システム/求人区

Last-modified: 2023-07-25 (火) 02:25:52

狩猟したいモンスターを指定するなどして部屋を立てる事が出来る地区。

目次

概要

  • オンラインモードの存在する作品において、
    モンスター・HR・装備・戦法などを指定して募集をかける事が出来る地区。
    同じ目的のハンターを集める事が容易なため効率的に素材を集めたい場合に利用される事が多い。
    それに対し、特に指定等の縛りがないとされるのが自由区である。
    例えば「尻尾素材を集めたいので麻痺属性や切断武器の人に来て欲しい」といった時は、
    誰が来るか分からない自由区よりも、あらかじめ自分で条件を指定できる求人区で募集をかけた方がよい。
  • その性質上、募集文をよく読んで自分の装備が指定に見合うものか確認してからの入室が推奨される。
    いわゆる効率厨と呼ばれる部類の人が部屋主であることも多いため、
    何も考えずに入ってしまうとトラブルに巻き込まれやすい。
    • その分、指定とマナーをしっかり守れば普段より快適な狩りが約束される。
      条件を見て問題なさそうであれば、積極的に活用できる性質のものであった。
  • 近年の作品ではMH3Gまで求人区(に相当する区画)が存在していたが、
    MH4以降はHRやクエストなどの大まかな指定機能などが集会所に統合されたため、
    求人区や自由区という区画分けは存在しない。
    基本的にオンラインに対応していないPSP作品にも求人区は存在しない。
    また、MHFでは自由区も求人区も本来の(MHF運営が想定する、及びMHシリーズにおける当初の)用途とは、
    根本的に異なる使われ方がされている。

MHF

  • MHFの求人区は自由区と異なり「大衆酒場」という4人部屋を作成することができる。
    一応自由区同様にメゼポルタ広場の各機能は使用可能だが、
    広場からはマイガーデンやマイハウスなどにアクセスできないため、
    基本的には大衆酒場でプレイすることが前提の区画となっている。
  • 大衆酒場はその場チャットが部屋ごとに隔離されるため、
    部屋内での打ち合わせが非常に容易であるほか、
    部屋内からすぐにマイシリーズや武具工房に入れるため利便性もそれなり。
    また、大衆酒場で作られた部屋は他シリーズにおける部屋検索機能と同様に、
    どの区画、どのワールドにもある掲示板から簡単に検索することができる。
    もちろん検索した部屋に定員割れがあれば、自動ジャンプで部屋に入ることもできる。
    • この検索・自動ジャンプ機能は交流区の酒場には無いものであり、現状求人区のみの特権となっている。
  • 大衆酒場は他シリーズ同様、HR、モンスター名などを設定できる他、
    募集文をある程度自作することもできる。
    そのため、簡単な指定程度であれば自分の好きなように行うことができる。
    ちなみに募集文は定型文からも選べる。
    中には「ラスタで遊んでいます」という傍から見ると意味不明な募集文があったが、
    これはつまるところ「ソロ部屋です」ということを示している。
    • ただし、MHF-G10にてHR/SRシステムが一新され、
      新システムに合わせる形で定型文も変更された結果、
      なぜか「ラスタで遊んでいます」の定型文が消失してしまった。
      そのため、今のところソロ部屋の定型文には「仲間で遊んでいます」が設定される傾向にある。
      また、定型文の初期設定は「好きな装備で遊ぼう!」であるが、
      その初期設定のままでソロ部屋を作っているハンターも多くいる。
      一見すると他ハンターを立ち入りを歓迎しているような定型文だが、
      上記の事情ゆえに「好きな装備で遊ぼう!」の部屋にも入らないほうがいいだろう。
  • このように、俗に言う指定募集の連戦を行うには他シリーズと比較しても引けを取らないMHFの求人区であるが、
    2016年現在、求人区が指定募集の場として使われることは一切無いと言ってよい。
    現在使われている主な用途としては、身内4名でチャットをしながらプレイする、
    他人の目線を気にせずにソロプレイに興じたい時に使う、などである。
  • この理由としては、自由区の方が指定募集を行うのにより優れた環境になっていることが大きい。
    自由区ではチャットにセルフジャンプ機能を付けられるので、
    同一のワールド内であれば人を呼び寄せるのはたやすい。
    また、指定募集はかつて求人区の募集文に収まりきらないほど長くなってしまったことがあり、
    より多くの文量を記載できるチャットを使った募集の方が好まれるということもある。
    更に現在のMHFは効率第一主義が既に過去のものに等しくなっており、
    MHF全体の風潮として「エリアによる暗黙の了解に頼るのではなく、募集文で明確に棲み分けすべし」
    というものがあるため、指定を行いたいプレイヤー、
    特に指定する必要もないプレイヤーがどちらも自由区で共存できるようになったため、
    あえて求人区を使う理由がなくなってしまったのである。
  • また、歴史を紐解くと、求人区が悉く冷遇されていたため結果的に使われなくなったという側面も見えてくる。
    シーズン7.0にて、当時希少素材レベルであった古龍種汎用素材と、同じく入手難度が高かった
    剛種チケットの救済クエストをおそらく最も需要があったであろう求人区では配信しなかった
    更にシーズン8.0の秘伝書システムが、当初求人区を拠点にしていると入手自体が困難という設定があった。
    イベントクエストで救済クエストが多く配信されるようになってからも、
    非常に長い間求人区ではそれらを受けることができず、
    フォワード.4で当時最高レベルの効率指定であった秘伝防具指定が自由区でも多数行われた結果、
    自由区でも求人区と同レベル(あるいはそれ以上)の指定をかけても許される、という風潮が確定し
    求人区でクエストを回すメリットが皆無となり、求人区離れが決定的となってしまった。
    イベントクエストはその後フォワード.5で求人区でも配信されるようになったが、既に後の祭りであった。
    • なお何故このような処置を行ったのかは明らかにはされていない。
      プレイヤー達の間で囁かれているのは、MHF運営が
      「効率思考の塊と言える求人区に人が集中してしまう事象」を好ましくないと考えたからではないか、
      というものである。
      事実この当時はオンラインゲームにおける、いわゆる効率厨が幅を利かせることでゲームが荒廃してしまう、
      という危惧が様々なゲームで存在しており、MHFでもそれは例外ではなかった。
      もっとも、この処置によって逆に効率とは無縁、
      かつMHFでも目立つエリアである自由区で効率指定が多発してしまった、という結果になったのだが…
      その後の変遷についてはこちらも参照してほしい。
  • こうして求人区を訪れる人は減ったのだが、
    かつてのMHFの求人区(というより効率至上主義)はMHF未プレイの人にすら届くほどの壮絶なものであり、
    求人区=少しでもミスすると晒される怖い場所のようなイメージだけが先行しているという状況がある。
    • 当時のMHF求人区を揶揄したネタがこちらに詳しい。
      また似たような場所に今尚効率重視的な考えが強く残っている大討伐があるが、
      こちらも今となっては、当時の求人区ほど極端なものではない。
  • 余談だが、一つの酒場に立てられる大衆酒場の数は決まっている。
    そのため、一時期はソロプレイ区の過密状態などもあり、
    喧噪を避けるために求人区をソロ専用の部屋として使用するハンターが多くなっており、
    この結果として空き部屋が不足して求人区を効果的に使いたくても部屋が空いておらず使えない
    という問題が発生していたこともある(類似の問題はかつて交流区でも発生していた)。
    その後ソロ区の増設などで現在はある程度落ち着いている。
  • MHF-Zアップデートでは、マッチングをより円滑にするためのシステムとして、
    予め条件(HR、クエストなど)を設定しておくことで自動的にマッチングが行われる
    クイックパーティー」機能が導入された。
    この機能を使うと大衆酒場(つまり求人区)に移動してPTグループが結成されるようになっており、
    「MHF運営が当初想定していたであろう求人区の運用」をより扱いやすくしたものと言う事もできる。
    ただし求人区からクエストを貼っても(つまり部屋に指定文等を入れても)
    クイックパーティーの検索には引っかからない。
    これらの事もあり、MHFの求人区がかつての、
    或いは他シリーズの求人区のような使われ方をする日はもう来ないのかもしれない。
    • ちなみにクイックパーティー機能に絡むリファインとして、
      大衆酒場から狩人祭の「入魂」が可能になった。

関連項目

ゲーム用語/効率厨
ゲーム用語/暗黙の了解