武器/ヴァルハラ
Last-modified: 2020-11-27 (金) 03:10:46
概要 
- 旅の名工・森ジジが考案した宝石細工の槍。地味ながら実用性も高い逸品。
片手剣と見紛う『個性的な』見た目のランスだが、
当サイトでは何故か地味扱いが定着している。不憫な。
見た目はほぼ細剣(レイピア)。
- 背中に背負っていると、地味すぎて遠くからは見えないかもしれない。
よく見ると持ち手の部分には、地味に細かい装飾が施してあり地味に格好いい。
こういう地味な部分に手がかけてある。
- MHPなら本当に片手剣として扱える。その気になれば大剣やボウガンにもできる。
地味な刀身がブンブン振り回されたり、あろうことか銃口もないのに弾を撃ったりする。
もっともこの武器に限った話ではないが。
- 生産段階での名前は「エストック(estoc)」。
こちらは実在する、鎖帷子の上から相手を貫く事を目的に作られたヨーロッパ生まれの刺突剣で、
よく混同されているが、レイピアより早くに誕生した別の武器である*1。
90cmから長い物では150cm以上にもなるツーハンデッドソードでレイピアよりも遥かに大きい
(レイピアは長くても120cmほど)。
- 初代からMHP2Gまで地味に皆勤賞だった一振り。
MH3シリーズでは地味にリストラされてしまったが、
MH4(G)では発掘武器として地味に形だけ復活した。
そしてMHXにて地味にめでたく復活、MHXXでも地味に続投している。
目次
性能 
- なぜ性能まで地味なのか、簡単に言えばキャラが丸かぶりしているからである。
無属性、優秀な斬れ味、防御力UP、豊富なスロット数…こういう地味な性能のランスに、
あの地味ながらいぶし銀の活躍をしてくれる黄金の名槍、バベルがいるのである。
- しかもMH2以降は地味に派生元が統合されてしまい、ますますキャラ被りが激しくなった。
さらに要求素材に黒真珠だとかライトクリスタルだとか地味に面倒な素材が含まれている。
地味に下位武器止まりになったこともあり、
地味な将来性を考えるとあえてこちらを選ぶ、という人は少数派になってしまった。
- MHP2GではヴァルハラGが作成可能になった。
スロ3ランスでは地味に最強クラスの性能だが、
だからといって総合で最強という訳でもなく、結局地味なので造る人は余りいない。
- MH4Gでは、エストックの名前で発掘装備に地味に復活。生産の方では地味だからか復活はなし。
今作でも地味…と思いきや、「色付き」「発光」といった発掘装備の特性により、華やかな武器へと変身を遂げた。
発光している物ともなると地味にカッコいい。
元々のフォルムが地味シンプルなので、防具との親和性も高い。
しかし、これが手に入るのはイャンガルルガやラージャンといった強敵であり、地味どころかかなり難度が高い。
MHX 
- 地味に復活を果たすが、地味にアイアンランスからの派生でしかエストックが作れない。
最終強化でヴァルハラになる。
気になる性能だが、
- 地味な攻撃力160
- 地味に有難い防御力+20
- 斬れ味は地味な青。匠で出るゲージは全て白
と相変わらず地味な性能。
またスロット3の為、地味に拡張性が高い。
黒真珠や溶岩魂といった地味に入手が手間な素材を多く要求されるが、地味に地道に集めておけば強化は可能。
ただ、最終強化で地味に天廻龍の上鱗を要求される為、完成するのは上位終盤。
しかし、久々に生産武器として復活を果たしたため、
地味な懐かしさを感じ愛用する者も少なからずいる。
MHXX 
- そして地味なこの武器も続投。地味にエインヘリヤルという地味ではない新しい銘を冠した。
その性能は
- 相変わらず無属性武器としては地味な攻撃力300
- 地味に伸びた防御力+24
- 斬れ味は地味ではない白50。また、匠で出るゲージは全て紫と普通に優秀
- 据え置きの地味に便利なスロット3
と地味ながらも産廃と言われる程ではない性能になった。
- レア素材ではないが地味に入手が面倒な素材を除けば、
採取で手に入る地味な素材だけで強化できるのも相変わらずで地味に作製難度は低め。
ただ、究極強化ではラスボスの素材を要求されるので最終的な完成はHR解放後と地味に遅い。
ライバルは金色で派手な真名セルケトヘティト。
あちらはこちらを超える攻撃力330と防御+60、素で紫20、同じくスロ3と非常に強力。
ただ、あちらは素の斬れ味の長さが紫20白10と短く、素運用では継戦性能に難があるという欠点があるので、
エインヘリヤルは素で白50を誇る地味な継戦能力を活かして戦いたい。
- スロット3を活かさなければ鎧裂槍ドツキサシの壁が厚い。
しかし単純に火力スキルを積もうとするだけではスロット3程度ではドツキサシとの火力・斬れ味・狩技ゲージブーストの差を埋めるのはほぼ不可能な上、その分のスキル負担で業物臨戦などの斬れ味フォローをしたセルケトヘティトも立ちはだかる。
- 火力とも斬れ味とも関係のないスキルをつけまくりたい、と言うような場合でもない限りこの武器の出番はないだろう。
- 一方元祖金色にして何かと性能がかぶってたあのバベルは攻撃力こそこちらより高い330だが結局セルケトヘティトと同点、斬れ味はこちらより短い素白40、防御力ボーナスも結局セルケトヘティトに劣る+30、そしてなによりスロットが2つで止まってしまっている。
どっちつかずで、こちら以上にカマキリに食われている感が否めない性能となっていた。
MHF 
- 地味に強化先のユグドラシルとニーズヘッグが追加されている。
ラージャン素材を足したお陰なのか地味に雷属性をゲットした地味に強力な一品。
しかし祖龍の角まで使っておきながら、現状ニーズヘッグ止まりで地味なので使う人はあまりいないだろう。
- 見た目が地味に変わっており、若干太くなってランスらしさは増している。
まぁ本当に地味な違いに過ぎないが…
余談 
- ヴァルハラは北欧神話に登場する主神オーディンの「館」のことである。
戦死した優秀な戦士の魂が集められ、最終戦争であるラグナロクに備えるという、
地味なこの武器にはあまりそぐわない華々しい伝説がある。
究極強化の銘となるエインヘリヤルは、このヴァルハラに集められた優秀な戦士の魂のことである。
- MHFにおける銘のユグドラシルとニーズヘッグも北欧神話に登場するもの。
ユグドラシルはあらゆる次元の全世界を繋ぐ文字通りの「世界樹」であり、
北欧神話において全ての世界はこの樹の枝葉の上にあるとされる。
そしてニーズヘッグはユグドラシルの根を噛んで枯らそうとするドラゴンという、
事実上あらゆる次元の全世界を滅ぼそうとするとんでもない存在である。
地味なこの武器にはあまりにも壮大過ぎる内容と言える。
- 森ジジなる人物の正体は不明であるが、山菜ジイさんの可能性がある。
というのもMHPの「狩りに生きる」の山菜ジイさんの項目内で、
森と丘の山菜ジイさん、通称「森ジジ」と明記されている。
とはいえこの森ジジはモンスター素材を中心に交換を行うので設定的にはあまり合わない。
- 後年の作品ではこんな地味な設定は忘れ去られており、掘り下げられてはいない。
- もしこのページ内の「地味」という単語の数が気になるなら、
地味ちに地道に数えてみるのもいいだろう。
「Ctrl+F」で呼び出せる検索機能を使えば楽だが
- 散々地味だ地味だと繰り返してきたが、あくまで当wiki内だけでそういうネタが定着しているだけである。
純粋に見た目を好んでいるプレイヤーも存在するため、オンラインで地味扱いするのは控えた方が良い。
人によっては顰蹙を買って蹴り出されても文句は言えないので、
地味ネタでいじりたいなら気心知れた仲間内に留めておこう。TPOと節度をお忘れなき様。
関連項目 
武器/アイアンランス
武器/バベル
武器/鉱石武器