ランク | クエストレベル | クエスト種別 | メインターゲット | サブターゲット | 報酬金 |
---|---|---|---|---|---|
HR31 | ★8 | 乱入クエスト | モンスターへの一定ダメージ | 36000z | |
HR71 | 48000z | ||||
HR100 | モンスター1頭の討伐 | サブA:主目標への一定ダメージ サブB:モンスターの尻尾切断 | メイン:48000z サブA:10000z サブB:10000z |
概要
- MHFに存在するクエストだが、通常のクエストとはかなり異なる性質を持つ。
- メインターゲットが「モンスター」と表記されており只ならぬ雰囲気を感じさせる。
このクエストにおいて登場するのは、UNKNOWNと呼ばれる、
名称すら定かではない漆黒の甲殻を持つ謎の竜である。
- このクエストは通称「乱入」と呼ばれるものとなっている。
MHP3のシステムにも似ているがそれとは異なる仕様となっており、
密林・砂漠・樹海・森丘・峡谷の上位、凄腕級クエストを受注した際に、
1/1024とも言われる超低確率でクエスト開始時に- 必ずパーティーメンバー全員がベースキャンプから開始
(MHP3における乱入発生のようにムービー終了までハンター/カメラを操作できない)
↓
本来のターゲット画像が画面中心に表示され、爪の形をした3本の赤い光がそれを引き裂く
↓
「UNKNOWN」の文字
MH3系列のように狩猟環境表示なども無いためクエストに出発するまで完全に分からず、
まさに突然の襲撃を行ってくる。 - 必ずパーティーメンバー全員がベースキャンプから開始
- その乱入確率は非常に低く、実際のところ明確な出現確率は不明。
なお、単純なリタマラでは絶対に出ないことが分かっている。
UNKNOWNがそのクエストに出現するかどうかの判定は、
クエストをクリアしてテーブルを回さなければ行われないとする説が有力
(ちなみに有志が行った検証では、1600回中遭遇できたのは20数回)。
あまりにも出現確率が低く、「1/1024」の確率というのはあくまで推論であるが、
真実味のある数値として受け入れられている。
- MH3と同じく上位のHR31から乱入は発生し、
上位クエストの乱入だと撃退、凄腕クエストの乱入だと討伐が条件になる。
上位2種類の主目標への一定ダメージとは、これは要するに「撃退」のことである。
UNKNOWNの総体力は20000であるが、形態変化までに必要なダメージは
第2形態…HP17400(87%)
第3形態…HP14400(72%)
第4形態…HP11200(56%)
第5形態…HP8000(40%)
第6形態…HP4000(20%)
となっている。HR31の撃退は総体力の44%を削ればよいので、実質的に戦闘するのは第3形態までである。
また、HR71の撃退は総体力の60%を削ることで撃退となるため、第4形態までとなっている。
- 一方、凄腕級については、
サブターゲットAの「主目標への一定ダメージ」は総体力の80%のダメージを与えることで達成できる。
つまり最終形態に突入した瞬間にアナウンスが入るため、1つの目印になる。
サブターゲットBの「モンスターの尻尾切断」だが、
UNKNOWNの尻尾は残り体力10%以下でないと切れないため、これが達成できるのはかなり終盤。
そしてこのタイミングはちょうど長時間の戦闘で集中力のほうが切れてくる頃であり、
もちろんUNKNOWN側もやすやすとは終わらせてくれない。
- そしてUNKNOWN自体の強さも驚異的。
その実力はMHFの目玉の1つとも言える特異個体が可愛く見えるほどであり、
高い攻撃力や多彩な攻撃範囲で特異個体と渡り合ったハンター達に悲鳴をあげさせた。
特異個体の正式狩猟が許されるのはHR500以上、かつ秘伝書が有効状態であること。
つまり、非常に低い確率ながらも、
特異個体をも超える実力を持ったモンスターをHR100以降から討伐できるということである。
幸い特異個体の中でもかなり特殊で希少な個体と違い、元気のみなもとは使用できるので
心配であればUNKNOWNが乱入する可能性のある狩猟地でのクエストに行く際に、
余裕があったら持っていくと良いかもしれない。- 上位では撃退まで、凄腕では討伐可能、という仕様から気づいた人もいるかもしれないが、
上位のUNKNOWNと凄腕のUNKNOWNは、実は同一の強さの個体である。
そのため、「上位クエストで凄腕ランクのモンスターと戦っている」とも言えるし、
「凄腕クエストで上位クエストに登場するモンスターと戦っている」とも言える。
UNKNOWNの、戦闘開始時は弱いが徐々に強くなっていくという特徴はここに起因する。
- 上位では撃退まで、凄腕では討伐可能、という仕様から気づいた人もいるかもしれないが、
- とにもかくにも出現率が低すぎるため、狙って遭遇するには相当な根気が必要となる。
しかし予期せぬ状況下で乱入されるというケースもあり、
撃退で解決する上位はともかく、凄腕ランククエストではリタイアを余儀なくされるということも。
確定クエスト
- 今までは超低確率での乱入に期待するしかなかったが、
第52回狩人祭 -金色の狩人-にて時間指定でイベントクエストとして配信された。
配信されるのは凄腕級の「突然の襲撃」となっており、
安定的に剥ぎ取り・部位破壊・尻尾剥ぎ取り・報酬を十分に期待できるため、
公式サイトで推奨されている通り、刻竜剣等を作成する大チャンスと言えるだろう。
無論、HR100における最強レベルのモンスターとして君臨するUNKNOWNに勝つことができればだが。
ボーナス試練方式(上記リンク先参照)で、クリアすれば一回ごとに99魂を得られた。
(通常の乱入で遭遇した場合は、今まで通り魂は入手できない)- ちなみに、イベントクエストとして配信されるのは初であるが、
UNKNOWNの容姿が正式に公開されるのも今回が初である。
- ちなみに、イベントクエストとして配信されるのは初であるが、
- それ以降も機会あるごとに確定配信されている。
残念ながら上位の撃退クエストが確定配信された例はないが、素材等のメリットも無く致し方ないだろう。
ちなみに一度だけ密林で配信されたことがあるが、それ以外は一貫して砂漠での出没となっている。
余談
- このクエストが解禁となったのは2011年8月3日のメンテナンス以降。
4周年記念イベントとして様々な新規・限定クエストが配信されて盛り上がっていた中へ無告知で乱入し、
文字通り「突然の襲撃」であった
(一応プレビューサイトなどから、この時期に「何かが来る」程度の情報はあった)。
- 解禁となった週の新規配信クエストは結構な数があったものの、
その中でも特異個体の体験およびG装飾品の素材が手に入るクエストシリーズの最新作「盾蟹の衝撃」が、
ダイミョウザザミ1匹という簡単な内容でガード性能+5という高性能なものを入手でき注目度が高かった。
そして、そのクエストが武器指定や持込指定などなくUNKNOWNの出現条件を満たしていたため、
G装飾品目当てに挑んだハンター達からの最初の遭遇報告が上がることとなり、
結果として更なる検証のため何の用も無いザザミが大量乱獲されるという珍事も発生した。