【ぶちキング】

Last-modified: 2024-04-14 (日) 04:18:46

概要

モンスターズシリーズに登場するモンスター。
【ぶちスライム】の王様だが、【キングスライム】の色違いというわけではない。
王冠の装飾なのか本物かは不明だが、犬のような耳が付いていて、ブルドッグのようなキングスライムとなっている。余談だが、この耳はGB版のみ黒で、PS版以降は黄色になっている。

DQM1・DQM2

+値の高いぶちスライム同士や【キングスライム】【ユニコーン】などの配合で生まれ、ストーリー後半の【さばきのとびら】【しはいのとびら】には野生で出現する。
DQM1ではこちらのレベル(合計レベル1~18、PS版ではステータス)が低いあいだの限り【他国マスター】が連れていることもある。このレベル帯の個体としては素材としても上々なので狙う価値アリ。
いずれにせよ早い段階で仲間にするのは困難で、基本的には後半以降に登場するスライム系上位種の位置づけである。なお、DQM1ではこのモンスターは上記の配合で作れるにも関わらず、図書館で配合方法が不明扱いになっている(同様のことは【グレイトドラゴン】【サンダーバード】【ずしおうまる】などにも見られる)。
 
配合で重要なモンスターの一つであり、【メタルキング】【ワイトキング】など、いくつかの上位モンスターの配合元となる。
HPと攻撃力を中心に満遍なく成長し、耐性・会心率も高い。能力的にはライバル(?)のキングスライムを一歩リードしていると言って良いだろう。
ただし、本格的な成長はLv35を超えたあたりからなので、その意味でも早い段階での加入は厳しいものがある。
習得する特技は【だいせつだん】【ねむりこうげき】【くちをふさぐ】
特技の有用性では【ザオラル】を覚えるキングスライムに軍配が上がりそうである。
PS版テリー編の野生のものは何故かねむりこうげきの代わりに【マヒこうげき】を使ってくる。
 
はぐれ狩りスポットとしてよく活用されるしはいのとびらでは、【はぐれメタル】と一緒に出る上、
攻撃力999の【ばくれつけん】でも一撃では倒せず、眠り攻撃(PS版はマヒ攻撃)で邪魔をしてくるのが非常に厄介で嫌われている。
単純に攻撃力も高い上に【痛恨の一撃】まで出すので、3匹出たときはかなりげんなりする。めったに無いことだが、3匹全員に痛恨を出されて壊滅するといったことも起こりうる。
 
GB版では素の状態で休み、踊り封じ、息封じ、ギガスラッシュに強耐性を持ち、
特にGB版DQM1ではスライム系で唯一スライム系共通の弱点であるこれらを完全耐性に上げられる。
【ゴールデンスライム】のギガスラッシュ耐性を補完する場合に必須の強化である。
高めの会心率を持つキャラの中では配合の底上げで高耐性が得られるので対戦でも使える。
【1ターン休み系】に対する穴のあるゴールデンスライムは露骨に対策されたため、微妙な耐性の違いから真剣に選択枠として考慮された。
ただし、【マヌーサ】、麻痺耐性が完全にできないためその点には注意。
ちなみに休み耐性に限れば、最大まで上げられる種は他に【スラッピー】がいる。

ジョーカー2プロ

スライム系のDランク。
【ピピッ島】に野生の個体が生息。配合で作るにはぶちスライムを4体か【もりもりスライム】×【もりもりベス】で配合する必要がある。
ブルドッグな見た目だが、意外にも【ワンダーフール】を配合素材に使わない。
【ねむりブレイク】【まれにマジックバリア】、強化で【きょうせんし】、最強化で【AI1~2回行動】を持つ。
【タマゴロン】と配合すれば【ワンダーエッグ】が生み出せる。コイツを使った特殊配合はこれだけ。
所持スキルは【スラフォース】

テリワン3D

Cランクに昇格。
【しあわせの扉】(レア枠)、【きぼうの扉】に野生の個体が生息。
位階配合では作れず、前作と同じ組み合わせで作れる。特殊配合先も同じ。
【スタンダードボディ】【くじけぬ心】、まれにマジックバリアの特性を持つ。
+値を上げることできょうせんし、【ベタン系のコツ】を得る。

イルルカ

今作からは位階配合で作れるように。
【宿り木の塔】の砂漠エリアに生息。【イル】or【ルカ】を見かけると勢いよく飛びかかってくる。
【新生配合】でベタンブレイク、【メガボディ】化でAI1~3回行動、【ギガボディ】化で【ふくつのとうし】、SP版では【超ギガボディ】化で全ガードブレイクを得る。

DQMSL

特別クエスト「魔物達の楽園」の討伐モンスター。【スライム系】Sランク。
特性は【AI1~3回行動】【ときどきマジックバリア】
リーダー特性は「全系統MP+15%」。
特技は【プチマダンテ】のみだが、【楽園のたまご】で特技をカスタマイズ可能。
【ベホマラー】と「まがまがしい光」辺りを付けてやると、クエストで使いやすいか。

新生させる事で特性に【死亡】時に味方全員を3ターン【じどうMPかいふく】状態にする「王さまの心得」、
味方全体に【マインド】を防ぐ「マインドバリア」の効果に加え、スライム系にのみ【スクルト】も付与する体技「王さまバリア」を覚える。

ライバルズエース

真3弾カードパック「星降りの決戦」にて実装。魔法使い戦用のスーパーレア。

7/1/1 スライム系
召喚時:GET(1)
BET:+1/+1を得る
死亡時:このユニットの攻撃力の数分1/1のぶちスライムを出す

BET効果を加味してもスタッツは貧弱だが、このカードの真の価値は死亡時効果にある。
死亡時に【ぶちスライム】に分裂するのだが、そのぶちスライムも死亡時に攻撃力の数分のスライムに分裂する効果があるため、場にはマトリョーシカのようにしつこくスライム系ユニットが残り続けることになる。
そのため、【イル&ルカ】でのスライム系攻撃力増加を乗せればさらに加速度的に分裂数が増えるし、残ったところを「スラフォース」で全体強化できるのでそれらと相性が抜群。スライム系デッキの切り札になれる。
反面封印は天敵で、【零の洗礼】で1コストで処理されてしまう。
カードは強力だったのだがいかんせんこの弾でのゼシカはこれ以外がドラゴン推しであり、かってスライムゼシカのフィニッシャーだった【ダークキング】【魔導召喚】がスタン落ちしていたのもあってあまりふるわなかった。

余談

このモンスターはDQ6には登場しないが、漫画版【ドラゴンクエスト 幻の大地】の背表紙には何故か【チャモロ】を差し置いて登場している。
【神崎まさおみ】【ぶちスライム】大好きだからだろうが、後にチャモロを描き忘れたお詫びを最終巻のカバー裏でしている。