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武器/グランシャムシール

Last-modified: 2019-11-17 (日) 23:07:49

MH4G、MHX、MHXXに登場するオオナズチの大剣。
毒煙に霞む「妖剣」とも形容され、大きく湾曲する刃が獲物を執拗に追いかけ、切り刻むという。

目次

概要 Edit

  • 霞龍の登場から8年の年月を経て漸く登場したオオナズチ大剣
    意外なことにオオナズチの大剣はMH2~MHP2Gまで一貫して未登場であり、
    ハンマー、ヘビィボウガンと同じく、オオナズチが久方ぶりに復活を遂げたMH4Gで日の目を浴びることとなった。
  • 外見的な特徴としては、納刀時に刃の部分が透けて見えるというギミックを備えている。
    完全に見えないわけでは無いが、透き通るその刃は景色に溶け込むオオナズチさながら。
    また、オオナズチ同様に抜刀(攻撃態勢)時は刃が見えるようになる。
    この辺りは先達のミラージュショテルを思わせる仕様である。

MH4G Edit

  • 気になる性能だが、
    • 比較的高めの攻撃力1392
    • 大剣の手数でもモンスターを毒するには十分と言える毒属性値660
    • 斬れ味は素でそこそこの白、匠で紫10が発現
    • スキルの拡張性が広がるスロット3
    と、匠で出現する紫ゲージが短い以外は中々に纏まったバランスの良い性能をしている。
  • 素材はオオナズチ素材+古龍の大宝玉のみで作成できるため、
    よほどアレに邪魔されない限り、オオナズチを数回狩れば素材は集まる。
    • G級大剣は上位武器から段階を踏んで強化しないといけないものが多いが、
      この武器は大宝玉さえ手に入れば一発生産でき強化の必要もない。
      強力なG級大剣を作るまでのつなぎとしては非常に優秀な反面、
      後述する生産のあまりの手軽さに短所を考慮せず作る人も多い。
      上記のように決して弱くはないものの、最終的には物理特化のG級大剣に劣ることから、
      いつまでもこの武器を担いでいるのは大剣についての知識がないと見なされかねない。

問題 Edit

  • 今作では旅団クエストにG級オオナズチが登場するので、ソロ用に調整されたそちらで狩ると素材が良く集まる。
    …が、幸か不幸か、そのせいでオンラインではフルミヅハ真+グランシャムシールという、
    よく分からない装備をしたハンターが多数目撃され、悪い意味でのテンプレ装備として名を馳せてしまっている。
    当のオオナズチも、まさか1作品中で武器、防具が揃って地雷装備と化すとは予想だにしなかっただろう。
  • フルミヅハ真一式の発動スキルは耳栓風圧【大】無効状態異常攻撃+2会心撃【特殊】
    いずれも安定かつ優秀なスキルであり、武器や相手を選べば一式でも十分運用できる性能である。
    • では何が問題なのかと言うと、フルミヅハ真+グランシャムシール装備のハンターの大半が、
      大剣三大必須スキルである抜刀術【技】集中斬れ味レベル+1何一つ追加発動させていないこと。
      これらのスキルがどれだけ大剣の戦闘力に影響を及ぼすかは少し調べれば分かることなのだが、
      にも関わらずどれも発動させていないハンターが未だに多いのである。
    • また、前述の通りこの武器の素の会心率は0であり、
      会心撃【特殊】を生かすにはスキル等で会心率を上げる必要があるのだが、
      この手のハンターは概して会心率に関するスキルを発動しておらず、
      結果的に特殊会心が死にスキルと化していることが非常に多い。
    必須スキルの欠如に加えて死にスキルも発生するという、凡そ初心者にありがちな構成をしているハンターが、
    あろうことかG級終盤で大量発生したということの衝撃は凄まじく、
    手馴れたハンター達からすればかなり頭の痛い存在となってしまった。
    実際、大剣やスキルについての知識が少しでもあればこのような構成のまま狩りに赴くことはまずあり得ない為、
    「フルミヅハ真+グランシャムシールのみ(追加スキル無し)」という組み合わせは、
    「スキルの効果や特性を理解していないor考えるのが面倒」と表明しているも同じなのである。
    • もっと言ってしまうと、PTの場合毒役は大剣がやるものでは無い為、
      オンラインではこの組み合わせの価値はかなり下がってしまう。
      その様な大前提を根本的に無視しているからこそ、
      フルミヅハ真+グランシャムシール装備が悪い意味で有名になっているという面もある。
  • この武器は要するに「誰でも手軽に作れる」から蔓延している訳だが、
    今作には作成ランク、レア素材入手率の両方で勝る上、どんな相手にも担いでいけ、
    更にブラックミラブレイドが出るまでは総合最強と言われた角王剣アーティラートが存在する。
    確かにアーティラートは大剣3大スキルを揃えないとただのなまくらなのに対し、
    グランシャムシールは素の状態でも中々の性能ではあるのだが、アーティラートが作成できる時期は
    ディアブロXが作成できる時期でもあり、他の防具と組み合わせれば
    3大スキルの発動は手が届かないほど難しいものではない。
    • さらに、グランシャムシールを作成できる時期は、即ちカイザーテンプレを作成できる時期であり、
      少なくとも必須スキルを揃えるのに不都合のある環境ではない。
      まして、カイザーテンプレは古龍の大宝玉を使用しない部位のみを組み合わせる為、
      物欲センサーに引っかかって作れないという事も滅多にない。
      組み合わせを考えるのが面倒なので一式装備、という観点から言えば、
      スキルが3つしか発動しないクシャナXやカイザーXより、
      一見凄そうな聴覚保護+風圧に加えて2つもスキルが追加発動するミヅハ・真が人気という事なのだろう。
  • なお、地雷の代名詞として定着してしまっているために軽視されがちだが、
    抜刀術【技】さえ発動させれば、クシャルダオラ相手に火力を出しつつ毒役をこなせる非常に強力な武器となる。
    ただでさえ非常に高い属性値を状態異常攻撃+2で底上げしつつ、
    抜刀術【技】と会心撃【特殊】の相乗効果によって更に引き上げられるので、
    大剣の少ない手数でも毒の維持ぐらいは余裕でできる。
    しっかりスキルを吟味して運用すれば決して弱くなく、寧ろ大剣でのクシャルダオラ戦では最適解に近い構成である。
    • クシャルダオラを仮想敵とする場合、スロ3だけの並おまでも簡単に追加できる集中もあるとなお良い。
      ミヅハ真には匠のSPも少しあるので匠の付与も可能だが、
      元から長めの白があって匠で紫10なので、集中を優先した方が良いだろう。
      攻撃力1392に白ゲージでも生産大剣の中では中堅以上の物理期待値を出せる。
    • 一例として上げると、比較的入手しやすい溜め短縮5スロ3の護石があればスロットをフルに使用することで
      集中、抜刀会心を発動させ、耳栓を高級耳栓まで引き上げ、更に暑さ倍加まで打ち消す事が可能である。
      もっともクシャル戦であれば高級耳栓でなくとも耳栓で良いし、暑さ倍加を打ち消す意義はあまり無い。
      どの道これらを無視しても空くのは4スロで他のスキルは発動できないので、
      無駄な空きスロが気になるなら詰めておいても良いが。
      高級耳栓が必要な相手への汎用装備としても、風圧無効も完全に無駄になることは少ないので、
      毒が効く相手を選べばそこそこ悪くはない。

MHX Edit

  • オオナズチ続投に伴い、この大剣も続投。
    ドス古龍はそれぞれ下位の集★3から登場し、武具も下位から作れるものと上位からしか無いものとあるが、
    オオナズチ大剣は下位から存在する。
  • 下位から生産できるとは言え、下位オオナズチの登場は★3も終盤の上位手前であるため、
    繋ぎとしては使いにくい。作るなら上位オオナズチまで狩れるようになってから一気に作るべきだろう。
    • 最終強化「アミナスシャムシール」の性能は
      攻撃力170、毒属性66、スロット3、斬れ味は素で青で、匠で出る分は全て白。
      毒属性66は前作までで言うところの表示属性値660に相当するので、
      極めて高い毒属性値を持っている事になる。
      実際、毒属性大剣の中では堂々の2位を誇る。
    • が、肝心の攻撃力がたったの170しかないのが痛い。
      大剣全体で見回しても底辺レベルに低い、と言うか下位武器であるLV3チェーダアルザバルと10しか違わない
      ここまで低いと攻撃力を捨てて相手に毒を入れる事に特化する使い方を想定せざるを得ないが、
      そんなことをするのならそもそも大剣を担ぐ必要性がまるで無い。片手剣やライトボウガンの仕事である。
    • 一応こんな性能でも完全な上位互換は存在しないのだが、
      毒属性を考慮しなければ黒狼王のエンゲツトウがほぼ同じ斬れ味とスロットで
      より高い攻撃力を持つ上位互換品になってしまうので、
      やはり大剣なのに状態異常属性で勝負する事を強いられるという結果になる。
    • また、毒大剣として運用する場合でも蛇剣【毒蛇】と性能が似通っているのが困りもの。
      毒蛇の斬れ味は素の状態で青であり、青ゲージの長さはシャムシールより劣る。
      また斬れ味レベル+2でないと白ゲージは得られず、スロット数も無いよりましの最低限の1しかない。
      これだと3つのスロットと、斬れ味レベル+1で白ゲージが得られるシャムシールが有利な様に見えるが、
      毒蛇はシャムシールを上回る攻撃力180と毒属性70を備える。
      また毒蛇はガブラス武器なので素材集めはシャムシールに比べて楽であり、レア素材も必要無い。
      当然ストーリーを進めるにおいて先に作れるのも毒蛇であり、
      「既に毒蛇を持ってるから今更シャムシールなんて必要ねーな。」なんてことになりかねない。
      よって毒蛇と差別化を図りたいのなら匠は必須である。
    • 更に同じく霞龍素材を使用する毒大剣クロームデスレイザーもライバルとして立ちはだかる。
      こちらも同じ毒大剣とはいえ性能にかなり違いがあるので簡単には比べられないが、
      レイザーはスロット2つで攻撃力は基準値を満たす200、毒属性40に斬れ味+1で非常に短い白ゲージを持つ。
      属性値を削った代わりに攻撃力を伸ばしたシャムシールといった感じである。
      どちらも最終強化に霞龍の宝玉を要求するので、どちらを使うかよく考えて製作しよう。

MHXX Edit

  • 強化の末に狩人の魂に呼び覚まされたグランシャムシールはイズトリヴァムシールへと銘を変える。
    名前がややこしい。
    斬れ味は素で白40、匠による追加は紫40。高い毒属性70、スロット3……
    そして、属性大剣として見ても低い攻撃力290
    相変わらずの性能である。確かに上位に比べれば遥かにパワーアップしているが、今の舞台はG級。
    残念ながらこの性能では厳しいと言わざるを得ない。
    更に当然の如く古龍の大宝玉を要求してくる点もたちが悪い。
  • ちなみに前作での属性特化大剣でのライバル、ガブラス大剣の咬剣【大蛇頭】の性能は
    素で白20、攻撃力300、毒属性80で、斬れ味+2で紫20が出る。
    見ての通り、力関係は上位の頃から殆ど変わっていない。
    ガブラスに負ける古龍って……
    ならばスキル負担の少ない斬れ味+1運用で…と思ったところで素のクロームヘルに期待値で追いつけないという
    あまりにも無常な現実が待っている。しかもこちらはG級一発生産で霞龍の宝玉が不要に。
    というかこちらと同じ攻撃力、ほぼ変わらない属性値に素で紫ゲージを持ち、狩技ゲージボーナスもある
    紫毒姫大剣のジークリンデエピネがあるので尚更どうしようもない。
    さらに、前作ではこちらの下位互換だった大毒断マッシュロードですら毒大剣最高の攻撃力から鈍器適性を手に入れ、
    大剣としてはあまりに特異すぎる性能からこの武器以上の残念大剣として扱われていた影断ネル=カトラは、
    レア素材要らずの作り易さと超会心エリアル運用という独特の立ち位置で活路を開いてしまった。
    こうして4Gの頃の性能は霞の如く消えたのであった。
    • 一応擁護できる点を挙げるとするならば、最大のウリのスロット3は毒大剣で唯一。
      ただし、ハイジークリンデ・クロームヘル・影断ネル=カトラのスロ2毒大剣3振りに
      たった1つのスロット差で食らいつけるかというと…

余談 Edit

  • シャムシールはペルシアに実在する湾刀である。
    『ライオンの尻尾』という意味を持つとされる事が多いが、実際はペルシア語で『刀剣』を意味し、名前自体には特定の形状や性質を意味する要素はない。
    振り回して相手をかすめ斬るのに適した緩やかなS字型の剣で、本来の使い方は片手剣に近い。
    ちなみに西洋圏では「シミター」と呼ばれ、こちらはセルレギオス太刀の名称に取り入れられている。
  • メインシリーズでは初となるオオナズチ大剣だが、
    MHFにおいては一足早くネブラグラディウスインビジブルアサシンというオリジナルの大剣が登場している。
    なお、インビジブルアサシンについては、剛種大剣であるネブラグラディウスの登場後に
    武器デザインコンテスト最優秀賞武器として実装された大剣であり、所謂イベント武器である。

関連項目 Edit

モンスター/オオナズチ
武器/ナズチ武器
武器/インビジブルアサシン - MHFに登場するナズチ大剣
武器/ネブラグラディウス - 同上