大地の結晶ににが虫の養分を混ぜ合わせる事で結晶の抗菌性物質の濃度を高めた石。
MH3G以前のメインシリーズとMHFにのみ登場していた。
概要
- 自然界には存在しない物質で、採掘や採取では入手できない。
雑菌が繁殖しやすいゲリョスの皮等と組み合わせて武具を作る素材として扱われる。
また、角笛と調合することで解毒笛を作り出すことが可能。
作品によってはその名の通り、スキル「抗菌」の装飾品の素材としても使用できる。
- しかしながら、基本的に用途の少ない素材であり、
必要になった時に必要な数だけ作られてはすぐに加工屋行きになることが殆どである。
そのためか、シリーズによっては大地の結晶とにが虫は登場していても、抗菌石に調合できないこともある。
MH4ではゲリョスが復活したが抗菌石の調合は不可能で、
その後両者が共演するMHXXに至るまで抗菌石は復活していない。- システム的な事情を考慮すれば、「素材としての存在意義が失われた」のが大きいだろう。
農場システムが未成熟だったころならともかく、MH3以降はにが虫は簡単に大量生産できるようになっており、
実質調合の一手間がかかるだけで、大地の結晶単体と入手難易度がほとんど変わらなくなっている。
以前ならばにが虫採取のステップを挟ませることで、ストッパーとして一応の役割を担っていたが、
そのような機能を果たせなくなっているのである。 - なお抗菌石が登場しない近年の作品の場合、ゲリョス装備には大地の結晶をそのままで利用している。
メタなことを言えば登場しないゆえの措置ではあろうが、劇中設定的には
『にが虫の成分を利用せずとも十分な抗菌ができるよう加工技術が進歩した』
等の背景があるのかもしれない。
- システム的な事情を考慮すれば、「素材としての存在意義が失われた」のが大きいだろう。
- ちなみに、一度に10個までしかポーチに入れることができない。
このアイテムを持ち歩くことなどまずないと思われるのだが、なぜ所持数制限があるのだろうか?- 一応、過去の作品ではボックス内の1枠あたりスタック上限がポーチ内の所持制限と同じである。
とはいえ1スタック(10個)から溢れるほどに溜め込むような状況もまた考えにくいのだが。
- 一応、過去の作品ではボックス内の1枠あたりスタック上限がポーチ内の所持制限と同じである。
- 影が薄いアイテムだが、初代MHの攻略サイトでは抗菌石の入手方法についての質問は多かった。
「鉱石系の素材は採掘」という先入観を持ってしまったプレイヤーも多く、
意外な形でストッパー素材となっていたのである。
どちらの素材も序盤から入手できることもあって、
ゲリョスが登場する終盤で必要になるとは気づきにくいだろう。- 後の作品でも抗菌石の入手方法についての質問は見られる。
モンスターを狩るだけでなく、色々と試してみることも大事という教訓を示すアイテムと言えなくもない。
- 後の作品でも抗菌石の入手方法についての質問は見られる。
- MH4Gには抗竜石というアイテムが登場するが、名前が似ていること以外の関連性は皆無。