ムルソー

Last-modified: 2025-12-10 (水) 00:21:21

新人管理人向け情報

リセマラおススメ人格・EGO

※該当するおススメが無い場合は表示されません。議論はリセマラおススメ人格・EGOまで

星3人格

id0511_1.webp
ムルソー
西部センク協会3課
ストーリー★
-雑魚戦〇
-ボス戦★
周回作業〇
高難易度〇
ボス戦で強力なE.G.O《他人の鎖》を使用できる。
・マッチ力が非常に高い
・同期化段階Ⅲで十分完成するため育成コストが安い
・E.G.O《表象放出機》のコストを供給できる。
・耐久力が低い
・パッシブを発動しないと通常の星3と変わらないマッチ力になる
id0512_1.webp
ムルソー
東部親指カポIIII
ストーリー〇
-雑魚戦〇
-ボス戦★
周回作業〇
高難易度★
・全ステータスが高い水準で纏まっており、どの戦闘でも一定の活躍ができる。
・ボス戦で強力なE.G.O《他人の鎖》を使用できる。
火傷振動関連の強い効果が多く、火傷振動編成の核になれる。
・有限のリソースを使い切るとマッチ力が下がる。火傷振動を扱える人格と編成を組めるとより強力。
人格入手手段強み弱点補足

星2人格

人格主な適正強み(標準的な星2との比較)弱点補足
バランスid0507_1.webp
ムルソー
中指末弟
ストーリー★
-雑魚戦〇
-ボス戦★
周回作業〇
高難易度
ボス戦で強力なE.G.O《他人の鎖》を使用できる。
・高い耐久力を持つ。守備スキルによって確実に敵に攻撃を当てられる。
・同期化段階Ⅲでほぼ完成するため育成コストが安い
・これといって大きな弱点は無い中指末妹ドンキホーテと共に編成を作れるとより強力。

E.G.O

E.G.O入手概要主に役に立つ場面
ムルソー

《執行》
執行抽出・
自販機
味方の体力を大きく回復しつつ、極めて高いマッチ力を出せるE.G.O。
自分の体力回復はできないので、その点だけ注意。
解析段階Ⅱ以下だと回復量・マッチ力共に弱くなってしまう。
二種類で性能は大きく変わらない。
ほぼ全ての戦闘

キャラクター

大柄でキッチリとした身なりの男性。
12人の中で最も寡黙で、自己主張や率先して事を起こすことが基本的になく、冷静沈着だが自発性に乏しい。
求められなければ動かないものの能力は高く、戦闘や都市の情報にも通じており、まれに斜め上方向に意外な一面も見せる。

ティザー情報

ポート
ムルソー_マーク.webpムルソー_注意事項.webp
ムルソー_ポート.webp
Soleil*1
プロフィール
ムルソー_マグショット.webpムルソー_ティザー_1.webpムルソー_ティザー_2.webp
彼らは理解し難いな
名前ムルソー(뫼르소/Meursault)
CVクォン・ソンヒョク(권성혁/Kwon Seong-hyeok)
所属LimbusCompany?#05
E.G.O他人の鎖(Chaines d'autrui)
マーク🌇夕焼け
カラーDecay Blue*2/#293b95
原典『異邦人』アルベール・カミュ
Aujourd'hui, maman est morte. Ou peut-être hier, je ne sais pas*3
PV
loading...
loading...

ムルソー。
そう呼んでいただけますか、管理人様。


彼らは理解し難いな。
お金を失ったからと涙を流し...
そう思えば劇場に行ってきたと言い呵々と笑い。
どうにかして自分をさらけ出そうと焦っているのが...
...いや、口を動かすのに使ったエネルギーが勿体ない程に役に立たない話でした。


鼓膜を破るかのような、けたたましい音が耳を容赦なく叩き付ける。
左の2列目から右の15番目の列まで、私に向けられた目玉たちの視線。
89の人差し指と86つの喉笛から溢れ出る哀しみ、恐怖、嫌悪、罵倒。
それぞれの感情の塊で作られた質問が私の息の根を段々と締め付けてくる。


...ただ、太陽が眩しかっただけなのに。

注意事項
判断拒否(Refuses~cast any moral judgement*4
明確かつ短い指示を、つまり個人に判断を任せない命令を要する。

人格

拡張表示

スキル枚数別
※最大Lv(55)、最大同期段階()の情報を表示

#人格囚人
0513ラ・マンチャランドラ・マンチャランドの王子ムルソー631反23256574-757.58.590.512.0
0512親指東部親指カポIIIIムルソー63123反237574-658.59.60斬打10.52.0
0501LCB囚人LCB囚人ムルソー013防12261582-35212.00.5
0502リウ協会南部リウ協会6課ムルソー0213防2237562-556打貫12.00.5
0503W社W社2級整理要員ムルソー03213防229594-85510.52.0
0504N社の狂信者N社大鎚ムルソー132反31287603-555貫打10.52.0
0505バラのスパナ工房バラのスパナ工房フィクサームルソー221防32225553-8560.52.01
0506R社R社第4群サイチームムルソー03123防260603-555斬打12.00.5
0507中指中指末弟ムルソー32132反237584-656.56.582.010.5
0508剣契剣契頭目ムルソー3315*5232584-658.58.550.512.0
0509デッドラビッツデッドラビッツ ボスムルソー42231反219574-756.56.58打貫0.52.01
0510ディエーチ協会南部ディエーチ協会4課部長ムルソー03231防237574-655.56.58打貫2.010.5
0511センク協会西部センク協会3課ムルソー5321避3200574-757.57.5810.52.0

人格(威力)

スキル効果・バトルパッシブも加味したマッチ時の最大威力を表記*6

#人格囚人LvS1S2S3Lv守備
#人格囚人速度攻LvS1S2S3属性守Lv守備
0513
ラ・マンチャランド
の王子
ムルソー4-757.58.6015*7
2(+3)*3
22*8
4(+4)*3
24*9
4(+4)*1
反撃5813
5(+4)*2
0.512.0
0512
東部親指
カポIIII
ムルソー4-658.59.6115*10
4(+4)*2
20*11
4(+4)*3
28*12
3(+3)*5
反撃5819*13
5(+4)*2
10.52.0
0501
LCB囚人ムルソー2-35211
3(+4)*2
15
6(+9)*1
12
4(+2)*4
防御5813
10(+3)*1
12.00.5
0502
南部リウ
協会6課
ムルソー2-55611
3(+4)*2
11
7(+2)*2
17*14
5(+3)*3
防御5616
8(+8)*1
12.00.5
0503
W社2級
整理要員
ムルソー4-85511
5(+6)*1
14*15
5(+2)*3
17*16
5(+2)*4
防御6017
12(+5)*1
10.52.0
0504
N社大鎚ムルソー3-55511*17
5(+1)*2
12
6(+3)*2
14
8(+3)*2
反撃6017*18
15(-5)*1
10.52.0
0505
バラのスパナ工房
フィクサー
ムルソー3-85612*19
4(+6)*1
14*20
5(+4)*2
16*21
4(+2)*4
防御5516
8(+8)*1
0.512.0
0506
R社第4群
サイチーム
ムルソー3-55513*22
5(+6)*1
14
5(+3)*3
21*23
6(+3)*3
防御6020
15(+5)*1
12.00.5
0507
中指末弟ムルソー4-656.56.5812*24
3(+4)*2
15*25
4(+5)*2
20*26
4(+3)*3
反撃5815*27
4(+4)*2
2.010.5
0508
剣契頭目ムルソー4-658.58.5513*28
3(+4)*2
21*29
3(+5)*3
20
20(-8)*1
反撃6018
8(+10)*1
0.512.0
0509
デッドラビッツ
ボス
ムルソー4-756.56.5816*30
5(+6)*1
19*31
4(+5)*2
20*32
4(+2)*4
反撃5613
7(+6)*1
0.52.01
0510
南部ディエーチ
協会4課部長
ムルソー4-655.56.5814*33
3(+4)*2
21*34
4(+6)*2
23*35
5(+4)*3
防御5920
15(+5)*1
2.010.5
0511
西部センク
協会3課
ムルソー4-757.57.5818*36
3(+4)*2
23*37
4(+4)*3
30*38
5(+4)*3
回避5716*39
4(+10)*1
10.52.0

人格(パッシブ)

※同期段階(/)の情報を表示

#パッシブ囚人人格効果条件
0513血餐
----
王子であった者がすべきこと
----
「血をまとい、仮面を被り、血を命ずるがままに」
ムルソーラ・マンチャランドの王子<常時発動>
このキャラクターが戦闘に参加しているか、登場リストに含まれているなら、1ターン目から全キャラクターが受ける出血ダメージだけ血餐が増加する。このキャラクターが戦闘に登場するたび、戦場にまき散らされた伏在する血が更に顕わにする。
----
<常時発動>
ターン開始時、硬血甲冑が最大のラ・マンチャランド所属人格へ下記の効果を適用
演技集中を1得る
・ダメージによる混乱状態の時、混乱を解除して硬血甲冑を全て消耗(ステージおよび人格ごとに1回、強制混乱を除く)
戦闘人員にラ・マンチャランドの姫ロージャがいるなら、ラ・マンチャランドの姫ロージャとラ・マンチャランドの王子ムルソーのスキル3ダメージ量+15%(強化スキルを含む)
----
戦闘開始時、自分に硬血甲冑があるなら数値によって下記の効果を得る
-3~:攻撃レベル増加1/2,防御レベル増加1/2
-4~:次のターンにクイック1/2
戦闘開始時、自分に演技集中があるなら敵に攻撃的中時、ラ・マンチャランドパレードを1付与(1ターンにつき2回、E.G.Oスキルを含む)
出血を保有した敵に攻撃的中時、自分の体力が30%未満なら、自分の体力最大値の30%だけ体力を回復(戦闘ごとに1回、小数点切り捨て)
保有33
0512挿翅虎
----
天退星刀
ムルソー東部親指カポIIII<常時発動>
虎標弾を12個保有
虎標弾猛虎標弾を消耗するコインをトスするとき、該当する特殊弾丸がない場合でも攻撃がキャンセルされない代わりに該当コインの的中時火傷付与、火傷回数増加効果が発動しない
この戦闘にて初めて守備スキルを装着するか虎標弾を全て使用、または混乱したなら、該当ターン終了時に猛虎標弾8発を装填して剛氣1を得る(戦闘につき1回)
-混乱状態で効果発動時、混乱状態を解除(強制混乱を除外)
-虎標弾が残っているなら全て消滅
-自分が消耗した虎標弾猛虎標弾の合計が8以上なら、剛氣剛氣-心へ変更
猛虎標弾の最後の弾丸を消耗する基本攻撃スキルを使用する場合、
-攻撃開始前に攻撃加重値+2
-次のターンにオーバーヒート1を得る
----
虎標弾保有時、
-1以上なら「快刀亂麻」の全コインが破壊不能コインに変更
-虎標弾を消耗するスキルコインの威力+1,ダメージ量+10%(消耗可能な数だけ適用)
猛虎標弾保有時、
-1以上なら、基本攻撃スキルの全コインが破壊不能コインに変更
-0なら基本攻撃スキルの特殊弾丸を消耗できるコインが破壊不能コインに変更
-猛虎標弾を消耗するスキルのコイン威力+2,ダメージ量+30%,該当コインが的中時に付与する火傷威力と火傷回数の付与値+2(消耗可能な数だけ適用)
保有3
0501覚悟ムルソーLCB囚人戦闘開始時、自分の体力が50%未満なら保護1を得る保有2
0502泰山ムルソー南部リウ協会6課被ダメージ時、ランダムな対象に火傷1を付与(最大4回)保有4
0503耐え抜くムルソーW社2級整理要員被ダメージ時、充電回数が1増加(最大6回)
マッチ敗北時、充電回数が1増加(最大6回,被ダメージ時の条件と別途判定)
保有3
0504執念の金鎚ムルソーN社大鎚戦闘開始時、体力が50%未満なら自分に付与されたマイナス効果の内1つを除去し、狂信1、攻撃力増加1、保護3を得る共鳴4
0505慢性疲労ムルソーバラのスパナ工房フィクサー対象の振動が5以上の時、対象のマッチ威力-1
混乱状態が解除されるとき、体力を最大値の5%回復
保有5
0506rrR-#4 スーツ加圧稼働ムルソーR社第4群サイチームターン終了時、充電回数5につき次のターンの速度最大値+2(最大6)
ターン開始時に充電が5以上あるなら、自分の最右方のスロット1つの挑発値が3上昇。
保有5
0507義理ムルソー中指末弟- ターン終了時、該当ターンに味方へスキルで最も多くダメージを与えた敵1名へ仕返し対象を付与。
- 攻撃時、メイン攻撃対象が仕返し対象なら最終威力が1増加
- 自分以外の中指人格が生存している場合、毎ターン終了時に自分と精神力が最も低い中指人格1名の精神力を6回復
保有3
0508追慕
----
本国剣術
ムルソー剣契頭目<常時発動>
自分を除く剣契組織員が3名以上死亡した場合
-自分のスキル・コイン効果で呼吸威力・回数を得たとき、呼吸威力・回数が1追加で増加
-剣契組織員が5名以上死亡した場合、代わりに2増加
-戦闘開始時、自分へ本国剣術を付与
----
今回の戦闘にて、体力が0になるダメージを受けたときに体力を1残して耐える(戦闘につき1回)
自分のスキル、コイン効果で呼吸威力,回数を得るとき、自分以外に呼吸を持たないか、最も少ない剣契人格2名の呼吸威力,回数が1増加
-戦闘に参加した剣契組織員が6名以上なら、代わりに2増加
戦闘開始時、自分を除く剣契組織員へ本国剣術を付与
共鳴3
0509時間稼ぎムルソーデッドラビッツ ボス破裂を持つ対象とのマッチ進行時、マッチ威力+1
対象の破裂回数が5以上なら、マッチ威力+2
共鳴3
0510自律学習指示ムルソー南部ディエーチ協会4課部長自分を除く味方のスキルを捨てる度、対象と自分へ知識鍛錬1を付与(スキルにつき1回、1ターンにつき3回)
ターン終了時、自分以外がスキルを捨てた味方の数だけ次のターンに貫通ダメージ量増加、打撃ダメージ量増加を得る(最大3)
共鳴2
0511決闘生放送ムルソー西部センク協会3課ターン終了時に自分の呼吸威力3ごとに、次のターンにクイック1を得る(最大2)
基本攻撃スキルで攻撃的中時、次のターンに集中攻撃-ムルソーを付与。(スキル1回につき1回付与)
集中攻撃-ムルソーが付与されたスロットを攻撃して対象を倒すか部位を破壊したなら、精神力を7回復
保有22

※同期段階(/)の情報を表示

#サポートパッシブ囚人人格効果条件
0513杯を溢れさせよムルソーラ・マンチャランドの王子このターンの間、血餐が生成されるときに1.5倍になる(戦闘ごとに2回、小数点切り捨て)共鳴5
0512猛虎の跳躍ムルソー東部親指カポIIII速度が最も高い味方1名が弾丸を消耗するスキルを使用時、対象より速度が3以上高ければ、与ダメージ量+(対象との速度差×2/3)%(最大10/15%)
(弾丸がなければ適用されない。ただし、弾丸バフは保有しているが数値が0の場合は効果が適用される)
保有3
0501背中を支えるムルソーLCB囚人最大体力が最も高い味方1名の、攻撃スキルによる被ダメージ量-10%保有3
0502摩擦打撃点ムルソー南部リウ協会6課速度が最も低い味方1名の、火傷付与値+1保有4
0503黙々ムルソーW社2級整理要員速度が最も低い味方1名の、破裂付与値+1保有4
0504至上の栄光ムルソーN社大鎚現在の体力が最も低い味方1名の体力が50%未満なら、攻撃威力増加1、保護1を得る。対象がN社の狂信者なら狂信1を追加で得る共鳴3
0505休職勧告ムルソーバラのスパナ工房フィクサー速度が最も高い味方1名が振動の付与された敵とマッチ進行時、敵のマッチ威力-1共鳴3
0506機動訓練ムルソーR社第4群サイチームターン終了時、充電回数が最も高い味方1名が充電回数5につき、次のターンの速度最大値+1(最大3)保有5
0507一家ムルソー中指末弟精神力の最も低い味方1名が、自分と同じ所属のキャラクターが生存している場合、ターン終了時に精神力を10回復保有3
0508本国剣術ムルソー剣契頭目戦闘開始時、呼吸を最も多く保有する味方1名の斬撃スキル属性のクリティカルダメージ量+15%保有5
0509俺が責任を取るムルソーデッドラビッツ ボス速度が最も高い味方1名が、破裂が6/3以上付与された対象に攻撃的中時に攻撃レベル減少1を付与(敵1体につき、1ターンあたり最大3)共鳴3
0510誠実な学びムルソー南部ディエーチ協会4課部長体力最大値が最も高い味方1名がスキルを捨てるとき、該当人格の体力最大値(5×捨てたスキルのランク)%だけバリアを得る(1ターンにつき1回)
探求した知識がある場合、バリア数値が1.5倍で適用
保有5
0511もう1歩素早くムルソー西部センク協会3課速度が最も高い味方1名がマッチ勝利時、次のターンにクイック1を得る(1ターンにつき最大2回)共鳴3

E.G.O

拡張表示

E.G.O一覧(簡易表示)

#E.G.O囚人備考
#E.G.O囚人備考
0508粉砕される過去ムルソーW怠惰22612.010.52.00.510.75S6イベント限定
0501他人の鎖ムルソーZ傲慢11212.012.010.751
0502ネジの外れた一撃ムルソーT嫉妬2122.01112.00.51S1無償パスLv28
0503執行ムルソーH怠惰41212.00.52.010.751
0504カポーテムルソーH憤怒2120.52.010.752.011S2無償パスLv10
0505後悔ムルソーT憤怒3211110.52.02.0Wイベント限定
0506電気哀鳴ムルソーT嫉妬14112.012.010.5S4有償パスLv70
0507渇望-ミルカラムルソーW色欲43410.52.02.010.750.5S5無償パスLv90

E.G.O一覧(威力)

E.G.O一覧(上段に覚醒スキル/下段に侵蝕スキル

#E.G.O覚醒侵蝕
#E.G.OLv覚醒侵蝕必要資源属性耐性備考
0508
粉砕される過去W怠惰6*40
7*41
57
59
16
4(+3)*4
30
30(-12)*1
22612.010.52.00.510.75S6
イベント
0508
粉砕される過去W怠惰6*42
7*43
57
59
20
4(+4)*4
30
30(-10)*1
22612.010.52.00.510.75S6
イベント
0501
/
他人の鎖Z傲慢1
-
52
52
22
19(+3)*1
0
-
11212.012.010.751
0502
ネジの
外れた一撃
T嫉妬1
1
59
59
27
23(+4)*1
29
21(+8)*1
2122.01112.00.51S1
無償Lv28
0502
ネジの
外れた一撃
T嫉妬2
2
59
59
27
23(+4)*1
29
21(+8)*1
2122.01112.00.51S1
無償Lv28
0503
執行H怠惰1
3
54
54
34
26(+8)*1
34
34(-8)*1
41212.00.52.010.751
0503
執行H怠惰3
3
54
54
34
26(+8)*1
34
34(-8)*1
41212.00.52.010.751
0504
カポーテH憤怒1
1
55
58
35
20(+15)*1
37
37(-15)*1
2120.52.010.752.011S2
無償Lv10
0504
カポーテH憤怒1
3
55
58
45
20(+25)*1
37
37(-15)*1
2120.52.010.752.011S2
無償Lv10
0505
後悔T憤怒1
2*44
57
60
30
20(+10)*1
30
30(-10)*1
3211110.52.02.0W
イベント
0505
後悔T憤怒1
3*45
57
60
30
20(+10)*1
30
30(-10)*1
3211110.52.02.0W
イベント
0506
/
電気哀鳴T嫉妬2
2
55
55
26
22(+4)*1
28
28(-12)*1
14112.012.010.5S4
有償Lv70
0507
渇望-ミルカラW色欲1
1
55
58
25*46
5(+4)*4
26*47
6(+4)*4
43410.52.02.010.750.75S5
無償Lv90
0507
渇望-ミルカラW色欲1
1
55
58
29*48
5(+4)*4
34*49
6(+4)*4
43410.52.02.010.750.75S5
無償Lv90

E.G.O(パッシブ)

※解析段階()の情報を表示

#E.G.Oパッシブ囚人E.G.O効果
0501判断拒否ムルソー他人の鎖戦闘開始時に自分が3つ以上のスキルのターゲットになっているなら、保護3を得る。
0502最後の改造ムルソーE.G.O/ムルソー/ネジの外れた一撃体力が25%未満のとき<お前ぶたれたい?しこたま?>E.G.Oスキル使用時、毎ターン攻撃威力増加守備威力増加クイック3を得て3ターン後に死亡。
0503天の啓示ムルソー執行操作パネルの一番左のスキルでマッチ勝利時、次のターンにてランダムな味方に攻撃威力増加あるいは守備威力増加1を付与
0504冷ませぬ興奮ムルソーカポーテ戦闘開始時、自分が2つ以上のスキルのターゲットになっているなら、スキルの基本威力が1増加し、被ダメージ時に攻撃者へ火傷1を付与(1ターンにつき最大5回)
0505縛られた怒りムルソー後悔操作パネルにて、一番左に配置された自分のスキルの基本威力が1減少。コイン威力が2増加
ターン開始時に速度が4以下なら、打撃威力増加1を得る。
0506過負荷ケーブルムルソー電気哀鳴戦闘開始時に共鳴が4以上発動したなら、攻撃レベル増加2、防御レベル増加2を得る。
該当共鳴が嫉妬共鳴なら、自分の操作パネル両隣の味方にも付与
0507残酷な晩餐ムルソー渇望-ミルカラ自分が出血ダメージを受けるか与えるとき、出血ダメージだけ自分の体力を回復(1ターンにつき最大10)
-出血を付与するスキル効果発動時、対象に薔薇のとげがあれば対象へ出血1を付与。(1ターンにつき2回)

E.G.O(侵蝕)

侵蝕.jpg侵蝕.jpg侵蝕.jpg侵蝕.jpg侵蝕.jpg侵蝕.jpg
侵蝕.jpg

テキスト

人格ストーリー

人格/ムルソー/南部リウ協会6課

(▌=未熟な新入り)


▌うわっ!?
深紅色の花火がめらめらと燃え上がった。
剣を持った子供はビックリして尻餅をついて、ガントレットを着けた子供が彼に手を差し出した。

▌ムルソーさん…。
的確な瞬間、打撃点を見取ればリウの装備は火花を起こし得る。
火花が散った拳甲を倒れた子供の方に向かって伸ばした無口な子供は、そう口を開いた。
▌……。
反対に、的確な軌跡と摩擦でなければ燃え上がることはない。自ずから起こる火花などないがゆえに。
▌えっと……。
リウの全てはそうだと教わった。従って火花が立ち上るのも自然で、私がまだ6課に籍を置けているのも自然なのだ。
問いを投げかけた子供は依然としてわけが分からないという様子で首をかしげ、返事を投げた子供はそんな子供を見て薄く笑みを浮かべてるね。
より一層精進しろ。
そう言って、子供はその場から立ち去った。

人格/ムルソー/W社2級整理要員

(▌=頑固なチーム員)


▌あいつを見てみろよ。ずっと何も言わずに自分の仕事ばっかやってるだろ。あいつの半分でも…。
見習え、子供はきっとそう結びたかったのだろうけど口を噤んだ。
そうして他の話題で話を続けた。

▌いや、あいつは見習うな。正直あれも見てて愉快じゃないからな。
さてはともあれ。


槍玉に挙げられた子供は黙々と自分の仕事をしている。
高い身長と冷やかの目つきをしたその子は、特に耳に何かをはめているわけじゃなかったけど、誰も自分のことを話していないかのように淡々としてるんだ。

▌…おい、自分のこと言われたら返事でもしろよ。
その様子がイライラしていた子供には、かなり気まずかったみたい。そうしてやっとでくのぼうみたいな子供が彼を見つめて口を開いた。
特に私に対して答えを要求したわけではないと思ったのだが。
▌それでも空気ってもんがあるだろ…お前は悪口言われたのに何もしないのか?
私に危害を加えるものでさえなければ。
そう言った子供は再び黙々と仕事の片付けに戻っちゃった。
イライラしてた子供は冷たい目線をずっと送っていたけど…。
子供には届かないみたいだね。

人格/ムルソー/N社大鎚

(▌=信実な異端審問官)


子供の周りには、厚い甲冑を身に付けた者たちが立ち並んでいたんだ。
彼らは皆片手に太い釘を持ち、もう片方の手には、本当に片手で握れるのか気になるくらいには大きな金鎚が握られてた。

▌大鎚よ。
その中の一人が子供の前へ出てそう言った。
▌もはやこの区域には異端の影が見えません。
……。
大鎚と呼ばれた子供は静かに息を吐き出した。その息は、どこか震えているみたいだった。
汝らはこれで復帰しても良い。
その子供の声はいつであれ低く、孤高だ。
さらに、いつも顔に付けている仮面にその声がぶつかって響くと、より一層神聖に聞こえたんだ。

▌大鎚におかれましては…。
当人は最後まで確認する義務がある。握る者より命ぜられたがゆえに。


▌握る者が望まれるのであれば。
ガチャン、ガチャン。
他の人は全員その場から離れ、死体の畑となった廊下には子供だけが残った。

ふぅ…。


子供はガチャガチャさせながら仮面を脱ぐ。
すると、その子供の隠されてた様子が露わになったんだ。
口を覆っている小さな機械と、皮膚の合間合間に突き刺さっている緑色の奇怪なチューブ。
うん、あれはK社の物品みたいだね。

信仰が…底を突きそうだ。
子供の声はさっきよりもっと震えてた。それは恐怖や畏れによるものではないみたい。
閉じ込められている何かが湧き上がろうとあくせくしてるみたいな、一種のほとばしりだね。

うっ!
でも、まもなくその震えは止まった。
子供が口に付いてる機械を弄ったからだろうね。管に入っている液体が瞬時に吸い込まれていったから。

私は…純粋さである…。
ガチャン、ガチャン。
握る者に忠誠を誓う…金鎚…。
子供は再び仮面を被り。
そうブツブツと呟きながらどこかへ去って行った。

人格/ムルソー/バラのスパナ工房フィクサー

(▌=怒った職員/媚びへつらう職員/お願いが多い職員)


▌…おい!あのときのあの仕事、まだ終わってないのか!?
進行中です。約三時間後に仕上がる予定です。
▌あの…今度もまた、仕事ーつだけ片付けてくれない?はは、飲み物買ってあげるから。
右から三つ目の文書の山に置いてください。
このフィクサー事務所はいつも活気に満ちてる気がするね。
その中でも、子供に*50席は特に騒がしいみたい。
…よく見てみると、事務所を埋め尽くす打鍵の音も大体ここから聞こえてくる気がするね。

お世話になっております。バラのスパナ工房、ムルソーです。お伺いしたいことが…。
子供は片方で電話しながらも、タイピングの速度は遅めない。
あ、はい。いつも通り我々の工房にて今回新たに製作した道具をトレス協会へ審査…。
そうしながらも傍らに置かれた紙へ、時折ペンで書き付けるのも忘れてないね。
<トレス協会御中.1.平素は格別のお引き立てを賜り、厚くお礼申し上げます。>
子供がやっている仕事は、きっと開発した装備を販売するための工房事務所への手続きだろうね。
トレス協会…工房協会とも呼ばれるその協会では、都市の全ての工房制作物に対して機能審査を行ってるんだ。
まあ、家でひとりガチャガチャさせて作った機械にまで審査を要請したりはしないけど…少なくとも販売するためには審査と登録を経なきゃいけないからね。
許可されない流通は…禁忌だからね。

▌おお…電話終わった?どう、上手く進んだって?
はい。簡単な装備なので現在登録手続きを経ているとのことです。
▌さっすが!今回もいい仕事だったよ~
追加承認のために書面で作成すべき文書もあります。ニつ目の文書の山の上から…。
▌あはは…言っただろ、そういうのまで全部君の裁量でやってもいいって。
…分かりました。
子供は頼みを断ることがなかった。
正確には、断る理由が無かったんだ。
その事務所の中で最も有能なのも子供だったし、最も仕事が早いのも子供だったから。
子供もその事実を知っていたし…。
その分、自分が仕事を引き受けるべきだというのは当然のことだという思考が定着したんだ。


うむ!
内勤が外勤よりは多い方だったけど、やはり外回りでも誰よりも優秀だった子供は、もう何週間も家に帰るという選択無しに、事務所と現場を行き来するだけだった。


…疲れたな。
子供は眉間を摘まみながら、溜め息を小さく吐いた。
モニターには、<メールアドしスが存在しません。>って文字が浮かんでた。
うん、都市の全ての場所が電算通信網で繋がっているわけじゃないから。もちろん書面だけで内容をやりとりするしかない取引先もあるんだろうね。

また…書かないと。これによって予想完了時間が2時間17分延びた。
子供はブツブツ言いながらペンを掴んだ。
そもそも工房フィクサーは…鍛冶屋のようにペンよりかはハンマーを、紙よりかは鉄板を扱うフィクサーだけど。
この子供に限っては、仕事がたくさん滞っている…事務業務を処理する会社員とそう変わらない気がするね。

…はい、お電話ありがとうこざいます。バラのスパナ工房事務所、ムルソーでこざいます。
それでも、もしかすると子供が事務の仕事を引き受けてくれるおかけで、この工房が回ってるのかもしれないね。

人格/ムルソー/R社第4群サイチーム

煙たい空間だった。
空間は広く、空は開かれていたが。
鉄臭い匂いと土埃の匂いで肺の隅まで不快さが満たされ、荒々しい息と浅い息が何度も視野を曇らせた。
靴が床に引きずられる音、拳が腹、脇腹、顔、胸。あらゆる場所に突き立てられる音が散発する阿鼻叫喚。
そしていっぱいに満たされている私と、私と、私。
そこは孵化場と呼ばれていた。R社の戦闘員として配置されるためには、誰であれ孵化場を経る必要がある。
その中には無数の自分自身が入っている。昏い壺に閉じ込められた毒蟲のように、その中で生き残るために無数の私たちは格闘する。
戦闘経験を短時間で体得することになり、その中で最も優秀なものを引き上げる。
それゆえオリジナルが何かは全く関係ない。
結局、複製体の中でもっともな*51優秀な者が結局「私」になるのだから。


そうして選抜の時間を通じて選ばれた私は、彼らを通じて孵化した。
巨大な外骨格スーツを動かすための感応施術を受け、私に合うスーツを支給された。
しかし孵化場から出て来たからといって、全てが終わったわけでは無かった。


その巨大なスーツは生体エネルギーを継続的に吸い上げた。
感応施術というものでは私のエネルギーをスーツに転換するものであり、私が配属されたチームはそれを当たり前のことのように受け受れていた。
楽な仕事ではなかった。スーツの中の私と仲間たちは、絶えず疲労を訴えた。
しかし私たちが私費を投じてカフェインや糖分を補っていたのは、このスーツが軽く思えるほどに恐ろしい孵化場へと戻ることは避けたかったからだろう。
戦闘にて想定された成果を見せられないのであれば、再び孵化場へと連行され…。
私と、私と、私を敵に果てしない戦いを行うことになるだろうから。
厚ぼったい武器を以て進む他の同僚とは違い、この硬化手甲剣を使い続けるのも同じ理由だろう。
私は…これで生き残ったから。

人格/ムルソー/中指末弟

(▌=???、=親しげな末弟、=厚かましい末弟)


この程度なら十分だな。
……。ガッ!
子供は血まみれになった男の胸倉を掴んであちこち振りながら、隅々を見ていた。
誰がどう見ても既に抵抗できない状態だったけど、子供はもしや逃したものがあるまいと、間違い探しでもするかのように几帳面に彼を見ていたんだ。

3条4項…G列。腹部に身体を利用した三回の加撃。解決。
11条1項、A列。顔面下部に強度を問わず一度の加撃…解決。
7条157項、C列…五つ目に該当するな。右腕を肩先を残す程度に…。
▌ぐぁぁあっ!!!
既存身体より分離、解決。
▌はっ、はぁっ…はっ…これで終わりだろ…?
知らされた通りならそうである。
▌うっ…すまねぇって…どうしてクラブで一回しくっただけでここまでするんだ…!?
男は切羽詰まった声で叫んだ。喉に血の混じった痰がずっと溜まっているのか、気持ちの悪いゴロゴロという音が何度も漏れ出した。
中指が管理するクラブだからだ。中指の保護下にある人物、器物。全てが中指の一家であり、ブツだ。
▌クソッ…そんなの分かるわけないだろ…。
▌よりによって中指か…クソッ…。
眉をひそめながら、引きちぎられた肩を掴んでいるその男もまた険悪な人相と体型をしていたから、かなり力仕事に秀でてただろうけど…。
彼自身も中指はどうしようも出来ないってことを知ってるせいか、じっと深く息を吸ってばかりいるね。

▌クソッ…腕はまたどうやってくっつけりゃ…。
▌…これでその帳簿から名前を消してくれるのか?
……。
子供は答えない。
ただ、小さな帳簿をペラペラしながら何かを探している。

…お前に復讐を開始する前、私は一時間程お前を監視していた。
▌…!
ここへ到着する前に知らされたお前の罪は、3つ程のみ該当すると聞かされたが。
たかがその程度には収まらなかったな。
▌そ、それは…ここのバックが中指だって知らなかったから!
お前の無知が中指にきたす損害を弁護することは無い。
子供は全ての内容を探したのか、ポンという音を立てて帳簿を閉じた。
それから、男の髪を掴んでどこかへずるずると引きずって行きはじめた。

▌あぁっ、ああぁっ!!
立席ステージB列4番目。このクラブの管理人である次男に対して悪口を言った罪。
▌管理人が中指だって知らなかったんだよ!
髪を掴んでテーブルへ連れてゆき、額を二回加撃。
▌ぐあっ、あっ!!!
解決。
▌いや、ただ髪がちょっとボサついてるって言ったのが悪口か!?
同時に、その悪口の内容は末兄様にとってデリケートな内容であったという点。
末兄様が、居心地の悪そうな溜め息を2回もなさった点。
…全て含めて、命を絶ってこそ復讐が完了する。
▌は、えっ?だ、だめ―
よく分かっているだろうから、これ以上言わない。


中指を侮辱したことを後悔しながら死ぬように。…鎖がジャラジャラと鳴ると音と共に、すぐさま人間であったものが床にべちゃっと落ちる音だけが残った。


子供が、また一件の仕事をやり遂げたって意味だろうね。
わぁ~ムルソー、またもう一人殺してきたんだ?
その通りです。
いやぁ、確かに腕を片方だけ引っ剥がせば終わるヤツだったのにまたどっから条項を見つけ出したんだ?
観察しただけです。
またまた謙遜しちゃって~。末兄様が喜ばれるだろうな?
そうであるなら喜ばしいでしょう。
微妙な表情と言葉遣いで話す子供のそばには、大げさに騒ぎ立てながら周囲を囲んでいる仲間たちがいた。
その群れは、子供とは全く合わなさそうな様子だったけど…。
子供にとってそんなことはどうでも良いんだろうね。
合っても、合わなくても。子供はただ、本に書かれた通りに仕事を遂行しているだけだから。

人格/ムルソー/剣契頭目

(▌=左議政、=右議政)


置きました。
▌…おぉ。そうか。
笠をかぶった子供の前には、白くて光沢のある道袍を着た老人が向かい合って座っていた。
かまどに火すら点けないせいで部屋は冷たく、灯火もつけずに、ただ障子を開けおいただけだった。
しかし、煌々と浮かんだ満月の光が凍(しば)れるほど明るかったので…。
二人が座った席と白くて黒い碁石が上がっている盤上まで、すべて鮮明に見えた。
左議政とその護衛武士は、重い対局を通じて隠密な会話をしていた。

▌こりゃすまないね。儂が別のことを考えていたせいで。
大丈夫です。この対局では秒読みをしないので。
▌ほっほっほ。
老人は慈しみ深く笑っていた。
そうしてしばらく何も言わないまま、容器に入った黒い碁石をがちゃがちゃしていた。

お気になさらずとも。教えを受ける立場で催促する気はありません。
▌その割には、かなり焦っておらぬか?
カチャッ。
ついに石を弄んでいた音が止まった。

▌もう7年が過ぎたか。
その通りです。
左議政様の護衛武士として生きて、7年と4ヶ月が経ちましたね。
▌うぅむ。
▌今まで傍目で見た限りどうだろうか。どん底から登ってきた君なら、蝶よ花よと育ってきた儂の視野とは違うものを見たはずだ。
子供は碁石をカチャカチャさせながらしばらく物思いに耽ると、すぐに優しく言った。
ご老人が行こうとする道は、暗く難しい道です。
しかし、この巣と羽のために揺るぎない決断をされる方だと思いました。
老人の眉毛が静かに垂れ下がった。子供の答えに満足できなかったのだろうか。
▌君は昔も今も、最後まで自分の意見を言わないの。
▌もっとも、だからこそ儂のそばに置けたのだろうが。
申し訳ございません。至らぬ答えだったようです。
▌ほっほ、良いさ。何が申し訳ないだ。
▌…儂の道を追わずに左議政に従っていれば、君は雲剣の座も狙えたかもしれない材木だ。
▌S社で武の道を選んだ者、誰もが夢見る本国第一剣の座ではないか?
▌まさか、そういう類のものを志さなかったという冗談は言ってくれるなよ。
私という剣を手に収めたのは左議政様です。
子供は刹那の悩みもなく、淡々と答えた。
ならば、収めた剣の処遇を決定することに関しても左議政様の意思のみに懸かっているでしょう。
▌ほっ、こいつめ。どうしてこんな手を打っても長考ひとつすらしないんだか。
悩む意味があるとは判断しませんでした。
▌…。
老人、左議政は一方では嬉しそうに口元を上げたが、彼の目にはどこかもの悲しげな雰囲気が漂っていた。
▌そう言ってくれるなら、恥ずかしながら頼みがある。
ご下命ください。
▌来週、私はこの上訴を挙げようと思う。そのときまで…儂を守ってくれ。
どうして当たり前のことをわざわざお願いされるのか分かりません。
…なるほど、この仕事を最後に私を罷職するつもりですか。
▌冗談がかなり上手になったではないか!ハハ!
▌…これには、ここで起こっている醜悪な秘密と悪行そして研究について書かれている。
▌この内容が到達さえすれば、S社をひっくり返せるほどの。
……。
▌そのような力のある文言であるから、当然普段より儂の命を狙う者が増えるだろう。
▌…最後まで私が歩まんとする道の剣になっとくれ。それが頼みだ。
尊命。
子供はすぐに老人に返事をした。悩む必要もないことだったね。
子供にとって、左議政という人物を守ることは息をするのと同じくらい当然だったからだ。


…それが潰えるという想像すらしなかった。
子供の誓いとは裏腹に、結局老人は命を散らしてしまった。
代わりになれる人が見つからないほどの実力を備えているけど、それでも子供一人だけの力ではS社の全権力者が振り回す権謀術数と謀略に太刀打ちできなかったからだ。
誰が、そしてどうやって老人を殺したのか…S社の人たちには分からなかったけど。


子供だけは知っていた。
これは老人の政敵だった右議政の仕業だということを。
皆が眠りについた明け方。
見知らぬ人の気配に、老人が目を覚ました。

なっ…誰かいるのか?
老人は、音の出た方の障子をそっと開け…。
あぁっ…!?
子供と目が合った。
やはりあなたですか。
ど、どうしてお前が生きているんだ。どうやってここまで…。
子供の側には、既に首が失せた者だけが並んでいた。
何かに取り憑かれたかのように、鬼気迫る目で右議政を見つめる子供とバラバラになった右議政の護衛武士であったモノだけがその場にいた。

わ、私をこの場で斬ればお前はもちろん、お前の家門まで滅門するだろう!
朝廷のチュノックンが付くはずだ!!ちゅ、チュノックンはS社を離れても必ず追いかける非常にしつこい奴らだということを誰よりもよく知っているはず!
伝統と位階が厳しいS社では、雇用人が逃げたり禁忌を犯したときはチュノックンを放って追わせるんだ。
S社ではフィクサーがチュノックンとも呼ばれるみたい。
それに朝廷のチュノックンは…他の翼の禁忌の狩人と同じく、誰よりも破滅的でしつこいということを子供はよく知っていた。

斬りません。それで変わることはないだろうから。
子供は剣を鞘に入れ、冷たく沈んだ声で話す。
ただ、これは警告です。
この腐った根を引き抜ける誰かに出会えたのならば、いつでもまた戻ってくるという警告。
あなたの首くらいは簡単に斬れるという警告です。
何だと…!
その言葉を最後に、子供は夜明けの空気の中へと姿を消した。
おい!!!今すぐに名高いチュノックンたちを雇って、あいつと関係のある者たちを皆捕まえろ!
必ず捕まえて、私の目の前にぶら下げておくんだ!!!


朗々と響くその音を後にして、子供はS社の境目に向かって進み続けた。
S社からひっ迫されているが、官職だけを維持していた親友たち。
そしてS社で剣契として剣を振り回していた者たちを引き連れ、いつかまた戻ってくるそのときを待ち焦がれながら。

人格/ムルソー/デッドラビッツボス

本日の日記を作成する。
この路地では、まだ雨が降りしきっている。正確には135時間も続いている。
-たびたび実質的に雨足が弱くなったことはあったが、湿度と雲の状態を考慮するに降雨状態が持続していたと記録しよう。
雨が降っているときは一味の野外活動に制限が掛かるから、できればアジト内で時間を潰すようにとは言っていたが…。
その時期が長くなると、うずうずして我慢できないヤツもおり、保護費を徴収しに行かなければならない時期も過ぎてしまったので、今日は行動しなければならない日だった。


仕事自体は順調だった。雨粒がコートを濡らし、タダでさえ重いコートがより重くなるのは理想的ではなかったが。
いつも通り保護費を取り立てることができ、普段通り保護費代わりに一味の腹を満たす食べ物も提供された。
俺たちを恐れて逃げる人や、喧嘩をできなくてうずうずしてる他のギャングは叩きのめした。
何度も俺たちに挑もうとするヤツらが生まれることは、かなり得だ。
ちょうど時間も不足しているからそいつらのを奪えもする上に、将来名を馳せる20区のギャングの道へと進む名声を築くこともできるからだ。
そのように、日課らしい何かを終えて帰る最中のことだ。
もちろん、外でもこのようなことが起きるという予想はあった。
泥棒猫が遠くから眺めてくるような、曖昧な視線を感じたためだ。
殺意はないが、敵意はある…実に妙な視線だった。
アジトに戻るまで、その視線はずっとついてきていた。
位置を知られたので正体を明かして殺すべきか一瞬悩んだが、その必要はないことがすぐに分かった。


アイツは水に濡れた犬のように、びちゃびちゃと俺たちの前へと姿を現したからな。
自分を…俺たちの組織に入れてほしいと要請した。
他のギャングのスパイ、あるいは詐欺を働いたり、強請ろうとするやつ…そういう類いのヤツじゃないことは分かった。
ただ毒気の宿った、あの凄絶な瞳が…行き場を無くした無情に揺れているだけだった。
みすぼらしく、汚されてはいるが…着た服の素材の値段は高そうに見えるのが、何か事情があるということを雄弁に語っていた。
それで俺は…試してみることにした。
度胸が気になった。口先ばかりで、人の胸倉を掴まななきゃならないとき、足をガタガタ震わせるヤツ価値はないから。
入団試験だと言い繕った。そんなもんが俺たちのデッドラビッツにあるわけはないが。
幸いなことに、俺たちには一人二人が死んでもお互いに当然だと感じる程長い間犬猿の仲だった連中がいて、歩き回る彼らの下っ端の胸倉一つ掴んでこいという試験を出すのは難しくなかった。
…驚くべきことは二つだった。
一つは慌てる様子が微塵もなく、そのままアジトを出て行ったということと。
もう一つは…間もなく血塗れになった顔と拳…そして息の根が止まっているが死体を一つ袋に入れてズルズルと引きずって帰ってきたことだ。
約束は約束だ。今やアイツはアジトの一番奥まった場所で疲れた身体を寝かせて睡眠を取っている。
このギャングのボスとして生きながら、それなりの時間を過ごしてきたとは思うが、何かに驚くのはかなり久しぶりな気がする。
この驚きをどれだけ持続させてくれるか犬ではなく狼を入れたのではないだろうか…。
明日からあのヒースクリフってヤツの活躍が期待できる夜だった。

人格/ムルソー/南部ディエーチ協会4課部長

(▌=インタビュアー、=組織員)


…そこまで難しくない質問だな。
情報とは異なり、知識は認識と理解の過程が伴わなければならない。得た情報を自分だけの多様な観点を適用し、自ら噛み締めながら反芻して初めて知識になる。
ページを捲る音のみで埋め尽くされた読書室。
子供は視線を本に固定したまま、低い声で手帳を持った人のいろんな質問に答えてるね。

▌単純に見聞きするだけではいけない…。ふむ!難しいですけど少しは分かる気がします!
▌それなら夜間自律学習の目的は…より理解して…。その、だからもっと知識を積み上げるためですか?
インタビュアーは子供の言葉を詳しく書き付けながらも、向学心を燃やす学生のように質問を投げかけたんだ。
質問を投げかける度に、期待以上の詳細な答弁が返ってくるからインタビュアーも凄く楽しいみたい。
普段インタビューするときは、こんな中身のある答えが返ってくるときはあんまり無かったからね…。
もしかすると内心、喜びの涙を拭ってるかも。

そのような観点も存在するか。間違ってはいないだろう。ただ別の理由があるだけだ。
▌別の理由というと…。
夜間自律学習は補充学習を兼ねている。依頼を完遂した後、揮発した知識を再び満たすことができる時間だ。
揮発した知識を復習し、さらにその過程で新しい知識まで身につけること。それがディエーチ協会の夜間自律学習だ。
▌復習も大事だが、新しい知識を積むことも怠ってはいけない…。良い言葉ですね。
▌目的通り上手く行ってますかね?
その瞬間、そう遠くないところからポリポリとお菓子の音が聞こえた。
子供の眉間がほんの少し動き、インタビュアーは笑いをこらえるのが難しいのか口を覆ってるね。
犯人を探すような鋭い目つきで周りを見回した子供は、短い唸り声と共にインタビュアーへ答えた。

…不足はあるが、所期の成果は達成している。
▌あはは、大変そうですね~。
一連の面白い状況に「堅いけど、思ったよりかは厳しくない。」という文を手帳に書いたインタビュアーは小さく笑った。
▌次は…やはり都市内でディエーチ協会というと、遺物や遺跡関連の依頼のエキスパートという感じがあります。このような依頼について、個人的に思うことはありますか?
ただ、私を引き取ったディエーチ協会が望んだがゆえ依頼を完遂している。
それでも考えを聞くのであれば…ふむ。情報に基づいて答えを返すことはできそうだ。
遺物は使用方法と原理が特異で、分析と探求が必ず伴う。この過程で良質の知識を得ることができ…。
同時に遺跡の珍しい環境を身を以て経験することができる。最高の学びの場の一つと判断している。
▌遺跡が学びの場…不思議な観点ですが、格好良いですね!
ノートに書かれた文章は「よく分からないが難しく素敵な言葉」だったが、インタビュアーはまるで理解したかのように明るい表情をしていた。
▌では最後に…部長さんはフィクサーとして長期的な目標がありますか?特別な知識を得たいだとか…。
聖者様に謁見することを目標としている。
▌聖者様…はどんな方なんですか?
西部、東部、北部、南部。ディエーチ協会は各地域ごとに聖者が一人ずついらっしゃる。皆、数多の知識を持っている賢い方々だ。
▌おお…憧憬の偶像!いい目標ですね~。会うのが目標ということは、聖者様は皆とても忙しいんですね?
うむ。今の私では会えないと言うのが正しい。
▌資格が必要なんですね…?
怠けずに学業に精進し…より多くの知識を積まねばならないだろう。
▌あはは、それなら部長さんはすぐに聖者の方々と会えそうですね。
▌それではインタビューはこれで終わ―
インタビュアーが手帳を懐に入れたそのとき、急にうるさいアラームが聞こえてきた。
子供は駆けつけてきた司書から話を聞くと、落ち着いた態度で首を縦に振ったんだ。
びっくりしたインタビュアーとは裏腹に、子供は落ち着いて状況を伝えたの。

誰かが聖物を狙って侵入したようだ。
▌聖物…ですか?
ディエーチ協会の聖物については高ランクフィクサーなら知ることができるでしょうけど…。
噂でチラリと聞いたことしかないインタビュアーは疑問に満ちた顔をしているね。
答える気がなさそうな子供を眺めていたインタビュアーは、すぐに他の質問を投げかけた。

▌誰が侵入したんですか…?協会を襲撃するだなんて…。
最近聖物を狙う組織がひとつ増えた。きっと、かの者たちだろう。
かの者たちは特徴的な赤いマスクを付けているから、幸いなことに発見は難しくないだろう。
子供は席から立ち上がり、ストラを拳に巻いた。
その姿をぼんやりと見守っていたインタビュアーは心配そうな目つきで子供を見つめてたの。
協会の遺物を狙うくらいなら、裏路地のごろつきたちとはレベルが違うと思ったんだろうね。

▌き、気を付けてください。
心配することはない。探求に不足はなかったがゆえに。


一方、協会に侵入した組織員はどこから盗んだのか鍵一つを持って地団太を踏んでいる。
クソッ、これが聖物だって聞いたのに…遺物ですらないじゃねぇか!
それもそうだよね、本物の聖物はディエーチ協会の聖者たちだけが持ってるんだ。
他の司書たちが握ってるストラや鍵は…聖物の劣化版に過ぎなかったってこと。

聖物の祝福を聖物と勘違いしたか。誤った情報を盲信したな。
こうなった以上…これを使ってでも…。
組織員が鍵を持って飛び掛かるけど、子供は瞬きもしない。
懸命に築き上げた知識が明るい光となって子供の拳にまとわりつき…。


すぐに床が崩れる殺伐とした音が聞こえてきたんだ。
事件が片付いて…。
遅れて外に出たインタビュアーの目が皿のようになり、驚きでいっぱいになった。

▌……。
倒れた組織員たちと亀裂が入った床、傷一つない子供の姿にインタビュアーのペンが忙しなく動く。
この前、食べるのが好きな子供からディエーチ協会は単に知識を積むだけの場所ではないとは聞いたけど…。
聞くのと実際に見るのでは、どうにも違ったみたい。
それに、それは…襲撃してきた組織員たちにとってもそうだったの。
インタビュアーは、協会の遺物を奪える程の何かを持っているかと思ってたけど…。
組織員たちは、ただ知らなかったんだ。
ディエーチ協会と子供が知識を積み上げるだけのガリ勉じゃなくて。

対峙したので、今一度この拳で知を悟らせてやった。
果てしない探求と経験の中で鍛えられた強靱な拳だということを。

人格/ムルソー/西部センク協会3課

(▌=インタビュアー、=決闘挑戦者)


その質問に関する答弁は、センク協会の公式広報パンフレット35ページに詳細に記載されています。
▌あぁ…はい…。
私が直接その内容を全て申し上げることはできますが、貴殿が大切な時間を割いて進めているインタビューであるので、外部から得られない情報を質問していただいた方が良いでしょう。
こういう時は簡単に答えてくれれば、次の質問に移ると思うんだけどね。
インタビュアーは吐き出せなかった息を肺にぎっしりと溜め込んだまま、何の罪もないマイクをぎゅっと握って曖昧な笑みを見せたんだ。
近くの、ううん…センク協会に興味がある人なら、結構知られている子供のこういうスタイルについてインタビュアーも十分知っていて会ったと思うんだけどね。
実際これほどまでとは思ってなかったみたい。
「いっそ放送用のコンセプトだったらよかったけど、あの確信に満ちた目には一片の嘘も混じってないね。」
インタビュアーは手帳にそうに*53書きながら…一体どんな質問をすればまともな録画ができるのか頭を転がしたの。

▌ふむふむ。それなら次の質問に参ります。
▌ムルソーさんの場合、業務中に随時個人放送を配信していらっしゃると聞いたのですが…。
うむ。事実です。
▌はい、私も編集された映像で度々見たことがあります。
できれば生放送のリプレイを直接見ることをお勧めします。最近私の放送を編集して掲示する映像を見てみると、誇張が入った部分や華美な効果によって一番重要な動勢を確認しにくい―
▌あはは、そうなんですね!
…インタビュアーは北部でも片手に入るくらいにインタビュイーを煩わせる、俗に言えば口数の多い人として有名なんだ。
自分もそれを知ってて、多少悪い視線を向けられても良いインタビュー内容を作ることができればそれで十分だと思う方ではあるけど…。
「私より酷い人は本当に初めて見るかもしれない…。」
ひょろひょろとした手帳の文字には、深い憂いがいっぱい詰まっているように見えるね。

▌ふむふむ。とにかく、個人放送を始めるようになった切っ掛けが気になりますね。
まぁ、それは放送中にもたびたび答え―
▌この録画については!
……。
▌まだセンクをよくご存じ無い方や、ムルソーさんを知らない方が見るかもしれませんからね~あはは。
…そうですね。私の考えが至らず申し訳ございません。
子供は丁寧に頭を下げた後、ゆっくりと話を始めたんだ。
最初は、私の動勢を正確に指摘する匿名の人物を必要としていました。
どういうわけか…協会内部の人々は私に対して強い指摘を避けようとしました。
インタビュアーには理由が分かった気がしたけど、その気持ちを表情には出さないまま、必死に笑顔でマイクを振ったの。
予想通り、匿名の指摘は私の発展に大きく役立ちました。しかし、その他の付随的な効果で…。
うむ、丁度良いですね。
子供の言葉が止まり、動いていった視線を追った先には…。
西部センク協会3課ムルソー。こうして北部まで来るとは夢にも思わなかったな。
▌あ、あれ…何ですか?
ふむ。以前、放送にて北部に出張があると言うと、多数の決闘申請が届いていました。
いっぺんに来てくれた方が効率的なので、そう約束をしたのですけれどもここまで収録が続くとは。
▌…私もここまで長引くとは思いませんでしたね。
録画は止めることをお勧めいたします。どの道、私の個人放送がオンになっていますので、確認が必要でしたらそちらをご覧ください。
▌あっ…。
おっしゃった通り、多数の視聴者のことを考えるに多少残酷かもしれませんから。
その言葉を最後に、子供は剣を取り出して目の前にまっすぐ立てた。
ウーフィの公証はは*52既に経ているものと把握しました。
ああ…死にたい気持ちはない。剣が当たった方が敗北だと見なそうか。
良い判断です。では。


しばらくの沈黙、そして…。


風が吹いたのかと思った瞬間、全ての状況は終わっていたんだ。
5人が剣を持って立っていたけど、彼らの武器は瞬く間に地面へ転がっていたし。
対決に挑んだ者たちの身体のあちこちからは、真っ赤な血がびゅうっと湧き上がっていたんだ。
最初の挑戦者の手首、2番目の挑戦者の太もも、3番目の挑戦者の胴体…。
全員がお互い違う部位の急所…そこから1cm離れた部分に広がってたんだよね。

▌西部のセンクが、1つの部位を執拗に狙う技法を持っているとは聞きましたけど、これは一体…。
初めてご覧になった方は、動作に追いつくことは難しいかと思われます。リプレイでは低速再生がサポートされていますので―
剣を吹きながらなんにやら*54話す子供の声は、もうインタビュアーには届いてなかったんだ*55
もはやそうする必要を感じなかったという方が正しいかもね。


このインタビューは、ついさっきの場面を目に宿しただけで絶対にものすごい記事が書けるということに気づいたから。

人格/ムルソー/東部親指カポIIII

(▌=???)


…見ての通り、多少散らかっている場所だが座っていただこうか。
ぷぅうううっ。
大きな革張りのソファーが重々しく沈み込む音が気品を醸し出しつつも、息が詰まるような威圧感を同時に放つ静かな空間。
その音の中心には、当然のように足を組んで座る子供がいるんだ。
周囲に散らばっている死体や、念入りに近い密度であちこち塗りたくられた血痕には気にも留めてない様子で。

乱雑だが理解してくれると信じている。親指にとって礼儀教育は重要なものだ。
▌聞き及んでいますから、さほど難しいお願いでもありませんね。
▌あるいは…これが意図的な演出かもしれないという気もしますが。
でも、向かい側に座った相手も一筋縄ではいかない人物みたい。
殺伐としたこの光景が物足りないかのように、その人物はむしろ少し微笑みながら懐から小さな紙を取り出して差し出した。

…ふむ。
俺と単独で顔を合わせると言うからには、平凡な人物ではないと思ってはいたが。
敬わせていただきます。あなたはその程度の位階をお持ちのようですね。
これまでのぞんざいな口調についてお詫び申し上げます。もしまだご不快なら、お望みの分だけ親指の礼に従って私の身体を毀損(きそん)させましょう。
差し出された紙は名刺だったのか、子供はその紙を丁寧に受け取ると洒落た金色の名刺ケースに大切にしまったんだ。
▌私はまぁ、別にどうされようとも構いませんが…。
▌止めるのも、あなたにとって困ることでしょう。どうぞご自由に。
▌あぁ、でも固まった血ではなく噴き上がった血は服を汚すかもしれませんし…自己処罰はしないでいただけるとありがたいですね。
位階に(こだわ)らぬ、配慮深い言動に感銘を受けました。敬意を払うに不足はない人物でいらっしゃいますね。
▌何を、これからお願いすることに比べればこの程度は何でもありませんよ。
深い感謝を示しているように見えて、声と表情のどちらにも感情が見えない子供と…。
常に冷たい微笑みのみを浮かべつつ、真意を測りかねる寛容な言葉だけを投げ掛ける相手。
奇妙なその空間にて、相手は落ち着いた口調でとある計画について説明し始め、中々反応を示さなかった子供も話の終盤になると眉を軽くひそめてたんだ。

…無礼かもしれませんが、ここは私の執務室ゆえ道理に反するとは思いませんので申し上げます。
一本吸おうと思います。問題ございませんか。
▌構いませんよ。少し見ただけでも高級な葉を使ったシガーなのが分かりますし、(かぐわ)しいことはあっても悪いことはないでしょう。
では、有り難く。
太いシガーの端が鋭いカッターに切り裂かれ、その上で柔らかな炎がゆっくりと燃え上がった。
溜め息に近い吐息が子供から長く吐き出され、 話は続けられたの。

あなたのお話をまとめると、つまり…その鴻園で起こる「家主大戦」にてシー家の勢家として活躍してくれることを望んでいるようですね。
相手は音もなく頷くだけだったので、子供はさらに言葉を続けたんだ。
それに加えて…シー家から家主が選抜されなければ…。選抜された家主の首を落とし、鴻園を混乱状態に…しろと。
ご存知とは思いますが、これは単なる家門間の政争で終わる事案ではありません。
あなたは我々に翼戦争の狼煙(のろし)を上げろと仰っているのと同じです。違いますか。
▌そこまではっきりとは言いませんでしたが。
▌ですが、そうだったとしてどうするのですか?まさか…この程度の仕事はできないと?
…子供はすぐに答えずに、しばし間を置いてシガーを深く吸い込んだんだ。
…ふぅ。
何かしらの見積もりや計算は、その一呼吸のうちにもう終わったんだろうね。
あなたの位階が私より高いからといって、 何でも言えるわけではありません。
親指にできないことなど存在しません。あなたの発言は、組織自体への侮辱と解釈することもできます。
それは即ち、アンダーボスへの侮辱。即座にあなたを処罰しても我々の規律としては何ら問題ないでしょう。
私の理解が誤解であったことを肯定する機会を差し上げます。
▌…それは、もちろん誤解ですよ。
今回の神経戦はどうにも子供が勝ったみたい。
相手が初めて目元をびくつかせたから。

とりあえずは文字通り受け取っておきます。
それならば…それに相応する「準備」はできていらっしゃいますか。
子供がその気配を逃すはずもないよね。シガーを軽く噛み締めながら彼は立ち上がり、ベルトにぎっしり詰められた弾丸を一握り掴んでテーブルに散らしたの。
虎標弾といいます。都市で弾が高いのは当然ですが、これらはそれよりも桁違いの価格。
私の部下たちの推進弾の値も、一発一発がなかなかのものになるでしょうが。
そこに「俺」を暴れさせてくれるような値まで上乗せして払える準備ができているかを聞いているのです。
▌……。
先に申し上げますと…一旦着手すれば弾は惜しまずに使うタイプですので、ご参考までに。
▌四大家門と呼ばれるシー家が、まさか資金面の心配をするとでも思われるとは。
そのような心配ではありません。
あなたはシー家の人でもないのに、そのような資金を融通することができるかに関する質問だ。
▌おほほ。名刺には確かにシー家の名前が書かれていると思うのですけどね。
カポという肩書はただ座っているだけで得られるものではないがゆえに。
▌…まあ、そうならどうするのですか。
▌必ずしもその家門の人でないと重大事を扱えないわけではないでしょうに。
▌あなたなら…誰よりもご存知のはずでしょう。
……。
▌その刃…素晴らしい朴刀(ぼくとう)に様変わりしましたね。


…依頼は受けることにいたします。
▌あら、良かったですわね。
▌それでは…より詳しい話は後日、下の者を送りますので私はこの辺りでお暇させていただくとしますか。
神経戦で勝ったのは確かに子供だったはずなのに…。
いつの間に空気が逆転しちゃったのかな?
まぁ、当然のことかもしれないね。
子供の内情まで知ってるような人だとは、誰も予想できなかっただろうから。
客人が去った執務室は、再び静けさを取り戻したんだ。
その中で座り込んでいる子供から聞こえてくる規則的に煙を吐き出す音だけが、時折静かに響くだけ。


天退星刀の出所を知っている。
そうなると…同じ小指か。
いや、あの程度の位階にいる者なら…。稀ではあるが小指について小耳に挟んだだけの者かもしれない。
…どうであれ構わない。
これほど近い場所に所在しているのであれば、いつか烙印が熱を帯びたときに自ずと対面することになるだろう。
小指の招集なら、近隣地域にいる者を呼ぶしかないだろう。
親指としても好都合だろうし…合理的だな。
何より…。
珍しく、楽しめそうな気がするな。


カチャンという音と共に、子供の剣から使い切った薬莢が転がり落ちたの。
そして少し間を置いて、子供が地面に着地する音が続いたんだ。

虎標弾消耗18発…。
子供はベルトにさっと目を通すと、何かしら悩み始めたの。
虎標弾よりももっと強力な、猛虎標弾を使うか悩んでるんでしょうね。
もちろん、強力だとはいっても弾丸一つ変えただけで突然強くなるわけじゃないんだ。
天退星刀の強さは、剣を振るう特定の瞬間ごとにいつその弾を使うかがもっと重要だからね。

賈藍隊(ジアランドゥイ)といったか。
名門であるジア家を守る任務に就いているという割には…大して難しい課題でもなかった。
きっと、子供くらいの能力なら虎標弾程度でも、それどころか剣を振るうだけで解決することもできるでしょうね。
だけど、あえて子供は猛虎標弾を刀身の横の弾倉に装填したんだ。

…この程度の楽しさしか提供されないのなら、いっそ刀を振るう行為から楽しみを見出すしかないな。
…どうせ弾の費用が全額支給される状況なら、少しでも楽しめる方を選ぶということみたい。
依頼主が支払った金額は相当なものだったが、それにしては随分と物足りない相手…価値の見積もりを間違えたか。
そうでないなら…。
子供は呟くのを途中で止め、遠くから聞こえてくる足音の方へと視線を向けたの。
足音は一人や二人から発せられるものじゃなかったし子供もまた、その気配からすぐに察することができたんだ。
本当に自分が必要とされていたのは、この瞬間だったということを。

あぁ…遅かったな。
子供は知ってたのかな?
倦怠を感じて…しばらく遊びを楽しんでいたところだ。
我知らず、笑っていたことを。

人格/ムルソー/ラ・マンチャランドの王子

(▌=???、=???/ママン/姫/従者、=怯えた人間)


しばしば夢を見る。


燃え盛る告解所。
惨たらしく切り裂かれていく家族たちと、崩れ落ちるアトラクション。
▌ただ…死ね!汚らわしい化け物どもめ…。
▌さあ、見ろ…お前たちがあれほどまでに恐れている水だ!どうだ?この火を消すには必ず水が要るはずだが…はっ!
踏みにじられた土地に立つ侵略者たちは、声高に叫ぶ。
私たちも、私たちも…生きなければならなかったんだ…!
お前たちがへらへら笑いながらラ・マンチャランドを歩き回っている間、私たちがどんな苦痛に耐えてきたか、分かるとでも…?
家族たちは恐怖に震える声で、哀しみを口にする。
また、助けてくれと必死に命乞いする者もいる。
▌やっと…この忌々しい土地を丸ごと焼き払える。
▌姐さん…もうゆっくり休んでくだせぇ。あれほど望んでいた立派な建物…俺が建ててやるから。
だが、この夢の中で私の家族が生き残ることはない。
夢の外でもそうだったように。
131回の討伐隊遠征。
79回の放火と22回の散水攻撃、3回の投石と17回の狙撃、暗殺。そして10回の全面戦。
671名の家族が死に、3,449体の血袋が燃えた。
私が全てを余すところなく記憶しているだけに、私の夢の中では彼らがどれだけ多様な方法で死んでいったか、またどれだけ激情に満ちた言葉で断末魔の叫びを上げたかが、鮮明に出力される。
私はバレードの先頭で、その光景をただ眺めてばかりいる。
初めて止まった行進の先頭で見たその有り様は、阿鼻叫喚の現場にも等しかったが…。
バレードを見て歓声を上げる人間たちの姿とも、大して変わらないように見えるがゆえに。
私は相変わらずぼんやりと立ち尽くし、その様子を観察している。
…ムルソー、気を確かにしなさい。
…夢の終わり。
数分の余裕を残し、ママンはいつも私の肩を掴みながらそう言う。
……。
私は答えない。
行進の中にムルソーは存在しないからだ。そう定められた規則であるがゆえ、私はそれを遂行する。
…はあ。我が子だけれど、こういうときばかりは本当に理解できないわね。
…王子様。
姫様、何かお言葉でも。
ご覧のとおり、王国を妬む者たちの侵奪により…この王国は滅亡の道へと足を踏み入れてしまいました。
王国の命運は、いまや第一王子たるあなたにしか託せませんから…。
私に逃亡をお勧めになるのですか、姫。
その他に何を言えましょう。
一国の王子であれば、王国の敵と相対し最後まで戦うのが…。
…そうか。お前にそんな規則があるのなら、ここでは誰が何を言おうとびくともしないだろうね。
言い方を改めます、王子様。
この行進は…止めてはならないという規則を、よくご存じであると信じております。
永遠に続く祝福のカーニバルゆえに。
王子は隊列の最先鋒…あなたが止まれば、この行列もまた「永遠」を失ってしまいます。
ですから歩み続けてください…この王国を越え、あなたが新たに書き記していく王国へ至るその時まで。
…その言葉は。
王になれ、と申し上げています。
…王国で最も賢く、お美しい姫の御意がそうであれば。
それは私に下された新たな規則だった。
その要請に不合理はないのだから、遂行するのみ。


…生き延びるのよ。
背後に残したママンの最後の囁きと、血の中に刻まれた血鬼の秩序がいつの間にか一段階上がったかのような圧迫を感じる頃…。
第3眷属様…そろそろ…。
…うむ。


私はようやく眠りから覚める。
どれほど進んだ?
ご命令通り、一般席の半分まで行進が進みました。
まもなく行列の終わりが来ますので…王が後尾にお立ちになるお時間です。
うむ。
ママンの命に従い、私はラ・マンチャランドを背にして逃げ、私の王国を築くことにした。
血袋はどれだけ増えた?
本日は合計で6。仰せの通り、それ以上は作るなと伝えてあります。
それと…新たな眷属をお作りになる周期が来ましたので、候補となる乗客を少し選り分けておきました。
そうか。労をねぎらおうではないか。
…全ては王国と家族の繁栄のために。
規則と本能が一致しているというのは、なかなか便利なことだ。
ママンが消滅した瞬間、本能的に私の位階が上がるのを感じた。
加えて私の子となった者は誰もいないがゆえ、家族の復興を果たさねばならぬという圧が、ひそやかに私を襲ってきた。
必ず家族を増やせて…なおかつ追跡者に容易に見つからず、外勢から安全でいられる空間。
…P社から逃れるためにワープ列車へ忍び込んだのは、最も合理的な選択だった。
このような目的に寸分違わず適う空間は、後にも先にもないだろうからだ。
助け、助けてください…ひいっ!
従者の導かれて足を運ぶと、そこには怯え切った乗客がいる。
だが、長く停滞していたであろう列車の中でも正気を保ち、なお生を渇望しているとは…家族となるに値する素養も高い。
怯える必要はない。
我にも人間だった時代があったからだ。
ふむ。都市が規定した線から見れば、今も人間か。では、血鬼の特殊性を持つ前と後とに分けて見た場合。
…!
我には…人間であった頃も、王子であったときも…。
何の違いも感じられなかった。
それゆえそなたも…そうなるであろう。
ま、待った…。どういうことだよそれ、意味が分からないだろ!!!
私は彼の返答を待たず、そのまま首に噛みつく。
温かく流れる血が…私の全身に広がっていくのを感じる。
王国の臣民の言葉に耳を傾けるべきだと言う者もいるだろうが、それは効率的ではないだろう。
私に与えられた規則はただ2つ。
行進を止めるな。
私の王国を作れ。


…だったのだから。

台詞

人格/ムルソー/LCB囚人

人格獲得ムルソー。そう呼んでくださいますか、管理人様。
朝の挨拶決められた時間に起床することは社則に明示された内容です。管理人様を含めた大多数の囚人たちはこの事実を知らないようですね。
昼の挨拶昼の時間には何をしているかと聞かれましても…何をすべきかの規定はありません。
夕方の挨拶あえて好みを言うならば、どちらかというと夜よりは昼を好みます。見えないものほど理解が難しいからです。
対話1私に何か用事でもありますか、管理人様?帰責されるべき事由があるなら、はっきり言っていただいた方がよろしいかと。
対話2皆、私に普段から笑えと言うのですが、管理人様もそれをお望みでしょうか?
対話3…しきりに話しかけてくるのですね。管理人様の規定にはそのように明示されているのですか?
放置復帰されるまでお待ちします。
人格編成はい、お望みであれば。
入場規定であるなら。従います。
戦闘中の人格選択何か問題でもあるのでしょうか、管理人様。
攻撃開始規定に従い、実行します。
敵混乱時次の判断をお願いします。
混乱時うっ!
敵討伐規定通りに。
味方死亡規定通りにお願いします。
選択肢成功やり遂げた。
選択肢失敗失敗したか。
戦闘勝利ただ命令通りに行ったのみ。
EX CLEAR戦闘勝利当然やるべきことに対しての称賛は、不必要な過程です。
戦闘敗北戦略を再考することを願います。

人格/ムルソー/南部リウ協会6課

人格獲得火花が必要であれば焚いて差し上げましょう。
朝の挨拶時が来て自然に目が開いただけです。ですから、私の起床時間に感嘆する必要はございません。
昼の挨拶余った時間には、他の者たちの訓練を手伝っています。最初は一人だったのに、いつの間にか日課になってしまいましたね。
夕方の挨拶暗いのが嫌でしたら周囲を照らすことができます。私の火花は、6課で最も明るい火花です。
対話1もし問題が上手く解けないのであれば…絡まった部分をじっくり調べれば良いのです。
対話2口数が少なくてもどかしいという評価をよく受けます。否定的な要因ではありませんので、あえて直す努力はしていません。
対話3時が来て、ここへと辿り着き管理人様に出会えたように…。時が来れば黄金の枝もまた、見つけられるでしょう。
同期化後の対話1これまでの管理経験から推し量るに、管理人様ほどの技量なら、滞りなく火花を引き起こすことが出来るでしょう。お望みであれば…。
同期化後の対話2記憶を失ったことに執着しないでください。管理人様になら、取り戻せる瞬間が自然と訪れるでしょう。
放置急用が発生したのであれば、離れても構いません。
同期化進行より激しい火花になれるよう、精進いたします。
人格編成火花をお望みであれば。
入場この火花が必要であれば。
戦闘中の人格選択上手く解けていないのですか?
攻撃開始私の火に付いてきてください。
敵混乱時上手く解けたようです。
混乱時うっ!
敵討伐自然なことです。
味方死亡より激しい火花であれば…。
選択肢成功道を照らしたに過ぎません。
選択肢失敗火花も煽られるときがあります。
戦闘勝利打撃点が明確に見えたのですよ。
EX CLEAR戦闘勝利はい、今回の火花は私も気に入りました。
戦闘敗北大丈夫です。問題点を把握しました。

人格/ムルソー/W社2級整理要員

人格獲得目的地をおっしゃっていただければ、ご案内いたします。
朝の挨拶理解できないものは多いですが、そのうちの一つが遅刻をする者たちです。会社が要求する基本的な素養だと思います。
昼の挨拶この時間帯には日光を浴びたりします。日光をいつでも見られるということに慣れていないからかもしれませんね。
夕方の挨拶私と話すのが好きな者は稀です。そうでない管理人さんは並外れていらっしゃいますね。
対話1死体を見るのには慣れています。それが愉快だという意味ではありませんが。
対話2ドンキホーテはW社に入社したことを誇りに思っていると言っていました。少し不思議でした。
対話3もしワープ列車をご利用になるのであれば、事前におっしゃっていただいても問題ございません。管理人様の破片は私が集めて差し上げます。
同期化後の対話1誰かと共感するということがそれほど重要なことであったのなら…社規に明示されるべきでした。
同期化後の対話2W社は特に退社者が多い企業でした。
彼らの最後の姿はいつも涙とよだれにまみれていました。わざわざ理解しようとする努力はしませんでした。
放置時間通りに戻ってきてください。
同期化進行昇進には…慣れております。
人格編成はい、目的地に向かいます。
入場目的地まで辿り着くため。
戦闘中の人格選択やはり、並外れた人間でいらっしゃいますね。
攻撃開始障害物を除去します。
敵混乱時そこまで愉快ではありませんね。
混乱時ふっ!
敵討伐集める必要はなさそうですね。
味方死亡破片は後ほど集めます。
選択肢成功規定通りにやっただけです。
選択肢失敗規定に無い内容ですね。
戦闘勝利ここの死体は、比較的頑丈ですね。
EX CLEAR戦闘勝利皆、適切な破片になりましたね。
戦闘敗北慣れゆく過程に過ぎません。

人格/ムルソー/N社大鎚

人格獲得握る者の金鎚はここにあらん。
朝の挨拶肉体を正すのに適した時間です。貴殿も集会に参加し、心を洗い流すのはいかがだろうか。
昼の挨拶この時間に貴殿と顔を合わせるとは全く予想しておりませんでした。勤務に苦衷があれば、当人にいつでも仰るように。
夕方の挨拶貴殿は寝所に早く向かい、肉身を保存なさいませ。当人は今から…握られねばならぬので。
対話1握る者を補弼することは至上の栄光です。当人は、未だに指名の瞬間を忘れておりません。
対話2この釘が気になるのですね。これはN社の経験缶詰を作るのに使われます。詳細な使用方法は…直接現場を訪れられんことを。
対話3この仮面は握る者より賜ったものにございます。過去に使っていたものは、この生命水の管を隠すには不適切になってしまいましたもので。
同期化後の対話1…最近、握る者が青い目でご覧になっている者がいるようです。なんでも釘の資質があるとか。
貴殿が人選をする時の判断が知りたいです。ご慧眼を拝借いただけませんでしょうか。
同期化後の対話2私はたった一人の釘のための金鎚に過ぎません。
握る者は、釘の種であるあの者に教えを授けよと仰いますが…いや。握る者の意がそうであれば、従うのみです。
放置金鎚はいつであれのその場にて、握られるときを待っているが故に。
同期化進行認められるにはまだ微力ではあるが、貴殿の意がそうであるならば。
人格編成此処に。
入場土へも還れぬようにせん。
戦闘中の人格選択お言葉を賜りましょう。
攻撃開始懺悔するであろう。
敵混乱時無価値な抵抗でしかない。
混乱時信仰が貧弱だ。
敵討伐異端を浄化した。
本人死亡鎚は…延々と汝等を追うであろう…。
選択肢成功握る者より成功を命じられたが故。
選択肢失敗当人が微力であったが故。
戦闘勝利握る者がご満悦であれば、それで十分です。
EX CLEAR戦闘勝利握る者へ完璧な勝利を捧げん。
戦闘敗北全ては…微力なる当人の罪…。

人格/ムルソー/バラのスパナ工房フィクサー

人格獲得うむ…新しい業務は左側へ…あぁ、呼び出しですね。
朝の挨拶…朝…ですか?変ですね。まだ退勤ボタンを押してないのですが。
昼の挨拶しばらく…目を閉じさせていただきます。昼食は先にお摂り…ください…。
夕方の挨拶夜間は通常外勤です。あぁ、私は先程目を閉じていたので問題ございません。
対話1おっしゃった作業は処理しておきました。計四名の仕事が残っておりますので、次の要請がありましたらそのあとで…可能です。
対話2退勤…しなくなってからかなり経ちましたね。しかし、ご依頼なさいました仕事が終わっておりませんので、どうしようもありません。
対話3この飲み物…ですか。いいえ、あまり好んではおりません。疲労を短時間で取ることのできる方法が、これしかないだけです。
同期化後の対話1仕事を…代わりに片付けてくださるということですか?あまり理解が出来ませんね。これは私に任された仕事です。分ける必要はありません。
同期化後の対話2最初からこれほど仕事が多いわけではありませんでした。しかし、他の方々から仕事を任され、私がそれを処理することができただけです。
放置……。(小さないびき)
同期化進行ふむ。年俸増額ですか。分かりました。それでは私は残った仕事を終えねばならないので…。
人格編成私が必要なのですね。
入場外勤、開始します。
戦闘中の人格選択ご要請ですか?
攻撃開始そうしましょう。
敵混乱時仕事が終わりゆく兆しが見えますね。
混乱時はっ。
敵討伐一つ片付けました。
本人死亡あぁ…少し…休みます…。
選択肢成功定時退社…出来そうですね。
選択肢失敗残業は確定…ですね。
戦闘勝利完了しました。事務所へと帰還します。
EX CLEAR戦闘勝利完了しました。…直帰ですか。承知しました。ふぅ…。
戦闘敗北予定が…狂いましたね。

人格/ムルソー/R社第4群サイチーム

人格獲得準備できました。私が前に立ちましょう。
朝の挨拶朝目覚めるたびに、再び孵化したような気分になります。
昼の挨拶昼ですね。機動訓練を遂行する時間です。食事は、簡単に済ませておきました。
夕方の挨拶夜になると選抜されていた日々が思い浮かびます。
対話1このスーツ…のことですか。申し訳ないのですが、これは我々サイチーム以外は使用できないスーツです。
重さも問題ですが、生体電流と感応しなければならないので別途の施術なしでは動くこともできないでしょう。
対話2我々は戦闘の最前を担当します。協力する者たちのため、全てを弾き飛ばして相手の前列を崩すのです。
対話3訓練がとても頻繁にあるように見えますが…全て必要なものです。いつ、どこに投入されるか分からないせいです。
…しかし、訓練に積極的に参加するものは稀ではありますね。
同期化後の対話1戦闘経験が劣る場合は正直、たくさんあります。一旦R社に入社すれば、その経験は飽きるほど積むことになりますからね…。
二度と思い出したくはありませんが。
同期化後の対話2私が私を壊し潰す経験は、とても不快な経験です。
私はその必要性がよくわかっているので、理解しましたが…貴方が経験することは、できればないほうが嬉しいですね。
放置簡単な筋トレを行うのに適した時間ですね。
同期化進行分かりました。ご支援なさった分、確実な戦闘結果を持ってまいります。
人格編成投入ですね。
入場スーツ加圧…実施。
戦闘中の人格選択こちらは危険です。
攻撃開始はぁっ!
敵混乱時前列が崩れたか。
混乱時うぅん…。
敵討伐生命活動の停止を確認した。
本人死亡あぁ…また選抜過程を経る必要があるのか…。
選択肢成功選抜された者の成果です。
選択肢失敗このような状況は…予測できませんでしたね。
戦闘勝利悪くない結果です。本日不足した点は訓練にて充当いたします。
EX CLEAR戦闘勝利不足ない結果ですね。孵化場の厳格な選抜による結果です。
戦闘敗北戦闘経験が…不足しましたね…。再び孵化場へ送られることでしょう…。

人格/ムルソー/中指末弟

人格獲得ムルソーです。末兄様を輔弼(ほひつ)しております。以上です。
朝の挨拶起きられましたか。一緒にリビングへ行きましょう。
他の弟妹たちと兄様、姉様が話を望んでおります。
昼の挨拶特に外での活動が予定されていなければ、待機している家族と食事をしましょう。
一緒に騒いで食事することは、中指の重要な日課です。
夕方の挨拶私は…兄様に呼び出されましたので、仕事場に行かねばなりません。
兄様と交わす飲み会に出ないわけにはいきません。それは規律です。
対話1我々弟妹たちの間に序列はありません。そんなもんは重要ですらありません。
兄貴を補佐しながら互いが手を貸して貸される。それだけです。
対話2一家の中で起こる些細な失敗。出勤してその失敗をカバーする事は私の些細な楽しみです。
それが義理だと学びました。
対話3この鎖には結束と接続という意味が宿っているとのことです。私たちは皆、同じ鎖に繋がって運命を共にし、同じものを背負って責任を果たすのです。
その鎖を外す必要もなく、外すこともできず、外そうとする者も必要ないでしょう。
同期化後の対話1仕返し帳簿には多くのことが書かれています。仲間が死んだときの復讐方法から…歩いていて足を踏まれたときのお返しまで。
今回実施するのは…3条1項…。
同期化後の対話2中指は必ず返します。我々側の人間でなければ、いかなることであっても些細なことなぞ存在しないのです。
放置一人は…慣れないですね…。
同期化進行どこかで何かが起こりましたか?こちらに来て詳細を聞かせてください。
帳簿に書いて必ずお返しして差し上げます。
人格編成兄様と姉様のために。
入場身体を解しておきましょう。
戦闘中の人格選択帳簿を読んでいます。
攻撃開始お返しだ。
敵混乱時その程度の覚悟で我が一家に手出ししたのか。
混乱時くっ。
敵討伐返しました。
本人死亡私で…終わることはな…いだろう…中指は覚える…。
選択肢成功うむ、可能でしたね。
選択肢失敗…私よりも適した家族がやってくれるでしょう。
戦闘勝利処理しましたから、帳簿に一つ線を引いても良さそうですね。
EX CLEAR戦闘勝利仕返し帳簿通りに、受けたものを返しました。これが一家に手を出したときの結果です。記憶なさるべきです。
戦闘敗北大丈夫です。彼らの蛮行は帳簿に書かれています…中指は覚えてます。
だから必ず一家が向かうでしょう。

人格/ムルソー/剣契頭目

人格獲得着手しないのですか。ふむ。石を投げるしかない局面ですね、我々は。
朝の挨拶朝は早くに始めた方が良い。考えるべきことも、行動すべきことも多いから。
昼の挨拶日程が空いているなら、一局どうだろうか。しばらく考えを体系化する時間が必要なので。私たちが定着すべき場所を探すための考慮が必要であるがゆえに。
夕方の挨拶月の光が強い時は注意したほうがいい。身体に刻まれた傷を外へ晒すのは良くないであろうから。
対話1剣を扱う時は躊躇わないようにしなければならない。迷いがあるということは…すなわち剣の扱いがその分足りないという意味だ。練習にまい進するように。
対話2囲碁は相手を前にしてどう戦うかを探るのに適した遊びだ。手を重ねていけば、その中で相手が何を考えているのかも自然に読める。
対話3じきに大乱が起こりそうだ。私は護衛を頼まれた身であるから、最後まで護り抜くつもりだが…。もしやすると、S社での立場を失うことになるかもな。護るべきあの方も、私と親友たちも。
同期化後の対話1浮浪者として生きることなるだろうと誰かが言ったときは鼻で笑ったが…今や本当に、流れ者としての人生を生きることになりそうだ。
同期化後の対話2肉を斬り、骨を断つ。すなわち、一度剣を振り下ろすときは、骨まで断ち切れるほどに集中しなければならないという意味だ。直接見て、身体へ刻むように。
放置うむ。秒読みを始めよう。
同期化進行いくら刺客を送れど、結局私には盤上の前の一手に過ぎない。まだ私の一手は終わっていないが…応酬するつもりか?
人格編成井目に置こう。
入場着手。
戦闘中の人格選択口出しは、禁忌だ。
攻撃開始斬るなら、生死を懸ける。
敵混乱時肉を斬り、
混乱時駄目詰まり…か。
敵討伐骨を断つ。
本人死亡あぁ…親友たちに合わせる顔が…ないな。
選択肢成功妙手だな。
選択肢失敗悪手だな。
戦闘勝利熾烈だったが、良い仕舞いだった。これで我々の活路が見出せそうだな。
EX CLEAR戦闘勝利決め手が効いたな。形勢は完璧に私たちへと傾いていた。定着地を探すときまで、この勢いを失わぬように。
戦闘敗北敗着があったか。またもや身体に刀の跡がもう一つ刻まれたな。

人格/ムルソー/デッドラビッツボス

人格獲得雨がしとしと降ってるが…。こんな日に誰かが訪れるとは思わなかったな。酒浸りの犬か?
朝の挨拶日が昇ったか。今日もそれぞれ担当の街路へ行く。管理するものを管理し、持ってくるべきものを持ってくる。
昼の挨拶昼は…そうだな。今日の保護費を取り立てる予定だったパブへ行こう。予定していた保護費から、食費程度の金額を相殺する方向で話をすれば互いに得をするだろう。
夕方の挨拶夜の街は戦い合うのに良い環境だ。戦いの準備をしろ。俺たちの区域を食い散らかすヤツを処理しよう。
対話1いつの間にか…俺たちデッドラビッツが他のギャングとは違って親切だという噂が流れているな。理解できない。保護費を取り立てて本当に保護してくれるギャングは珍しいと言ってたか。血を流さずに、より多くの未来所得を発生させるなら当然の行動ではないか。
対話2最近、一味になりたいと転がり込んできたやつがいたな。ドブの匂いがしないのを見るに、ギャングとは縁の遠い場所の出身らしいが。…目には毒気が宿っていた。一旦使ってみて、使い道があれば連れて行くつもりだ。
対話3戦いが始まる前に投げるスカーフは、俺たちデッドラビッツの悠久の伝統だ。兎の耳の形に結んだこのスカーフが、敵へ飛び込んでいくことを表現したのさ。
同期化後の対話1時間が…随分過ぎたな。こういうとき、他のギャングと喧嘩が起こると儲けになると見なせる。保護費を捧げるヤツらの時間より、そういうものを無数に奪ってきた他のギャングのものを一度に吸収する方が効率的だからな。
同期化後の対話2ヒースクリフ…って言ったか?中々良い戦いを見せるな。あえて感じたことを言うなら、存在価値を証明するために必要以上に暴れ回る感じというか。…思っていたより、長いことつるむことになりそうだ。
放置ゆっくり過ごせ。時間は結局…いつか稼げるからな。
同期化進行そろそろ時間を満たす時が来たか。身の程を弁えず、裏路地をほっつき回ってるギャングもいるな。時間の稼ぎ時だ。
人格編成時間を稼ぎに行く時間だな。
入場デッドラビッツの時間だ。
戦闘中の人格選択今は時間がそう多くない。
攻撃開始叩きのめしてやろう。
敵混乱時脳震盪か。兎が見えるだろう。
混乱時ふむ…。
敵討伐要らない時間は持っていくぞ。
本人死亡こんな日が…来るとも思っていた…。最後まで…ゆっくり…。
選択肢成功時間の問題だった。
選択肢失敗俺が責任を取ろう。
戦闘勝利思っていたより得られた時間は少ないが、この抗争で吸収した勢力が生まれたのは得だったな。もう少し影響力が大きくなるだろう。
EX CLEAR戦闘勝利ふむ…良い戦いだったな。新しく入って来たヤツも気に入った。これからは転がり込んできたヤツも積極的に受け入れることにしよう。
戦闘敗北時間を稼いでばかりはいられないか。時々奪われることもあるものだ。…大丈夫だ。時計の全ての時間さえ奪われなければ大丈夫だ。

人格/ムルソー/南部ディエーチ協会4課部長

人格獲得うむ、今回の夜間自立学習は誰も欠席してないな。揮発した知識を再び埋めるのも良いが、新たな知識を学ぶことも忘れぬように。
朝の挨拶朝か。ぐずぐずしてないで目を開けてから、軽く身体を動かせ。頭と身体が完全に目覚めたのなら外へ出て光を浴びて、そうしてから知識を探求するのが良い。
昼の挨拶もう昼食の時間か。この時間に食べ過ぎると眠気を引き起こす。ある程度の空腹感は集中力を向土させる。この先、予定があるなら覚えておくのが良いだろう。
夕方の挨拶じきに引き取った子供たちの就寝時間だな。睡眠は目を開けて見たものを復習する重要な学習行為だから、邪魔にならないよう静粛にすることを推奨する。
対話1もっと視線を寄せろ。鍵と違い、我々は拳で探りつつ知識を取得する者たちだ。
対話2ハナ協会のフィクサー試験の他にも、別途行われるディエーチ協会内の知識試験は持続可能な動機付けとして作動している。試験を通じて知識を積んでいけば、いつか聖者様と謁見することになるだろう。
対話3南部ディエーチ協会が命を懸けて守らなければならない聖物は、非常に深い遺跡で発見されたと記録されている。これは北部や東部、本部である西部で守護する聖物も同じだろう。
同期化後の対話1知識が揮発して強力な物理力に変換される現象についてか…。ふむ、それについて今のところ私は何も知らないということを知っている。もしやすると以前の私は知っていたやも。しかし、それもまた不確かでしかない。
同期化後の対話2知識を蓄積しておくことは、生きるための養分を蓄えることと同じだ。これは、引き取られた者の天性であり法則であるため、知識を新たに積むことを怠ってはならない。探求することが嫌な子供たちに伝えてきた言葉だ。
放置ここに来た理由を忘れたのか。忘れたなら再び探求すべきだ。
同期化進行拳に巻かれたこの光輝の布は積み重ねてきた知識の重みを放ち、お前を打ち砕かん。
人格編成拳で探りつつ探求する瞬間。
入場ディエーチの教理に従って行ずるのみ。
戦闘中の人格選択質問は終わってから受け付ける。
攻撃開始これもまた知識となるように。
敵混乱時知は永遠でないが故に。
混乱時うむ…。
敵討伐…無知から逃避するでない。
本人死亡極めて当然の瞬間が…私にも訪れたか…。
選択肢成功今回の選択は正しかった。しかし次も正しいかは分からないだろう。
選択肢失敗もしやすると既に忘れられた知識だったのだろうか。間違いは当然の結果だろう。
戦闘勝利どんな知識を失ったかから考えるべきだろうな。勝利の喜びはその後で満喫しても遅くない。
EX CLEAR戦闘勝利戦闘を通じて忘れたものと学んだものを調べ、再び知識を積み上げてディエーチの仕事を解決するのみだ。
戦闘敗北敗北したが、ここからも知識を得ることができるだろう。それゆえ、残るはその知を基に勝利することのみだ。

人格/ムルソー/西部センク協会3課

人格獲得本日のインタビューはここまでにします。詳細は西部センク協会広報部へ。
朝の挨拶良い朝です。この時間は本来協会の朝の運動時間なので…詳細なインタビューは長い時間を要求しますし、可能なら運動後に。
昼の挨拶あなたは昼食を抜かれるのですか。カリキュラムについての話が3時間14分経過した時点で、他の方々は皆食事を理由に席を立たれましたが…。
夕方の挨拶夜は特に放送はしません。視聴者の多数が要求する事項ですが、個人の私生活を放送してどのような利点があるのか現在としては把握し難いです。
対話1決闘の生放送のことですか。それは個人の広報を目的とするよりかは、決闘に使われる剣法と姿勢を多数の匿名に検討してもらうことが目的です。
匿名の人物が出す冷たい視線は客観化に役立ちます。
対話2西部の協会といえども、センクは本質的に同じです。決闘を通じて相手を跪かせるか、処分する。それだけです。
対話3生放送で舞い込む依頼の単価が高いということと、その便利さは否めません。
噂によると、南部では裏路地の雇用主を探すために巡察をすることもあるそうです。…ふむ、確かに非効率でしょう。
同期化後の対話1目で追うのが難しいのは当然のことです。そうなるように鍛えていますので。
生放送のリプレイを視聴すれば、画面を止めながら姿勢を分析することができますのでお勧めいたします。
同期化後の対話2ウーフィの公証は確認された。決闘相手の同意も確認した。死を前に争うのか、それとも勝敗のための決闘なのか?
最後の返事を終えたら、すぐに剣を持とう。十分悩むように。
放置…あぁ、今時間ができました。残りのインタビューを進めたいと思います。センクデュエル教本110ページからでしたか?
同期化進行お待ちを。今から決闘の様子をお見せします。インタビューはその後で。
人格編成依頼か。
入場日頃のように放送をオンにする。
戦闘中の人格選択集中している。
攻撃開始アタッキ。
敵混乱時もう一度。決闘は終わっていない。
混乱時ふむ。ローンプル。
敵討伐良い決闘だった。
本人死亡足りなかった…か。この敗北を…映像で見返せば…勉強に…。
選択肢成功このように解決すれば良いのです。視聴者の皆様。
選択肢失敗視聴者の中に、これの解決方法を知る者は…。
戦闘勝利いつもと同じ日課でした。一瞬の危機、結果的な勝利。見どころが少なくなってしまった点は、匿名の視聴者にとっては多少残念なことでしょうけども。
EX CLEAR戦闘勝利圧倒しました。私の従来の剣術よりも一層向上した技術を使えたと思います。視聴者の数が大幅に増加するでしょう。
戦闘敗北このような敗北は想定したことがありません。しかし、敗北の理由を保存済みの映像を観察して復習することができますので、悪い収穫ではないでしょう。

人格/ムルソー/東部親指カポIIII

人格獲得3度は咀嚼してから俺に声を掛けることを勧める。舌を掴んで引きちぎるのは、今日はもうやめにしたいな。
朝の挨拶準備のできた者から朝の報告を始めろ。「準備」という言葉には、常々言っているように様々な手順が含まれる。
目的と方式、過程と結果…そしてそれら全てを統括する礼儀。身につけていない者は、命もまた身につける必要がないものと見なす。
昼の挨拶正午になったというのに、まだこれらを片付けていなかったのか。重要な相談があるから処理しておけと、確かに言いつけておいたはずだが。
…ふむ、雑務をする者まで死んでしまったか。仕方ないか。相談においては、勢いも重要だろうからな。
夕方の挨拶夜更けに俺を訪ねるのは礼儀に反するとは思わないか。俺と目線を合わせられるほどの地位だとしても…。
そうか。あなたであれば、この遅い時刻であっても当然お迎えするのが礼儀に適うだろう。非礼を詫びよう。
対話1シー家から依頼が来ることは予想していたが、こうして直接高位の方と対面することになるとは思わなかったな。
単独での面会を要請したと聞いて、ある程度の地位を持つ者だろうとは把握していたが…ふむ、それもあなたが来るとは。
対話2歯を2本漬けた赤ワインは、この瞬間と良いマリアージュになる。芸術品に近いとさえ言えるな。
…ふむ。最近、蜘蛛の巣に顔を出したせいで、独り言が増えてしまったか。芸術なんていう言葉が口から出るとはな。就いた座に相応しい言葉を使ってこそ…親指のカポ、だろう。
対話3虎標弾1発が、この最高級シガー3本分の価値に釣り合う。全弾を装填して斬撃を放つときは、ヒュミドールごとシガーを全部吹き飛ばすような気分にもなるが…。
稀に、シガー1ダースよりも価値ある相手と出会うこともあるがゆえ、出し惜しみをする方がより価値のないことだ。
同期化後の対話1…弾代が惜しい奴ではないな。惜しまずに振るってやろう。珍しく…少し、心が昂ぶっているな。
同期化後の対話2虎を捕まえようとしたのか。それなら噛み殺されるぐらいの覚悟はできていよう。
我、ムルソー。親指のカポにして、東部十剣が一人。 全力で相手しよう。
放置そうだ、お前に言いたいことがあったとしても、俺に直接声をかけなかったのは賢明な判断だ。お前よりは高く、だが俺よりは低い者を通すように。
同期化進行この天退星刀の名を隠さねばならんのは些か惜しいが…翼を持つが如き虎の咆哮を響かせられるのだ、この程度で満足するとしよう。
人格編成相応しい場所に送るべきだろう。
入場獲物か。血が…騒いでくるな。
戦闘中の人格選択…お前には上下がないんだな。
攻撃開始受けてみるか?
敵混乱時この程度か?
混乱時ぐふっ…多少、楽しいな。
敵討伐そう突っ立て*56いれば、首が落ちるしか。
本人死亡ふぅ…クソ―
選択肢成功依頼だっただろうな。頼み事だったなら、両腕を引き抜いただろう。
選択肢失敗…依頼失敗費用として、お前の命には手出ししない。
戦闘勝利まったく、張り合いがないな。この程度の輩だったのか。貴様の上官の名と居場所を吐け。そいつの首まで持ち帰らなければ、割に合わない。
EX CLEAR戦闘勝利俺を昂らせるようなことはそう多くはないが…今回はその貴重な場合に当てはまったようだ。久々に良い暇潰しをさせてもらった。回収しない薬莢は…チップだ。
戦闘敗北単刀直入に聞こう…俺の命が助かりそうな方法は無いか。あるいは、それに相応する金額を言え。
…無ければ、はぁ。首を差し出さないとな。

人格/ムルソー/ラ・マンチャランドの王子

人格獲得敗退した王国に王子の座はない。⋯もはや王になって手ずから国を導くしかないだろう。
朝の挨拶狭苦しいこの宮殿にも、もれなく朝の謁見をしに来るとは。その忠誠心は賞賛に値するだろう。新しい家族を築き上げるための、継続的な協力を頼むぞ。
昼の挨拶正午⋯P社行きの列車の乗客たちが搭乗する時間か。到着すれば⋯逆らえぬ血の重圧を覚えるのだろう。第三眷属となってしまった我に課せられた、家族再建の義務を。
夕方の挨拶この王国に夜は訪れない。⋯だが本能で分かるぞ。今があのパレードが繰り広げられた、あの時間だということを。
口元が動く⋯我は、笑わねばならない⋯んだ。
対話1母上はパレードが終わらないだろうとおっしゃった⋯。
まだ終わっていないこの行進の中の配役を⋯成功裏に完遂すべきのみ。
対話2最初の一ヶ月はゆっくりと食事をするように。血袋も一日に一つ以上作るな。疲れさせて彼ら同士が戦うよう放っておけ。その中の優秀な者が、我々の新しい家族になるであろう。
対話3やめよ。この程度の数で良い。あまり沢山作りすぎると、終にはこの王国が露見してしまう。王国に戻って眠りに就くように永劫の時が過ぎ、次の行進の準備ができる時まで⋯。
同期化後の対話1跪き、礼節を弁えろ。頭まで下げる必要はない。我に仕える者の顔は覚えておきたい。
同期化後の対話2顔を上げ、力強く歩め。観客たちの顔を笑顔に変えてやれ。
王国と共に生きていけばこれほどまでに楽しいだろうということを、行進によって気付けるように。
放置生まれながらに与えられた役割も、血鬼になって与えられた行進の役も変わりはない。私はただ期待に応えるだけ。
同期化進行パレードの始まりだ。宮殿の門を開けて、兵を先頭に立てて進め。永久に続く、祝福のカーニバルを⋯楽しむがいい。
人格編成門を開く時間か。
入場王の行進であるぞ。
戦闘中の人格選択食事は楽しめているか?
攻撃開始パレードとフィナーレ。
敵混乱時そうだ。頭を下げるがよい。
混乱時⋯ふぅ。血を⋯もっと⋯!
敵討伐お前は⋯家族になるには弱いな。
本人死亡結局は⋯余の家族も滅亡の道へ⋯。
選択肢成功これにて、より容易にパレードを繰り広げられるであろう。
選択肢失敗失敗はもはや味わいたくはないが⋯これもまた耐えよう。
戦闘勝利予行演習にしては悪くない行進だった。
我が家族と臣民たちよ、今から次のパレードの準備をするように。次はもっと華やかになるだろう。
EX CLEAR戦闘勝利行進を止めるでない。この狭い、狭い王国を越えて滅亡したあの地に帰るまで。
見るがよい。彼らが我々の姿を仰ぎ見る光景を⋯。
戦闘敗北⋯血が足りなかったか!くぅっ⋯身を隠せ⋯。再び、最初から再び始めればよい。どうせ⋯全て同じだ。

戦闘中ボイス

人格囚人対応スキルセリフ音写
N社大鎚ムルソー《異端抹殺》침묵하라…!(沈黙せよ…!)チンムッカラ
R社第4群サイチームムルソー《サイの突進》꿰뚫려라!(突き抜け!)クェットゥルリョラ
東部親指カポIIIIムルソー〈挿翅虎〉*57총알값 아까울 놈은 아니군.(弾代を惜しむような奴ではないな。)チョンガルガッ パッカウル ノムン アニグン
《快刀亂麻》*58전탄 격발.(全弾撃発。)チョンタン キョッパル
《超絶猛虎殺撃乱斬》전력으로 상대하마. 전탄 격발!(全力で相手しよう…全弾撃発!)チョンリョグロ サンデアマ チョンタン キョッパル
剣契頭目ムルソー《肉斬》육참…!(肉斬…!)ユクチャム
《骨断》*59육참…골단!(肉斬…骨断!)ユクチャム…ゴルダン!*60
南部ディエーチ協会4課部長ムルソー《知識全焼》지식을 마주하고…겸허하라!(知識と向き合い…慎みを知れ!)チシグル マジュアゴ キョモアラ
西部センク協会3課ムルソー《サリュー》승부처다.(勝負どころだ。)スンブチョダ
ラ・マンチャランドの王子ムルソースキルで血餐消耗時따스한 피… 스며드는군.(暖かい血が…染みゆくな…。)タスアン ピ スミョドゥヌングン
《血を固め、私と貴方にまとわせる。》행진의 꽃. 이것이 서곡의 피날레다.(これぞパレードの華、序曲のフィナーレだ。)ヘンジネッ コ イゴシ ソゴゲ ピナレダ
スキルスロットに《ウヴェルテューレ》がある状態でターン開始時폭죽 소리가 들리는 것 같군! …때가 왔나.(爆竹の音が聞こえてくるようだ…時が満ちたか。)ポッチョッ ソリガ トゥリヌン ゴッ カックン テガ ワンナ
《ウヴェルテューレ》오베르튜레…!(ウヴェルテューレ…!)オヴェルテュレ
어버이시여, 이렇게 다시 함께 행진하기를 고대하고 있었나이다.(母上様よ…我はこうして再び行進を共にする日を待ち望んでおりました…!)*61オボイシヨ イロッケ タシ ハンケ ヘンジナギル コデアゴ イッソンナイダ
ラ・マンチャランドパレードを付与時왕의 비호를 하사한다.(王の庇護を賜るがよい。)ワンゲ ピオル ハサアンダ

ダンジョンイベント

非常に高い問題ない。
高い出来る。
普通やってみよう。
低い他の者が良い。
非常に低い狂ったようだな。
結果※人格ごとの選択肢成功/失敗を参照

エンケファリン充電通知

エンケファリンの充填が完了しました。管理人様。

小ネタ

報告書
公式Twitter画像・映像
その他
  • 2025年度エイプリルフールイベントまで、立ち絵が2種類しかなかった。

コメント

Tag: キャラクター


*1 太陽、原典主人公の行動原理
*2 崩壊の/腐敗の/衰微した 青色
*3 今日、ママンが死んだ。もしかすると昨日かもしれないが、私にはわからない
*4 一切の道徳的判断の拒否
*5 スキル1+スキル2
*6 注釈で条件記載
*7 11→15:対象の出血が4以上なら、コイン威力+1
対象の出血回数が3以上なら、最終威力+1

*8 16→22:対象の出血4につき、コイン威力+1.最大2
対象の出血回数が3につき、最終威力+1.最大2

*9 16→24:メインターゲットの出血3につき、マッチ威力+2.最大8
*10 12→15:メインターゲットの火傷振動の合計4につき、最終威力+1.最大3
*11 16→20:メインターゲットの火傷振動の合計4につき、最終威力+1.最大4
*12 18→28:メインターゲットの火傷振動の合計が8につき、コイン威力+1.最大2
*13 13→19:メインターゲットの火傷振動の合計が4につき、最終威力+1.最大2
虎標弾または猛虎標弾が0なら、マッチ威力+2

*14 14→17:対象の火傷威力が5以上なら、コイン威力+1
*15 11→14:自分の充電回数が5以上なら、コイン威力+1
*16 13→17:自分の充電回数が5以上なら、コイン威力+1
*17 7→11:自分の体力が50%未満ならコイン威力+2
*18 15→17:体力が50%未満なら最終威力+2
*19 10→12:対象の振動が5以上なら、コイン威力+2
対象の振動が5以上の時、対象のマッチ威力-1/憂鬱×5保有

*20 13→14:対象の振動が7以上なら、最終威力+1
対象の振動が5以上の時、対象のマッチ威力-1/憂鬱×5保有

*21 12→16:対象の振動が10以上なら、コイン威力+1
対象の振動が5以上の時、対象のマッチ威力-1/憂鬱×5保有

*22 11→13:充電が10以上なら、最終威力+2
*23 15→21:充電回数が10以上のとき、コイン威力+2
*24 11→12:攻撃時、メイン攻撃対象が仕返し対象なら最終威力が1増加/嫉妬×3保有
*25 14→15:攻撃時、メイン攻撃対象が仕返し対象なら最終威力が1増加/嫉妬×3保有
*26 13→20:嫉妬共鳴が4以上なら、コイン威力+1
嫉妬完全共鳴が6以上ならコイン威力+1
攻撃時、メイン攻撃対象が仕返し対象なら最終威力が1増加/嫉妬×3保有

*27 12→15:嫉妬共鳴が4以上なら、コイン威力+1
攻撃時、メイン攻撃対象が仕返し対象なら最終威力が1増加/嫉妬×3保有

*28 11→13:自分の呼吸が5以上なら、コイン威力+1
*29 18→21:自分の呼吸が7以上なら、コイン威力+1
*30 11→16:対象の破裂が5以上なら、コイン威力+2
破裂を持つ対象とマッチ進行時、マッチ威力+1/暴食×3共鳴
対象の破裂回数が5以上なら、マッチ威力+2/暴食×3共鳴

*31 14→19:対象の破裂が6以上なら、コイン威力+1
破裂を持つ対象とマッチ進行時、マッチ威力+1/暴食×3共鳴
対象の破裂回数が5以上なら、マッチ威力+2/暴食×3共鳴

*32 12→20:対象の破裂が3以上なら、マッチ威力+1
対象の破裂が6以上なら、コイン威力+1
破裂を持つ対象とマッチ進行時、マッチ威力+1/暴食×3共鳴
対象の破裂回数が5以上なら、マッチ威力+2/暴食×3共鳴

*33 11→14:(探求した知識-1)だけマッチ威力が増加(最大2)
知識鍛錬:探求した知識が2以上の状態にてスキルを捨てるとき、マッチ威力増加1を得る(1ターンにつき1回)

*34 16→20:対象の沈潜6につき、コイン威力+1(最大2)

知識鍛錬:探求した知識が2以上の状態にてスキルを捨てるとき、マッチ威力増加1を得る(1ターンにつき1回)

*35 17→23:対象の沈潜6につき、コイン威力+1(最大2)
*36 11→18:自分の速度が対象よりも高いほど、コイン威力+1(速度差3につきコイン威力+1,最大2)
集中攻撃-ムルソー(3スタック):基本威力+1,コイン威力+1

*37 16→23:自分の速度が対象よりも3以上高ければ、コイン威力+1
集中攻撃-ムルソー(3スタック):基本威力+1,コイン威力+1

*38 17→30:自分の速度が対象よりも高いほど、コイン威力+1(速度差2につきコイン威力+1,最大3)
集中攻撃-ムルソー(3スタック):基本威力+1,コイン威力+1

*39 14→16:自分の速度が対象より3以上高ければ、コイン威力+2
*40 メインターゲットの(振動威力+振動回数)が30以上なら、加重値+1
*41 メインターゲットの(振動威力+振動回数)が30以上なら、加重値+2
*42 メインターゲットの(振動威力+振動回数)が30以上なら、加重値+1,100以上なら、代わりに加重値+3
*43 メインターゲットの(振動威力+振動回数)が30以上なら、加重値+2
*44 1→2:自分にマイナス効果が付与されているなら攻撃加重値+1
*45 1→3:自分にマイナス効果が付与されているなら攻撃加重値+2
*46 対象の出血が6以上なら、コイン威力+1
*47 自分と対象の出血の合計が6以上なら、コイン威力+1
*48 対象の出血が6につき、コイン威力+1.最大2
*49 自分と対象の出血の合計が6につき、コイン威力+1.最大3
*50 原文ママ
*51 原文ママ
*52 原文ママ
*53 原文ママ
*54 原文ママ
*55 句点抜け
*56 原文ママ
*57 猛虎標弾を装填時
*58 虎標弾の残弾数でトーンが変化する
*59 モーションの途中で敵を倒すと、トーンが異なる別のボイスで同じセリフを言う。
*60 パッチノートでの伝説の誤訳&誤字「ユクチャムゴルダンジョン(肉斬骨断ダンジョンの意)」に敬意を払い、それに倣って表記する
*61 ラ・マンチャランドの姫 ロージャの《ドンキホーテ流硬血奥義 フィナーレ》と同じターンに使用時