コンセプト
Season13末期にいくつか登場した「従来のビルド、冷静に考えたら別のセットで運用しても強いのでは?」
という実験の結果発生したビルドで、IKセットでのHotAビルド(Hammer King参照)のメインセットを
The Legacy of Raekorに切り替えたもの。
ただし、装備とスキル構成こそ似通っているものの、その挙動は大きく異なる。
長所
- 2.6.1仕様Raekor 6Set効果によるCharge解放時の爆発的なダメージ。
- Band of Mightにより、Raekor Charge蓄積期間も高防御力。
- 敵を掻き集め、CoEボーナスタイムに一気に仕留める挙動に最適化。
- Furious ChargeだけでNRを制覇できるレベルに育っていればSage併用可。
短所
- WhirlwindやIllusory Bootsと異なり、敵を通過できる訳ではない。
- プレイスタイルの性質上、扉で小部屋を仕切られたMapは好ましくない。
- 最初から常時変身を切り捨てている。
- CoEボーナスタイム以外は敵を倒しに行かないスタイルは従来から賛否両論。
立ち回り
■低難易度(NR~低GR)の立ち回り
敵集団にFurious Chargeで突っ込む(1~2回)
→Hammer of the Ancientsをパナす
→生き残りを無視して突き進む
→EliteだけはきっちりChargeを蓄積してHotAで仕留める。
基本これの繰り返し。
GRならどのランクまでこう言った雑な立ち回りでもクリア出来るのかを試して把握しておこう。
HotA要素を切り捨ててChargeの威力を追求しても良い。(詳細は後述)
■高GR(自身の記録更新相当)の立ち回り
まずはThe Legacy of Raekorセットの6pieceボーナスのChargeを蓄積する。
Furious Chargeで敵集団に突っ込んで駆け抜け、奥の方からも敵を集めてくる。
この時点で、広くてEliteの多いアタリMAPを引くことが前提になる。
また、欠点項の通り敵を通過できる訳ではないので強行突破時は要注意。
多数のChargeを蓄積したら、Convention of ElementsのFire Phaseに
攻撃開始できるようにWrath of the Berserkerを起動。
そしてHammer of the Ancients/Smashを猛連射してChargeを吐き出す。
掻き集めた数グループのElite Packを処分したら奥へ。この繰り返しとなる。
RG戦もやりたいことは同様。CoEのFire以外のPhaseでChargeを蓄積し、
Fire Phaseに一気に吐き出す。
アクティブスキル
Furious Charge / Battering Ram | |
RuneのチョイスはHotAの属性に合わせている。Rune効果自体はRaekor Setの効果で全部乗る。これでMobを倒せるならそうするし、Mobも硬い難易度では只管Chargeを稼ぐ。 | |
Hammer of the Ancients / Smash | |
CoEのFire Phaseに爆発的な火力を生み出す。 | |
Wrath of the Berserker / Insanity | |
このビルドでは常時変身は最初から切り捨てる。CoEのFire Phaseに合わせて変身できるよう、むしろ普段は出し惜しみする。 | |
Ignore Pain / Ignorance is Bliss | |
Charge蓄積行動中の防御力を更に高めるために。IKベルトを使わないのでPride of Cassiusと併用。 | |
Battle Rage / Bloodshed | |
定番。 |
ラスト1枠はお好み。War CryかThreatening Shoutで更にステータスを向上する例、およびAncient Spear/Rage FlipでMob収集力を更に上げる例も見られる。
パッシブスキル
Ruthless | |
どの敵にも必ず効果があるPassive。 | |
Berserker Rage | |
Chargeのカウントを上げるPhaseはほぼFury満タン。 | |
Rampage | |
Charge蓄積中にある程度Mobを倒せる難易度なら有効。そうでない場合はWeapons Master、Superstition辺りに入れ替えてもいい。 | |
Nerves Of Steel | |
高GRでは頼れる保険。 |
装備
- The Legacy of Raekorセット
フルセットを装備。
6set効果の蓄積量はMAX100であり、5回Chargeしたら放出するというルールは無いので要注意。
Hammer of the Ancients +15%がHelmとBootsで狙えるが、殊にHelmでSTR・Crit Chance・Skill +15%を狙うテンプレ型はVitalityが不足しがちなので、他部位と相談。 - Istvan's Paired Bladesセット
Hammer Kingやいくつかのビルドでもこのセットを流用出来るため、狙うAffixはそちらと共用することを前提にしても良い。
人気のあるPrimaly AffixはArea Damage、Damage + XX%、Cooldown Reduction。
Season15末期現在、常時変身を切り捨ててはいるがCDR10%の武器枠は捨てがたいとする意見が多いようだ。 - Remorseless
- Echoing Fury
- The Burning Axe of Sankis
Season23現在Hammer King同様、より火力重視なRaekor HotA武器枠として
Remorselessを装備し、Echoing Fury(攻撃速度)/The Burning Axe of Sankis(火属性+防御効果)のどちらかを利用するパターンが多い
なおRemorseless装備の際にはCall of the Ancientsがスキル枠固定となり、
Charge蓄積後にWrath of the Berserkerと同時発動していない場合にはHotAも強化されないので注意 - Pride of Cassius
Ignore Painを使うビルドでは大体入ってるMighty Belt。 - Bracers of the First Men
Hammer of the Ancientsのダメージが向上するBracer。
属性ボーナスはHotA/SmashのFireがオススメ。 - Endless Walk
Charge蓄積中はずっとタックルしているので防御力向上。解放時は足を止めるので火力UP。 - Convention of Elements
繰り返している通り、時間割型のビルドなので必須。
Kanai's Cube
- The Gavel of Judgment
Hammer of the Ancientsを使うなら必須。 - Aquila Cuirass
Charge蓄積中は常にFury全快なので採用。蓄積中に死ぬとプランが崩壊する。 - Band of Might
2.6.1以降のBarbarianのディフェンスの要として一気に定着した。
50%DRの装備を2箇所つけた値を超える効果であり、これ一つで他部位のAffixの自由度が大幅に増す。
Legendary Gem
- Bane of the Trapped
定番中の定番。 - Bane of the Stricken
高GR志向ビルドなので定番。 - Pain Enhancer
蓄積中にMobにAOEをバラまきつつIASを稼げる。 - Esoteric Alteration
より蓄積中を安全にするならこちら。
その他
このビルドの登場により、2.6.1期のBarbarianは4つのセットがどれもGR110強を狙える
良バランスの職という評価が確立した。
■Furious Chargeそのものをダメージソースにしたい場合
Bracers:Bracers of the First Men → Nemesis Bracers
Ring1:Convention of Elements → Stone of Jordan
・Cube武器枠:The Gavel of Judgment → Standoff
・Cube防具枠:Aquila Cuirass → Vile Ward
・Ignore Painのルーン:Bravado
・Skillのラスト1枠:Sprint/Marathon
NR~低GRでの高速GEM Leveling向け実装。
RaekorセットのFurious Charge関連の効果は4セットで完結しているので、
上記に加えてセットの2枠をフリーにしてしまっても良い。
Furious ChargeだけでT13 NR Rift Guardianを轢殺出来るレベルに育っていれば
Ring of Royal Grandeurを併用してSage's Journey仕様に出来る。
コメント
- いつの間にかIKと併用しないPure RaekorがRankingに顔を出すようになってたのでやってみました。Chargeを吐いてHotA連打してるとき非常に気持ち良い半面、CoE待ちスタイルなので合わない人には合わない感じです。 -- 2018-08-17 (金) 02:33:02