アイテム/特産タケノコ

MHP3から登場した精算アイテムの一種。

概要

ユクモ村付近の渓流で採れる特産品の一つ。
渓流の近辺にある村ではおなじみの食材で、ユクモ村では旅館の料理としても登場する。
単価は特産キノコよりも若干高値。しかし大きさの問題か、あまりポーチに入らない。
ユクモ村では新米ハンターに対してタケノコ採りの依頼が入る事もある。

渓流のエリア3でしか採れないという、ある意味非常に珍しいアイテム。
因みに名前が似ている特産キノコ等とは違い、厳選タケノコは長らく存在しなかった。

MHP3のOPにも登場しており、アシラ装備のハンターがオトモと共に採取している。
その後ユクモノ装備のハンターが投げたペイントボールに気が付き、救援に向かっているが。
OPのオトモは自分の背丈ほどもあるタケノコを引き抜くのに難儀しているが、
ゲーム上ではガサゴソと一瞬でゲットしている。

一応MH3Gにも登場しているが影は非常に薄い。
MH3Gでは渓流に行けるのが上位からで、
そのころにはこのアイテムより遥かに効率のいい金策が可能になっているからである。
このアイテムをターゲットにした採集クエが存在しないのも大きく、
エリア3を通り抜ける場合ほぼ視界にさえ入らない事から、
MH3Gから始めたプレイヤーには真面目に存在に気づいていない人もいるとか。

MHXでは渓流の復活に伴い、特産タケノコも再登場した。
また、ユクモ村への貢献度が一定値に達すると「特産タケノコごはん」という勲章が貰える。
「冷えてもおいしい」とのこと。
そして食材として「ツチタケノコ」というタケノコも登場。
特産タケノコの中でも特に食材に適したものをこう呼ぶらしく、もちろん味も絶品であるという。

MHRiseにもしれっと出演。大社跡で入手できる。
また、今作では満を持して厳選タケノコ、それどころか更なる上位版の逸品タケノコも登場する。
逸品タケノコは上位クエスト限定の精算アイテムとなる。
相も変わらず入手できる場所が限られているため、
入手しようと思わなければ目にする機会は少ないかもしれない。
とはいえメインキャンプのすぐ近くに採取ポイントが1つある為、
クエスト開始直後の片手間に掘っていくマメなハンターも存在する。
- 逸品タケノコに関してはとある依頼サイドクエストで納品依頼の対象に選ばれている。
- 特産キノコも大社跡の特産品として共演しているが、獲得できるカムラポイントはタケノコの方が多い。
- マスターランクでは「絶品タケノコ」が登場。食べ頃で煮ても焼いても絶品らしい。
- なお、今まで存在していた専用アイコンは何故か没収され、草のアイコンになってしまっている。

余談

尚、いくらタケノコとはいえ所詮精算アイテムであるので、アレやコレの材料になったりはしない。
- ちなみに、竹刀と下で紹介されているタケノコっぽい武器を含めるとタケノコに関わる武器は計5種となり、
  ~~宿敵である~~キノコに関わる武器も現状で5種あるため、戦力は割と拮抗していると言える。
  ~~そもそもタケノコそのものの外見の武器が無い時点で負けたも同然なのは内緒。~~

MHF-G5にて、竹林奥部という
「おう、キノコはお呼びじゃねえんだよ竹林だぞ。俺らタケノコのホームグラウンドだぞ」
とタケノコが採取ポイントで幅を利かせそうなフィールドが登場した。
果たして影の薄さを返上できるか、そしてあわよくばキノコを追い落とせるか…という期待もむなしく、
特産タケノコは実装されなかった。

タケノコ型チョコレート菓子好きのハンターの皆様としては
キノコはMH2の頃から厳選まであるのにタケノコのこちらがMHRiseまで登場せず、影が薄いことに納得いかないとか。
~~きっとキノコ派の陰謀だ。~~

我々日本人には非常に馴染み深い食材であるタケノコだが、
食用にしているのは東アジアの一部の国に限られ、世界的に見れば超マイナーな食材である。
上述のお菓子のライバルであるキノコ型チョコレート菓子はいくつかの国にコピー品の様なものが出回っているが、
タケノコの方でその話を聞かないのもそもそもタケノコを食す文化が非常に少ないからである。
- なお食用のタケノコは地上に先端が出るか出ないかという早い段階で収穫された物に限られる。
  地表に出て光合成が行われるとえぐみが増し、繊維質も硬くなってしまうためである。
  MHP3のOPでアイルーが採っていたタケノコは、既に収穫タイミングを過ぎていそうだが……
  MHRiseのタケノコも完全に地上に現れた状態であるため、もしかしたら現実のとは別物かもしれない。
  ~~まだ見えないけど地面のひび割れから探せと言われても面倒この上ないしますます空気化するだろう。~~

ちなみに人間以外にもタケノコを食べる動物はおり、代表的なのはイノシシの仲間で、
イノシシは嗅覚が優れており、タケノコの先端が地上に出ない食用に適した時期のうちから掘り返して食べてしまう。
ご存じの通りイノシシは日本にも大量に生息しており、春先はタケノコ農家とイノシシの戦いの時期でもある。
- モンハン世界のイノシシ(およびブタ)が特産タケノコを食べているかどうかは不明。
  ただ、後者は地中の特産キノコを感知して掘り出して食べるのを楽々こなしているので、
  地中のタケノコを見つけだすのも文字通りの朝飯前だろう。
- 現実政界での変わった事例だと、マダガスカル島に住む固有のサルの一種、
  「キンイロジェントルキツネザル」が同島に生えるタケノコを主食とする事で知られている。
  だが、このマダガスカルのタケノコは青酸系の猛毒を多量に含む有毒植物であり、
  何故そんな代物を食して平気なのかだが、このサルは「土を食べる」習性も持っており、
  どうやらその土に毒を中和する成分を含むのではないかと考えられているが、
  仕組みの詳細は現在でも謎が多く、研究が行われている。
  - なぜそのようなタケノコを食べるようになったかであるが、
    孤島であるため餌の絶対量が限られるマダガスカル島にて
    他のサル及び草食動物との餌の住み分けを行って生存競争を避けるという、
    種の生存戦略ではないかと考えられている。

欧米でのタケノコのマイナーさ故か、欧米版では「Super Sprout(スーパースプラウト)」というアバウト気味な名称になっている。
確かに『特産タケノコ』=「Super(特産)の bamboo sprout(竹の芽=タケノコ)」なため訳としては妥当なのだが、
某農園のブロッコリーが脳裏を過らずにはいられない。

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関連項目

特産○○のアイテム

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