ゲーム用語/ハンティングアクション

Last-modified: 2019-12-14 (土) 03:48:26

モンスターハンターが属しているゲームジャンル。

概要 Edit

  • いわゆる3Dアクションゲームの一種であるが、
    敵から得られる素材を集めて武具などを強化していく事や、
    オンラインで複数人のPTを組み、強大な敵に立ち向かうのが最大の特徴である。
  • 「ハンティングアクション」のジャンルを確立したのはモンスターハンターシリーズであるが、
    ファンタシースターオンライン(PSO)』など、同様のシステムを持つゲームはそれ以前から存在している。
    PSOは公式ではアクションRPGという括りであるが、「複数人でPTを組みミッションを受ける」
    「ミッションの目的は大型のボスを倒すこと」「敵の落とす武具を入手して自己を強化する」
    といった共通点があり、事実上モンハンの源流といえる存在である。
    「敵を倒し、その素材を用いて武器を作る」という要素についてであるが、
    これについては『リンダキューブ』が最初に取り入れたとされている。
  • 同ジャンルのゲームで有名なものでは、
    近未来の荒廃した地球を舞台に、神の名を持つ異形のモンスター「アラガミ」を狩る『ゴッドイーター
    ウルトラマンベリアルとの戦いで消耗し、再び力を蓄えるために姿を消したウルトラ戦士に代わり、
    人間たちがウルトラ怪獣を狩る怪獣バスターズ』、
    和風世界で“鬼”を討つ者達「モノノフ」となり、巨大な異形の存在“鬼”を討伐する『討鬼伝』等が存在する。
    • 『ゴッドイーター』と『怪獣バスターズ』、『討鬼伝』は、追加要素を加えた上位互換版の
      『ゴッドイーター バースト』、『怪獣バスターズ POWERED』、『討鬼伝 極』を発売している
      この辺りもなんとなく「ナンバリング発売から少し時間をおいてPシリーズ発売、
      それからさらに時間をおいてG版発売」というMHシリーズの流れに近いものを感じる。
  • 余談の余談だが、怪獣バスターズには透明化能力を持つネロンガや、ヤマツカミっぽいバルンガなど、
    人気よりもモンハンを意識したような怪獣も選出されている。
    ゲームとしては後輩でも、怪獣としては遥かに先輩なので、設定込みで比べてみるのも面白いかもしれない。
    ちなみに、『怪獣バスターズPOWERED』のラスボスであるウルトラマンベリアルは
    火山でのお守り掘り忙しいらしい。
    しかも彼との戦いの舞台はどこかの惑星の溶岩地帯である。まさか…。
  • こういったゲームに対し何も考えずに「モンハンのパクリ」と言い放つ人もいる。
    しかし実際にプレイすると、ジャンルこそ同じだがそれぞれがしっかりと個性を持っている事がわかる。
    例えるなら、あらゆる落ちものパズルゲーを「『ぷよぷよ』のパクリ」と言うようなものなので、
    パクリと決めつける前に自らプレイしてみる事を強くお勧めする。
    まぁ、コイツだけは擁護の余地がないが…
    • ちなみに、『討鬼伝』はかの無双シリーズで有名なコーエーテクモゲームス率いるオメガフォース制作なのだが、
      カプコンが『戦国無双』によく似た『戦国BASARA』をリリースしたので、
      オメガフォースはハンティングアクションのジャンルに殴り込んだ」という説が、
      ゲーマー間でまことしやかに囁かれている。
      実際インタビューで「モンハンに追いつきたい」と制作者が名指しで宣戦布告している。
      尤も『戦国BASARA』への意趣返しといわれる内容のゲームソフトは討鬼伝以前にもリリースされている*1上、
      同ジャンルの先駆者を超える事を目標とする事はそれほどおかしなことではない。
  • ちなみに、少し話はそれるが、『ドラゴンクエストIX 星空の守り人』の開発初期のジャンルはモンハンのようなハンティングアクション(アクションRPG)になっていた。
    • しかし、同作の開発初期のアクション性の強い戦闘システムは「ドラゴンクエスト」シリーズでお馴染みである従来のターン制の戦闘システムに慣れしたんだ同シリーズの従来のファンから不評だったらしく、ファンの要望を受けて実際に発売された同作の製品版では従来のターン制のRPGに変更されている。

海外での評価 Edit

  • モンハンは海外では人気が低いものの、ハンティングアクションのジャンルが評価されたのか、
    海外ではモンスターハンター3をゲームコンセプトの参考にした
    マルチプレイサバイバルアクション(シューティング)の『Evolve』が登場した。
    モンハンでお馴染みの4人のハンターが1匹の強大なモンスターに挑む構図に加え、
    なんとプレイヤーがモンスターになって4人のハンターを蹴散らす事も出来る。
    • エボルブは50以上の賞と批評家からの高評価を獲得しており、
      世界に進出した海外流(?)のハンティングアクションに注目が集まっていた。
      • しかしいざ発売されてみればその追いかけっ子のシステムが批評され、
        欧米はおろか日本を含めて全プレイヤーの期待を裏切ってしまったようだ。
    • だがそこで終わりでは無かった。暫くしてE3 2015で発表された『Horizon Zero Dawn』は、
      オープンワールドで機械の動物を狩猟するハンティングアクションで、
      開発スタッフ曰く「ウエスタン(西洋的)なモンスターハンターを作る」というコンセプトがあるそうだ。
      • 只、日本側からモンハンとのゲームデザインの差異を見ると、
        攻略法がモンハンのそれと異なるゲーム性を持っており、
        生物でなく機械を狩るといったモンハンと異なる姿勢が表れている。
  • 尚、日本の狩りゲーである『ゴッドイーター』や『討鬼伝』、
    ある意味狩りゲーといえる『ソウルサクリファイス』は、
    海外でもそこそこの評価を貰っている辺りからも、
    モンハンが海外で受けないのは「弱い者が強い者を倒す」事では無く、
    もっさりなアクション」や「作業的なゲームプレイ」等に要因があると見られる
    • かと言って特定分野に特化してこそゲームは面白いのであり、
      それらを撤廃すると今度はモンハンの持ち味が失われてしまう。
      果たしてモンハンの海外情勢はどうなっていくのだろうか……。
  • と、海外販売に苦戦していたモンスターハンターであったが、2015年4月にMH4Uがめでたく
    欧米で100万本を突破した。
    さらに、公開時期は未定だが、ポール・W・S・アンダーソン氏により実写映画の企画が進行中であることも判明、
    徐々にではあるがモンハンシリーズの海外での評価は上がっているようだ。
  • 2018年に発売されたMHWorldはオープンワールドに近いシームレスマップなどが評価されたためか、
    世界での売り上げが1400万本を達成しており、モンハンシリーズの大躍進が伺える。
  • 2019年には新作ハンティングアクションの『Dauntless』がリリースされた。
    上述の『Horizon Zero Dawn』がモンハンの世界観を意識した作品ならば、
    こちらは「複数人で協力して巨大な敵(ベヒモス)と戦う」というモンハンのゲーム性を意識したものとなっている。




*1 逆転裁判シリーズ』に対する『采配のゆくえ』が有名。