【大魔王城】

Last-modified: 2022-10-11 (火) 02:25:30

概要

【デスディオ暗黒荒原】の北に存在する、今代の【大魔王】…すなわち【主人公】の居城。
歴代DQシリーズにおける大魔王の城と言えば、玉座までの長い道のり・行く手を阻む難解な仕掛け・闊歩する強力なモンスターが定番だったが、今作ではそのような事はない。
一方で【バルディスタ要塞】【ゼクレス魔導国】【砂の都ファラザード】の三国から派遣された兵士らが常駐しており、その中には【ブルジャックル】のバグナウなどモンスターもいる。
また現時点ではB-6の二カ所とF-6にある一カ所および隠し通路のD-3からD-4にある一カ所の扉がかたく閉ざされている。
 
ゲーム内の名称は「(プレイヤー名)城」となるため千差万別。地図や【アビスジュエル】の登録名も同様。プレイヤー名によってはなんとも言えない城名になってしまうことも…。
インスタンスエリアではないために、ロビーや西翼はもちろんのこと、たとえ大魔王の私室であってもほかのプレイヤーが普通に入ってくる。
他プレイヤーが大魔王城にいる場合、所在地表示の城名にはその相手プレイヤーの名前が使われることになるため自分とは地名が異なって見えるが、フィールドとしては同一扱いになっている。
なお、城内に入った時に数秒表示されるエリア名案内、もといストーリー上での呼び名は「大魔王城」固定である。
便利ツールでもプレイヤーの現在地を確認することができるが、便利ツールにはシナリオの進行状況に応じて地名を伏せる機能がないので、ネタバレ防止のためか単に「城」とだけ表示される。
BGMは【大神殿】
 
Ver.5.2のメインストーリークリア後に西翼に入れるようになる。
西翼にはアビスゲートがあり、更に【教会】【素材屋】、達人以外の一通りの施設が揃っているため、文字通り居城として使うことも可能。それぞれの施設が近場に固まっているため、利便性に関してはトップクラス。
屋内だが【まほうのカギ】【強戦士の書】使用可能である。
保護者だった【魔仙卿】が行方不明になってしまったからか、【イルーシャ】もいつの間にやら居を移しており、イルーシャの部屋では彼女が描いたスケッチブックの絵を見ることができる。イルーシャの部屋ではBGMは【天の祈り】が流れる。

Ver.5.3

Ver.5.2時点では工事中だった東翼が解放された。
図書室や医務室、執務室、会議室のほか、【魔王】達がそれぞれ滞在する部屋が用意され、今バージョンから【ユシュカ】【アスバル】【ヴァレリア】はこちらに移る。
前バージョンでは【ゼクレス魔導国】の住人から近いうちにアスバルが大魔王城に滞在に向かう旨の話も聞けた。
また、玉座の間の前と東翼にもアビスゲートが設置された。
 
ストーリークエスト【大魔王のお召し物】クリア後は【衣装係ショーナ】から【大魔王の衣装】をレンタルできるようになる。

Ver.5.4

宿屋の宿泊が無料になり、自室のベッドは寝るときのメッセージがやや長いことや他の施設からはやや離れていることから利用する利点が薄れた。
なお、宿屋は従来通り名声レベルも上げられる。

Ver.5.5前期

【大魔瘴期】が近づいたことによる【魔瘴】への対策のためにアスバルとヴァレリアは自国へと戻り、クリア後はユシュカが行方不明になってしまう。
このため各人の部屋には鍵がかかって入れなくなる。

Ver.5.5後期

クリア後に受注できるクエスト【大魔王の贈り物】受注してバンクーンから【大魔王城1階のカギ】?を受け取ると、正面階段の裏にある扉に入れるようになる。扉の奥には右側の倉庫と奥の【魔仙卿のカギ】で開く扉がある(左の部屋へは入れない)。
また、魔王達は自国へ戻ったので誰もいないが魔王達の部屋にも再び入れるようになる。
 
【魔伝のかけら】を10個集め、それを【歴史家ガルダモ】?に渡すと衣装係ショーナから【魔仙卿の衣装】をレンタルできるようになる。

経緯

元々は【ユシュカ】が大魔王になった時のために秘密裏で作らせていた城だが、新たな大魔王の誕生祝いとして主人公に譲られた。
 
大魔王の城らしく、外部は禍々しく内部は荘厳な作り。
【砂の都ファラザード】の魔物が建造に携わっており、関連するセリフをVer.5.0時点から聞くことができる。
作りにユシュカの奔放な性格とは違った印象を持つが、図書室で読める日誌によると何十年もかけて建造していたが、完成間近になってユシュカからファラザード様式の内装を取り壊して完成予定日に変更なく全く新しい内装にするよう命じられたという。
無茶な改装計画だったためか工事は完成予定日には間に合わなかったようで、これがVer.5.2時点で一部区域が工事中だった理由だろう。
この改装を決めたのはVer.5.1ストーリー終了後からしばらく経った後だと思われるので、Ver.5.1~5.2間の経過時間は不明だが恐らくは1ヵ月も無かったであろう。
改装は主が変わったことでファラザード色を出し過ぎるのが好ましくなくなったために行われたものと想像できるが、後に訪れた【リンベリィ】には酷評されてしまっている。
 
クエスト【雷火に浮かびし我が魔城】のクリア時に判明するが、城の地下には稲妻を呼ぶことができる古代の装置があるらしく、ユシュカはこの装置を気に入ってここに大魔王城を建てることにしたらしい。
主人公が初めて大魔王城を訪れた際もこの装置を使って雰囲気作りをしたという。
 
玉座の間には【ペペロゴーラ】が何日もかけて制作した特製の玉座が設えられ、その傍らの台座にはアスバルから贈られた大魔王の王冠が飾られている。
また、警備として魔界三国から集まった兵士が配備されている。互いにいがみあっていた三国の兵ゆえ、兵士同士の仲は当初は険悪だが、【魔瘴魂グウィネーロ】戦を経てそれなりのまとまりを見せるようになった。
 
なお、大魔王城の建造に関わったグダクによると没案も色々とあったらしく、クエスト【大魔王の征戦】では中に【カジノ】まである煌びやかな計画の見取り図を渡される。
 

隣接地域

モンスター(ボス)

住人