【グランゼニス】

Last-modified: 2023-05-30 (火) 01:14:59

概要

勇気の神でもある【人間】【紡がれし勇気の絆】で存在が明かされた。
 
【女神ルティアナ】の五男で、種族神の末弟にあたる。
 
ソーラリア峡谷の奥にある【古き神の遺跡】は、人間たちがグランゼニスを祀るために建てたものである。
その存在があまり知られていなかった前作と比べ人間たちにかなり信仰されていたようだが、現在ではその神の名も失われていることからすると、グランゼニスは遥か昔に力を失ったようである。
【ダーマの神】とは友好的な関係であったようで、姿を消す際に【神の緋石】をダーマ神に託していたことがダーマの大神官から語られている。*1
この神の緋石を守るためにダーマ神が作らせたのが【ダーマ神殿】らしい。
 
ちなみにアラハギーロのピラミッドの石碑には、神の緋石はレンダーシアを悪しき物から守るために自分の血をつかってグランゼニスが作ったものとかかれている。
また、グランゼドーラ王家に受け継がれる【勇者】の力と、主人公が持っている【盟友】の力は共に神、即ちグランゼニスから与えられた力であることがグランゼドーラの書物によって分かっている。
 
【天馬ファルシオン】は彼の眷属である。

Ver.3.5後期

かつて神代の戦いにおいて、五種族の神の意志を剣に宿し、邪神に堕ちた兄【ナドラガ】を引き裂き封印した存在である事が判明。
しかし、それが原因で彼は力を失い、長き眠りにつく事になった。
 
また、彼は種族神の中では最後に生まれた末弟であり、女神ルティアナの厚い加護を受けていた。
それゆえに、兄ナドラガから妬まれていたという。
 
各種族神の神像がナドラガとの戦いの歴史を語るシーンでは、光るシルエットとして登場しており、長剣を手にしてマントを羽織った青年(?)のような姿である。
一人称は「私」、二人称は「あなた」。

Ver.6.3

【勇者姫アンルシア】が結晶化した後にシオンの元を訪れると、自分は現在来るべきときにそなえ、全神経を集中して主の気配を追っているため動けないと語り、クリア後もアンルシアを救出した主人公を讃えるも依然として集中を続けている。
この行動から察するにVer.6.4以降でグランゼニス復活の時が来ることが予想され、【ジア・クト念晶体】との戦いでグランゼニスも参戦する可能性もあり得るかもしれない。

Ver.6.4

このストーリーで神話時代に時渡りするが、まだ生まれる前のため登場していない。

DQ9のグランゼニス

グランゼニスの名が初めて登場したのはDQ9
本作における人間の種族神グランゼニスとは別物の存在であり、人間を含むDQ9世界の全てを創造した神とされている。
人間を失敗作として滅ぼそうとしたが、娘である【女神セレシア】の身を挺しての反対に遭って断念した。
それからしばらく後、原因は不明だが【黒竜丸】【ハヌマーン】【アトラス】等の10体のモンスターに分離した。*2
 
DQ9とDQ10に世界観的な繋がりがあることは所々で示唆されているため、DQ9のグランゼニス神とDQ10のグランゼニス神の繋がりも色々と考察されている。
Ver.1時代には「DQ10の世界観はDQ9の未来に当たる」とのコメントが初期に運営から出ていた。
しかし、Ver.2でDQ10のグランゼニス神に言及された際には、その設定の違いと、初代ディレクター兼シナリオライター【藤澤仁】の降板から、DQ9と関連付ける路線が放棄されたと見る声もあった。
一方で、彼が使用した片手剣が前作における娘の名であることや女神ルティアナの情報などから、9と10が全くの無関係だとは完全には言い切れないことも事実であった。
Ver.5で実装された長編ストーリー【破界篇】では、ラストで【ファビエル】【メドナム】の2人が【天使】であることが判明したため、天使がキーパーソンであった9と繋がりがある可能性が再び高まってきている。
そしてVer.6では天使が本格的に物語に関わり、その主な舞台となる【天星郷】ではDQ9の登場人物や出来事などが歴史上の存在として語られるため、DQ9とDQ10の繋がりはほぼ確定したと言っても良い。
加えて、【とこしえの揺り籠】をDQ9世界と同一視する考察も上がってきたため、DQ9のグランゼニス神に因んでDQ10の人間の種族神に同じ名前が与えられたという説も生まれている。

関連項目



*1 これがDQ9でのグランゼニスの消失と同一の事件であるのかは不明。
*2 【魔法の迷宮】に存在する【魔軍十二将】【冥王ネルゲル】配下の同名の魔物とは別人であろう。