初代MHより登場している戦闘補助アイテムの一つ。
目次
概要
- 怪力の種の成分を増強剤やマカ漬けの壺によって強化した赤色の薬。
飲んだ者は一時的に鬼の如き力を得ることが出来る。
市場には滅多に出回らず、調合の難易度も中々高いという貴重品。
ちなみに市場での相場は僅かながら硬化薬より高い。
- 怪力の種と違い、力尽きるかクエスト終了まで効果が持続する。
その代わりに上昇量は少ない。つまり徹底して持続力を重視したアイテムだと言える。
- 本当にごく稀だが、武具の素材として要求される場合もある。
最近はずいぶん減ったが、無印ではこれを素材として用いる武器が5つもあった。
- 鬼人薬や硬化薬の最大所持数は5個なのだが、
3回力尽きるとクエスト失敗である上、硬化薬と違いモンスターの攻撃などにより打ち消されることがない以上、
力尽きるまで持続するアイテムを5個持つ意味は基本的に無い
(一応モガの森や未知の樹海の探索、大討伐など、無意味では無い状況も少なからず存在する)。
MHXからは食事スキルでネコの報酬金保険を手軽に発動できるようになったため
4個まで持つことに意味があるケースが増えた。- 狩技「不死鳥の息吹」では効果が消されてしまうため、一応5個持つ意味はある。
実用性はさておき、緊急時に息吹の回復量を確保するための保険的な使い方も可能。
- 狩技「不死鳥の息吹」では効果が消されてしまうため、一応5個持つ意味はある。
- アルビノエキスと調合することで、
上昇量が+5になる鬼人薬グレートを作ることが出来る。
しかし調合難度は非常に高く、確実に調合するには5冊の調合書を揃えなければならない。
市場にも全くと言って良い程出回らない為、硬化薬グレートと共に「幻の薬」と呼ばれている。
それにしてもフルフルやギギネブラの体液が入っている物を飲むハンターの勇気がすごい。
- 基本的にMH3以前は、鬼人薬は武器倍率+3、鬼人薬グレートは武器倍率+5。
MHP3以降は鬼人薬は武器倍率+5、鬼人薬グレートは武器倍率+7である。
- 一般の人でも気軽に飲めるなら実に便利そうな薬だが、ハンター向け以外の用途は不明。
腕っぷしが強くなると悪用されかねないということで、一般向けには規制されている可能性はあるか。
一応素材は怪力の種とにが虫とハチミツということで作れないことはないと思われる。
MH3
- 調合に使う増強剤やアルビノエキスなどの入手性に難があり、おいそれとは使いにくくなった。
そのため、MHP2Gから入ってきた人は困惑したと思われる。
一応オンラインではたまに交換屋で増強剤が手に入ることもあったため、利用した人もいるだろう。
- それでもオフラインの村クエストでは無くても何とかなるが、
オンラインで挑戦できた街上位クエストはモンスターの体力がいずれもかなり多く、
ソロで挑む際は非常に重宝する。
特に上位のジエン・モーランや、神アルバ、世界ジョーなどのイベントクエスト限定の強化個体に至っては、
あまりに膨大すぎる体力故に、ソロで行くなら火力補強用として鬼人薬グレートは必須とまで言われていた。- MHP2G以前と同じく食事効果との重複はしないが、
どのような食事内容が出てくるかはランダムだったため、出番は多かった。
- MHP2G以前と同じく食事効果との重複はしないが、
MHP3
- 上述した通り鬼人薬は武器倍率+5、鬼人薬グレートは武器倍率+7に増加した。
MHP3ではドリンク効果(攻撃力UPは勿論短期催眠術も含めて)との重複を起こせるようになった。
MH3G
- MH3Gではモガの森に出るドスバギィからグレートを入手可能。
しかし睡眠袋の液体がアルビノエキスの代わりになるのか?
また、マカ壷のお面で生成することもできる。
根気さえあればかなり低コストで量産できるため、暇を見つけて溜め込むのも悪くない。
- 食事効果(攻撃力【大】で+7)とグループが同じなので、それと重複させることは出来ない。
食事で攻撃力を上げる場合は鬼人薬が不要となる。この点に注意しよう。
要するにMH3以前の仕様に戻ったことになる。
MH4(G)
- MH4は全体的にモンスターの体力が多めで、
長期戦になりがちなソロの連続狩猟の場合は持ち込んでないとやってられないといえるほどお世話になる。
特にMH4Gのゴグマジオスにソロで挑む場合はこれがなくてはやってられなかったほど。
MHX(X)
- 上昇値は4シリーズと同じだが、食事効果と違うグループになり、重複するようになった。
MHP3と同じ仕様と言える。
これにより長期戦が見込まれる戦いや最大限の火力を出すTAにはほぼ必須のアイテムとなった。
超大型モンスターや二つ名持ちモンスターとの戦いでも非常に重宝される。
- 今作ではふらっとハンターやニャンター派遣でフルフルを標的にした場合、
わりと高確率でアルビノエキスが手に入るようになった。
特に上位やG級個体を出現する度に行かせていると、フルフルを狩る間もなくうなぎ登りに在庫が増える。
MHW(:I)
- 上昇値は4シリーズと同じ。グループが単独で他の攻撃アップ系と被らないのはMHXから継続。
今作では調合素材の「アルビノエキス」が登場しておらず、
代わりとして「滋養エキス」が新登場し調合素材となっている。
- ちなみに、鬼人薬(グレート含む)を飲む時間は全アイテムの中でも最長の部類。
一度飲めば力尽きるまで永続なため通常プレイで問題になることはないが、
TAで数分程度でクリアできてしまうクエストの場合は、飲む時間を攻撃に回した方がダメージを稼げるため、
鬼人薬を使わないTA動画も多々存在する。
- 続くMHW:Iでも効果は特に変化がなかったが、
長い時は数時間連戦することもある導きの地が実装されたことによって需要は増した。
ムフェト・ジーヴァやアルバトリオンのようにTA前提の火力盛り装備でも一定時間かかるモンスターの参戦もあり
火力的な期待が十分見込めるように。*1。
鬼人薬グレート本体を錬金でいくらでも入手出来るようになり、
使用を躊躇う必要がなくなったのも追い風である。
MHR(:S)
- 今作ではフルフルが復活したため、鬼人薬グレートの調合法はアルビノエキスと鬼人薬の調合に戻った。
それ以外はMHWに準じており、食事効果などと重複するのもそのままである。
- 今作ではアルビノエキスをポイント交換できるため、前作に引き続き運用しやすい。
レートは1つ当たり500ポイントと若干高くも見えるが、
水没林や溶岩洞辺りの上位探索ツアーで特産品マラソンを行えば3分で1万ポイント程度の割合で溜められる為
余程のものぐさでない限り枯渇してしまうということはないだろう。
ほぼ何もしなくても大量入手できたMHW:Iが異常だっただけで、今作でも使用を躊躇う必要はない。
- 今作では高会心低攻撃力のナルガ武器が有効な武器種が多く、
そうでなくても上位までのためMHW:Iよりも相対的な有効度は高い。
これは怪力の種や鬼人の粉塵にも同じことが言える。
- 今作から梨型のフラスコの様なアイコンに変更されており、他のアイテムとの見分けやすさが向上した。
これで過去作の様にホットドリンクと取り違えることがなくなる…かと思いきや、
今作ではホットドリンクがリストラされてしまった。
これで永遠に間違えることがなくなった。
- 使用速度は相変わらず遅めの部類だが、それでも固有の行動が多いクエストには高い効果を発揮するのも以前と同様。
特に今作はナルハタタヒメの破龍砲or撃龍槍チャンス時にほぼノーリスクで使えるし、
他にも百竜夜行の準備中に飲む、マルチプレイで誰かが操竜状態となっているときに飲むなど
前作以上に飲む時間を確保しやすくなっている。
- 地味な変更点としてMHWでは効果中は飲めなかったが、
今作はMHXX以前の様に効果中でも飲めるようになっている。これは硬化薬も同様。
無論、複数個を飲んでも意味はない。- MHR:S基準となるVer10.02では、MHW同様に効果中は飲めなくなった。
MHF
- MHFでは「支給用鬼人薬G」や「鬼硬薬グレート」というアイテムも存在する。
後者はその名の通り、鬼人薬Gと硬化薬Gの効果を同時に得られるアイテムである。
関連項目
アイテム/怪力の種
アイテム/硬化薬
アイテム/鬼人弾
アイテム/ホットドリンク - よく間違えられる
モンハン用語/特殊な薬液