MHST2に登場するフィールド。今作のエンドコンテンツの一つである。
目次
概要
- ハコロ島の奥地にある禁足地に存在する地。
マハナ村の長であるガラによれば、主人公の祖父:レドが修練の地として利用していた場であり、
マハナ村でもこの地に立ち入った事のあるライダーはレドのみで、
どのようなモンスターが棲息しているのかすら把握されていないという。- 長い間誰も入る事ができない危険な地とされてきたが、
レドの孫にして世界を襲った厄災を無事収めた主人公ライダーに対し、
ガラが立ち入りを許可した事によって竜の拠り地に挑戦する事が可能となった。
- 長い間誰も入る事ができない危険な地とされてきたが、
- 竜の拠り地は何階層にも広がる巨大なダンジョンとなっており、
一階層ごとに環境や棲息するモンスターが全く異なる。
この地に棲まうモンスターは全て強力な上位モンスターであり、
元いた生息地を問わず様々なモンスターが共存する特殊な環境となっている。- また、世界観的には非常に珍しい亜種モンスターはもちろん、
広くその名を知られ畏怖される特殊なモンスター達や
生態系の頂点に立つ者たちすら跋扈する魔境となっている。 - 階層を経るごとにその危険度は増していく為か、
ここを訪れたレドは番猫と呼ばれるアイルー達に管理を任せ、
階層ごとにそれぞれが異なる試練を科し、それを乗り越えなければ次の階層に通れないようにしている。
この番猫達が出す試練はいくつかの種類が存在しており、
単純に指定されたモンスターを討伐するものから指定部位を破壊するもの、
或いは規定ターン以内の討伐を強要されるものまで指令される。
今までのような単純な力押しでは通過できず、一度オトモンの種類や継承させる遺伝子構成、
武器防具や共闘パートナーも選び直さなければ突破できない階層も存在するだろう。
尚、各層の番猫は皆特徴的な喋り方をするので、
機会が有れば一度は比べて見てみるのも良いかも知れない。
- 因みに1階層毎にネコタクが設置されている為、
試練の途中で帰りたくなっても自由に帰れるし好きに戻ってこれる。
試練の進行度もそのままにしてくれるので結構有情。
途中で試練に有用なオトモンに変えたくなった場合や、
クリア後に竜の拠り地にいる特定のモンスターと戦いたい場合やレベル上げなどにも重宝する。
- なお、竜の拠り地にいるモンスターもペイントボール等で帰巣させる事は出来るのだが、
討伐を指定されているモンスター、規定ターン内での討伐を指定されているモンスターは帰巣させる事が出来ず、
例えば上位にしかいないリオス亜種夫婦のタマゴを竜の拠り地から手に入れる事は不可能。
また、二つ名モンスターや古龍、その他いくつかの危険なモンスターはそもそも帰巣自体しないので、
タマゴが欲しければ超レアな巣を回ったり、共闘・探索クエストに赴こう。- 一掃攻撃は可能だが、そもそも上位モンスターは一掃可能になる必要LVが高い。
当たり前だが、試練の討伐指定モンスター達に関しては一掃攻撃が使用出来ない。
初見攻略で一掃されてしまっては試練にならないからであろうが、
レベル上げ目的で訪れた時に、間違えて戦いを挑んでしまわないように注意。
特に9層でレベル上げしようとレベルの低いモンスターを連れて行き、
一掃攻撃出来ないラージャンにボコボコにされて三乙する例などもあるので気をつけたい。
- 一掃攻撃は可能だが、そもそも上位モンスターは一掃可能になる必要LVが高い。
- また、世界観的には非常に珍しい亜種モンスターはもちろん、
- また、竜の拠り地限定モンスターとして大タルGアイルーが存在する。
3層と7層を除いたすべての階層に出現する大タルアイルーの上位種で、
勝利すれば1匹あたりなんと10万を超える破格の経験値が入手できる。
出現率は低いが運に自信があるという諸氏は是非とも探してみるといいだろう。
因みにモンスター図鑑を埋めたい場合は倒す必要が出てくるので、
その場合は嫌でもリセマラしながら探すハメになる。- 因みに上層ほど一度に出現する個体数は多くなるようで、1層では1匹だけだが、9層だと3匹同時に現れる。
最も3匹同時では全員を確定で救出できない*1ため、とんずらされることも。
- 因みに上層ほど一度に出現する個体数は多くなるようで、1層では1匹だけだが、9層だと3匹同時に現れる。
- 因みに発売前から「古龍や二つ名モンスターが棲息しているエンドコンテンツ」
として公式からたびたび告知されていた為、ストーリーをクリアするどころかゲームが発売される前から
プレイヤーの多くにエンドコンテンツが周知されているという珍しい状況になっていた。
各階層の試練
第1層
- 竜の拠り地での最初の試練はシンプルに指定されたモンスターの討伐。
大したことない相手のように見えるが、ターゲットとなっているのは全て上位モンスターなので、
上位モンスターの巣や探索クエストなどに赴いていない場合はここで初対面となるだろう。- 一応、最初に挑む階層ということもあって、他の階層と比べると相手モンスターのステータスは低めで、
ストーリーをクリア出来る実力があるならそこまで苦戦する事はない。
Lvはストーリークリア時点(50~60)もあれば攻略できる程度だが、それでも強化幅はそれなりな上、
ドボルベルク以外はストーリー後半で登場するボス級のモンスター達である。
油断してかかると思わぬ痛手を被るだろう。 - そしてここの大ボスとも言えるのがリオス亜種の夫婦。
ただでさえ亜種ということで高いステータスを持っているのだが、
それが2体同時で戦わなければならないというのが非常にキツい。
初めての戦いで行動パターンを知らない場合は厳しい戦いとなるだろう。
- 一応、最初に挑む階層ということもあって、他の階層と比べると相手モンスターのステータスは低めで、
- 因みにこの層には固定湧きでリオレウスの通常種がいる。
下位個体は存在しないので通常フィールドには湧かず、出会うためには上位モンスターの巣などに赴く必要があるのだが、
例のセンサーに目をつけられてしまうと全く出会えない事もある。
しかしここの固定湧き個体ならいつでも確定で出会える上、ペイントボールなどで帰巣させる事も容易い。
リオレウスの素材が欲しい場合や豪火球の遺伝子が欲しい場合は重宝するだろう。
- 大タルGアイルーの出現場所はリオス亜種のいる場所の南側。
前述のとおり1匹だけで現れるが、ストーリークリア直後にレベル1のオトモンを連れて行くと、
レベル差ボーナスでプレイヤーのレベルを抜き去ってしまうことも。
第2層
- ≪指定した部位を規定回数破壊≫
- 部位【爪】を破壊する(6回)
部位【胴】を破壊する(7回)
部位【尻尾】を破壊する(6回)
- 次の階層での試練は指定されたモンスターの部位破壊。
番猫からも忠告されるように、攻撃力が高すぎて部位破壊する前に討伐してしまったり、
或いは有効な武器属性が分からず部位ダメージをうまく与えられない、
などの事態が起こるとスムーズに行かなくなる可能性はあるが、
出現するモンスターも弱めの種類のみしかいないのでそこまで大きく手こずる事はないだろう。
むしろレベル上げしながら適当にやってても1時間も掛からず簡単にクリアできる。
- ここで出現する大型モンスターはダイミョウザザミ、ゲリョス、クルペッコ、ガノトトス、ケチャワチャの五種。
効率よくクリアしたい場合、狙い目はケチャワチャになる。
ケチャワチャは上記の指定された部位全てを持っているため、
ネコタクで行き帰りしながら彼を嬲り続ける事ですぐにクリアする事が出来るのだ。
- また、この階層はレベル上げに使用される事も多い。
この階層では一定レベルに達していれば一掃攻撃のコマンドが使用できるため、
一掃攻撃しながら突進でエリアを一周することで短時間でそれなりの経験値を得ることが出来る。
特にタイミョウザザミ2体やダイミョウザザミ&ガノトトスで固まっている敵が
多くの経験値を得られるため、レベル上げなら彼らにも積極的に喧嘩を売ろう。- 逆にクルペッコは得られる経験値が低く、
ゲリョスは一掃攻撃に必要なレベルが高い*2ため、彼らはスルーしたほうが吉だろう。
- 逆にクルペッコは得られる経験値が低く、
- この階層の大タルGアイルーはマップ右上のケチャワチャのいる小部屋に出現する。
レベル上げによく多用される階層なので、ここで初めて出会うプレイヤーも多いだろう。
第3層
- 今度はガラっと雰囲気が変わって特定のモンスターとの一対一、
それも規定ターン数以内での討伐が強いられる事となる。
しかもこのモンスター達は防御面が特殊な仕様になっており、- 適切な攻撃系統の武器でなければダメージが通らない
- 特定条件下または常にオトモンの攻撃によるダメージが通じない
- ライダー・オトモン共通で全体攻撃はダメージが通らない
最初のドスガレオスはともかく、次鋒のモノブロス、大将のディアブロス亜種ともなると
弱点をしっかり突ける武器属性と属性オトモンで挑まなければ
規定ターン経過によって試練失敗となってしまうだろう。
また、共闘パートナーも場合によっては完全な役立たずとなってしまう可能性がある為、
しっかり図鑑を見直して適切な武器を持っているか、オトモンの属性は弱点を突けるか見直しておこう。- 攻撃可能部位と弱点配置が通常のモンスターとは異なっており、部位耐久度も高くなっている。
この階層のモンスターは3体とも尻尾に斬撃が弱点であり、部位破壊後でも攻撃可能となっている。
よって攻撃力が高く、大剣を装備しているリヴェルトを連れて行くとあっさりとクリアできる。
LV不足で攻撃が通らない場合、3体中2体が氷属性弱点となっている事を利用し、
オトモンを氷属性で揃え、共闘パートナーにアユリアを連れて行くのがいいだろう。 - また、オトモンによるダメージには殆ど期待できないものの、状態異常に関しては普通に通るため、
毒や火傷によるスリップダメージや爆破などで体力をじわじわ削っていくと言う手も非常に有効。
特に相手を高確率で劇毒状態にできるクイーンヴェノムは非常に強力なので、
習得しているオトモンがいるのであれば連れて行ってみよう。
もちろん、この攻略法はこれ以降の規定ターン討伐にも適用できるため、
これ用に一体、状態異常オトモンを育てておいても損はないだろう。
- この階層では初回という事で大きな強化はされていないが、
これ以降も「弱点でなければ攻撃が通らない」仕様のモンスターは出てくる為、
今一度モンスターの弱点や部位情報は把握するようにしておきたい。
- 因みにこれらの規定ターン数討伐が指定される階層では、
戦闘BGMとして粗暴な者たち*3が流れる。
唐突に諸々の攻撃が通じなくなる仕様変更も相まって、非常に緊迫感を煽られるだろう。
第4層
- ≪指定した部位を規定回数破壊≫
- 部位【頭部】を破壊する(7回)
部位【腹部】を破壊する(7回)
部位【脚】を破壊する(5回)
- 次の階層では舞い戻って再び部位破壊が試練となる。
第二層同様、そこまで大きく苦労する事は無いだろう。
むしろ3層の特別仕様を考えると拍子抜けである
- この階層に棲息している大型モンスターはアオアシラ、イャンガルルガ、
イャンクック亜種、ロアルドロス、ネルスキュラの五種。
序盤であるアルカラ大陸出身のモンスターが多いからかそこまで強く無い面子であり、
やはりレベル上げしながらでもサクッとクリア出来るハズ。
強烈・猛烈・熱烈などと紹介されるには少々力不足な気が……
- 時短したい場合は東側に固まっているネルスキュラが
ケチャワチャと同じくターゲットとなっている部位全てを持っている為、
彼を7回倒すのが最も戦闘回数が少なくて済むだろう。
- ここの奥に位置する縦長の広場も大タルGアイルーが出現する可能性がある。
第5層
- ≪イヴェルカーナを討伐する≫
- イヴェルカーナ
- この階層で討伐を指定されるモンスターはイヴェルカーナ。
なんと専用の登場ムービーとMHW:Iでの戦闘BGMを引っ提げての登場である。
特にアイスボーンをやり込んだハンター諸氏は思いがけない形で
このBGMが使われていることに感激したという人も多かったことだろう。
- 古龍とは言え、相手が1体だけなので比較的楽では?と思うかもしれないが、そうは問屋が卸さない。
通常の個体と異なり、竜の拠り地でのイヴェルカーナは魔改造を受けた特殊な個体であり、
極めて高い攻撃力と防御力に加え、通常にない特殊な攻撃パターンを持ち合わせているのだ。- 攻撃力は通常攻撃でさえ一撃必殺級であり、真っ向勝負に負けることはもちろん許されない。
つまり後述の攻撃パターンが分からない場合は毎ターン毎にライフポイントが砕かれて行くこととなり、
分かっている場合でも読み間違えれば冗談みたいなオーバーキルすぎるダメージを貰って一乙となる。
また、防御面に関しても特殊な仕様が施されており、
3層の試練と同じく適切な攻撃系統の武器でなければ攻撃はほぼ無効、
そうでない場合のライダーの攻撃やオトモンの攻撃は冗談抜きで1や2くらいのダメージにしかならない。
これに関しては絆技だろうが狩技だろうが例外ではなく、
テオ・テスカトルのスーパーノヴァだろうがリヴェルトの超・震怒竜怨斬だろうが
たったの一桁ダメージだけ出して終わりという事態にしかならないのだ。
- 行動パターンに関しても今まで登場したものとは全くの別物となる。
主人公ライダーしか狙ってはこないものの、行動パターンが把握できていなければ
上記の攻撃力と防御力によるまともに戦いを演じる事すらできないだろう。- なお、この戦いでは絶対にリヴェルトを連れて行ってはいけない。詳しくはこちら。
レドの遺した手記として5層の各地の宝箱に散らばっており、
これを回収して行くことでイヴェルカーナの行動が予測可能となる。
親切なことにレドの手記に関しては戦闘中でも見ることが出来るため、
メモに書き写したり写真を撮ったりする必要はない。
- 攻撃力は通常攻撃でさえ一撃必殺級であり、真っ向勝負に負けることはもちろん許されない。
- 3層などと同様、クリアしてしまうともう2度と挑めなくなってしまうが、
これ以降にも特殊な防御仕様と行動パターンを持つ敵モンスターは登場する上、
彼らには誰かが遺した手記など存在しない為、一層気を引き締めて拠り地を登ろう。
- この階層ではアグナコトル亜種のいるエリアに大タルGアイルーの出現箇所がある。
第6層
- ≪指定した部位を規定回数破壊≫
- 部位【頭部】を破壊する(6回)
部位【腹部】を破壊する(6回)
部位【尻尾】を破壊する(6回)
- 再び部位破壊が試練の階層だが、イヴェルカーナを倒したからかフィールドは火山地帯となり、
出現するモンスターも強豪揃いになるなど難易度は増している。
シリーズ恒例だが火山といえばクーラーミスト。使用は忘れないようにしよう。
- 登場する大型モンスターはブラキディオス、ディノバルド、グラビモス亜種、ゲネル・セルタス亜種の4種。
全員が上位モンスターという事もあり、舐めてかかると痛い目を見る強力な連中ばかり。
レベルが足りていないなら2体が組んでいる敵パーティは避けた方が無難である。
間違ってエンカウントしてしまった場合、確実に逃走が可能なのでこれも活用しよう。- 特にディノバルドなどは尻尾が部位破壊箇所に指定されているのに、
普段はガッチガチで全くと言っていいほどダメージが通らない……など、
厄介な要素を持ち合わせているモンスターもいる。 - 大型モンスターがお供に連れているクンチュウやオルタロスも脅威となる。
クンチュウは単純に攻撃が通らない上に、攻撃力が小型モンスターと思えない程に高く、
オルタロスは大型モンスターの体力を回復させてくる。
- 特にディノバルドなどは尻尾が部位破壊箇所に指定されているのに、
- 一方、難易度に対しての救済措置という事なのか、北の最奥にはバサルモスが一体隠れている。
他のモンスターと比べると圧倒的に非力な上、指定された部位全てを持っているので
クリアが難しい、または面倒くさいという場合はやはり彼を嬲り続けるのがオススメ。- ただしリスポンさせるにはマップ移動が必要な上、入り口からかなり遠い。
しかもバサルモスはここと、手前の溶岩の中にしかいないのでこれが最速にはならない。
地力が足りているなら他のモンスターを倒していくのが早いだろう。
- ただしリスポンさせるにはマップ移動が必要な上、入り口からかなり遠い。
- この階層もレベル上げに使用される事が多い。
出現するモンスターから得られる経験値も高めな為、
2層では物足りなくなってきたという場合にはこちらに移ってみよう。- 一掃攻撃が可能なレベル帯になっていれば厄介なディノバルドや、
2体同時の敵モンスターなども逆に多量の経験値を得られるボーナスになり得る。 - この階層の大タルGアイルーの出現箇所はマップ右側の大きな迷路状エリア右下の行き止まり地点。
2層同様、レベル上げに訪れることが多い階層なので立ち寄ってみるのもいい。
- 一掃攻撃が可能なレベル帯になっていれば厄介なディノバルドや、
第7層
- 7層目では再び規定ターン内での討伐が試練となる……が、
この階層は竜の拠り地でも屈指の失敗率を誇る、異常に高難易度な階層だと恐れられている。
それもそのはず、5層のイヴェルカーナのような超防御力と説明不足すぎる謎の仕様に加え、
あまりにも短すぎるターン数でクリアしなければ強制失敗となるシステムという
理不尽のオンパレードとなっているのである。- 唯一と言っていい説明は「弱点を突け」くらいであるが、
部位破壊や形態変化によって弱点が変わったりすることを知らなかったり、
そもそも武器属性を気にもしていなかった場合は永遠にこの階層の謎が解けなくなってしまう。
そうでなくてもたとえ武器属性や弱点属性の概念がわかっていたとして、武器やオトモンの選別、
連れて行く共闘パートナーを取っ替え引っ替えして正解を引くにはかなりの時間がかかってしまうだろう。 - 幸いと言うべきか、現在ではある程度の正解が導き出されているため安心しよう。
まず、この階層に出現するモンスターは一部を除いて水属性が弱点となっている。
この為、作るべき武器は斬・打・突それぞれの水属性武器になる。
追加効果などは特に必要ないので打はハンマーで良いだろう。
斬と突に関しては流水斬と連射撃が強力な為、これらが使える片手剣と弓がオススメ。
素材が足りなくて用意するのが難しい……という場合には、
大タル爆弾Gなど固定ダメージを与えられるアイテムを持ち込むのも良い。
- オトモンに関しては攻撃が基本的に通らないため判断が難しいが、
状態異常に関してはどのタイミングでも通るため、劇毒が非常に強力な紫毒姫か、
用意できなければバゼルギウスやテオ・テスカトルなどの爆破が使えるオトモンが良いとされる。
紫毒姫ならクイーンヴェノムで常に劇毒を付与させるようにし、
爆破要員なら爆破やられ付与→即起爆技を撃たせると言った運用が基本になるだろう。
絆技に関してはオトモンの攻撃が通るタイミング以外では通じないため、
基本的には封印してスキルのために絆ゲージを使おう。
- そして連れて行く共闘パートナーだが、基本的にはカイルが最適解となる。
というのも、クリア後に彼が持っているのはタマミツネの弓である「なぐるやの遠弓の真弦」。
水属性でかつ連射撃も毒ビンも使えるという、まるでこの為に用意されたかのような性能となっているのである。
共闘パートナーは自動で自身の武器属性が通る部位を狙ってくれるので彼の好きにさせてあげよう。
ただしライダーやオトモンがダメージを負ったまま放っておくと、
こちらに回復を使って結果的に1ターン費やしてしまうので注意。
また、彼の狩技「ミティオリックアロー」に関しては全体技であるため悲しい事に一桁ダメージしか出ない。
ただしこちらのオトモンと放つダブル絆技に関しては、オトモンの攻撃が通じるタイミングでのみ、
かつ絆技が単体技であればそのダメージに上乗せしてダメージを与えてくれる。
限られた状態でのみの攻略法だが、覚えておいて損はないだろう。
- 唯一と言っていい説明は「弱点を突け」くらいであるが、
- グラビモス
- この階層でのグラビモスは≪腹部≫の部位しか持っていない。
グラビモスの≪腹部≫は部位破壊前は打属性の武器が、部位破壊後は突属性の武器が有効であるため、
部位破壊前はハンマーで攻撃し、部位破壊したら弓に持ち替えて攻撃しよう。
ダウン中にはクリティカルが望めるため、この最中に連射撃を放つのがオススメ。
オトモンの攻撃は通じないため、彼らには毒か爆破で攻めさせよう。
- ディノバルド
- グラビモスと違い、こちらは≪頭部・胴・尻尾≫の3部位がしっかり揃っている。
この内≪尻尾≫はどの武器でもダメージが入らないので攻撃は控えよう。
≪頭部≫は打属性、≪胴≫には突属性が通るため、その内のどちらかを狙うのがセオリー。
カイルが弓で胴を狙ってくれるため、こちらは打属性で頭部を攻撃しに行くと更に効率が良い。
胴を部位破壊するとダウンする他、破壊後の胴にはオトモンの攻撃も通じるようになる。
上手くいけば15ターンどころか10ターンもかからずクリア出来るだろう。
- アグナコトル、バゼルギウス
- 第7層の最後の砦はアグナコトル……だったはずなのだが、
戦闘に突入するとさも当然のような顔をして爆弾魔がしれっと紛れ込んでいるという、
あまりにも非道な初見殺しが待っているのである。
初めて挑んだ際に突然現れた乱入者に驚いて戦いどころでなくなってしまい、
二体の猛攻にライフを散らして敗北してしまうライダーも多かっただろう。- まずアグナコトルだが、部位は≪体≫のみとなっている。
最初は溶岩が冷えて硬化している状態でどの武器も通じないはずなのだが、
2体同時故の救済措置か、この状態でも武器攻撃が通るようになっている。
「ボルケーノ〇〇」系の攻撃で地中に潜ると溶岩が赤熱化し、斬・突の武器攻撃が非常に通るようになる。
体を部位破壊するとダウンする他、常に武器攻撃が通るようになり、オトモンの攻撃も受け付けるようになる。 - バゼルギウスの方は≪尻尾≫の部位のみを持ち、斬属性の攻撃のみが通じる。
また、彼のみ水属性弱点ではなく雷属性が弱点となっている。
他の連中と同じく尻尾を破壊するとダウンする。
重要な事として、カイルはバゼルギウスに対して何の役にも立たないので注意。
突属性である弓は通じず、バゼルギウスの弱点属性も突けない上、
アグナコトルがいてもバゼルギウスの方を狙ってしまう為である。
よって、この戦いにはリヴェルトを連れて行くのも選択肢の一つとなる。
特に断竜斬や地衝斬などの強力な攻撃を出してくれればあっという間に追い込めるので、
ライダーとオトモンでアグナコトル、リヴェルトにバゼルギウスを任せるのが良いだろう。
- まずアグナコトルだが、部位は≪体≫のみとなっている。
- 総じて竜の拠り地の中でもトップ3には入る難易度を誇っており、
当初はかなり阿鼻叫喚の事態を引き起こしていた。
仕様についても言及不足な面は否めず、
装備や戦略の変更を余儀なくされる事に対して否定的な意見もあるものの、
カイルという救済措置もある上、改めてモンスターの弱点を観察し直せる切っ掛けとなったり、
武器変更以外にも状態異常で攻めるなどの方法もあるので、
理不尽ながらもちゃんとした「試練」になっていると言えるだろう。
第8層
- ≪指定されたモンスターの討伐≫
- 鏖魔ディアブロス
紫毒姫リオレイア
荒鉤爪ティガレックス
白疾風ナルガクルガ
金雷公ジンオウガ
- いよいよ目玉となる二つ名持ちモンスターが待ち受ける階層。
規定ターン数や部位破壊などのような特殊な条件は一切なく、
純粋なバトルで二つ名持ちモンスターを全員討伐すればクリアとなる。
いずれも強敵だが、1体ずつで特に制限も無くじっくりと戦えるので
ぶっちゃけ今までの階層より楽と感じる人もいるとか。- 特にルルシオンの受付嬢やユム=ラナから依頼されるサブクエストで
既に戦った事があるというライダー諸氏に関しては拍子抜けだったかもしれない。
とは言え、無タイプの裂傷付き全体攻撃を連発する白疾風ナルガクルガや、
ブレイブフレアから圧倒的な火力を繰り出して来る紫毒姫などを筆頭に、
いずれも油断すれば即一乙となる強かさを持っている為、
この間苦労して倒したばかりでも流れ作業で倒しに行くのは少々危険。
- 特にルルシオンの受付嬢やユム=ラナから依頼されるサブクエストで
- むしろこの階層は二つ名モンスターの素材集めに頻繁に利用される。
二つ名モンスターはサブクエストや共闘クエストでも戦えるが、
いずれも複雑かつ広大なマップの最深部にいるため周回するのは非常に面倒くさい。
しかしこの竜の拠り地であればいつでも同じ場所に固定湧きしていてくれる上、
ご丁寧にネコタクまであるので周回も非常に楽なのである。
二つ名の武器・防具はドス古龍らを差し置いて第一線で活躍できる
非常に強力なものが多い為、この仕様はかなりありがたい。- ただし彼らは討伐指定モンスターになっているので一掃攻撃は通じない。
素材が欲しければしっかり一対一の戦闘で倒そう。
また繰り返しになるが、彼らはペイントボールを当てられようが何されようが、絶対に帰巣する事は無い。
彼らのタマゴが欲しければ素直に超レアな巣や共闘探索クエストに行こう。
- ただし彼らは討伐指定モンスターになっているので一掃攻撃は通じない。
- この階層ではマップ右上の交差点に大タルGアイルーの出現箇所がある。
第9層
- 全ての試練の門を通過し、遂に到達した最上層で待ち受けるのは跋扈する大自然の脅威にして、
生態系の頂点に立つとされる天災そのものと破壊の権化。- 古龍種が相手だが、イヴェルカーナは5層で登場したからかここにはいない。
イヴェルカーナに再度挑みたい場合や、素材が欲しい時は共闘クエストに行こう。 - 竜の拠り地の最後の階層だけあって、どのモンスターも油断が命取りになる。
LVが足りないのであれば一気に回り切るのではなく、ちょくちょく街に戻りつつ、
1体づつターゲットを倒すくらいの気持ちで挑戦するとよい。 - まぁ……いくつもの階層を通して散々脅される割には、
いつもの古龍種たちとラージャンなので、拍子抜けしてしまった人もいるかもしれない。
特にタマゴの厳選や共闘クエスト群を先に済ませているプレイヤーにとっては、
二つ名達と同様サブクエストを先に受けていた場合は消化試合になってしまうだろう。
- 古龍種が相手だが、イヴェルカーナは5層で登場したからかここにはいない。
- しかし共闘クエスト以外ではここにしか登場せず、
場合によっては完全にオーバーキルされる可能性があるラージャンを筆頭に、
強化形態時では2回行動を行ってくるキリン、フィールドに残る厄介な竜巻を起こすクシャルダオラ、
爆破やられと一撃必殺級のスーパーノヴァを放つテオ・テスカトルに、
上位になった事によって棘の耐久力も増し、
非常に壊滅的なダメージを叩き出す破棘滅尽旋・天を撃ってくるネルギガンテなど、
一体一体も非常に手強くなっており、生半可な気持ちで行けば返り討ちに遭ってしまう。
特に最初に遭遇するラージャンにトラウマを植え付けられたライダーも多いだろう。
- 8層と同様、特にルールや条件も無いので自由な戦い方で挑む事が出来る。
特にラージャンに対しては即死が有効という有情な仕様になっており、
即死技を覚えているオトモンを連れて行くと運が良ければあっさりクリアできてしまうこともあるので、
どうしても勝てないと言う場合は試してみるのも手。
- この階層もまた、古龍やラージャンの素材を集める際には非常に重宝する。
特に、ラージャンは共闘クエスト以外ではここでしか戦闘ができないので、
効率よく素材集めをしたい場合には必然的にこの9層にいる個体で周回することになるだろう。
ネルギガンテなどは最奥にいるため少々面倒だが、
共闘クエストに行くよりかは時間短縮出来るだろう。
- 因みにこの層にも極低確率で大タルGアイルーが現れる可能性がある。
こちらではラージャンの先にある蔦を登った高台、モノブロス亜種とガブラスのいるエリア、
クシャルダオラのいるエリアにそれぞれひっそりといる事がある。
後者2つは見つけることができれば即戦闘に突入できるが、
前者はツタ登りが使えるオトモンがいないと到達できないので注意。
レベル上げのために9層を周回する際には、念のためツタ登りを使えるオトモンを連れて行くとよいだろう。
???
- ≪???≫
- 遂に竜の拠り地の試練を全て突破したライダー。
しかしライダーは、この奥地から何者かの声を聞き取る。
レドですら踏み込んだ事の無い地へ踏み込むライダーとナビルー。
未知と危険に満ち溢れた彼の地にて、彼らを待ち受ける者とは……?
竜の拠り地・裏
- 竜の拠り地の階層をすべてクリアすることで解禁される、いわば裏ダンジョンとも言えるマップ。
この裏と区別するために、プレイヤーの間では、通常の拠り地は“表”と呼ばれることが多い。
- マップは宝箱*4の位置が変動していることを除けば、試練の内容も通常の拠り地と特に変わりはないのだが、
裏ダンジョンということもあって出現するモンスターの体力・攻撃力・部位耐久値が強化されている。
特に最上層である6~9層では小型モンスターの攻撃ですらまともに喰らえば体力の半分以上が一撃で消し飛ばされる
という世紀末な火力になるので、初見では度肝を抜かれることだろう。- 適正LVは80以上。このあたりになると共闘パートナーが先に倒れてしまうことも多くなり、
場合によってはソロで挑んだ方が真っ向勝負に負ける等の不慮の事故も起こらず立ち回りが安定してくることもある。
自分の力量や対峙するモンスターの得手不得手に応じて、
共闘パートナーを連れていくかどうかを決めるとよいだろう。
- また、勲章の制覇を目指す場合、ネコタクの勲章は裏マップの9層まで進めないと獲得ができないので注意。
ちなみにネコタクは表・裏それぞれで9個ずつあるため、全解放すると4~5ページ目は全て竜の拠り地行きとなる。
- 5層のレドの手記の入手状況は表とリンクしており、表ですべての手記を入手していれば
宝箱はすべて解放された状態になり、宝箱を守っていた大型モンスターもいなくなる。
イヴェルカーナの行動パターン自体も手記に記されている通りで特に表とは変わっていないので、
到着して早々に試練をクリアすることが可能。
- 適正LVは80以上。このあたりになると共闘パートナーが先に倒れてしまうことも多くなり、
- 体力や攻撃力は当然として、部位耐久値が跳ね上がっているのも地味に厄介な点である。
特に、特定の部位を破壊することでダウンが取れるモンスターは
事実上ダウン耐性が上がっているに等しい状態となるので、
通常の上位個体と比べるとさらに厳しい戦いを強いられることになる。
ダウンに必要な部位破壊箇所が多いネルギガンテや、翼を破壊することでダウンが取れるドス古龍等は要注意。- ただし、この関係上、部位を破壊しきれずに倒してしまうということが起こりにくくなるため、
特定の部位の破壊が条件となっている階層ではむしろこの点がメリットとして働くこともある。
- ただし、この関係上、部位を破壊しきれずに倒してしまうということが起こりにくくなるため、
- 二つ名・古龍・ラージャンは体力・攻撃力が底上げされているため、表と比べると周回がかなりやりにくくなる。
素材目当ての周回がしたいのであれば、素直に表を利用した方が良い。
一方、それ以外の通常のモンスターは一定のレベルに達していれば
相変わらず一掃攻撃で殲滅することができるため、これを利用した経験値稼ぎは引き続き可能。
裏でも2層や6層を駆け回ってひたすらレベル上げに勤しむライダーは多いことだろう。
余談
- 1作目におけるエンドコンテンツには「力試しの迷宮」と「蜃気楼の塔」など複数のものがあったが、
今作におけるやりこみ要素はコレとDLCの共闘クエストのみになっている。
因みに一作目のエンドコンテンツと本フィールドはシステム的に似通っている部分もあり、
前者からはマップ構造が汎用フィールドの流用になっている点が、
後者からは階層構造になっているという点がそれぞれ受け継がれている。
- 前述の通り竜の拠り地はハコロ島の奥地に存在するのだが、
最初のフィールドなのに一皮剥くと二つ名だの古龍だのが複数徘徊しているという、
世界観的に見ても最上級クラスの危険度を誇る魔境となっている。
最奥に潜むものの存在もあり、過去作の魔境達と比較しても遜色ないカオスさになっていると言えるだろう。
- 英語版での竜の拠り地の名称は“Elder’s Lair”、
直訳すると「龍の隠れ家」といった意味の英名になる。
日本語版と異なり、本編では匂わせ程度だった古龍達の存在が直球で示されている名前である。
因みに“Elder”とは英語版における古龍、つまり“Elder Dragon”の事を指し、
他にも龍結晶の地の英名“Elder’s Recess”などにも使用されている。
関連項目
シリーズ/モンスターハンターストーリーズ2 ~破滅の翼~
世界観/マハナ村
フィールド/モガの森 - 生息地を問わず数多のモンスターが生息しているフィールド。通称魔境。
フィールド/未知の樹海 - 同上。
フィールド/導きの地 - 同上。エンドコンテンツであるという事も共通している。