練習ページ/1005

Last-modified: 2023-08-10 (木) 22:22:42
  • 主な変更点
    • 1:変動ボーナス、2:固定ボーナス の順に変更 割合撃墜→固定撃墜(変動ボーナス)→最低保証(固定ボーナス) の順に撃墜が行われるのでこちらの順の方が良いはず
    • カットイン表に発動優先度の項を追加
      • 単に優先度順だけにすると艦が入れ替わったりして「誰が対空CIを使えるのか」がわかりにくくなるためあくまで使用艦を基準としたデフォルト並びにしつつ並替して見れるようにtablesort化
      • デフォルトの並び順は汎用→複数艦種をまたぐ→専用を艦種順 複数の艦種で同じCIを共有している枠がどこに置かれるか分かりづらい
      • 新優先度は固定ボーナスが高い順におおむねなっているが、判定ロジックがあるわけではなく全種の優先順が1列に定めてあると思われる(一部で並びのおかしいものがある)
      • 夜連撃○×は増設装備がいろいろ出てきてややこしくなったので削減
      • 「対空じゃない機銃」が現状存在しないので 対空機銃→機銃 に省略
      • 単体発動率は改解析か何かでわかっているようだけど記載するかは保留。いくつかは発動率変更も入っている様子。入れるなら備考の前?
    • 14年実装当初あたりを基準にしていると思われる「高射装置を使うのが基本」系の記述を削除
    • 13種が普通に発動可能になった 性能ははっきりしないので検証待ち
    • 全艦の全CIが同じテーブルの上で判定されるようになった?と思しいので「個艦の発動判定」をまるまる削除、「艦隊の発動判定」を「複数の発動判定」に変更。推敲はあまりできていない
      • 旧記述はどこかに残しておいた方が良いと思う(同ページだと容量が大変なので別ページ化?)
    • 固定ボーナスの解釈は現状のままで良いのだろうか?という疑問(敵の汎用8種は変動1.4で固定0→固定5になる?)
    • 敵の対空射撃回避は固定ボーナスも回避するらしいけどよくわからなすぎるので誰かに説明してほしい
    • 「艦種別対空カットイン装備サンプル」は触っていません
  • 修正や校正は適宜入れてもらって構いません
 

対空カットイン射撃

  • 艦対空迎撃システムの一部。対空CIと略記されることが多い。
    対空カットイン発動に成功すると、対空砲火による敵攻撃機/爆撃機の撃墜数を増加させる効果を持つ。
    • 2014/11/14アップデートにより実装。2023/05/26アップデートにより発動順設定が変更された。
    • 当たり前だが、そもそも対空砲火の撃墜対象にならない艦戦等は対空CIでも撃墜できない。
  • カットイン発動艦と、敵航空機を実際に対空砲火で迎撃している艦と、その後敵機から攻撃を受ける艦は、それぞれ別個に選ばれる
    • 実態としてはバフである。
      自分も含む全体強化バフを発動することで、実際に迎撃する艦が他艦であっても自艦であっても対空砲火を強化できるというイメージが近いか。
    • 自分に向かってくる敵機に直接対抗するという意味での個艦防空はシステム上存在しない。しいて言えば対空噴進弾幕がこれに近い
  • 発動演出のタイミングは、航空戦開始から航空攻撃の間(味方・敵の発艦カットインから航空機が少し飛んだ後)
    • 演出上、対空カットインのに「 制空権確保! 」などが表示されるが、実際はその前に制空権は決定されている
      このため、対空カットインが発動しても、制空権に影響することはないので注意*1
    • よく見ていると、艦載機が撃墜される演出が2回入っていることがわかる(制空戦撃墜と対空撃墜にそれぞれ対応している)。
  • 対空カットインは一律ではなく、複数の種類が存在する。どのカットインが発動したのかを示すのが「種別値*2である。
    下記の対応艦ごとに、各カットインに必要な装備の組み合わせを満たしている場合に一定確率で発動する。
    • 種別ごとに単体発動率発動優先度が設定されており、出やすいカットインと出にくいカットイン、競合になったときに優先されやすいカットインとされにくいカットインがある。
      詳細は、発動判定・発動率・優先度について」節を参照のこと。
    • 連合艦隊の場合、第一/第二艦隊どちらに配備された艦でも発動できる。
    • 補強増設の装備を組み合わせに含むことも可能。
    • 装備する艦娘によっては「特殊高角砲」および「特殊機銃」は扱いが異なる場合がある。
      当該装備は表下の記述を参照のこと。
 
  • 2023/05/26に実施された「【対空カットイン射撃】データベース再構成」により、【対空カットイン射撃】の扱いやすさが向上した*3
    このアップデートにより、これまでの仕様から変更された部分は大きく2つあると推定されている。
    • カットイン構成の多重判定
      • これまでAtlantaFletcher級にしか適用されていなかった、「複数種の対空カットイン判定」が全ての艦娘に適用された。
        これにより、これまで個別判定となっていた複数のCIパターンを持つ艦娘のCI発動率が向上した。
    • カットイン発動判定の優先度変更
      • これまでは「種別値の大きさ」が判定条件になっており、実装時期が新しいCIが優先されるようになっていた*4
        新しい判定方法では、一部異なる部分もあるが大まかに言って以下の順に判定されている。
        優先度大:「固定ボーナス値が高い」>「固定ボーナス値が低い」>「変動ボーナス値が大きい」>「変動ボーナス値が小さい」:優先度小
      • この仕様変更により「カットイン性能の高さ」で判定されるようになり、秋月型摩耶改二のように初期に実装された防空艦を編成するメリットが大幅に増大した*5
         
  • カットインの種類(種別)毎に以下の2種類の強化効果があり、どちらの効果も全艦に与えられる。
    1.変動ボーナス:種別に応じて、全艦の固定撃墜数が倍率で増加する*6。(ただし、実際に効力が発揮されるのは迎撃艦が固定撃墜に成功したときのみ
    2.固定ボーナス:種別に応じて、全艦の最低保証撃墜数が固定値で増加する*7
    • 対空カットインが発動していない場合、変動ボーナス補正は×1.0*8、固定ボーナス補正は+0。
      例:秋月型が種別1の対空カットイン(変動ボーナス補正1.7、固定ボーナス7)を発動した場合
        固定撃墜計算時に、全ての艦の「加重対空値+艦隊防空値」が変動ボーナス補正によって1.7倍になり、最低保証撃墜数が1機から+7されて8機になる。
        詳細な計算については、当該節を参照。
      海外圏とのすり合わせ
      • 当wiki(日本圏)では最低保証撃墜数が1機から+7されて8機になるという解釈だが、海外圏では、最低保証撃墜数を1機から8機に変更するという解釈がとられている。
        結果は変わらないように見えるが、最低保証撃墜数が0機になっている敵側の対空カットインにおいて差異が生じる。

対空カットイン一覧表

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一部艦に必要な特殊な装備について

  • 特殊機銃
    特殊高角砲同様に、一部のカットインは通常の機銃では発動できず、性能の高い特殊機銃を使う必要がある。
    その組合せ以外では、通常の機銃と扱いは変わらない。
    • 一部のカットインでは、逆に特殊機銃では発動できないものもある。
    • 素対空9以上特殊機銃、8以下は特殊機銃ときれいに分かれている。
  • 対空電探
    (潜水艦装備以外の) 素対空値を持つ電探。
    • 潜水艦装備は、素対空値のあるものでも現状汎用対空CIは発動しない。
    • 索敵値が+5以上のものは水上電探も兼ねている。
      詳しくは電探早見表を参照。
  • 特定装備
    実装が後期の対空カットインに増えているが、特定の装備でないと専用カットイン発動できない艦もある。

その他仕様

  • 「必要装備」以外の残りの装備スロットは自由な組み合わせが可能。
    • 主砲or副砲が合計2つになるようにすれば夜戦連撃が可能。
    • 弾着観測射撃が可能で装備スロット4つ以上の艦は、主副カットインや主電カットインと対空カットインを両立することも可能。
      • 更に小口径主砲か中口径主砲装備可能なら、昼連撃と対空カットインの両立も可能。
  • 種別が異なるカットインでもボーナス効果が同じ場合はある。
    逆に、同じカットインでボーナスは同じでも最終的な撃墜数は艦によって異なる。
  • 複数種類の対空カットインが発動できる艦隊の場合、1戦闘で実際に適用される(発動する)カットインはそのうち1つになる。
    • 多重カットインの判定方法については下記(発動判定・発動率・優先度について)を参照。
    • 基本的に効果の高いカットインほど優先順が高いように整理されたため、効果の低いカットインが効果の高いカットインを上書きしてしまう可能性は以前ほど気にしなくてよくなった。
  • 演習相手や深海棲艦も対空カットイン判定は行われているようだが、発動しても味方側のような表示はない。
  • アーケード版は対空カットイン発動艦が自分で撃墜するという演出のため勘違いしやすいが、ブラウザ版のこちらはあくまで撃墜可能数強化である。

発動判定・発動率・優先度について

※2023/05/26のアップデートによりこの項の内容は以前と大幅に仕様変更されました。

  • 複数の種別の対空カットインの装備条件が同時に満たされている場合、または複数の艦でそれぞれカットイン条件が満たされている場合、それらのどれかが発動する。
    1回の戦闘で発動する(適用される)カットインはどれか1種類のみ。
    ただし実際の発生頻度には偏りが生じる。
    • 例1:皐月改二文月改二がそれぞれ25mm三連装機銃 集中配備を装備している場合、
         皐月がカットインする場合と文月がカットインする場合があり、皐月の方が若干頻度が高い。
    • 例2:10cm高角砲+高射装置10cm高角砲+高射装置13号対空電探、と装備した艦がいる場合、
         この艦は5種8種の2種類のカットインのどちらも出す場合があり、5種の方が頻度が高い。

    • 例3:同じ9種を装備した睦月と如月がいる場合、睦月と如月のどちらのカットイン頻度が高いかは編成順による。
  • 一部艦は一部のカットインが発動できない場合がある模様。
    • 摩耶改二10種の高角砲を特殊高角砲にして13種を満たすようにしても実際には13種は発動しない?
    • 秋月型1種5種を満たすようにしても実際には5種は発動しない?
    • 秋月型2種8種を満たすようにしても実際には8種は発動しない?
    • これらは実際には複合多重カットイン状態になっているうちの1つが出ないだけであり、主たる専用高性能CIは問題なく出るため実用上は問題ない。
  • 対空カットインの発動判定に関する仮説のまとめ。長いので閉じています。

    艦隊の発動判定(仮説)

    • 艦隊内で複数の対空カットインを発動できる場合、その判定は次のように行われていると考えられる。
    1. カットインの種類(種別)毎に設定された優先順が高い順に発動判定を行う。
    2. 同じ種別値のカットイン艦が複数居る場合は、編成順の上から順に判定を行う。
    • 例:上から順に艦娘1,2,3が艦隊におり、艦娘1が種別A(発動率40%)、艦娘2が種別A(40%)、艦娘3が種別B(60%)の対空カットインを発動可能な場合(種別値の大小はB>Aとする)。
      • まず種別値が大きいBのカットインの発動判定を行った後、艦娘1→艦娘2の順番でAの判定を行う。
        そのため各艦の発動率内訳は以下の通りになる。
        ・種別B(艦娘3が発動) 100*0.6 = 60%
        ・種別A(艦娘1が発動) (100-60)*0.4 = 16%
        ・種別A(艦娘2が発動) (100-60-16)*0.4 = 9.6%、よって種別Aの発動率は25.6%
        ・カットイン不発 (100-60-25.6) = 14.4%
        艦隊の発動判定.jpg
    • 単体発動率判定に用いる乱数は各CIで独立している。
      • このため装備条件を満たした艦を複数投入することで上記例のように発動率上昇が見込める。ただし最終的に発動するのは1戦闘につき1種類。

艦種別対空カットイン装備サンプル

※駆逐・軽巡・重巡・戦艦に関しては、昼戦および夜戦の弾着観測射撃が一切不可となるサンプルは除外している。


*1 制空戦迎撃によって敵機スロット毎の搭載機数が減少した後なので、対空砲火の割合撃墜計算は制空権の影響を受けるのだが、これは対空カットインの効果外
*2 通信API上で区別するための値。ちなみに実装順
*3 検証結果
*4 結果として、性能の良否に関わらず新型CIが優先され、種別値は低いが性能の高いCIが阻害されていた
*5 防空艦の優先度を比較するとAtlanta(全種)>摩耶改二(10種)>榛名改二乙(46種)>秋月型(1種)>Fletcher級(34種)となる
*6 対空カットイン変動ボーナス補正と呼ぶ
*7 固定ボーナスが2なら、最低保証撃墜数は1+23機
*8 対空砲火の割合撃墜は、固定撃墜の前に計算される
*9 後に高射装置搭載の史実が無い90mm単装高角砲が登場
*10 名前を読むと単体で種別値9に該当しそうに見えるものも、実際には該当しないということ