ミナガルデを拠点に活動する詩人。
荒々しくも眩しかった時代を生きた、郷愁を誘う吟遊詩人かと思いきや…
概要
MH(G)
- ミナガルデの広場の西の方に腰掛けている流浪の詩人。
話しかけると主人公を題材とした感動の大スペクタクル冒険詩を唄うと言いだす。
この時点で胡散臭さ満載であるが…。
どうやら我々は話しかける人物を間違えてしまったようだ…。ルルル~♪ラララ~♪
いま街に降り立つ♪
若き情熱のハンタ~♪
装備は貧相、金もない♪ ん?
早く稼いで、飯おごれ♪ ………
そもそもコレのどこが詩なのかとツッコミを入れる以前の問題作である。
一応「いかんいかん、少しだけ本音が出てしまった」と詩に続いて弁解が入る。
そして何事もなかったかのように「活躍を祈っていますよ!ルルル~♪」と締めくくる。
このように自称・吟遊詩人のとんでもないヤツなのである。
しかし裏を返せば、こんなヤツでも許され受け入れられるのが
ミナガルデ特有の雰囲気・風土なのである。
- ラオシャンロンが接近した際には、怯えながらも詩を披露。
今度こそ鼓舞してくれるのか…
鼓舞どころか死亡回数を増やそうとするとは…。ちなみにラオシャンロンの食性は不明である。ルルル~♪ラララ~♪
怖いよ怖いよ老山龍~♪
どうせパクッと
噛むのなら~♪
私でなくてこの人を~♪ なんてこったい…
そのくせラオシャンロンを討伐してくると態度がひっくり返り、
老山龍さえ一捻りだと信じていたなどと申し述べるありさま。
ついでに、「今後も仲良くやっていこうじゃないですか!」と水に流され
ゼニーを渡した覚えはないのだが…。またおぞましいものを聞いてしまった。ルルル~♪ラララ~♪
私は私はいつだって~♪
あなた様の味方です~♪
なぜならあなたと
いう人は~♪
私の大事な金づるさ~♪
- さらにさらに彼の真骨頂はこれにとどまらない。
ミラボレアスが接近した際には、
最後の戦いにふさわしい一大冒険詩、スペクタクルロマンを披露。
もはや出だしから憤慨ものである。ルルル~♪ラララ~♪
ホラホラ早く戦えよ~♪
もしもあんたが
負けたなら~♪
新しいカモを探すだけ~♪
ああ気楽な吟遊詩人~♪
知ってはいたが無情にもカモであったことを告げられる。
その後、ミラボレアスをどうにか討伐すると
賛辞の言葉ならぬ、永遠に語り継がれる
一大スペクタクルロマン大冒険詩が思い浮かんだよう。
最後の最後ついに改心して感動の詩が出てくるのか…
最後の最後まで、作風が変わることはなかった。ルルル~♪ラララ~♪
素晴らしき英雄の
素晴らしき大活躍~♪
私もガッポリ儲かった♪
でもあなたには~
ビタ一文やりません~♪
むしろ彼が今後、詩の印税やおひねりで暮らしていけるのか心配になってしまう。- ちなみにミナガルデで黒龍の伝説*1を語るのは、彼ではなく一般の街人。
彼は本当に吟遊詩人なのだろうか…。詩人かどうかも怪しい浪人である。
- ちなみにミナガルデで黒龍の伝説*1を語るのは、彼ではなく一般の街人。
MHXX
- MHP以降、音沙汰がなく
のたれ死んだかに思われていたが、
カモを見つけ続けていたのかMHXXのクエスト依頼人として登場。
悪夢の詩の再来か…依頼主 雄弁に謳う詩人
ラララ~♪
空から舞い降りるは
砂漠に不幸を運ぶ災厄~♪
これに立ち向かうは、
数多の苦難乗り越えし熟練のハンタ~♪
砂漠にバルファルクが現れたそうだよ。
キミがコレを討伐できれば詩の続きが思い浮かびそうだ!コンプライアンス上の問題があったのか
なんと詩の後半が思い浮かばないという設定に…。
詩の続きが気になるが、あまりにひどいものであることは想像に難くない。
余談
- のちにMHRiseの拠点であるカムラの里には、「詩好きのシイカ」という人物が登場している。
こちらもこちらで詩のセンスがかなりズレた人物なのだが、
ミナガルデの流浪の詩人のような明らかに問題のある内容の詩をぶちまけるようなことはしない。
なんなら、彼女はやろうと思えば普通に綺麗にまとまった詩も作れる(本人曰くそのような詩は「イマイチ」とのことだが)。
関連項目
世界観/吟遊詩人
登場人物/たそがれの釣り人 - ジャンボ村の詩的情緒の持ち主
システム/狩猟船 - メンバーの黒槍は自作の歌を披露する。
登場人物/ギルドマスター - ロックラックのギルドマスターは俳句を詠む。だが実態はほぼ川柳。