基本的にクエスト開始時にランダムで飛ばされることによってのみ辿り着ける特殊なエリアのこと。
目次
概要 
- 攻略本ではボーナスエリアと呼ばれることもあるが、ネコスキル「秘境探索術」や、
ホルクの学びの書「秘境大好き」に見られるように、ゲーム内の用語としては秘境である。
プレイヤー間での呼称も後者の方が定着している。
- 上記のスキルを発動させることで確実、あるいは高確率で秘境からスタートすることができるが、
スタート位置がランダムで無いクエストではそもそも秘境スタートそのものが起こらないため効果が無い。
下位クエスト全般に加え、上位・G級でも○○の採取ツアーなどが該当する。
- パーティプレイで秘境スタートした場合、採集を行う場合は一言断ってからにしよう。
効率重視でクエストを回している場合は秘境は無視するのが基本ではあるが。- 狩猟対象のすぐ近くのエリアなら、
他のメンバーの到着時に戦闘開始できるようになっていれば直接的な問題は無いが、
なんにせよ空気は読んで行いたい。
- 狩猟対象のすぐ近くのエリアなら、
MHP2G以前・MHF 
- 秘境は独立したエリアとなっている。通常エリアへと抜ける出口は存在するが一方通行である。
いずれの秘境も地図には乗っておらず、マップを確認しても空白のエリアとなっている。
- MHG・MHPの沼地(MHP2Gでの旧沼地)の秘境は、
クエストによっては出口に白い岩が置かれている場合がある。
打撃武器以外、なおかつ爆弾などが無い場合は脱出に非常に時間がかかる。
- 森丘および新旧の密林には秘境エリアが存在しない。
MHFにおける追加フィールドである峡谷・高地・潮島・極海・白湖にも秘境は存在しない
(そもそもの問題として、これらのフィールドでは上位や凄腕に関わらずランダムスタート自体存在しない)。- 樹海の秘境はMHFでは存在しないが、MHP2Gには存在している。
厳密には、MHFにおける「樹海頂部」という決戦場式フィールドに、
エリア中央部に巨大な穴を開けるなどのアレンジが施されたものがMHP2Gの秘境である。
ちなみに、樹海秘境は初見だと出口がまず見つからない。経験済みでも分かり辛い。
- 樹海の秘境はMHFでは存在しないが、MHP2Gには存在している。
- MHFにおいて、冒頭で述べたホルクの「秘境大好き」は人気のある学びの書の一つ。
しかし、これが手に入るほど場数を踏んだプレイヤーからは、
秘境からのアイテム収集よりも狩猟の効率化を目的として運用されることが多い。
フィールドとモンスターによっては秘境スタートすることで最速で戦闘を開始できる。
特に砂漠のクエストにおいて需要が高い。
- MHFでは迷子玉というアイテムを使うことで、通常エリアから秘境に移動することができる。
「グークのお守り」を所持していれば、秘境スタートがあり得るクエストの場合は確実に秘境に移動する。
2019年現在、自分から秘境エリアに移動する手段はこれのみである。
- 秘境とは異なるが、開拓クエストでは秘密の場所と呼ばれる特殊エリアに行ける場合がある。
ベースキャンプのアイルーに話しかけることで移動できる専用のエリアで、
密林・砂漠・雪山・火山にそれぞれ用意されている。秘境同様にレアな素材を入手することが可能。
MH3以降 
- MH3以降は、独立したエリアではなく通常のエリアの一部に秘境が含まれている。
いずれもかなりの高所に設置されているので秘境スタート以外では足を踏み入れることは出来ない。
非常に狭い所に採取ポイントが密集しているのでアイテム集めに都合は良いが、
焦って落ちてしまわないように注意。- 唯一火山の秘境は独立したエリアにある。
しかし場所そのものはエリア9の内部にあるようで、上の方を見上げると細い岩の橋があるのが分かる。
また、エリア9でも崖の上から下の方をよく見ると、この秘境エリアと思しき場所を確認できる。
脱出しようと秘境を飛び下りると、そのままエリア8に移動する。
- 唯一火山の秘境は独立したエリアにある。
- ネコスキル「秘境探索術」を比較的容易に発動できるので秘境スタートはお手軽になった。
また、MH3Gではフエールピッケルの入手方法が孤島・砂原の秘境での採取のみになったため、
他のシリーズに比べて秘境スタートを狙うことの重要性が増した。
- MH3シリーズでは、凍土には秘境とはまた別に、
モンスター(獣竜種、ジンオウガ亜種)の攻撃によってのみ開通する隠しエリアが存在する。
通常はマップにも存在が記されていないが、モンスターの攻撃で入り口が開通されると
それ以降はマップにも隠しエリアが表示されるようになる。
最深部はモンスターの巣となっており、瀕死になったモンスターたちはここで休眠を取る。
どういうわけかバギィたちが屯しており、中にはポポの死体が置かれている。
そして、壁の一角に目をやると、まるでどこかのスプラッター映画よろしく夥しい量の血が付着している。- ちなみに、MH3ではいにしえの龍骨がここと凍土の秘境でないと入手できなかったうえ、
ここに行けるのが当時屈指の強敵であったイビルジョー戦のみだったため、
いにしえの龍骨集めはかなり面倒であった。
- ちなみに、MH3ではいにしえの龍骨がここと凍土の秘境でないと入手できなかったうえ、
- 一部のクエストの依頼文には、
「凍土には竜の巣と呼ばれる秘密の場所が存在し…」といったことが書かれている。
しかし、この隠しエリアがこの「竜の巣」と同一の場所なのかどうかは定かではない。
- 秘境に居るハンターを発見する大型モンスターもいる。
位置が高過ぎるからか特に攻撃してきたりはしないが、秘境を出たらすぐに攻撃に移って来るので注意。- 場所によっては秘境から遠隔武器で下にいるモンスターを攻撃できる場合もあるが、
反撃できない位置にいると分かるや、そそくさとエリア移動してしまうため狩猟には有効ではない。 - 例外なのは原生林の秘境と、優れた飛行能力を持つアルセルタスの組み合わせ。
近接攻撃は行わないようだが、高度を合わせて体液噴射で普通に攻撃を行う。
初期エリアなので容易に起こりえる。
- 場所によっては秘境から遠隔武器で下にいるモンスターを攻撃できる場合もあるが、
MHX(X) 
- 当作品では新旧様々なフィールドが入り乱れており、秘境エリアについても特に変更はない。
その為MHP2G以前の仕様とMH3以降の仕様が共存する形となった。
過去作と比較して、採取ポイントが増えている傾向があるようだ。
当然ながら採取のオブジェクト等は、MH4の物をベースとした変更がなされている。
また、秘境が単独のエリアとなっているフィールドには、エリア番号が付いた。
例えば雪山であれば、秘境エリアで地図を拡大表示するとエリア9と記されているのが確認できる。- 元々秘境エリアのなかったフィールドについても、特に新規追加などはされていない。
- モンスターとの戦闘は考慮されていない為か、復活した秘境には凹凸が追加されておらずかなり平坦。
- モンニャン隊のフィールド選択時に横にRARE表示がある場合は、
モンニャン隊限定素材を確定で入手できる秘境エリアがどこかに出現している。
秘境エリアはマップ上に表示されていないが、エリア内をオトモが横切ると一瞬だけ表示される。
MHWorld・MHW:I 
- 本作では全マップで秘境が存在しない。全マップに存在しないのは初めて。
- 大蟻塚の荒地エリア5でスタートすると旧作での秘境のような切り立った岩の上からスタートする。
高確率で活性化している骨塚が存在する為一瞬秘境のように見えるが、
周囲をよく調べれば分かる通り徒歩で到達できるルートが存在する為秘境の定義からは外れている。 - その他に、モンスターの狩猟ではほぼ行くことがなく、探索で隅々まで歩かないと見つからない地点が存在し*1、
その中にはここからスタートだったら一瞬秘境と思うだろうなという地点もいくつかあるが、
本作ではそのいずれも徒歩や楔虫を利用して出入り可能である。 - MHW:Iでもランダムスタートで到達する場所はハンターが自力で行ける場所なのだが、
モンスターの目の前以外のランダム地点からスタートした際、
通常フィールドには存在しない白い鉱脈が付近に出現していることがある。
これを掘ると鎧玉を掘り出すことができ、地形として秘境は存在しないものの
レアアイテムを採取できるランダムスタートという秘境スタートに似た状況が用意されるようになった。
MHRise 
- 大型モンスターと戦う通常エリアの外にすら行けるようになったMHRiseでは、サブエリアの中でも到達が難しい、
あるいは行けることに気づきにくい場所が、非公式に秘境と呼ばれることがある。
そうした秘境には大体の場合先人の遺物が刺さっている。
また、そういった場所でのみレアな環境生物が見られることもある。- 寒冷群島エリア12の天井裏、水没林エリア7北東の高台、溶岩洞エリア11の最深部が代表例。
シリーズでは珍しく、なんと防衛形式の戦闘である百竜夜行用のフィールドにまで用意されている。
隅々まで探してみよう。
- 寒冷群島エリア12の天井裏、水没林エリア7北東の高台、溶岩洞エリア11の最深部が代表例。
- 過去作からのリメイクフィールドではかつて秘境として設置されていた場所が一種の隠しエリアとして残されており、
翔蟲を駆使する事で自力で到達する事ができるようになっている。これらの隠しエリアには採集ポイントが
大量に配置されており、さながら隠しボーナスの様相を呈している。- 進入にそこそこ時間が掛かる場所が多く、マルチプレイ中に行くのは非現実的だが
採取ツアーであれば大量の素材を獲得できるため、素材集めや金策等で行った時はぜひともチェックしたい。
- 進入にそこそこ時間が掛かる場所が多く、マルチプレイ中に行くのは非現実的だが
用語としての「秘境」 
- MH2やMHFでは、塔の特殊なエリアを「秘境」と呼ぶ場合もある。
こちらはランダムスタートではなく特定のクエストでのみ行くことが出来る
(MHFではリオス希少種やリオレイア亜種、オルガロン、覇種UNKNOWN等)。
詳細については秘境セットの記事も参照。
- MH3のオンラインでは変換の仕様のせいで、しばしば「卑怯」と呼ばれることがあった。
当然ながら本来は完全な誤変換のはずなのだが、案外こちらの呼び方でも浸透してしまっていた。
確かに凍土や火山などの秘境では珍しい素材が入手しやすく、
かつ一方通行なので引きこもれるため、卑怯でも一応意味は通るのかもしれないが。
秘境の方からしてみればとんだ風評被害である
- 現実でいう秘境とは「外部の人間が滅多に足を踏み入れない場所」
「現地の人にすらあまり知られていない場所」「人の手が殆ど入っていない未開の地」
位のニュアンスである。
戦闘街や気球などの一部を除き、狩猟で訪れるフィールド自体が秘境と言える。