素材を削り出したかの様な
豪快な太刀。巨大な刀身は、
その刃の届く限りを一掃する。
(ゴルム・カッター)
剛纏獣の巨大な刀が繰り出す
猛撃は、巨人が辺り一面を容赦
なく薙ぎ払う姿を彷彿させる。
(巨塊刀ゴルティタン)
王域三公の一体である剛纏獣ガランゴルムの素材を用いて派生できる太刀。
目次
概要
- まず、デザインに関しては大剣かと見間違える程にデカく、極太の刀身が目を引き
ガランゴルムの苔むした緑混じりの茶色の甲殻や鉄鋼パーツ、刀身に走る黄色のラインで製作されている。
納刀時も、やはり大剣にしか見えない。この巨大な太刀を軽々と振り回すハンターの腕力は一体…
最終強化の銘は「巨塊刀ゴルティタン」で
由来は、おそらくギリシャ神話に登場する巨人
「ティーターン(ティターン、タイタン)」からだろう。- この武器に至っては、単に"斬る"という言葉よりは
堅牢でゴツい刀身で"叩き斬る"、"叩き割る"といった表現がよく似合う。 - また、攻撃時の効果音が、やたら物騒でデカい。
気刃大回転斬りや気刃無双斬りなどが顕著である。
- この武器に至っては、単に"斬る"という言葉よりは
- 前述の通り、大剣のような刀身や無骨なデザインからか
写真撮影や無属性太刀として担がれるなど人気が高い武器でもある。
性能
MHR:S
- ロアルドロスの太刀から派生させることで入手が可能。
その性能は…- 入手時点ではかなり高い攻撃力300、会心率0%
- 斬れ味は長めの青
- 拡張性の高いスロット3-1-1、なんでも付けられる百竜装飾品スロット3
斬れ味が青なのは気になるが、それでも優秀な威力とスロットで攻略の相棒になってくれるだろう。 - そして傀異クエストを進めて太刀使いの前に現れた巨塊刀ゴルティタンの性能は
- やはり高い攻撃力350、変わらない会心率0%
- 斬れ味はさらに伸びた青、匠4から白が出る
- さらに大きくなったスロット4-2-1、百竜装飾品スロット3
スロットが多いとはいえスキル自由度がかなり低くなる。
そこにさらに業物、剛刃研磨や達人芸など斬れ味を維持するスキルと
火力スキルを盛るとなると、護石の錬成や防具の傀異錬成をかなり粘らないといけない。
そしてそんなに粘ったとしても、轟刀やブロンテなどの方が火力が出る場合が多い。
素材は比較的楽に入手できるため作るのも一手でストーリー中盤あたりまでは使えるが
終盤となると火力がやや心もとない武器というのが総評だろうか。- 派生元であるドラウンポールの最終強化、ヴァッサーファロス改は今作ではバランス型太刀として
良好な性能になっているため、攻略用で派生させたらその後巻き戻して使うのがいいかもしれない。
ゴルム武器ってその傾向が多いような… - 白ゲージの期待値は無属性太刀第3位タイで、匠込みのボロス太刀と同率となる。
それでも素の轟刀と差はあるが、轟刀とボロス太刀は低会心でスロット無しという欠点を抱えており、
あちらの損の分だけ全部有益なスキルに回せることを考えればかなりイカしたヤツである。
- Ver.14からは傀異スロットを拡張するだけでもステータスが上がるようになり、
傀異討究クエストLv221以上で解放される破傀の重龍骨、241以上で解放される破傀の濃龍血を用いることで
攻撃力390、匠Lv2から白が出現まで強化される。
これにより、Ver.12で追加された匠珠IIを装着することでLv2スロットとLV1スロットを残して白ゲージを
出すことができるようになった。
しかし、アップデートでは属性武器に強力なものが追加されていった。- 凶刀【催花雨】は錬成なしのこちらと同じ攻撃力350に会心率-25%だが、
水属性43、素紫10、鉄蟲糸技強化を持っている。スロットと会心率を考慮してもこちらの上位互換に近かった
轟刀が苦戦する代物であり、鉄蟲糸技メインの立ち回りでは到底勝ち目はない。
ちなみに、あちらはXの上位時代にゴルティタンと同じような斬れ味であった。
刻銀の斬刀は攻撃力310とこちらより遙かに低いが、龍属性49、
素紫に加えてLv4スロット×3と、ゴルティタンすら上回る拡張性を持っている。
錬成を最大まで攻撃力につぎ込んでも攻撃力355と錬成なしのこちらより5高いだけなので、
スロットの差を考慮しても物理面では負けることはないだろう。
- 凶刀【催花雨】は錬成なしのこちらと同じ攻撃力350に会心率-25%だが、
- 今作は傀異化素材を使うことでほぼ全ての武器がRARE10まで強化できるようになり、
上位互換に当たる武器はあっても全く使い物にならないということはまずない。
身も蓋もないことを言えば、アクションゲームである以上
プレイヤーの実力次第で初期武器だろうとMRのモンスターを狩猟できるし
力を引き出すにはかなりの労力がいるが極端に火力不足なわけでもないので、
この大味な性能が気に入ったなら使ってみるのもいいだろう。