概要
【魔仙卿】が【デモンマウンテン】の山頂付近に作った、弱いモンスターの保護区。別名モーモン王国。
【魔界】の各地からも確認できる山頂にある光る物体の内部に位置する。
花畑の中に道が続いており、そこに【モモリオン王】と【アントワネット妃】のほか、モーモンやスライム、ファーラットなどの住人がいる。
モモリオン王はゲーム内初登場となる【キングモーモン】(の色違い)である(ゲーム外では【モーモンモールおたのしみ感謝祭】に登場していた)。
【いばらの巫女と滅びの神】(Ver.5.0)のストーリー中に初訪問することになる。
この時は大魔王選定試練中であり魔仙卿に会うために先に進んでいるのだが、モモリオン王は「魔仙卿など知らない」と言って頼みごとをしてくる。
しかし実はこれも試練の一つであり、ここでの行動が大魔王選定の大きな材料となっている。
ちなみに【モーモン・強】の存在から、全員保護することは出来なかったようだ。
BGMは、試練中は【まどろみの中で】、試練終了後は【時の眠る園】。
幻想的で美しい大草原であるため、写真撮影に向いている。
住人
- モモリオン王
- アントワネット妃(【クイーンモーモン】)
- スラキチ(【スライム】)
- パサラン(【ケセランパセラン】)
- パッフィー(【ピンクボンボン】)
- バニラ(【モーモン】)
- ブチやん(【ぶちスライム】)
- ヘルセン(【ドラキー】)
- 【ミッツ】(【ピンクモーモン】)
- 【モモモ】(【スノーモン】)
- モコモン(【ファーラット】)
- レナ(【マポレーナ】)
- 預かり所クリスタル(【おどるほうせき】)
- よろず屋アメジスト(おどるほうせき)
レナが前作DQ9のまめちしきを反映したかのようなセリフをしゃべったり、【モモモ】の設定が【王都カミハルムイ】で読める絵本そのままだったり等、小ネタが数多く仕込まれている。
モモモにおいては、実際に主人公自身も知っていたかのような反応を見せる。
また各モンスターの実際の強さを考えてみると、ぶちスライムのブチやんだけが突出して強い。と言っても今作のぶちスライムの強さは登場時期の関係によるもので元々はスライムよりも弱い最弱のモンスターだったのでそうみるとあまり違和感はない。
試練
このフィールド内でとった行動により判定が下され、それを受け入れることで先に進むことができる。
王妃が行方不明という問題が語られるが、モモリオン王の言う通り必ずしもそれを解決する必要はない。
受けることができる判定は複数あるので色々と探索してみるといいだろう。
攻略としてはどの判定でも以降の展開にほぼ影響は無く、セリフが一部変化するのみなので好きに選んでしまってよい。
突破後は試練が終わり通常状態に戻るが、フィールド内のツボを調べることで試練に再挑戦できる。
これにより判定を自由に他のものに切り替えることができる。
【おもいで映写機】でセリフが変わるイベントを読み返した時、この判定に応じてセリフが変化する。
試練中のBGMも含めて、リメイク版DQ3の性格診断のセルフパロディである。
ちなみに先に進むと、主人公以外の三魔王もそれぞれ同じ試練を受けたことが判明する。結果は以下の通り。
後述のようにストーリー進行により園を取り巻く状況が変化し、一部のNPCもいなくなってしまうが、ツボを調べて試練を受け直すことでこの時点での園を訪れることができる。
Ver.5.3
【異界滅神ジャゴヌバ】の目覚めの悪影響から魔瘴が噴出して雰囲気が一変。BGMも【エレジー】になる。
モモリオン王が死亡し、他のモンスターもアントワネット妃、バニラ、パッフィー、クリスタル、アメジスト以外は姿を消す。
アントワネット妃らの台詞からすると、他のモンスターは避難が間に合わずに魔瘴に飲まれて死亡したようだ。
モモモはVer.5.2で【大魔王城】に移っていたため難を逃れた。
このイベント後は山頂の光る物体も魔瘴に覆われてしまう。
Ver.5.5後期
エンディング後に追加されるクエスト【輝きの園】をクリアすると魔瘴が取り除かれ、以前の景色に戻る。
モモリオン王が蘇ることはないが、彼の忘れ形見である【モネット】が誕生する。
また、園の名前の「ジャディン」とは、先代の魔仙卿の名前であることが判明した。
登場モンスター
【巨大魔瘴魂】(ボス)