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ゲーム用語/カプコン

Last-modified: 2019-06-21 (金) 11:48:01

「モンスターハンター」シリーズ含む様々なゲームを開発、販売している会社。

概要 Edit

  • アクションの真髄である「如何に頭を使って立ち回るか」を追求し、何度も死んで練習し
    攻略法を覚えた上でやっと上達する…というハードルの高いゲームが有名なメーカー。
    本社は大阪にある。多くのゲームメーカーが本社を置いている東京に本社は無いので注意
    東京には支店がおいてある(MHFやソーシャルゲームの開発、運営は東京支店で行われている)。
    • パブリッシャーとしてだけでなくデベロッパーとしても有名で、
      例えば任天堂が発売したゼルダの伝説シリーズの一部の作品などは、
      カプコンも開発社に名を連ねていたりする。
  • アクションゲームや格闘ゲームの開発が非常に有名な一方で、
    それ以外のジャンルのゲーム開発はやや苦手であると言われていた。
    事実、RPGやパズルゲーム、アドベンチャーと言ったジャンルにおけるカプコン製のものは
    かつては数が少なく、また完成度についても他社と比較して劣っていると言われがちであった。
    しかし2010年頃からはゲーム開発の体制が変わったのか、
    アクション以外のジャンルについても積極的にゲームやアプリのリリースを始めており、
    以前と比較して状況は大きく変わってきている。
  • 他社とのコラボレーションに積極的なのもこの会社の特徴の1つ。
    バンダイナムコやマーヴル・コミック、SNKといった会社とのコラボ作品である『VS.』シリーズが有名だが、
    それ以外の自社タイトルにおいてもコラボレーションやクロスオーバー要素は
    ほぼ毎回のように取り入れられていると言ってもよい。
    また、他作品に自社キャラクターが出張するケースも多い。
  • MH以外では『ストリートファイター』シリーズ、『戦国BASARA』シリーズ、『デビルメイクライ』シリーズ、
    バイオハザード』シリーズ、『ロックマン』シリーズ、『魔界村』シリーズ、『ドラゴンズドグマ』シリーズなどが有名。
    マイナーなところでは『ブレスオブファイア』シリーズや『ガイストクラッシャー』などもある。
    何れも難易度が高いアクションゲームとして有名。もちろんMHシリーズも例外ではない。
    無論、難易度の余り高くない作品もあるが、一般的なライト層向けのゲームでも、
    ひそかに難易度の高い仕様があったり、操作性やカメラワークなどのUIがとっつきにくかったりする場合が多い。
    非常に個性的かつ濃い内容である点が、カプコンがドSと呼ばれる由縁の一つである。

逸話 Edit

  • 「カプコン」という会社名は、前身となった「カプセル・コンピュータ社」に由来する。
    社名がCAPCO「M」なのも、「Capsule Computer」から来ているものと思われる。
    現在の公式サイトでは
    「当時もてはやされていたパーソナルコンピュータに向こうを張るつもりで考案した「カプセルコンピュータ」」
    が由来であるとなっている。
    ちなみに当初はメダルゲームを開発した後アーケードゲームで業界に参入しており、
    現在でもいわゆるビデオゲームを除くと、アミューズメント部門に精力的に関わっている。
  • いわゆる「同族経営」の会社であり、
    モンハンシリーズのスタッフの中にも経営者の身内が存在している。
    例えば、MHP2以降のプロデューサーである辻本良三氏は、
    カプコンCEO(最高経営責任者)・辻本憲三氏の息子であり、
    さらに良三氏の兄である辻本春弘氏はカプコンCOO(代表取締役社長)である。
    ただし企業の巨大化に伴い、CEOとCOOを除く取締役と監査役は身内からは選出されていない(2017年時点)。
  • 社内の世代交代のサイクルが同業メーカーと比較して非常に早いことで知られている。
    2000年代或いはそれ以前の主要な開発者・プロデューサーはその多くが既に退社・独立している。
    一方「スタッフが販売に関して損害を出すと、代表は即降格(もしくはクビ)となる生贄の羊である」
    という噂も広く知られており、世代交代のサイクルが早いのはそれも影響しているのかもしれない。
    • モンハンだと、『2』のプロデューサーを手がけた田中剛氏がその最たる例ではないかと言われている。
      例えば、同氏がMH2以前にプロデューサーを担当していた「デビルメイクライ2」も頗る評判は悪かった。
      同じく田中氏がプロデューサーだった「DMC3」は前作の不評点が改善されており評判が良かったのだが、
      最終的な売上げは初代ほどには至らず、更に直後に発売されたMH2の売上げもお世辞にも良いものとは言えず、
      最終的に退社の道まで追い込まれてしまったという噂が囁かれている。
      ただ、田中氏はプレイヤーからかなり批判を受けていたので、同情する人は少なかったようだ。
      ちょっと気の毒である。
  • 上記の田中氏の件もそうだが、ゲームの宣伝において開発スタッフの露出が比較的多い。
    モンハンにおいては、プロデューサーの辻本良三氏・小嶋慎太郎氏や
    ディレクターの藤岡要氏がイベントや紹介映像に頻繁に登場している。
    他にもMHFのプロデューサー(当時)・杉浦一徳氏とともに初期のMHFに携わり、
    現在ではカプコンの多くの格闘ゲームのプロデューサーとなっている小野義徳氏なども、
    コアなゲーマーには顔が思い浮かぶのではないだろうか。
    COG(カプコンオンラインゲームズ)では若いスタッフの露出も精力的に行われている。
  • 他社との交流も深いらしく、上記の小野氏は他社のゲームのPVにも出演したりしている*1
  • 過去5回に渡り倒産・廃業の危機を迎えている事でも有名。
    しかし、その度にヒット作を飛ばし復活する(ストリートファイターII、バイオハザード等がその一例)。
    このヒット作によって生まれた「ブランド」を同社の強みとしており、
    近年の事業戦略を見る限りは、これらのブランドを精力的に水平展開していく方針があるようだ。
    ただし、ブランド作品だけでは先が続かないことから、
    これらに依存しない新規ブランドの開拓も進めてはいる様子。
    • そういった事情もあり、
      携帯・スマホ向けアプリや海外で売り上げを伸ばしているPS4向けのゲームソフトの開発では
      大きく後れを取っていることが指摘されている。
      携帯・スマホ向けアプリに関しては2015年にサービス開始したMHXRが2016年以後も堅調で、
      局面打開の端緒を開くことができたようだ。
      2016年には非ブランド作品のスマートフォンゲームが大きな注目を集めている。
  • 航空機は落ちる。
    どういうことかというと、カプコン製のゲームに登場するヘリコプターや気球などの航空機は、
    ほぼ例外なく墜落撃墜爆発するのが恒例行事となっているからである。
    このためカプコン製ヘリなどとネタにされ、
    他社製のゲームでもヘリが見事に墜ちた場合は「あれはカプコン製だ」などと揶揄される事がある。
    • MH世界での航空機である飛行船古龍の調査に向かうと大体落下している。
      決戦フィールドにバリスタの発射台があれば、大体は落下した飛行船の物と説明される*2し、
      さらに実際にクエストの真っ最中にハンターが搭乗した飛行船が撃墜されたり
      あるモンスターからは捕食された飛行船のバリスタの弾が入手出来る。
    • また、MHXXのOPムービーでは実際に飛行船が彗星のような何かの衝突によって
      木っ端微塵に粉砕される
      場面が描かれている。
      さすがに龍識船の方は、本作のハンターのオフライン拠点なので落ちることはなかったが…
    • MHworldでもとあるモンスターの影響で例にもれず3期団の気球船が墜落している。

モンハンとカプコン Edit

  • カプコンにおけるMHシリーズは看板ブランドの一つとして位置付けられており、
    近年ではこれを家庭用ゲーム機に留まらず多様な事業で活躍させる方針が取られている。
  • また、カプコンの初のオンラインゲーム事業はMHFであり、
    それまで不振だった携帯・スマホ向けアプリの局面を打開する端緒を開くことになったのは、
    上述したMHXRである。
    家庭用ゲーム機シリーズについても、毎年の決算で名前が出ないことが無い。
    MHシリーズはそれだけ大きな影響力を持つブランドであると言える。
  • モンハンにおけるモンスター及びハンターの動きは、あえて行動不能な「隙」を作って、
    プレイヤーにどのタイミングで攻撃するか、という格ゲーと同様の
    「フレーム単位で判断する」思考を要求してくるような構成になっている。
    これはまさしくカプコンが過去に製作した『魔界村』シリーズなどにも共通するものであり、
    古くからカプコンのゲームに親しむゲーマーは、モンハンを「なんだかんだでカプコンらしいドSなゲーム」
    と評することも多いとか。
    • とはいえ、格ゲー衰退の反省もありアクションがもっさりな分技の駆け引きが比較的緩くなっており、
      スピーディーなコンボ重視のMGRとは逆にカジュアル派でも遊べるような仕様となっている。
      またJRPGのターン制、成長要素など様々な要素を盛り込む事により、
      日本のプレイヤー達に親しみやすい環境を作る事に成功している。
      逆に言えばそうした数々の和ゲー要素が海外プレイヤーに売り難くなっているという事でもあるが…
  • MHFではサービス黎明期よりプレイヤーの要望に対する対応を週1回公開している。
    が、黎明期のMHFは運営への不信が極めて強く(こちらでも言及されている)、
    要望に対する対応に関しても「多くのプレイヤーが望まないもの」と見做されることが多かった。
    その為ネット上などでは「あえて正解を選ばない」「自演要望*3である」と揶揄されている。
    MHF-G以降は実情に沿った対応がされるようになってはきているが、
    結局のところ(未プレイ者も含む)全ユーザーが納得する対応を出すことは絶対に不可能であり、
    上記の揶揄が止むことはない(MHFに限った話ではないが)。
    • 特にMHFはユーザーからの意見を直接運営チームに送るシステムが存在するため、
      その意見・要望に「○ね!!」「○す!!」といった暴言が送られてくる事も多かったらしい。
      過去には「送るのは構わないがせめて要望は載せてくれ」と運営レポートで述べたこともある。
      MHF-G感謝祭においては杉浦氏曰く
      「多分私が一番カプコンで「○ね!」というメールを送られた」と自虐している。
      ただしオフラインイベントなどを根強く行っていった結果、そういった雰囲気は解消されていき、
      各種要望についても厳しいながらも建設的な意見が多くなったとのこと。
      プレイヤーの成熟などもあってかMHF-Z以降は
      「具体的にどこをどうして欲しい」という要望が多くなったようである。
    • 上記のような経緯から、
      一部のプレイヤーにはネタやストレス解消目的で暴言を送る事を勧める人もいるが、
      いくらネタ(冗談)だったとしても暴言を送るのはマナー的に誉められることではない
      (というより、何一つ建設的ではない)。
      また「○ね!」「○す!」は現在の日本ではいわば殺人予告・脅迫に当たり、最悪警察のお世話になってしまうので注意。

カプコンTV! Edit

  • カプコンが広報や情報提供などのために配信している公式web番組。
    Youtubeのカプコンチャンネルや各種web媒体で主に毎月1・3水曜日の20時以降に配信している。
    カプコンのゲーム全般の紹介をしており、もちろんモンハンに付いても社員による解説や
    プレイ動画の公開、それに加えて一般プレイヤーも交えたオンライン狩猟も行っている。
    制作から配信までカプコンが行っておりこの番組が初出の情報が出ることも多い。
    視聴者へのプレゼント企画などもあるため興味がある人は押さえておくといいだろう。
    視聴できなかった場合でもカプコンチャンネルでしばらくの間はアーカイブ放送を見ることができる。

余談 Edit

  • 現在のゲーム市場(他ジャンルも含む)は上層部が会議を行い作るのだが、
    いわゆる利益にしか興味がない人物も存在する。
    上層部だけならまだしも、それがゲーム開発者にまで浸透してしまっているケースすらあり、
    プレイヤーを楽しませたいという感情が「皆無」なゲーム開発者も少なくはないといわれ、
    そのような姿勢が低クオリティ作品を生み出す要因になるとされている。
    カプコンのゲーム開発者がそのような思想に染まっていないことを信じたい。
  • 企業という視点で見れば、利益が重要という考え方は決して悪いものでは無い。
    では何が駄目なのかと言うと、目先の利益だけが正義という考え方が駄目なのである。
    企業とは金をただ稼ぐ集団ではなく、金を継続的に稼ぐ集団であり、
    その点で言うと客離れ上等のこのやり方が批判されるのは当たり前過ぎる話なのである。
  • カプコンではあまりボイスに重点を置いてないゲームや、
    ボイスの量が少ないゲームでは社員に声の収録をさせることが多かった。
    DS以前のゲーム機では使えるボイスの量も少なく音質も良くないため、
    プロの声優を使う必要性が薄いと判断したためらしい。
    と言っても全社員を対象にオーディションをして選抜するなど大掛かりだったそうな。
    • 例としては3DS以前の逆転裁判シリーズは一貫して声の収録は社員が行っている。
      しかし、3DSでの発売になってからは収録できる量もサウンド機能の質も向上しており
      素人のカプコン社員のボイスでは限界があるため、プロの声優によるアフレコとなった。
    • モンハンシリーズもかけ声程度のボイスしか使用せず生声で物語を彩っていく要素も無いため
      ほとんどのボイスを社員による収録で賄っていたが、
      ちらほらとプロの声優やタレントによるアフレコを活用している。
      • ただし、モンハンでは多くの場合キャラの掛け声程度の変更であり、
        他のRPGのようなNPCがボイスで語ってくれたりする要素はほとんど無かった。
        本格的に喋るようになったのはストーリーズからである。

カプコンが制作するゲームの記事 Edit

カプコン作品とのコラボに関する記事 Edit






*1 『鉄拳3D』(バンダイナムコゲームス/3DS)。このPVの制作には任天堂も関わっており、3社コラボとなっている。
なお、このPVが初公開されたニンテンドーカンファレンス2011ではMH3GMH4の開発も発表されていた。

*2 生態ムービーでアマツマガツチに撃墜された飛行船のバリスタが転がっている霊峰が特に有名。
*3 要するに「ユーザーはそんな要望を送るわけがない」という論拠に基づいて「運営が自分で要望事項を作って自分で解を出している」というもの。