目次
概要 
- ハンターズギルドからのクエストを多数クリアし、
ギルドから正式に一流と認められたハンターのみが受注できる、通常以上に困難なクエストのこと。
本来よりも力をつけ、更に危険性と凶暴性を増したモンスターが相手となる。
下位クエストにくらべて難易度は高く、モンスターとの戦闘ではより慎重な立ち回りが要求される。
- ほとんどは大型モンスターの狩猟クエストだが、
非常に危険なモンスターが徘徊しているなどの緊急性を伴う場合は、
採集クエストや小型モンスターの掃討などでも、上位クエストとして認定される。
危険性が高いが故にギルドのサポートも遅れてしまい、支給品はクエスト開始時にはほぼ間に合わない。
また、クエスト開始時のスタート地点は、下位クエストだとかならずベースキャンプのエリアだが、
上位クエストの場合は、フィールドのどのエリアからクエストが開始するかがランダムに決まるという特徴がある。
- ゲーム内で用語として定着したのはMH2から。
それ以前も同様のシステムはあったが、「ノーマル」に対して「ハード」と呼ばれていた。
ただし、公式攻略本などでは無印の頃から「上位」とも呼ばれている他、
非公式的にも上位という呼び名が定着していたと思われる。
集会所 
- MHPの集会所★4~5、MHP2の集会所★6以上、MHP3の集会浴場★6以上のクエストを指す。
MHPの★4はゲーム開始直後から開放されているという珍しい仕様がある。
- ★5以下や村長クエストよりもモンスターのステータスが高いため、
下位で十分に腕を磨いたハンターでも、油断するとあっというまに力尽きてしまったり、
時間切れとなることがある。
下位ではごり押しで勝てた相手にも、その戦法が通用しなくなり、
より回避とガードが重要になってくる。- MH2~MHP2Gでは、上位からラージャンが現れ、金獅子の名に恥じない破壊力で
多くのハンターの前に立ちふさがる。
幸いキークエストではないので、無理な場合はスルーしてしまってもいい。
- MH2~MHP2Gでは、上位からラージャンが現れ、金獅子の名に恥じない破壊力で
- また、モンスターから剥ぎ取れる素材も下位の時より上質なものになり、
「甲殻」が「堅殻」、「鱗」が「上鱗」などになったりする。
これらを使い、より強い武器、強固な防具の生産・強化が可能となる。
- なお、MHPまでの上位素材は基本的に一部のレア素材(逆鱗など)が追加されるのみであり、大半の素材は下位と変わらない。
しかも上位素材はG級ではより容易に手に入るようになっていることがほとんどである。
この仕様のせいでHR上げがあったMHGはともかく、MHPでは上位でのんびり足踏みしながら進めるのは割に合わなかったりする。
最低限の装備が揃ったらとっととキークエを埋めてG級に昇格してしまったほうが良い。 - MH2以降はMHPまでのG級素材が上位素材に格下げされ、MHPまでの上位素材の多くは下位でも手に入るようになっている。
村上位 
- 多くの作品の村クエストには下位相当のものしか存在しないが、
例外的に村最終クエストに限っては上位相当の扱いである場合がある。
- 『MHP2G』では、村長クエストにも★7以上の上位クエストが追加された。
ただし、集会所上位クエストとは内容が異なる。- ネコートさんに話しかけることで受注できる。
ステータスは集会所上位よりかは若干低めだが、モンスターの行動パターンはG級と同じ。
例えば、ゲリョスは頭を破壊されると、それ以降毒霧を出すようになる。 - 村長★9のキークエストをクリアすると、
アカムトルムが緊急クエストで登場し、討伐するとエンディングが流れる。
さらに、アカムトルムを含むすべての村長上位クエストをクリアすると、
大連続狩猟「モンスターハンター」が登場する。
- ネコートさんに話しかけることで受注できる。
- 『MH3G』にも登場。
ナバルデウスの撃退に成功すると、★6以上の村上位クエストを受けられるようになる。
下位では行けなかったフィールド「渓流」に行けるようになり、ガノトトスやジンオウガ、
その他下位で狩猟したモンスターの亜種が登場する。- 村上位クエストのモンスターを狩猟すると、それらの大半は、
夜のモガの森に姿を現すようになる。
- 村上位クエストのモンスターを狩猟すると、それらの大半は、
- ここまでの作品群では確かに上位という区分ではあり村下位及び集会所下位よりは強力なものの、
集会所上位と比較するとぶっちゃけてしまえばかなり弱い個体が多い。
MHP2Gはまだ攻撃力が高く行動変化もあり一概に言えないが、
MH3Gについては行動も変わらない上、
防御力150程度、具体的にはレウス装備やラギア装備あたりの防具を少し強化した程度であれば、
MHP2GのG級を適正装備でやるのとほぼ同じ感覚のダメージしか受けないのである。
具体的には、あのイビルジョーの怒り時のタックルを喰らっても
防御力150あればHPバーの半分程度のダメージで済む。
無論、真面目に上位装備を集めればもはやモンハン初心者でもごり押しで勝てるレベルの被ダメージになる。
- 『MH4』では、P2Gや3Gのように独立した区分として登場するわけではないが、
集会所のハンターランクを上げるなどの条件を満たすと、
一部のモンスターの上位個体を狩猟するクエストが受注できるようになる。
ソロプレイの場合は、集会所で戦うより遥かにラクなため、かなりありがたい。- ちなみに、これらのクエストには村クエでありながら、参加条件にHR制限が設定されているものもある。
“村最終”にたどり着くには最低でもHR7を要求される。
- ちなみに、これらのクエストには村クエでありながら、参加条件にHR制限が設定されているものもある。
- 『MH4G』では明示的に村上位とされるのが★7以上であるが、上述したようにMH4の時点であった
★6の一部クエストには、(団長からの挑戦状は別として)上位個体を狩猟するクエストがある。
そして、ついに村クエの★が10の領域に達してしまった。
- なお、シャガルマガラ討伐の緊急クエストを終えると★7を受注可能になるが、
この★7からこの先★9までのクエスト群は受注条件が「条件なし」になっているため、
集会所クエを進めて上位クエストを受注できる状態になっていなくても受注できる。- このため、下位の状態で上位素材を集めて上位の武器・防具を集める事ができる。
ただし★7以降の全てのクエストは、まずは★7最初の上位ダイミョウザザミ討伐を
クリアしなければならないので、生半可な下位装備では難しいし、
これがクリアできればもはや下位ではなく(村クエ限定でも)上位ハンターであると言える。 - 下位に分類される★6のクエストにも、上位個体が登場するクエストが一部存在する。
しかしこちらは全て、ちゃんと受注条件が「HR4以上」などとなっており、
集会所クエストを進めて上位進出を果たしていないと受けられない。 - ちなみに、★10では受注条件にG★1~G★3許可証を必要とするG級相当のクエストがある。
言うまでもないが、MH4Gの“村最終”もこの範疇であり、ここまでたどり着くには
少なくとも大老殿のG★3クエストが受注できるところまで進んでいなければならない。
- このため、下位の状態で上位素材を集めて上位の武器・防具を集める事ができる。
- MHXでは「高難度:」と書かれたものがこれに該当する。
クエストの受注制限はないため、やろうと思えば下位装備で挑むことも可能だが、
よほどの腕前の持ち主でもない限り、集会所を進めて装備を整えてから挑んだ方が良いのは言うまでもない。
- MHXXでは正式な村上位として★7~10が登場。基本的な事項はMH4Gと同じで、
村下位でシャガルマガラを倒し、その後に現れる上位ババコンガのクエストをクリアすることで★7が解放となる。
MHXで村上位を意味していた高難度クエストは★10にも存在しており、こちらはG級クエストとなっている。
MH3 
- 街モード(オンライン)で、HR31以上で受注できるクエスト。
HR30になったときに、緊急クエスト「峯山龍ジエン・モーラン」をクリアすると解禁される。
- しかし、解禁されてもクエストの制限により、HR31以上なければ受注はできない。
キークエストだけこなしてHR30なりたてで挑むと、しばらくは下位クエストをまわす必要が出てくる。
- さらに、HR31~40は出てくるモンスターが限られており、
また獲得HRPも低いため、精神的にも一番キツイ時期だったりする。
一応HR31~でもリオレウスなどのクエストに「参加」こそ出来るが、
オンラインという仕様上自分でも当該クエストを受注できるようにしておくのは
少なくとも野良であればもはや一種のマナーである。
しかもHRPが高い★3(下位)のクエストもキャラクターのHRが高い為、HRPにマイナス補正がかかる。- それでもHRPが欲しいなら、無理に上位序盤を回るより、
★3を回したほうが手っ取り早かったりする。
特に犬夜叉クエストがマイナス補正込みでも非常に高い数字であり、しばしば用いられていた。
- それでもHRPが欲しいなら、無理に上位序盤を回るより、
- さらに上位クエストなので早々イビルジョーが乱入する。
これが原因でトラウマを植えつけられたハンターは多いのではないだろうか。
MHWorld 
- 本作では今までのシリーズの様な村と集会所でのクエスト区分は存在せず、
Ver5.21現在、★6~★9までの全クエストが該当する。
「ゾラ・マグダラオス誘導作戦」のクリア後、受付嬢から
「不審な痕跡の調査中に調査員が負傷した」「大蟻塚の荒地にプケプケが現れた」
との旨を伝えられ、上位の「大蟻塚の荒地」の任務探索に赴けるようになる。
そして、そこで待ち受ける上位プケプケを探索なり任務クエストで狩猟することで、
晴れて上位のクエストや探索に赴けるようになる。
- 上位クエストでは下位クエストの同種よりも強大になったモンスターの他、
下位クエストには現れなかった未知のモンスターや亜種モンスター、
そして名だたる古龍種が待ち受けている。- 又、新たな小型モンスターとして奇面族「ガジャブー」が現れるようになり、
毒・麻痺・睡眠属性のナイフや、高威力の壺爆弾を以て襲い掛かってくる。
新たな獣人種として会話を試み、ハメ殺されて唖然としたハンターも居るのではないか。 - 更に、今作では強敵乱入者としてお馴染みのイビルジョーの他、
新たに飛竜種の「バゼルギウス」が乱入してくるようになる。
彼等の持つ鱗「爆鱗」の爆発は下位終盤の防具をも鼻で笑う破壊力を持ち、
その威力で多くのハンターを唖然とさせ、トラウマを植え付けてきている。
- 又、新たな小型モンスターとして奇面族「ガジャブー」が現れるようになり、
- そして、ある程度クエストを進めると、火山系統のフィールド「龍結晶の地」が解放される。
非G級のメインシリーズ作品では、上位以降に一般フィールドが解禁されるのは今作が初となる。- よって、ウラガンキンやヴォルガノス等をはじめとする、
火山地帯のモンスターに挑めるようになるのは上位クエスト以降となる。
- よって、ウラガンキンやヴォルガノス等をはじめとする、
MHF 
- MHF-G10下の大規模リファインによりHR帯の仕様が変化し、現仕様ではHR3~4が上位に相当する。
ちなみにHR3と4の配置については旧仕様の登場順を必ずしも引き継いでは居ないようだ。
- 旧仕様においてはHR31以上で受注できるクエストが上位に相当した。
一言で「上位」と言っても- HR31~…エスピナス、パリアプリア、ラージャン等
- HR41~…多くの上位古龍、ヤマツカミ
- HR51~…イャンガルルガ、ティガレックス(下位)、アクラ・ヴァシム等
- HR61~…オルガロン、エスピナス希少種
- HR71~…上位古龍、アクラ・ジェビア、ヒプノック希少種、ティガレックス(上位)、グレンゼブル等
- HR81~…ベルキュロス、ミラバルカン
- HR91~…ドラギュロス、ミラルーツ
と、HRが10上がるごとに狩猟できるモンスターが順次解放されていく。
またそれぞれのランクで各種メモクエストが受注可能になる。
ヒプノック繁殖期とヴォルガノス亜種は同じ「上位」でありながらHR31とHR51で
ティガレックスはHR51とHR71で入手できる素材のランクが異なる。
- 上位以降、非常に低確率ではあるが、UNKNOWNが乱入してくる可能性がある。
ただし、上位では撃退のみで、凄腕と比べると難易度は低い。
- MHFにおいても上位クエスト以降はランダムスタートとなるが、
樹海以降のMAPとFオリジナルモンスターでは強制的にBCスタートになっている。
また、強制BCスタートの上位クエストには支給品がきちんとある。
関連項目 
システム/下位クエスト
システム/G級クエスト - 多くの作品で上位の次に位置する、最高峰のクエストランク
システム/凄腕クエスト - MHFに於いて上位の次に位置するクエストランク