2009年に開催されたMHFの外部イベント、古龍番長大剣デザインコンテストにおいて、
最優秀デザイン賞を受賞し、実際にゲーム内に実装された大剣。
霞龍の生態を応用した武器で、猛毒が仕込まれた刃により、獲物の全身を瞬く間に蝕む。
目次
概要・性能
- オオナズチ素材を使用して作られた大剣。
ファミ通より刊行されている「コネクト!オン」にて、デザインコンテストが開催された際、
見事優勝を勝ち取ってゲーム内に実装された。
その内容は、「刀身の見えない剣」。
その刃は透き通った水晶を遥かに超える透明度で、時折光が差したような明るさを放つ。
柄の部分はオオナズチの尻尾そのものであり、
鍔の部分には霞龍の翼をベルトで巻き付けて固定している。
- MHP2Gに登場したミラージュショテルを思い浮かべる方も多いことだろうが、
気を溜めると消える後者と、このインビジブルアサシンのコンセプトは全く逆。
インビジブルアサシンは普段は刃が視認できない状態だが、
必殺の一撃を受けた者だけがその正体を垣間見る、というもの。
端的に言うと、ただ振り回している間は消えており、
溜め攻撃を繰り出して初めて刀身が現れるのである。
溜め段階によって現れ方に違いがあり、溜め2ではほんのり赤く、溜め3では真っ白な刀身が出現する
(見ればわかるが、ミラージュショテルのような刃とはまた違うもの)。
- 原案者の作品説明を引用すると、
というものであり、あくまでも暗殺の道具自体としての機能を前提としているかは不明。オオナズチの隠密能力に着目し、「相手に姿を見せることなく斬る大剣を」、
という依頼のもとで製作された大剣。
持ち主にも刀身が見えないため扱いは困難であるが、
使いこなせたとき、剣はその名の通り"暗殺者"の如く相手を裂くだろう。
そして、必殺の一撃が放たれたときのみ、対象となったものはその刃を見るという。
ミラージュショテルに影響を受けたのかどうかは、原案者のみが知ることであろう。
- 生産段階はインビジブルリッカー。
当初はイベントコードから直接入手、現在は「ファミ通チケット」を5枚使用して生産を行う。
その後、インビジブルイーター、インビジブルレイダー、インビジブルアサシンと強化。
当時の最終強化であるインビジブルアサシンの性能は- 攻撃力1056とかろうじて及第点だが、一方で会心率は20%
- 毒属性640と非常に高い属性値
- 匠で白ゲージを獲得
なお、「毒属性で会心率が高い」という特徴は、原案者の意向によるもの。
- 実装されてすぐに、その見た目の面白さから人気となる。
それが功を奏したのか、のちにファミ通チケットによって常時生産可能となり、
「ファントムアサシン」というHC武器強化派生まで実装された。
その性能は、- 攻撃力1152
- 会心率25%
- 毒属性650
- レア度6
HCクエストに出発すれば紫ゲージまで得るのである。
ただし、強化にはファミ通チケットがさらに5枚必要な点には注意。- なお、デザインコンテストの武器でファミ通チケットに対応したのはこれが初。
前年の最優秀作であるナナシリーズのライトボウガンが対応したのは後のことで、
必ずしも順番通りにファミ通チケットから生産できるようになるわけでは無いようである。
- HC毒大剣としては同じレア度6のレフィナエスパルナがライバル。
あちらは毒属性値680、2スロット、会心率は0%だが攻撃力は1296なので物理でも上回っている。
一応、青ゲージの長さでは勝り、匠無しでは有利なので単純な劣化ではないものの、
手軽に生産できる雑誌特典武器の性能はやや控えめになっているということがわかる例である。
- 雑誌付録の特典武器という関係上、要求素材はあらかじめ決められているため、
オオナズチ素材を要求されることはないが、
偶然にか、「ゴム質の皮」に「雌火竜の鱗」、「棘竜の上鱗」など、
毒属性に関係するモンスターは多い、気がする。
関連項目
モンスター/オオナズチ
武器/ナズチ武器
武器/ミラージュショテル - 本家シリーズでMHP2Gから登場した、刀身が消えるのが特徴のナズチ太刀。
武器/ネブラグラディウス - MHFに元からあった剛種ナズチ大剣。
武器/グランシャムシール - 本家シリーズでMH4Gから登場したナズチ大剣。こちらも刀身が透けるギミックあり。
武器/極光剣G-TUNE
イベント・メディア展開/武器デザインコンテスト
武器/ディオリモート - 武器デザインコンテスト2012