モンスター/リオレウス/MHW以降

Last-modified: 2024-03-12 (火) 16:23:19

MHWorld

  • 完全な新天地(新大陸)を舞台としたMHWorldにもリオレウスが登場。
    初期報の時点で新モンスター共々姿を見せている。
    ゲーム選択時の一枚絵はリオレウスとアンジャナフが対峙するもの。
    • 今作が発表された当初はメインビジュアルを飾っていたが、
      海外版のパッケージであり発売日決定後の予約開始時の日本版パッケージはネルギガンテのものが採用されていた。
      しかし、リオレウスのイラストもなんと表裏差し替え式でパッケージイラスト抜擢という好待遇。
      MH、MHP、MHSTに続いて4度目のパッケージモンスターとして君臨することとなった。
  • MH3から鱗の形等が変化し、太陽の光で翼が透けるといったグラフィックの強化が施されており、
    王者の威厳が更に増して非常に格好いい。
    また、翼の骨の数が2本から3本に増えている。
    加えて鳴き声も新しいものへと変更されており、全く別物の甲高くかすれた声となっている*1
    更にマップがシームレスになった関係で、
    リオレウスが空を飛びながらフィールドを周回する様子を遠くから視認できるようになった。
    これまでもエリア移動の間やワールドツアー中に高所を滑空する様子を確認できたが、
    今作はリオレウスの高度よりも高いところから見下ろすことも出来る。
    巨大なマップを悠々と我が物顔で飛ぶリオレウスは、まさに空の王者の貫禄を見せつけてくれるだろう。
  • 主に「古代樹の森」に棲息し、古代竜人などからは古代樹の森の"主"と呼ばれている。
    古代樹の森にはリオレウスの巣も存在し、
    リオレイアと違い卵を盗んでも執拗には追い回さないが、卵運搬する際は注意が必要である。
    • ちなみにクエスト開始直後、速やかに巣に向かった場合は
      卵の上に座って温めているリオレウスの姿が見られる。
      古代樹キャンプからスタートすると容易に見られるだろう。
      非常に心温まる風景だが、攻撃を受けて戦闘態勢に入るまで時間がかかる為、かなりの攻撃チャンスとなる。
      一定時間経過するとマップ内の巡回を開始する。
      「卵の守りは…?」と思うかもしれないが、
      他にも敵がいないかの見張りや餌の確保場所の確認など他にもやるべき事があるのかもしれない。
    • この巣には水が堰き止められており、リオレウスの攻撃や爆弾などで決壊したとき、
      リオレウスが飛行していなければ下層まで叩き落すことができる。
      巣自体はそこそこ広くて戦いにはさほど困らないが、
      叩き落すと長時間もがいて隙を晒し、その後確定でより広いエリアに移動するため有利になる。
      クエスト開始直後は巣でのんびりしており、ハンターが近くをうろつく程度では戦闘に入らないので、
      爆弾で土石流を発生させ、流してから戦うのもありだろう。
      • 分かりにくいが、叩き落とした時にかなりのダメージがリオレウスに発生している。
        そういう意味でも有効ではあるが、落とすと狭いマップになるため一長一短。
        落下先から直ちに離脱する事も少なくないが、
        そうでない時はその場で戦わないなり怒らせるなり移動するのを待つのも手である。
  • ストーリー上で初めて遭遇・戦闘するのは先述の古代竜人から協力を得る際に、
    条件としてリオレウスの狩猟を提示されるところからなのだが、
    探索ではそれより遥かに早いタイミングでリオレウスに遭遇することができてしまう。
    具体的に言うと、ゲーム開始から多少の任務をこなした後解禁される探索で、
    ランダムで配置されるリオレウスに出くわす可能性がある。
    リオレウスの巣は初期キャンプからは相当離れているため、
    を取りに来た時ぐらいしか遭遇しないかもしれないが、
    この時点では明らかに苦戦を強いられる相手なので、目を付けられないように行動したほうがよいだろう。
  • ストーリーにおいては先述の任務において、リオレウスの巣に立ち入ったハンターと相棒を強襲する。
    怒りの咆哮とともに2人に襲いかかるのだが、
    この時普段の戦闘などで見られる滑空攻撃を遥かに上回る、
    カメラが一瞬追いつかないレベルの速度で突っ込んで来ている。
    ムービー中でプレイヤーは咄嗟に躱し掠る程度で済んでいるが、直撃すれば大けがどころでは済まなかっただろう。
    勿論、実際の戦闘ではそんなスピードの飛行は使わないので安心しよう。
    セルレギオスと対峙した亜種の凄まじい戦闘ムービーといい、
    戦闘中にハンターの攻撃が届く位置まで降りてくれる事といい、
    やはり基本的にゲーム中のプレイヤーに対しては手加減してくれているのだろうか…
    遥か高空から吐き出されたブレスで燃え上がるステージ、圧倒的な威力に動けなくなる2人の目の前に、
    炎上による煙をその翼で吹き飛ばしながら現れるその姿は、
    正しく「天空の王者」に相応しい威圧感満載の風格を見せつけている。
    • この時流れるBGMは彼のテーマである「咆哮」をアレンジしたもので、
      本作ではここでしか聞けない。
      サビの部分も場面と相まって迫力満点の演出である。
  • 旧作と違い、「とりあえず飛ぶ」わけではなく、飛行モードと陸上モードを明確に切り替えて戦う。
    飛行モードの際は矢継ぎ早に威力の高い攻撃を叩き込んでくる上、対空時間が今までと比べて遥かに長くなっており
    おなじみの毒爪による急襲等も変わらず行ってくるため、自由にさせておくと今まで以上に脅威的な相手になっている。
    また、特定部位以外では怯ませても落ちてこないという強化を受けている為、
    考え無しに攻撃してもこちらが有利になる事は無い。
    • 一方で飛行高度はかなり低めになっており、ほとんどの武器でどこかしらの部位は攻撃できる
      加えてMHWorldの特性として当たり判定が今まで以上に厳密になっている為、
      攻撃モーションを見切れれば、攻撃を回避すること自体はそこまで難しくない。
      特に、ホバリング状態から直接足を使用してくる事はほとんどなく、
      足は常に低い位置にあるため、攻撃が通りやすい。*2
      MH4以降肉質が柔らかくなった尻尾だが、本作のリオレウスは全体的に肉質が柔らかくなっており、
      尻尾だけでなく翼にまで弱点特効が発動するようになっている。
      撃墜させるなら閃光弾を撃ち込んだほうが早いが、歴戦の個体など閃光はここぞという時に温存したいのならば、
      低い位置にある尻尾を切断して撃墜させるというのも一つの手だろう。
      • 飛行高度こそ従来以上に低くなったものの、攻撃時に飛び上がる演出が相対的に見映える様になった事から
        戦闘時のビジュアルに於いても空の王者、そして飛竜の王としての貫禄が感じられる、という評価も見受けられる。
    一方、陸上モードでは大幅に戦闘力が低下し、こちらのチャンスタイムと言える状態になる。
    大きさや地形によっては尻尾振り回しも当たらないので、ここでラッシュを掛けたい。
    但し、その場でジャンプ→着地の衝撃でハンターを吹き飛ばすという新技を獲得しており、
    毒爪を使用しているため、毒状態になる。かなりの大ダメージ+毒による追撃を受ける為、
    絶対に被弾してはいけない攻撃の一つになっている。
    また、代名詞であるバックジャンプブレスは健在だが、陸上→飛行のモード切替時にしか使用しない。
  • モンスター図鑑でも触れられているが、今作では翼を片方破壊した時点から、
    ランダムで一度だけ「飛び立とうとするが、バランスを崩して離陸に失敗する」という
    専用モーションを行うようになる。
    このときは着地しつつも大きくよろめいて隙が生まれる。
  • 従来作と違って、咆哮がバインドボイス大になっている。
    それでいて怒り移行時のバックジャンプブレスは行ってくるので、硬直の長さから従来作以上に攻撃を喰らいやすい。
  • 疲労状態では、旧作同様の「終端で倒れ込む突進」を披露する。かわいい
    いつも通り息切れしたような状態で無防備に棒立ちすることも多く、目に見えて弱体化するため、
    「ここでラッシュをかけるんだな」という攻略手順が分かりやすくなっている。
    • MHXX以前は初代から引き継がれていた、歩きながら転ぶものとなっていたため
      プレイヤーとの距離を離され反撃チャンスとして活かしづらかったが
      今作から歩くモーションが削除された事でプレイヤーの目の前を通る時点で転ぶようになった。
    飛行モードから着地して疲労状態に移行し、復帰して陸上モードで戦った後、再び飛行モードへ、
    というサイクルを何度も繰り返すようになっている。
    閃光弾などで墜落した場合は即座に飛ぶことはなく、一定時間陸上モードで戦って飛行モードになる。
  • また、本種というより彼が主として君臨する「古代樹の森」では、
    こちらの行動しやすい範囲が限られるエリアが比較的多い。
    リオレウスも場所によっては一定の制限を受けるものの、
    飛行モードでは狭さを気にせず大暴れしてくるため、狭い場所では強敵となる。
    • この特性から、βテストのクエストで登場した時はまだ悪評が少なくなかった。
      この時点では本作の特徴である「環境全てを活かす」事はそこまで重視されておらず、
      結果的にリオレウスにとって徹底的に有利な場所で戦ってしまうハンターが多かったためとみられる。
      相手のホームグラウンドで戦うのが間違いと言えるので、
      環境やアイテムを駆使して、追い立てたり追い払ったりして有利な状況に持ち込みたい。
      後述するが、一度交戦状態になると自らの意思で移動する以外は
      執拗に外敵(ハンターだけではない)を追いかけてくるので、この特性も利用したいところである。
  • 本作では、これまでムービー内でしか見られなかった「他の大型モンスターに攻撃を仕掛けるリオレウス」を
    実際のクエスト内で見ることが出来る
    特に主である彼は、原則森の中に登場するリオレイア以外のすべての大型モンスターに対し好戦的で、
    それらが恐れをなして逃げても、執拗に追いかけ回す。
    どちらかというとハンターよりも大型モンスターを狙う傾向があり、
    この特性を利用すると、他のモンスターの狩猟が場合によっては楽になるだろう。
    ただし本種の移動ルートの関係上、偶発的な遭遇があまり起こらないのが難点。
    • リオレイアが出現している場合は互いに常に合流しようとするため、
      こやし弾などを使わないと乱戦になりやすい*3
      同エリアに居る場合はなるべく攻撃を妨げないように位置取りを調整するなどの連携や、
      どちらかが休眠していると寝ていない方が見張りを行ったりと仲の良さを見せる。
    • 本種に対し積極的に攻撃を仕掛けるモンスターとしてはアンジャナフが挙げられる。
      アンジャナフとの縄張り争いにおいては、アンジャナフを持ち上げて地面に叩き落し大ダメージを与える。
      この縄張り争いは完全にリオレウスの一方的な勝利であり、
      しかもそのリオレウスも本気を出しているようには見えない。
      その空の王者の名に恥じない圧倒的な攻撃での勝利で、
      不意打ちを許してしまったMHXのOPの挽回を出来たと言える…かもしれない。
      上手く誘導するのは大変だが、アンジャナフの狩猟を目的とする場合、
      装備やプレイヤーテクニックの面で実力差が大きい場合には、非常に強力で有効な一手となる。
      他の大型モンスターは、リオレウスと出くわすと大抵は逃げ出してしまうが、
      すぐにリオレウスが追いかけ、両者の戦闘に突入することが多い。
    • 発売直後の時点では、リオレウスが「縄張り争い」で敗れるケースはなかったのだが、
      なんと第一弾大型アップデートで満を持して登場したイビルジョーと縄張り争いが発生。
      躊躇無く襲いかかるリオレウスも、流石のイビルジョーには圧倒され完敗を喫してしまう。
      しかし、上述したすべての大型モンスターに対して好戦的という性質は、
      イビルジョーであっても例外ではなく、縄張り争いに敗れても粘り強く食い下がる場合がある。
      時には、毒爪による蹴りでイビルジョーを毒状態にすることもあり、狩りの助けになることも。
      さらにリオレイアが居るならば、夫婦でイビルジョーと戦わせることも出来、
      狩りの手助けにする以外にも、リオス夫婦とイビルジョーの熱い戦いを見る事もできるので、
      揃っているのであれば狙ってみるのも一興だろう。
  • 総評して、空の王者、古代樹の森の主というだけあって離陸させ、
    狭い場所で戦ってしまうと手がつけられないほど強力な反面、
    広い場所に誘導し、地面にさえ叩き落せば今まで以上にハンター側が有利なようにデザインされている。
    また、墜落を別にしても、「敵の大技ラッシュを乗り切ればこちらの大技ラッシュが出来る」という、
    大きいサイクルでのターン制バトルが出来るようになっている。
    冷静に相手の動きを見切ること、周辺環境を使って相手の有利を奪ってこちらに有利にすることという、
    本作における狩りの基本を再度認識させてくれるモンスターであると言える。
    • 懐疑的にみると公式がハメを推奨していると言えなくもないが、本作ではリオレウスに限った話ではなく、
      ほぼ全てのモンスターに当てはまる話であり、環境利用を駆使することで、
      いずれも「ハメる」必要性はないよう調整されている。
  • 今作では従来と異なる拘束攻撃を行うものの、
    草食モンスターを捕食する際にはMH3タイプのそれと同様の捕食行動を行う。
  • ストーリー中では古代樹の森の主や同フィールドの生態系の頂点と言われる事が多く、
    リオレウスがターゲットのフリークエストも全て舞台が古代樹の森であるため、
    今作のリオレウスは古代樹の森のモンスターという印象を抱きがちだが、
    実は調査クエストではしっかりと龍結晶の地にも現れる事が確認されている。
    にもかかわらず、モンスター図鑑ではなぜか生息地の欄に古代樹の森しか記されていない。
    これはおそらく下位の段階で戦えるリオレウスの生息地に
    上位到達後からしか赴けない龍結晶の地が記されているとネタバレになってしまう為、それを考慮したものと思われる。
    実際、龍結晶の地に出現する大型モンスターで下位の段階から戦えるのは
    リオレウス通常種だけである*4
  • 今作では生態系表現により力を入れているがリオレウスもその点は例外でなく、
    相方が瀕死になって眠りに付くと“即座に駆けつけ警戒状態に移行する”という行動を見せる。
  • 実は場所が巣の外で、かつ空腹時でないなら、ハンターが視界に入っても警戒するだけで襲ってこない時がある
    危険度2以上のモンスターに限定したときに、
    スリンガーの弾を当ててもなお戦闘状態へ移行しない時があるのは彼だけである。
    そのため連続狩猟クエストで彼を発見し、戦闘状態へ移行して仲間の合流を待とうとスリンガー弾を当てても、
    そのままスルーされてしまうことがたまにある。
  • シリーズを通して長らく基本体力値ではリオレイアに劣るというお約束は、今作で遂に逆転した。

MHW:I

  • 2019年6月21日より開始されたβテストにて、ドスジャグラス狩猟クエストで狩猟対象外のモンスターとして登場。
    また、先行配信されたβ版では、ナルガクルガとの縄張り争いも見ることができた。
  • ナルガクルガの登場ムービーに出演し、激しい争いを繰り広げる。
    後述の通り両者の間では縄張り争いも発生するのだが、
    両者ともに主に森林地帯に居を構える生態から、争いあう機会が多いのだろうか。
    • ムービーではなんとリオレウスが
      ナルガクルガの尻尾叩きつけを顔面にモロに喰らってしまっている…がその状態でなお滞空を維持。
      それだけでなくナルガクルガを鷲掴みにし、お返しとばかりにそのまま地面に叩きつけて攻撃を加えている。
      障害物となる木々の多い環境でも損なわれないリオレウスの飛行能力と、
      体勢を崩した状態からでも火炎ブレスを紙一重で回避してのけるナルガクルガの敏捷性。
      両者の強みがぶつかり合い、攻防が目まぐるしく変わる白熱した争いとなっており、
      リオレウスだけでなくナルガクルガの魅力もこれでもかと押し出された内容になっていると言える。
  • また、ストーリークリア後に出現するジンオウガの登場ムービーにも出演している。
    復活した後輩の晴れ舞台にちょくちょく現れるとは中々忙しい先輩である。
    • ムービーでは森を散策していたハンターにいきなり襲い掛かる形で登場。
      知らず知らずのうちに縄張りに入る事になり、怒りを買ってしまったのだろうか。
      • 真下にいるハンターに向かってまず森を覆う木々を空中から突っ込んで破壊
        その後なんとか躱したハンターを追い、大木をなぎ倒しながら強引に勢いを殺し着地
        そのまま突進してハンターが身を潜めた倒木を吹き飛ばしてハンターを壁際まで追い詰める。
      • 因みにこの時流れている曲は前回の彼の登場ムービー時とは違い、
        リオレウスのテーマ曲「咆哮」と彼が主である古代樹の森のbgmである
        森を牛耳る蛮顎の竜」の2つの曲をアレンジしたものである。
      ハンターを追い詰め、さぁ覚悟しろと言わんばかりに突進噛みつきを仕掛ける所で
      颯爽と現れたジンオウガに首根っこを押さえつけられ、
      振り払ってジンオウガにブレスを食らわせた隙に上空へ飛び去る。
      隙を見て逃げ出していたハンターを追跡し、追いついた先で今度は砂原の暴君ディアブロスと遭遇。
      両者睨み合ったところで遅れてやってきた今回の主役、ジンオウガと対峙。
      なんと舞台は三つ巴の大立ち回りへともつれ込む。
      • この時、まずリオレウスがジンオウガの動きを止め、その後ディアブロスが地中から急襲するという、
        偶然だろうがなかなかのコンビネーションを見せている。
      そしてジンオウガと交戦した後、いよいよハンターとジンオウガへの対面へと物語は進行する。
      各フィールドの主であるリオレウス種、ディアブロス種、レイギエナ種は、
      導きの地を除いて同じフィールドには出現せず、導きの地でも同じ地帯には出現しない仕様となっている。*5
      縄張りが正しく住み分けができていることもあり、縄張り争いも行わない。
      World時代からいるリオレウスとディアブロスであるが、
      新大陸の白き風を除くと作中で顔を合わせるのがこの場面が初だったりする。
    …とこんな具合に息を呑むような展開がてんこ盛りなムービーだが、特にリオレウスを見てみると
    何がそこまで彼を駆り立てたんだと言いたくなるような、はちゃめちゃな暴れっぷりを見せている。
    正に空の王者の面目躍如である。
    後輩たちと相手取って気が立っていたのだろうか
  • 戦闘能力に関して著しい強化が為され、後述する閃光耐性の変化もあり、まず空中から落としにくい。
    また翼の肉質が異常に硬化しており、
    ガンナー以外なら弱点特効が発動していた肉質は青ゲージ以下では弾かれてしまうほどに硬化した*6
    ただし、肉質についてはクラッチクローなどで傷を付けることで軟化させることができる。
    • 閃光耐性については歴戦の個体とはまた違う変更が加えられており、
      滞空中に間髪入れずに閃光弾(または閃光羽虫)を連続して使用すると、
      落下せずに滞空したまま怯むだけになっている。
      クラッチクローが追加されたことで、滞空するモンスターへの攻撃手段が追加されたことが要因の1つであろう。
      とはいえ歴戦の個体のように回数制限があるわけではないので、
      時間を置きながら上手く使って立ち回れば特に大きな問題はない。
    • 非怒り時限定の対処法ではあるが、飛んでいる最中にぶっ飛ばしを叩き込めば落下させることが可能。
      全弾発射できるなら、ツブテの実でも問題ない。
      通常時に閃光弾を使用すると、上記の仕様で怒り時に落とせなくなってしまう可能性があるため、
      閃光弾は怒り時のここぞというときまで我慢しておこう。
    • 同様によく飛行するクシャルダオラと異なり、翼や尻尾に判定が無いブレスを比較的多用する為、
      クラッチクローからの武器攻撃が強力な武器種なら、飛んでいてもそれなりのダメージを与える事ができる。
      また、地上から滞空状態に移行する頻度も低い為、
      怒り移行時の咆哮の後にスリンガー弾で怯ませて飛ばせなければ、
      非怒り時のぶっ飛ばしでの撃墜と怒り中の閃光玉1発でほとんどの時間を地上に釘付けにする事ができる為、
      対応がしやすい。
    Wにおける「飛行中の攻撃が苛烈なので、様々な手段を用いてその飛行を抑制していく」というコンセプトをより強め、
    ぶっとぱしや抜刀スリンガー等の撃墜手段自体は増えた一方で、
    雑に閃光弾を使用したりスリンガーのタイミングを逃すと飛行されやすいという方向で難易度を上げていると言える。
  • モーションも亜種のものがいくつか追加されたほか、
    旧作で披露していた滞空3連続ブレスがリニューアルされて復活している。
    ブレスの方向はランダム(それなりのホーミング性あり)であるため、
    飛んでいるリオレウスに対して中距離付近で立ち回るのは避けたほうが良いだろう。
  • 今作からかは不明だが、怒り時の噛みつきは(レウス自身による噛みつき)+(噛みつき時の爆発)+(爆発の余波)
    という判定になっているようである。
    • この噛みつき時の爆発の威力がかなり高く設定されているらしく、
      特に歴戦は直撃するとほぼ確実にKOを取られる。
      滅多にないことだと言いたいが、新アクションであるクラッチクローで頭に取り付いている時がかなり危険。
      怒り中に頭に傷をつけるリスクは全モンスター中でもなかなか高い。
  • 本作では上述したナルガクルガに加え、ティガレックス(亜種)、ジンオウガ(亜種)、ブラキディオスディノバルド(亜種)
    との縄張り争いが確認されているため、
    なんと復活したメインモンスター全てと縄張り争いを繰り広げていることになる。
    更にそれだけに留まらず、瘴気の谷の主級モンスターであるオドガロン(亜種)とも争い合う事も確認されている。
    後輩たちと片っ端から鉢合わせ、その悉くとガチンコでぶつかり合う姿は、
    流石『モンスターハンター』の看板モンスターである。
    PVやCMではいくつか縄張り争いの様子が公開されているのだが、
    リオレウスに関連するものは突出して多く公開されている。
    • レックス型モンスターとの縄張り争いでは、動きを先読みする形で中空から強襲。
      後脚でもってレックスの巨体を強引に掴み上げ、
      地面に叩きつけた上、地表目がけて投擲同然の勢いでぶん投げるという離れ業を披露する。
      追撃の急降下攻撃は紙一重で躱され、
      着地時の一瞬の隙を突いて飛びかかってきたレックスに組み伏せられるが、
      最終的に喉元への噛み付きを振り解き、そのまま勢いよく蹴り飛ばして雄叫びを上げる。
      • レックスを捉える機動力、飛竜の巨体を掴み上げたまま滞空する飛行能力もさることながら、
        地上戦に長けたレックスにマウントポジションを取られる圧倒的不利な状況で噛み付きを振り払い、
        更に蹴撃で吹き飛ばして戦況を五分に戻す戦闘力には驚嘆すべきところがある。
        引き分けながら、「王」の名に恥じない迫力の立ち回りと言えよう。
    • ディノバルドとの縄張り争いはかなり特殊で、なんと両者にとって有利な地形によって勝敗が決まる模様。
      • 対峙した地形が開けた空間であれば、イビルジョーとの縄張り争いと同じモーション*7で展開。
        リオレウスが地面に叩きつけられ、リオレウスの完敗に終わる。
      • 対峙した地形が高低差のある空間であれば、アンジャナフとの縄張り争いと同じモーションで展開。
        リオレウスがディノバルドを持ち上げ、高所から突き落として圧勝する。
      その場で結果は全く異なったものとなるが、いずれにせよ両者の実力差は互角。
      一風変わった仕様であるが、ディノバルドの「地上版リオレウス」というコンセプトから、
      少し特別扱いにしたのかもしれない。
    • ブラキディオスとの縄張り争いはイビルジョーとの縄張り争いとほぼ同じモーション*8で展開されるが、
      最後に背負い投げを喰らっても即座に体勢を立て直している点で異なる。
    • ジンオウガとの縄張り争いは今までにない新モーションで展開される。
      ジンオウガのお手飛びかかりを飛翔して回避、そのまま頭部を鷲掴み、
      ジンオウガの首をひねって地面に叩きつけるという割とえげつない攻撃を加えている。
      しかしジンオウガも負けておらず、強引にリオレウスを振り解き、
      地面に降ろされて体勢を崩したリオレウスに尻尾の振り回しをブチかまし、勢いよく吹っ飛ばして勝負を終える。
    • オドガロンとの縄張り争いも新しいモーションとして展開されており、
      リオレウスが先制攻撃でオドガロンを拘束するもすり抜けられてしまい、
      逆にオドガロンに背中に飛び乗られ、そのまま墜落させられてしまう。
      しかしそのまま背中にオドガロンを乗せた状態で勢いよく側転しながら飛翔する事で
      振り落とし地面に叩きつけることに成功し、そのまま勝負を終える。
  • 他のメインモンスター(並びにオドガロン)との縄張り争いの結果は、(特殊仕様のディノバルドを除き)全て引き分け。
    得意の空中戦によって優位に立つが、地上戦に縺れ込んだり、
    相手の膂力によって反撃され痛み分けに終わる、といった流れが多い。
    • ちなみに、リオレウスおよび対戦相手が亜種だったとしても、
      亜種の方が勝利する等といった勝敗の結果は変わらない。
    しかし結果は痛み分けながら、
    強者達に真っ向から対抗する姿は、正に王者と呼ばれるに相応しい振る舞いと言えるだろう。
    新大陸の主の一角にして古代樹の森の王として君臨してきたリオレウスからすれば、
    唐突に己に挑み掛かる不埒な輩が激増して憤懣遣る方ないと言ったところだろうが。
    遥か高空からブレスで地上諸共爆撃すれば済むものを、わざわざ格闘戦を挑むのもまた王の度量なのだろうか。
  • 今作のリオス夫婦とレイギエナはフレンド関係にある相方のモンスターを呼ぶ事があるのだが、
    このときの咆哮は咆哮の動作をしない*9ため、
    そのモンスターが発したものだと分かりにくく、
    なおかつ普段の咆哮とは似ても似つかない声を発するので、
    発売直後は「謎の声」だとか「今後追加されるモンスターの声」、「怖い」だとか、
    ちょっとした騒ぎになった事がある。

MHRise

朱の巌洞 火焔ごうごう そこは領域 近づくなかれ
大地焼き立つ (あめ)の火は  統べる王の 鉄槌なるぞ
  • PV第2弾にて、正式に参戦が確定した。
    まあ火竜夫妻はモンハンの顔なので元々リストラは考えにくかっただろうが
    MHP3へMH3以降のグラフィックが続投した時と同様、MHWorld以降の新生グラフィックが踏襲されている。
    • またVer.2.0アップデートから、
      新たな特殊個体として百竜夜行クエストに登場するヌシ・リオレウスも登場した。
      詳しい解説はこちらを参照。
    • 因みにモンハンライズでは多くのモンスターに妖怪や怪現象のモチーフが与えられていたが、
      リオレウスのそれは「天火」という怪火の一種であったようだ。
      天火とは天から降り、夜道を明るくするという怪現象であり、
      火災の前兆として忌み嫌われていたという。
  • 今作のリオレウスはまたもや行動が大幅に刷新。
    MHWでは空中モードと地上モードを使い分けるという行動パターンだったが、
    今作は空中が攻撃動作の一部というような位置づけで、確定で降りるタイミングが存在する。
    また、怒り咆哮からのバックジャンプブレスという確定行動を何と行わなくなった。
    • ただし、隙を晒すとは言えど行動が全体的に速く、攻撃力も高い。
      空中からは引っかき→振り向きざまにブレス→最後に毒爪というコンボでハンターを翻弄したり、
      MH4のワールドツアーをしながらのブレス攻撃を低空で行ったりしてくる。
      この火球は命中精度が極めて高く、かつ技の出も早いため非常に避けにくい
      しかも普通に飛んでいる状態で突然火球を吐いてくるため、
      気づいたら火球に焼かれていた、という事態になりやすい。
      マルチに潜ると、大抵のハンターはこの凄まじい命中精度の火球に被弾する。
    • 更に空中からミラボレアスもかくやという超ド派手な火炎放射を放って来る
      地走り炎ブレス
      という必殺技まで兼ね備えている。
      • 見た目通りの高威力ではあるが、今作では珍しく軸合わせがかなりザル。
        余程欲張って攻撃していなければ相当楽に回避出来る。
        また、この火炎放射の際は事前にボイスで警告が入り、放射を終えたらそのまま着地し、短い威嚇を挟む。
        対処できるなら最大の攻撃チャンスとなる。
    • 怒り中に飛び立つ際の風圧を受けると、その後の引っかき等がかなり避けにくい。
      風圧自体は小であり耐性をつけるのも簡単なので、スロットに余裕があるのなら保険で入れておくと良いだろう。
    • 一連の空中攻撃を終えた後は着地してくれるのでその瞬間が反撃チャンスとなるが、
      たまに真下ではなく、前に数歩歩くようなモーションで着陸することがある。
      この時には間髪入れずに突進に繋げてくるので、考えなしに近づくと手痛いカウンターを喰らってしまう。
      この動作を見極められるようになれば戦いやすくなるだろう。
    • 閃光玉は一応効果があるが、MHW:Iの時と同様に落ちてもすぐに立ち上がってしまう。
      また歴戦の個体と同等の耐性を得てしまい、何回か使うと完全に効かなくなる。
      今作のリオレウスは頻繁に地上に降りてくれるので、ピンチの味方がいるなどの状況でなければ
      閃光玉の使用を控えるのも手。
    • 地上ではXの黒炎王やIBの希少種が使っていた火属性やられ付きの強力な2連噛み付きが危険。
      地上で繰り出してくる他、空中からの着地と同時に行うこともあり、不意を突かれやすい。
      攻撃力も脅威だがそれ以上に脅威的なのが攻撃範囲であり、腹下にいても喰らうほど判定が広い。
      タチの悪いことに、リオレウス自身もそれを理解しているらしく、
      腹下にハンターが居ることを認識するや否や、この噛みつきで応戦してくることがある。
      まさかリオレウスも腹に口があると言うのだろうか?
    総じて、今作のリオレウスはいつものレウスと侮っていると痛い目を見るだろう。
    さらに苛烈さを増した空中攻撃に加え、引き継がれた閃光耐性など過去のリオレウス戦のセオリーは通用しにくい。
    とはいえ、先述の通り確定で降りるタイミングもまた多く用意されており、
    観察眼と知識を総動員し、モンスターハンターの基本に立ち返ったいわゆるターン制を意識して動けば対処は難くない。
    このような調整もあってか本作のリオレウスは戦いがいのあるモンスターであるという声が多い。
    過去作では賛否両論だった戦い方のリオレウスだが、ここに来て様々なハンターに好評である戦い方へ舵を切る事になった。
  • 新たな縄張り争いの相手としてPV3でも披露されたマガイマガドとのものと、
    アンジャナフに対するそれが流用されたドスフロギィクルルヤックトビカガチビシュテンゴとのものなどが追加された。
    • 火竜という別名に恥じず、縄張り争いに火炎ブレスを用いるため、
      縄張り争い後は多くの場合相手モンスターが火やられになる。
  • 百竜夜行にも登場し、ここでは射撃型に分類される。
    常に滞空し、速い・痛い・火属性やられ付き・射撃頻度が高いと四拍子揃った強力な火球ブレスで攻撃する。
    百竜夜行自体の忙しさや強襲型と破壊型に気を取られてなおざりにしていると非常に危険。
    射撃型の中でも一・二を争うかなり厄介な部類なので、バリスタの後退弾や徹甲榴弾、爆破投げクナイで撃ち落として
    早々に無力化してやろう。
    • ちなみに遠隔攻撃しかしてこないので、毒状態にする爪蹴りのような近接攻撃は繰り出してこない。
    逆にこちらで操竜してしまえば↑Xの毒爪攻撃で状態異常のサブ任務を進められる。
    もちろん↓Xのブレスで属性やられのサブ任務も進められるため二倍おいしい。
    • 余談だが、ヌシ・リオレウスが大技を繰り出している最中、こちらが操竜中だった場合、
      一部の例外を除き大抵は空を拝み設備や関門が壊れていく様を見届けるしかない。
      しかし今操っているモンスターがこの空の王者ならば、話は別。
      Xの飛び蹴りでまるで鉄蟲糸でも繋いだかのように飛翔し、超高度の空中戦を仕掛けることが出来る。
      相手はビクともせずブレスを放つ為、こちらはゼロ距離で被弾してしまうが、
      更に極稀な状況によってはヌシをも蹴落とすことが出来るかもしれない。
  • 主な狩猟地は大社跡と溶岩洞だが、リオレウスが大社跡に登場するクエストは少ない。
    野良出現ならともかく、メインターゲットに限定すれば「ほぼ全て溶岩洞」と言っても良い。
    • 溶岩洞にはクセの強いエリアが多いため、vsリオレウスにおける戦いやすさで言えば大社跡が上だろう。
      もしMHRiseのリオレウスに苦手意識があるのなら、大社跡で練習してみても良いかもしれない。
      探索ツアーを覗いてみよう。
    • 大社跡には広いエリアが多く、リオレウスの空中攻撃に対応しやすい。
      また、溶岩洞でありがちな「リオレウスの体色・火球ブレスが景観と同化して見にくい」状況にもならない。
      特に後者はワールドツアーブレスの避けにくさにも繋がっている。
    • では溶岩洞は駄目なのかというとそんな事は無く、フィールドギミックの噴出孔に壁ドン、
      あるいは大タル爆弾で起爆などでダメージを稼げる利点がある。コダマコウモリが利用できるのもここのみ。
      ローリスク・ローリターンの大社跡、ハイリスク・ハイリターンの溶岩洞で上手く棲み分けがなされている。
  • 発売時点ではおなじみのレア素材「火竜の紅玉」の用途が異常に少なくなっており、
    レウスSコイル、デスギア太刀のデスペレイション、水属性片手剣のオデッセイブレイドたった3つ
    本家本元のレウス武器には1つとして使用しない異常事態になっていた。
    当初のレウス武器はどれも強化途中のような名前のものばかりで、
    アップデートでヌシ個体の来襲も予告されており、それに併せて武器の強化先が追加され、
    そこで紅玉の用途が追加されるのではないかと思われていた。
    • 代わりに今作では「火竜の延髄」の要求が目立ち、レウス武器はもちろん火属性が絡む武器なら大抵要求される。
      短縮珠にも1個につき2個も用いるため、大剣やハンマー使いは苦労することになる。
      背中破壊が一番出現率が高いものの、乗りが操竜に置き換わった関係で武器種によってはかなり破壊が難しい。
    • 一応リオレイアからも入手可能なものの、こちらはターゲット報酬や本体で剥ぎ取りで出ないため、
      基本的にはリオレウスから狙うことになるだろう。
    その後、Ver.2.0にてレウス武器に強化先が追加され、大抵の場合はここで紅玉を使うようになった。
    なぜか片手剣では使わないままであるが……。
  • 本作ではハンターノートでモンスターの大まかな狩猟方針が確認できるようになったが、
    なぜかリオレウスの狩猟方針はたったの4行しかなく異様に内容が薄い。
    「空中から色々な攻撃を仕掛けてくる」「閃光玉で撃ち落とせば楽になる」というほぼ見ればわかるようなことしか書いておらず、
    強力な火炎放射や足の毒爪などの危険な要素について何も触れられていないのである。
    オサイズチやフルフルのように、同じぐらい薄いモンスターはいないこともないが、
    リオレウスクラスの危険度としてはかなり寂しいところ。

操竜

  • 操竜時は自動で離陸し、Rボタンを押すと飛んだまま移動する。
    特定の技を出すことで飛び上がり、空中で攻撃を入力すると技が変わるモンスターはいくつかいるが、
    空中にいる状態が基本姿勢と言えるモンスターはリオレウスだけ。
    • なんとレウスをライバル視しているセルレギオスライゼクスや、
      更には飛行が得意な古龍の特殊個体である奇しき赫耀のバルファルクでもこのような芸当はできない。
      移動は他のモンスター同様走るだけである。
      • かなりの速度で飛行し空から火炎と毒で他のモンスターを圧倒する様は、流石空の王者といったところか。
        元祖飛行モンスターの威厳を示した。
  • 流石に高度を上げて一方的に攻撃したりはできないが、滞空しているため、地を這うような攻撃がかなり避けやすい。
    もちろん高所への判定が強い技には普通に被弾し、撃墜されるので飛んでるからといって過信は禁物。
    相手との距離感や自身の食らい判定が分かりづらいので注意。
    挙動がふわふわしているため、移動操作は難しい部類に入る。
    空中モード時は微調整しないと旋回性能が低い。特に突進離脱キャンセルの後の向き調整が効かなく、
    ターンして同じ方向の壁にぶつかったり複数のイロヅキムシや噴出孔にあてるのが難しい。
    きっとライダーのライドオンの凄さを実感できる事だろう。
    コツとしては弱攻撃1で着地してから突進離脱をするとリオレイアと同様の操作性で突進離脱ができるので操作しやすくなる。
    • 弱攻撃1(X / ↑+X)は、幾多の一流ハンターすらも葬り去ってきたあの滑空毒爪攻撃。
      出が早く、ちょっとした隙にも差し込んでいける攻撃。操竜レウス唯一の接近技であるため、
      モンスターの反撃(相打ち)をもらうと、撃ち落とされて隙が発生するが、焦らずに強力な地上技で対抗しよう。
      威力が低めだが、毒状態にする追加効果があるので、*10百竜夜行で状態異常ポイントを稼ぎに使える。*11
      攻撃後はすぐに回避か強攻撃を入れなければ地上モードへと移行する。
    • 弱攻撃2(→+X / ↓+X)はこれまたハンターにとって脅威的だった単発火球ブレス。
      遠距離から撃てる、出が早めで威力の低い技。
      大抵は1発当てれば火やられにできる為、百竜夜行で属性やられポイントを稼ぎやすい。
      地上に降りた状態でこの攻撃を行うとバックジャンプブレスになり空中モードへ移行する。
    • 強攻撃1(A / ↑+A)は右から左に扇状に薙ぎ払う火炎ブレス。
      前方180度が攻撃範囲なので多くの敵を巻き込みやすい。
      威力もまあまあ高いので、一般的な狩猟でモンスターにぶつける場合、この攻撃が主力になる。
      大技ゲージが溜まったら、この攻撃→前回避→この攻撃→前回避……で短期間で大きなダメージを稼げる。
      弱攻撃に比べると発射が遅いが、範囲に優れるため、百竜夜行においては群れを一網打尽にする事も可能。
    • 強攻撃2(→+A / ↓+A)は直線に薙ぎ払う火炎ブレス。
      A攻撃よりも発生が遅いぶん威力は高めな上に、当然火やられ効果がある。
      敵モンスターが転んでから立ち直るほど出が遅いので、
      ↓+Xの火球から繋げるなど、コンボで使用する事を念頭に入れよう。
      攻撃後はすぐに回避を入れないと地上モードへと移行する。
    • 操竜大技(X+A)は毒爪攻撃+強攻撃の扇状火炎ブレスからの直線火炎ブレス。
      もちろん毒状態&火やられにでき、敵に壊滅的な持続ダメージを与えられる。
      地上、空中関係なくこの技に移行するので安心されたし。
      • 上記の毒爪攻撃or直線ブレスをするか、操竜中に叩き落されると地上モードになる。
        地上ではXでリオレイアと同じ低威力の突進、Aで踏み込み噛みつき*12が出せる。
        どちらも空中での攻撃程単発威力は高くはないが、とっさの状況で応戦できるのは便利。
      • 特にAの踏み込み噛みつきは状態異常こそ付けられないものの、
        空中の強攻撃に比べて発生が格段に早く、大きく踏み込むのでリーチもそれなりにあり非常に使いやすい。
        また回避でのキャンセルを挟まずとも二回まで連続で出せるため、
        虫一匹に対する総火力・時間に対する総火力も結果的にはかなり高めととても優秀。
        どの道操竜大技で毒も火やられも付与できることや、
        空中強攻撃である放射ブレスはどちらも発生が遅めで潰されやすいこともあり、
        操竜時は弱攻撃1やあえて攻撃を貰って撃墜される事で早めに着地した後、
        この踏み込み噛みつきを主軸に戦ったほうが戦いやすいという意見も。
      • この地上モードを維持したい場合は、後述の通りRでの移動時に自動で離陸してしまうことに注意。
        できる限り回避で位置調整を行いたい他、
        移動開始から離陸までの時間に攻撃を繰り出せば地上モードのまま攻撃が行える。
        動かせる時間は多くないとはいえ、ある程度の位置調整は行えるので覚えておくと便利。
  • 空中状態だけでなく地上行動もしっかり用意されているあたり、さすがに看板モンスターは破格の扱いである。
    地上モードの時にRボタンで移動しようとすると律儀に離陸してから移動しようとするので移動がやや遅れてしまう。
    攻撃しつつ離陸したい場合は↓+Xのバックジャンプブレスを活用しよう。
    • 壁当てして縫い付けた場合は、しばらくの間飛び立とうとして失敗するチャンスモーションが発生する。
      リオレイアやプケプケなど、飛行を行動に組み込むタイプの飛竜型モンスターは、
      操竜の成功やオトモアイルーのネコ式鉄蟲糸縛りの技により行動が制限されると、
      しばらく飛行することが出来なくなる。
      対リオレウスにおいては特にこの恩恵が大きくなるため、積極的に狙っていこう。

MHR:S

  • 当然続投。今作での新フィールドである城塞高地 にも生息が確認されており、
    廃城で火炎ブレスを放ち荒ぶる姿は「ファンタジー世界を支配するワイバーン」のようで非常にかっこいい。
  • ティザー映像およびメル・ゼナの登場ムービーでは、
    薄暗い洋風の城の上空を飛んでいる最中、
    今作のメインモンスター、爵銀龍メル・ゼナに不意打ちに近い形で襲われてしまうという様子が描写されている。
    最近は損な役回りも多いが、古龍のメインモンスターを引き立てられる役になるほどには、
    リオレウスの強さが知れ渡っているという事でもあろう。
  • 戦闘能力に関しては、新たに滑空しながら火炎放射で地面を一直線に焼き払う攻撃が追加。
    悠々と飛行しながら地上を炎で包む様は、まさに空の王者。
    出が早いため咄嗟に避けようとすると難しい割に、威力はかなり高めなので常に気をつけよう。
    飛び上がりブレスを一撃放ってから連携するパターンと、突然飛び上がってこの技を使ってくるパターンがある。
    飛び上がった時は予備動作として注意して見ておこう。
    • リオレウスが横を向いて片側に向かって火炎放射をする姿勢なので、
      リオレウスの真下または反対側に回り込めれば安全に回避できる。
      出は早いがある程度の距離があればリオレウスがどちらに向かって
      火炎放射するのかを見てから転がる程度の余裕はある。
    • なお、この滑空薙ぎ払い火炎放射は火炎放射本体だけでなく
      地面を燃やして火柱として若干の時間当たり判定を残すため、
      火炎放射そのものを避けても火柱に触れてしまってダメージを受ける事がある。
      火炎放射が直撃して吹っ飛んだ場合に多段ヒットする訳では無いが、
      火炎放射を回避した先に火柱があって…というケースはあり得る。
      火柱のダメージ自体は小型モンスターに小突かれる程度の微小ダメージだが、
      僅かに仰け反るだけなのが逆に災いし、想定しないタイミングで火柱に触れて仰け反った結果、
      棒立ちになっているのに気づかずにリオレウスの攻撃を食らってしまう事があり得るので注意。
    • 火炎放射の後は滞空状態を維持する。
      そのままワンテンポ置いて着地する場合もあるが、火球ブレスや毒爪攻撃に繋げてくるコンボがある。
      毒爪ならば終了後に少し隙ができるため着実に狙っていきたい。
  • 今回は火竜の剛翼が絶妙なレベルで入手しづらくなっている割に、需要が高めでストッパー素材になっている。
    剥ぎ取りでも捕獲でもターゲット報酬でも翼の部位破壊でも手に入るのだが、
    どれも確率が30%を下回るという微妙な確率で1枚も手に入らないこともザラにある。
  • 発売当初は他のMR4モンスターと共に傀異化個体は存在していなかったが、
    Ver.11.0.1にて傀異化リオレウスも実装される事となった。
    傀異研究所のレベルを51まで上げると傀異討究クエストに登場するようになり、
    レベル81まで上げるとEX★5として通常の傀異クエストにも登場するようになる。
    通常傀異クエストでの体力はなんと88800。
    • 高レベル傀異化ならではの高耐久・高火力と本作のリオレウスの多彩かつ強力な攻撃モーションが合わさった強敵。
      特に各種ブレスは非常に痛いので、しっかり躱しきれるよう立ち回りたい。
      どうしても避けきれなければ火耐性を上げるのもアリだろう。
    • 満を持して登場した傀異化個体は、攻撃力や体力の強化はもちろんのこと
      傀異鈍化した後も油断ならない。
      というのも、今作では疲労状態のリオレウスはタックルをしてくるため
      下手に近くにいると手痛いダメージを受けてしまう。
      劫血状態も発症するため、慌てて攻撃しようとするとさらにタックルを食らってダメージを受けてしまうことも。
      傀異化時にも疲労時にも油断せず、適切に対処する事が大事なのだ。
  • ささやかなバグ…というか設定ミスとして、当初はMRのオトモ隠密隊でリオレウスと戦闘した場合、
    入手できる素材の中に雌火竜の重殻が混じっており、
    本来得られるはずだったであろう火竜の重殻が手に入らないというものがあった。
    どうせ隠密隊だけで装備を作れるわけでもないので致命的とまではいかないが、
    カテゴリ強化素材のポイントや錬金素材のポイント調整、金の稼ぎには困る不具合である。
    • 上記のバグはMHR:Sの大型アップデート第1弾となるVer.11にて修正された。

MHWilds

  • 2025年発売予定のモンスターハンターワイルズにおいても、アナウンストレーラーでしっかりと顔見せ。
    全く未知のフィールドとモンスターたちが登場する中、
    モンスターに騎乗してフィールドを見渡すハンターの前を悠々と飛行し、おなじみの唸り声を挙げた。
    なお、リオレウスとしては非常に珍しいことにサバンナのような乾燥地帯に姿を見せている。
    これがMHW:Iのティザーにおける「渡りの凍て地に飛ぶリオレウス」のようなイメージ映像なのか、
    それとも本編でもこのフィールドに登場するのかは不明である。
    • ちなみにこの時あげた唸り声だが、リファインされたMHW以降のものではなく、
      なんとMHXX以前のモノが採用されている。
      ワイルズのリオレウスの声色がどのようになるのかは、今後のお楽しみと言った所であろう。

*1 従来の声よりもMHGとMHPでのみ聞けた亜種の鳴き声に近い。
*2 弱点ではないので与ダメージは低く、撃墜が推奨されるのは依然変わらないが。
*3 他の大型モンスターが居る場合はそれがとばっちりを食う事も多々ある
*4 小型モンスターも入れるとバルノスとランゴスタが該当する
*5 ただし、例外としてリオレウス希少種がレイギエナと同じ陸珊瑚地帯に出現する
*6 MHXXまでは翼の肉質は元々硬いほうだったが、それでも青ゲージがあれば弾かれることはなかった。
*7 龍属性ブレスは尾剣の振り下ろしに変更されている。
*8 龍属性ブレスは粘菌の殴打に変更されている。
*9 具体的に言えば睡眠に入る動作中など
*10 リオレイアの大攻撃と比べると、毒爪方が動作が速く、毒状態にしやすい。
*11 ゲージもたまりにくいので、レウスを操竜したらこの技で毒をばらまくだけで結構なポイントを稼げる。
*12 今作のリオレウスも使用する、黒炎王の踏み込み連続噛みつきのモーション