MHXに登場する防具の一つ。
特殊許可クエストを制した者のみ身に付けることを許される。
目次
概要
- MHXにて登場した二つ名持ちモンスターの素材を用いて生産することが出来る防具。
- 見た目は一言で言い表すのであれば、二つ名版ボーン装備とでも言うべき代物。
デザイン自体もドーベルシリーズをさらに禍々しく、かつ野生的にアレンジした感じになっている。
女性用防具は頭にイヌミミ、腰にイヌ尻尾のような装飾がついており、ワイルドな可愛さがある。
- どの二つ名持ちモンスターを討伐しても手に入る素材「異形の骨」がキー素材となっており、
全ての特殊許可クエストで確定ドロップもする為、人によっては下位の時点で生産一覧に名前が載ることになる。- 下位の時点では一部位の防御力が高くても20程度の中で、
既に一部位48と言う破格の高さを誇るように見える。
が、作成には骨系上位素材も必要であり、実際にはこの防具を下位の時点で入手する事は出来ない。
- 下位の時点では一部位の防御力が高くても20程度の中で、
- 生産には異形の骨に加えて、パーツ毎に異なる二つ名持ちモンスターの素材も必要。
パーツと要求されるモンスターの素材は、- 頭・脚:紅兜アオアシラ
- 胸:大雪主ウルクスス
- 腕:矛砕ダイミョウザザミ
- 腰:紫毒姫リオレイア
まさに異形な二つ名持ちモンスターの素材を用いた防具としてふさわしい必要素材と言える。
強化には他の二つ名素材を用いたりはせず、獰猛化汎用素材を用いる。
- これらの二つ名持ちモンスターは集会所下位の時点で出現する、という点が共通している。
これらの素材を集めてさえいれば、
上位になってすぐに堅牢な骨や尖竜骨といった骨系上位素材と合わせて生産できる。
とは言え、下位の時点でこれらを狩るのは相当辛い。
性能
- 前述の通り防御力は一部位48。フルフルSやハプルSに迫る程度の硬さ。
属性耐性は剣士とガンナーで異なり、龍耐性が15で共通。
それ以外の全属性で剣士は5、ガンナーは10と弱点が無い。
食事をすれば属性やられ(小)を防げる耐性15も無理なく実現でき、汎用性が高い。
ただしレア度5であるためか、最終防御力は106と微妙に低いのが辛い所(岩穿シリーズと同じ数字だが)。
- 一応下位素材がキー素材の装備だが、堅牢な骨と尖竜骨が必要になるため、作製できるのは上位になってから。
ついでに頭装備にはただでさえ強いのに部位破壊限定の紅兜アオアシラの紅兜の怒髪も必要。
それ以外は通常素材なので、二つ名を下し、上位序盤の大型モンスターを狩ればおのずと作れる。
ただし上述の通り強化には獰猛化素材を用いる他、最終強化には古龍の浄血が必要になるため、
最終的な強化難度は他のレア度5防具と比べかなり高くなってしまっている。
- 発動するスキルは体力+50・笛吹き名人・破壊王の3つ。
ボーンシリーズの系譜と言う事なのか笛吹き名人が発動している為、基本的には狩猟笛を担いでいきたくなる防具。
破壊王もあり、上位を進めていく中で必要な素材集めも捗りやすいため、
パーティープレイでは格好良く部位破壊を決めるところが見せ場となる。尻尾は頑張って柄で殴ろうね
残りの「体力+50」は食事をし忘れてしまったり、乙してしまったりした時に役立つ。
常時体力150だと思えることで多少強気に出ることもできるだろう。- 何故かガンナー装備もこの構成である。ガンナー向けスキルなどはない。
これでは合理性が無いのでどうしようもない。笛でも吹いてろということなのだろうか
まあ護石を利用すればどうにかスキルはつけられるが。
- 何故かガンナー装備もこの構成である。ガンナー向けスキルなどはない。
- なお、二つ名持ちモンスターの素材を求められるが分類は一般防具と同じであり(実際レア度は5)、
強化の手順は他の装備と変わらず鎧玉を中心に使用する。しかし他の二つ名装備と同じくスロットは一切ない。
そのため、他のスキルはお守り等を駆使して発動させることになる。炭鉱夫稼業が捗るね!
- 純粋な二つ名装備と比べると作り易いが、やはり若干控えめな性能である。
異形と言えどもボーン装備の系譜(に見える)と言う事もあり、性能が控えめなのは仕方がないのかもしれないが…。
しかし上位序盤で狩猟笛を担ぐのであれば、ボーンSシリーズや、
他のスロットが5つ空いている防具に笛吹き名人を発動させる程度でも良いだろう(護石があればの話ではある)。
あちらはスロットも6つ空いており防御力に目を瞑ればスキルの発動も容易という点もある。
この防具を使用する場合は、デフォで付いている「破壊王」を活用していきたい。
破壊王スキル自体は割と希少性は高く、上位昇格時点では他にクシャナシリーズくらいしかない。
今作では部位耐久に対して体力が低めだったり、やたら破壊しにくい部位を持つモンスターも多いので、
それらのモンスターを相手取る際にはなかなか役立つだろう。
MHXX
- 曲がりなりにも通常防具と言う事なのか、まさかの異形Xシリーズが追加された。
作成には基本素材の異形の重骨の他、MHXXで追加された二つ名持ちモンスター達のG級素材が必要。
但し今回は、異形シリーズの様に面倒な素材は求められず、全て簡単に手に入る素材で作れる。
- 発動するのは異形シリーズの3スキルに加えて、何と痛打(スタミナ奪取+KO術)が発動する。
笛で相手をぶん殴って、相手のスタミナを奪いつつ気絶させ、さらに部位破壊すると言うスキル構成であり、
これでもかと言わんばかりの狩猟笛特化である。
ちなみにこの「痛打」、他にはドボルXシリーズとブラキウムシリーズにしか付かない超レアスキルだったりする。
KO術と笛吹き名人が同時発動する5スロスキルの飛行酒場の心の方が幾分も手軽なのだが
- また、何と二つ名素材を使う防具としては唯一のスロット持ち。
腕・腰・脚に1個ずつの計3個と少ない方ではあるが、それでも無いよりはマシである。
若干狭めとは言え、他のスキルも積みやすくなったのは利点と言える。- 但し、防御力はフル強化で760とレア度8相応である点には注意。
二つ名防具だからと超特殊許可クエストに着込んで行くと、
大技に被弾した瞬間に一瞬で消し炭にされるのは言うまでもない
- 但し、防御力はフル強化で760とレア度8相応である点には注意。
- 地味に勘違いされやすいが、通常防具扱いとなっているため超特殊許可なしで防具合成が可能。
特に女性版は頭部や腰、紳士ハンターにとっては胴のデザインに需要があるかもしれない。
異形ネコシリーズ
- MHXではオトモ装備にも「異形シリーズ」が存在する。
見た目はボーンネコシリーズを禍々しい朱色にアレンジしたようなデザイン。
普通の骨とは異なる雰囲気を放っており、まさに"異形"の名の通りである。- こちらは武器防具共に下位と上位で分かれている完全なレア度X防具*1となっている。
ちなみに、レア度Xはレア度10ではない。
よって、レア度7よりも強いというわけではない。
- こちらは武器防具共に下位と上位で分かれている完全なレア度X防具*1となっている。
- 二つ名持ちモンスターを狩猟した際に手に入る
「異形な(堅)骨」から入手できる「異形な(銘)端材」を使って作成出来る。
- オトモ防具の仕様上、ハンター用防具のように各種二つ名の素材を要求される事は無い。
二つ名の汎用素材だけで作れるため、レア度X装備の中では非常に作りやすい。
しかし性能は二つ名装備には劣るため、あくまで装備が揃うまでの繋ぎか、
余った素材を使って趣味の範囲で作ることになるだろう。
ニャンターは必要端材が少ないため例のセンサーに引っ掛からなければ繋ぎにもならなかったり…
- なお防具の着彩設定には
頭防具は後頭部のボリューミーなたてがみ、
胴防具は腰に巻かれた立派な毛がそれぞれ対応している。
- 武器は「異形ネコハンマー」。
ボーンネコハンマーを防具と同様に禍々しい朱色でアレンジしたようなデザインにしている。
殴打部分にトゲが存在しておりとっても痛そうである。
「異形Sネコハンマー」になると龍22とそこそこの属性を持つが、
斬れ味緑に会心率-10%で攻撃力は124と物理面では冴えない。 - MHXXでは「異形Xネコハンマー」「異形XXネコハンマー」が追加。
Xの方は斬れ味青、近接170&会心率-20%&龍24、遠隔154&会心率-10%&龍8。
XXの方は斬れ味青、近接225&会心率-15%&龍26、遠隔204&会心率-10%&龍10。
会心率は悪化してしまったが、それ以外は順当に強化されたといった感じか。- MHXXからは二つ名オトモ武器にサポートゲージ補正が実装されたのだが、
実は異形ネコハンマー系統も二つ名武器として扱われているためゲージ補正が付いている。
と言っても今作は近接特化型は需要が低く、性能的にも正直イマイチなのでほとんど使われていないが。
一応、二つ名武器には他に龍属性のものが無いため、きちんと差別化要素は持っている。 - なおハンターの二つ名武器の中に龍属性を持つ物は荒鉤爪剣斧しか存在しないため、
レア度Xで純粋な龍属性武器は本当にこれだけである。
- MHXXからは二つ名オトモ武器にサポートゲージ補正が実装されたのだが、