概要
DQ7以降に登場する、【猫】の【魔法使い】のような獣人型モンスター。
グレーの毛皮で、黄色い衣を着ている。やはり猫背。
本編では序盤の【メラ】係をつとめる1匹。
同種色違いモンスターに【ジャガーメイジ】、【ベンガルクーン】、【ダークペルシャ】、【にくきゅうまどう】、【ミケまどう】が存在する。
モンパレではおおねこまどうが登場する。倒すと元に戻る。
初登場時のドットでは黒目が描かれておらず、険しい表情も相まって良く言えばモンスターらしく恐ろしい、悪く言えば可愛げのない顔つきだったが、イラストでは黒目が描かれており、猫らしく愛嬌のある姿をしている。
奇しくも同じ猫モンスターの【キャットフライ】と同じである。
「杖を持った猫」というコンセプトは、【鳥山明】の「DRAGON BALL」に登場する「カリン様」と似ているが、あちらは細目でふてぶてしい感じのデザインかつ服を着ていないので獰猛な感が強調されたねこまどう族とは見た目の印象は結構異なる。
DQ7
【東の塔】での初登場後、過去【オルフィー】周辺に至るまで、かなり長い間出現し続ける。
メラを2回まで唱えられる上にステータスも周囲と比べると高い。打撃しかしない【サボテンボール】並みにある。
こんなのがメラを持っているので火力はトップクラス。初めて遭う段階では脅威。早めの回復を心がけ、優先して潰そう。
報酬は多目ではあるが、落とすアイテムは【ひのきのぼう】。
今更過ぎでゴミ同然のものだが、気分だけでも魔法使いの杖。
【モンスターパーク】では本猫曰く「わたしは考えるネコにゃ。だから呪文も使えるにゃ」とのこと。かわいい。
リメイク版
モンスターパークに送ったねこまどうに【すれちがい石版】を探しに行かせるとき、以下の名前が当てられる。
一匹目 | 二匹目 | 三匹目 | |
名前 | キャット | ニャーこ | コデラン |
また【移民の町】の教会では神父として登場する。
DQ8のあいつと違い丁寧な神父らしい口調である。
しかし冒険の書への記録だけはしてくれない。種族は違えど同じモンスターの【あくま神官】は記録してくれるのにこの差は一体?
ラリホー等で眠らせるとあくびをして眠る。かわいい。
眠る際の動作があるモンスターは他に【ゾンビーアイ】などもいるが意外と少なく、妙に恵まれたモンスターと言える。
漫画版
【カラーストーン採掘場】のボスのような扱いでアルス達に襲いかかる。
人間を見下しており、他のモンスターを使役して一行を苦しめたがキーファの作戦を見抜けず、油断したところを後ろから剣で刺されて倒された。
DQ9
同じ猫ポジションの【しましまキャット】系列を蹴って再登場を果たす。
【エラフィタ地方】に出現し、相変わらず序盤のメラ係を務める。
とはいえ、DQ9の序盤はモンスターの出現数が少なく、こちらは4人で対抗できる時期なのでボッコボコの袋叩きにされてしまう。カワイソス……。
ちなみにメラは暴走する可能性があるので早く倒して正解ではある。
なお、顔を洗うというネコらしさを強調した【無駄行動】が追加されている。
DQ9のこの系統はかなりほのぼのしている。まめちしきではネコゆえ顔を洗うことにやたらご執心らしい。
落とすアイテムは通常枠が【かしの杖】、レア枠が【きぬのローブ】。
DQ10オフライン
【キャットフライ】、【プリズニャン】系統と本編で初共演。
【コルット地方】、【レーナム緑野】に生息。【メラ】を使うが、顔を洗って何もしないこともある。
通常ドロップは【まほうの小ビン】、レアドロップは【イエローアイ】。
【NPC】としては、【猫島】の住民である【モミャー】と【ミュベス】、【魔法使い】の職業クエストを依頼してくる【リュナン】がいる。
DQ10オンライン
仲間にもなり、強力な魔法アタッカーとなる。
魔界には【ねこまどう・強】がいる。
詳細はこちらを参照。
DQM1(PS版)・DQM2
獣系として登場。
野生では2のイル編【水の世界】と、ルカ編【旅人の世界】のフィールドに出現する。
配合では同じ猫のモンスターである【キャットフライ】に【ひとつめピエロ】、【エビルワンド】、【しにがみ】などの組み合わせで誕生する。
習得する特技は【メラ】、【マヌーサ】、【モシャス】。モシャスは化けネコってことだろうか。不思議な異世界で出てきた場合、強い仲間モンスターに化けられると中々厄介である。
ステータスは賢さはもちろん伸びるのだが、それ以上に攻撃力も伸びる。しかしそれ以外は非常に残念なことになっている。耐性面も穴だらけでかなり厳しい。
これを血統にして【ゴートドン】、【ユニコーン】を相手に配合すると【キラーパンサー】が、【ヘルホーネット】相手だと【フェアリーラット】が、悪魔系相手だと【けもののきし】が誕生する。
なお、他のDQ7初登場モンスター同様に図鑑では系統の後ろの方に乗っている。
キャラバンハート
動物系のCランク。重さは3。
野生ではサマルトリア地方などに出現する。
動物系に動物系の心と悪魔系の心を与えると転身できる。
習得する特技はメラ、マヌーサ、【まねまね】。
ステータスは序盤にMPと賢さが一気に成長し、そして打ち止めとなる。
そして最終的に一番伸びるのはやっぱり攻撃力である。
これに限らず、【あくま神官】や【まどうスライム】といった、キャラバンハートの見た目魔法使い系は何故か攻撃力がやたらと伸びる傾向になる。
ねこまどうをベースにした特殊転身はあくましんかん。+16以上の状態でねこまどうの心2つ、または+4以上でまどうスライムの心2つを与えると転身できる。
転生士の能力で転生させると、ランク1の【魔法使い】(子供・男)になる。
テリワン3D
魔獣系のランクC。名前のまんま魔法使い系のステータスの持ち主。だがMPは妙に低め。
【さばきのとびら】や【かがみのとびら】に棲息しているが、一般配合で早期に生み出すことも可能。
【メラ系のコツ】の特性と【メラ&バギ】を持つため、メラ系の呪文を使わせやすい。
【れんぞく】(2回)も持つが攻撃力がかなり低くほぼ死に特性。
+25で【イオ系のコツ】が、+50で【ひん死で呪文会心】が解放され、より呪文が得意になる。
だが耐性面が微妙で、対戦で使うにはいささか辛いものがある。
どうしても使いたければVS体技とやみのばくえんSPでも搭載しておき、属性耐性を埋めつつお得意のメラ系やイオ系を主軸にするといい。
眠り耐性は埋めにくいがさいみん辺りで混乱・眠りを同時に埋めておけば安定性は上がるだろう。
イルルカ
魔獣系のランクD。【水の世界】のいにしえの灯台に生息している。
呪文を唱え【フレイム】を召喚するなど芸達者。
【新生配合】で【メラブレイク】、【メガボディ】化で【AI1~2回行動】、【ギガボディ】化で【イオブレイク】を習得。
DQM3
魔獣系のランクE。NPCとして【エビルプリースト】に仕える【ニャーゼル】が登場。
野生では出現せず、魔獣系と悪魔系の系統配合、【キャットフライ】と悪魔系の特殊配合で生み出せる。
特性は【魔力暴走率アップ大】、【ラストスタンド】(Lv20)、【いきなりインテ】(Lv40)。
Lサイズ化で【1~3回行動】、【やまびこ】、【マジシャンズハイ】(Lv60)を習得。
所持スキルは【火の心】。
【ホークマン】との配合で【シルバーデビル】、【スライムダーク】との配合で【ダークペルシャ】が生み出せる。
バトルロード2
第六章から登場。
ステータスはHP:509 ちから:33 かしこさ:108 みのまもり:27 すばやさ:41。
使える技は「メラミ」と「バギマ」。
前者は炎の弾を飛ばして敵1体を攻撃。後者は風の呪文で敵全体を攻撃。
高い賢さから繰り出される呪文は強力で、攻撃呪文に高い耐性を持っている。
状態異常に対する耐性も高いのが魅力的。
賢者と組むと、メラミが敵1体に殴りかかる「にくきゅう」に変わる。
こちらは実際の威力はとても低いが、会心の一撃が高確率で出るので意外と使える。
トレジャーズ
お宝として【ねこまどうの像】が登場。
モンパレ
まじゅう系Fランク。遠隔タイプで、通常攻撃時は杖から火の玉を飛ばして攻撃する。初期とくぎはもちろんメラ。
本作ではFランクの中でも妙に高いHPが特徴。素のランクのままでも上位種2匹より高く成長する。
HPの他はかしこさがやや高い程度で他は平均的だが、高いHPのおかげで死ににくい呪文アタッカーという意味ではしっかりとキャラが立っているモンスターだった。
魔神化の実装もされていたためやや優遇されている扱いであったといって良いだろう。
ウォーク
メインストーリー2章4話~2章7話などで出現する。メラや顔を洗う無駄行動も健在。
こころの色は紫でコストは21。グレードSでメラを覚える。
ライバルズ
スタンダードパックにて初期より実装。共通ユニットのレア。
1/0/2
自分のターン終了時ランダムな敵1体に1ダメージ
生存させ続ける事でターンエンドにメラを使ってくれる。対象が敵リーダー含むランダムであるため安定せず攻撃力も0である点が弱く、即座に対象を選んで1ダメージを出せる【メラゴースト】の方が使いやすいため、わざわざデッキに入れることは無かった。
タクト
魔獣系のEランク、まほうタイプで登場。
使用とくぎは【メラ】/【ギラ】
スライムもりもり(漫画)
「猫まどう【スズのすけ】」として度々【スラリン(スライムもりもり)】たちの前に立ちはだかる。しかしそのたびに名前を忘れられる。