キャラクター
独特の古風な口調*1を用いる男性。思索家タイプであり、基本的に口数は少ない。
口調こそ特異だが、12人の中では良心的な感性を持っており、礼儀正しく親切。
良識はあるが常識はあんまりなく、稀にズレた発言をする。
19区出身で元「九人会」のメンバー。
九人会の主導者であり、兄のように慕っていたヨンジが開発した「硝子窓」技術を発展させ、Limbus Companyで使用されている「鏡」技術を開発したその人でもある。
故郷であるS社の朋党において、技術を管掌する党派・ピ党派は迫害されており、ヨンジや幼馴染のドンランに誘われ、同じく幼馴染のドンベクたちとともにT社の巣へ移住した。
移住後は、T社の巣で技術者兼建築家として活動しつつ、九人会のメンバーたちが時間を工面しながら趣味として作った技術を、互いに見せ合いながら感想を交わす「郎術会」に参加していた。
やがて九人会に迫ったT社による技術徴収をクボの助力によって逃れた後はN社に軟禁されることとなり、N社から逃げ出した先で待ち構えていたファウストと出会い「砕けて引き裂かれた翼を取り戻す」という条件でLimbus Companyに入社した。
4章後は過去の自分の徹底的な日和見主義を省み、積極的な態度を見せるようになった。
物事の穏当な解決を好み、囚人同士の諍いでは宥め役に回る場面も多い。
ティザー情報
人格
スキル枚数別
※最大レベル(60)、最大同期段階(Ⅳ)の情報を表示
| # | 人格 | 囚人 | 体 | 防 | 速 | 攻 | 斬 | 貫 | 打 | |||||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 0115 | 蜘蛛の巣 人差し指の親方 | イサン | 7 | 3 | 特 | 3 | 1避 | 2 | 248 | 62 | 3-8 | 62.63.64 | 打貫斬 | 0.5 | 2.0 | 1 | ||||
| 0101 | LCB囚人 | イサン | 0 | 1 | 1 | 3防 | 2 | 221 | 58 | 4-8 | 60 | 斬貫 | 2.0 | 0.5 | 1 | |||||
| 0102 | 南部セブン協会6課 | イサン | 0 | 2 | 1 | 2防 | 3 | 251 | 62 | 5-8 | 60 | 貫打 | 1 | 0.5 | 2.0 | |||||
| 0103 | 剣契殺手 | イサン | 0 | 3 | 2 | 3反 | 1 | 203 | 56 | 3-7 | 65 | 斬 | 0.5 | 2.0 | 1 | |||||
| 0104 | 開花E.G.O::壇香梅 | イサン | 2 | 3 | 2避 | 3 | 1 | 203 | 56 | 3-7 | 64.63.65 | 貫打 | 1 | 0.5 | 2.0 | |||||
| 0105 | 奥歯事務所フィクサー | イサン | 2 | 2 | 1 | 3 | 2防 | 224 | 58 | 4-7 | 58.62.65 | 貫打 | 0.5 | 2.0 | 1 | |||||
| 0106 | W社3級整理要員 | イサン | 0 | 3 | 3 | 2 | 1避 | 243 | 58 | 3-7 | 63.63.65 | 斬貫 | 1 | 0.5 | 2.0 | |||||
| 0107 | ピークォド号1等航海士 | イサン | 3 | 2 | 1 | 3避 | 2 | 212 | 57 | 4-7 | 62 | 貫 | 2.0 | 0.5 | 1 | |||||
| 0108 | 南部ディエーチ協会4課 | イサン | 0 | 2 | 2 | 1防 | 3 | 251 | 63 | 4-6 | 59.59.63 | 貫打 | 1 | 2.0 | 0.5 | |||||
| 0109 | 薬指点描派 スチューデント | イサン | 0 | 3 | 2防 | 1 | 3 | 214 | 58 | 3-7 | 63 | 貫 | 1 | 0.5 | 2.0 | |||||
| 0110 | ロボトミーE.G.O:: 厳粛な哀悼 | イサン | W | 3 | 1 | 2防 | 3 | 203 | 62 | 3-8 | 62.62.65 | 貫 | 1 | 0.5 | 2.0 | |||||
| 0111 | LCE E.G.O:: 提灯 | イサン | 5 | 2 | 3 | 1反 | 2 | 224 | 60 | 4-6 | 60.61.65 | 打貫 | 2.0 | 1 | 0.5 | |||||
| 0112 | 南部リウ協会3課 | イサン | 0 | 3 | 2反 | 3 | 1 | 230 | 62 | 4-6 | 62.63.64 | 斬 | 0.5 | 1 | 2.0 | |||||
| 0113 | N社E.G.O::凶弾 | イサン | 6 | 3 | 3 | 2 | 1反 | 203 | 62 | 4-7 | 61.63.65 | 打貫 | 0.5 | 1 | 2.0 | |||||
| 0114 | 黒獣-午 筆頭 | イサン | 6 | 3 | 3 | 1防 | 2 | 271 | 65 | 4-7 | 61.62.63 | 斬 | 0.5 | 2.0 | 1 |
人格(威力)
※最大同期段階(Ⅳ)の情報を表示
スキルレベル補正を含めた自力で出せる理論上のマッチ威力を表記。*6
| # | 人格 | 囚人 | Lv*7 | S1 | S2 | S3 | Lv | 守備 | 備考 | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| # | 人格 | 囚人 | 攻Lv | S1 | S2 | S3 | 属性 | 守Lv | 守備 | |
| 0115 | 蜘蛛の巣 人差し指の親方 | イサン | 67.69.71 | 18.3*8 打 3(+4)*2 | 26*9 貫 4(+4)*3 | 38.6*10 斬 3(+3)*9 | 回避 | 62 | 16*11 4(+10)*1 | *12 |
| 0101 | LCB囚人 | イサン | 60 | 11 斬 4(+7)*1 | 12 貫 4(+4)*2 | 12 斬 6(+2)*3 | 防御 | 58 | 10 7(+3)*1 | |
| 0102 | 南部セブン 協会6課 | イサン | 60 | 14 貫 5(+7)*1 | 15 貫 5(+4)*2 | 16 打 5(+3)*3 | 防御 | 62 | 12 9(+3)*1 | *13 |
| 0103 | 剣契殺手 | イサン | 65 | 17.6 斬 6(+7)*1 | 18.6 斬 7(+2)*2 | 24.6 斬 8(+2)*3 | 反撃 | 65 | 19 斬 8(+8)*1 | *14 |
| 0104 | 開花E.G.O:: 壇香梅 | イサン | 64.63.65 | 10.3 貫 3(+2)*3 | 20*15 打 4(+4)*3 | 19.6 貫 6(+4)*3 | 回避 | 58 | 14 4(+10)*1 | |
| 0105 | 奥歯事務所 フィクサー | イサン | 58.60.65 | 12.3*16 貫 3(+4)*2 | 16 打 4(+12)*1 | 20.6*17 打 4(+3)*3 | 防御 | 58 | 15 10(+5)*1 | 1 |
| 0106 | W社3級 整理要員 | イサン | 63.63.65 | 14*18 斬 5(+6)*1 | 18*19 貫 5(+5)*2 | 24.6*20 貫 5(+4)*3 | 回避 | 60 | 16*21 4(+10)*1 | |
| 0107 | ピークォド号 1等航海士 | イサン | 62 | 11.6 貫 3(+4)*2 | 15.6*22 貫 4(+4)*2 | 18.6*23 貫 4(+6)*2 | 回避 | 57 | 13 3(+10)*1 | |
| 0108 | 南部ディエーチ 協会4課 | イサン | 59.59.63 | 12.6 貫 3(+4)*2 | 15.6 打 4(+3)*3 | 17*24 打 4(+2)*4 | 防御 | 63 | 18 12(+6)*1 | *25 |
| 0109 | 薬指点描派 スチューデント | イサン | 69 | 15*26 貫 2(+3)*3 | 23 貫 8(+8)*1 | 28 貫 3(+3)*4 | 防御 | 61 | 24*27 10(+4)*1 | *28 |
| 0110 | ロボトミーE.G.O:: 厳粛な哀悼 | イサン | 62.62.65 | 15.6 貫 4(+4)*2 | 21.6 貫 4(+6)*2 | 29.6 貫 4(+3)*4 | 防御 | 61 | 14 10(+4)*1 | *29 |
| 0111 | LCE E.G.O:: 提灯 | イサン | 60.61.65 | 10 打 4(+3)*2 | 14.3 貫 8(+6)*1 | 21.6*30 打 16(-5)*3 | 反撃 | 65 | 15 打 10(+5)*1 | |
| 0112 | 南部リウ 協会3課 | イサン | 62.63.64 | 15.6 斬 3(+4)*2 | 23 斬 4(+4)*3 | 25.3 斬 5(+4)*3 | 反撃 | 60 | 11 斬 5(+3)*2 | *31 |
| 0113 | N社E.G.O:: 凶弾 | イサン | 61.63.65 | 15.3 打 5(+6)*1 | 21 貫 4(+6)*2 | 25.6 貫 4(+7)*2 | マ反 | 62 | 15.6*32貫 5(+7)*1 | *33 |
| 0114 | 黒獣-午 筆頭 | イサン | 61.62.64 | 17.3 斬 3(+4)*2 | 22.6 斬 4(+5)*2 | 27.3 斬 5(+3)*4 | マ防 | 67 | 17.3 無 3(+10)*1 | *34 |
人格(パッシブ)
※同期段階(Ⅲ/Ⅳ)の情報を表示
| # | パッシブ | 囚人 | 人格 | 効果 | 条件 | |||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 0115 | 端末機で伝達された指令 ---- 神託代行者/解禁 ---- 人差し指の親方 ---- 神託端末機[カドゥケウス] ---- 模造された生 | イサン | 蜘蛛の巣 人差し指の親方 | <常時発動> ターン開始時、 - 自分の解禁段階によって指令[端末機] I/指令[端末機] II/指令[端末機] III/指令[端末機] IVを得る - ランダムな敵1名へ指令対象を付与(集中戦闘なら部位に付与) - 操作スロットにある自分の基本攻撃スキルに指令の印を付与(スロットごとに1つ、最大2つへ付与) ・解禁-Ⅱ以上なら、スキル3に優先して付与(強化されたスキル優先) - 混乱・行動不能・パニック・E.G.O侵蝕状態なら、上記の全効果と指令遂行成否が適用されない ---- <常時発動> 解禁 - II未満のとき、このターンに指令を遂行したなら、ターン終了時に精神力を4回復、指令の加護1を得る(1ターンにつき1回) - 指令を遂行時、メインターゲットに指令対象があるなら、代わりに精神力を8回復、指令の加護3を得る 解禁-Ⅱのとき、このターンに指令[端末機] IIIを遂行したならターン終了時に精神力を4回復(1ターンにつき1回) - 指令遂行時、代行 [ヘルメス]が9になったなら代わりに精神力を8回復、指令の加護3を得る このターンに指令を遂行できなかったなら、ターン終了時にカルマ5を得る - 解禁 - IIIなら、カルマを獲得しない -戦闘開始時に指令の遂行を試みたが、戦闘中に対象をターゲティングできなくなった場合には、ターン終了時にカルマを獲得しない(解禁 - II未満のときに適用) ターン終了時、指令の加護が3/6/9なら、解禁 - I/解禁 - II/解禁 - IIIを得る ターン開始時、解禁 - IIIなら、シン(心) - 運命を得る ---- <常時発動> ステージに初めて登場したとき、傷を隠した仮面を得る - この効果を保有しているときにこの戦闘にて最初に混乱したなら、ターン終了時に混乱(強制混乱を除く)を解除して傷を隠した仮面がじりじりと焼ける傷に変更される 人差し指代行者 - 開花E.G.O::代行 ドンキホーテが自分と一緒に戦場にいるなら、ドンキホーテに満たされた承認欲求を付与 ---- <常時発動>基本攻撃スキルのコインごとに武器がランダムに決まり、特殊効果が適用される - 手斧で肋骨を叩き割るときは… - スティレットで肺を貫き刺すときは… - バスタードソードで肩と頭を叩き潰すときは… - レイピアで体に10個以上の穴を開けるべきときは… - ハンマーで後頭部を潰すべきときは… - 大剣で胴体を真っ二つに裂くべきときは… - ランスで20インチの穴を穿つべきときは… - 鞭で肉片を万枚引き剥がすべきときは… - 鎌で…誰かのように、空間に沿って斬り裂くべきときは… 指令の印スキル使用時、代行 [ヘルメス]1を得る この戦闘にて、「Furioso-Replica」を初めて使用したなら当該ターン終了時に傷を隠した仮面がじりじりと焼ける傷に変更される ターン開始時にじりじりと焼ける傷を保有しているとき、操作スロットに「Furioso-Replica」があるなら、指令耽溺を得る ---- 自分の指令の加護1につき、指令の印スキルのダメージ量+2%(最大16%) 指令の加護が9なら、代わりに基本攻撃スキルのダメージ量+20% 基本攻撃スキルの破壊不能コインが的中時、代行 [ヘルメス]1を得る - 攻撃終了時、残った破壊不能コインの数だけ代行 [ヘルメス]を得る - 「Furioso-Replica」の攻撃終了時、当該スキルの(残り破壊不能コイン数÷2)だけ次のターンに代行 [ヘルメス]を得る(小数点切り捨て) ターン終了時、このターンに代行 [ヘルメス]が増加して9になったとき、次のターン開始時に操作スロットにスキル3がないなら、基本スキル1つをスキル3を変更(最左端スロットの下のスキルを優先) | 保有 | 1 | 1 | 1 | ||||
| 0101 | 情報伝達 | イサン | LCB囚人 | 操作パネルにて、自分より後ろの味方2名にダメージ量増加1を付与 | 共鳴 | 4 | ||||||
| 0102 | 観察 | イサン | 南部セブン協会6課 | マッチ進行時、対象のマッチ威力 -2 | 共鳴 | 4 | ||||||
| 0103 | 冷静 | イサン | 剣契殺手 | マッチ勝利時、呼吸回数1増加 呼吸回数5につきコイン威力+1(最大3) | 保有 | 4 | ||||||
| 0104 | 満開 | イサン | 開花E.G.O::壇香梅 | 2名以上を攻撃するとき、ダメージ量+30% | 保有 | 4 | ||||||
| 0105 | こういうときこそ… | イサン | 奥歯事務所フィクサー | 敵へ振動爆発時に与える混乱区間前進4につき、防御レベル減少1を付与(1ターン/敵1名あたり最大5) | 保有 | 3 | ||||||
| 0106 | 空にした頭 | イサン | W社3級整理要員 | - ターン終了時、自分の充電回数5につき次のターンにてクイック1を得る。(最大2/3) - 自分がスキルで充電回数を消耗するとき、現在の体力の比率が最も低い味方に充電力場3を付与 | 保有 | 4 | ||||||
| 0107 | 1等航海士の銛 | イサン | ピークォド号1等航海士 | クリティカル的中時、スキルで付与する出血威力+2(1ターンにつき最大6回) | 保有 | 4 | ||||||
| 0108 | 沈む知識 | イサン | 南部ディエーチ協会4課 | 被ダメージ時、攻撃者へ沈潜1を付与。バリアがある間は被ダメージ時に沈潜1を追加で付与(最大4回) | 保有 | 3 | ||||||
| 0109 | 血点描派 ---- 課題評価 | イサン | 薬指点描派 スチューデント | <常時発動> この人格は出血を付与する人格としてのみ扱われる。ランダムで火傷・出血・振動・破裂・沈潜を付与するスキルがこの効果によって該当スキルを付与するスキルとして扱われない。 ---- 的中時、対象に出血が6/4以上あるなら精神力を2回復。 対象が保有したマイナス効果1つにつき精神力を1追加で回復。(最大3) この効果で精神力回復時、自分の精神力が最大なら次のターンに攻撃レベル増加1/2を得る (1ターンごとのパッシブ最大発動回数:4回) | 保有 | 4 | ||||||
| 0110 | 死ニユク蝶ヲ見ル。 ---- 撃テ。撃タン。 | イサン | ロボトミーE.G.O:: 厳粛な哀悼 | <常時発動> 戦闘開始時、生きた蝶・死んだ蝶をそれぞれ10ずつ保有。 生きた蝶・死んだ蝶を消耗するとき、該当効果の生きた蝶(威力)と死んだ蝶(回数)をランダムに消耗。 蝶を付与するとき、該当コインで消耗した生きた蝶・死んだ蝶によって、 -生きた蝶を消耗したなら、消耗した値だけ生きた蝶を付与。 -死んだ蝶を消耗したなら、消耗した値だけ死んだ蝶を付与。 スキル使用中に生きた蝶・死んだ蝶が足りなくなったら、次のコインを全てキャンセルして再装填 再装填をするか生きた蝶・死んだ蝶を得るとき、現在の精神力によって得る蝶が決まる。 -精神力が0以上なら30%の確率で生きた蝶、70%の確率で死んだ蝶を得る。 -精神力が0未満なら70%の確率で生きた蝶、30%の確率で死んだ蝶を得る。 確率はそれぞれの弾丸ごとに個別適用。 ---- 攻撃終了時、自分のスキルによって対象が死亡したなら再装填 生きた蝶・死んだ蝶を得たなら、次のターンにクイック2を得る(1ターンにつき1回) | 共鳴 | 3 | ||||||
| 0111 | 外見もまた在りしL社のE.G.Oに比し幻想体により近き形にて抽出すること能う。 | イサン | LCE E.G.O:: 提灯 | 死亡時、自分を最後に攻撃した対象へ破裂4/5,破裂回数2/3を付与し、最も少ない属性のE.G.O資源4種を2つずつ得る。 - 攻撃者がいない場合、現在破裂回数が最も低い敵へ破裂4/5,破裂回数2/3を付与 - 自分が好餌妖精状態の場合、この効果で付与する破裂威力が2倍になる | 保有 | 3 | ||||||
| 0112 | 内なる熱血 | イサン | 南部リウ協会3課 | ターン終了時に現在の精神力が最も低い味方1名の精神力を5+(最大共鳴数)だけ回復させる。(最大10)(自分またはパニック・E.G.O侵蝕状態の味方を除く) -回復対象が火傷威力や火傷回数を付与する基本スキルを保有しているなら、精神力を5追加で回復 -憤怒共鳴4以上なら、回復対象を1名追加 | 保有 | 4 | ||||||
| 0113 | 揮発した追憶 ---- 凶弾 | イサン | N社E.G.O::凶弾 | <常時発動> ターン終了時に自分の引き裂かれた追憶を全て除去し、次のターンに除去した数値だけ引き裂かれた追憶を得る ---- 戦闘中に自分の攻撃で味方を死亡させたなら、次のターンの間凶弾を得る(自分のE.G.O侵蝕および味方への攻撃も含む) 自分のE.G.O凶弾を使用して引き裂かれた追憶が消耗されたなら、ターン終了時に消耗された分だけ次のターンに引き裂かれた追憶を得る | 保有 | 6 | ||||||
| 0114 | 狗馬之心 ---- 筆頭先鋒 ---- 黒風馬脚 | イサン | 黒獣-午 筆頭 | <常時発動> 鴻園の君主ホンルと尊命を発動時、鴻園の君主ホンルが黒獣丸染によって下記の効果を得る -基本スキルの最終コイン的中時、1回振動爆発(1ターンにつき1回) 戦闘人員に家主候補イシュメールがいるなら、下記の効果を適用 -家主候補イシュメールのスキル効果で破裂または破裂回数付与時に呼吸威力3を得る(1ターンにつき2回、E.G.Oスキルには適用されない) -ターン開始時、家主候補イシュメールに攻撃威力増加1を付与。イシュメールの呼吸威力が10以上なら、攻撃威力増加1を追加で付与 -「黒風馬脚月斬」を使用後、家主候補イシュメールがスキル:赤春で援護攻撃する(1ターンにつき1回) ---- <常時発動> 号令を付与時、このターンと次のターンに攻撃レベル増加3を得る(該当パッシブで既に攻撃レベル増加得ているなら、次のターンにのみ得る) ---- 下記の条件を満たしたとき、敵陣走破1を得る -攻撃開始時に対象よりも速度が2以上高いとき -自分のスキルで振動爆発効果を2回発動時(E.G.Oスキルを含む) -脚力【午】を保有している状態でマッチ勝利時 ※敵陣走破は1ターンにつき最大3まで獲得でき、スキル「黒風馬脚月斬」では獲得できない 自分にバリアがあるとき、防御レベルが(バリア数値÷10)だけ増加(最大5,小数点切り捨て) | 保有 | 5 |
人格(サポートパッシブ)
※同期段階(Ⅲ/Ⅳ)の情報を表示
| # | サポートパッシブ | 囚人 | 人格 | 効果 | 条件 | |||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 0115 | 神の加護 | イサン | 蜘蛛の巣 人差し指の親方 | このターンに味方が敵に初めて使用した斬撃・貫通・打撃基本攻撃スキルのダメージ量がそれぞれ+5% - 効果が適用されたスキルが人差し指所属人格のスキルなら、代わりに+10% - 攻撃開始前を基準に適用される | 保有 | 1 | 1 | 1 | ||||
| 0101 | 情報中和 | イサン | LCB囚人 | 精神力が最も低い味方1名が、このターンで精神力が減少した場合、ターン終了時に精神力を10回復 | 保有 | 4 | ||||||
| 0102 | 分析 | イサン | 南部セブン協会6課 | 最大体力値の最も高い味方がマッチ進行時、マッチ威力+1 | 共鳴 | 3 | ||||||
| 0103 | 師事 | イサン | 剣契殺手 | 精神力が最も高い味方1名の、スキル効果で得る呼吸回数+1 | 保有 | 3 | ||||||
| 0104 | え辛い春風 | イサン | 開花E.G.O::壇香梅 | 精神力が最も低い味方1名が2名以上を攻撃するとき、ダメージ量+10% | 共鳴 | 3 | ||||||
| 0105 | やらかしの収拾 | イサン | 奥歯事務所フィクサー | 体力最大値が最も低い味方1名が振動爆発時に与える混乱区間前進4につき、次のターンに防御レベル減少1を付与(1ターン/敵1名あたり最大3) | 保有 | 3 | ||||||
| 0106 | 整理師範教育 | イサン | W社3級整理要員 | 充電回数が最も低い味方1名の、破裂を持つ対象への与ダメージ量が対象の破裂に比例して増加(破裂1につき1.5%, 最大15%) | 保有 | 4 | ||||||
| 0107 | 1等航海士の手腕 | イサン | ピークォド号1等航海士 | 呼吸を最も多く保有する味方1名がクリティカル的中時、スキルで付与する出血威力+2(1ターンにつき最大6回) | 保有 | 4 | ||||||
| 0108 | 反復知識 | イサン | 南部ディエーチ協会4課 | 速度が最も高い味方1名がスキルを捨てるとき、該当キャラクターの体力最大値の(3/5×捨てたスキルのランク)%だけバリアを得る(1ターンにつき最大1/2回) | 保有 | 4 | ||||||
| 0109 | 美学見習い | イサン | 薬指点描派 スチューデント | 精神力が最も低い味方が攻撃的中時、対象が保有したマイナス効果1つにつき精神力を2回復(最大6) 対象に出血があるなら追加で3回復 (1ターンごとのパッシブ最大発動回数:2回) | 保有 | 4 | ||||||
| 0110 | 救いの手 | イサン | ロボトミーE.G.O:: 厳粛な哀悼 | 味方のスキル的中時、対象の沈潜を2消耗して蝶1を付与(1ターンにつき3回) | 保有 | 6 | ||||||
| 0111 | E.G.Oの崩壊するとき、肥料のごとく分解さる。 | イサン | LCE E.G.O:: 提灯 | 現体力が最も低い味方1名が死亡時、最も少ない属性のE.G.O資源2種を2つずつ得る | 保有 | 5 | ||||||
| 0112 | リウ方陣 | イサン | 南部リウ協会3課 | 精神力が最も低い味方2名がこのターンで精神力が減少した場合、ターン終了時に精神力を5回復 -回復対象が火傷威力や火傷回数を付与する基本スキルを保有しているなら、代わりに5~10回復 | 共鳴 | 3 | ||||||
| 0113 | 対象指定 | イサン | N社E.G.O::凶弾 | 速度が最も低い味方が、味方を攻撃したなら攻撃終了時に次のターンにてダメージ量増加を1得る(1ターンにつき最大2) -このとき味方が死亡したなら、上記の効果の代わりに今回の戦闘の間ダメージ量増加1を得る(ステージおよび人格ごとに最大2) -上記の効果群で獲得できるダメージ量増加は最大2まで | 共鳴 | 4 | ||||||
| 0114 | 黒き甲殻が肉を裂きて生い出で、私を護らん | イサン | 黒獣-午 筆頭 | 現体力が最も高い味方1名に下記の効果を適用 -戦闘開始時、防御レベルが(該当キャラクターの前ターンとこのターンの速度差×2)だけ増加(最大5,前ターンに戦闘人員でなかったなら、該当キャラクターの基本速度最低値で計算) -戦闘開始時、現体力が最大値の50%未満かつ、前ターンとこのターンの速度差が3以上なら、体力を50回復(戦闘につき1回) | 保有 | 4 |
E.G.O
E.G.O一覧(簡易表示)
| # | E.G.O | 囚人 | ★ | 罪 | 攻 | 耐 | 耐 | 耐 | 耐 | 耐 | 耐 | 耐 | 備考 | |||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| # | E.G.O | 囚人 | ★ | 罪 | 攻 | 耐 | 耐 | 耐 | 耐 | 耐 | 耐 | 耐 | 備考 | |||||||
| 0108 | 三千大世界 | イサン | W | 憤怒 | 貫 | 4 | 2 | 2 | 4 | 0.5 | 2 | 1 | 2 | 0.5 | 0.75 | 1 | S7無償パスLv80 | |||
| 0101 | 烏瞰刀 | イサン | Z | 怠惰 | 貫 | 1 | 3 | 1 | 1 | 0.75 | 1 | 2.0 | 1 | 2.0 | ||||||
| 0102 | 4本目のマッチの火 | イサン | T | 憤怒 | 斬 | 5 | 1 | 1 | 0.5 | 1 | 2.0 | 1 | 2.0 | 1 | 1 | S1有償パスLv30 | ||||
| 0103 | 願いの石 | イサン | T | 怠惰 | 貫打 | 4 | 1 | 1 | 1 | 0.5 | 2.0 | 2.0 | 1 | 1 | ||||||
| 0104 | 次元裂き | イサン | H | 傲慢 | 貫 | 3 | 3 | 2.0 | 0.75 | 1 | 1 | 1 | 0.5 | 2.0 | ||||||
| 0105 | 狐雨 | イサン | W | 怠惰 | 貫 | 4 | 2 | 2 | 2 | 2.0 | 2.0 | 0.75 | 0.5 | 1 | 1 | 1 | S2有償パスLv60 | |||
| 0106 | 過ぎし日 | イサン | Z | 憂鬱 | 貫打 | 3 | 3 | 1 | 2.0 | 1 | 1 | 0.75 | 2.0 | 1 | S4有償パスLv40 | |||||
| 0107 | 凶弾 | イサン | H | 傲慢 | 貫 | 2 | 6 | 1 | 1 | 2.0 | 1 | 0.5 | 0.75 | 2.0 | S5限定 |
E.G.O一覧(威力)
E.G.O一覧(上段に覚醒スキル/下段に侵蝕スキル)
| # | E.G.O | 覚醒 | 侵蝕 | 耐 | 耐 | 耐 | 耐 | 耐 | 耐 | 耐 | |||||||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| # | E.G.O | ★ | 罪 | 攻 | 広 | Lv | 覚醒 | 侵蝕 | 必要資源 | 属性耐性 | 備考 | ||||||||||||
| 0108 Ⅲ | 三千大世界 | W | 憤怒 | 貫 | 7 7 | 63 63 | 20*35 4(+3)*4 | 15*36 12(-2)*4 | 4 | 2 | 2 | 4 | 0.5 | 2 | 1 | 2 | 0.5 | 0.75 | 1 | S7 無償Lv80 | |||
| 0108 Ⅳ | 三千大世界 | W | 憤怒 | 貫 | 7 7 | 63 63 | 20*37 4(+3)*4 | 15*38 12(-2)*4 | 4 | 2 | 2 | 4 | 0.5 | 2 | 1 | 2 | 0.5 | 0.75 | 1 | S7 無償Lv80 | |||
| 0101 Ⅲ/Ⅳ | 烏瞰刀 | Z | 怠惰 | 貫 | 1 - | 56 56 | 24 18(+6)*1 | 0 - | 1 | 3 | 1 | 1 | 0.75 | 1 | 2.0 | 1 | 2.0 | ||||||
| 0102 Ⅲ | 4本目の マッチの火 | T | 憤怒 | 斬 | 3 3 | 62 62 | 20 12(+8)*1 | 24 24(-12)*1 | 5 | 1 | 1 | 0.5 | 1 | 2.0 | 1 | 2.0 | 1 | 1 | S1 有償Lv30 | ||||
| 0102 Ⅳ | 4本目の マッチの火 | T | 憤怒 | 斬 | 5 5 | 62 62 | 20 12(+8)*1 | 24 24(-12)*1 | 5 | 1 | 1 | 0.5 | 1 | 2.0 | 1 | 2.0 | 1 | 1 | S1 有償Lv30 | ||||
| 0102 Ⅴ | 4本目の マッチの火 | T | 憤怒 | 斬 | 5 5 | 63 63 | 30*39 14(+12)*1 | 32*40 26(-12)*1 | 5 | 1 | 1 | 0.5 | 1 | 2.0 | 1 | 2.0 | 1 | 1 | S1 有償Lv30 | ||||
| 0103 Ⅲ | 願いの石 | T | 怠惰 | 貫 打 | 1 3 | 58 58 | 26 22(+4)*1 | 24 24(-10)*1 | 4 | 1 | 1 | 1 | 0.5 | 2.0 | 2.0 | 1 | 1 | ||||||
| 0103 Ⅳ | 願いの石 | T | 怠惰 | 貫 打 | 3 3 | 58 58 | 26 22(+4)*1 | 29 29(-10)*1 | 4 | 1 | 1 | 1 | 0.5 | 2.0 | 2.0 | 1 | 1 | ||||||
| 0104 Ⅲ/Ⅳ | 次元裂き | H | 傲慢 | 貫 | 1 1 | 63 65 | 38 20(+18)*1 | 42 42(-24)*1 | 3 | 3 | 2.0 | 0.75 | 1 | 1 | 1 | 0.5 | 2.0 | ||||||
| 0105 Ⅲ | 狐雨 | W | 怠惰 | 貫 | 5 5 | 59 63 | 27 17(+10)*1 | 30 30(-10)*1 | 4 | 2 | 2 | 2 | 2.0 | 2.0 | 0.75 | 0.5 | 1 | 1 | 1 | S2 有償Lv60 | |||
| 0105 Ⅳ | 狐雨 | W | 怠惰 | 貫 | 7 7 | 59 63 | 32 17(+15)*1 | 35 35(-15)*1 | 4 | 2 | 2 | 2 | 2.0 | 2.0 | 0.75 | 0.5 | 1 | 1 | 1 | S2 有償Lv60 | |||
| 0106 Ⅲ | 過ぎし日 | Z | 憂鬱 | 貫 打 | 3 4*41 | 60 60 | 23 15(+8)*1 | 22 22(-6)*1 | 3 | 3 | 1 | 2.0 | 1 | 1 | 0.75 | 2.0 | 1 | S4 有償Lv40 | |||||
| 0106 Ⅳ | 過ぎし日 | Z | 憂鬱 | 貫 打 | 3 5*42 | 60 60 | 23 15(+8)*1 | 22 22(-6)*1 | 3 | 3 | 1 | 2.0 | 1 | 1 | 0.75 | 2.0 | 1 | S4 有償Lv40 | |||||
| 0107 Ⅲ/Ⅳ | 凶弾 | H | 傲慢 | 貫 | 7 7 | 65 65 | 30 18(+6)*2 | 30 30(-8)*2 | 2 | 6 | 1 | 1 | 2.0 | 1 | 0.5 | 0.75 | 2.0 | S5限定 | |||||
E.G.O(パッシブ)
※解析段階(Ⅴ)の情報を表示
| # | E.G.Oパッシブ | 囚人 | E.G.O | 効果 |
|---|---|---|---|---|
| 0108 | 空を編む | イサン | 三千大世界 | 対象が割れた世界を保有しているなら、自分の基本攻撃スキルで付与する火傷威力、沈潜威力の付与量+1(1ターンにつき最大8追加付与) 火傷ダメージで死亡した敵1名につき、次のターンにランダムな物理属性のダメージ量増加1を得る(1ターンにつき最大3回、獲得するたびにランダムに獲得) |
| 0101 | 沈黙 | イサン | 烏瞰刀 | 被ダメージ時、次のターンに束縛3を得る。対象を弱点・脆弱属性で攻撃すると与ダメージ量+20% (ターン毎に1回発動) |
| 0102 | 火の粉 | イサン | 4本目のマッチの火 | 憤怒属性または火傷威力・回数を付与するスキル使用時、全攻撃対象の火傷の合計が6以上なら、マッチ威力+1 マッチ勝利時、(対象に(憤怒完全共鳴の数÷2)の火傷を付与(スキル毎に1回)/メインターゲットに(憤怒共鳴数×2)だけ火傷を付与(スキルごとに最大8回)) |
| 0103 | ドルハルバン | イサン | 願いの石 | 毎ターン打撃保護、怠惰保護3を得る |
| 0104 | 彷徨う者 | イサン | 次元裂き | ターン開始時、ダメージを受けなければ自分の充電回数が4増加、自分より速度が遅い敵に攻撃的中時、対象の破裂回数を1増加(1ターンにつき最大3回) |
| 0105 | 雨上がりの陽射し | イサン | 狐雨 | ターン開始時、全味方の精神力を3回復 |
| 0106 | 砕け散った昨日 | イサン | 過ぎし日 | 対象の沈潜威力が6以上なら、マッチ威力+1 対象の沈潜回数が4以上なら、マッチ威力+1 |
| 0107 | 次 | イサン | 凶弾 | 攻撃終了時に対象が死亡したなら、呼吸回数が2増加(1ターンにつき最大2回) |
テキスト
人格ストーリー
人格/イサン/南部セブン協会6課
(▌=悩む同僚)
▌汝の戦闘方式は畢竟、ツヴァイのものにあるべし。
▌…あ、はい!イサンさんにはいつも戦闘の方では押されてましたからね…防御的なアプローチで対抗してみようかと思いまして。
▌その発想は言ひ腐すことなかれど…汝の持ちし武器の名はなんぞ?
▌あぁ、これはレイピア…。
▌その武器の刃は致命的なほど薄し、反面ツヴァイの武器は厚く大きなり。
▌しかして防御と反撃という術策をかしこく使うに能うが、薄きものにて果たし遂ぐにはいちばいに労さん。
▌あ…。
▌例えば、私はセンクの技術を用いたれども。
▌え?本当ですか?…あっ、そういえばセンク協会と似てる気がしますね。
▌持て来べしものはただ基本技よ。他が使いしものをさながら使えど、誰も誰も知る術は測らるることか易し。
子供は剣を鞘へ滑るように仕舞い、言葉を続けたんだ。
▌観察を怠るべからず。
▌模造品や鏡像に過ぎぬならば自分の物にならぬゆえ。また偵探にて基本技を把握せんことを勧む。
▌あ、ありがとうございます!
子供は話を終えて外へ下りてきたんだ。
付き添いであれ、さっき手ほどきを受けた子供であれ、いつもイサンさんイサンさんと彼に好意を持つ理由は、大体こういう感じだった。
冷たくて無愛想に見えるけど、必要なときは有用な助言を惜しまなかったから。
▌…美しカウヒイなり。
もちろん、彼自身は何も考えてなかったけど。
人格/イサン/剣契殺手
▌当職は窓を眺めまほしきのみにあれども、ここは影が紙に歪むのみ。わろきことなり。
障子の窓を未だ釈然としないように細い目で見上げる子は、相手のことを気にも掛けていないように見えた。
▌瓦葺きの家で寝たいって言ったのはあなたじゃないか。
ずずずっ。茶を飲む音が不快さを唄うように。
▌そして南方に新しく活動地点を移そうと言ったのもあなた、イサンだ。
▌肯定するが…。
ケチを付けるような子の言葉に、イサンという子はゆっくり顔を下げて相手を見つめた。
▌新たに保護費を奪うに能う場所を探すべきにあらんや?当職は適切な代案を提示しきと思いぬ。
▌やれやれ、一歩も引かないんだな。
▌負くことは性分に合わぬがゆえ。
▌では、あなたが私たちを率いればよいのでは? そんな人がどうして私を推戴するんだ?
▌必要以上の労働と考えは理想的にあらじ。
▌必要以上に殺して殺手と呼ばれるくせに?
▌働くときは真具さなる一心が好し。
テンポ良く問答が行き交い、ふと目の下が暗い子供が何かしばらく考えて言葉を付け加えたんだ。
▌また、そなたがいつぞや言問いしおぼえあり。なぞ常はいたづらなる戯れ言を言いし癖に刀を握らば氷の如く冷ややかで硬き、か?
▌そんな質問もしたな。
▌已上で、答にならん。
ずずずっ。
どうってことないように、子供は自分の湯飲みに口を当てた。
向かい側で決まりの悪そうな顔をしている顔が多くを語っているけど、それをあえて説明するのは何だか似合わない気がするなぁ。
そうでしょう?
人格/イサン/開花E.G.O/壇香梅
(▌=勤勉な隊員、▌=連れてこられた泥棒)
▌さりか…この者が?
子供の声はかなり乾いていた。
気乗りのしない表情と声で、前に連れてこられている人を見下ろしていたんだ。
▌はい。工ンケファリンを盗もうとしていたのか…単独で支部の地下まで降りて来てたんですよ。
▌…分かれる、下がりたまえ。
子供の部下なんだろうか。腕の縛られた人を引っ張ってきた者は、子供にペこりと挨拶をしてどこかに消えた。
▌いで…いま話したまえ。いかなる由に、そこに行ききや?
扇子がバチンと閉じられると、連れてこられた者が抗弁するように話し始めた。
▌あ、あなたがあの人たちの隊長か?
▌…一応は、さる役に就けり。
▌いや…あんたたちがあの支部を買い取ったわけじゃないし、俺もカネ稼ぐために命がけで下りて来たってのに、ちょっとですら分けるのが惜しいのか?
子供の表情はより一層、どうでも良さそうになる。一体何の話をしているのかという表情にも見えるね。
▌何か誤解があるめれど…。
▌何が誤解だ!ピッカピカの研究室まで構えときながら…まあ、こっちの支部のエンケファリンはポッケに突っ込める形で残っていなかったみたいだな?
▌そは、エンケファリンを採取する施設にあらず…。
▌じゃあ!
ジャラッ。
子供はもう聞きたくないという風に、扇子を思いっきり広げた。
その前で不満の声を出している者も、その音とえ辛い香りに圧倒されたのか、一瞬言葉を飲み込んだ。
▌な…なんだよ。よく見るとあんた、変な見た目してるな。頭にも花が生えてるし…。
▌こは…生えしものなり。
▌いつかの…呼びたき私の心の郷愁が、さまを整えけり。
戸惑った顔に向かって、子供は立ち上がってゆっくりと近づいていく。
▌ひぃっ、く、来るな!
▌恐るるに足らず。そなた、今命を賭けしと言わずや。
子供はいかなる攻撃の意思もなさそうに見える。むしろ遥か遠くの何かを眺めているみたいだね。
▌そなたは…近頃、まともなる花というものを見し試しやある?
▌…直接見たことは…無いと思う。造花は飽きるほど見たけど。
▌さり…遂に技術は、我らが当初楽しみきて、笑わせしものだに奪いけり。
▌いつか…失いにけるなり。便宜と便利を追求し、技術より切なりしものを。
▌さる技術など無からば、そなたが今のごとくエンケファリンなど盗みすることも無きにあらずや?
子供の言葉に、連れてこられた者は目を丸くして戸惑ってたみたいだけど。
▌いや、それでも…。
▌それすらもなかったら、そもそも俺が命を保つこともできなかった…と思うけど?
▌めちゃくちゃ高かったけど、K社から出たアンプルなんちゃらのおかけで命拾いしたこともあるし…。
▌……。
子供はしばらく言葉を忘れ、何かを思い出すような素振りを見せると…。
▌さり、その言の葉も正し。
にやりと笑ってそう答えた。
▌え?
▌私はいかなる由か、この者どもの大将の一人を自任すべくなれど…彼ら皆の叫ぶ意とは少し違う目標を持ちたれば。
▌初めて造花というものの作られし時、初めて花火というものの作られし時…。
▌さる物の無かりし時に、世界にうち出でしに感ずる純粋なる歓喜と楽しさ。
▌そなたもまたその感覚、吟味したくはあらずや?
▌…あんた、マトモじゃないな?
▌その言の葉もまた正しきやもしれず。されど…。
▌私はその道がいと麗しく見ゆ。かくて、それを思い浮かぶる我が心はこれまでより、大きにばっと咲き誇るべかりき。
子供の心は強靱で、鮮やかだった。
何人たりとも、手折ることが出来ないくらいに。
人格/イサン/奥歯事務所フィクサー
▌また他行におはすや?
▌また…って、言い方が良くないな。これは外勤だ。分かったか?
▌外務勤中に飲酒の横行せるに、それをいかでや警戒せぬ?
▌それも仕事だ!依頼人との業務調整のためには、多少のアルコールが必要でもあるからな!
▌…分かれり。なれば、さばかりにしたまえ。
▌チッ、この事務所のためにアタシがどれだけ努力してるかも知らないで…。
子供はそのブツクサ言う声を確かに聞いただろうけど、あえて答えはしなかった。
話しかけたところで、長ったらしく役に立たない消耗戦になるだけということを知ってたからでもあるし…。
自分の上官にこれ以上突きつけたところで、いいこともないだろうという考えもあったんだ。
▌ケホン。とにかく出かけてくるから、そのつもりで。
▌イサン、一昨日持ってきた「あの仕事」ももうすぐだから、着手する前に解決しなければならない仕事は全て終わらせておくように。
▌…選択の余地やあらむ。
バタン。
上官が外に出ると、子供は滞りなく自分の席に戻って書類を整理し始めた。
会話から感じられる上官の中途半端な仕事の処理感覚と違って、子供は業務時間中によそ見をせず仕事ばかりすることに定評があった。
周囲で何が起ころうとも、自分に与えられた仕事を一生懸命やり遂げるという意味ではあるけど…。
▌……。
頭の中で複雑な考えが飛び交っているということまでは、流石に噂になるわけがなかっただろうね。
子供は事務所に入って、苦労しながら依頼を解決していた日々を思い出した。
誰かにとってはつまらない仕事といえそうなものから始めて、一つずつ積み重ねた日々。
依頼期限に間に合わなさそうで戦々恐々としていたときや、敵が予想より多くて命が危なかったとき。
それらを一つ一つ積み上げて、最終的にR社という翼の仕事を勝ち取ったということは、今や子供の事務所がそれだけ認められたってことだろうね。
その事実に、充足感をそれなりに感じてはいるけど…。
一方では、心もとない考えが子供をずっと掠めていた。
頼りない上官は大丈夫か…戦うときはもちろん戦うし、仕事も上手いこと持ってくるけど…。
自分がそこまで優れてるとも思わないのに、こんなドンと大きな仕事を引き受けていいのか…みたいな考えがね。
▌…ふぅ。暫時、風にでも当たらんや。
子供はせっせと動かしていた手を止めて席から立ち上がり、窓をそっと開けた。
そして降りしきる雨音を聞きながら、心に付着した重い不安感を洗い流そうと息を深く吐いたんだ。
…それでも消えない狡猾な不安感に、疑懼心を抱きながらね。
人格/イサン/W社3級整理要員
(▌=案内放送)
ガタガタいう鉄馬の中の空気はなかなかに重い。
なんぴとも口を開かない。聾唖なのだろうか?いや、鉄馬に座る者たちは皆一人だ。彼らは誰も他人と絡もうともしない。隣にも前にも常にそうだ。
ある方向より見つめると、彼らは唇を動かす力すらなさそうに見える。
ただ肩を落とし、首も同じようにしたまま手にぶら下がった小さき道具を叩くか、ぼんやり眺めてばかりいる。
私も彼らと変わらない。
時々立ち止まりする、私の意志とは少しも似つかわしくない鉄馬の中でそして阿呆のような目つきで、前に座った人にも物体にも、どこにも定まらない視線で静かに座ってばかりいる。
仕事を休んでからどれくらい経ったのだろうか。
数えることは意味がない。もしやすると数えられないやもしれない。
会社は時間を奪い、記憶を奪うことに長けている。
清掃係は彼らのサービスを利用していないと言っているが、欠片になった彼らの肉を組み立てていると、私も彼らのごとく壊れてからまたくっ付いた身かどうかは分からない立場だろう。
もしやすると私は知らないまま、人の一生分よりも多くの労働をしたのかもしれない。これほどまでに身体が疲れているのをみるに、本当にそうなのかも。
しかし、だからといって何の意味があるんだろうか。
…私の人生はこの鉄馬とそう変わらない。
私の両足で歩むことも、両手に操舵することもないままただ群れに押されて動いていることが。
自ら把握できないほどの疲労を持っていながらも、出勤と退勤を繰り返していることが。
他の人が何をしたとしても勝手に止まって去って行く鉄馬のごとく、私が組み立て積み上げる肉がそもそも誰で、いかなる由でこの地獄のような列車に乗ったのか知りも、知ろうともしない私も。
皆、似ているような気がする。
そう思うと、あの列車もこの鉄馬もそう変わらない気がする。
ふと感覚が覚醒する。腰に付けた短剣に自然と手がいく。私は、私が知らない間にあの列車の乗客になったのかもしれない。それならば…。
▌…駅です。出口は…。
鉄馬が止まり、人が乗降する。熱い息がふうと吐き出された。
またうんざりする空想に囚われたのだろうか。冷えた肝はさらに深く落ち込み、疲労感の上に沈む。
私は…。
私の会社の描かれたベースボールキャップを深く被り、席を立つ。出勤しに行く。
その他に、選択肢は特にない。
少なくとも半分の時間は新入りたちを教育することになるはずだ。肉を切って積み上げるよりかは、心が疲弊することはないだろう。
少しだが慰めができたことに安堵しつつ、私は鉄馬より列車に足を運ぶ。
その歩みに意志がないということを改めて感じ、青臭い空笑いが私の口元に浮かぶ。
がたがたいう鉄馬の中の空気はなかなかに重し。
なんぴとも口を開かず。聾唖ならむや?いや、鉄馬に座れる者どもは皆一人なり。彼らは誰も他人と絡まんとせず。隣にも前にも常にさなり。
ある方向より見ると、彼らは唇を動かす力だになさそうに見ゆ。
ただ肩を落とし、首もさせるまま手にぶら下がれる小さき道具を叩き、ぼんやり眺めたるばかりなり。
私も彼らと変わりあらず。
時々立ち止まりする私の意志とは露似ぬ鉄馬の中にて、阿呆が如し目つきで、前に座りし人やいかなる物のいづこにも至らぬ視線を持ちて、つと座れるばかりなり。
仕事を休みしより、いかばかり経きや。
数うることは無用なり。もしやすると数えられぬやもしれん。
会社は時間を奪い、記憶を奪うことに長けたり。
清掃係は彼らのサァビスを用いずといえど、欠片になりし彼らの肉組み合わせたると、私も彼らのごとく壊れ、付きし身ならぬや分からぬ立場ならん。
もしやすると私は知らぬまま、人の一生より多くの労働せしやもしれず。されど、体の困じたるを見ると、げにさりかもしれず。
されどさりとも何の意味やあらん。
…私の人生はこの鉄馬と変わりあらず。
私の両足にて歩むことも、両手に操舵することもあらぬまま、ただ群れに押され動ける様が。
自ら把握したらぬやもしれぬほどの困ずを持てりとも、出勤と退勤繰り返すということが。
他の人が何すとも自由に止まりゆく鉄馬のごとく、私が組み立て積み上ぐる肉がそもそも誰で、いかなる由にてこの地獄のごとき列車に乗りしや知ることも、知らんともせぬ私が。
皆が似たる気す。
そのため、その列車もこの鉄馬もそう変わらぬ気もす。
ぱっと感覚おどろく。腰につけし短剣におのづから手が及ぶ。私は知らぬほどにその車の乗客になりしやもしれぬ。それならば…。
▌…駅です。出口は…。
鉄馬止まり、人降り登る。熱き息がふうと吹き出だす。
また憂し空想にとらわれきや。ひやりとせる心は尚深く下がり、疲労感の上に沈む。
私は…。
私の会社の描かれしベィスボォルキェップを深く被り、席を立つ。出勤しに行く。
その他の選択肢は特にあらず。
少なくとも半分は新入生を教えん。肉を切りて盛るよりは心が困じはせじ。
少しにも癒やしの得しことに安堵し、私は鉄馬より車に足を運ぶ。
その歩みに意志はあらずということを改めて感じ、生臭き空笑いが私の口元に浮かぶ。
人格/イサン/ピークォド号1等航海士
(▌=船員たち、▌=慌てる船員、▌=呆れた船員)
▌さぁ!かくせば、さらに楽ならずや?
▌お、おお…。
子供は人のよさげな顔をしながら、どこかを指差してた。
かつて帆を張るために使われていた木材は今や廃木になり、船員たちの訓練材料として絶賛活用中だね。
そしてそこには、数百の武器が通り過ぎた痕跡が残っていて。
そしてその中でも一番深いのは、ついさっきできた痕跡だった。
▌秘訣は疾くやることなり。武器に重さを乗せてはならぬというよしには…あらぬが…。
子供は再び自分の槍を持って、姿勢を整えた。
細長いけど、良く研がれているその槍は軽いから素早く振るにはお誂え向きだったんだ。
▌さぁ。武器突き刺さば、すぐ重心を動かすべきなり。かくせば…。
▌いや、待った待った…そんなの急にできるわけないですよ?
▌そうですよ。何ですかその…教科書通りに勉強すれば1位取れるみたいな感じで言われても…。
▌…さりや?
子供は顎を撫でながら、微妙そうな顔をした。
自分の説明方法が、船員たちに上手く通じないんだろうかと思ったんだろうね。
可能であれば船員たちがこんな時間を通じてより強くなって、波へ立ち向かったときに生き残る方法として使うことを望んではいたけど…。
簡単なことじゃなかったみたい。
波に向き合い鯨に向き合えば、必ず誰かがやられなければならなかった。
死を迎えたり、湖に落ちて見つからなくなるのはむしろ幸いなことだろうね。
中途半端に強い普通の船員たちは鯨との戦いで傷を負い、段々人魚になっていく様子を見守るしか無かったから。
▌「…小舟を下ろせ。」
船長はよく、子供にそんな命令を下した。
子供はその意図が痛いほどよく分かっていた。ピークォド号船長の命令無しに、誰もこの船で死ぬことがあってはならないから。
死んだり人魚に変わったりしなかったと主張するためにはその事実を隠してくれる媒介が必要だったんだ。
最初は子供もその命令に反旗を翻すこともあった。
生かすために手を尽くすべきではないか、そもそも波へ向かって今動くべきではなかったのではないか、そんなことを…。
でも子供は悟ってしまったんだ。
1等航海士である自分は、結局船長の言葉に逆らえない位置に置かれているということを。
だから子供は…船員たちのつまらない冗談に付き合ってあげて…。
あまり通じもしない武術訓練を引き続き見せて、少しでもその命令が下される瞬間を減らすことを望んでいたけど。
少しずつ減っていく船の上の人を見ながら悟るんだ。そんなことは意味がなかったってことを。
▌…この航海さえ終わらば。
そう望むことは、道がただ一つへと狭められたということ。
航海を一番早く終わらせるためには、船長の言葉に忠誠する航海士になるしかないと思うようになってしまったんだ。
まさにピークォド号の船長、イシュメールの命令にね。
人格/イサン/南部ディエーチ協会4課
一般的に拳闘とは、人体の構造を綿密に知るが核心というべし。
実践練習、基礎体力鍛錬、砂袋叩き…身体を鍛うる方法は無数あるといゆれど。
その後、卓に座りて筆書き動かす時を持ちし後になりてようやく、拳闘というものを心得るべからん。
体がくたくたするほど困ぜし時、きらめく小銭のごとく精神が澄み渡る経験せることやある?
かかる時、私はいと愉快になる。一心に人体の設計図面を眺めたると、ひとえに我が脳にも筋肉育ち、なおその結合強く結び付けたらん気す。
我が考えでは、肉体とは建物のごときものなり。
協会の図書館に並びし無数の知識の紙束読み上げつつ、最も我が興をそそりし建築というジャンル。
協会に救われし童が図書館の「あ」線を過ぎ「さ」まで来て、自らに最も強烈なる刺激を迎えし二つの索引語が建築と身体なりきということを思い出さば…。
その二人がいかほど似た軌を有せるや、説明する要は無からむ。
壁式構造、トラス構造、フレット-スレブ構造。
語感すら刺激的なる、さる技法をおのれのノォトに書きつつ心得るべかりしは、それら一つ一つがいかばかり堅固に立つるや悩みし過程の結果なりきといふことなりき。
また、さる設計を眺む時、その強靱なる構造体も脆弱の核心に触ると、めでたく崩れ壊るということも分かれり。
私はさる弱点を究むるが、いと楽しかりけり。
そのよしは、いつであれより正しき構造の発明されし時、誤りし構造を易く崩して、新しき構造体積み上ぐべきためと言うべけれど。
年を取るにつれ協会の仕事をひとつふたつ引き受け、図書館の「さ」ラインに近づくほどに、かかる考えをし初めけり。
あやまちし構造体が身体という名つけ道を歩行せるなり、と。
私はさることを正さばやという気せり。協会の命令ばかりならず、研究家のごとき我が性情反映されきというが正しからん。
身体をいうは一見、さながら同じ構造持てべく見ゆるやもしれねど、育つにつれまた別の構造体に変貌しけり。
ある構造は段々不安定な物理的構造になれど、強靱なる精神という接着剤と鉄骨にその構造強くし…。
ある構造は物理的には安定的にあるとも、正しくなき内部構造を築きゆきけり。
さるものほど、不良なる構造体ほど、弱点は明確になるものなり。
強力に、正確なる一撃にてその構造体崩して正すべしというが過ぎし日の私が立てし研究の結果なりき。
それゆえ、拳派なり。
あらゆる形に変貌し、外装を不必要に壊しおく鍵の様相よりかは構造の核心を打撃し崩す拳。
これが私という構造体が拳闘と呼ばるるロマンを選びし理由にならむ。
人格/イサン/薬指点描派スチューデント
芸術というものは、割れた鏡の欠片の上で乱反射する様々な色のようなものだ。
難解で、予測不可能で、不規則だが、美しい。
いかなるものでも描き出せるがゆえに、いかなるものでも想像していたものを作り出すことができる。
想像すらできなかったことも、誰かの作品を見て悟り着想を得ることができる。
それゆえ薬指との芸術を選んだことは、私の人生において最高の選択でないわけがない。
もしやすると、私の生涯は最初から芸術だったのかもしれない。
私には興味深いものが沢山あったからだ。まるで乱反射して生じた七色の光のように…。
技術一つに没入したまま…ただ、予想可能な範疇の発表会なんかをやる人生はそもそも私には似合わなかったということだ。
点描派に勧誘された点もまた、私にとって非常に素晴らしい機会であった。点一つに込められた無限の宇宙。そしてその点が段々と増えて宇宙の集合が作られ、
またその集まった姿そのものがまた別の宇宙になるという…。
眺めているだけでも永遠に思索できる点描派の作品に、私が惹かれるのは当然であった。
スチューデントという高尚な肩書きを受け取ってから、私はまるで人工の翼をつけたかのように自由と可能性を満喫した。
笑いが出るほど愚かな日々だった。私の翼は、ただ私が描き作りさえすれば良かったというのに、小さな機械部品なんかを弄っていた嬰児時代の私は、死んでも知る由はなかっただろう。
ああ…とても惜しすぎる時間だった。
ぼんやりと過ごしてしまった時間を運命だと思って安住していた日々よ。
筆を取って、それらの姿を手ずから変えてあげよう。
無駄だった過去は、それによって芸術へと昇華する。価値が無いように見えたものが、あっという間に美しくなる。
まだスチューデントに過ぎないが、有数の作品を作ってきたマエストロたちについていけば、私の作品も急浮上するかのように日進月歩するだろう。
一段と気が軽くなったので、今回の「課題評価」はより一段と軽い気持ちで挑めそうな気がする。
…そして間もなく、私は評価現場に到着する。
不快で意味不明な作品たちと極度の不安に包まれている人間たちの姿。
哀願している者たちの声が幾重にも合わさって空間を埋め尽くしているようだが、私にはただのブツブツいう騒音にしか聞こえない。
おそらく、自分の命を保つために評価を緩く下してくれることを懇願しているのだろうが。
答えは落第。
どれもつまらないものばかりだ。
しかし…。
そうだ、答えが無いわけでもないだろう。
私は不安に震える住民たちを一ヶ所にまとめる。作品の評価を下してやると告げる。
そうだ。この団体作品の評価を下してやると言う。
もちろん、彼らの作品は全て個人作品だ。しかし未熟であっても、彼らよりかは優れた識見を持った私の助けが加われば…。
この作品は素晴らしい団体作品になるだろう。
当惑の表情が何人かに浮かぶ。完璧に理想的な状態だ。皆にその表情が浮かんだのなら、あまりにも単純だっただろう。
そして私は、喜びながら…。
点を打ち込むように、巨なる自分の大筆を素早く、多数の素材に突き刺す。
噴き出す赤い絵の具。
驚きと当惑、不安と必死さ宿った表情が非定型的にひっくり返る姿。
彼らがこのような方法で観客参加型の団体作品を準備したという点に、胸がいっぱいになるほどの感動を覚えた。
だから私は彼らに良い評価を与えるしかないだろう。
この作品の評価は…。
A+.
人格/イサン/ロボトミーE.G.O/厳粛な哀悼
(▌=案内放送、▌=マルクト)
▌いや、私は十分休みしぞ。確かに作業へ頻繁に呼び出さるることはあれど、それはさばかり嫌ではあらねば、案ぜでくれ。
軽快な鐘の音が2回。
確かに、隔離室の中で混在してるのは子供の声と鐘の音だけのはず。
▌過労とな…。それも普段、仕事の少なきときにこそそう感ずるものなれ。かくして過ごし時間なかなか長ければ、そこまで悪しきものならず。
なのに、子供は確かに何かを聞いているかのように答えているんだ。
きっと、あの蝶のような頭をしている幻想体は管理職員の頭に直接対話を吹き込むことができるんでしょうね。
▌却って、そなたと話せると見識広がるべく心地の良きことも多し。
…子供が相手している幻想体は、それなりに扱いづらい幻想体なんだ。
T-01-68,死んだ蝶たちの葬儀。
この幻想体は、自分を相手する職員を選ぶタイプの幻想体だから。
成長に正義が足りなさすぎると対話の価値を得られず…。
血の気が多い職員だと、すぐにくたびれて疲労を訴えてくるの。
そういう点では、子供はこの幻想体を扱うにとても適した人材といえるでしょうね。
二つを適切に持っているだけじゃなくて、幻想体の衝動を抑制しているにもかかわらず単に強圧的なやり方じゃなくて、討議を通じて知らず知らず管理しているの。
幻想体もそれが管理方法の一種だというのが分かるくらいには知能が高そうに見えるけど、それで気分を損ねたりはしないんだ。
何はともあれ、自分との対話で精神が崩壊しない職員は貴重だから。
▌ふむ…。
…少し鈍い鐘の音が1回。
▌嗚呼。そなたの手の甲に居りし蝶を見たりき。
▌確か…いづこにも帰れぬがゆえに、そなたに絡繹(らくえき)されたる者たちと言いきや?
鐘の音の代わりに、頭についた巨大な蝶の翅が微かに動く。
人間でいうと、頷いたようなものでしょうね。
▌そなたが死なば…その蝶たちもまた飛びゆくや?
▌座りし状態より、また立ち上がる様に。
子供の言葉を、簡単に理解することは難しい気がするね。
幻想体というものに死が無いということを知りながらもそういう風に言う意図を理解するのも難しいな。
でも…。
清らかに響く1度の鐘の音は、今回の作業も肯定的に仕上がったということを確かに告げていたの。
その言葉がとても気に入ったってことでしょうね。きっと。
▌うむ。ではこれにて失礼す。息災で。今度また会わんかし。
短い挨拶と共に子供は隔離室の外に出たんだ。
少しの休憩か、そう考えていた子供のすぐ隣には…。
▌まだ夢見てやがるのか?
▌…良秀チーフ。
安全チームのチーフを担当しているまた別の子供が煙草を咥えてじっと見つめていたんだ。
▌幻想体を人格として扱うと厄介なことしか起こらない。
▌何・同言わせるなと言ったが。
▌…そう待遇するやのごとき感覚を与うるだけなり。ご存知の通り、この幻想体は…。
▌口角でも隠しやがれ…。チッ、こうしてる場合じゃないな。
▌[警告、試練:紫の黎明出現。1段階トランペット発動。各部署の制圧担当職員は…。]
▌試練哉(かな)。
▌そうだ、お前は俺と一緒に行くぞ。
▌否、さる必要もなさそうなり。
子供は蝶の込められた銃を持ち直し、チーフに背を向けたんだ。
▌チッ。計画が何度も拗れてるな。
▌元々思いし通りになる会社には無からずや?
▌…お前はここであいつらを防ぐ。
▌この部署の隔離室が全部爆ぜたら、お前が生き残ったとしても俺が殺してやる。分かったか?
▌さる死は避けたけれど…。
子供は嫌そうな表情で、蝶でできた弾丸を撃ち出してるね。
会話を維持しながらも攻撃できるくらいに、子供も今や経験豊富な職員になってたんだ。
▌チーフは助けおわさずや?
▌オレは中層部から移された「弾丸」を探しに情報チームへ行く。
▌弾丸…さりか。管理人様とセフィラ様が我らの息災を謀るために放ちたまうという。
▌ふん。気に食わないやつをそのままぶっ飛ばせる弾丸がある方がもっと美しいだろうが。
▌役に立つ奴は生かさないと。
▌指揮チームのチーフが情報教育を目的に部下へ命じて、中層部の在庫を上に移したらしい。
▌あぁ、ファウストチーフのことなりや?
▌それならば…目的ならず口実ならん。
▌黎明の試練にさる準備すとは、え思はず…。きっと、何か規格外の騒動の起こるしるしなり。
▌お前にゃ弾丸をぶっ放すのは似合わないだろうよ。中々使える。
▌彼女の部署を預かるセフィラ様は汝(みまし)が常に優れたらずは、心証を害せられつる方なれば…。
▌あーあー!聞こえる?上層部!私、マルクトだよ!今日の試練統制は私が直々に担当するよ、みんな私の指揮に従って!
▌計画は緻密に練るがネジが1,2本外れてる奴だから、きっとあのチーフが非常事態を想定したんだろう。
▌まぁ、構造の緻密なるほど気付かぬ穴が一つや二つあらざらむや。
▌教育チーム、情報チーム、安全チーム!あなたたちもみんな該当するからね!分かった?私はあなたたちみんなが上手く対処できるって信じてるからね!
▌フン、対処できない奴は職員扱いすらしないんだしそういうもんか。
チーフの子供はその言葉を最後に軽く身体を動かして廊下の向こう側に消えて行ったんだ。
▌はぁ…。
そして子供は、ひとり残って紫色の奇怪な生命体へ銃口を向け。
▌理解の果実たちよ…そなたらも行き場を失いたらずや。
そして同じく行き場を失った蝶たちを撃ちだしながら、子供はやるべきことをするだけ。
▌私がそなたらを哀悼するがゆえに…自ずから咲き誇り、互いの行き場となりたまえ。
静かに、そして厳粛に。
人格/イサン/LCEE.G.O/提灯
(▌=研究員/???、▌=案内放送)
▌あっ…。
青い光の妖精がクスクスと飛び回っているのが見えて追いかけたら、いつの間にか空間が変わっていたんだ。
ハッとした研究員の背後では、既に事務室のドアがカチャリと音を立ててロックされたの。
▌おっと…閉まりけり。
▌そなた、また騙されけりや?
子供は軽く、くっくっと笑いながら自分のE.G.O装備に誘われてついてきた研究員に向かってそう言ったんだ。
▌これで17回目です…イサンさん。
▌お願いですからこんなことでE.G.O装備を使わないでくださいよ…。こうなるたびに、もし本当の幻想体だったら生きたまま食われていたかもってぞっとするんですよ。
▌…すまぬ。今日までに必ずまとめねばならぬ報告書なれど、あいにく我が手は2つしか無く。
▌私だって手は2つしかありませんよ…。
▌そしてそなたも知るらん。E.G.O装備を着け続けらば、その幻想体の属性へ徐々に同化することを。
▌そもそも感応度に比例して装備が変動し得るよう設計されし機能ゆえ…。
▌私がもとより人を騙すような性情にあらず、ただこの装備の影響を受くるのみなれば…。
▌だったら普段は脱いでくださいよ!
▌いかで研究員として…。
リンバス・カンパニーの幻想体、ねじれを研究する部署でありエンケファリンの抽出を担当する部署。
LCE。
化け物も同然の存在を研究するという職業柄、変わり者が多いのは当然かもしれないけど、その中でもこの部署はとりわけそういった人たちの割合が高かったんだ。
▌自分をすり減らしながら研究しなければ研究者らしくないっていうのなら、私は不合格ってことですか?
▌そ、そういう意味にあらず。
とやかく言うまでもなく、子供もまたその変わり者の一人だったんだ。
非番のときまで会社に出勤して、E.G.O装備を自ら身につけて研究を続ける…変人の中の変人だね。
▌今度の主要報告の研究課題がこの朋であるゆえ、やむを得ぬのだ…。それに斯様に少々有用な使い途(みち)もありて…。
▌…まったく、担当区域を別のところに変えてもらうようにしないとなぁ。
▌私がE.G.O装備をもらったあかつきには、同じ目に遭わせてやりますから覚えといてください。
▌…思う存分やりたまえ。そなたもやがて知るやもしれぬ。私の心中が…いかなるものかを。
▌うるさいですよ、早く何をすればいいのか教えてください。
…子供の横暴さが気に入らないなら、そのまま背を向けて立ち去ってもよさそうなものだけど、研究員はそうしなかったの。
厳密に言えば、そうできなかったんだけど…。
▌AFQ15564より30000までをまとめらば…。
▌それって一日で終わるんですか?
▌…為さんとすれば成し得ぬことはあらぬ。
▌物理的に!無理じゃないですか!
我慢に我慢を重ねていた研究員はついに爆発し、大声で子供に怒鳴ったの。
▌そもそも!あんなロック装置何で作ったんですか!?内側から鍵を掛けて仕事が終わるまで開かないドアなんて、なんで存在するんです?
▌うむ。我ら人として生まれしゆえ、時に高き壁に直面して心折れんときもあらん。
▌されど、そもそも逃げ出す術なければ、より心を引き締めて―
▌そうやって自分を追い込むなら一人で!やってくださいよ!
▌私だって今日やることがあるんです、だから…。
▌ふむ…いや。
▌そなたには為すべき事など無かりけり。
▌…はい?
パチッ。
その瞬間、事務所の照明がふっと消えると…。
突然赤いランプが辺りを照らしたの。
▌[お知らせします。幻想体脱走、コードレッド。事務棟Cレーン…。]
▌えっ…?この音は…。
幻想体が脱走するなど、施設に被害が発生した際に鳴り響く警報音。トランペット。
ロボトミー・コーポレーションの多くのものを吸収したLCEって部署も…やはりあのときと似た体系になってるんだね。
音は少し違う気もするけど。
▌ファーストトランペット…ですか?
研究員はかなり動揺している様子で、不安そうな表情をしながら周囲を見回したんだ。
でも子供は、当然起こるべきことが起きたかのようにまったく動揺せずに重々しく口を開いたの。
▌そなたもまた立派なる研究員なりき。それゆえ、非番の日にも出勤し懸命に幻想体実験の報告書を記したりけり。
▌この幻想体のE.G.O装備の試作品を着用できるようになりし故、大いに…浮き立ちたりけん。
子供のE.G.O装備の片方がうねうねと成長しているように見えたかと思うと、いつの間にかそれは巨大なハンマーのような姿に変わっていたんだ。
そして悲しげに、あるいは決意を固めたようにも見える…曖昧な表情を浮かべたまま、子供は戸惑う研究員の前に立ちはだかったの。
▌何を…おっしゃってるんですか?いえ、それより…。
▌幻想体が脱走したじゃないですか!?あ、あなたが作ったロック装置のせいで、緊急招集にも行けなくなったじゃないですか!?
▌我がロック装置は2つの状況に解くるように作られしものぞ。
▌一つは作業済みしとき…。もう一つは事務室内の異常現象が解消されしとき。
▌今は後者なり。
▌……。
▌そなたが記録抹消と相成りて、はや半月が過ぎけり。
▌報告書を認(したた)むるために感応度を高めし折…装備との共鳴が破られ、遂には呑まれて『疑似餌』となりにけり。
▌その後は幻想体の一部となり、部署の内を彷徨い続けることとなりぬ。
▌…私がですか?
子供は重々しくうなずいた。
まあ、そうするしかないでしょうね。
その研究員は、子供が珍しく気に入って研究員として育てていた後輩だったんだから。
▌そもそも、そなたとその装備の共鳴相性は芳しからず…。一体何にかくも刺激され、駄々をこねるように装備を求めたのやら。
▌…それゆえ、私は私の空き時間を全て活用し、このE.G.Oと幻想体の解析に専念する他なし。
▌そなたを今こそ安らかに休ませねばなるまい。
▌…あ。
ハンマーは振り下ろされ、その中から脱出した幻想体がまるで湧き上がるように飛び出したんだ。
子供は黙ったまま再び振り下ろして、さらにまた一度振り下ろすだけ。
幻想体を扱う会社ではあまりにも日常的に起こる…惨たらしいことこの上ない、幻想体制圧を終わらせるために。
人格/イサン/南部リウ協会3課
ふむ…。
市内に出るのは実に久々だ。
毎日のように書館で本ばかり抜き取って読むばかりだと思っていたさ、3課に上がってからは個人室から移るときを除いて、殆ど陽の光を浴びることもなかったから。
ずっと引き籠もってないでたまには外の空気を吸えと仲間たちが背中を押してくれなければ、おそらく今日も変わらぬ日々だっただろう。
だが、まあ…いざ外に出てみると、案外悪くはないものだ。
ごった返しでうるさいだけだと思っていた周囲の騒音も、活字に没頭しているうちにただのホワイトノイズのように感じられむしろ集中の助けになっている。
ふむ…この茶も中々味が善いし、協会の備品として置くよう提案してみるのも悪くないかもしれないな。
空は人口の装飾ゆえに不自然なほど青いのが欠点だが作られた青さであれど、心を幾分か晴れやかにしてくれるようだ。
これくらいなら、背中を押されて出てきたにしては良い収穫ではあるまいか。
せっかく馴染みのないものに親しくなると心に決めたのだから、こういうことも少しずつ知っていこうではないか。
…ただ、仲間たちとわちゃわちゃと連れ立って歩き回る文化にまで馴染むには、まだ時間が掛かりそうな気はする。
もともと人付き合いがそこまで嫌いというわけではないのだが、協会に足を踏み入れて以来、ずっと書館に引きこもっていたから。
愚かにも…だ。
ただ独りで身体を鍛練し、各種書籍を耽読するだけで高みへ至れんと信じていたのだから。
…だが、私は長い間4課から昇格することができなかった。
火はひとりでに着くことはないという、最も単純な命題を悟れずにただ、入れる薪をより良いものに変えようとしたのだからある意味当然のことだったのかもしれない。
今になって思えば、南部4課で手刀を学んだのもそのような悟りを助けるためだったのかもしれないな。
手を刀のように使えなどという奇怪な教えを最初は理解できなかったが…
一つの考えに囚われずにいれば、炎はどこからでも立ち上るものだと悟ってからやっと私はようやく3課へと昇ることができたのを見るにだな。
…今や私は、炎を纏(まと)う剣を使う。
刀には炎が揺らめき、それは敵を容易く焼き払う。
そして、それらはリウ協会が今に至るまでに経てきた数多の工房の足取りが結んだ技術であることも知っている。
誰もが手にできるが、誰にでも燃やすことができないリウの炎。
リウの制式装備はどれもそうだ。炎がまとわりついてくるこの武具は皆にとって簡単に使えるにもかかわらず、真の力を引き出すには悟りが要るように造られている。
6課の手甲から始まり、一つずつ受け取る武具を積み重ねて1課に至ったときに完成する「共に在ること」の大切さをそのように強調したかったのであろう。
一人ならどれだけ自由に剣を振るえようともやがて火種を失い、危機に陥ることになり。
共にならば、たとえ木剣であろうと仲間の火種を借りてより大きく、より強い炎を熾(おこ)せるだろうから。
東部への派遣申請をしたのも、似た理由だ。
たとえ地域によって型や礼法、課ごとの技量の差も異なるとはいえ…。
最も重要なリウの基本原則、調和と温もりがどこに息づいているのかを知ることができるのなら。
彼らがどのように他者と対話し、理解を深めていくのかを知ることができるのなら…私は、さらに先へ進めるだろう。
そして、ついでに。
今日も私の背中を押してくれた仲間たちに、少しでも近づく方法を見つけられるであろう。
人格/イサン/N社E.G.O/凶弾
嫌悪する呼吸、縮こまって触れぬように努める身動ぎ、回避する視線と漏れ出る悪口。
今や慣れて、もはや気に障ることもない。
むしろ私は、彼らのやり方を少し取り入れることにする。
彼らと同じ眉を顰めつつ、冷たい視線を差し向ければ「彼らは当然そうであろう」と考えているかのように、私と似た表情で私の横を通り過ぎていく。
▌……。
嘲るような笑みが、私に貼り付くのを感じる。
私は彼らに逆らって、中へと入っていく。
一時暖かだった陽光が窓を静かに通過していた、古びた香りに沈んだ九人会の研究室ではなく。
冷たい夕暮れが居座っている、とある翼の傘下にある手狭な巣へ。
実に笑えることを挙げるならば、暖かいとか陽光という単語が私に肯定的な雰囲気を与えることはなく、冷たくて暗いという言葉が私にとって否定的なものでもなかったということだ。
凡常なことは、私に相応しくなかったということであろう。
それゆえ私は新たに巣を作り直した。
新九人会という名前と中々に相応しく、そこには新たに悟った私の嗜好と似合う…新たな親友達が集まっている。
その中には暖かな時代を共にした親友もいた。その者も中々に、その空間を窮屈に思っていたんだろう。
それゆえ、私の価値を宿そうと努力していた技術たちがこの新たな巣で弾け出たとき、あの者があれほど楽しそうな表情を作っていたのかもしれない。
…私の研究を進めてから、どれくらい経ったんだろうか?
この頃、記憶がぼんやりとしていて頭の中に白い霧が入り込んでしまったかのような気がする。
さっき私がどんなことを考えていたのか…それすらも。
このE.G.O装備を受け取ってから既に数ヶ月の時が流れていた。この装備を抽出するとき、そして調整するときも介入したかったが…ヘルマン理事は私にそんな機会をくれはしなかった。
どうだったか。研究者が研究という本分を奪われ、ずっしりとした銃身を受け取ったのは。
…あぁ、これも上手いこと思い出せない。
これは侵蝕という特性が発現したものなのかもしれない。私はいつしか何かを撃ち貫くこと以外、特別な感情を感じなくなっていた。時折、首にかかったペンダントを手に取って開けようとするのだが…。
私の銃弾は仲間を貫く。
それは私が深く心を通わせた親友なのやも、ただ同じ建物ですれ違っただけの者あるいは、とある任務に就く際に私と共に行動してくれた。所属と名前が分からぬ戦友やもしれない。
しかし私の心の奥底で、彼らの深さが違うことはない。
誰であろうと皆等しく親友という名の下に、上下の区別はなく…。
ただ、私の銃弾を四方に散乱させるための的に過ぎない。
だからといって、彼らを貫くときでさえいかなる感情が湧き出ないわけではない。
私は締め付けられるような疼きを時折、胸の辺りに感じることがある。
ああ、そこには確かな高低が存在するような気がしてならない。
こうなるとは思わなかったとでもいうように、振り返って裏切りに染まった表情を私に向けるときは、ひときわ胸にえ辛いものが回り。
淡々と私の前に進み出たり、目前の死を直感し不安と恐怖に苛まれながらもこれが己の役目だったとでもいうように決して逃げはしない者たちには胸がピリピリと痺れ。
反対に、尻尾を巻いて逃げ出す者や私の前で跪き命乞いをする者たちにはぞっとさせられ… ついには胸が締め付けられることもある。
だからこそ、かえって生々しさを感じる。
一律的な私の人生において、その瞬間は命の水にも等しい。
私が受け入れる感情は、悲しみであったのだろうか?それとも…私の意志とは関係なくひくついている私の口元が表すような、喜びの感情であったのだろうか。
私の研究に浮かぶ感想や、技術に対する回顧を書き記すのは私の特技だったはずがどうして今では、瞬間の感情すら不確かに染まってしまったのか。
心が乱れる。
こんなときには…。
一発を撃ち放つ。
プシュッ、そんな音が聞こえて私の的が赤い絵の具をぶちまける。
すると、その絵の具たちが広がるように血の図形が描かれ、そこから飛翔する銃弾が勢いよく飛び出る。
ようやく左右に揺れていた心が、上へ、上へと飛び上がっていく。
彼らが戦慄するのが感じられる。この私の破壊本能がまたも親友を壊し、ひいては私の敵達までも引き裂いていくのだな!
ああ、生臭い鉄の臭いがする遊底を掴んで引き抜き、私は再び銃弾を押し込む。
撃て、撃たん!
夕立のように降り注ぐ銃弾を見ながら、私は喜悦を感じるのだろう。
私の襤褸切れにこびりつく親友たちの血痕を見て、高笑いするのだろう。
こうして。
愛を記憶する者たちは、この場から消え去るだろう。
私もまた…。
そうなるであろう。
人格/イサン/黒獣-午筆頭
平安なりや。
安否を問うこと叶わぬ長き冒険に旅立たれた故、かくして届かざる文にて問わん。
生涯、大観園を離れ新しき地へ冒険せんことを望みしお嬢様なれば、もしや心安らかやもしれぬ。
…私は、さほど良き時を過ごせざりき。
黒獣の座より私を引き出されしお嬢様が亡くなりたれば、我が身の処遇も大観園にては浮き草のごとき立場となりしと見ゆ。
元いた座に戻さんとしては、既に代金の支払われし身。暖香塢にそのまま留まらせんとしては、ジア家の家族にあらざれば…。
曖昧な自由人となり、鴻園をさまようこととなりし。
生涯の半ば以上を、何処かに繋がれて生きし身にはこれほどの自由はかえって慣れぬものと見ゆ。
…縄の繋がれし跡が痒き心地すらして、いたずらに記憶をかきむしることになれば。
前置きが長くなりたり。
かく筆を執りしは、お嬢様との記憶を追憶せんがためなれば、その話に移らん。
広大なる…平野。
私は、駆けたりし心地せり。
我が疾駆の始まりしはいつか、定かには思い出せず。
いずれの刹那にか、私は四つ足にて駆ける馬であり、轡という名の綱を握る主の目的のため、いずこかへ蹄を鳴らしたり。
黒獣らとは、おおよそ斯様なものなり。
入門の契機より、身が初めて変ずる瞬間こそが強烈なる経験なれば。
両の脚、溶け崩るる感覚。その間より流れ落ちんとする腸を巻き取り掴む…我がものにあらざるがごとき肉と皮。かくして完成せし四つ脚の私。
一度かくして最初の記憶が満たされば、その後はやや画一的なり。
轡の導くままに動くのみなれば…。
いつしか、全ての馬の先頭を駆けることとなりき。
何が他より優れていたのかは、今一度熟考すれども思い出せず。
かつて幾度となく経し轡の主の一人が、話したことあめり。
選びし馬の中、私が最も漆黒にして…闇深く、何の表情も浮かべぬ故に。
いかなる目標に向かい駆けて砕こうとも、良心の呵責が最も少ないと。
天災がただ過ぎ去りしのみなれば、やましきことなどあろうか?とのことなりき。
まこと恥ずかしき評価なれど…当時は恥を知ることもなき頃にて。
また見方を変ずれば…我がお嬢様に見出されし理由なれば、 悪し様には思わぬこととせん。
そう、そのときこそお嬢様が我が轡を握りし時なり。
今にして思えば、まこと奇妙なる人なりき。
どこぞを突破するに用いらるる馬を、他の勢力の攻撃を防ぐに用いると?
数日を過ごし、斯様な考えが浮かびたり。我が主君は、勢力を広げるには力が弱きお方と。
さらに数日経てば、別の考えも浮かびたり。我が主君は、黒獣を選びて使うこともままならぬ境遇と。
この轡も、遠からず他の者に渡るであろう。
斯様なことを考えたり。
二月ほど経てば、考えはまた変わりたり。いや、考えが明確に、清明になりたりと申すべきか。
このお方は、容易く使い軽く捨てる道具を求めたのではなく、自らの進むべき方向…その冒険の道行を共にする仲間を求めておられたのだと。
されば、残る全てが腑に落ちたり。
冒険の道に数百の大軍を連れて行けば足手まといとなるのみ。共に冒険せし仲間を易々と捨てるは愚かなる行いなれば。
手に入れしものを、大切にせんと考えておられることを。
その頃なりしか、私が主君をお嬢様と呼び始めたのは。
お嬢様があの時、何故に私を選ばれたのか。今日この日まで、多く悩みたり。
一度黒獣となりし者を…それも筆頭を引き抜きて腹心とするは、大いなる代償を要すれば。
馬らの轡を解くのみでは、済まぬであろう…。
故に、これまでに交わしし言葉を思い返したり。文にも書き記し、思い出せぬことは、その時々の痕跡の残りし品々にて想起せり。
私…一つ、心当たりあり。
かつて、家主対戦に臨むお嬢様が、未だに家主となるべき理由が分からぬと不平を漏らされし折のこと。
些細なことにも常より不平がましき口調にて話さるるお嬢様なれば私は何とはなしに気だるき返答をせしこと覚えたり。
お嬢様は、いつ鴻園にて最も楽しみを感じらるるかと。
返答は…ふむ。鴻園に楽しいことなんてあるのか、でありしや。
故に私が申すには…ならば鴻園に楽しきことをあらしめるには、家主となるべきではあるまいか…と。
…実のところ、今日に至り悩みを終えるまでこの問答に何の意義ありしか、分かりかねていた。
お嬢様の反応は、常のごとく、益体もなきことを申すなというものなりき。私もそれで口を閉ざせしのみ。
なれど…彼とまみえ、話を聞きて、分かりし心地もす。
そう、彼奴なり。
お嬢様を殺めし…者。
当てもなく鴻園の路地を彷徨えれば、彼奴が闇の中より現れたり。
駿馬らの筆頭の内、探し求めし馬一頭のみが見当たらず、それを探していたと申したか。
私が答えるに、既に私は黒獣より脱して久しく、また別の筆頭がおるであろうと。
されど、彼は首を横に振りたり。
己が知る限り、古今東西己が馬の中で先陣に立つべき筆頭は、己が妹君を補佐せし、かの馬をおいて他になしと。
私は、どうしても気にかかり堪えられず、問い申した。
貴殿が大観園の地下にひそむ怪異に欺かれ、傀儡となりかけたお嬢様を解き放ちしことは酌量すれど。その月刀を振るい、我が主たりし方を死に至らしめしは、許し難きことなれば…。
復讐の刃となるも足らぬ私のもとに来て、再び轡を噛まさんとするその真意、何処にありやと。
すると、彼が答えるには…。
卑しき座に子らの笑いと、商店の賑わしき声が根付くためには最も優れたる者を己が馬としておかねばならぬと。
…過去には、頻繁に言葉を交わし共にありしと申したか。なるほど、お嬢様の考えとさほど違わぬ目的であった。
ただ、血を見るべき瞬間に、ためらいがあるか、ないかの違いがあるのみ。
…結果が良ければ、過程はいかようでも構わぬものか。
それには、私も容易く答えを下せぬ。
彼の血に濡れし包帯を見れば、明らかであった。
斯様な鴻園を築くためには、暗黒の世界にていかなる血の嵐が吹かねばならぬか…また、吹くことになるかを。
されど、私はかく思うことにせり。
既に壊れし過程なれば…。
結果だけでも、良きものであるべきではあるまいか。
今日、私はお嬢様より賜りし抑えの丸を飲まざりき。
これで少しずつ黒獣の性質が戻るであろう…。一度、黒獣丸に浸かりし身、生涯を元に戻すことは叶わぬ故。
深き場所にしまい置きし、我が面具もまた取り出して参りたり。
馬の姿と化す度生え出づる、その甲殻の欠片を拾い集め、お嬢様が作り賜いし…かの面具を。
そして時至らば、再び轡を噛み、手綱を委ねるであろう。
我が記憶が…再び、いずこまでが朧となるか知れぬが。
この、送られざる文を再び書き、直し、読み返すことで…お嬢様を記憶に留めんとす。
さすればこそ、お嬢様が成し遂げられざりし夢を、継ぐこと叶うであろうから。
さあ、私は今一度、四つ足にて進まん。
もしお気に召さぬのであれば、またいつものごとく、不機嫌な声にて私を叱りたまえ。
私は、喜んで聞く用意あり。
恐らく、さほど遅うはなるまい。
我が歩みは、鴻園の誰よりも速ければ…。
お嬢様にまみゆる道も、さほど遠くはあらざらん。
台詞
人格/イサン/LCB囚人
| 人格獲得 | イサンなり。紹介は以上なり。 |
|---|---|
| 朝の挨拶 | 朝はつつがなきや?夜の間に忘れたるもの一切無く、戻りて来しや? |
| 昼の挨拶 | 太陽が私の顔を打ち眺めたり。目を閉じれど同じなり。 |
| 夕方の挨拶 | 一日が暮れゆく中、私はただ立ちたりしのみ。 |
| 対話1 | そなたは過去へ向かう方法を見出しけるや、はたまた未来を押し遣る方法を見出しけるや? |
| 対話2 | いつしか私はただ走るを止み、自らをこのバスに幽閉せり。 |
| 対話3 | そなたの時計は止まること知らず。思ひ絶ゆこと知らず私を帰郷しわたる。 |
| 放置 | そなた、遂に目的地をや見付けしや? |
| 人格編成 | 前へと出でよ。 |
| 入場 | 目的地はたぎたぎし。 |
| 戦闘中の人格選択 | 望みしものは見つかりしや? |
| 攻撃開始 | たぎたぎしきものを取り遣りけり。 |
| 敵混乱時 | 彼の者は絡繹なり。 |
| 混乱時 | うっ…。 |
| 敵討伐 | たぎたぎし鏡は割れけり。 |
| 味方死亡 | そなたの時計が動かねばならぬ。 |
| 選択肢成功 | 愉快を迎えけり。 |
| 選択肢失敗 | 人は絶望せり。 |
| 戦闘勝利 | これもまた永遠にはあらじ。それゆえ私は淡々とせり。 |
| EX CLEAR戦闘勝利 | 酷使に対する対価にあんめり。しおる心地せり。 |
| 戦闘敗北 | おろおろと、潰れけり…。 |
人格/イサン/南部セブン協会6課
| 人格獲得 | 私にはいかなることも隠す必要あらず。 |
|---|---|
| 朝の挨拶 | 昨日を反芻せよ。さて今日を助けられむ。 |
| 昼の挨拶 | 太陽光線の中には無数のスペクトラムが存在せり。この世も同じく、無数の秘密が籠る。 |
| 夕方の挨拶 | 暗闇の中で密語が囁かれん、常に耳を傾けるべし。 |
| 対話1 | いつか機会あらば、そなたの頭を探求せまほし。 |
| 対話2 | 弱点無き人間あらず。どれほど華麗で危険なる技術であれ、私の前では要無しである理由なり。 |
| 対話3 | 少しばかり注意を傾けらば、数多の情報を知らる。仮に、今ヒースクリフ君に言ひ掛かるはわろきことなどのよう。 |
| 同期化後の対話1 | もし、そなたの過去が心に懸かりしは、私に依頼したまえ。…遠慮するとな。ダンテ、そなたは見らば見るほどに奇異で興味深し。 |
| 同期化後の対話2 | まだここには、おもしろきもの多し。発見の歓びは、私の空腹を鎮めけり。そなたもまた、さなり。 |
| 放置 | ふむ…沈黙も良き情報の一つである。 |
| 同期化進行 | 予測せし事項なり。 |
| 人格編成 | 知識が蓄積されし時間よ。 |
| 入場 | 探求せしものは何ぞや? |
| 戦闘中の人格選択 | 彼の者を探求せしは、いかにぞ? |
| 攻撃開始 | 探求は了んぬ。 |
| 敵混乱時 | 彼の者の弱点なり。 |
| 混乱時 | あっ…。 |
| 敵討伐 | 沈黙せり。 |
| 味方死亡 | 容態がわろし。 |
| 選択肢成功 | 予測とも一様なり。 |
| 選択肢失敗 | 予測外の事なり…。 |
| 戦闘勝利 | 敵達の攻撃方式を分析するに功あり。 |
| EX CLEAR戦闘勝利 | 皆の弱点を効率的に看破せり。 |
| 戦闘敗北 | 他の方法を探査すべし…。 |
人格/イサン/剣契殺手
| 人格獲得 | 私は流麗ながらも非凡に心臓を斬る方法を心得けり。 |
|---|---|
| 朝の挨拶 | 剣の饗宴を遂げる時間、到来せり。 |
| 昼の挨拶 | 笑いが多い者には戒めよ。その虚勢の如し笑いの中には、刀が隠れたり。 |
| 夕方の挨拶 | 月明かりはあいなしなり。照らしてはならぬものをわざと、ありありと鮮やぐがゆえ。 |
| 対話1 | この傷達か?既に治し。それよりかは…この痕を作りし者共がいかになりしか、聞くべきにあらずや? |
| 対話2 | どれほど善く研がれし刀であれど、持たざるは無用に過ぎぬ。 |
| 対話3 | 私の昔やゆかしき?さなるものは…昔に総て切り捨てにけり。 |
| 同期化後の対話1 | 秘密を一つ言わば、私は目と耳を塞げども敵を斬らる。…冗なり。ダンテ、そなたはいと心若し。 |
| 同期化後の対話2 | 今まで時計は私にとって、ただの無用の長物に過ぎぬものなりけり。ダンテ、そなたの時計はげに魅力的なほど異常なり。 |
| 放置 | そなた、対話が終わるや否や即ち帰るか。いとつれなし。 |
| 同期化進行 | 刀が折れるまで共にせん。 |
| 人格編成 | 血が氾濫する時間なり。 |
| 入場 | そなた、この刀が必要や? |
| 戦闘中の人格選択 | 刀は未だ鋭し。 |
| 攻撃開始 | 罪を刻まん。 |
| 敵混乱時 | 血が狼藉なり。 |
| 混乱時 | ふむ…。 |
| 敵討伐 | 痕の結果よ。 |
| 味方死亡 | 痕は残らじ。 |
| 選択肢成功 | 痕は経験よ。 |
| 選択肢失敗 | 墓穴を堀りし心地せり。 |
| 戦闘勝利 | 彼の者らが順応を知りし者ゆえ幸いなり。 |
| EX CLEAR戦闘勝利 | くだくだに切り刻みけり。これより精神が澄みしときはなし。 |
| 戦闘敗北 | 私の剣は飽くまで切り裂きけり。さすれば未練なぞなし。 |
人格/イサン/開花E.G.O/壇香梅
| 人格獲得 | いざ給え。私の心が…心に付ききや? |
|---|---|
| 朝の挨拶 | 障子はそのまま開けおけ。日差しが…久々に暖かければ。 |
| 昼の挨拶 | 食事せりや。どれ…ジャガイモはいかがなりや?昼餉にひたと適いけり。…芽は出でたらねば、安心なされよ。 |
| 夕方の挨拶 | 夜は慣れぬ…一寸先が見えねば。消え失せし新しき仲間たちを思い出すと…また、寂々さに飲み込まれぬやと恐るることもあり。 |
| 対話1 | K社の彼の人のことか。いまや朋にも何にもあらず、ただ汚し思想に技術を凌辱す…いや、あえて口まで汚す要こそなかれ。 |
| 対話2 | …稀にこう思わずや?いと秀でしものを見しより、いっそこれをより分かち合わねばと。 初めてそれを見し瞬間を、誰であれ再び経験させたきものなり。 |
| 対話3 | 鶏どもの戦いを見し試しあり。小柄なるが、日ごろ頭をつつかるるが常なりき。 いままでの私たちも、さにあれど…いづこ、いつまでさにあるか。やがて分からむ。 |
| 同期化後の対話1 | え辛き香りやせぬ。地面に倒るるほどの目くらむ…濃厚に香ばしき香りぞかし。 |
| 同期化後の対話2 | いかで、人の顔を穴のあくほど眺むなりや。げに…暫時、魂抜けきめりかし? |
| 放置 | そよ、そなたもやれることを収めたまえ。いづかたにせよ、互いの目標が大事ならざらむや。 |
| 同期化進行 | さぁ…ご覧ぜよ。咲き乱れたらずや。この花全てを赤く染み…初めて、「私」も咲きださん。 |
| 人格編成 | な催促しそ。定かに行かん。 |
| 入場 | …純粋なりし日々へ。 |
| 戦闘中の人格選択 | お呼びか? |
| 攻撃開始 | 咲かせん。 |
| 敵混乱時 | 乱れきかし。 |
| 混乱時 | あな…よもあらじ。 |
| 敵討伐 | 二度といびることはあらざらむ。 |
| 本人死亡 | 時が来ば…枯るべき運命…。 |
| 選択肢成功 | かたじけなし、かかる瞬間を見し給いて。 |
| 選択肢失敗 | …土を覆り置くはいかがなり。 |
| 戦闘勝利 | 蕾が咲きき。実を結びけむ。 |
| EX CLEAR戦闘勝利 | 開花せり…。この瞬間を何かに込めたし。 |
| 戦闘敗北 | 今まで運の良かりしばかりなり…。ただ、今まで私たちの掘れる土地が、肥沃なりしばかり…。 |
人格/イサン/奥歯事務所フィクサー
| 人格獲得 | 結局、私たちが出でて処理すべし。 |
|---|---|
| 朝の挨拶 | この上なきほど平素のようなる、平凡な朝なり。依頼関連にあらば、事務室の内側に来たまえ。 |
| 昼の挨拶 | うむ…一日の半分が過ぎけり。そなたは安寧なりや? |
| 夕方の挨拶 | 夜半に退勤せられぬが不幸に見ゆるやもしれねど、それも処理すべきことありという意味なれば悪しきことばかりならず。 依頼一つなき事務所も都市に所狭くあれば。 |
| 対話1 | 依頼受け仕事を処理せば、公式的に契約書を成すべき。 まぁ…言い方の事々しかるのみ、ただ互いに対する約束をすということばかりなり。 |
| 対話2 | 姐さんは…外回りに行かれき。伝うることあらば、代わりに伝えん。 …連絡先を願うば適切に思えず。間違いなく対話の通じる相手にあらざらめば。 |
| 対話3 | この武器のことなりや?当然工房を通じ作られし物なり。 改造…?はあ、その必要やなからぬ?私がさることをすることも、あらずと思えど。 |
| 同期化後の対話1 | 協会より来る依頼と翼より来る依頼には、その重さが違う。 翼が一介の事務所に依頼を任すということは、さほど認められきということならめば。 此度のR社の依頼も、さる意味にいと重き…依頼なり。 |
| 同期化後の対話2 | 一方では覚束なくなるもまことなれど…また、大きくなる機会なることを十分知りたれば。 姐さんさえよく補弼せば、解決せらると信じたり。 |
| 放置 | 残る時間は書類整理することよろしけれ。かかる時こそ、怠くべからず。 |
| 同期化進行 | ふむ。重き信頼受くることになりしぞ。期待に応うるよう努めん。 |
| 人格編成 | うち出づや、付きゆく。 |
| 入場 | 良い経験とならんことを。 |
| 戦闘中の人格選択 | 未だ異常なし。以上。 |
| 攻撃開始 | 落ち着きて。 |
| 敵混乱時 | 機会が来たり。 |
| 混乱時 | くっ…。 |
| 敵討伐 | 難きこともあらざりき。 |
| 本人死亡 | …やはり、やり遂げられずや。 |
| 選択肢成功 | 賭博手なりきや。事合いき。 |
| 選択肢失敗 | …いと賭博手になりすぎき。 |
| 戦闘勝利 | …依頼は解決せり。より煩わしきことの起こる前に疾くここを出でん。 |
| EX CLEAR戦闘勝利 | 落ち着きゆかば、この程度の依頼は全く解決せらる。 |
| 戦闘敗北 | 過ちの多すぎしや、いたづらなりきかし。すまない。 |
人格/イサン/W社3級整理要員
| 人格獲得 | 出勤中は成る程触らで欲しけれど…なんなりや? |
|---|---|
| 朝の挨拶 | この時に座りゆかるということばかりに、小さからぬ幸運なり。少し…眠れ…ん。 |
| 昼の挨拶 | これにて半日や過ぎし…。しかし、また半日が二たび過ぎばここにまた働くらん。断ち切る術すら見えぬくびきなり。 |
| 夕方の挨拶 | 夜にならば月も無き晦日の漆夜に…真黒く、いかなるものも見えやせず。我はかかる時間がいと恋し。人が寝所に入るべく…考えも暗闇にいと消えぬれば。 |
| 対話1 | 特別何かを考えたらず。何か考うまじく努めるたる*43と言いしこそ正しきやもしれず。かくて眠りに就かば…少しは楽にならん。 |
| 対話2 | かかる列車に働きつつ、また別の列車に身載せ何処かへ行くということはいと腹痛し。そなたもさ思わずや? |
| 対話3 | 日ごろは新しく入社せる社員にこの会社を教うる仕事を頼まれき。なかなか楽しかりぞ、列車を整理するよりもなお。もしやすると、私は誰かを教ふる才能がありもこそ。あるい興味など。 |
| 同期化後の対話1 | かかることするとき、特別に何も考えず。いや、何か考うまじくす。あ、いつか言いし試しやありし。心得なむ。崩るる前に引き締めたるところなれば。 |
| 同期化後の対話2 | 共に社友を教うる仕事を発令せられし社友におかれば、そのいとなみあいなしめり。いっそ私の仕事をその者持ちゆくべからむ。無論、会社がさは置かじ。 |
| 放置 | はぁ…いつほど終わらむ…。 |
| 同期化進行 | 私に才能ありというや?…さりや。教うる方の才能も買われまほしけれど。 |
| 人格編成 | 出勤す。 |
| 入場 | 整理を始む。 |
| 戦闘中の人格選択 | 他に仕事か? |
| 攻撃開始 | ……。 |
| 敵混乱時 | 漸く…。 |
| 混乱時 | あ…。 |
| 敵討伐 | 休みたまえ。 |
| 本人死亡 | 遂に…くびきを外され…き? |
| 選択肢成功 | 解決せりな。 |
| 選択肢失敗 | …此度は解決せられざりき。 |
| 戦闘勝利 | 整理は終わりき。次の整理まで僅かに寝ばや。 |
| EX CLEAR戦闘勝利 | 何とやら他の社友たちの分まで解決せめり。報酬なきや、しばし他のしごとするにてもよろし。 |
| 戦闘敗北 | …これをみたまえ。私はこの仕事合うまじ。私に対する評価のあやまちたらずや、再考をば…。 |
人格/イサン/ピークォド号1等航海士
| 人格獲得 | イサンと呼ぶが良い。ピークォド号の1等航海士を預かれり。 |
|---|---|
| 朝の挨拶 | 夜通し安寧なりや。今日の湖は中々穏しき方かな。外の形式を一寸楽しむはいかがと思えど。 |
| 昼の挨拶 | ふむ…この干からびし鰭肉を食も、一寸あからさまに疲る。そなたの口に合うや? |
| 夕方の挨拶 | 夜間航海を長すぐるはわろし。安全を考えば、そは常識ならん。そなたは入りて休みたまえ。 |
| 対話1 | さぁ、鯨のここを攻むるなり。重き一発を出すが難くば…一ヶ所疾く何度も刺し、かかる効果を得らるなり。 |
| 対話2 | 甲板!油を売らで、位置へ戻りて働け!…あっ、そなたが聞くには少し五月蠅かりけん。謝らん。 |
| 対話3 | 航海士の仕事は…まあ、悪くはあらねど。さりとて私は、この航海を終えばキャフェを一つ開きたし。急迫せることより、今はのびらかなる夢見るべくなりゆくかし。 |
| 同期化後の対話1 | 綱を手放すでない!銛を持ちし手を滑らせば死ぬるぞ!賢明に…大胆に臨め! |
| 同期化後の対話2 | イシュメール船長はそなたらの死を命ぜず!我らみな…あれ捕まえ、各自の居場所に戻るべし。 |
| 放置 | ふむ…水を切る音ばかり残りしも、なかなかおかし。 |
| 同期化進行 | 遂に私まで出づべしや…!よろしい、我が銛を持たん! |
| 人格編成 | 舵ばかり取れる場合ならずかし。 |
| 入場 | 銛、手放すでない。 |
| 戦闘中の人格選択 | 船長が危うしや? |
| 攻撃開始 | 私が手本を見せん。 |
| 敵混乱時 | ふむ!中々困じきめり。 |
| 混乱時 | はぁっ…。 |
| 敵討伐 | ちっ、油も出でぬ奴かな。 |
| 本人死亡 | はは…我が航海が…ここで…終わるや。 |
| 選択肢成功 | この程度のことは笑うべし。三等航海士もうまくやり遂ぐべし。 |
| 選択肢失敗 | うーむ…私は一生、船のみで暮らししために。 |
| 戦闘勝利 | さぁ、いまや航海の終わりまで残り僅かかな。いま少し進まん! |
| EX CLEAR戦闘勝利 | やり遂げき! いまやこの船舐めかかる海賊も、鯨も少なからん。ふうむ、満足かな。 |
| 戦闘敗北 | 船体に破損せる部分が多すぐ。…停泊し、修理せん。…かくて、また湖に向えばよからん。 |
人格/イサン/南部ディエーチ協会4課
| 人格獲得 | イサンなり。少し静かにせんや、ここは知識の聖堂なれば。 |
|---|---|
| 朝の挨拶 | あな、日や昇りし。うぅぅん…さ聞くと疲労が少し押し寄せくる気す。少し休まぬと…。 |
| 昼の挨拶 | 食事…?あな、ここの中には食事が諫められたり。お腹が減らば、あなたに見ゆる出口より出で右へ曲がりたまえ。そこに食堂あべし。 |
| 夕方の挨拶 | うむ、来る半ばに見き。日ぞ落ちし。夜陰に読む活字こそ、目に入りくるものなれ。今より緩々と本を読まんと思う。 |
| 対話1 | 知識は積まるときに最大限積みおくべし。いついづこにて揮発するや分からねば。 |
| 対話2 | ここには万世の知識が収納されたり。新たなるもの深く掘り進むに、ここより優れしかたやあらん。誇張を少し加うれど、この空間にばかり無限に居たし。 |
| 対話3 | ここでは、行き場のなき者の面倒を見るいとなみもやれり。そうしていま一人、知識吟味し積む者が生まれば皆にとりて嬉しきことならずや。 |
| 同期化後の対話1 | 当人と拳派が似合わぬと…ふむ、いさ。知識は直々に我が手にて書きつけつつ得るもの。その手を使いて相手を制圧することに何の違いのあるや分からず。 |
| 同期化後の対話2 | 知識が少しずつ磨り減るとも問題あらず。知れりや?復習は分かりを積み重ぬる過程が一番楽しきことということを。 |
| 放置 | ふむ…。 |
| 同期化進行 | さりか。学問より繁くすべしな。精進す。 |
| 人格編成 | 出発せん。 |
| 入場 | 知を心得さするためなり。 |
| 戦闘中の人格選択 | 気になることやある? |
| 攻撃開始 | 分かりとは、わりなきもの! |
| 敵混乱時 | 悟りは苦しきぞ。 |
| 混乱時 | えへん…。 |
| 敵討伐 | これにて終わらせん。 |
| 本人死亡 | あな、死を避く知識は…忘れたりきや。 |
| 選択肢成功 | 本に書かれたりし通りかな。 |
| 選択肢失敗 | うむ…復習を要ずるなり。 |
| 戦闘勝利 | 我々の勝利なり。されどあれこれ…頭の中の空になりし単語が気になるかし。戻りて復習でもすや。 |
| EX CLEAR戦闘勝利 | 手が鍵よりも強し。それをさやかに心得させき。かくて…ふむ、何を言わんとせりや。 |
| 戦闘敗北 | 失望したまひけむ。どうにも私の勉強が不足せめり。より勉学を力を入るべし…。 |
人格/イサン/薬指点描派スチューデント
| 人格獲得 | あなた様より、新しき着想呼び起こしたまうや?然らずんば…特に興味湧かねど。 |
|---|---|
| 朝の挨拶 | カァテンは開くでない。急な朝日に、先ほどまで集中せるこの点の密度を失うまじければ。 |
| 昼の挨拶 | 五秒以内に滋養を供給せらるる食事、あらまほし。一日の半分を裂くこの瞬間に、食事という味気なし行為に作品を創る時間を損ぬとは…。 |
| 夕方の挨拶 | 眠りは死にて寝るものなり。命が停止せらばその瞬間、作品を創る機会も散らばるがゆえ。なれば一瞬一瞬を只、作品に投資すべし。 |
| 対話1 | たとえ、たかが指輪一周の見習いなれども、なかなか気を配るべきこと多し。マエストロの与え給う課題を忠実に果たし、住民たちの出す味気なき作品を評すべし。 |
| 対話2 | 不満…とな。筆を自在に弄べる裏腹、さほど同意できぬドーセント達の作品性にも心になき賞賛強いらるという点には多少不満あり。されど、小さな塵のごとき短所なるばかりなり。 |
| 対話3 | 過去はさほど面倒を見る要なし。作品と洞察力は発展し続けゆくがゆえに。あっ、まあ…過去の作品を再解釈し作るは、いと興味深きことやも。 |
| 同期化後の対話1 | これも落第…これも落第。…あっ!そなた、B+.この泥水の中で唯一輝きし蓮の花なり。 |
| 同期化後の対話2 | 我が君の作品や、着想思い浮かぶる様が中々気に入りき。今度は喜びて、足らぬ所を私の方から描き直さん…。今度はより私を驚かすものを持ちきたまえ。 |
| 放置 | ふぅむ。構想の時間は妨げず。それが貴重であることを私はよく知りたれば。 |
| 同期化進行 | あな、そなたも評価の瞬間が気になりきや?こなたへ来たまえ。見応えのあるものを、いくつか教えたてまつらん。 |
| 人格編成 | 素材や、したためられし? |
| 入場 | これまた、胸こそ高鳴れ。 |
| 戦闘中の人格選択 | 我が作品に意見でもありや? |
| 攻撃開始 | 点を打ちしぞ! |
| 敵混乱時 | 曲がりにけり。 |
| 混乱時 | くっ…。 |
| 敵討伐 | ようよう、完成せりや。 |
| 本人死亡 | 作品を創りつつ死ぬべきなど…それこそ…理想…的…。 |
| 選択肢成功 | 合格点なり。 |
| 選択肢失敗 | うむ…落第点なりや…。 |
| 戦闘勝利 | 悪しくはあらざりけりかし。筆を幾度か動かす機会さえあべかりけれど…。 |
| EX CLEAR戦闘勝利 | 傑作編みいだしきや…。ふぅ、マエストロ様がいかなる評したまうや、興奮消え去にけらず。 |
| 戦闘敗北 | 最悪なり…。素材は壊れ、着想は既に離れて久し。かかる屈辱的な心地は、げに久しぶりなりかし…。 |
人格/イサン/ロボトミーE.G.O/厳粛な哀悼
| 人格獲得 | 死に関するそなたの意見はよく分かれり。暫し、衝動的なる心はさておき、いま少し対話してみぬか。 |
|---|---|
| 朝の挨拶 | 早朝よりそなたに迷惑を掛けるべくなりしことは申し訳なく思えり。そなたの夢を覚まさぬやと思いて。 |
| 昼の挨拶 | 昼食は食い来たらず。そなたと交わしし話が、思索に耽るにあまりにも良き主題なれば。そなたも誰かを哀悼する時は定めてそうなりけん。 |
| 夕方の挨拶 | 本日の管理は今が最後の予定なり。そなたも疲労したると思えど、苦々しき考察はとばかり置きて、熟睡するはいかがなりや。 |
| 対話1 | 人は死なばいづこへ行くや。げに、考察するに足る話題なり。私もいつなりしや、人生の終わりに対する考えを記録にて残しし試しあれど、今後はそれと共に談笑してみんとす。 |
| 対話2 | 遺書を十三通も書きしに、私には我が死を哀悼する者はあらじという気せり。かかる人、有りなば良かりけるものを。ここには、去にし者を追憶する余裕一つなき者ばかりなれば。 |
| 対話3 | 銃口より蝶の弾丸放たれず、銃の向かいし座標に生きし蝶と死にし蝶の咲くばかりなり。 |
| 同期化後の対話1 | そなたが贈り物と言いて負わせしこの棺は中々重し。また、そなたが私有せる蝶々が私に宿りしものもまた、軽く撃つは難し。哀悼の心に、唐突な軽薄さ一つが過ちて被せられぬや…と私は恐れたるばかりなり。…なれば厳粛たる気持ちにて引き金を引くべからん。 |
| 同期化後の対話2 | 哀悼に美辞麗句は必要なし。或る者曰く、この棺を背負いし哀悼者こそ救いの使者と言いたれど…。当人もまた翼に刺さりしただの羽にほかならず、他に価値は絶えて無し。私もいつか花粉を求めぬ蝶になりぬべし。 |
| 放置 | 私が死ぬなら、硝子窓の向こうの通話口を必ず塞ぎて死なんと思う。させば、私に止まれる蝶も飛び立ためば。 |
| 同期化進行 | 身に余る贈り物を背負いき。行き場を失いし魂は両手にひしと握りき。これより我らはいづこへ飛びゆくべしや? |
| 人格編成 | 管理なりや、あるいは哀悼なりや? |
| 入場 | 死の欲動抑制、観念封印。 |
| 戦闘中の人格選択 | 哀悼に雑談が挟まることは悪しきことなり。 |
| 攻撃開始 | 進みたまえ。 |
| 敵混乱時 | そなたもまた眠りたまえ。 |
| 混乱時 | うむ…。 |
| 敵討伐 | 我、眠りしそなたを称えん。 |
| 本人死亡 | 小さき蝶の翅といえども…ここを…抜け出すこと…叶いけるや…。 |
| 選択肢成功 | 抑圧作業が成功せり。 |
| 選択肢失敗 | 愛着作業は正しからず…。 |
| 戦闘勝利 | 眠れる者たちには喜びて一輪の花を置かん。蝶が彼らに咲くべく。 |
| EX CLEAR戦闘勝利 | 一丁は彼岸(ヒガン)へ逝きし者に対する祝辞を、一丁は此岸(シガン)にて命に縛られ生き続くる者に対する厳粛な哀悼をば。葬儀はイサンより、以上。 |
| 戦闘敗北 | 割れし鏡の中央に死にゆく蝶を見たり。哀悼の任務が私にあれど、いざ彷徨う蝶を咲かすことあたわぬに、口惜しくこそおぼゆれ。 |
人格/イサン/LCEE.G.O/提灯
| 人格獲得 | あな、そなた。少し休憩しゆかずや?…折角なれば、この実験結果の整理を手伝いたまえ。終わるまで帰ること能(あたわ)わねば、逃ぐるは諦めるが良い。 |
|---|---|
| 朝の挨拶 | このエンケファリン部署で働くことに大いなる不満はあらねど…。朝の日差しを浴びらるる、こぢんまりとしたテラスでもあらばと思うことこそあれ。 |
| 昼の挨拶 | 昼餉は簡単に済ませき。隔離室に新たなる幻想体収容されきという知らせ受け、とかく実験するに忙しかりければ…。 実際のところ、空腹を感ずる暇もあらぬほどに、この新鮮なる実験資料より得らるる刺激のみで…。 |
| 夕方の挨拶 | 旧L社の本社や支部では、なかなか頻繁に残業の行われたりしと聞きたれど*44…我がエンケファリン部門は徹底せる定時退勤を志せり。 あな…私含め、かの研究員どもの残れるは単に実験への興奮収まらず、仕事をやめられぬのみである。 |
| 対話1 | 私は旧L社に働きし試しはあらねど、LCEに入社せる研究員には支部出身が何人かいると聞きし。 彼らが経験せし数々の奇異な物語を聞けると…ふむ。万感の交錯する心地なり。 |
| 対話2 | あな、この装備のことなりや。此度、新たにE.G.Oの抽出を行きし結果なり。旧L社の記録にも見つからざりし幻想体の抽出に、なかなか難易度が高かりけれど…。ご覧の通り、悪からぬ成果を上げしぞ。 |
| 対話3 | 抽出されし装備を着たる間に多少の心地動揺の生ずる点につかば、未だ解決がための研究を進めたるところなり。 ただ…我も罠仕掛け、研究員たちを弄ずる楽しさを覚えける点にて、この研究は少しゆっくり進めるべからぬやと思うかし。 |
| 同期化後の対話1 | …幻想体の脱走は、どうやら中々頻繁に脱走すめり。旧L社のごとく幻想体を単なるエナジー生産がためばかりに用いたる由(よし)ならねば、もしやすると当時より酷いやもしれぬ。 その点、ねじれ個体は少しながら人間に戻る余地があるがゆえなのか、対話が進むにつれ安定する傾向を見することこそあれ。 |
| 同期化後の対話2 | この装備の尾のごとき所に付き来る、かの霊体…やはり幻想体やねじれを問わず、対象を「誘引」する能力を持てめり。 さだめて本体は…別物と思えど、あれほどに惹きつけらるる様子を見ると、ひとえにあれこそが本物なる気こそすれ。 |
| 放置 | 目が合いしついでに、ここへ座りたまえ。少し雑談でもせん。…あな、此度は罠ならず、まことぞ。 |
| 同期化進行 | あな、私を見ぬ振りせよ。ほどなく脱走せる幻想体がこなたに興を示さば…私がこの鎚で一気に制圧せん。 |
| 人格編成 | 研究報告会なりや。それとも…脱走なりや? |
| 入場 | 実験を試みる機会哉(かな)。 |
| 戦闘中の人格選択 | …例外処理などとは言いたもうな。 |
| 攻撃開始 | 個体制圧。 |
| 敵混乱時 | ふむ、この弱点を記しおかん。 |
| 混乱時 | うぅっ…。 |
| 敵討伐 | 制圧完了。 |
| 本人死亡 | はぁ…まだ、この世には…ゆかしきことが…。 |
| 選択肢成功 | 明瞭なる解決策見えき。 |
| 選択肢失敗 | こは、長期研究課題として置く方が…。 |
| 戦闘勝利 | 制圧されき。ただ少し遅れし感ありかし…。報告書の提出期まで残り時間が中々少なけれど…。 あな、また一度、同僚どもに疑似餌を投げる時期であるか。 |
| EX CLEAR戦闘勝利 | 目覚ましき成果と記しおくべしな。装着せる装備との協応もいと優れたりき、また…。うむ、ここには余白足りらねば、ほかの場所に厘(りんと)*45と書きおくとせん。 |
| 戦闘敗北 | 安穏なり。失敗は研究員にとりて影のごとく付きまといしもの。たった一度の成功を収むべくば、失敗はいくらでも受け入れらるるぞ。 |
人格/イサン/南部リウ協会3課
| 人格獲得 | 相も変わらず、実に喧噪極まる空間ならざるを得ぬなり…。はぁ、何ゆえ同僚達は私をば部屋の中に留め置かざるものか。 |
|---|---|
| 朝の挨拶 | かくも早き時刻に目覚める者らが街に充ち満つとは…皆勤勉に生きておわせり。 ふむ…たとい人為的に創られし晴天といえども、書館に閉じ籠りし身には中々見慣れぬものなり。 |
| 昼の挨拶 | 昼には…簡素なる食事と共に、協会の仲間の安否を尋ねり。ただ、我が協会の者らは対話の流れに挟まるが難しきほどに燃え上がれば。…うむぅ。慣れるがため努力したり。 |
| 夕方の挨拶 | 夜間ほどは、訓練所にて習得せし情報を直に試みるが良かろう。ただ眼で読み出だしたる活字のみをもっては、リウの技術を体得することは難しきものなり。 |
| 対話1 | 3課へ上がり、協会の書館にありし冊子を既に三度は繰り返し読んだやもしれぬが…ふむ…。他の課の本があらば、あたかも一度もペェジを開いたことなきかのように綺麗に痕を残さず読んで返却することもできるが…。かほん、いや。忘れたまえ…。 |
| 対話2 | なにぶん、ずっと拳と脚ばかり使うてきたゆえ今のように剣を振るうは些か新鮮なり。今となりて思えば、4課にて過ごす間に学びし手刀が、この過程を馴染み深きものとする足掛かりではなかったかと思う。 |
| 対話3 | ふむ…どうやら東部に派遣されるらしく、この機にあちらの訓練や戦闘様式を学ぶも興味深かろう。 …あぁ、協会の仲間には内緒にして置いてくれまいか?彼らは何故か傷つかん気がして…。 |
| 同期化後の対話1 | 剣撃にて空間を焼き払うことで大規模の敵を相手取るや…。実際に試すまでは、剣術とは単独の相手にしか通じぬと思いたれど些か浅はかな発想なりき。 |
| 同期化後の対話2 | どうせ前線に立つならば、先頭へ。最前線こそ良からん。新たに修めし技術を活用する機会もまた増えん。火種を灯し置かば、後に続く仲間達の戦闘もまた円滑にならん。 |
| 放置 | うぅむ…これがリウ南部3課の剣法の型というものか。他の支部の武具や型も、いとど気になりく。 |
| 同期化進行 | ごった返す空間に雑音が混じるは、愉快ならざること。この際、むしろ閑寂たる様相に変じさせてみようぞ。 |
| 人格編成 | 実験を試みる機会哉(かな)。 |
| 入場 | 炎を鍛えん。 |
| 戦闘中の人格選択 | あぁ、残り火に気をつけたまえ。 |
| 攻撃開始 | 火撃拳*46。 |
| 敵混乱時 | 乱れるがよい*47。 |
| 混乱時 | うむ…。 |
| 敵討伐 | 燃え上がるがよい。 |
| 本人死亡 | 更に学べず去らねばならぬこと…ただ…気に食わぬ、な……。 |
| 選択肢成功 | これが正しき漸"火"式なり。 |
| 選択肢失敗 | うぅむ、定めて意味なきことなりき…。 |
| 戦闘勝利 | 試みるに足ることを、もっともらしく解き明かせり。ただ、新たに火種を灯す機会が少なかりしことが口惜しきなり。 |
| EX CLEAR戦闘勝利 | 前へ出し甲斐がありきな。いつになく熱く燃え上がりき。この剣法も、どうやら中々手に馴染んできたように覚ゆ。 |
| 戦闘敗北 | あぁ…近頃は活字にばかり頼りすぎきや。訓練の量を増やすがよろしからん。さもなくば、2課はおろか、他の地域への派遣など夢にも見られじ…。 |
人格/イサン/N社E.G.O/凶弾
| 人格獲得 | 親友の血に点綴(てんてつ)せる襤褸(ぼろ)を見て指さし嘲るか。愚かなる者どもかな。至上の悲劇は只、自分のみ痛感し得るものを。 |
|---|---|
| 朝の挨拶 | 浮上せし太陽の光は私にすこぶる痛し。私は寧ろ月を好む。反射して減殺したる光こそ私に適う。仲間を貫きて弾丸を放つ私と、すこぶる相応(ふさ)うではないか。 |
| 昼の挨拶 | 昼食は楽しまぬ。暫(しばら)く欠けども大いに障りなきのみならず、まとい付く粘りたる血臭、げにいみじければ。 |
| 夕方の挨拶 | …気付かれしや。知らぬ顔して通り過ぎ給え。理事殿が私にイゴ(E.G.O)の研究を許さず、夜陰に乗じて資料でも漁らんと企てしゆえに。 |
| 対話1 | はあ…過去の痛みを問うや。敢えて想起せねば、記憶が散りけり。うむ、確か我が親友らは一人を除き悉く背を向け…私の価値を宿すことあたう技術を見分けられるるN社と此の九旧人会を擁立せり。 …何か異常なりや? |
| 対話2 | 此のイゴ(E.G.O)は理事殿より賜わりしのみ。私に選択権なし。私とて仲間を貫き撃つを好みて受け入れしと思うか? …さに見えたりと?なればそれは…侵蝕、ならん。 |
| 対話3 | 死にゆく者らを見て惜しむに及ばず。…探し得ば、所詮…ものを。 私と親友とが彼の為に奮闘すれば、やがて私に貫かれし仲間らも…。 |
| 同期化後の対話1 | 黒き血片は凜と響きて砕け散らん。貫ける弾丸は幾筋にも裂けて彼ら悉(ことごと)くを貫かん。かくして仲間の犠牲は価値を得たり、否…始めより仲間たりしや否や、今は朧気(おぼろげ)なり! |
| 同期化後の対話2 | 此の銃か、又は此の襤褸(ぼろ)か…これらが絶えず私に囁きたり。敵を狙うにあらず、愛を記憶する者を狙え。其れを破壊せよ、撃て、撃…。 …私はどこまで語りたりしや? |
| 放置 | ペンダントを取り出し見はするも、私は遂に開かぬようにす。親友が、かく言えり。もう遅い、もう遅い…。 |
| 同期化進行 | 任務に出づるや。共に征く仲間は幾人ぞ。うむ、弾丸の数を数(かぞ)うが為に問いたり。 |
| 人格編成 | 私は忙しき身なり。 |
| 入場 | 彼らは戦慄せん。 |
| 戦闘中の人格選択 | ふふ…うむ、笑いは忘れ給え。何事ぞ。 |
| 攻撃開始 | 貫きて散らん。 |
| 敵混乱時 | 孔だらけとなりて― |
| 混乱時 | …やれ。 |
| 敵討伐 | 遂に深き水面へ沈み給うか。 |
| 本人死亡 | 死に度(た)い思いが…遂に刃を見つけたりや。 |
| 選択肢成功 | ご覧じろ、私の計画せしがままにならずや。 |
| 選択肢失敗 | …厳密に言えば、私の專門分野にあらず。 |
| 戦闘勝利 | ふむ、斯(か)くばかりにて足るべし。所期の目的は既に達せるようなり。帰途も混み合わず、すこぶる快適ならん。さに思わざるか? |
| EX CLEAR戦闘勝利 | 口中に塩辛き味漂う…。あぁ、何ぞと思えば、爆ぜ散りし仲間の血飛沫の跳ね入りぬ。はぁ…かかる味なりや。 |
| 戦闘敗北 | チッ…速やかに逃げねばなるまじ。うむ、退却を助くる者ら到着せりや。さぁ、付いてきたまえ! |
人格/イサン/黒獣-午筆頭
| 人格獲得 | 君主の望む鴻園は、お嬢様の望みし鴻園と、末には相通ずるところあると見ゆ。 たとえその道、血に点綴(てんてつ)さるるとも…私は未だ花開かざりしお嬢様の夢を、其の身に代わりて成就せん。さればお嬢様 …この愚かなる護衛を…願わくは、我を赦したもうな。 |
|---|---|
| 朝の挨拶 | 東明るめば、暖香塢の朱の大門の彼方に光ゆらめく。その光の調べ、まことお嬢様に生き写しにて、毎朝ごとに目を離し難し。 |
| 昼の挨拶 | お嬢様より常に賜わりし、黒獣の力を抑うる丸(ワン)を服すべき刻が近づきたり。主を失い、筆頭として復帰せし後は、口にも触れざりし筈なるに…。今もなお、この刻のみは喉に何物か懸かるがごとく、息しばし止みがちになれり。 |
| 夕方の挨拶 | 君主の支配せし大観園の夜は、音無きなり。その平安は喜ばしけれども、かくまで静かなる世は却って異常であるが故に、心穏やかならず。 |
| 対話1 | ホンル、かの方への怨みを断じて撤回したるにあらず。ただ…仙皇蟲、その悪毒なる謀略は私もお嬢様も知らざりき。それを告げ、 ざりしとて、敵たりし男に、いかで責を問わんや。 |
| 対話2 | 私、いかにせばお嬢様を救い得たりしかと、思考の破片を反芻せり。 もとより無用の業なるは知れり。過去に逃れて悔いを深めたとて、死人の還ること無し。されども…この連想、どうにも殺すこと叶わず。 |
| 対話3 | この甲冑…別途装いしものにあらず。こは、黒獣丸の中の午丸によって変じたる我が皮膚なるのみ…。甲殻のごとき外皮の萌え出でて、まとえりと言うが正し。 |
| 同期化後の対話1 | 牛の角の強きことは知れり。されど穿たれし道にて長久の戦ならば、俊馬に委ねるがよろし。馳せるに足る空間さえあらば、戦場の勢力図は畢竟(ひっきょう)勢いの乗れる馬蹄の下に定まらん。 |
| 同期化後の対話2 | 遂に鴻園に戦火起これり。朽ち腐れたるものを忘れ、善き理想を捨てしが故ならん。 君主は鴻園を正さんと宣すといえども、人を信用せず、本性は悪なりと唱うる者を…果して我は信用してよきや。 |
| 放置 | …今日ずっと休まるるならば、私は暖香場にて待たん。用向きあらば彼処へ歩を運ばれよ。 |
| 同期化進行 | 馬蹄の音鳴れ。砂塵は起これ。関(とき)の声は木霊(こだま)せよ。 逃ぐる所なき隘路(あいろ)たれ。*48 君主の言葉通り悪心を懐きし逆賊、斬り捨てたり。願わくは鴻園は…恐るることなく、進みたまえ。 |
| 人格編成 | 黒獣-午、筆頭。イサンなり。 |
| 入場 | 彎曲サレタ直線ヲ直線二走ラン。*49 |
| 戦闘中の人格選択 | 閑話休題。私事に耽ることなかれ。戦場に専心せよ。 |
| 攻撃開始 | 一騎当千…! |
| 敵混乱時 | 心おきなく開け放ち…。 |
| 混乱時 | …足を挫きたるか。 |
| 敵討伐 | …風吹くままに踏み砕け。 |
| 本人死亡 | 私が歩み速くて…早く…着きすぎたか…。 |
| 選択肢成功 | これぞ馬の行進なり。 |
| 選択肢失敗 | …歩みが乗らざりき。それのみなり。 |
| 戦闘勝利 | 勝ち関は響けり。されど馬らは歓びを忘れよ、喜悦を倹約せよ。 我ら、直ちに君主の指す他の戦場へ投ぜらるべければ。 |
| EX CLEAR戦闘勝利 | 遂に轡の一つを断てり。畏れなく進み得る、お嬢様の望みし鴻園へ一歩近づけり。 されば…いつか再会の日には、かならず我にも銀子を渡したまえ。私はただそれのみを願ひ、全身に血を浴びつつ休みなく馳せ続くればなり。 |
| 戦闘敗北 | …成果を上げられざりしか。これではお嬢様の理想に至るまで幾年を要するやも量り難し。 君主の策を待たん。当面はこの先を駆くる胆、なかなか湧かぬ。 |
人格/イサン/蜘蛛の巣人差し指の親方
| 人格獲得 | 選ぶ生より、選ばるる生…。(ビープ音)ふっ、娘も…この生の愉しさを味わい得ればよけれど。 |
|---|---|
| 朝の挨拶 | 明け方の空気のほころび始むる頃。私はかかる時こそ冊子をひもときたく覚ゆ。娘子の帰り来たらば読み聞かせんのど一つ一つに栞を挿し、越さぬ結末の手前にスピンを置きつつ。 |
| 昼の挨拶 | 鏡がもし書冊の頁の如くならば、一葉を繰りて相対して過ぎし季節に逢わんものを。されど焦げたる此の顔は温かき日の光の下にても痛まぬ日はなし。否…寧ろ善し。ひたすらにその頁の前に立ちて、私と娘子の痕跡を反芻できるがゆえに。 |
| 夕方の挨拶 | 此の深き夜に何事ぞ、ドン― (ビープ音)むむ...ハッ。そなた。この親方たる者と夜の散歩を致したく思ひし様子なりけり。 |
| 対話1 | 此処は…蜘蛛どもの住まう家なり。されば必然…。(ビープ音)餌どもは群がり来たるものよ。家の外へ出づる要もなく、一日飢える要もなし。 かくも便利なる生で外へ出でねばならぬ理由が…私にあるべきや。 |
| 対話2 | その子はな。ふむ…まこと頗る優れたる資質を有しいたり。殊に時間に対する感覚と適性、卓絶せりき。我らが時間金庫に螺旋の刺さりたるサルを入れ置きて、宿題を悉く終えて帰り来たりしとき…再び取り出だしたるサルの螺旋を抜きたるときに見せし眼差しが、今も胸に残るなり。そしていづれの親方も知らぬ間に時間金庫に出入りして活用したるとは…頗る聡明なりしと思わざるや。遺憾ながら聡明なる「子」に過ぎねど…。 |
| 対話3 | 我が生は…螺旋のごとし。終を目指して常に貫き進めども、次第にその速度は鈍り、遂には必ず終に到達し得ざる…。娘子もまた然り。粉砕機、若しくは焼却機…若しくは奈落の底の蜘蛛の糸。かかる物どもを造り出さんが為に娘子を螺旋の上に、そしてまた我が生をも螺旋の上に立てたり。遠く眺むれば…羅列され縺(もつ)れたるその様どもが螺旋と異なる所なければ、これ程の証左また無からん。(ビープ音)…さあ、聞きしや。この「愉快」がいついつまでも終わらざることを知らざる様を。 |
| 同期化後の対話1 | さて、今度は。(ビープ音)バスタードソードか。む、そして続くは…。(ビープ音)大鎌。今日もまた指令らしき…高潔なる武器の目利きなりけり。 |
| 同期化後の対話2 | この都市は昼といわず夜といわず…いつ眺むれども雨に濡れたるがごとく、ただ白く霞みて曇るのみなり。ゆえに私には傘を要せず。却って晴れやかなる時にも日傘また要あるまじ。 指令の授くるものを、私が取りて振り回さば足るのみなれば…たとい、いついつまでも眼前白くとも差し支えなからん。 |
| 放置 | …かくて蝶は、ひらりひらりと飛び去りつつ言えり。「すっかり絶望し、空を見てももはや動かなくなった心を持つこと。それが自由になる、唯一の方法だ。」と。 |
| 同期化進行 | (ビープ音)手矛に胸を刺し通されて、逆さに吊るされ。(ビープ音)剣をもって打ち啄(つつ)き、引き裂いて喰らえ。 (ビープ音)…恨むに及ばず。只今の死すらも…指令に選ばれしものならん。 |
| 人格編成 | (ビープ音)対象確認せり、始めん。 |
| 入場 | (ビープ音)…此度読み聞かせん童話は、これで。 |
| 戦闘中の人格選択 | 未だ…「氷」たるのみなるや。 |
| 攻撃開始 | そなたはどこまで覚悟したりや。 |
| 敵混乱時 | その悲しげなる眼差し、頗るよし。 |
| 混乱時 | ははっ。 |
| 敵討伐 | ここ、心臓が…ちょっと痺れた故。 |
| 本人死亡 | …寂しき…かな。 |
| 選択肢成功 | (ビープ音)取り立てて特別なることはなかりき。 |
| 選択肢失敗 | (ビープ音)ただ、そうなりしまで。 |
| 戦闘勝利 | 不完全なりとも指令を終えたらば…構わず。私にただ一つ、完全に果たさねばならぬ指令は…未だ来たらざればなり。 |
| EX CLEAR戦闘勝利 | 完璧に遂行されしにあらずや。されど…。(ビープ音)いまだ期の定めなし。然らば依然として私は…「何もなき」、なりや? |
| 戦闘敗北 | 時々…此の辺りにて、お湯を掛けて融かしてくれればと思えど。どうやら娘子は、それを忘れたるようなり。(ビープ音)はあ。頗るつらけれど…未だ端末機の響きは止まざれば、螺旋を造るにあたりて、止むることなど無かるべし。 |
戦闘中ボイス
| 人格 | 囚人 | 対応スキル | セリフ | 音写 |
|---|---|---|---|---|
| 開花E.G.O::壇香梅 | イサン | 《血を宿した香り》 | 피어나라.(咲き出でよ。) | ピオナラ |
| W社3級整理要員 | イサン | 《次元の狭間》*50 | 단숨에…!(一息で。) | タンスメ |
| 薬指点描派 スチューデント | イサン | 《滴血の彩色》 | 합격점.(合格点。) | ハッキョッチョン |
| ロボトミーE.G.O:: 厳粛な哀悼 | イサン | 《葬儀はイサンより、以上。》 | 편히 쉬시게.(…安らかに眠りたまえ。) | ピョニ シシゲ |
| 南部リウ協会3課 | イサン | 《剣の流れ》 | 끝내… 전소하리.(遂に。全焼せり。) | クンネ チョンソアリ |
| N社E.G.O:: 凶弾 | イサン | 《対象調整射撃》*51 | 그대로 꿰어 쏘리라.(そのまま貫き撃たん。) | クデロ ケオッソリラ |
| 黒獣-午 筆頭 | イサン | 戦闘中初めて家主候補イシュメールが出撃している状態でターン開始時 | 하, 이상이오. 행색이 이상하나 그럼에도 이상이오. 내가 맞소. 내가 아씨의 이상을 함께 좇던 호위 이상이오.(…イサンなり。姿は異常(イサン)なれど、されどなおイサンなり。私に相違なし。私が…お嬢様の理想(イサン)を共に追いし、護衛イサンなり。) | イサンイオ ヘンセギ イサンハナ クロメド イサンイオ ネガ マッソ ネガ アシエ イサンウル ハンゲ ジョットン ホウィ イサンイオ |
| 《先鋒走破》 | 하나 넘고, 둘 넘고. 꺾어 재쳐라!(一つ越え。二つ越え。折り伏せよ。) | ハナ ノンコ トゥル ノンコ コッコ チェッチョラ | ||
| 《黒風馬脚月斬》 | 하나 넘고, 셋 넘고, 무수히 넘고, 얼마든지 꺾어 제쳐라!(一つ越え。三つ越え。数多越え。幾らでも折り伏せよ!)*52 | ハナ ノンコ セン ノンコ ムスイ ノンコ オルマドゥンジ コッコ チェッチョラ | ||
| 家主候補イシュメールが援護攻撃時 | 내 앞을 달리시오. 아씨라면 능히 그리할 수 있소.(我が前を駆け給え。お嬢様ならば、能くそう為し得たまう。) | ネ アプル タリシオ アシラミョン ヌニ クリアル ス イッソ | ||
| 号令を付与時 | 겹겹의 중문, 뚫어보이겠소!(重重たる中門。穿ちて見せん!) | キョッキョベ チュンムン トゥロボイゲッソ | ||
| 《突撃前、整えん。》 | 모든 것을 견뎠소.(すべてに耐えたり。) | モドゥン ゴスル キョンデョッソ | ||
| 蜘蛛の巣 人差し指の親方 | イサン | 戦闘中初めて人差し指代行者-開花E.G.O::代行ドンキホーテが出撃している状態でターン開始時 | 아아, 돈키호테. 그래, 이번 전투를 잘 마치면 칭찬해주겠소.(あぁ、ドンキホーテ…。(ビープ音) あな。此度の戦闘をつつがなく終えなば…褒めて遣わさん。) | アア ドンキホーテ クレ イボン チョントゥル チャル マッチミョン チンチャネジュゲッソ |
| 解禁-Ⅰ獲得 | 무아몽중.(無我夢中) | ムアムンジュン | ||
| 解禁-Ⅱ獲得 | 아비규환.(阿鼻叫喚) | アビキュファン | ||
| 解禁-Ⅲ獲得 | 지리멸렬.(支離滅裂) | チリミョルリョル | ||
| 代行[ヘルメス]を獲得したスキルの最終コイン的中時 | 하나./둘./셋째.(一。/二。/みっつ。) 넷./다섯./여섯째.(四。/五。/むっつ。) 일곱. 앞으로 둘./여덟. 앞으로 하나./아홉째. 완료.(七。あと二。/八。あと一。/ここのつ。完了。) | ハナ / トゥル / セッチェ ネ / タソッ / ヨソッチェ イルゴッ アプロ トゥル / ヨドル アプロ ハナ / アホプチェ ワルリョ | ||
| 指令対象を討伐時 | 내내 유쾌하게. 그대는 선택받았으니.(いついつまでも愉快に。そなたは選ばれたれば。) | ネネ ユゲアゲ クデヌン ソンテッパダッスニ | ||
| 《Furioso-Replica》 | 격정의 마음을 모방하겠소.(激情の心を模倣せん。)*53 | キョッチョンエ マウムル モバンガゲッソ | ||
| 재현 종료.(再現終了。)*54 | チェヒョン チョンリョ | |||
| 《Furioso-Replica》(じりじりと焼ける傷を保有時) | 헤르메스의 의지.( (ビープ音) ヘルメスの意志。)*55 | ヘルメスエ ウィジ | ||
| 내내 격정적으로.(いついつまでも激情的に。)*56 | ネネ キョッチョンチョグロ | |||
| 파도가… 밀려드는구료.( (ビープ音) はぁ…波が押し寄せ来れり。)*57 | パドガ ミルリョドゥヌングリョ | |||
| じりじりと焼ける傷を獲得 | 딸아이도 이 상처를 기억하고 있으면 좋겠구료.(…ははっ。娘子もこの傷を記憶して呉れらばよかれども。) | ダライド イ サンチョル キオッカゴ イッスミョン チョッケックリョ | ||
| 딸아이도 이 상처를 기억할지.(はっ。娘もこの傷を憶えたらんや。) | ダライド イ サンチョル キオカルッジ | |||
| 《天殺》 | 알고 있겠지. 예측은 의미 없다는 걸.(分かっているよな。予測は意味がないってこと。)*58 | アルゴ イッケッチ イェチュグン ウィミ オッタヌン ゴル | ||
| 《空間斬-残》追加コイン | 예측은… 의미 없어.(予測は意味がない。)*59 | イェチュグン ウィミ オプソ |
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- いと雅びなる話し方す。通称「イサン語」といはる。
今は昔、「ビナー」といふ者ありけり。旧エル社にてエネルギイを取りつつ、難解なることいみじき言を話しけり。こは「ビナー語」となむいひける。- こはS社(19区)の方言のように言われき。
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