フィールド/旧沼地

Last-modified: 2025-05-01 (木) 11:37:10

無印で登場した狩猟フィールドの1つ。
MHPまでは「沼地」という名称であったが、MHP2Gからは「旧沼地」と呼ばれている。
英名は"Old Swamp"*1

目次

概要

  • MH, MHG, MHP, MHP2Gに登場した汎用フィールドで、正式な地名は「ジォ・テラード湿地帯」。
    地名のとおりジォ・クルーク海の近くに存在する湿地帯。温帯に属する。
    ドンドルマの西方に位置しているのは上記の通りだが、
    なんとこのジォ・テラード湿地帯、判明している中ではドンドルマに最も近い狩場である。
  • 薄暗い湿地帯のため、手に入るキノコは豊富かつ良質。
    天然の洞窟もあり採掘で手に入る鉱石もこれまた良質。
    巨大なクラスター(群晶)が形成されている場所もあり、美しい景色も見ることができる。
    特に、重い灰水晶の原石は貴重品であるため、これを目当てにしたクエストも多い。
    洞窟の中の茂みではフルフルベビーなど、珍しいアイテムも拾える。
    ただし湿気の多さとまったく日の光が入らない環境が重なっているため、体感温度は非常に寒い。
    また、この地の秘境は洞窟内にあるのだが、
    どうやら飛竜種が洞窟内へ侵入する際の横穴と出口を共有しているようだ。
  • 沼地にある特徴的なエリアとしてススキに似た植物*2の群生地があり、
    このエリアでは植物の量と丈のために足元が確認しにくい。
    そのため落とし穴が使えず、シビレ罠や罠肉を設置しても一旦見失うと
    仕掛けた本人さえどこにあるか分からなくなってしまう。
    切断したモンスターの尻尾も草に隠れてしまうので、出来れば忘れないうちに剥ぎ取っておきたい。
  • シリーズを通して「沼地」と呼称されるフィールドは、
    このジォ・テラード湿地帯と、MH2で登場したクルプティオス湿地帯の二つ。
    意外なことだが、世界観上では両湿地帯は隣り合わせになっており、広大な沼地を形成している。
    また、地理的にはどちらもドンドルマの西方に存在している。
    • 隣り合わせというだけに相似した環境も複数確認されており、
      全体的な雰囲気はもちろん、ジォ・テラード湿地帯(旧沼地)のエリア3、
      クルプティオス湿地帯(沼地)のエリア8は瓜二つと言えるほどに似通っている。
      こういった現象は、においても発生している。

MH~MHP, MHP2G

  • 灰色の空と土、濃霧に覆われた薄暗い土地。
    降雨量が多いことからフィールドの北東部は広い範囲で地面がぬかるんでおり、
    地盤がしっかりしていないため落とし穴が使えない。
    湿気に満ちており水溜りも多いが、爆弾類は問題無く使える。
    濃霧により視界が悪い場所も存在し、グラビモスすら見逃してしまうこともある。
  • 背が高い木々に囲まれたエリアが非常に多い。
    深い霧に覆われているため日の光は届かず、薄暗いエリアとなってしまっている。
    肉食のモンスターが群れており、ハンターに総攻撃を仕掛けてくる。
    掃除は入念にしよう。
    エリア1つに4,5頭のブルファンゴが配置されていることも多く、
    隅の個体から丁寧に掃除しなければ、起き攻めにより本気で死が見える場合もある。
  • BCとエリア1が隣接していないという一風変わった特徴を持つ。
    同じような特徴は他にセクメーア砂漠にも見られる。
  • 濃霧のエリアではフクロウの鳴き声が、湿地のエリアでは雷の音が聞こえてくる。

各エリア解説

BC ~川を背にしたベースキャンプ~

  • フクロウと焚き火の音が静かに聞こえる森林の中のBC。
    背後には川もあり釣りができる。
    濃霧のため、川がどこから来たのか、どこへ行くのかはわからない。

エリア1 ~山菜ジジイのいる森~

  • 霧に包まれた森の中にあるエリア1。エリア中央には小高い場所が二箇所あり、
    倒れた木が天然の橋となって行き来することができる。
    蝶や蜻蛉が飛んでおり、この沼地の安息地とも言える。
    • 薄暗くわかりにくいが山菜ジジイが散策しているので見つけたら話しかけてみよう。
      たまに倒木に腰掛けていたり、小さな洞穴の中に佇んでいたりする。
  • 「バイオハザード4」のセーブポイントとそっくりなBGMが流れている。
    もしやカプコン作品繋がりだろうか…?山菜ジジイ「ウェルカァァム!!」
    もっとも、山菜ジジイがクシャミを連発することもあり、BGMに集中できなかったりする。

エリア2 ~沼地の三叉路~

  • 背が高い木々に囲まれたエリア。深い霧に覆われているため日の光は届かない。
    各ゾーンへの分岐点となる。
    アプトノスやケルビのようなおとなしいモンスターがたむろしていることが多い。
    ここからは草原のエリア3、濃霧地帯のエリア4、湿地帯のエリア5へと移動できる。
  • 霧が濃いため、慣れないと目的のエリアでは無い方へ向かってしまうこともしばしば。
    北西の倒木を目安に進むとよいであろう。

エリア3 ~霧に包まれた草原~

  • 非常に濃い霧に覆われた草原のエリア。
    ハンターの腰まである草がエリア全体を埋め尽くすように群生している。
    • 濃い霧と草のせいでかなりハンターに不利なため、戦闘はなるべく避けよう。
  • エリアの遠くを見ると、大木で囲まれていることがわかり、他のエリアからは幾分離れた場所なのかもしれない。
    背景のSEは、大草原とたなびく霧を表現しているかのようである。

エリア4 ~日の当たらない森~

  • エリア2と基本的には同じ雰囲気のエリア。
    しかし、エリアがそこそこ広いため、濃霧によりモンスターが視認できないことも多い。
    肉食のモンスターが群れており、ハンターに総攻撃を仕掛けてくる。
    掃除は入念にしよう。

エリア5 ~沼地の狩猟地~

  • 沼地の中央に位置するエリア。
    水はけがかなり悪く、幾つも水たまりができている。
    • エリア4と同じくイーオスやゲネポスが跋扈している。
      主戦場となる可能性の高いエリアなので注意しよう。

エリア6 ~ランゴスタの生息地~

  • 湿地帯に属するエリア。
    水溜まりも、植物の姿も多く見受けられる。
    上空には霧がかかっているが地上まで達していないため視界は良好。
    • ランゴスタが集団を作っているので採取時は前もって掃除をするべきだろう。

エリア7 ~幻の魚の生息地~

  • ホットドリンクが必要なほどの冷気の籠もる洞窟であるエリア。
    巨大な赤く輝く水晶は、入り口から入る僅かな光を反射しているかららしい。
    黄金魚が釣れる池があるのだが他の場所でも釣れるため、一部を除いては正直あまり用はないだろう。

エリア8 ~水晶が照らす洞窟~

  • 円を描くように洞窟が一周していると言う特異な形のエリア。
    やはりホットドリンクが欲しくなる程寒い。
  • 壁から突き出た緑色の水晶が、洞窟内を淡い緑色で照らしている。

エリア9 ~狭き狩猟地~

  • 深い霧に覆われた森の中の低地にあるエリア。
    狭く、ブルファンゴなどお邪魔なモンスターが生息している。
    要するに狩りには不向きなので、さっさとエリア移動させてしまおう。
  • アイルーのガラクタ置き場があるのもこのエリア。盗まれたらここに来てみよう。

エリア10 ~見通しのよい湿地帯~

  • 視界を遮るものがない円形のエリア。
    湿地帯エリアの例に漏れず、水たまりと植物が多い。

エリア11~うごめく飛竜の徘徊地~

  • 洞窟エリアの基本であるホットドリンクが必要なほどの寒さと水晶鉱脈がある。
    • ここの水晶は青く光っている。
  • 天井の横穴からフルフルが現れることがあるため、一応警戒をしておこう。

秘境 ~隔離された洞窟~

  • 洞窟内には冷気が漂い、突然のアクシデントに見舞われたハンターのスタミナを寒さが奪う。
    • 獄炎石や太古の塊などを採掘することができる鉱脈や、大半の魚が釣れる池もある。
  • このエリアには2つの出口があり、両方ともフルフルが使用するエリア7、11の天井の横穴の下に出る。
    このことからこの秘境はフルフルの住処なのではないかと噂されている。
    青と赤の鉱脈が出会うこの洞窟には、奇妙なまでの凄然さがあり、その先の闇にフルフルの影を感じるような。
  • 落し物の傘が手に入る採取ポイントもある。
    何故か人工物である落し物の傘が手に入る理由はそういうことなのかもしれない。

登場モンスター

小型モンスター
アプトノス
モス
ケルビ
アイルー
メラルー
ランゴスタ
カンタロス
大雷光虫
ガミザミ
ブルファンゴ
ランポス
ゲネポス
イーオス
ギアノス
大型モンスター
ドスゲネポス
ゲリョス(通常種/亜種)
ショウグンギザミ亜種
フルフル(通常種/亜種)
バサルモス
グラビモス(通常種/亜種)
リオレウス(通常種/亜種/希少種)
リオレイア(通常種/亜種/希少種)
ナルガクルガ
キリン

登場するモンスターについて

  • MHPまでに登場したモンスターの過半数はこの沼地に登場した過去を持つ。*3
    火山地帯からの来訪者が多く、キリンやフルフルなどの希少なモンスターも多く出現している。
    特に厄介なのがゲネポスイーオスの共存。
    主戦場になりやすいエリアにたむろしており、抜群のコンビネーションで狩猟の邪魔をしてくる。

関連項目

BGM/沼地戦闘BGM
フィールド/沼地 - MH2で登場した方の沼地である「クルプティオス湿地帯」について記載。
フィールド/毒沼


*1 Monster Hunter Freedom(MHP)以前の作品では"Swamp"
*2 ススキは乾燥した場所を好み、湿り気のあるには殆ど自生しないため、荻(オギ)などススキ属の別の植物の可能性が高い
*3 Pまでの全通常種モンスターの中で登場しないのは小型まで含め、アプケロス、ガレオス、ドスガレオス、イャンクック、ガノトトス、モノブロス、ディアブロス、ラオシャンロン、ミラボレアス、イャンガルルガ