アイテム/達人のドクロ

Last-modified: 2019-11-29 (金) 14:36:10

フィールド上で命を散らせたハンターの頭骨。
無念が宿っているかのような雰囲気を放っている。

概要 Edit

  • MHP2G以前の作品において存在した、なんとも物騒なアイテム。
    人骨そのものであることが明言されている唯一の素材でもある。
  • プレイヤーによって操作されているハンターは、体力が0になっても完全に生命活動が終了した訳ではない。
    よく「死んだ」などと言われるが、あくまで比喩的なもので、画面に表れる表示も『力尽きました』である*1
    つまりプレイヤーの分身は、身体が動かなくなるほどの重傷ではあるものの、彼らのお世話になることでノックアウトで済んでいる。
    しかし本当の致命傷を負い、そのまま死亡してしまうハンターも存在する。
    そんなハンター達の朽ち果てた姿がこの達人のドクロなのである。
  • チャチャブーの落とし物、秘境などで入手できる事もある。
    拾ったアイテムを持ち歩いていそうな奇面族はともかくとして、
    モンスターが侵入し難い秘境で達人のドクロが見つかるのは少々不思議だが……?
    • 考えられるシナリオとしては、秘境の地形が形成される前に
      その地でモンスターと闘い、致命傷を負って力尽きた……といったところか。
      白骨化するほどの時が経過している以上、その間に地形が変わっていたとしてもおかしくはない。
      また捕食者によって遺骸が運ばれた可能性もあるだろう。
  • あろうことか、これを素材として武具を生産することも出来る。
    罰当たりというか怖いもの知らずというか…。
    代表的な防具はデスギアシリーズスカルフェイスである。
    後者は胴系統倍加持ちであるため、優れた装備を組もうとするとやたら採用される。
  • 制作側で「人間の遺体を素材として扱うのは倫理的に問題があるのではないか」という
    判断がなされたのかは定かではないが、MH3以降の作品では削除され、
    MHWorld現在に至るまで一度として登場していない。
    MH4GやMHXでは久方ぶりに過去作のフィールドに赴ける機会が訪れたが、
    達人のドクロが採取できるポイントは存在せず、アイテムとしても入手できない。
    • 世界観設定にこじつけるならば、単に需要がなくなったか、
      あるいは別の素材で代用可能であることが判明した、といった辺りだろうか。
      実際、MH3以降のスカルフェイスはなぞの骨やなぞの頭骨で作成されている。

余談 Edit

  • 自分の行いはいつか自分に返って来るものなのである。
    ドクロを拾って加工したが最後、持ち主もまた何処かで死ねば、
    今度はそのドクロが加工される事であろう。
    それを裏付けるようなのか、無印時代のボーンSシリーズの説明文から、
    頭部装備は達人のドクロを素材に使用している事が確認できる。
    • せめてストリートファイターシリーズの「ダルシム」よろしく*2人の死を無駄にしないように
      この場合は志半ばで息絶えた先輩達と共に在りたいものである。
      あるいは、加工して有効活用することこそが彼らに対する供養と思いたい。
  • 白骨化した頭蓋骨だけで遺品も何も残っていないせいか、身元の捜査などは考慮せず即アイテム扱いされる。
    何とも殺伐としているが、強大なモンスターがひしめく、死と隣り合わせのモンハンの世界では、
    遺体の扱いもそんなものなのかもしれない。
    • しかし何を根拠に達人だったと判断したのだろう?
      ハンターの流儀で、亡くなった先達は皆達人として扱うのだろうか。
      • 現実世界において殉職者は二階級特進とされることがある。*3
        本アイテムの「達人」という称号も、ハンターの世界における二階級特進に相当する扱いなのかもしれない。
  • 当たり前だが採集で手に入るアイテムなので、その気になればいくらでも手に入れることが出来る。
    ボックスに99個溜め込んでも祟られる事はないが、想像してみるとなんともシュールで異様な光景である。
  • ところで、首から下はどこへ消えてしまったのだろうか。
    頭だけを残してモンスターに食べられたのか?それとも誰かが頭だけを運んで捨てたのか?
    首から下もちゃんとあったけど素材としての価値がないから拾わないのか?
    はたまた上記のように残りは雑多な骨系アイテムとして扱われているのか?
    考えれば考える程にホラーでサスペンスである。謎や。ミステリーや。
    頭骨ですらホイホイ装備品の材料にされる世界だし、
    もし頭骨以外の骨が見つかってもその扱いは推して知るべしであろう。
  • 驚く事に現実世界でも、人間の頭蓋骨を使用した事例が存在する。
    代表的なのがチベットで作られたという盃「カパラ(髑髏杯)」であり、
    主にヒンドゥー教や、仏教、密教の崇拝者によって作られ、使用された神聖なる盃で、
    柔らかくするために水に漬け込まれた後、宗教的な人物や風景などが彫刻される。
    • 意外にもその歴史は古く、イギリスでは世界最古とされる推定13600年前(石器時代)の飲み物を飲むために使ったとされる物も見つかっている。
    • 日本では織田信長が、正月の宴席で浅井父子・朝倉の頭蓋骨そのものを使い、
      金箔を貼って盃を作り酒を振舞ったとも言われているが歴史上での真相は不明。
    • また、アメリカ、ニューヨーク州にあるメトロポリタン美術館には、
      19世紀に作られたと思われる、人間の頭蓋骨を使用した楽器「リラ」が存在する。
      人間の頭蓋骨、アンテロープの角と皮膚と腸、木材で作られており、
      ギリシア神話ではヘルメスが発明したとされるが、実際の起源については正確にはまだ判っていない。

関連項目 Edit

防具/デスギアシリーズ
防具/スカルフェイス





*1 ただし、無印開発中時代の設定では「死亡」だったことが、東京ゲームショウ2003で公開された映像で確認できる。また、その名残なのか、MH2以前の作品ではクエストリザルト画面において「死亡回数」という物騒なワードが表示される。
*2 彼は貧困で命を落とした子供たちの頭骨を首にぶら下げている。
*3 カヤンバの落とし穴のお面をかぶった状態で力尽きた時のセリフが「うぅ…。…階級2クラス昇進です…サー…。」である。