MHSTシリーズに登場する状態異常。
概要 
- 読んで字の如く、特技が封じられて使用することができなくなると言うもの。
MHSTシリーズはRPG作品と言うこともあり、メインシリーズではあまり考えられない状態異常といえる。
他のRPG作品で言う「沈黙状態」や「魔封じ状態」などに近い。
- 特技には便利なものが多く、これが封じられるとなると
パワー・スピード・テクニックの3つの通常攻撃しか使えなくなってしまう。
ライダーならば一応アイテムも使えるが、それでも大幅に行動が制限されることに変わりはない。
オトモンによっては特技が封じられると長所が大きく減らされてしまうものも多いため、
警戒したい状態異常の1つと言える。
また、オトモンが特技封じにかかってしまうとライダーから行動の指示ができなくなってしまう。
- 一方で、こちらから相手をこの状態異常にすることができれば、
相手の行動を大きく制限することができるため、使い方によっては非常に強力となる。- 例えば、イビルジョー相手にこの状態異常をかけると、
強力な拡散龍ブレスなどが使えなくなり、なおかつほぼパワー攻撃しかしない行動パターン故に、
対処が非常にやりやすくなる。
オトモンだった場合は行動バリエーションを増やすためにテクニック系の特技を継承されている場合も多いが、
特技封じ状態にすることでそういった特技も問題なく防ぐことができる。 - もちろん、こちらがそのようなオトモンを運用する場合は、
なるべく特技封じ状態への対策もしっかりと立てておいた方が安心できる。
- 例えば、イビルジョー相手にこの状態異常をかけると、
- 基本的には、水属性や氷属性の特技にこの状態異常を発症させる可能性がある*1。
メインシリーズでいう、水属性やられや氷属性やられを置き換えた状態異常とみてよいだろう。
発症の可能性がある特技はダメージと発症率がほぼ反比例の関係になっており、
例えばダメージを伴わない水びたしでは発症率が高く、大ダメージを与えるアイスサイクロンならば発症率は低い。- もちろんライダーの使える特技の中にも、特技封じを狙えるものがある。
- また、特技封じ状態の相手に効果的なダメージを与える「特技封じチェイサー」なる特技もある。
当たった瞬間に治ってしまうがダメージはかなり大きいため、
相手のコンボにはより警戒するようにし、逆にこちらからは積極的にコンボを狙いたい。
- 「特技封じ率増」のスキルを持っていると発症率が上がり、
また「特技封じ長持ち」のスキルがあれば相手にかかった特技封じ状態が長く続くようになる。
特技封じを起こす特技を持つオトモンには、なるべくこれらのスキルが付く遺伝子を継承させたい。
どちらも【小】よりも【大】の方が効果は大きい。
- 逆に、予防したい場合は「特技封じ無効」を発動させれば完全に防ぐことができる。
アイテムを使った回復方法もあり、MHSTなら多肉ニンニクなら50%の確率で、
熱血サプリや万能ウチケシ薬なら確実に治療できる。
戦闘が終わった時にも自動で治る。- MHST2だと多肉ニンニクでも確実に治療でき、熱血サプリだと加えて3ターンの間予防効果が表れるようになった。
- なお、特にライダーについては、絆ゲージがゼロになっている、あるいは1や2などほとんどゼロに近い場合、
この状態異常に関わらず、一部*2を除いてスキルを使うことが出来ない。
この状態異常を受ける側だった場合は不幸中の幸い程度に考えておけば良いが、
対戦で使用する場合は、絆技を使った直後などはあまり意味がなくなることは留意しておきたい。- 当然だが、状態異常を一切受け付けないライドオン状態もまったく意味がない。
使用するタイミングは考えると同時に、オトモンが無駄に発動しようとしていたら、
別のより良い手を打つことも考えた方がいいだろう。
- 当然だが、状態異常を一切受け付けないライドオン状態もまったく意味がない。
- 言うまでもないが、特技を元々ほとんど使わないパーティ相手にはあんまり意味がない。
- MHSTではストーリー上で相対する一部のボスモンスターは、
こちらの絆ゲージが溜まるのを阻害したり、絆ゲージを吸収したりする特技を使ってくるが、
これらは特技封じとは全く別物である。
- MHST2ではどういう訳か、ゲーム内で相対するモンスターには通信対戦を除き、
ストーリー攻略のみならず、クリア後のやり込みに至るまで、ほぼ発症することが無くなってしまった。
一方で耐性がない限りライダーやオトモンは相変わらず発症すると言う、理不尽な状態になっている。
プレイヤー目線で活用できるのはほぼ通信対戦のみと思っておいた方が良いだろう。