武器/アイシクルブリザード

Last-modified: 2020-04-05 (日) 12:36:10

MHP2Gに登場するランス。
安定した性能で、高いコストパフォーマンスを発揮する。

目次

概要

  • 初期段階の銘は「コールドアイシクル」。
    MHP2では氷属性のランスが鋼氷槍系統しか存在せず、
    しかも凄くさびた槍を掘り当てなければならないという難点を抱えていたが、
    MHP2Gからは本武器の登場により手軽に氷属性ランスを入手できるようになった。
    ……と言ってもコールドアイシクルを入手可能となるのは上位以降であり、
    下位の段階ではやはり鋼氷槍しか選択肢がないのだが。
  • デザインはナイトランスを元としており、本体や盾が青みを帯びたグレーに、
    ナイトランスでは青色だった装飾部分が涼しげな水色に変化している。
    これはMHFにて登場していたダイヤモンドダストと同じデザインだが、
    あちらとは異なり納刀時に穂先が引っ込む。
  • コールドアイシクルの入手方法は、直接生産、もしくはナイトランスからの派生。
    氷結晶とカブレライト鉱石、ゲリョス素材、ドドブランゴ素材が必要だが、
    ナイトランスからの派生にすれば鉱石の要求数が減少し、
    ゲリョス素材がゴム質の上皮からゴム質の皮にランクダウン、
    ドドブランゴ素材は牙を折る必要がある雪獅子の鋭牙から普通に剥ぎ取れる剛毛に変更される。
  • コールドアイシクルから「フロストアイシクル」へと派生が可能。
    素材はやはり氷結晶に、マカライト鉱石、鋼龍の尖爪、雪獅子の鋭牙が必要。
    ドドブランゴは今度こそ牙を折らなければならない。
    また、鋼龍の尖爪は要求数が5個と地味に多く引っかかりがち。
  • G級昇格後には最終段階「アイシクルブリザード」への派生が解禁される。
    要求素材は、またしても氷結晶にエルトライト鉱石、そして雪獅子の重牙。
    G級ドドブランゴが狩猟可能となるのがG☆2からなので派生は少々お預けとなるが、
    いずれもさほど苦労はせず入手可能な素材ばかりである。
  • なお、生産から最終強化までには氷結晶を55個(ナイトランスからの派生でも50個)も要する。
    一気に集めようとするときつい数なので、先を見据えて集めておこう。

性能

  • 上位までにおける強化限界であるフロストアイシクルと、
    同じく氷属性を持つ鋼氷槍を強化したテリオス=ダオラを比較すると、
    フロストアイシクルは攻撃力483、氷属性150、スロット2
    テリオス=ダオラは攻撃力437、氷属性300、防御力+8となる。
    斬れ味は、フロストアイシクルだと緑ゲージが非常に長いのが特徴。
    一方、青ゲージと斬れ味レベル+1で発現する白ゲージはテリオス=ダオラの方が若干長い。
    属性値は実に2倍もの差をつけられてしまっているが、物理面ではフロストアイシクルが勝っている。
  • アイシクルブリザードは、攻撃力575、氷属性180と、
    低く感じなくもないが順当に強化されている。もちろんスロット2も据え置き。
    斬れ味はフロストアイシクル段階での斬れ味レベル+1時のものがデフォルトとなり、
    ここに斬れ味レベル+1を加えると白ゲージが延長され、若干の紫ゲージが現れる。
  • さて、鋼氷槍の最終段階であるレグルス=ダオラとの比較だが、
    あちらは氷属性320となっており、上位では2倍の差だったものを多少は縮めた……
    まではいいのだが、なんと攻撃力が621と爆増しており、まさかの逆転
    そして追い打ちをかけるようだが、やはり斬れ味もレグルス=ダオラの方が優れている。
    また、ラスボスであるウカムルバスの討伐後には、
    その素材から作れる崩槍ケルケカムルバスも姿を見せる。
    そちらとの比較では属性値こそ多少勝っているものの、攻撃力は驚天動地の805
    紫ゲージが出ないことや会心率-30%を加味しても、あまりにも大きすぎる差である。
    総じて、この2本との差はスロット2を活用しても覆すどころか追いつくことすら厳しい。
    アイシクルブリザードの説明文には「新技術満載の、工房の会心作」とあるが、
    古代の技術と古龍の力、そして白き雪神の力には残念ながら敵わなかったようだ。
  • アイシクルブリザードの強みは、製作難度の低さ、そして製作可能時期の早さに尽きる。
    他の2本の素材元はクシャルダオラとウカムルバスという強豪モンスターであり、
    当然各種宝玉系素材も要求されるのに対し、
    こちらは鉱石を採掘してドドブランゴの牙を折っていれば作れる。
    また、クシャルダオラはG☆3での出現、ウカムルバスに至っては上記の通りラスボスであり、
    製作可能時期も遅い。
    つなぎとしては十分使用に堪えうる武器と言えるだろう。
    また氷属性のランスでスロットを保有するのはアイシクルブリザードのみのため、スキル構成の自由さという明確な強みは持ち合わせている。

余談

  • 「アイシクル」はつららを意味する英単語であり、
    その前後は「フロスト」(霜)、「コールド」(寒い)、「ブリザード」(吹雪)となっている。
    ちなみに、ダイヤモンドダストの方は逆にコールド→フロストと強化される。
  • アイシクルブリザードの説明文は上記の前に、
    「強い磁力で超低温に導かれた氷結晶が、刀身を冷却する」と書かれている。
    要求素材的にどこから磁力が発生しているのかは不明だが、
    とにかく刀身の更なる冷却に成功したらしい。
    しかしその結果がたったの氷属性値+30というのは納得がいかないような……。
  • MHW:IBにもアイシクルブリザードが登場する。
    ただしこれはベリオロスの弓の名称、つまるところの名称被りである*1
    今後ランスの方と弓の方が同じ作品に登場することがあれば、
    どう対処されるのか気になるところである。
    現状MHP2Gにしか登場していない本武器が今更復活することもないような気がしないでもない。

関連項目

武器/アイアンランス - ナイトランスについての記述あり。
武器/ダイヤモンドダスト


*1 正確には武器名の後ろにローマ数字が付くので完全な被りではない。