キャラクター
名前 | JP : ヘルマン KR : 헤르만 EN : Hermann CN : 赫尔曼 |
性別 | 女 |
所属 | N社 |
年齢 | ??? |
声優 | ビ・ジュオン |
N社の理事を務めている人物で、かつて旧G社にて虫化生体手術に関わっておりグレゴールの手術を行っていた経歴も存在する。
グレゴールの事は特別視しているようで息子と呼び、グレゴールも彼女のことを母と呼んでいる。
リンバスカンパニー同様に「黄金の枝」を集めようとしている。
Leviathanでは彼女本人は登場していないが、薬指に拉致されたアセアを救出させるためN社の新九人会に所属したクボを送った。
赤い視線 ヴェルギリウスの発言から、N社の主要産業である自殺自販機は彼女が運営しているらしい。
幻想体 黄金色の林檎もとい偽物の林檎戦にて、ユーリを犠牲に黄金の枝を獲得しようとしたとき、N社の九人会が登場する。
ユーリのことを殺すのに躊躇していたグレゴールの目の前で堂々と殺し、黄金の枝を奪っていった。
ダンジョン3層目でマニュキュアをした女性の手に潰されてゆくシーンがあるが、あの手は彼女のものである。
ユロージヴィ所属のソーニャへ黄金の枝を入手するよう指示をしていた。
だがソーニャはロージャへ譲ってしまったため、失敗に終わった。
しかし、彼女は「最後に枝束を手にするのは誰であるかが、より重要だからね。」という発言をする。
3章では彼女やN社九人会は一切登場しなかった。
しかしメイン対立組織であったN社の異端審問官がK社の巣にあるカリフ村を荒らしていたことが問題視されていなかったうえ、
K社の涙を流すものの視聴覚飼料として拷問の様子を録画し、使用されていたこと
そして、黄金の枝との共鳴など様々なことを考えるに、彼女がK社と契約を交わし、これらのことを計画したのではないかと思われる。
イサンの自我心道にでN社に囚われていた際には「鏡と硝子の世界のあらゆる可能性を破壊する方法」をイサンに求めた。
その際クボはイサンへN社に加入するか尋ねたが、断られた。
ピークォド号の船長 エイハブがリンバスカンパニーの囚人たちに敗北後、大きな戦艦と共に彼女が登場。
「奪われたのはたかが「一匹」の鯨でしかないだろうに。」
「船長。あの蒼白な鯨が、本当にこの全ての可能性の世界に一匹しかいないと思っているのか?」
「あなたが探しているあの鯨、今度は手ずから殺させてあげよう。」
「全ての世界の、蒼白の鯨を殺すように。」
と彼女はエイハブに語り掛け、N社に加入させようとした。
ワザリング・ハイツ邸宅にて起きた事件の黒幕は全て彼女であった。
最終的にリンバスカンパニーの囚人たちは魔王ヒースクリフとの戦闘に勝利するが、その際に共鳴した黄金の枝は白くなってしまった。*1
もう1つの黄金の枝は事件を起こしたネリーが彼女へ渡すために持ち去っていった。
ちなみに彼女がグレゴールのことを息子と呼んでいるからなのか、旧九人会に所属していたアセアもグレゴールのことをヘルマン理事の息子と呼んでいる。
2章の発言から、これから起こる事件は全て彼女が黒幕なので、N社とリンバスカンパニーの決戦で全ての黄金の枝を奪うつもりなのではないかと思われる。
現状、彼女は並行世界の破壊し、唯一無二の世界に残すことを目的としているのではないかという推測がある。
余談
- モチーフは『変身』の著者フランツ・カフカの父のヘルマン・カフカと思われる。ヘルマン・ブロッホもモチーフにしてる可能性もある。
- アセアの言葉によれば、有能な科学者たちはどんな手段を使っても確保するということから、もしかしたらファウストがN社に誘われていた可能性もあった。
- 旧九人会のクボ、アセア、ユーロジヴィのソーニャ*2、ピークォド号船長のエイハブ、ワザリング・ハイツ邸宅バトラーのネリー*3、と各章の登場人物と予め関係を持っていたことが分かる。
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