スキル/納刀研磨

Last-modified: 2023-08-04 (金) 00:04:40

MHXXで初登場したスキル。現状同作にのみ登場。
SP10で「挑戦者の納刀」が発動する。

目次

概要

  • その効果は「モンスターが怒り状態の時に納刀すると、一定確率で武器が研磨される。」というもの。
    つまり、条件付きで納刀時に斬れ味が一定確率で回復するようになるというスキル。
    • 剣士専用であり、ガンナーには効果がない。
      リロードもビン装填も武器出し状態で行う動作であり、ガンナーに対応する行動がないためであろう。
  • この発動スキルにおける「納刀」の定義は広く、ブレイヴスタイルのイナシや
    レンキンスタイルの武器出し状態での回避行動から錬金タルを取り出す動作も納刀として扱われる。
    これ以外にも、共通狩技の絶対回避や大剣の固有狩技である獣宿し【獅子】も納刀として扱われる。
    • ただし、太刀の気刃大回転斬り桜花気刃斬後の納刀、
      気絶や麻痺などの行動不能になる状態異常、震動などによる強制納刀は非対象。
      また、片手剣の武器出し状態での砥石も納刀には含まれない。
    上述したものが対象になっているため、ブレイヴスタイル×大剣との相性は抜群。
    ただし後述するが、大剣の斬れ味研磨量は少なく、結果が偏ると斬れ味が直ぐに落ちてしまうので過信は禁物。
    • 確率に左右されたくない場合は、共通狩技の絶対回避【臨戦】を選んだ方が賢明だろう。
    • 5つ余った空きスロットや護石についてくるおまけ程度に考えるのがいいか。*1
  • 発動の前提としてモンスターが怒り状態になっている必要があるため、
    怒りやすく体力の多い獰猛化モンスター相手では特に効果を発揮しやすい。
  • 発動確率は公式攻略本によれば35%。武器の斬れ味にもよるが、業物なしでも最大斬れ味を維持できる。
    そして斬れ味の回復量だが、絶対回避【臨戦】や刃鱗効果と違い、これは武器種によって異なる。
    大剣が4、太刀が10、片手剣、双剣、ランスが15、ハンマーと狩猟笛が11、ガンランスとチャージアックスが16、
    スラッシュアックスが14、操虫棍が12となっている。
    納刀の頻度が多くなる武器ほど回復量が少ない傾向にある。
    納刀が遅い、そもそもモーションの隙が大きくイナシが使いづらい、イナシ以外の防御手段が充実している、
    手数が多く斬れ味の減りが速い、といった武器種は回復量が大きめに設定されているため、
    極端に相性が悪い武器種は狩猟笛くらいしかない(狩猟笛は抜刀攻撃で旋律が崩れてしまう)。
    特に納刀の遅さはイナシで解決できるため問題となりにくい。というわけでブレイヴスタイルが特に相性が良いと言える。
    とはいえ、ある程度納刀を主軸にした立ち回りでないと回復が全く追いつかず、
    死にスキル同然になってしまうので注意しよう。
  • 怒り状態でない時は発動しない、確率発動である、などの制約があるため、
    最大斬れ味が短過ぎると時々下の斬れ味に落ちたりする。
    武器の斬れ味によっては業物との併用が必須か。逆に斬れ味が長大すぎても効果は薄まってしまう。
    • マルチ狩猟では斬れ味を回復する絶好のタイミングが存在する。
      それは仲間が怒り状態のモンスターに乗った時。
      その状況になったら立ち止まって納刀→抜刀を繰り返すだけ。運が良ければ一気に回復できる。
      普通に研ぐ場合と違い、乗り中の咆哮を受けた際にも行動キャンセルされるリスクが小さいというメリットもある。
      ただし、この方法だと納刀が遅くなるブレイヴスタイルが却って不向きになる。
      他にも怒り状態のモンスターが飛んだり潜ったりしてエリア移動する際にも狙い目ではあるが、
      こちらは次の戦闘まで余裕があるので普通に研ぐ場面だろう。
      最大の欠点はスキルを知らない、いや知っている人でも傍から見たら奇行にしか見えないこと
  • 最大の長所はお手軽な5スロスキルである点。
    斬れ味ケア系のスキルとしては砥石使用高速化と並ぶ軽さであり、相手や武器によって使い分けることができる。
    闘技場等少しでも隙を減らしつつ斬れ味を保つならこちら、確実に斬れ味を保ちたいなら砥石使用高速化等。
    ソロかマルチかの狙われやすさの違いでソロならこちら、マルチならあちらと使い分けても良い。
    ただし装飾品の納研珠は納刀のSPが-1となっているので、納刀術と併用するにはそれなりの工夫が必要となる。
    納刀術の方の速納珠にこちらのマイナスポイントはついていないのが幸い。
  • 砥石使用高速化に劣る面もある。
    それは砥石使用高速化は戦闘中にすらタイミングを見計らえば確実に(大抵の場合)最大まで回復できるという点。
    確率であるがゆえにこちらは運が悪いと何度納刀しても斬れ味回復ができない。
    効果発動を狙うがゆえに何度も納刀し、攻撃の手が減るという本末転倒な事態を引き起こしかねない。
    素直に1回の砥石で回復したほうが結果的に良かった、なんてこともありうる。
    太刀や片手剣、スラッシュアックスなどはそこそこに斬れ味消費が激しく、
    狩技が優秀であり、業物や臨戦を外してもほかを採用したいとなる場合は
    砥石使用高速化を搭載し、一度の納刀中に研いだほうが継戦能力が稼げることもある。
    重さが同じなので、最大斬れ味が長いような武器や武器種、戦い方によって使い分けよう。

余談

  • 納刀と研磨が同時に行われるという、よくよく考えると謎な原理のスキルである。
    納刀時の軌道上に砥石を仕込み、そこに沿って研ぐ技術を身につけているとすれば一応辻褄は合うか。
    確率発動である理由は、怒り状態で熾烈な攻撃を仕掛けてくるモンスターへの対応に精一杯で、
    上手く研げないことがあるためだろうか。実際はゲームバランス上の問題だろうけど

関連項目

アクション/納刀
スキル/闘魂 - 同じくモンスターの怒り状態と関わりのあるスキル
スキル/鬼火纏 - 同上
スキル/顕如盤石 - 同上
スキル/研磨術 - 効果が関連しているとはいえ、名前がややこしい
武器/マジデトギシラズ - 納刀研磨を体現していたら良かった武器
モンハン用語/5スロスキル


*1 納刀研磨10 空きスロット3の天の護石があればブラックX+真名ネプタジェセルでブラックXのスキルに加え超会心と挑戦者の納刀が追加できる。ちなみに装飾品では両立がやや難しい納刀術がブラックXの複合スキルに含まれている。