質を高め、巣の安寧を図っていると知られております。しかし、翼が折れると話が変わります。都市の翼が折れる際には、凄まじい事件が例外なく伴ってきました。翼が折れた場所からは、いつか新しい翼が生えるものです。しかし、空白になっている巣の安全は…誰にも保障できません。
ロボトミーコーポレーション
かつて翼の一つであったLの巣の会社です。L社とも呼ばれたその会社は、大量のエネルギーを生産して都市の電力を担っておりました。しかし、白夜・黒昼事件と呼ばれる衝撃的な事件をきっかけに会社は没落してしまい、Lの巣の翼は未だ空席のままです。旧L社の電力網は都市を支えていたため、あちこちに支部が沢山建設されております。没落と共にそれらも全て廃墟と化してしまいましたが、その中には使えそうなものが残っているでしょう。もしやすると…最も危険なものたちと共に。
黄金の枝
没落したロボトミーコーポレーション支部の地下には、かつて彼らの技術の精髄であった黄金の枝があります。黄金色に輝く、木の枝です。管理人様が、囚人と共に回収すべき最重要ターゲットだといえます。黄金の枝の持つ無数の可能性は都市の人なら誰もが欲するので、コンビニで買い物をしてくるような、ただの簡単なおつかいでは済まないと思われます。賢明な判断を通じて、全ての枝を回収してくださるようお願い申し上げます。
幻想体
ロボトミーコーポレーションは、幻想体と呼ばれるものを利用してエネルギーを生産していました。その名の通り、実在するとは信じられないほど恐ろしく怪奇な存在から、見た目は普通だが誤って「管理」すると恐ろしい結末を招く存在まで、様々なものがその会社にはいました。没落して以来、殆どの支部は規定によって(恐らく職員はまともに把握すらしていなかった、極めて細かい条項だったと思われます)埋没し、幻想体と職員は共に閉じ込められてしまいました。かなり時間が経ったので、内部の従業員は事切れているでしょうが、それらは違います。まだそれらは、廃墟となった支部の内部を徘徊していることでしょう。
E.G.O
ロボトミーコーポレーションは、幻想体を通じて武器や防具を抽出する技術があったと伝えられています。それらの内面を物質化する技術だと推定されますが、残念ながら現在は消失しており、直接的な方法を見つけることはできませんでした。関連部署では、囚人の活動方針によって自らE.G.Oを発現できると予測しております。また、幻想体のE.G.Oも感情的癒着を媒介に使用することが出来ると考えております。
エンケファリン
ロボトミーコーポレーションにて生産していたエネルギーを指します。一般的には電力として使われていると知られておりますが、必ずしもそのような形態でのみ使用されているわけではありません。通常は液体で存在するこの緑色の物質は、吸入時に深い慰安感をもたらすことが知られております。旧L社では適切な処方を通じて、過度なストレスを受けた職員に投与することで業務効率の上昇を図ったそうです。しかし過剰摂取した場合や、精製されていないものに曝された場合…。良い結末を迎えることはなかったとだけ言っておきましょう。
フィクサー
都市で起こる数多の事件、そしてそれらの依頼を解決することを生業とする者たちをフィクサーと呼びます。もちろん、自称するだけではフィクサーになることはできず、協会に認可された事務所や直接協会へ訪れることでフィクサー免許を取得しなければなりません。免許を取って終わりではありません。彼らは下っ端から高いランクのフィクサーになるため、実績を積まなければなりません。(もちろん、そんなことに興味がない人もいます。)都市の問題を解決するために存在していますが、時には彼ら自身が問題になることもあるということは周知の事実でもあります。
協会と事務所
都市では、全てのフィクサーを総括するハナ協会をはじめとしたフィクサーを管理する大きな団体を協会といいます。通常、都市で発生した事件を各協会の特性に合わせて配分し、協会が再びフィクサーへ仕事を分配する形式を取っております。事務所はフィクサーたちの集まりという点で協会と類似しているように思われますが、その規模は小さいです。ある事務所は協会に直属して仕事を請け負うこともあれば、また別の事務所は自ら仕事を探し回ったりします。誰かが「事務所はフィクサーの数だけ存在する」と言ったように、都市には数え切れないほど沢山の事務所が存在します。すぐにできて、またすぐ消えることもあります。
インベントリ内のアイテム
基本
狂気薔薇型に形象化した結晶体。 抽出を進めたり、エンケファリンボックスを購入する際に使用する。
人は狂気を抱いてこそ進むことができる。
エンケファリンモジュールダンジョンへ入場するときに使用する。
特殊隔離用の密閉素材で作られた球状モジュール。
[案内] 液化エンケファリンを一定量注入することで、従来の不安定な気化エンケファリンより安定して活用することができます。指定されたソケットにモジュールを結合することで、エンケファリンをエネルギーへと変換することができます。
[注意]一度モジュール化されたエンケファリンは不可逆的で、ソケットを通じた消耗でのみ使用できます。用途外の使用及び改造を禁じます。
抽出チケット抽出を1回行うことができる。
メフィストフェレスの抽出動力源である狂気を編み出した消耗性支給品。 薄い紙のように見えるが、何か内部でしつこく拍動しているような気がする。
抽出10回チケット抽出を10回行うことができる。
メフィストフェレスの抽出動力源である狂気を編み出した消耗性支給品。 薄い紙のように見えるが、何か内部でしつこく拍動しているような気がする。
星3人格排出抽出チケット抽出を10回行うことができ、星3人格が確定で排出される。
抽出チケットの上にとある標識が押印されている特殊な物品。希薄な可能性の世界に存在する人格を、確定的に抽出することができる。紙は激しく揺れ動き、鼓動している。
人格の同期化や、E.G.Oの幻想解析を進行する際に使用する。
紐、それは糸の形態で全ての可能性を一つに紡ぎ出すためのものです。
我が社ではこれをさまざまな方法で活用し、 人格を同期したり幻想解析をしたりする際に使用しています。
人格学習チケットⅠ使用時、人格の経験値が50増加する。
経験した、経験している、経験する可能性の宿るチケット。
「経験せざる考えが、いつしか頭に差し入りぬ。」
人格学習チケットⅡ使用時、人格の経験値が200増加する。
経験した、経験している、経験する可能性の宿るチケット。
「うぅ~ん。私、南の都市に行ったことはないはずなんだけど、どうして慣れ親しんだ感じがするんだろう …?」
人格学習チケットⅢ使用時、人格の経験値が1000増加する。
経験した、経験している、経験する可能性の宿るチケット。
「…こんな便利なものを過去に手にすることが出来たなら、あの地獄のような峠を簡単に越えることが出来たんでしょうけど。」
人格学習チケットⅣ使用時、人格の経験値が3000増加する。
経験した、経験している、経験する可能性の宿るチケット。
「経験したことのない記憶が強制的に満たされる感覚です。それほど愉快ではないですが、極めて効率的といえるでしょう。」
人格特殊強化チケットⅠ使用時、人格のレベルが10まで増加する。
人格学習チケットによって超過経験ができるようになった制限解除型チケット。
「おぉ!いかなるときよりも、正義を体現するのに相応しい身体になったな!」
人格特殊強化チケットⅡ使用時、人格のレベルが20まで増加する。
人格学習チケットによって超過経験ができるようになった制限解除型チケット。
「変に…心が落ち着くんです。 昔に出来なかったことを…やり遂げられそうな気がするんです。」
人格特殊強化チケットⅢ使用時、人格のレベルが30まで増加する。
人格学習チケットによって超過経験ができるようになった制限解除型チケット。
「こんなもんが戦争のときにもあったら大変だっただろうな。数秒で先輩になる技術とか。」
人格特殊強化チケットⅣ使用時、人格のレベルが40まで増加する。
人格学習チケットによって超過経験ができるようになった制限解除型チケット。
「こ・す・い。こんなもので使ったことのない技芸を長い時間を掛けて身につけたかのようにしてみせるだなんて、すこぶるやりがいというものが消える気分だ。嫌に反吐が出る。」
人格成長跳躍チケット使用時に人格のレベルが40、同期化段階が4段階まで増加する。
このチケットは破くことで使用できる。
とある次元や時空間を裂きながら、人格の成長を異常な速度で同期化しながら成長させる。
破る音にやみつきになって、何枚も破りたくなるとのこと。
消耗品
エンケファリンボックス使用時、エンケファリンを60回復する。
液化エンケファリンを安定的に保管しているコンテナボックス。
[注意]定められた手順に従わずに本ボックスを取り扱う場合、エンケファリン漏洩等の事故を招くことがあります。
エンケファリンの不適切な吸入は、未だ検証されていない様々な精神病理的現象を引き起こす可能性があります。
紐の箱使用時、紐を1~3個獲得する。
可能性が束ねられた箱。どれくらいの可能性を引き出すことができるかは、誰にも分からない。
シーズンX 自我の破片ランダムボックス使用時、ランダムな囚人の自我の破片を1~3個獲得する。
囚人の自我の破片を無作為に採集し、箱に封印した。誰が入っているかは誰も知らない。
静かなところで持っていると、ちょっとしたざわめきが聞こえるような気もする。
シーズンX 自我の破片セレクトボックス使用時、選択した囚人の自我の破片を1~3個獲得する。
任意の囚人の自我の破片を獲得できる箱。
ファウストによると、箱を開ける管理人の選択によって確定するという。
破片
シーズンX (囚人名)の自我の破片自販機で(囚人名)の人格、あるいはE.G.Oや紐を購入する際に使用する。
囚人たちの「いつか」が欠片の形で具現化されたもの。
欠片は宙に浮かぶ。
可能性は握らないと可能性のまま、ただ浮かぶだけである。

ゲーム外テキスト

都市
数多の企業で構成された都市

我々は26つの区域に分かれている巨大な都市にいます。区域ごとに技術の発展度と文化の差は千差万別です。例えば、管理者さんの滞在しているやもしれぬ今の巣は、食べ物を残さないことが美徳とされていますが、その隣の巣では食べ残しを貧民に投げ遣ることが美徳とされます。それゆえ、訪問前には各巣の禁忌を一度は読んで行くことをお勧めいたします。
(詳細は支援部署にお問い合わせください。)

翼/巣
26社の超巨大企業が抱く26つの巣

都市内の26ヶ区域は巣と呼ばれます。そして全ての巣は、翼の懐の中で恩恵を受けております。翼とは、都市で最も大きな26つの企業のことです。1つの翼につき1つの巣を管轄しており、巣の居住者は翼の中で安穏に過ごすことができます。ただ、1つだけご注意ください。翼が折られた瞬間から、巣の中での管理者さんと囚人の安全は誰にも保証できませんよ!

裏路地
数多の企業で構成された都市

巣とは違って安全を保証されることのない(だからといって巣が必ずしも安全なわけではないですが)危険な地域です。巣の中にも血管のごとく、都市の至るところに張り巡らされていますが、境界は明確に区分されています。無法地帯のように見えるかもしれませんが、裏路地ごとに固有の禁忌が定まっていて多様な文化圏が構築されている場所です。都市の人同士で集まって組織を作ることもありますが、その数と規模は多種多様なようです。
そして……肝に銘じてください。管理人さんが緊急要請をしたとしても裏路地の夜(午前3時13分から4時34分まで)の間はいかなる支援も行うことができません。

フィクサー
何でも片付ける、また違った都市の働き手

フィクサーは、都市で起こる様々な事件に対する顧客の依頼を処理してくれます。そのためには協会に認可された事務所の戸を叩くか、直接協会を訪問する必要があります。こっそり申し上げますが、無理のある物事を片付けたい場合は直接大量のお金を持って協会へ訪れてください。協会の所属しているフィクサーのほとんどは、任務に対する拒否権なぞ無い忠実な狗ですからね!

ロボトミーコーポレーション
幻想体という存在を隔離していたエネルギー生産会社でした。

Lの巣にあったロボトミーコーポレーションは、幻想体を通じて大量のエネルギーを生産する会社でした。白夜・黒昼事件以降、没落してしまいましたが、幸いにも支部は依然として都市のあちこちに残っています。管理人さんは囚人を指揮し、沢山の貴重な物を持ち帰る必要があります。いくつかの支部の深部には精髄が隠されていますからね。気を付けてください。同じことを考えるやつら(先ほど申し上げました組織や、ひいてはフィクサーたち……あるいは他の企業までも)がいつ襲い掛かってくるか分かりませんから。

幻想体
ロボトミーコーポレーションのエネルギー源

ロボトミーコーポレーションでは、幻想体という名前のモノを利用してエネルギーを生産していました。にわかに、そして急速にロボトミーコーポレーションは没落し、幻想体と一部の職員は身動きが取れないまま閉じ込められてしまいました。
閉じ込められた社員遺族に対する見舞金支給の有無は大した問題ではありませんが、ここで問題になるのは幻想体です。閉じ込められた職員をランチにしながら、まだ支部のどこかで幻想体たちが徘徊しています。幻想体から生産されたエンケファリン(今更ですが、あの名高いエンケファリン燃料の原産地がまさに幻想体なのでした!)を回収しなければならないということも忘れないでください。
[注意] - 幻想体図鑑は提供されず、逆に自ら制作して会社に報告することになります。また、許可無くエンケファリンを失敬する支離滅裂な悪行は厳重に処罰されます。

黄金の枝
ロボトミーコーポレーションが残した究極の精髄

もう聞き飽きたと思うのですが、没落したロボトミーコーポレーションの支部の地下には幻想体と呼ばれるモノが未だに残っております。そして支部の奥深くには、前L社による技術の精髄……だった黄金の枝があります。もちろん、厳格に選抜された「優しくて親切な案内者」が管理人さんを導くことでしょう。

E.G.O
幻想体から由来する、役に立つ道具

ロボトミーコーポレーションには、幻想体から武器と防具を抽出することのできる技術もありました。噂によると、戦闘経験が皆無である者でも自ずから使用方法が分かり、その潜在能力は絶大だったとのことです。(昔は名の知れたフィクサーである[検閲済]が、E.G.Oを使用したという噂もありますが……今となっては昔話でしかないでしょう。)残念ながら本社にあったE.G.Oは全て消失しましたが、他の支部にはまだ残っていることが確認されました。このような危険極まりない大量殺戮能力を持つ武器が地下に放置されたままでは大変ですよね!特殊な訓練を受けた我が社の職員たちが安全に回収する予定です。
[注意] - 会社の仕事を手伝うという名目であれ、囚人がE.G.Oに触れるような状況は作らない方が安全だと思われます。

人格
無数の次元の中、何処かから借りてくる新たな可能性

貴方様の囚人が気に入らなかったり、あるいはつまらなかったりする上に役立たずだと感じておりますか?これからこんな奴らを連れてどうやって戦い続けていくべきか途方に暮れていますか?そんな管理人のためにご用意いたしました。無数にある次元の何処かから「人格」を借りてくる技術(都市で3番目くらいの天才が作ったと伝えて欲しいとのこと)です。今は戦闘中に立っているのがやっとの卑しい囚人が、何処かの都市では素晴らしい英雄であるかもしれませんからね。可能性に「絶対」というのは絶対にありません。
[注意] - 副作用として使用者が若干幻覚を見たり、事実とは異なる虚言を垂れ流したりすることがあります。

新入管理人が実務を行う前に精読すべき懇切丁寧な案内冊子
12名の囚人を乗せたまま地獄へと向かうバス
Limbus Companyの管理人は囚人を統率する責任があります。我々は、貴方様のために快適なバスを提供します。都市のあちこちに埋没したロボトミーコーポレーションの支部に入り、黄金の枝を回収してください。
罪悪共鳴残酷RPG
7つの罪は1つの悪へと共鳴します。罪を繋いて囚人に命令を下し、戦いを見守りましょう。
片手で簡単操作、戦略的なバトル
繋いだ罪の色とシンボルによって様々な共鳴が発生します。速度、マッチ、混乱、共鳴システムを活用してターゲットの強制変更、ダメージ極大化、行動キャンセルなどの様々な戦略を繰り広げましょう。最善の戦略を立てる管理人になるか、心ゆくままに戦闘を連ねてゆく刹那的な管理人になるかは貴方様次第です。
ターン制RPGとリアルタイム乱闘のコンビネーション
順番を待つバトルは興醒めなものです。画面全ての人物が同時にバトルを進行します。管理人さんの選択が虐殺を呼び起こすか勝利をもたらすか見守りつつ、囚人のお遊戯会を楽しみましょう。
幻想体が与える強力な力[E.G.O]
人格を入れ替えても、幻想体のような暴力の塊の前では囚人がいとも簡単に壊れてしますか?そこでご用意いたしました。幻想体から由来するE.G.Oという装備は、囚人の能力を限界以上に引き上げます。どんな囚人が、何を、どうやって取り出すかによって、同じ幻想体から由来するE.G.Oでも外見と性能は異なってきます。資料は準備できてるのか、ですか?もちろんです、[検閲済] - [検閲済]キャビネットの[検閲済]にて[検閲済]を閲覧なさってください。 - 本サービスは[検閲済]特異点を使用していることをここに明示します。
1つのキャラクター、数多の可能性
現在の囚人には限界を感じますか?無数の次元の中に存在する、存在するであろう、存在していた囚人の人格を借りられるサービスをご提供いたします。新しい能力の人格と、より強力になったE.G.Oは以前とは完全に違う経験を与えるかもしれません。しかし、忘れてはなりません。残念ながら異次元の人格を一時的に借りるだけであって、囚人本人を丸ごと交換するものではありません。- 本サービスは[検閲済]特異点を使用していることをここに明示します。
育成
囚人同士の長期的な人間関係形成のため、交流をすることもまた重要です。命令に服従することを強要する高圧的な管理人よりかは、お互いを尊重しあう(少なくともそんなフリくらいはする)寛大な管理人の方が、より業務能率にてポジティブな結果をもたらすという事実は最近になって検証されました。12人の囚人と友好的な交流を通じて、良好な関係を築いてゆきましょう。ただ、任務の目的を忘れないようにお願いします。

バスに乗って都市を駆け巡る
都市には翼で構成された数多の巣が存在します。接近することすら難しい巣にも、我々が提供するバスを通じてならどこにでも行けるかもしれません。新しい巣を探検しながら、管理人さんの教養を深めましょう。文化と技術の違いは巣によって急激に変わるので、その都度適応しなければなりません。
ステージストーリーとフェイトストーリー
囚人はそれぞれ、様々な物語を持っています。管理人さんが探検と戦闘を続けるほどに新しい情報が蓄積されていくことでしょう。囚人を理解するための最適解は、情報を集めることです。これは胸に刻んでおいて欲しいのですが、理解しようとする者を快く思わない人はいないでしょう。我々が貴方様の理解を助けるために、わざわざこんな文章を残しているようにです。

地獄の果てへと向かう
我々が向かう任務の末にはダンジョンが存在します。黄金の枝より共鳴した心象の中に侵入することができるのです。共鳴する囚人によって心象の様子は異なり、自我深度が深くなるほど空間はねじれていくでしょう。どこかにある黄金の枝を回収すればきれいさっぱり元通りになるはずですが、見つけられないと……果てしない地獄を彷徨うことになりますね。
幻想体の制圧
管理人さんは、必然的に徘徊中の幻想体と相対することになります。幻想体は変則性が強い分、他の敵対勢力とは違った戦闘方法が必要になるでしょう。特定の囚人を捧げたり、視線を誘導したり、弱点を看破するなど、管理人の判断が沢山のことを決定します。我々は管理人さんにほとんどの権限を委任しましたので、結果に対する責任もまた、管理人さんにあります。

幸運を祈ります、管理人様。

公式動画

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コメント

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*1 薬指の保有する技術と同名であり、特徴の一致から同一のものではないかと思われる。
*2 ファウストによると、「出発地と目的地のうち、主発地を絶えず意識しながら歩く」ことにより目的地に辿り着けるらしい。
*3 英語版では"Clearance"
*4 妖精はF社の特異点、錠前/鎖はJ社の特異点、柱はその二つの応用?だと思われる。
線には「細い線」「線」「太い線」の三種類が登場している。

*5 アンジェラが外へ出てやりたいと思っていたことリスト
*6 血清WはW社の保有する折れた翼の特異点"次元切断"を利用してワープ
血清KはK社の特異点"原初に戻る液体"を利用して体の損傷を元に戻す
血清Rは図書館での戦闘で使用されたバトルページのダイス値が他のページに比べてかなり高いことから力の増幅だと思われる。
他にもバトルページのイラストが腕の残像に見えるということから、腕を複製してるのではないかという推測がある。

*7 公式サイトの関係者のやり取り?をする場所に貼られていたイラスト。
*8 恐らくヘルマンが意図的に没落へと導いたのだと思われる。
*9 恐らく"賭博黙示録カイジ"がモチーフである。
*10 異端審問官のことを考えると普通に拷問関連の可能性もある。
*11 自殺自販機が遺品などから思い出を体験できる物という推測が正しければ、気軽に思い出に触れられる映像産業への牽制だと思われる。
*12 握らんとする者は恐らく、握る者の後継者などの位置だと思われる。
*13 リヴァイアサン 9話にて恍惚鏡を使用したデンバーが出会った、もう一人のデンバーの服にあるマーク?がX社のロゴではないかという推測がある。
*14 X社説があるマーク
*15 技術解放連合のモブとマリルが着ている服がY社の服ではないかという推測がある。肩のマークはY社のロゴだと思われる。
*16 Y社説があるマーク
*17 巣の住民は一般的に富裕層がほとんど。
おなじく旧L社の巣に侵入していた親指やその傘下の黒雲会は当然のように法外な金銭を要求し、
払えないものの安全を積極的に脅かしさえしていた。

*18 들어올 때는 마음대로였겠지만 나갈 때는 아니란다
*19 U社の今は消えた町に残っていた全ての住民の髪の毛を集めた壺
*20 約3年前から踊りを踊っている優雅なストラウド氏 時間が1/8倍遅く流れている
*21 "視線によって作品が摩耗すれば"価値を喪失するという理由からそうだ。
*22 リウ協会1課ストーリーにてシャオが「特に気を付けるべきだから覚悟しておいた方が良い」と言っている。
*23 レスティのコアぺージにて言及されたワープ列車の一般席に搭乗した特色
*24 ストーリー1章冒頭でドンキホーテが発言していたが、未登場かつ不確定
*25 エイハブの軍帽にあるマークがエイト協会のロゴではないかという推測がある。
*26 明言されていないが、4/11のねじれ、大罪のクラス改訂の対象となったことから
*27 厳密には、人間そのものを本という形に変換することで情報を引き出す手法