武器/ネッラズーロ・ゼロス

Last-modified: 2016-01-11 (月) 22:08:25

MHFに登場する双剣で、ノベル版『モンスターハンターフロンティアG』の第1巻
"紅き猟団、棘茶竜の谷へ"に付属するイベントコードで入手可能な武器。
小説において初登場した双剣でもある。

概要

  • このネッラズーロ系統は、「アルドル」という双剣シリーズの発展形。
    オリジナルバージョンのアルドルの生産コンセプトは、
    量産性を重視し、生産工程を可能な限り統一した双剣」。
    その解説通り、強さや大きさに多少ばらつきのあるであろうモンスター素材は一切表に出さず、
    装飾的なデザインが非常に濃く表れている量産式の双剣。
    左右で刀身の長さが異なるのはもちろんであるが、
    鍔は45度回転させた正方形を十字の模様で区切ったようなもので、
    そのうちの1ブロックから柄の部分が伸びている。
  • 小説の表紙絵にも描かれていることからもわかる通り、
    このネッラズーロ系統は鍔の装飾が深い青、もしくは藍と言える色合いで、
    既存のアルドルシリーズでは「アルドルI【紫】」系統に非常に近い。
  • アルドル双剣のなかでも、ネッラズーロはやや特殊な双剣のようで、
    澄み渡った青さと艶のある黒みがなかばずつ混じり合った、
    とても稀少な真珠として知られる「蒼玄石」が用いられている。
    柄や鍔に散りばめられたその蒼い貴石は幸運を呼び込むとされるもの。
    刀身は黒と青という黒曜石の如き輝きを帯びた牙として、
    美しさとは対照的な獰猛さを内包しており、その領域に立ち入れる者はいないとさえ云われる。

性能

  • イベントコード入力時にその場で受け取ることができる「蒼玄石」を使用し、
    ネッラズーロ」という双剣を生産。
    その後、上位HR31の素材によって「ネッラズーロ・ザンナ」、
    HR100以上となる凄腕級の素材を投入して「ネッラズーロ・ザーナ」、
    秘伝書関連の素材を用いて「ネッラズーロ・ゼロス」へと強化が可能。
    最終強化となる「ネッラズーロ・ゼロス」の性能であるが、 と、氷属性双剣としてそれなりに優秀な部類に入る双剣である。
    リーチ長による広い攻撃範囲というアドバンテージを持ったうえでの攻撃力336は強力で、
    もともとリーチの短い双剣には非常に心強い。
    氷属性値は高いわけではないが、このランク帯の双剣では珍しいことではないため、
    そこは割り切って考えたほうがよいだろう。
  • 小説本に付属するイベントコード、つまり特典武器に分類されるため、
    生産から強化までの道のりはそのまま一本道。
    「肉球のコイン」系の素材はゲーム内のアイテム交換によって容易に入手可能であるし、
    要求される素材も「ゴム質の皮」、「ブヨブヨした皮」、「鳥竜種の牙」、
    「眠鳥の爪」、「牙獣種の上毛皮」、「甲殻種の堅殻」を全てそれぞれ1個ずつと、
    全く苦労するものではない。それでもってこの性能とは、さすがは特典系のHC武器である。
  • 双剣・氷属性・リーチ長という特徴を含んだ似たような双剣には、
    こちらも生産ラインが統一された狩人祭武器の「ヴァイスアーテム」のほか、
    デュラガウア素材の双剣ボルペリナーシタ」や、剛種武器「フォルテエテルノ」がある。
    しかし、いずれも斬れ味が微妙で、HC武器のネッラズーロ・ゼロスのほうがバランスに富む。
    ネッラズーロは特典武器であるため、上述したように素材は容易そのものだが、
    逆に言えば小説を買わなければ手に入りはしないということ。

小説での活躍

  • 冒頭でも述べた通り、『MHF-G 1巻 赤き猟団、棘茶竜の谷へ』の表紙絵にて、
    今回のヒロインである14歳の少女、サリューが手にしている。
    サリューが所持しているのは生産段階の「ネッラズーロ」であるが、
    入手経路に関して作中では語られていない。
    オリジナルが量産型の武器であるため、その経緯も推して知るべしということか。
    謎なのは「蒼玄石」の出どころであろう。
  • ネッラズーロは生産段階であるにもかかわらず、その威力は決して侮れるものではない。
    リオレウスと交戦した際、サリューが一人で尻尾を斬り飛ばすが、
    父親へのパンチも空しい威力に終わるほどの少女の力でさえ、
    閃光玉で落とした隙に叩くようにして乱雑に斬り込み、
    その後、渾身の一撃を加えただけで尻尾を切断してしまった
    強化を施していない時点からこの威力とは、
    最終強化の「ネッラズーロ・ゼロス」の斬れ味は想像だにできないものがある。
    • このとき、サリューを含めて5人パーティーであったが、
      一人はハンマー使い、残り3人はガンナーであるため、切断系の武器を持つのはサリューのみ。
      このリオレウスはその数日前にもサリューを含む3人組と交戦しているが、
      作中での文章では尻尾に傷がついていたという描写はない。
  • なお、この時の攻撃はゲームではちょうどG1で実装された、乱舞からの乱舞旋風の可能性がある。
    それならば高威力にもある程度納得できるのであるが。
  • 物語の終盤、恐るべき"ブラッドウィンカー"*1との戦いのなかでも、
    主人公のゼクートが与えたダメージに続き、
    仲間のヨルグとともに脚へ集中攻撃、トドメへの繋ぎとなる転倒を発生させるなど大いに貢献している。
    この戦いで大きく刃こぼれしてしまったようだが、老いた竜人族の親方によって新品同様に修理された。
    本作は今後も続編が刊行される予定であるため、
    強化がなされたネッラズーロが再び活躍する場面が出るのかもしれない。
  • 作中では本武器の特長であるリーチ長に関しては触れられず、
    氷属性という効果が発揮されているような描写もない。
    • 前者は考えられる理由が一つある。
      表紙絵に描かれたサリューが持つネッラズーロに注目してほしいが、
      10代の少女が振りかざす双剣ということを考慮すると、明らかにサイズが通常規格よりも小さい
      大人のハンターでの比較になるが、ゲーム中で見られるネッラズーロは
      ハンターの身長に匹敵するほどの長大さを誇っている。
      対して、サリューが持ってるネッラズーロはリーチ中程度の長さしかないのである
      (サリューは少女であるため、なおさら小さく見える)。
  • 後者に関しては、モンスター素材ではなく、一見すると氷属性武器には見えないことから、
    いちいち表現しなくても不都合はないと判断されたのだろうか
    (もともと、主人公ゼクートの緋骨大剣も麻痺属性は発揮されていない)。
  • メタなことを言ってしまうと、執筆時点では武器のデザインや性能が未定だった可能性が高い。
    どういう形でも問題が無いように無難な描写に留めたとも考えられる。

余談

  • オリジナルとなるアルドルシリーズは現在、
    • アルドルI【赤】
    • アルドルI【水】
    • アルドルI【白】
    • アルドルI【黒】
    • アルドルI【黄】
    • アルドルI【紫】
    の6系統が実装されている。
    【】内の色は、双剣の性質を表しており、赤は火属性、水は水属性、黒は龍属性、黄は雷属性、
    そして白は防御力が上昇し、紫は高い会心率を誇る。
    入手方法は各種シリーズによって様々。いずれも特典系統の武器であることは共通している。
    • ネッラズーロはアルドルという名こそつかないが、
      外見的にはアルドル【青】と呼んでよさそうなデザインとなっている。
      属性としてはこれでちょうど全種類が揃った形となる。
  • アルドル系統は最終強化すると、その説明文にて
    「良い武器に最も必要なのは愛と情熱であると逆説的に証明した双剣」とある。
    生産時点では量産性を重視していること、そして「逆説的」という言い回しから、
    量産性を重視した武器は愛と情熱に欠ける(よって良い武器ではない)という意味に読みとれる。
    一方でネッラズーロに関しては説明文にネガティブなニュアンスは無い。

関連項目

イベント・メディア展開/ノベル版
システム/追加課金サービス


*1 その正体は、サブタイトルにもあることから想像がつく通り、当時まだ存在を知られていなかった謎の茶ばけた飛竜、エスピナス亜種激個体。恐怖のチャージブレスは言うまでもなく、翼から腹までまともに貫通して大きな穴があくほどの撃龍槍の強烈な一撃にも屈せず、なお戦い続けるという恐るべき戦闘力を発揮した。