MHGにて配信されていたイベントクエストの一種。
MHPでは集会所Gクラスのクエストとして登場している。
あるモンスターとの遭遇、素材救済のためのクエストという側面を持つ。
概要
作品 | クエストレベル | クエスト種別 | 目的地 | 報酬金 | 契約金 | 参加条件 |
---|---|---|---|---|---|---|
MHG | イベント | 討伐クエスト | 大闘技場 | 8000z | 1000z | 受注・参加資格HR21~ |
MHP | 集会所★6 | 討伐クエスト | 大闘技場 | 4200z | 450z | 受注・参加資格HR3~ |
- 闘技場の運営者
- ハンターが己の腕前を披露する闘技場!
百の群れに包囲を受けようとも竜巻の如き奮闘で窮地を抜ける達人たちよ!
白き狩人を相手にその実力を証明せよ!
- MHGとMHPにおいて存在した討伐クエスト。
本クエストの成功条件は「白ランポス50頭の討伐」となっている。
白ランポスはギアノスの前身となったリペイントモンスター。
当時は冷却液を吐く能力を持たず、体力と剥ぎ取り素材が異なる程度のモンスターであった。
- MHGでの白ランポスは大変希少な存在であり、遭遇が難しかった。
街での一部Gクラスクエストにおいて、下記の条件を満たすと登場する仕様だった。- 森と丘の「怪鳥イャンクック襲来!」にてドスランポス討伐後8頭出現
- 砂漠岩地の「地中からの刺客」にてドスゲネポス討伐後8頭出現
- 火山のボーナスエリアにて他の鳥竜種に交じり3頭配置
このような状況下において、白ランポスが無限湧きする当クエストは破格待遇である。
イベントクエスト故に配信期間内でないと受注できないものの、
収集が面倒な白ランポス素材救済が主目的のクエストであろう。
- MHPではイベントクエストではなく集会所のクエストとして登場。
なお、MHPでは白ランポスの遭遇難度は引き下げられており、
ランポスの群れに混じって1、2頭程度登場する仕様である。
他のクエストのついでにコツコツ倒していけば素材は集められるので、
こちらでは救済クエストとしての趣は薄いか。
- ランポス種は死体が消えるのが比較的早く、再配置されるまでのスパンが短い。
剥ぎ取りの猶予時間は短いが、逆に言うとテンポよく倒していけるということである。
- 数は多いとはいえ所詮ランポスであり、そう難易度は高くないだろう。
白ランポス素材を悩むことなく集められる。めちゃラッキー!
……残念ながら、そうは問屋が卸さない。
飛来
- クエスト開始直後にエリア1へと進入すると白ランポスしか見えない……
はずなのだが、どこからかバサッバサッと羽ばたく音が聞こえる。
あろうことか白っぽいということ以外依頼と一切関係ないグラビモスが飛来するのである。
依頼詳細を見直しても、グラビモスが登場することなど一切触れられてはいない。
救済クエストをただでは出さないというカプコン流のおもてなしだろうか。- 鈍足突進とビームでプレッシャーを掛けてくるグラビモスがいるため、
悠長に白ランポスを剥いで回る暇はあまりない。
特にソロでは十数回剥げたら上出来といえる位である。 - グラビモスを先に倒すにしても、戦闘の余波で次々と白ランポスが死んでしまう。
下手をするとグラビモスを倒す前に50頭の白ランポスが死んでしまい、
主目的が果たせないという本末転倒な事態に陥ることもある。
クリア自体は容易であるものの、素材集めという点では難易度が高い。
- 鈍足突進とビームでプレッシャーを掛けてくるグラビモスがいるため、
- ソロでの対策として、「ハヤテのピアス」を用いることが挙げられる。
飛竜を各20頭討伐すると獲得でき*1、高速剥ぎ取り&採取を発動できる。
これがあるだけでグラビモスの攻撃前に離脱ができるようになるため、
剥ぎ取りの機会を大幅に増やすことが可能となる。- 高速収集なしの場合、グラビームの回避が絶妙に間に合わないことが多い。
- 邪道ではあるが、グラビモスが「飛来する」という点を利用し、
「闘技場内に降り立つ前に狙撃して撃ち落とす」という荒業も存在する。
壁の上で撃墜するとグラビモスは復帰できず、一切妨害されないというもの。
他のクエストではクリア不可能になりかねないが、
グラビモスが単なるお邪魔虫である当クエストならではのセコい技である。- 昨今の作品では大抵お邪魔虫になるモンスターは初期配置されており、
こういった裏技的な方法は通用しないケースが多い。
途中で乱入してくる者についても跳躍などによって瞬時に降り立つため、
撃墜する猶予などほぼ無いに等しい。
- 昨今の作品では大抵お邪魔虫になるモンスターは初期配置されており、
余談
- 依頼文には「百の群れ」という記述が存在するものの、
実際に必要な討伐数は50頭であり、数が合っていない。
百には「非常に多い」という意味もあるため、間違ってはいないのであるが。- ファンの間では「白い狩人の群れ+お邪魔虫1頭」という内容から、
「白に一を加えて百と呼んでいるのではないか?」といった指摘もなされている
(100に1足りない99歳を白寿と呼ぶことと逆の理屈である)。
仮にこれが事実であれば、事前に乱入を示唆していたことになるが、
それをクエスト受注時に読み解ける人は極一握りであろう。
色々とインパクトのある大量狩猟クエストが配信されたMHFだが、
流石に1度に100頭も狩猟するクエストとなると珍しい部類に入る。
ましてや件のクエストはナンバリング作品のMH2から存続したものである。
街の★4狩猟演習『やっぱり、狩りばっカリ!』というクエストで、雪山が舞台となる。
……つまり闘技場ではなく雪山を登り下りしながら白いランポスを倒さなければならない内容で、
更にサブターゲットに指定されているブランゴを討伐するか、肉食竜の卵を拾わないと、
指定数分の白いランポスが配置されないというドS仕様となっている。- MH2はエリア移動時のロード時間が歴代屈指の長さであり、
また雪山についてもMH2当時は一方通行ルートだらけで移動し辛かった。
さらに、MH2(MHF)では口から吐く液体を受けると雪だるま状態になってしまう仕様であり、
当時は解氷剤やオトモが存在しないため受けると時間のロスが激しい。
妨害役にドスファンゴも配置されているが、どちらかといえば時間との闘いと言えよう。 - MHFではこのクエストがシクレに指定されたことがある。
第11回狩人祭にて99魂という設定がなされており、
上手いこと回せれば初期としてはかなりの効率(いわゆるアホシクレ)となっていた。
MH2と比べると上述したロードや一方通行の問題が緩和されているが、
ソロではかったるいクエストのままであったことは言うまでもない。
「ギアノスが足りない」と困惑するハンターが続出する事態の走りでもあった。 - なお、クエスト名は当時のCMでよく使われていたフレーズである
「狩り!狩り!やっぱり、狩りばっカリ!」を引用したものである。
MH2における村の狩猟演習では、40頭分に抑えられた類似クエストが存在している。
- ファンの間では「白い狩人の群れ+お邪魔虫1頭」という内容から、
- MHGでは「大怪鳥の怒り」というクエストにも白ランポスが登場しており、
人によってはそっちで集めた方が楽……と感じてしまうとか。- またこのように白ランポス素材で苦労する以前に、
悲しいことに実は白ランポス素材は殆ど需要が無かったりもする。
強いていえば特殊攻撃SPが+4付いているレザーライトUアームを作る時に有用なくらい。
ランポスU装備は防御力こそ40とランポス系の癖に極めて高いが、スキルが一貫して微妙。
製作にも実はグラビモス亜種の素材が必要なので、
ランポス系のお手軽さは微塵もなくなってしまっている。
- またこのように白ランポス素材で苦労する以前に、
- MHの関連商品にも「白い狩人」は存在していた。
MHP3と渋温泉のコラボイベントにて期間限定発売された商品であり、
白いパッケージにウルクネコ装備のオトモがプリントされているという可愛い代物。
コラボイベント開催時にはお土産として人気を博したという。
パッケージに書かれたローマ字から、「しろいかりうど」ではなく「しろいかりびと」と読むようだ。- MHの元祖白い狩人ともいうべき白ランポスやグラビモスは一切出番なし。
MHP3には両方とも登場しないため仕方ないが、旧作ファンには少し寂しいことである。 - なお、商品名が全国的に有名な「白い○人」に似ているのは気のせいである。
パッケージが「白○恋人」そっくり……というのも禁句である。
- MHの元祖白い狩人ともいうべき白ランポスやグラビモスは一切出番なし。
関連項目
モンスター/ギアノス - 当時は白ランポスと呼ばれていた。
モンスター/グラビモス
モンハン用語/救済クエスト