目次
概要 
- 火竜リオレウスの素材から作られた弓。
見た目は雌火竜リオレイア素材で出来たクイーンブラスターの色違い。
- 初登場はMH2。
P3では火の貫通弓枠担当として、新たにブナハ素材のアルクセロルージュが登場した事もあって
火属性弓としての性質はクイーンブラスター系統の月穿ちセレーネと統合されて姿を消していたが、
MH4にてそのルージュに取って代わる形で復活した。
- 本項ではリオレウス希少種、二つ名持ちモンスターである黒炎王リオレウスの武器も扱う。
性能 
- 初登場時から一貫して火属性貫通弓である。
装填可能なビンもこれまたほぼ変わらず強撃と毒である。いかにもリオレウスらしい。
MHP2G以前 
- MH2の頃は他の火属性弓が生産難易度の高い勇気と希望の凄弓ぐらいしかなかったため、
使われることは多かったと思われる。
しかしMHP2以降、イャンクック武器である鳥幣弓が登場したため、立場が怪しくなる。
鳥幣弓はイャンクック素材しか用いないため作成難易度が低く、高い属性値を活かせる拡散型。
さらに全てのビンを装填可能な上、スロット数も互角と、強力なライバルになっている。
概ね火竜武器への繋ぎという評価の多いクック武器の中で、ここまで手強いのはこれぐらいではなかろうか?- もちろんタイプが違うので、それぞれ得意とする相手は異なる。
特にシェンガオレンに弓で挑む際には心強い相棒になってくれるはずである。
- もちろんタイプが違うので、それぞれ得意とする相手は異なる。
- むしろより強力なライバルとなるのはMHP2Gで登場したディアソルテアローだろう。
あちらは物理期待値でこちらを大きく上回り、溜め3で貫通5が出る。
属性値はこちらが上回るものの、その差は僅かに30。
小数点以下が切り捨てられて属性部分の与ダメが変わらなくなってしまうこともままあり、
差別化しようにもこのままではさすがに厳しい。- ios版ではディアソルテアローが制作不可であるため、
火貫通弓としてのライバルは不在である。
先のシェンガオレンやガノトトスなど、
火貫通が有効なモンスターに対しては頼りになるだろう。
- ios版ではディアソルテアローが制作不可であるため、
- 溜め3のレベルはMHP2で貫通3、MHP2Gで貫通4と低めだが、装填数UPを発動させると話が変わってくる。
溜め4はそれぞれ貫通4と貫通5になっており、大きく強化されているのである。
基本的には溜め3メインで撃ちつつ、距離を取った時間がそのまま火力に変換されるのは、
ライバルである鳥幣弓やディアソルテアローにはない強み。
なお、装填数UPにスキル枠を取られる関係上、
溜め3のディアソルテアローと溜め4のこちらの物理期待値はほぼ変わらなくなってしまう。
- ちなみにリオレイアの弓とは違い、亜種や希少種の見た目をした弓には強化できない。
MH4 
- 今作では希少種素材を使った最終強化先として、
レイア素材の月穿ちセレーネと対になる名称を持つ天開きヒュペリオンが追加された。
ちなみにヒュペリオン(Ὑπερίων)はギリシア語で「高みを歩む者」という意味を持つ、
ギリシア神話の光明神であるとされる。
- 今作の火属性貫通弓枠の担当にして、数少ない剛射弓の一つである。
その性能は2時代と大きく変化していない。
相変わらず増弾で出る溜め4が溜め3と同じ貫通なので、装填数UPが有効に作用する上、
剛射も溜め3以降で使えばクリティカル距離が変化しないため扱いやすい。
今作では貫通矢のモーションが下げられているため、高攻撃力低属性値という性能の本武器と噛み合わないが、
スキルを揃えて畳みかけるように貫通矢をお見舞い出来れば十分補えるだろう。
- 村クエストではこれを手に入れていると、ゲネル・セルタスとの戦いがかなり楽になる。
ゲネル・セルタスは体型が四角く平べったいので貫通矢ならどこから撃ってもヒット数を稼ぎやすく、
かつ脚や腕に阻まれずに胴体部分を攻撃でき、更に属性的にも弱点を突けるプロミネンスボウは
アーチャーにとっては最適解となる。
ただし同時に出てくる食料アルセルタス相手ではヒット数が稼ぎにくくて不利になるが……
- また、発掘装備にプロミネンスボウが存在している。
本武器が入手出来るのはティガレックス、キリン、ゴア・マガラのギルドクエスト。
MH4G 
- G級強化先として、天開きヒュペリオン改を経て宿命を告げるウラヌスに強化できる。
昨今のラスボス武器の銘に引けを取らない、かなりぶっ飛んだ銘である。
- 相変わらず唯一の火属性貫通枠であり、剛射弓。増弾も有効。
攻撃力336に火属性200と上位から順当に強化されている。- 貫通矢強化、弱点特効に加え火属性強化+3が付くS・ソルZとの相性は抜群。
モーション値が低く、今回不遇の貫通弓とはいえここまで火力を盛れば一線で使っていける。
- 貫通矢強化、弱点特効に加え火属性強化+3が付くS・ソルZとの相性は抜群。
- この武器が一番輝ける瞬間は、今作のラスボスであるゴグマジオスへの挑戦時だろう。
弓で挑むなら火属性は半ば必須であり、奴の巨体とは貫通の相性も良い。
強化前のヒュペリオン改でもソロ討伐は十分可能なため、使いどころを見つけるとしたらここだろう。
- ウラヌスとは天を意味し、空の王者から作成できる武器としては相応しい名前ではあるが
最後がカタカナだったり全体的にラノベのタイトルっぽい名前だったりで
別のモンスターのイメージを持った貴方は決して間違っていない。
特に後者はモンスター自身は火属性を扱うし……
MHX 
- 今作ではプロミネンスボウ系統と天開きヒュペリオン系統の強化ツリーが別となり、
プロミネンスボウ系統は最終強化でダークフィラメントという銘になり、
天開きヒュペリオン系統は4Gと同じく宿命を告げるウラヌスが最終形となる。
さらに、二つ名持ちモンスターの黒炎王リオレウスの素材で作成可能なグロードボウが加わり、
本作では3種類のレウス弓を作る事が可能となっている。
性能としては全員仲良く火属性貫通弓で、曲射は集中型である。
- 性能は3種類とも4系列のと同じで貫通矢と噛み合わない高攻撃力低属性値のステータス。
今作では属性強化ビンが装填可能なビンに追加されているが活きない上、
さらにスキルが組み難いという環境もあって不利な立場に…。担ぐならなるだけ火力を盛っておこう。
しかしバランスがいいグロードボウはLV2強撃ビンは未対応と問題点も…- モーション値の低さから属性特化が推奨される貫通弓のため、
そこそこの火属性を持つグロードボウを属性特化で運用するのが最善のように思えるが、
属性値とヒット数の関係上、属性ダメージは斬竜弓ブライドと横並びであり、
おまけに向こうは溜め3がモーション値の高い連射型である上、
LV2強撃ビンとLV1、LV2属性強化ビンに対応しスロットも1あるので、性能面では全く勝ち目がない。
結局のところ、あくまで火属性貫通弓としての個性を活かしたいのであれば、
攻撃力が高くLV2強撃ビン対応の宿命を告げるウラヌスを物理特化にするのが無難。
- モーション値の低さから属性特化が推奨される貫通弓のため、
- とてもニッチなところで言えば、3種類の中でヒュペリオン系列のみ、
装填数UPにより解放される矢のタイプが重射5となっている。
重射5を持つのは対となる月創のアルテミスとオストガロア素材の呵責ナル弓星アヴィアのみで、
前者は装填数UPが必要な点は同じだが、攻撃力でウラヌスに劣る上に強撃ビンに対応しておらず、
溜め3がモーション値の高く弾強化の恩恵も大きい拡散4なので、重射をあえて用いるメリットが無い。
後者は攻撃力が190と最終形としてはかなり低く、重射矢の特性と噛み合っていない。
よって、これら3つの中で最も重射5を活かせるのは、宿命を告げるウラヌスという事になる。
重射自体強い部類ではないが、貫通弓として使うよりも個性は出せる。
MHXX 
- G級の究極強化でそれぞれ新しい名前が与えられることとなった。
なお今作では貫通矢の1HITあたりのモーション値が4から5へと格上げされている。
そのためいずれも他の火属性弓と張り合える性能となった。
また火属性を弱点とするモンスターは巨躯または長躯なものが多く、
貫通矢をフルヒットさせやすいのもポイント。
- プロミネンスボウ系統は紅焔弓サウレ*1という銘となった。
攻撃力300に火属性22とバランスが良く、スロットも2つで拡張性に優れる。
LV2強撃ビンにもしっかり対応、溜め4を解放しても溜め3と同じ貫通と、総じて扱い易く纏まっている。
また製作難易度も3種中では最も低い。とは言え、やはり獰猛化素材や天鱗は必要になってくるのだが。
火属性の貫通弓で性能のバランスもいいため、MHXXのレウス弓の中では特に持ち出す機会の多い弓だろう。
- 天開きヒュペリオン系統は澄天エイター*2という銘に。
攻撃力330に火属性18と物理偏重型で、特に攻撃力は火属性弓トップタイ。
物理の通りやすい相手はもちろん、火弱点以外の敵を相手にする大連続狩猟などでも活躍が見込める。
LV2強撃ビンに加えLV1・LV2属性強化ビンが使用可能だが、低属性値を考えるとそこまでありがたみは無いか。
作成には当然G級リオレウス希少種の素材が必要な上、最終強化に天鱗が2枚とかなりの難易度になっている。
- グロードボウネラは特殊許可G5までの素材を用いてシンヴァルツボウという銘が与えられた。
攻撃力270・火属性31と属性値が高いのは維持されているが、
悲しいかなLV2強撃ビン未対応等々問題点はそのままである。
属性重視のスキル構成ならば、長所を伸ばしつつ短所をカバーすることが可能か。
特に物理の通りにくい相手に真価を発揮するだろう。- MHXと比べ属性が大幅に上がっているため、エリアルやブレイヴでの溜め2の拡散3運用での
属性主体で大きく活躍するようになった。
一方であまりの物理期待値の低さからボロクソに評されていたリオレイア希少種の弓が、
この武器とは真逆のブレイヴ溜め2貫通弓として運用されるという珍妙な事態になってしまった。
- MHXと比べ属性が大幅に上がっているため、エリアルやブレイヴでの溜め2の拡散3運用での
MHWorld 
火竜の強弓 
- MHWorldでリデザインされた新たなるリオレウスの弓。
しかし鉄弓に素材貼り付けただけなのでぶっちゃけ手抜k
プリンセスアローIから派生強化でき、最終強化で火竜の強弓IIIになる。
- 攻撃力216、火属性240、会心率20%と、物理に偏っているがバランスの良い性能をしている。
装着できるビンは姿が変わっても相変わらず強撃ビンと毒ビンと接撃ビン。
今作では矢の仕様が変わったため、万年貫通弓をついに脱した。
今まで属性値とかみ合わない貫通矢に悩まされて来たが、ついにそれも終わり……!
……とはならなかった。MHWは弓の諸々の仕様変更で物理攻撃力が大幅に弱体化。
矢のタイプではなく弓全体で属性重視の環境になっていたのである。
再び火竜の強弓は属性値不足に悩まされることに。
- だが、それでも飛雷弓【羽々矢】のように、唯一の火属性弓という枠になれば、
と思ってもそれはやはり叶わない。ジャナフアルカウスIIIという高い壁が立ちはだかっていた。
こちらは会心率は-20%と、火竜の強弓と40%も差があるが、
火竜の強弓より24高い攻撃力240、極めつけは150も差を付ける火属性390であった。
スキルによって属性値を上限まで強化すると、強弓は310、アルカウスは510。
いくら会心率では勝っていても、属性値にここまで差が付くと属性会心運用ですらアルカウスに敗北する。
ちなみに製作時期という観点から見てもこれまたブレイズボウIのほうが早い。
もう火竜の強弓は泣いていい……
MHW:I 
銀火竜の烈弓 
- 前作で泣きを見た火竜の強弓も、マスターランクに進出。
新たに蒼火竜の剛弓に強化される。
ただ、火竜武器に共通する特徴としてストーリークリア前は強化を一つお預けにされる。
- クリアののち、MR70からはリオレウス希少種が登場し、最終強化が可能に。
銀火竜の烈弓が完成するのだが、その性能はというと、- そこそこの攻撃力312
- 並程度の火属性値330
- 相変わらずの会心率20%
- スロットも変わらずLv1×1
- レア度12でカスタム強化は少ないが、パーツ強化に対応する
……のだが、今作でも依然厳しい立場にあるのはそのままなのである。
前作からの強敵であるアンジャナフ弓の蛮顎竜ノ火矢は同値の攻撃力に火属性450と相変わらず属性で上をいく。
また、今作新たに登場したディノアローは火属性値390とこちらも属性値では上である上にマイナス会心はない。
これら2つはどちらもレア度10であり、カスタム強化の幅が非常に広い。- ただ、大前提として本作では弓の属性補正が大きく下方修正されている。
それでも属性重視は変わらないのだが、前作よりは物理性能も考慮する必要もあり、
その点を考えれば前作の苦境よりはまだマシになったと言えるだろう。
- 会心率の高さを生かして、今作から追加された真・会心撃【属性】での運用は有効。
これが発動するEXシルバーソルシリーズは会心率に関するスキルがないため、
元より会心率を20%も持っているこちらの方が、他よりこの運用に適している。
- Ver.11.01からはパーツ強化の6回目として銀火竜パーツが加わり、見た目を維持できるように。
また、属性強化のパーツはルナティックアローの金火竜パーツなので、
その見た目で火属性をばら撒く様はまるで月穿ちセレーネを思い起こさせる。
MHRise 
- リオレウスが続投しているにも関わらずプロミネンスボウの文字が見当たらない・・・。
あれ?何処行った?と訝しみつつ集会所上位のリオレウスを狩猟してみれば。
なんとリオレイア弓であるクイーンエテルノクからの派生であった。
矢タイプも嫁の弓をそのまま受け継ぎ、溜め3、4が拡散の弓として生まれ変わっている。
- 発売直後の時点ではプロミネンスボウII止まり。
ヤツカダキ素材を要求されるので完成は集会所☆7にあがってから。
その性能は- まずまずの攻撃力200
- そこそこ高めの火属性21
- 会心率0%
- スロットLv1
- 会心型
- 対応ビンは接撃ビン、強撃ビン、毒ビン強化、麻痺ビン
- 連射4-連射4-拡散3(-拡散3)
- 百竜スキルは攻撃力強化II(+6)、属性強化【火】I(+4)、弱点特効【属性】
- 素のスペックは優秀だし嫁の弓から毒ビン強化も受け継ぎ、強撃ビンに対応したところまではヨシとして
肝心の溜め3と溜め4が拡散3のままなのである。
溜め3溜め4双方同じ矢の種類である弓が案外少なく、スペックが優秀なので戦えないわけではないのだが、
マスターハンターボウ、禍ツ弓ノ幽鬼キューヌあたりとは強撃ビン、属性値を加味しても追い抜かれる場合が多く、
溜め3が拡散5であるD=レクションあたりもかなり怪しく、水属性が少しでも通ると逆転される。 - 百竜弓を拡散タイプにした場合、こちらの上位互換となるのも苦しい。
- V2.0でテオ・テスカトル素材を使っての強化先が実装。銘をダークフィラメントと変える。
- 攻撃力210
- そこそこ高めの火属性23
- 会心率0%
- スロットLv1
- 会心型
- 対応ビンは接撃ビン、強撃ビン、毒ビン強化、麻痺ビン
- 連射4-連射4-拡散4(-拡散3)
- 百竜スキルは攻撃力強化III(+8)、属性強化【火】I(+4)、弱点特効【属性】
- 順当に強化されているが溜め3が拡散4に昇格。
溜め4の物理、属性補正を加味しても溜め4拡散3より溜め3拡散4の方が強いため、
強弓の羽飾りが不要であり、炎の封眼、カイザークラウン等優秀な頭防具を装備出来る。
- Riseの弓界隈を席巻している百竜弓の拡散タイプとの比較となると、
溜め3同士では圧勝するが、溜め3VS溜め4では逆転され、剛射剛連射まで含めるとやや差が開くものの、
強弓不要の利点を生かしたスキル構成の差で、このダメージ差はかなり詰めることが出来る。
このため、百竜弓側が溜め3を撃つ比率が増えれば増えるほど
ダークフィラメント側が優勢に傾いていくという状況。
弓を使用したことがあるのなら分かるだろうが、
溜め4が開放されている状態で溜め3を全く使わない立ち回りというのも色々厳しいものがあるため、
一概に百竜拡散弓が勝るとも言い難い差となっている。
- 百竜スキルは相手の肉質以外にも、弱点特効以外にどの程度会心率を盛れるかで
攻撃力か属性強化のどちらが上になるか変わる。
弱点特効【属性】は火属性の肉質が25以上という条件があるため、
有効な相手、有効な部分がかなり限られてくる変わりに、属性強化より大きくダメージが伸ばせる。
- V3.0では魔導弓アルマデールの登場と百竜弓の強化により、有用な場面はなくなってしまった。
それでも、一切の救いすら得られなかったコイツよりは遥かにマシだが
関連項目 
モンスター/リオレウス
モンスター/リオレウス希少種
モンスター/黒炎王リオレウス
武器/火竜武器
武器/ライトニングボウ - 本武器をオマージュして作られた電竜武器。