MHSTで初登場の風変わりな風貌のアイルー。
CV:M・A・O
目次
概要
- 丸く大きな顔に特徴的な目、やたらと太く尖った4本の髭が特徴的な、
いろいろとアイルー離れした外見をしたアイルー。
主人公の相棒としてサポート役を担う。- 「ナビルー」と言う名前は本名ではなく、MHSTの主人公に出会った際に自ら考えたあだ名である。
名乗った理由は「世界中を旅してきていろんなことを知っており、ナビができるアイルーだから」とのこと。
- 「ナビルー」と言う名前は本名ではなく、MHSTの主人公に出会った際に自ら考えたあだ名である。
MHST
- たまたまハクム村の近くを冒険した際に、偶然ライダーになるための絆あわせの儀式に居合わせ、
その時に新人ライダーである主人公が彼のことを気に入ったことがきっかけで仲間になる。
主人公と共に行動をするうちに「世界中を見てみたい」との願望を抱くようになり、
やがて主人公の相棒として広い世界へと冒険に出発することになる。
- 「世界中を旅してきた」というのは伊達ではなく、作中様々な場面で的確な助言をしてくれる。
戦闘には直接参加しないが、相手の特徴や行動パターン、こちらの置かれた状況などを詳細に実況してくれるため、
かなり頼れる存在と言える。
また冒険の目的を忘れてしまった時にも、フィールド上で話しかけることで簡単なあらすじを教えてくれる。- 第六感のようなものに優れており、
何か大きな予感が感じられると髭がビリビリとしびれるような感覚を覚えるらしい。 - 物語上で戦うことになるボスとの戦闘時には、特別なセリフを言うこともある。
- 第六感のようなものに優れており、
- 野生モンスターとの戦闘に入った際に、低確率で「ナビルーボーナス」なるものが発生する。
これが起こると戦闘終了後のリザルト画面でボーナスポイントが500ポイントも加算され、S評価確定となる。
評価がよくなればそれだけ多数の素材が手に入るため、
このボーナスが発生した際には何としても戦闘に勝利したいところ。
- 性格は基本的にはお調子者だが、彼には何やら複雑な過去があるらしく、
そのことでたまに悲しそうな顔を見せることもある。
アイルー離れした風貌もその過去が大きく関わっているようだ。
また、友情を大切にする熱血な部分もあり、感情が高ぶった際にはその一面が垣間見られることも。
- 普通のアイルーとは異なり、語尾に「ニャ」を付けることはかなり少ない(全くないわけではない)。
反面、「~だゾ!」や「~だゼ!」といった形に話すことが多い。
また、主人公のことに関しては加入当初は「ライダーさん」と呼ぶことが多いが、
ストーリーが進むにつれて信頼が深まっていったからか、「相棒」や主人公の名前を直接呼ぶ頻度も多くなる。
- 前脚を使っての4本足で走るのが苦手らしく、作中では走る際もほとんど2本足である。
その関係で走るのが普通のアイルーに比べて遅いためか、普段はオトモンの鞍に乗って移動している。
なお、ライダーがオトモンに乗るとライダーの肩に移動する。
アニメ版でのナビルー
- MHSTのアニメ作品である『MHST RIDE ON』にももちろん登場するが、
ゲーム版とは一部設定が異なっている部分がある。
- ゲーム版では絆あわせの儀式で主人公と出会っていたが、
アニメでは最初から主人公であるリュートの家に住み着いており、一緒に生活を送っている。
また、ゲームと打って変わってナビがほとんど役に立たず、
むしろ「ナビルーが指した方向と逆の方が正解」などとまで言われてしまう場面も多い。
それでいて俺様キャラであり、自分のことを「ナビルー様」と称してドヤ顔を欠かさない。
空気を読まない失言をしてしまうこともあり、周囲にたしなめられることもしばしば(これはリュートも同様)。
総じて、「ろくでもないネタキャラ」として扱われており、
人情に厚く引率として優秀だったゲーム版とは性格が180度逆転している。- 但し、アニメ版はゲーム版に比べて展開が非常に遅い他、村にはオリジナルキャラクターも多く、
ゲーム版におけるナビルーのポジションを担う先輩キャラクターの存在もある。
メタ的な事情にはなるが、現状ではキャラかぶりを避けている可能性も高いため、
リュートがハクム村を離れて冒険が本格的に始まってからの活躍に期待しよう。 - アニメ版28~29話のエンディング後のおまけコーナーにて、
彼が他のモンスターの能力を受け継いだアイルー集団「ナンバーズ」の一員である事が触れられている。
それぞれ「1号(ビーツ) - リオレウス(炎ブレス)」「2号(クーリオ) - ザボアザギル(凍結ブレス)」
「3号(ティティ) - ウルクスス×光蟲(閃光)」「4号(ピント) - ケチャワチャ(ロックオン)」
「5号(ナビルー) - ジンオウガ(超帯電)」「6号(チャモ) - バサルモス亜種(睡眠ガス)」となっている。
それぞれの詳しい活躍はアニメ本編にてお楽しみいただきたい。
- 但し、アニメ版はゲーム版に比べて展開が非常に遅い他、村にはオリジナルキャラクターも多く、
- 出会った時期もゲームとは微妙に異なり、アニメ版ではリュートより1つ年上の先輩である、
ジーニーとストーンがライダーになるための絆あわせの儀式に立ち会った際に出会っている。
経緯に関してはほぼゲーム版と同じ。
- リュートとはまるでお互い認め合うようなことはないが、性格はいろいろと似ている部分が多く、
周囲からは「お似合いコンビ」と評されている。
- ドーナツ好きの設定はゲーム以上に色濃く描かれており、登場するたびに毎回のようにドーナツを食べている。
ドーナツの気持ちを語ることもあるなど、まさに筋金入り。
MHST2
- モンスターハンターストーリーズ2では当初情報がなかったが、PV第二弾にてナビルーの登場が判明した。
当初は前作との世界観の繋がりは明言されておらず、このナビルーが前作と同じ人物かも不明であったが、
PV第三弾では同じく前作のキャラクターであるリリアとリヴェルトが登場し、
ナビルーもまた前作の彼本人であることが明らかになった。- こうなるとパートナーであった前作の主人公はどうなったのか気になるところではあるが、
開発スタッフへのインタビューにおいて語られた限りでは、
前作主人公とは平穏な形で別れており、本作ではナビルー単独で旅をしているとのこと。
- こうなるとパートナーであった前作の主人公はどうなったのか気になるところではあるが、
- 今作では人間キャラクターやモンスターなどが前作に比べて頭身が上がり、
少しリアリスティックなモデルになっているが、
ナビルーももちろん頭身が上がったデザインになっている。
- 前作ではその特徴的な風貌は後天的に受けたとある仕打ちによるものという説が有力視されていたが、
本作では、元々アイルー離れした見た目のアイルーだったことが判明した。
ただし、ある仕打ちによって目覚めた彼の特殊な能力については前作通りの設定のままである。
- 前作での戦闘評価にあった「ナビルーボーナス」については本作では廃止されている。
その他の作品
MHSP2
- 『モンスターハンタースピリッツ2 トリプルソウル』では、隻眼のリオレウスと一緒に参戦。
イベントクエスト「怒れる隻眼のリオレウス」をクリアすると一定確率で入手できる。
トモスキャンの後のEXスキャンに使用し、戦闘中にチームを応援して攻撃力を上げてくれる。
また、チームに隻眼のリオレウスがいると、彼の背中に「ライド・オン!」して、応援の効果が上がる。
MHXX
- MHSTとのセーブデータ特典で、オトモアイルー用装備「なりきりナビルー」が作成可能。
装備することでオトモアイルーの声がナビルーのものになる、という特殊なギミックが搭載されている。
ちゃんと表情まで変わる。
- ニャンターでモンスターに乗った場合、「ライドオン!」と元気に叫ぶ。
原作を知っている人はモンスターに乗って共に戦うナビルーを思い浮かべるだろうが、
XXでは「ライドオン!」と言い(乗り状態の仕様上)
剥ぎ取りナイフでモンスターをメッタ刺しにするという恐ろしい光景を見ることになる。
…誤解しないように言うと、そもそも中身はナビルーになりきったオトモアイルーで、
その乗られたモンスターは仲間な訳ではないのだが。
MHR:S
- MHXXに引き続き、MHR:Sにもなりきりナビルーが登場している。
こちらはMHSTの続編であるMHST2のセーブデータがあると連動特典として入手可能。
しっかりMHST2版の頭身が上がったデザインになっている。
- 今作にはニャンターモードはないためモンスターには乗れない…が、
MHRiseで初登場した新オトモであるガルクの背には乗ることがある。
- 更にMHRiseではMHST2に登場したミステリアスなオトモアイルー、
ツキノのなりきり装備である「なりきりツキノ」も存在している。
オトモを2枠ともアイルーにしてなりきり装備を着せればナビルー&ツキノと狩りに赴くことも可能。
操竜も併用すれば気分はまさにモンスターライダーだろう。
余談
- MHST2のTwitter公式アカウント(@MH_Stories2)は、言わずもがなMHST2のプロモーション用に運用されているが、
MHST2発表前はMHSTのプロモーション用に運用されており、
当時は彼がツイートを担当しているという設定になっていた。
これまでのシリーズでも各作品の登場人物がアカウントを任されたことに倣っているのだろう。- ちなみに、MHST2のアカウントはMHXXのもの*1とは別に存在している。
当時のアカウント名「@CAPCOM_MHST」に対して、MHXXは「@MHXX_CAPCOM」なので、
検索の際はお間違えなきよう。- 余談だが、MHST2のアカウントはさらに遡ること2016年5月までは
モンハン部のアイルー(@AIROU_MHB)の旧アカウントで、
「アイルーのつぶやき」という形でMH作中のあるあるネタや、ちょっとしたお得情報を紹介していた。
開設時期もMH3Gの頃とやたら前で、
ナビルーが担当していた当時でもおかしなことになっていたのはこのせい。
- 余談だが、MHST2のアカウントはさらに遡ること2016年5月までは
- MHST2では世界観や登場人物も一新されたことからかナビルーは役目を終え、
名実ともMHST2のプロモーション用としてバトンタッチとなったが、
少なくともMHST当時のツイートは残されたままである。
- ちなみに、MHST2のアカウントはMHXXのもの*1とは別に存在している。
- 上述した通り、ナビルーは原作のアイルーとは一線を画すデザインとなっている。
当作で登場する普通のアイルーとも一線を画す見た目となっており、かなり個性的である。
彼は初期のPVでも登場しているのだが、当初彼の位置付けが明確でなかったこともあり、
当作で登場する全てのアイルーがこのデザインであるという誤解が広がり、物議を醸した。
- ナビルーの「ドーナツ好き」の設定はMHSTの開発がかなり進んでから急遽付け足されたものらしく、
それまでは風貌など以外に大きな特徴は見られないようなキャラ付けだったようだ。
なんでも、開発者のうちの一人が「こういう設定があったらどうだ」とポツリと漏らしたことで付いたとのこと。
なおドーナツ好きという設定自体はカプコン公式のWEB生番組のカプコンTVにて
開発陣から「ナビルーの好物を今ココで決めてほしい」と頼まれ、
その場で短いながら話し合いをした結果、アシスタントの池田ショコラ氏の案が採用されたという経緯がある。- ゲーム版のナビルーがそこまでドーナツに執心しているように感じられないのは、
そのような事情も関係しているのかもしれない。
むしろアニメ版でのドーナツに対する思いの方が本来やりたかったナビルーのキャラである可能性もある。 - 当初のナビルーの好物の候補はプリンなど他の菓子もあったのだが、
ドーナツに決定したのはあわよくば現実のドーナツ屋やお菓子メーカーとコラボなども期待したためだとか。- なお、結果的にはドーナツ屋とのコラボに関しては残念ながらうまくいかなかったものの、
代わりにゲームやアニメなどのキャラクターもののケーキを販売している
「プリロール」と言うケーキ屋とのコラボが実現し、
MHSTをテーマにしたバースデーケーキやクリスマスケーキの販売などが実際に行なわれている。
なお、この縁もあってか後に同店はMHXXともコラボするきっかけになったようだ。
- なお、結果的にはドーナツ屋とのコラボに関しては残念ながらうまくいかなかったものの、
- ゲーム版のナビルーがそこまでドーナツに執心しているように感じられないのは、
関連項目
シリーズ/モンスターハンターストーリーズ
イベント・メディア展開/モンスターハンターストーリーズ RIDE ON
モンスター/アイルー
アイテム/ドーナツ - 大好物