MHF-G7にて実装された、司銀龍ハルドメルグの剛種武器。
司銀龍の流体金属を精練して作られた、殺傷力の高いランスである。
目次
概要
- 司銀龍武器の特徴としていずれも「リーチ長」であることが挙げられるのだが、
この武器も例に漏れず「リーチ長」となっている。
MHFではランスのリーチ長武器は非常に使い勝手が良く人気である。
- 武器は属性を一切有しておらず、完全な無属性武器となっている。
MHFでは無属性武器は一定の需要が存在し、ランスでもそれは同様である。
- 剛種武器、またはG級以降にG級覇種武器として生産し、
どちらも最終的には「烈種武器」を経て「始種武器」となる。
当記事では主に、「剛種武器」「烈種武器」「始種武器」について取り上げる。
性能
司銀槍【鳥雲】
- 非G級では剛種武器の司銀槍【鳥雲】からスタートとなる。
リーチ長の剛種ランスはいくつか存在するのだが、最後にリーチ長の剛種ランスが追加されたのは、
2011年の緋猛槍【仙道】となっており、リーチ長の剛種ランス追加は実に約4年振りとなる。
- 性能を見てみよう。
- リーチ長の剛種ランスでは最強となる攻撃力609
- 多くのリーチ長剛種ランスでは備えていない紫ゲージを斬れ味レベル+1で発現
- 武器スロット2
- 属性は上述したように備わっていないが、それでも強力無比な性能を秘めている。
また、対変種や一部の剛種では属性が無いことは特段デメリットにはならないため、
様々な局面での活躍が期待できるだろう。
- ただしハルドメルグは剛種の中でも屈指の強敵と恐れられており、
討伐の証は5枚あればいいものの、生半可な装備では倒すことすらままならない。
元気のみなもとなどを駆使して何とか討伐に持ち込みたいものである。
- 生産後は秘伝書習得後に天嵐武器と覇種武器に強化ができる。
…できるのだが、この武器は元が強力なためか天嵐武器と覇種武器の性能の伸びが非常に弱い。
天嵐武器に関しては天嵐防具とのシナジーで性能を劇的に強化できるのでともかく、
覇種武器に関しては武器スロット+1、武器倍率+10という雀の涙のような強化具合となっている。
その為無理に強化せず、剛種武器、あるいは天嵐武器までの使用に留めた方がいいかもしれない。
- G級昇級以降は覇種武器の強化、或いは直接生産でG級覇種武器「司銀獄槍【芳雲】」を作成できる。
G級でも屈指の強敵であるG級HCハルドメルグのHC素材「司銀龍の操核」が必要となるため、
強化にせよ生産にせよ、上がりたてで作成するのは無謀と言えるかもしれない。
司銀烈槍【陣雲】
- 司銀獄槍【芳雲】を、烈種メラギナスの素材を用いて強化した烈種武器。
- ここにきてようやく本気を出したのか、性能が一気にUPしている。
具体的には、- 攻撃力989
- スキル「弱点特効」が自動発動
- 斬れ味が大きく変化し、赤ゲージの次は非常に長い白ゲージとそこそこ長い紫ゲージという構成になった
- 烈種防具2部位使用時の攻撃力は1058で空色ゲージが発生するため、
初期実装のリーチ長G級武器Lv50と比較しても全く見劣りしない性能となっている。
ただし最近のリーチ長武器と比較すると劣る部分も多い。
- なおG級では属性も非常に重要となるのだが、ランスは何故か属性値の小さい武器が多く、
G1・G6でモーション値が大きく引き上げられたこともあって無属性もそれなりに使われているため、
これ自体が致命的な欠点になるとは言いがたい。
ただポテンシャルを考えると、次の始種武器へのステップという感は否めないものがあるが。
- 作成については「黒穿竜の鮮血」が厄介。
烈種メラギナスの胸部破壊限定素材であり、確率こそ低くはないが暴れまわるため破壊が難しい。
ランスなら比較的狙っていきやすいので、積極的に狙って入手したいものである。
司銀始槍【福如雲】
- 始種グレアドモスの素材で強化された始種武器。
- この武器の存在はG7先行体験会にて参加者限定情報としてリークされており、
そのあまりにも凶悪な性能に情報を知った多くのハンターが驚愕することになった。
- 具体的には、攻撃力が1120まで底上げされたことにある。
この数値は最近のG級武器Lv50リーチ長ランスとほぼ同等の数値であり、
始種防具が無くてもG級武器Lv50と互角、という始種武器のポテンシャルを明確に示す恰好となった。
また、斬れ味も紫ゲージが更に伸びて扱いやすくなっている。
- 流石に空色ゲージが無いため、真司銀槍【銀漢】や超滅激槍ディアブロスと言った、
空色ゲージを持つ無属性武器にはパワー負けしてしまうが、
どちらも空色ゲージはあまり長くなく、そして司銀始槍【福如雲】の攻撃力は両者を大きく上回っているため、
長期戦になるとこちらが俄然有利となる。
- そしてこの武器は始種防具1部位で長い紫ゲージがそのまま空色ゲージに変化し、
攻撃力も1166となるため最早手が付けられなくなってしまう。
これをひっくり返すにはかなり強力なシジルの焼付けがG級武器側に求められることになる。
- もちろん自動発動スキルの弱点特効と、武器スロット3も忘れてはならない。
弱点特効はランスと非常に相性の良いスキルだが、これを防具で発動させる必要性がなくなることで、
別の火力・補助スキルを詰め込める可能性を秘めているといえる。
そしてその際に武器スロット3があると何かと役に立つだろう。
- ちなみにハルドメルグの他の始種武器は、
始種防具1部位で同モンスターのG級武器を武器倍率15~20程度超える、という程度の性能となっているが、
この武器については始種防具1部位で武器倍率31と、かなり差が大きくなっている。