シケイダー

◆忍◆ ニンジャ名鑑#（未掲載） 【シケイダー】 ◆殺◆

登場エピソード

• 「アーバン・レジェンド・アブナイ」（回想）

「せめてもの償いに、あなた方は私の戦闘データ収集に役立ちなさい」

人物

• ヨロシサン製薬、もしくはその系列会社であるヨロシ・バイオサイバネティカ社に所属するバイオニンジャ。
• ヨロシ・バイオサイバネティカの進めるバイオサイバネ兵器開発プロジェクト「カンゼンタイ計画」に関与していた模様。そのための戦闘データを収集し、己のジーンを計画に引き継がせることが存在意義だと語る。
• 口調は慇懃かつ丁寧。精神面で欠陥のある者が多いバイオニンジャの中では、比較的自我の安定している部類に思われる。
• だが、その本質はやはり殺戮を好む典型的邪悪ニンジャである。

外見

• 緑のニンジャ装束を着用。
• ニンジャ覆面と頭巾に覆われた頭部はセミめいたバイオ異形！
  • 「セミめいた胸部」との描写も見られ、実際頭部以外の全身もセミめいているものと思われる。

元ネタ・考察

• シケイダー（Cicada）は「蝉」を意味する。
  • 名前そのままの安直な外見（詳細は後述）、さらには憑依ニンジャソウルの所属クランは「セミ・ニンジャクラン」と、そのぞんざいなアトモスフィア漂うキャラ設定の数々は一部のヘッズにロブスターを想起させ、戦慄させた。
• 余談だが、決して「死刑だー」ではない。しかしハカイダーめいた名前にセミ・ニンジャという設定など、全体的にジャパニーズ昭和特撮怪人アトモスフィアの強いニンジャである。

ワザ・ジツ

• ひねりのない外見とネーミングだが、その実力は侮れない。一撃でスモトリの巨体を吹き飛ばすほどのニンジャ腕力に加え、下記の如く多彩な攻撃手段を持つ。
• また、スリケン使用者でもある。彼が使ったスリケンが、イシカワの記憶に強く残ることになった。

超音波攻撃（仮）

• セミ型怪人定番の「凄まじい超音波を発する」ジツ。広範囲に向けて発された超音波は、周囲の聴覚を持つ者をまとめて前後不覚に陥れる。
  • 音波攻撃の範囲を絞り、特定方向に収束して放てば、クローンヤクザ程度なら即座に頭部を吹き飛ばし、ニンジャに対しても目鼻から出血させ、即死させることはできずとも無視できぬダメージを与える。
  • 音波震動をスリケン等の飛来物に対する防壁代わりとすることも可能。
• 胴体をはじめとした身体の各所に存在する「音波発声器官」に由来するジツのようだ。
  • なおセミは背中に存在する発音板を脇腹の発音筋で高速振動させて音を出し、それを空洞になってる腹部で反響させる事によってあの大音声を放っている。実際バイオテックな。

バイオサイバネ節足

• 装束の下の胴体には、セミめいた六本の節足が隠されている。
  • 懐に飛び込んできた敵をアンブッシュめいて拘束し、締め上げるのに用いられる。本人曰く、この節足は通常の五倍のニンジャ筋力を誇るとのことで、実際並大抵の力では抗うことは困難な模様。
• また、鎌めいて振り回すことで攻撃を行う場面も見られた。このバイオサイバネ節足を用いたカラテスタイルは地の文にて「セミ・カラテ」と称されている。どこまでセミ押しなんだ……。

ストーリー中での活躍

• 「カンゼンタイ計画」にまつわる陰謀に巻き込まれたイシカワらハック＆スラッシュチームを始末するために派遣され、熟練のメンバーを瞬く間に殺害していく。イシカワもまた捕えられ、もはやこれまでかと思われたが……。
• その先のイシカワの記憶は欠落しており、思い出せるのは焼け焦げてバラバラに散らばったセミめいた死体と化したシケイダーの姿だけであった。果たして誰が……？

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