【とこしえの揺り籠】

Last-modified: 2023-10-22 (日) 22:45:17

概要

【アストルティア】の創造神話に登場する世界で【女神ルティアナ】の故郷。
アストルティア創世記で名前は出ていたが、Ver.5.4にて正式に本編で触れられる。本編での表記は「とこしえのゆりかご」。
 
神話によると滅びようとしていたこの世界の神はルティアナに【創生の魔力】を託す。
とこしえの揺り籠の住人達も「天の船フォーリオン」に乗り、ルティアナとともに揺り籠を旅立った。
しかしどこにたどり着くかもわからない旅は、住人たちにとってとてつもない苦痛であり、ルティアナはそんな人間たちを救うため、果実の力で【天使】へと作り替えた。
ルティアナはその後、久遠に続く苦難に満ちた旅の果てにたどり着いた安息の地でアストルティアを作ったという。
フォーリオンも天の船から【天星郷】として天使が住まう場所となった。
【滅星の深淵】内の記憶の結晶によると、【異界滅神の一族】に滅ぼされた事が語られており、更にVer.6.2で異界滅神の一族の正体が【ジア・クト念晶体】であったことが判明する。
現在その住民の中で【テトラル】のみが生き残っている。
 
このとこしえの揺り籠の詳細は現時点では不明だが、DQ10とDQ9の関連性が各所で示されていることから、DQ9の世界を指している可能性もある。Ver.6.4での内容からもそれが濃厚となった。
もしそうであるなら、星空の守り人がせっかく守った世界も結局滅ぼされてしまったという切ないことになるわけだが……。

時系列考察

とこしえの揺り籠=DQ9世界説に基づいて時系列を整理すると、以下のようになるものと考えられる。

  • DQ9のグランゼニスがDQ9世界とそこに住む人間を生み出す。
  • 下界の悪徳を憂いたDQ9のグランゼニスは人間を滅ぼすことを決意するが、娘の女神セレシアの身を張った説得により取り止める。彼女との誓いを果たさせるために、天使界とDQ9の天使を創造する。
  • 経緯不明ながら、その後にDQ9のグランゼニスは実体を失い、幾多の分身を遺す(DQ9宝の地図)。
  • ガナン帝国の暴虐の後、天使エルギオスが悪に堕ちる
    DQ9主人公がエルギオスを倒し、DQ9の天使は星空の守り人となる(ここまでがDQ9本編)。
  • DQ9世界の新たな神としてルティアナが生まれる。
  • ジア・クト襲来によりDQ9世界が滅亡し、ルティアナは他の神(恐らくセレシア)から未来を託され、DQ9の人間をフォーリオンに乗せて脱出する。
    その際に、ジア・クト達も何らかの痛手を受ける(【ジア・レド・ゲノス】の末期の台詞より)。
  • ルティアナは、永き宇宙の旅に耐えさせるためにDQ9の人間をDQ9の天使に似せた姿に作り替え、後にそれがDQ10の天使となる。
  • ルティアナは旅の果てにアストルティアの元となる地を見つけ、その子たる【種族神】を生み出しつつ、子と共にアストルティアの創生を進める(Ver.6.4で訪れる神話時代)。
    最後にDQ9のグランゼニス神にあやかって名付けられたDQ10の【グランゼニス】が生まれ、DQ9の人間を再現した種族としてDQ10の人間が創られる。
  • 新たな大地とそこに住まう種族が出来上がっていくにつれ、天使達の役割はそれを見守り、新たな神の候補を選定することへ移行していく。
  • 【アストルティアの楯】が完成したことで、アストルティアの存在をジア・クトから隠蔽することに成功するが、その前から【ジア・グオヌバ】が潜伏していたことが発覚する。
  • ルティアナ率いるアストルティア勢力とグオヌバが争い、その過程でグオヌバは【異界滅神ジャゴヌバ】に変質し、【魔瘴】【魔界】【魔族】【邪神】などが生まれ、ルティアナとジャゴヌバは相討ちとなる。
  • 【ナドラガ】と他の種族神が争い、最終的にグランゼニスとナドラガが相討ちとなり【ナドラガンド】の隔離が決定され、神々が歴史の表舞台から姿を消す(ここまでが神代の戦争)。
  • 【災厄の王】が出現し、初代【時の王者】が対応に当たる。その初代時の王者とは、アストルティアに渡っていた(恐らく【源世庫パニガルム】でコールドスリープしていた)DQ9主人公であったと思われる。
  • その後紆余曲折を経て、DQ10本編の現代へと至る。