MHSTのアニメ『モンスターハンターストーリーズ RIDE ON』の放送開始に合わせ、
2016年10月29日にバンダイより発売された玩具。
目次
概要
- アニメの放送は低年齢層を筆頭に新規ファン獲得に貢献したが、これに際して多くのグッズ展開がなされていた。
その中でも一番の目玉となったものが、この「DX絆石」である。
物語本編の絆石同様、腕に付けられるサイズで再現されている。
- 販売元は某変身ベルトや某隊士の刀等を輩出する玩具メーカーのバンダイ。
「DX」の名の通り、電池エネルギー(単四電池2本)で音声と共に様々な機能を扱うことが可能で、
「冒険モード」「コレクションモード」「パスワードモード」が内蔵されている。
また、下部の突起を押すと本編同様に絆石を開くことができる。- 本家の絆石は腕に付けるアイテムで、本体背面にはリストバンドを通す穴が備わっている。
しかし何故か製品にはバンドが付いておらず、腕に付けるためには
自前で100均のゴム紐等を用意する必要があった。
主人公になりきるアイテムなのに購入してすぐ腕に付けられないということで、
当時購入したユーザーからは残念な声が寄せられていた。
- 本家の絆石は腕に付けるアイテムで、本体背面にはリストバンドを通す穴が備わっている。
- ラインナップは主人公のリュートカラーと、メインキャラのシュヴァルカラーの2種。
リュートカラーはゲーム版・アニメ版同様のカラーリングで、水色に光り輝く。
シュヴァルカラーはそれとは対照的なカラーリングで赤く光り輝く。- 加えてリュートカラーが金色になったスペシャルカラーエディションが、
回転寿司チェーンのくら寿司で販売されていた。
ビッくらポンの抽選企画でも対象になり、当たり券の応募で1,000名に配布された。
- 加えてリュートカラーが金色になったスペシャルカラーエディションが、
- 3DS版MHSTと連動する要素も存在していた。
絆石の底に記載されているシリアルコードを3DS版MHSTで入力すると、
リュートで『絆石のリオレウス』、シュヴァルで『絆石のリオレイア』が受け取れる。
だが現在は有効期限が切れてしまっている。
- 遊び方としては、ナビルーの声で様々な選択を迫られるので、2つの小さなボタンを押して選ぶ。
左のボタンは選択、右のボタンは決定の役割を果たす。
そして冒険モードでモンスターと戦闘し、勝利して得たタマゴを孵化させて
オトモンを入手・収集するといった流れである。
そう、このDX絆石は小さいながらデータ保存機能を有するスグレモノなのである。
一方で本製品は音と光しか扱えないため、基本的に音を楽しむ玩具となる。
冒険モード
- 起動すると真っ先に選択肢として出てくるモード。所謂ミニゲームである。
ステージ1から始まり、オトモンを増やすと新ステージが解放される。
- ステージ選択を終えると冒険が始まり、探索パートがスタート。
ボタンを押して足を進めると戦闘に突入する。
戦闘では敵モンスターが攻撃を仕掛けてくるので、左右どちらかのボタンで回避を迫られる。
回避に成功すると自分のターンになり、ボタン連打で絆の力を貯めるミニゲームが開始。
力が溜まるとお待ちかねの絆技お披露目タイムに入る。
下部にある突起を押すと絆石が開き絆技が発動、リュート/シュヴァルの必殺技読み上げと共に派手な演出が加わる。
音しか出ないが、ゲーム版を遊んだことがあれば何の技演出なのか理解できることだろう。
その後はモンスターの討伐成功でタマゴを落とすことがあり、ボタンで孵化させるとそのモンスターのオトモンを獲得できる。
獲得したオトモンはコレクションモードで確認できるほか、次回の冒険に連れて行くことができる。- 肝となるのは、回避の方向・モンスターの討伐or逃走・タマゴの獲得は完全ランダムなこと。
失敗すると最初からやり直しで、再戦可能だが同じモンスターと出会えるかは運次第。
運が悪ければ相当連戦することになるだろう。 - 探索パートや連打ミニゲームで押すボタンは左右どちらでも良い。
- 絆石が開いたまま連打ミニゲームに突入すると、絆石を閉じるよう注意される。
また、連打ミニゲームの最中に下部の突起を押すと強制失敗になる。
- 肝となるのは、回避の方向・モンスターの討伐or逃走・タマゴの獲得は完全ランダムなこと。
コレクションモード
- 起動後、左ボタンを1回押すと選択できる。
これまで獲得したオトモンを呼び出し、絆技をいつでも発動することが可能。
そしてモンスターの収録数が中々多く、オトモンコンプリートは至難の業。
ただの玩具だと思っていれば痛い目を見る。
パスワードモード
- 起動後、左ボタンを2回押すと選択できる。
アーケードゲームのネームエントリーのような操作方法で合計5ケタの数字を入力する。
入力成功で特別な何かを獲得できるようだが、いかんせん情報量が少ないため検証困難なのが現状である。
収録ステージ・モンスター
- ゲーム版の登場モンスターが基本となり、絆技演出の音声もそちらから引用。
ステージ1
- 牙獣種
- 青熊獣アオアシラ
- 魚竜種
- 砂竜ドスガレオス
ステージ2
オトモンを5頭仲間にすると解放
ステージ3
オトモンを10頭仲間にすると解放
- 牙獣種
- 桃毛獣ババコンガ
- 牙竜種
- 雷狼竜ジンオウガ
ステージ4
オトモンを15頭仲間にすると解放
- 鳥竜種
- 黒狼鳥イャンガルルガ
- 飛竜種
- 轟竜ティガレックス
- 獣竜種
- 砕竜ブラキディオス
- 牙竜種
- 獄狼竜ジンオウガ亜種
最終ステージ
オトモンをすべて仲間にすると解放
- 古龍種
- キリン
- MHSTメインテーマ『風の絆』のサビがフルで流れる特殊演出が加わる。
冒険モードの最終到達点であり、DX絆石におけるエンディングと言えるだろう。
君こそ世界一のモンスターライダーだ!! - 最後のオトモンということなのか性能も優秀であり、
必ず回避に成功し必ず討伐できる。古龍の名は伊達じゃない。
関連項目
シリーズ/モンスターハンターストーリーズ
イベント・メディア展開/モンスターハンターストーリーズ RIDE ON
世界観/絆石