【種族神】

Last-modified: 2024-03-27 (水) 17:31:07

概要

【女神ルティアナ】が自身の発する光から創り出した七柱の兄弟神。
ルティアナが持つ「創生のチカラ」を宿しており、自分の姿と似たアストルティアの7つ【種族】を創造した。
種族神はそれぞれ大地を司る神でもあり、眷属たる【神獣】を従える。
また、7種族には種族神の力を宿した特別な子が生まれることがあり、彼らを【神の器】と呼ぶ。
そしてジャゴヌバの配下として、それぞれの種族神に対抗した七柱の【邪神】が存在する。

※「アストルティア秘聞録」にて判明
 
種族神はルティアナによってナドラガ、エルドナ、ガズバラン、ワギ、マリーヌ、ピナヘト、グランゼニスの順に生み出された。
そのためルティアナが母親、彼らは兄弟であると定義づけられており、本人たちもそう認識しているが、人間などの各種族とは成り立ちが異なるため、血縁という概念があるのかは不明。
 
人間と竜族を除く5種族の神の名はドルワーム水晶宮にてその名前が確認でき、ゲームを始めて転生する際に選ぶ種族の像として出てくる。
当初はストーリーに関わってこないので冒険者たちにとっては無縁の存在と思いきや、魔法の迷宮で必ず見ることになる種族神像は彼らの像なのでなかなか馴染み深い存在である。
初期からエルドナが声のみ登場し、Ver.3.2でピナヘト、Ver.3.3でワギ、Ver.3.4でマリーヌが登場。
ガズバランはVer.3.5後期まで登場は無いが、クエストや討伐コンテンツで人物像が結構語られている。
グランゼニスはVer.1時代は表舞台に出ることがなかったが、【紡がれし勇気の絆】にて登場し、前作を経験したユーザーたちを驚かせた。
竜族の神ナドラガの存在はVer.3.1より判明。
 
Ver.6.4のストーリーでは彼らが誕生する前後の【神話の時代】に時渡りをする。
ナドラガとエルドナは幼少期の本人が登場し、それぞれ担当する大陸を創造している。ガズバラン以下の5名は未誕生。

種族神たちの対立

Ver.3メインストーリーには、ナドラガと他六柱の種族神の対立が大きくかかわってくる。
 
ルティアナの消滅後、長兄たるナドラガは驕り、自身が主神となり屈強な竜族が脆弱な他種族を従えるべきと唱えた。これに反発した六柱の兄弟神とナドラガの対立は、やがてそれぞれの種族を巻き込んだ神代の戦争へと発展。
最初は竜族が人間の住むレンダーシアを攻め立てて優位に立つが、徐々に他の種族に加勢されて劣勢になる。追い詰められたナドラガは大いなる闇の根源と手を組むも、グランゼニスと相打ちとなる形で敗北し身体を封印された。
そして、浮遊大陸ナドラガンドは5つの領界に分割されて残った五柱の神の管理下に置かれ、アストルティアから隔離。ナドラガの尖兵として他種族と争った竜族は領界の過酷な環境で生きるという罰を受けることとなった。
しかしながら、五柱の神の一部は末代の竜族にまで罰を与えるべきかという点で迷いを見せており、竜族の生活の支えとなる【恵みの木】【月】を残したり、現地の竜族を救いたいという【神獣カシャル】の嘆願を許可したりしている。
一方、ナドラガは敗北する際に自身の一部を【総主教オルストフ】として逃がしており、復活の機会をこっそりと狙っていた。
 
そして、解放者となる【主人公】と、竜族の神の器たる【エステラ】の登場によってオルストフの計画は始動し、Ver.3の物語へと続くのである。

関連項目