「完全な」などの意味を持つ形容詞「perfect」に由来するカタカナ語。
目次
概要
- 一部のシリーズでは、獲得可能な称号に「パーフェクト」がある。
その条件は作品によって異なり、MHP2とMHP3では「勲章を全て獲得する」、
MH3G~MHXXでは「HR200まで上げる」が条件。- ちなみにMH3では「パーフェクト」の称号は存在しないが、
「パーフェクトガード」という似たようなものはある。
もっとも、こちらの取得条件は「HR18まで上げる」というかなり緩いものだが。
ただし、オンラインサービスが終了した現在ではHRを上げることもできないので取得不可能。
- ちなみにMH3では「パーフェクト」の称号は存在しないが、
MHP2Gで起きた問題
- しかし、MHP2Gでは条件がとんでもないことになっており、
進捗によってはこの称号が獲得できなくなるという仕様(バグという見方も)がある。
その条件は、「MHP2Gで追加された勲章を獲得せずに、1ページ目の勲章を全て獲得する」である。
遠回しで言えば「MHP2の勲章全てをP2Gからの新勲章を取らずに取れ」ということである。
よほどのことではない限り、MHP2Gで追加された勲章(2ページ目に入る)は、
1ページ目の「生態研究報告書」獲得前に獲得条件を満たしてしまう。
一応回避することは可能なのだが、「生態研究報告書」獲得条件に含まれる激昂ラージャンの捕獲が大変。
激昂ラージャンは「破壊と滅亡の申し子」とイベントクエスト「武神闘宴」「双獅激天」でしか捕獲できず、
しかも「破壊と滅亡の申し子」はMHP2Gで追加された「黄金の雪沓」の獲得条件になっているため、
「武神闘宴」や「双獅激天」でないとMHP2Gで追加された勲章を獲得せずに1ページ目を埋めることが出来ない。
すなわち、MHP2Gで称号「パーフェクト」を入手するにはイベントクエストがダウンロードできる環境が望ましい。
このクエスト2つは本作でも屈指の高難易度で、これらを実質クリアできる腕前を要求されるが
勲章コンプを本気で狙う人ならそれ自体は問題ない話だろう。
しかし金色・真などを作ろうとして先に「破壊と滅亡の申し子」をうっかりクリアしてしまうと
称号も勲章集めも一から全部やり直しである。
これら条件が判明するまで時間が掛かったため、長らくMHP2からの引継限定の称号と言われていた。
- 発売から数年後、破壊と滅亡の申し子(=イベントクエストなし)でも達成できる、ということが判明。
その方法は「捕獲と同時に爆弾起爆して三乙してクエストを失敗する」というもの。
こうすることで勲章「黄金の雪沓」は獲得せずに捕獲はカウントされる、ということのようだ。- 具体的には、ラージャンを捕獲可能な状態になったら二乙し、HPを爆弾で倒れるよう調整、
麻酔玉をラージャンに1個投げた後、爆弾を仕掛けた罠にラージャンを誘導し、
罠に掛かったら接近、麻酔玉で爆弾を起動しつつ爆風に巻き込まれて三乙する…などの手法で可能。
この頃は捕獲→クエストクリアまで一瞬だけラグがあるモンスターが多く、それを活かすという事である。
どちらにしても慎重に行動しなければならず、難易度は高いだろう。
- 具体的には、ラージャンを捕獲可能な状態になったら二乙し、HPを爆弾で倒れるよう調整、
余談
- MH2にはシンボルカラー関連に「完璧の虹」というものが存在する。
こちらも意味を考えると「パーフェクト」に近いものだろう。
取得条件は「(虹を除く)全てのシンボルカラーを取得する」である。
PS2のオンラインサービスが終了してしまった現在では、
大長老によるシンボルカラー変更許可が貰えないので、
これから新規に取得することは不可能となっている。- 幸いシリーズによっては、防具の一部を虹色に変更できる仕様があるので、
虹色に触れ合いたいハンターはコチラを利用しよう。 - MH2の仕様を受け継ぐMHFでも、オフラインモードのクリアで入手できる「祝祭の朱」と
PSP連動で入手できる「交歓の桜」が取得できないため、
長らくはこの「完璧の虹」も取得不可となっていた(一応、内部データとしては存在していたらしい)。
しかしMHF-G10にて、上記の2つは仕様と名を変えて取得可能となり、
それに伴い「完璧の虹」もまた「変化の虹」と名を変えて取得可能となった。
- 幸いシリーズによっては、防具の一部を虹色に変更できる仕様があるので、
- モンハンではあまり使われないが、
ゲームによってはノーダメージクリアを指してパーフェクトと言うことも。
ただ、本当に被弾なしでクエストクリアしたところで特典もないし、
履歴などに残る訳でもないので、モンハンではあまり重視されない目標である。
モンハンでは足踏みや小型モンスターの攻撃など、どうしてもかわしきれない攻撃があるので、
そもそも完璧なノーダメージクリアというのが現実的には困難というのもあるが。- なお、ゲーム中に於いてもMH3Gのモガの村の受付嬢が
ハンターを送り出す時の台詞の一つとして
「目指せ!ノーダメージクリア!」とランダムで発言する場面が実際にある。
採取ツアーで言われたり、ブラキディオスの狩猟で言われたり、
あのアイシャの台詞だからこそ、何か妙な含みを感じさせなくも無いが、
上述の通り、ノーダメージクリアでクエストから帰還しても特に何も無い。 - ただし、MHFの猟団カウンターで受けられる追加依頼の中には「怯み等禁止」というのがある。
これは味方からの攻撃を含めて一切の攻撃に当たらないことが達成条件である。 - パーフェクトクリアが目標の一つとして明確に存在するのが、同じく狩りゲーであるゴッドイーター。
モンハンで言うギルドカードに相当するアバターカードに履歴が残る。
NPCを同行させず、ノーダメージどころかアイテムも一切使わずにクリアすることで
初めてパーフェクトクリアを達成できる。
また向こうではミッション(=クエスト)ごとにクリアランクが存在し、
ランク自体はパーフェクトには関連しないものの、
最高ランクであるSSS+でパーフェクトクリアを達成することを「パフェる」と呼んでいる。
- なお、ゲーム中に於いてもMH3Gのモガの村の受付嬢が
- 他にも解釈の幅は非常に広く
「調合リストを埋める」「図鑑登録モンスターの大小金冠を獲る」「屋台やドリンクを全開放する」と言った具合に
節目節目の開放要素の全オープンをパーフェクトの区切りと認識するプレイヤーも居る。
これらは勲章パーフェクトを狙う上では通過点でしか無いため、パーフェクトと呼ぶには語弊があるが
漫然と長いプレイングの中の区切りを分ける概念として『パーフェクト』と言う単語が使われる場合もある。
また、配信以外の全てのクエスト(村、集会所)を達成した段階で「パーフェクトクリア」と見為す区切り方もあるが
こちらも勲章やアイテム取得のための通過点であり、厳密なパーフェクトとは状況が異なる。
状況や文脈、プレイヤー毎の価値観によって様々な使われ方をする事は念頭に置いておくと良いだろう。