システム/キャラバンクエスト

Last-modified: 2023-07-25 (火) 02:34:12

MHFのシーズン5.0から登場したクエストの一種。
パローネ=キャラバンから受注することができる。
GG以降はメゼポルタ広場のヒルデから受注することもできる。

目次

概要

  • クエストはパローネ=キャラバンの「航路」という扱いである。
    パローネ=キャラバンの気球に同乗し、行く先々で様々な狩猟を行う。
  • MHP2Gでいう大連続クエストのようなものだが主に以下の点が違う。
    • 複数モンスターを1クエストで倒すのではなく複数のクエストを連続してこなす形になっていて、
      クリアしたクエスト単位でリタイアによる途中抜けができる。
      一旦キャラバンに戻って補充可能な「一時帰還」を含む場合、
      そこでクリアとしたり、あるいはその時点からの途中参加も可能。
    • 力尽きる事によるクエスト失敗の仕様が変更されており、参加メンバーは各自3乙した時点で
      参加PTから強制離脱・帰還となり、残りのメンバーでクエストは続行される(離脱したハンターには
      当然報酬は入らない)。そして、受注主が3乙してしまうと、即座にクエスト失敗となる。
    • 上記の仕様上、次に向かうクエストでは違うフィールドになることも当然ある。
    • 剥ぎ取りと採取がキャラバンポイント(CP)と呼ばれるキャラバン内での通貨にあたるものに変更される。
    • クエスト中に緊急ミッションと呼ばれるミニクエストが発生することがあり、
      これに成功すると報酬としてCPが加算されたりキャラバン限定アイテムや、
      そのクエストに登場するモンスターの素材を入手できる。
    • 一時帰還を挟まない限り、体力とスタミナの値は次のクエストに引き継がれる。
      ただし斬れ味のみはクエストごとに自動回復する。
    • 次の目的地がキャラバンの気球だった場合、支給専用秘薬や携帯食料が支給される。
    • クリアするとHRPではなく狩人珠の強化に必要なポイントや、
      キャラバンで様々な特典を受けるために必要な知名度ポイントが入手できる。
      なおMHF-G10から2018年2月アップデートまで、キャラバンポイントは実質これと、
      大討伐クエストでしか得ることができなかった。
  • 連続してクエストをこなすことになるため、モンスターの体力には大幅な下方補正がかかっている。
    が、その分攻撃力に上方補正がかかっている場合が多く(下位なら1~1.5倍前後、上位なら2~3倍前後)、
    補給の難しい連続狩猟となることも相まって普段以上に防御力と回復薬の消費に気を払う必要がある。
    なお小ネタ的なことではあるが、一旦クエストを終了して次が始まるという仕様上、斬れ味ゲージは回復する。
  • キャラバンクエストは「★ランククエスト」と呼ばれ、通常の下位や上位といったランク分けと同様に
    難易度によって細分化され、クエスト名はランクと一覧での順番から「○○○航路」となる。
    例:★ランク5の7番目なら「507航路」
    ランク帯によっては下位と上位、上位と凄腕が混在した構成になっているクエストも。
  • 基本的に上位のランクのものを受注するにはそれ以下のものを全てクリアしていないといけないが、
    これが適用されるのは貼り主だけで他の参加者はHR制限さえ満たしていれば進行状況に関係なく参加が可能。
    また進行状況に差があるメンバーだった場合、キャラバンクエスト中にのみ現れる「テンションゲージ」により
    攻撃力・防御力が上昇するというボーナスを得られる。要するに初心者のお手伝いをすると効率が上がる。
  • ちなみに開拓クエストラヴィエンテ戦もキャラバンクエストとして扱われるため、
    キャラバンクエストでしか効果を発揮しないアイテムを使用可能である。
    これらのクエストでもCPや知名度ポイントを入手可能で、
    特に大討伐成功時にもらえるポイントは多大な額になるため、
    進化武器などとは別にポイント目当てで参加する人もいる。

超限定航路

  • 通常の航路とは別に、日や時間によって切り替わる「超限定航路」と呼ばれるものも存在する。
    そのランク帯の中でランダムにクエストが生成される「ランダム航路」や、
    古龍種ばかりを詰め込んだ特殊なクエストなどがこれに当たる。
    現在人気のクエストは大量のCPを稼げるミラトリオ、色が稼げる属性バンザイの2つ。
    特にミラトリオはキャラバンの不人気さが嘘のような人気を誇る。
    これらは日替わり出現なので事前に調べて予定を立てておかないと参加できない。
    また、このクエストは★7航路まで全てクリアした人でないと受注できないため
    実際に貼れる人は少なく、特に人気であるミラトリオの募集がかかったときはクエスト参加競争になりやすい。
  • ちなみにこの超限定航路で受注できるクエストのごく一部に、
    難易度上昇のためなのか度の過ぎた悪ふざけなのかはっきりとしないものの、
    攻撃倍率が10.0倍や20.0倍に設定されているクエストが存在する。
    ありったけの武具とスキルで防御力を4桁にしても非怒りの攻撃で即死する様は圧巻。
    剛種に挑む最低ラインとされる防御力641では、砂から這い出るヤオザミですら即死しかねない。
    限定素材は他の超限定航路でも出るので、とりあえず見てみたいという人以外は受注しない方が賢明である。

問題点

  • 攻撃力が高めな関係で、実装直後は超速射による募集ばかりが乱立し、
    それを受けての暫定的な対処として超速射の禁止…ではなく剛種武器使用禁止になってしまった
    (ただし[★1~8のキャラバンクエスト]までで、超限定クエストは使用可能)。
    公式発言がいわゆる大人の都合でお茶を濁しているため推測ではあるが、「剛種武器かつボウガンだけ禁止」
    という制限がシステム的に難しい・新規に組み込む時間と人員が足りなかったという開発サイドの事情、
    HR100未満はお呼びじゃないという空気自体がまずいという運営サイドの考えがあってのことだと思われる。
  • こういった事情から大討伐以外での人気は低めなのが常である。
    従来のシステムに対して完全に外付けされたコンテンツであるため、「なくてもなんとかなってしまう」
    という点がユーザーの需要的にも開発の優先度的にも低くなってしまう一番の問題であろう。
    ただし実装から長い間、ゲーム内の空気としてはこのコンテンツをこなすことが
    必須であるように言われることが多かった。
    理由は狩人珠の記事を参照のこと。
    • なおかつては知名度の上昇でアイテムボックスのページが増えるという効果があるため、
      狩人珠を抜きにしてもやるとやらないとではプレイの快適度が異なっていた。
      現在はこの効果はHR上昇に応じて解放されるものとなっている。
  • フォワード.5にて仕様変更され、剛種武器禁止が解除された
    さらにG以降は従来の武器の性能を遙かに上回るG級武器が使用可能となり、
    一時ラスタパートナーによるシングルプレイ時のサポートも充実したため、
    シーズン、フォワード時代と比べると航路進行は相対的に大幅に緩和されている。
  • GGからは従来通りのパローネ=キャラバンからの受注・参加に加え、
    メゼポルタ広場のヒルデからクエストの受注が行えるようになった。
  • G10.1では知名度ポイントが廃止され、HRと連動して上昇するようになった。
    また狩人珠のパーティーポイントが普通のクエストで入手できるようになった事に伴い、
    キャラバンクエストでの入手もそれに準じたものに変更された。

パローネ大航祭

  • MHF-GGアップデート後の2014年5月に実装され、MHF-G10まで開催されていた、
    狩人祭極限征伐戦同様のユーザー参加型イベント。
    HR2(旧システムではHR17)から参加可能。
    詳しくはこちらのページを参照してほしい。

G級キャラバンクエスト

  • 実装から長らく手つかずになっていた「普通の」キャラバンクエストであるが、
    2018年2月アップデートにて、遂にG級キャラバンクエストが追加されることが発表された。
  • G級キャラバンクエストでは剥ぎ取りやGRP/Gzを入手できたり、
    部位破壊によるボーナスが発生したりと、かつてのパローネ大航祭の要素が取り入れられている。
    当然ながら、通常の★ランクキャラバンクエストよりも多くのCPが入手できる。
    同アップデートでは普通のクエストでもCPが得られるようにはなるが、
    キャラバンクエストよりは少ないため、素材集めとCP集めを平行したい場合は有力な選択肢となるものとみられる。

関連項目

世界観/パローネ=キャラバン
システム/狩人珠
システム/パローネ大航祭