世界観/古代文明

Last-modified: 2026-03-08 (日) 00:22:56

MH世界における「現代」より遥か古の時代に繁栄していたと言われる文明。
ゲーム中ではこの古代文明に関する話はほとんど表舞台に出ることはなく、
武具の説明文や情報誌の中で僅かに触れられている程度である。

目次

概要

  • 現在モンスターハンターの世界に築かれている、我々ハンターが生きる文明よりも遥か太古に栄え、
    それでいながら現在よりも遥かに優れた技術を持っていたとされる文明。
    現代の文明とは何らかの理由により技術的および文化的な断絶があり、
    当時の文献などもその殆どが散逸していることから、その正体は謎に包まれている。
  • 大陸の各地に広がるフィールドにおいては、古代文明の遺産らしき「古代遺跡」が散見される。
    ジャングル(旧密林)や密林、孤島水没林砂原溶岩峡谷
    遺跡平原未知の樹海地底洞窟及び地底火山天空山遺群嶺といったフィールドには、
    長い時に朽ちてなお現代の都市でも見られないような威容を誇る巨大構造物の遺址や廃墟などが確認できるが、
    これらの建造物は全て、太古の世に生きた古代人が作り上げたものであると考えられている。
    最近では、同じフィールドでも年月を掛けた環境の変化によって新たに遺跡が確認される例も出てきている。
    また、フォンロンに存在するかの古塔を建造したのも、この古代文明の人々である。
    • これらの遺跡には人知れず当時に描かれた石碑などの文献が存在しており、
      その中には古龍に関する重大な秘密や謎の機構をした兵器などの情報が書かれていることもある。
      現代より遥かに高度な文明であったらしく、現代科学では解析不能な技術や構造を持つ武器が多数存在した。
      その一部は王立武器工匠を筆頭に様々な情報や技術を元に復元され、現代でも使用されている。
    • 天空山の遺跡に関しては、作中である古龍の襲撃があったことを臭わせるお伽噺が登場している。
  • 古代文明との関わりが深い村としては、モガの村が挙げられる。
    モガの村は謎の天災により沈んだ大昔の遺跡の上に建てられているとされるが、
    かつてモガの村の村長の先祖は、代々この遺跡を守り遺跡の上に村を作って生きていたという。
    そしてそれよりも更に遥か昔、古の人々は、謎の天災により海底に沈む前の
    まだ地上に存在していた遺跡で暮らしていたとされているのである。
    恐らく、この古の人々こそが古代文明、および遺跡を築き上げた古代人であり、
    大海龍の力によって古代遺跡が海の底へと沈んだのち、村長の祖先がその上に村を作り、
    それを代々守ってきたのではないかと推測される。
    • モガの村の農場の奥に存在する洞窟には、村を守る像が祀ってあるが、
      その像の頭には、内部に複雑な構造を持ち、被れば水中でも息ができるとされる「古代のお面」が載せられていた。
      あるいは、古代人は水中でも息のできるお面を使って、海の底で泳いでいたのかもしれないという。
    • なお、海底遺跡には撃龍槍やバリスタなどの兵器の数々がほぼそのままの形で沈んでいるが、
      これらは古代遺跡に備え付けられていた、対モンスターを想定した防御装置だったものと思われる。
  • 紅龍ミラボレアスのヘビィボウガンは古代の文献に着想を得て作成されている。
    ミラバルカンシリーズも、古代の壁画に描かれている、龍をも凌ぐ力を持つ人々が身に着けていた防具とされており、
    剣士用腰部は古い文献に記されており、ガンナー用腰部は古代の人々が用いていたらしい。
  • その他、表に出ていて関連性を思わせているのは、
    さびた塊や太古の塊を元に復元された武器と拡散弾速射、滅龍弾とその速射である。
    拡散弾速射は現代の技術では不可能、
    滅龍弾速射はそのボウガンに古代の遺物が組み込まれて実現されている。
    また、MHP2Gに出てくる太刀のアトランティカは海底遺跡にあった文献を元にしている。
  • 一部の錆太古武器アーティアシリーズの素材である破片はもともとは武具ではなく
    謎の採掘品を腕利きの職人が武具として使えるように加工したものである。
    そのような物まで一流の武具に生まれ変わらせてしまえる技術はたしかに素晴らしいものだが
    歴史的価値のある古代の遺物を武具に加工してしまうとは考古学的に考えていかがなものか?
    また、大剣エピタフプレートはその名の通り刀身に古代文明の文字で碑文が刻まれている。
    発光する文字で書かれた内容は不明だが、作品によっては武器の解説欄にて
    「内容を解読した学者がいたが、その直後に失踪した」とされている。
  • 古代文明時代の文献などがゲーム中に登場することは殆どなく、設定資料ですら僅かに触れられる程度であった。
    だが、MH4Gにて「ドンドルマの大老殿に収められた至宝」という形で、
    古代文明に生きた人々が綴ったとされる『古文書』が、遂に明確な形で登場した
    この古文書は作中において「解読困難な古代の言葉で記されている」とされ、
    古龍観測所の長には「古代の人々の英知と経験に基づく、学術的な推論」ではないかと推測されている。
    • この古文書には極めて強大な生物の出現が「予言」という形で書き記されており、
      大轟竜や覇竜、崩竜といった希少なモンスターはもちろん、非常に原始的な古龍とされる巨戟龍
      御伽噺の存在とされていた蛇帝龍、そして憤怒に我を忘れた伝説の古龍など、
      正に規格外のモンスターたちが名を連ねている。
      これらの存在を認知していたのみならず、出現時期や場所までをも推測する辺り、
      古代人たちが途轍もない技術と知識を有していたことが窺い知れるだろう。
  • 自然をも超越する存在は高度な文明を誇ったはずの当時ですら、
    実体は確認されず、その存在によってとある王国が滅ぼされるまでただの伝説とされていた。
    実在が判明した後には調査が進められたが、調査に行った者は誰も帰還せず、新たな情報を集めることすら困難で、
    その危険性からか侵入禁止区域にとなってしまう。
    • 先述の古文書にはその存在の一形態が情報として記されているが、
      これが調査の末に作り出された物なのか、実在が判明する以前から作られていた物なのかは現在はっきりしない。

書士隊が発見した古代の文献

  • 書籍「ハンター大全」の中では、無印のコンセプトアートなどの開発資料の中でも
    ある程度イラストとしての体裁が整ったものを
    書士隊が発見した詳細不明の文献や未確認生物などを掲載するコーナーという形で紹介している。
    これらが文字通り文献として読み取れるものと仮定して、
    そこからわずかに姿を覗かせる古代文明に関し、あれこれ想像を巡らせている人もいる。
    次の項に、同コーナーでも特に有名な古代文明関連の情報を挙げる。
    • ただし、このコーナーに載せられたイラストなどには画像表現方法などのアイデアメモや、
      「コンセプト」といった言葉が削除や修正を受けずに載っている物も多いため、
      本気で文献扱いすると「自分の住む世界をゲームの中だと思い込んでいるヤバい人が描いた絵」とか
      「モンハンの世界は企画された創作物に過ぎず、実在性を前提にした様々な空想そのものが否定される
      といった形になってしまう。
      「モンスターハンター世界であったかもしれない事柄」といった受け止め方は
      あくまでも読者が解釈を広げて空想を楽しんでいるものであり、本編の設定などには特に関連していない。
      稀に「本気で文献扱い」し、隠された裏設定などと思い込んでしまう人もいるが…。

造竜技術

  • 古代の世界に存在したらしい技術の一つ。
    機械技術と生物学を応用し、人間の手で新たな命を造りだすという、素晴らしくも恐ろしい禁断の技術
  • しかし、この技術は何も無い状態から命を生み出す魔法の技ではない。
    機械技術と素材を用いて新しい命を造る、というのがこの造竜技術である。
    つまり、新しい命を造るために別の命を糧とする必要があった。
    これだけでも倫理的な問題に抵触しそうだが、それに関連した更に大きな問題が2つもある。
    まず1つは、この技術によって造り出されていた命というのが
    イコール・ドラゴン・ウェポン(竜機兵)と呼ばれる生体兵器だったらしい事。
    もう1つが、その竜機兵1体の製造に約30頭分の成人ドラゴンの素材が必要だった事である*1
    つまり1つの新しい命を造るため、その何十倍もの命を犠牲とし、そうして造った命も武器として使役したのである。
    その素材集めのためのドラゴン乱獲は激化し、こうした時代を経て人類とドラゴンは大戦争(後述)へと至ったという。
  • この技術の産物であるイコール・ドラゴン・ウェポンや運用の舞台となった竜大戦と同じく、
    ゲーム中でこれに関する話題は一切登場しなかった。
    しかし、この「造竜」という言葉はMHWilds形を変えて登場する事となった

竜大戦時代

  • イコール・ドラゴン・ウェポンの資料に添えられた文書が示す、大規模な戦争が起こっていたであろう時期のこと。
    この戦争こそがイコール・ドラゴン・ウェポンが兵器として製造・投入されていた舞台であり、
    結果的に人類とドラゴン*2が滅亡寸前に陥ったとあるため、
    読者からはこれが古代文明と現代文明との間にある断絶の原因と目されている。
  • 読者の中には人類対ドラゴンの全面戦争が竜大戦であると決め込んでいる人も多いが、
    イコール・ドラゴン・ウェポンの絵に添えられたテキストを詳細に確認すると、以下のようになっている。
    • 古代文明期に「竜大戦時代」と呼ばれる年代がある。
      これについては詳細不明で、規模や、誰と誰が戦っていたのかなどは明確ではない。
    • 竜大戦時代には「竜機兵」とも呼ばれる人造ドラゴン兵器、イコール・ドラゴン・ウェポンが使用された。
      竜機兵を造るには素材として成人ドラゴンが30体も必要とされる。
    • 竜大戦時代に造竜技術は頂点を極めた。この記述からして、大戦時代前から技術自体は存在していたということになる。
    • 頂点を極めた造竜技術のため、ドラゴン捕獲業者による乱獲が激化の一途を辿った。
    • この時代をきっかけに人類はドラゴンとの大戦争に突入して両者が滅亡寸前にまで行った。
    つまり、言葉の綾が無い前提で文面通りに読むなら「竜大戦時代」とは、
    人類とドラゴンが大戦争に突入する前の、その原因となった時代を指すことになる。
    また、話の流れ的には「ドラゴン乱獲に走った人類と、乱獲される側のドラゴンとの軋轢」
    が戦争の原因だったのであろうと思える形になってはいるが、
    あくまでも「この乱獲により」ではなく「この時代をきっかけに」としか書かれていないため、
    具体的な原因というのも実はこの文書だけでは断定できなかったりする。
    • 賢明なハンター諸氏なら、「竜機兵がドラゴンと戦争をするための兵機である」と解釈すると、
      ある矛盾が生まれることにも気付くだろう。
      なにせ竜機兵は説明の通りなら1体造るために成人ドラゴンを30頭も狩ってこないといけないもの。
      つまり人類は、相応の苦労こそあったとしても自力でドラゴンを何十頭も狩ることができ、
      そうした捕獲業者が跳梁した結果、乱獲と言えるほど大量にドラゴンを狩猟したとされている。
      竜機兵なんぞ作らなくても人類はドラゴンを乱獲できるぐらい圧倒していたはずなのだ。
      捕獲業者がライダーみたいに竜機兵に跨って捕獲をしていたというなら話は別だが
      • 「強敵モンスターに効く武具を造るためには、そのモンスター自身の素材が必要」
        「しかし、その素材が手に入るころには力業や正攻法でそのモンスターを倒せるので、いざ作ってもそんなに…」
        というのは、むしろモンハンライフでも良くある事ではあるのだが…。
  • 詳細不明な部分が多く、高度な古代文明や人造ドラゴンなど衝撃的な情報が散りばめられていることから、
    「これらの情報や技術はゲーム中にも存在しているが、
    表に出ないようギルドや国家などが隠蔽しているに違いない」と言った陰謀論めいた話になることもあるが、
    これらの資料は初代モンハンの没イラストに書かれた内容しか存在しないため、今のところは没設定だという見方が強い。
    あくまでも示唆される情報や資料本の内容などからプレイヤーの一部が空想をしているものであり、
    いわゆる「裏設定」の類いではない。
    開発系の談話でも竜大戦関連は「イメージを膨らませて書いたもの」とされ、
    シリーズ本編との直接的なつながりはあまり重視されていない。

代表的な古代文明

シュレイド王国

  • 古代文明が栄えていた時期に栄華を極め、世界に君臨していた大国。
    およそ千年前に数多の異変が生じた後、たった一夜にして滅ぼされてしまった。
    現在では古城のある中央シュレイドは放棄されており、
    西シュレイドと東シュレイドに分かれて人々は存続している。
  • シュレイド王国を滅ぼした存在だが、
    これは初代ラスボスにして禁忌モンスター筆頭である黒龍ミラボレアスに他ならない。
    劇中でもたびたび「とある王国を滅ぼした」などと示唆されており、
    MHW:Iではシュレイドとミラボレアスの関係について明確に言及された。
    • また、ミラボレアスやシュレイド王国の顛末はその性質から、
      一般市民どころかギルドの関係者にすら御伽噺であると思っている者もいるが、
      少なくともハンターズギルド上層部はこの事実について知っていたらしい。
  • ほぼ同時期の千年も前に滅んでいるので便宜上「古代文明」としているが、
    次項の竜都がはっきりと古代文明扱いされているのに比べて、
    劇中でシュレイド王国が「古代文明シュレイド」のように扱われているシーンは見受けられない。
    これは東西シュレイドが未だに現存する国である事も原因かもしれない。
    • 城塞の建築様式や使われた素材なども現代のものに近く、
      遺された兵器類も現代人が短時間で解析し再利用できているため、
      オカルトなどでよく取り上げられる「超古代文明」的な、現代から極端にかけ離れた要素もほぼ登場していない。
      シュレイドの文明としての凄さは「とても繁栄していた」という漠然とした情報ぐらいしか無いのが現状ではある。
    • 王城や首都が壊滅してしまったとはいえ、周辺地域は後継国家となる東西シュレイドの2国となって存続しており、
      王城跡地周辺を立ち入り禁止にしているなど、旧王国の実在が忘れ去られたわけでもないし、
      かつての栄華を失ったとはいえ「重要な何かがロストテクノロジーになった」といった話も出てこない。
      この点でも、かなりの範囲の実践的な知識が失伝した竜都とはだいぶ事情が異なっている。
    • シュレイド王国はモンスターの脅威に対してガトリング砲のような速射バリスタや
      撃龍槍などの機械的な兵器で対抗していたのも、年代が近いはずの竜都とは対照的な点。
      これが双方の技術レベルの差を示すものなのか、機械工学と生命科学といった発展の方向性や、
      運用思想などが違ったのかは不明である。
      • 別の人為操作型モンスターの余談にもあるが、
        量産性や信頼性という面では人造生物より人が操作する機械式の兵器に軍配が上がるのは論を待たない*3ので、
        甲乙を付けるような話でもないが。

竜都

  • MHWildsで登場した、現代では「禁足地」と呼ばれる場所に存在した古代文明によって建造された都市。
    何らかの要因によって、既に廃墟と化している。
    ハンター達はその廃墟に竜都の跡形というフィールドとして訪れることになる。
  • 氷霧の断崖~竜都の跡形の通路や、竜都付近の山間にある「交わりの峰 スージャ」から
    廃墟となった街並みの一部を見ることができる。
    竜都の跡形となる巨大な建物を中心として、無数の石造りの建物がどこまでも広がっており、
    現在の「大都市」であるドンドルマなどとは比較にならないほど発展していた事が窺える。
  • その文明は龍灯、及びそこから産出される竜乳という無限のエネルギーを発揮する物質を軸とした、
    極めて高度な技術を擁しており、竜乳を錬竜脈によって禁足地の各地に送り込んで天候操作を可能としたり
    重さを操って巨大な建造物を構築したり、一部のモンスターを原型として護竜を生み出して都の防衛に使役したりと、
    まさしく自然を意のままに操り、生活を豊かにして繁栄を謳歌していた。
    しかし、その高度な文明は突如して滅びる事となる。
    • 造竜技術の頂点として造り出され、そして竜都を滅亡させる原因にもなった存在が白熾龍ゾ・シアであり、
      ギルドの高官であるファビウスをして「禁忌級の脅威」と言わしめる程の力を持っていた。
      古代語で「救い主」を意味するゾ・シアはやがて来たる「とてつもない災い」への対抗手段として造られたが、
      なぜ文明を滅ぼすに至ったのかは不明であり、盛んに考察の対象になっている。
    • この滅亡について、作中ではいわゆる「しっぺ返し」や「報い」のニュアンスでの描写はされておらず、
      調査隊は古代の技術に驚嘆こそするが、その是非には言及していない。
      古代人の行いについてどう考えるかはプレイヤーに委ねられているのかもしれない。
    • その後の禁足地調査隊の調査によって、禁足地でも巨戟龍ゴグマジオスが発見された際に、
      そのゴグマジオスの体表に付着した「小型破龍筒」と「収束破龍砲」の発見を契機に、
      古代竜都文明は護竜だけでなく、竜乳をエネルギー源とした攻撃用兵器を開発、製造していたことも明らかになった。
      この発見が訪れるまで、
      禁足地の中では「武器を持って相手に立ち向かう」という認識を得るのが難しい事実と文化の数々に満ち溢れており、
      護竜以外に外敵に立ち向かうための手段がなかったと見做されていただけに、
      この発見は調査隊の中でも驚きを持って迎え入れられた。
      • なお、この発見によって確認された兵器達も、
        古代竜都文明の例に漏れずに竜乳に依存した設計になっており、
        シュレイド城を初めとした、ハンターズギルド管轄地域で普遍的に存在している、
        完全機械式の兵器という訳では無い点で、設計思想の差異は存在する。
  • 現在の竜都の跡形には「守人」と呼ばれる人々が暮らしている。
    彼らは古代文明の技術者達の末裔であり、文明が滅んだ後も竜都に残り、
    当時から現在までの1000年間、代替わりしつつも竜都と護竜を見守り続けていた。
    守人の里には古代文明が残したと思われる資料が大量に保存されているが、
    長い時の内に技術は失伝し、彼らにも解読はできないという。
  • 峰里スージャには多くの竜人族が暮らしており、里の長である「耳の方」の話によると、
    スージャは「担がれ、やがて無用とされ、都を追われ、逃げるように辿り着いた地」だという。
    詳細は不明であるが、上記のような高度な技術を得るにあたり、
    竜人族の協力を得て、そして用済みになったら追い出した…という事件があったのだろうか。
    しかし、そのお陰で文明の滅亡に巻き込まれず、現在でも存続しているというのは皮肉でもある。
    • 緋の森に住むモリバーは竜都の時代から言語を受け継いでいるようだが、
      その一人であるモモムックリは、初対面の鳥の隊に対して
      「平伏せ。なさい。ものもの。」「ここは偉大なる我々のリウ、ルウ、ルウトー。」
      という発言をしている。
      竜都が存在した当時の民からの受け売りなのだろうと思われる*4が、
      この様子を見るに、当時は竜都の住民以外に対して非常に高圧的な態度をとっていた可能性が考えられる。

派生作品における古代文明

MHF

  • MHFでは、オリジナルフィールドとして古代文明の遺物とされる謎の回廊状の塔『天廊』が登場している。
    プロモーションサイトによれば、天廊は古塔を建造した文明を上回る高度な古代文明によって建造されたという。
    天廊を築いた古代人たちは「取り返しのつかないことをした」として次々と姿を消したという設定も公開されていた。
    • 天廊では様々な物品とともに古代人が記した書物などが遺されており、
      「古代の狩猟技術」を現代のメゼポルタで再現したのが「超越秘儀」と呼ばれる技である。
    • 天廊を冒険するコンテンツは不具合が多かったため、MHF-Zの10周年記念アップデートにて廃止されている。
      しかし、この天廊を護っている恐るべきモンスター"天廊の番人"のいるエリアは存続し、
      狩煉道関連のクエストとしてMHFのサービス終了まで極一部に赴くことができた。
    • 後に、MHFサービス終了に際して運営側から天廊に纏わる裏設定の公開が行われ、
      古代文明の人々によって天廊が建造されるに至った経緯、天廊の番人との関連性、
      「巫女」の役割を担う不老長寿と化した少女が頂上に居るという開発時設定などが語られた。
      派生作品オリジナル設定の類ではあるが、MHの古代文明についてここまでの掘り下げが行われた前例はなく、
      ある意味で貴重な先例になったと言える。
  • MHFオリジナルフィールド「雲見砦」「古跡」はいずれも古代文明の遺跡とされている。
    また、明言はないものの狩煉道の舞台「砦跡」も規模の大きさ、建築様式から古代文明を連想させる。
    一方、上記のような特殊フィールドではない一般的なMHFオリジナルフィールド上では古代文明の形跡がない。

MHXR

  • 作品全体の下地として、断裂群島に栄えた古代文明の存在が様々な部分で散見される。
    ハンターは「発見物」を探す中でこの古代文明が遺したものに触れることとなる。
    ゲーム内で最も「古代文明」の息吹を感じられる作品と言っても過言ではないだろう。
  • 作品内で一番存在感があるのは感応結晶に関わる古代文明。
    ネフ・ガルムドエオ・ガルディアに関わる伝承を遺しており、ストーリーに深く絡んでいる。
    「蒸気」を扱う古代文明の存在なども判明しており、性質の異なる多様な古代文明が存在していたことが確認できる。

余談

  • シリーズ初期からある黒龍伝説には、以下のような記述が見られる。

    数多の飛竜を駆遂せし時 伝説はよみがえらん
    数多の肉を裂き 骨を砕き 血を啜った時 彼の者はあらわれん

  • 様々なワイバーン種をことごとく狩猟した主人公ハンターの前に現れる
    ラスボスポジションの黒龍に相応しい一文だと言えるが、
    これを古代文明の滅亡に絡めて「この伝説は竜大戦時代の事を言っているのでは?」と解釈しようとするプレイヤーもいる。
    かつてミラボレアスは繁栄を極めたシュレイド王国を一夜で滅ぼし、伝承にも「世界に滅びを与える」といった表現さえ見られるため、
    「文明を発達させた人類が竜を数多く狩るようになると、それに呼応して黒龍が人類文明を滅ぼしに現れる」
    というストーリーに当てはめたものだが、竜大戦の話はシリーズ初期の没設定とも言えるもののため
    どこまでが本編シリーズに反映されているかは不明。
    また、ハンター大全に掲載された竜大戦に関する時系列は
    詳細不明の竜大戦なる戦争が発生→人造ドラゴンを生み出す造竜技術が極まり、素材となるドラゴンの乱獲が起こる
    →この時代をきっかけにドラゴンと人が全面戦争状態になり両者が滅亡寸前まで行った
    というものであり、ミラボレアスのような存在が単独で世界をどうこうしたという情報は一切書かれていない
    古代文明とミラボレアス云々はあくまで別々の情報を都合よく組み合わせた二次創作にとどまるものである。
  • またMHW設定資料集では「仮説」の中で、
    古代竜人ですらも忘却の彼方とする古の時代に「竜人」と「古龍」には繋がりがあったのではないかとし、
    過去に竜人が隆盛を誇る時代があったとすれば、この新大陸の完成された大自然の創造さえ可能だったのでは…との記述がある。
    上述の造竜技術や竜大戦をどこか彷彿とさせるオーバーテクノロジーではあるが、
    モンハンの世界観を構築する過程で試行錯誤していった結果
    古龍や自然との繋がりがある竜人族や「五匹の竜の話」で語られる太古のモンハン世界といった設定が生み出されたのだろう。
  • 後に『モンスターハンター 発想の法則 2 禁忌の書』にて古代文明について僅かながら触れられる事となったのだが
    どうやらモンハン世界では文明の興隆と崩壊が幾度となく繰り返されて来ているらしく、
    シュレイド城や古代文明、古代竜人族もまた誕生と滅亡を繰り返されてきたものの一部に過ぎず
    各種古代文明の様相に対して妄想を膨らませていくのもまたモンハンの醍醐味であると語っている。

関連項目

アイテム/さびた塊
アイテム/さびた破片
武器/凄く風化した○○
武器/アーティア武器
防具/アーティアシリーズ
世界観/イコール・ドラゴン・ウェポン


*1 成人ドラゴンという表現は原典通り
*2 残された資料には「竜」と「ドラゴン」が同一の存在として記述されていて、「龍」という表現は無い。
*3 劇中でもシュレイドの兵器が少々の整備で問題なく再稼働したのに対して、竜都の兵器は人の手を離れた後も想定外の活動を続けたり変異を起こしたりている。
*4 長い年を経て訛ったのだろうが、本来は「ひれ伏しなさい、者ども。ここは偉大なる我々の竜都」といった発言だったのだろうと推測できる