- 種族
- 獣竜種(竜盤目 獣脚亜目 アンジャナフ科)
- 別名
- 蛮顎竜(ばんがくりゅう)
- 異名
- 執拗なる暴れん坊
- 英語表記
- Anjanath
- 危険度
- MHRise・MHR:S:★6
- 登場作品
- MHWorld, MHW:I, MHRise, MHR:S, MHST2
目次
生態・特徴 
- 主に森林地帯や火山地帯、乾燥帯などに幅広く生息する大型の獣竜種。
獲物となる生物を発見すれば即座に襲い掛かるほどの獰猛性に加え、
逃げようとする獲物や外敵を自分の気が済むまでどこまでも追い回す執念深さを併せ持つ。
下顎を覆うように生え揃った大きな棘が最大の特徴で、
戦闘ではその口を大きく開き、獲物や外敵に荒々しく喰らい付く攻撃を得意とする。
そのような性質から《蛮顎竜》の別名を持ち、「森の暴れん坊」とも通称されている。
他にはくすんだ桃色の鱗と獣竜種らしいフォルムが印象的だが、
背中から尻尾にかけて生えている黒い体毛、普段は背中に格納されている翼など、
いくつか獣竜種にしては珍しい特徴も備えている。
- 前述したように普段は格納された翼を持っており、興奮時などにはこれを扇状に展開する。
しかし、これは主に威嚇や体温調節に使われるものと思われ、
少なくともこの翼を大きく動かしたり、飛竜や古龍のように飛行したりする様子は見られない。
快晴の日にはこの翼を広げて腰を下ろし、のんびりと日光浴をしている姿も確認されている。
また、鼻先も上方に展開する非常に特徴的な構造となっており、
周囲に何らかの気配を感じると、鼻先の「鼻骨」と呼ばれる骨を展開して付近の匂いを嗅ぐようなしぐさを見せる。
この鼻からは黄色い粘液を吹き出す事もでき、それを辺りに塗り付けて縄張りを誇示する習性を持つ。
- 翼での飛行はできないとはいえ、そもそも陸上生活に完全適応した獣竜種だけあり、
モンスターの中でも大柄の部類に入るにもかかわらず、動きは基本的に軽快。
特に脚力の発達は著しく、大きな段差や崖のような岩壁も軽々と乗り越えたり、
海辺に立ち並ぶ岩の上に次々と跳び移っていく姿も目撃されている。
屈強な肉体を活かしたタックルや尻尾の一振りは武装したハンターを簡単に跳ね飛ばし、
大きな顎は一度捕らえれば逃れようと必死にもがく中型モンスターをも離さない。
縄張りに侵入した外敵を顎の力だけで投げ飛ばしたり、
仕留めた獲物を咥えたまま森の中を闊歩している様子も確認されている。
- 獰猛で目に付いた生物には誰彼構わず襲い掛かる性質を持ち、
まるで生息する地域一帯を牛耳っているかのようにも見える立ち振る舞いを見せる。
新大陸では鉢合わせたドスジャグラスやトビカガチなどを力任せに捻じ伏せる姿も見られ、
現大陸での発見以降は他の大型モンスターの縄張りを侵しながら急速に生息圏を拡大している。
正面からぶつかり合う形であればティガレックスやジンオウガとも互角に渡り合うなど、
その版図の急拡大が現大陸の生態系にもたらす影響は軽視できない部分があるだろう。
一方、森林地帯の生態系の頂点に立ち、飛竜種の中でも空戦能力に長けるリオス科とは相性が悪いらしく、
中空からの強襲を絡めた猛攻によって一方的に叩きのめされてしまうことが殆どである。
直情的な性質から獲物の追跡に集中しすぎて火竜の生息域に踏み込んでしまい、
縄張りを守ろうとするリオレウスと遭遇した挙句すごすごと退散する姿もしばしば目撃されている。
このため、新大陸調査団のハンター間ではアンジャナフの執念深さを利用して、
その地域一帯の「主」といえる強力なモンスターの寝ぐらまで誘導、その「主」と衝突させて消耗を図るという戦法が提唱されており、
本種の狩猟を優位に進めるための、一つの手段として知られている。
なお、薄い外皮の影響で体温の変動が周囲の環境に左右されることから寒冷地での活動は不得手としており、
通常種が雪山や凍て地で目撃された例は現時点では存在しない。
- 怒ると背中の翼と鼻先の鼻骨を同時に展開し、平常時とは大きく異なるシルエットとなる。
また、その際に喉元を薄らと赤く光らせた「炎熱蓄積状態」と呼ばれる形態に移行する。
この状態では火や熱に弱いものは顎に触れただけで発火するほどの高熱を宿しており、
まともに咬み付かれれば、元々の咬力や鋭い牙もあってただでは済まない。
更に時間経過と共に熱エネルギーは高まっていき、次第に口元からは火の粉が漏れ出し、
エネルギーが限界まで達すると高熱の火炎ブレスを勢いよく放射する事もある。
この炎熱は火竜が滾らせるそれにも匹敵する熱量を持つともされ、
火炎放射のごとく薙ぎ払って外敵ごと周囲を焼き払ってしまう。
ただし、炎熱蓄積状態はアンジャナフにとっても少なからず負担を強いるらしく、
この状態を維持している際に頭部に攻撃を受けると、大きく仰け反って隙を見せる事がある。
また、捕食行動の際に炎熱を用いた攻撃を見せることは殆どないことから、
この能力は同種を含めた敵対生物との闘争のために獲得した能力であると考えられている。
- アンジャナフの素材は自身の放つ炎や熱に鍛えられており非常に丈夫で、
武器のグリップやフレームの補強を中心に幅広く利用される。
その素材を用いた武具は獲物の返り血を浴びる毎に熱を帯びていくと云われ、
まるで荒々しい蛮顎竜の闘志がそのまま宿っているかのようにも感じられるという。
また、尻尾は食材としての需要もあり、ハンターに食事を提供する調理師の手にかかれば簡便な携帯食にもなる。
概要 
- MHWにおいて最初に公開された新規モンスター。獣竜種に属する。
PV1の狩猟風景はほぼ全編に渡ってアンジャナフのものと好待遇を受けており、
その後のメディア露出もドスジャグラスと並んで多く、
各種体験版では獣竜種の先輩であるボルボロスよりも格上の上級クエスト対象に登場していた。
亜種については下記の記事を参照されたし。- モンスター/アンジャナフ亜種(雷顎竜、MHW:Iより登場)
- その姿は、同じ獣竜種で恐竜がモチーフとなっているイビルジョーやディノバルドよりも更に恐竜に近く、
まるで大型獣脚類の生き写しのようなシンプルで生物感溢れるビジュアルである。
ただし、当然ながらまんま恐竜そのものというわけではなく、
蛮顎竜の名の通り、下顎にいかにも野蛮そうな棘を持つ(牙はそれとは別に口内にある)他、
トサカのように展開することが出来る大きな鼻、尾の裏側に生える小さな棘、
背中(腰の辺り)に折り畳まれている皮膜(通称:翼)、そして後述する特殊な生態など、
MHシリーズのモンスターらしい特徴も確認できる。- 展開した鼻からはマーキング用の体液を噴射することができ、
アンジャナフはこの体液を岩などに吹き付けることで縄張りを主張する。
このマーキングの行動は1日に約30回行うようである。
これは特徴的な痕跡としてフィールドに残されることとなる。
展開中の鼻は内部がとても生々しく、かなりグロテスク。初見で恐怖した者も多いであろう。
- 背中の帆は興奮時に展開される他、日光浴の際も帆を展開して日を浴びるようだ。
この日光浴は1日に約3回行うようである。
体外に膜を持つ獣竜種にはMHFにガスラバズラという先例がいるが、あちらは元水生生物である。
アンジャナフのそれは翼のようにも見え、発売前から何のために存在するのか話題になっていた。
どうやらこれは体温を調節する器官らしく、日を浴びることで熱を蓄積したり、
炎熱蓄積状態の時に展開して放熱したりしているようだ。
また、怒り状態の時に展開することから、体をより大きく見せる威嚇の役割もあると考えられる。
- 展開した鼻からはマーキング用の体液を噴射することができ、
- その強面に違わず野蛮で好戦的、狂暴な性格を持ち、他のモンスターに対しても躊躇なく襲い掛かる。
古代樹の森では様々な場所へと移動する傾向があるため、他大型モンスターとの接触も多く、
アンジャナフと他のモンスターが「縄張り争い」している場面に出くわしたり、
狩猟対象と戦っているところに突如乱入、狩猟対象が怯えて逃げるといった場面が発生する。
古代樹の森の戦闘BGMも「森を牛耳る蛮顎の竜」とアンジャナフを意識した曲名になっている。
汎用BGMと化しているとはいえMHWorld初出かつ非コラボモンスターにて、
戦闘用BGMが用意されているのは古龍種を除くとアンジャナフとバゼルギウスのみである。- MHWorldの広報では「アンジャナフがドスジャグラスと縄張り争いする」場面がよく用いられた。
鉢合わせたドスジャグラスに猛然と喰らい付き、そのまま引きずるように左右に振り回し、
頭上まで高々と持ち上げてから足元に投げ落とすなど、荒々しく攻め立てる姿を見せる。
その様子はまさしく「蛮顎竜」という別名が示す通り。
- MHWorld開始時のストーリーでも色々なトラブルが続出する中で更に乱入、
主人公一行を追っていたドスジャグラスの後方から襲い掛かり、そのまま縄張り争いを始める。
主人公には目もくれないが、巨体で暴れ回る中、足元を通り抜けるだけでも一波乱ある。
幸い、主人公と相棒の編纂者は大した傷も負わずにアステラになんとか到着することができた。- しかし、アンジャナフの本領が発揮されるのはむしろここから。
このイベントで顔見せは済んだということなのか、以後序盤の任務クエストにも姿を見せる。
防御力の高い装備が揃っていない序盤には不釣り合いなほどの力自慢なモンスターであり、
「プケプケを狩りに行ったら死角から突如噛み付かれて即死」といった事態も発生しうる。
クエストの狩猟対象そっちのけで防御力不足のハンターを続々とBCへと送り返す様は、
どことなくMH3上位上がりたてでのイビルジョーを連想させる。
むしろMHWorldからの初心者の場合、勝手が解らないまま力尽きるためより悪質である。
新大陸においても「獣竜種モンスターは初登場作品で遠慮しない」というジンクスは健在であった。
- しかし、アンジャナフの本領が発揮されるのはむしろここから。
- ただし、古代樹の森の"主"である空の王者リオレウスには実力で及ばない。
リオレウスとの縄張り争いでは一方的に攻撃されて上空から放り捨てられる情けない姿を見せる。
普通に戦っていてもリオレウスは滞空している関係で一方的に攻撃を仕掛けられてしまうことが多い
(飛びかかりや火炎放射で一矢報いることもあるが)。- MHWorld公開初期のプレイ動画では環境利用の一環としてプレイヤーに誘き出され、
リオレウスの縄張りまで誘導された挙句上記のような姿をさらす場面が多かった。
このことや、各種体験版では難易度相応の装備が用意され十分狩れる環境だったことから、
発売前時点ではやや「かませ」との評が目立っていたモンスターである。
もっとも実態は上記のとおりであり、慢心してうっかり力尽きた人もまま見られた。
体験版でサンドバッグにされた恨みかも知れない。
- MHWorld公開初期のプレイ動画では環境利用の一環としてプレイヤーに誘き出され、
- MHWorldの広報では「アンジャナフがドスジャグラスと縄張り争いする」場面がよく用いられた。
- 強面なモンスターではあるものの、先述のようにリオレウスの噛ませ扱いを受けたり、
MHWの生態紹介動画で翼を広げて呑気に日光浴している姿が取り上げられたり、
習性のひとつであるマーキングを披露したりとと、
どこか愛嬌のあるモンスターとして紹介されることも多い。
捕食行動に移行する際もゆっくり歩きながら犬のように地面をクンクンと嗅ぎ、
近くに草食モンスターがいると大股で歩いて食べに行くなど、意外と可愛らしい。- 「強面でありながら噛ませになりがち」「そこはかとなく愛嬌がある」といった特徴は、
先のメインモンスターであるティガレックスの扱いを思わせる。
奇しくも両者は恐竜をモチーフとしているのみならずリオレウスの引き立て役に甘んじたことがある
という点でも一致しており、意外にも共通点が多い。 - フィールドに亜種と同時に存在していると、喧嘩したり威嚇し合ったりする事も多々あるが、
同じ場所で2頭揃って仲良く日光浴をする微笑ましい場面をたまに見られる。
- 「強面でありながら噛ませになりがち」「そこはかとなく愛嬌がある」といった特徴は、
- エリアチェンジの際は、獣竜種らしくダイナミックな移動を行うことがある。
狭い場所であろうと体を低く倒し、全身を捻じ込んで力任せに移動しようとしたり、
海に屹立する岩の上を次々と跳躍して別のエリアを目指したりと、その様子には圧倒される。
- 知的な生物学者によると、アンジャナフは体格や骨格、生態行動などの様々な面から
新大陸のモンスター調査の基準となることが多いのだとか。
アンジャナフ自身が(シリーズ全体でも珍しく)獣竜種としては比較的標準的な生態を有している点でも
研究に利用し易いのであろう。
因みにこれはモンハンで最初に作られたワイバーンでもあるリオレイアも同様らしい。
戦闘能力 
MHW 
- 蛮顎竜の名に恥じぬ荒々しい肉弾攻撃を次々と繰り出す、
今作における「序盤の壁」と言っても過言ではない強敵。
噛み付き、突進、尻尾回転、タックルといったオーソドックスなものから、
後脚引っ掻き、拘束攻撃、火炎放射のような搦め手ないし大技まで多彩な攻撃手段を持ち、
これに加えて同ランク帯では頭一つ抜けた攻撃力が脅威となる。
咆哮・風圧・震動と一通りの拘束手段も備えており、なかなかどうして隙がない。
- 噛みつき攻撃は単発と2~3連続の2種類が存在する。
単発型は大きく首をひねるようにして食らいついてくるもので、
予備動作、繰り出した後の隙がともに大きいためダメージチャンスとなる。
ただし位置取りによっては振り向き、回り込みからの噛みつきなどの派生系も使ってくるので注意。
2~3連続のタイプは踏み込みながら左右に1度ずつ噛みつきを行うもので、予備動作が短い上に威力が高い。
当たり判定も上半身全体と広く、アンジャナフの基本攻撃の中では危険な部類に入る。
予備動作を見た瞬間に側面に飛び込むようにして回避すれば避けられるが、
少しでも反応が遅れると判定に引っかかってしまう。- 怒り時はいずれも火属性を纏い、食らうと火属性やられを発症してしまう。
不意に食らうとその後も体力がジリジリ減ってしまい、結局解除にスタミナを費やすことになるので、
怒り時は通常時にも増して警戒したい攻撃の一つ。
- 単発噛みつきは怯み判定となっており、スーパーアーマーなら食らいつつのゴリ押しが可能。
ただしダメージはそのまま通るので、調子に乗って攻撃していると
いつの間にか体力を削られ、不意に放たれた2連噛みつきで死亡なんてことになりかねない。
特に怒り時は他の攻撃の威力も跳ね上がっており、下手なゴリ押しは死に繋がるので注意。
- 怒り時はいずれも火属性を纏い、食らうと火属性やられを発症してしまう。
- 尻尾を使った攻撃は2連叩きつけと一回転の二つ。
足元にいれば安全かと思いきや、しっかり風圧判定がある。
一回転はワイバーン系と違い一瞬で全方位回転するため、接近することすら容易ではない。- 叩きつけの予備動作は長いので、見てからの回避が十分可能。
見た目に反して横よりも縦に対して強烈な判定があるので、胴体側の左右どちらかに避けたい。
- 叩きつけの予備動作は長いので、見てからの回避が十分可能。
- 通常時において最大の大技となるのが蛮顎突進である。
口を大きく開け、背部の翼を広げる派手な予備動作ののち、
その巨大な口でブルドーザーの如く地面を抉り取りながら突進してくる。
突進中は強めのホーミングが生じる上に移動距離が非常に長く、
開始時にかなり離れた位置にいたとしても強引に軌道修正を行いながら襲いかかる。
貧弱な防具では一撃で瀕死に追い込まれるほどの威力を持つため、
防御力に自信がないなら何としてでも直撃は避けたいところ。- 連続で突進を行うため、攻撃中に判定が2度発生するという珍しい性質を持ち、
中途半端なスタミナでガードするとそのまま捲られかねない。
また判定自体もかなり広く、後脚付近にポジションを取っていても巻き込まれる。
突進の射程上にいる場合、攻撃が開始されてからの回避はかなり困難なので、
予備動作を見たら側面に転がり出るようにして避けておいたほうがいい。 - この攻撃、気絶値が非常に高く、被弾してしまうとかなりの確率で気絶してしまう。
攻撃後のスキがやや大きめとはいえ、気絶からの復帰よりも早くアンジャナフが行動してくることもある。
歴戦個体の攻撃力ともなると、最終強化の防具一式を着込んでもいてもハメ殺されてしまうこともあるので要注意。
- 突進終了後は(アンジャナフの攻撃としては)かなり長めの隙が生じる。
突進で距離を離されるので活かしにくいが、側面に回避しておけば追いかける余裕が生まれる。
- 連続で突進を行うため、攻撃中に判定が2度発生するという珍しい性質を持ち、
- 拘束攻撃はくわえたハンターを上に放り投げ、落ちてきたところをガブリと噛みつき、放り捨てるというもの。
噛みつかれた時にグシャアというとてもいやな音がするが、これ自体には追加ダメージはない。
しかし、後述する炎熱蓄積状態であると、拘束中に強烈な直線ブレスに繋げてくるため、
防具の防御力が追いついていない下位、上位の序盤や、火耐性が低い防具では容易に致命傷となる。- ちなみに、放り投げられてからしばらくは身動きが取れないが、
スリンガー攻撃は可能であるため、閃光弾やはじけクルミなどで怯ませるとコンボを中断し、
レバガチャよりも安全に拘束から抜け出ることができる。
- ちなみに、放り投げられてからしばらくは身動きが取れないが、
- 怒り時に一定時間が経過すると腰部の翼を広げ、喉がほんのりと赤く染まった「炎熱蓄積状態」に突入する。
この状態では炎を纏った噛みつきや鼻孔から火炎塵粉を大量放出する大技などが解禁され、
自然解除直前には最後の切り札として強烈な火炎放射ブレスまで吐いてくる。- この火炎放射ブレスは非常に出が早く、予備動作の際に射線上にいるとまず避けられない。
ゲーム序盤の低防御力装備や火耐性の低い装備ではあっという間にこんがり肉になるほどの威力なので、
怒り時に眼前に立つのは自殺行為に近い。
鼻先を攻撃して怯ませるとのけぞり~大ダウンを奪える。
ただし怒り時のアンジャナフの頭部付近をうろちょろするのは非常に危険であり、
頭部をまともに狙える機会もそう多くはないので、無理に狙いに行くのは得策ではない。- ここで活用すべきはミズタマリゴケから作成できるスリンガー水流弾である。
複数頭に命中させることで、炎熱蓄積状態を解除するとともに大ダウンを奪える。
ミズタマリゴケを採取できる機会があればぜひ活用したい。
- なお、背中の翼は非常にデリケートな部分であるのか肉質が柔らかく、
特に斬撃と射撃に対してはアンジャナフ最大の弱点部位となっている。
もしも翼が展開された状態のままダウンを取ることができれば、大ダメージを与えるチャンスとなる。
- この火炎放射ブレスは非常に出が早く、予備動作の際に射線上にいるとまず避けられない。
- 立ち回りとしては、頭部付近を避けて側面や尻尾付近を狙うのが有効。
頭部は肉質こそ柔らかいものの強烈な判定を伴った大技が多く、
部位自体も激しく動き回るため、攻撃パターンによって効率が悪化する場合が少なくない。
側面で警戒すべきはタックル、飛びかかり、噛みつき突進の判定、
尻尾付近では尻尾叩きつけと回転攻撃程度なので、これらの予備動作を覚えるだけで難易度は下がる。- 側面から狙える脚部は肉質が硬いが、部位破壊を達成することで肉質が軟化する。
部位破壊でダウンを奪えることもあるので一石二鳥である。
かなりアグレッシブに体勢を変えてくるモンスターであるため、
こちらも攻撃を避けながら側面ないし尾付近にポジションを取っていく必要がある。
予備動作や安地をしっかり把握つつの立ち回りが重要になってくるだろう。 - 側面から狙える脚部は肉質が硬いが、部位破壊を達成することで肉質が軟化する。
- 破壊可能部位は頭部、左後脚、右後脚、尻尾(切断)の4か所。
最大の物理攻撃弱点は怒り時に展開される鼻で、頭部や翼、尻尾なども良くダメージが入る。
後脚はやや堅めだが、部位破壊を達成した側の脚はそこそこダメージが通るようになる。
- 状態異常は毒・睡眠が並程度に通り、麻痺・気絶などは少し通り辛い。
唯一爆破属性に関しては殆ど通用しないので、別の属性を選択した方が効果的。
- 総じて、該当ランク帯では頭一つ抜けた手強さを誇るモンスター。
プケプケやボルボロス、リオレイアなどと違って明確な隙が少なく、
そのうえモーションが多彩で初見では対応困難な攻撃も少なくない。
弱点となる部位がやや狙いにくいことも重なり、特に初心者は苦戦を強いられるだろう。
名実ともに序盤の最大の壁なので、防御力や火耐性にも気を配りつつ狩猟に向かいたい。
MHW:I 
- 当然ながら大型拡張コンテンツであるアイスボーンにも登場し、
ベータテストが行われた際にドスジャグラスのクエストに非ターゲットという形で登場する。
さらに雷顎竜の名を持つアンジャナフ亜種が登場する事も判明した。
シリーズ初の雷属性を持つ獣竜種モンスターでもあり、注目も集まっている。
新たな行動パターンとして炎熱蓄積状態の時に真下から正面にかけてブレスを吐くという行動が追加された。
炎熱蓄積状態のままある程度時間が経過しないと使ってこない通常の火炎放射ブレスと異なり、
このブレスは移行してすぐのタイミングでも放ってくる。
出の早さと発動で炎熱蓄積状態が解除される特性は火炎放射ブレスと同じなので、
常にこの攻撃を警戒しなければいけない上、
攻撃による炎熱蓄積状態解除での大ダウンは狙いにくくなっている。- 一方で傷つけによる肉質の軟化で脚の部位破壊、
及び脚への攻撃によるダウンは狙いやすくなっている。 - 縄張り争いにおいては古代樹の森の主であるリオレウスには敗北するものの、
他のモンスター相手にはほぼ優位に立つほどの実力者のアンジャナフだが、
MHW:Iではイヴェルカーナに氷漬けにされたと思しき個体がアステラに運び込まれている。
この後、新大陸はイヴェルカーナの来訪による寒冷化でフィールドで調達できる物資が激減し、
一時は新大陸からの撤退を考える事態となった。
イヴェルカーナの単純な強さ、そしてこれから古龍が生態系に及ぼすだろう影響を
氷漬けのアンジャナフは暗示していたのだろう。
- 一方で傷つけによる肉質の軟化で脚の部位破壊、
- MHW:Iでは新たにクラッチクローとそれを利用したアクション「ぶっとばし」が追加されたが、
何故かアンジャナフは亜種共々ぶっとばしダウンの時間が短く設定されている。*1
ただでさえ隙の少ないアンジャナフだが、ぶっとばしではあまりDPSは稼げないという事は念頭に置いておこう。
- 下位では最序盤から探索に登場するのは前作と同様だが、
今作ではこのおかげで強化に蛮顎竜の鱗1個を要求される防衛隊武器の強化を最序盤に行えてしまう。
この強化にはハンターランクや特定のクエストクリアなどに依存する解放条件もなく初期から出来る上、
頑張って狩猟せずとも蛮顎竜の鱗は落とし物や痕跡からも入手出来るため
例え初心者プレイヤーであっても開始1時間そこらで早くも下位最強の武器が手に入る、なんてこともある。
そうでなくともある程度慣れたプレイヤーなら初期の防衛隊武器ならアンジャナフの狩猟は難しくないので、
2ndデータ等の場合はサクッと倒して鱗を入手するのもよい。
MHRise 
暗夜激盪 送り竜が追い来るぞ 見つかりゃ餌食 胴震い
送り竜が追い来るぞ 走れや走れ 転べば仕舞い
蛮顎 妄執が化身なり
- ハンマーの武器紹介動画
にて、本作に登場することが確定した。
”和風”や”妖怪”とは程遠い風貌だが大社跡で活動する様子が確認されている。
映像見聞録にて操竜のモーションが公開されている。
- 今作の登場モンスターは続投・復活組もあわせて何かしらの妖怪と絡められているが、
「送り竜」「転べば仕舞い」と言われているように
妖怪の送り犬(送り狼)がモチーフになっていると予想されていた。
これはTGS2021における放送にて、そうであることが正式に判明した。
山中で旅人の様子を伺いながら付き纏い、転んだり隙を見せると襲ってくるが
正しい対応をすることで逆に人を守ってくれることもあるという。
当時存在したニホンオオカミの習性を解釈したものとされることもある。
尤も、ムービーを見る限りアンジャナフは様子見や隙を狙うことなどせず
いきなり襲い掛かる印象の方が強いので、生態はまるで違うのだが。
- 今作では先述の大社跡のほかに、砂原や溶岩洞、水没林にも出没する。
ワールドでは溶岩洞のような火山地帯に出没することはなかった為、前作をプレイ済みのハンターは、
溶岩洞で威張り散らすアンジャナフの姿に新鮮さを感じるのではないだろうか?
しかし完璧にリオス夫婦と生息域が被っている。*2
今作では格下の筈の嫁にすら一方的にボコされるようになったのだから、さぞ肩身の狭い思いだろう。
- 今作ではなんと里クエストにてリオレウスと同じ☆5での登場となった。
危険度においても☆6と、かなり高めに設定されている。
同ランク帯はリオレウスの他にナルガクルガやジンオウガといった実力者揃いであり、
前作までの待遇を考えるとかなりの出世と言えるのだが……。- 今作ではジンオウガやティガレックス、ナルガクルガ、ディアブロスらと縄張り争いが発生し、
結果は前作の亜種と同じモーションでの引き分けに終わる。
(一応操竜待機になるのはアンジャナフで確定している。)
一方、リオレウスとの縄張り争いでは相変わらず一方的にやられて完敗し、
更に同骨格のリオレイアとの縄張り争いでも同じモーションでボコボコにされる。
前作のディノバルドのように戦うフィールドによって勝敗が変わることもない。
縄張り争いを単純流用した結果だろうが、後述のムービーでの扱いを含めて
今作ではポジションがイマイチ不明瞭なモンスターとなっている。
真面目に考察するとしたら単純に空を飛ぶ相手は相性が悪いという事だろう。 - また、今作にはウラガンキンやディノバルドなど過去作で終盤に登場していた獣竜種がおらず、
彼らの代わりとしてクエストランクの格上げがされ終盤の獣竜枠として登場している、
という側面もあるだろう。
- 今作ではジンオウガやティガレックス、ナルガクルガ、ディアブロスらと縄張り争いが発生し、
- 登場ムービーでは夜の砂原に出没。
必死に逃げ回る1匹のアイルーを執拗に追跡し、猛然と喰らい付こうとする姿を見せる。
その様子はまさに「送り狼」ならぬ「送り竜」。
アイルーはギリギリのところで岩場に逃げ込み事なきを得るが、
あと数秒辿り着くのが遅かったならアンジャナフの餌となっていただろう。
ゲームシステムの都合から不死身とも言われているアイルーも、野生の世界においては決して無敵ではなく、
食物連鎖の中では特別地位が高いわけでもないと言える。- また、体格からすれば明らかに食いでのないアイルーをしつこく追い回す辺り、
一度獲物と見定めた対象への執着心は相当に強い事が窺える。
- また、体格からすれば明らかに食いでのないアイルーをしつこく追い回す辺り、
- 今作では珍しくディアブロスの登場ムービーにもゲスト出演した。
砂原でこれまた珍しいことにボルボロスとの縄張り争いを繰り広げ、
突進を避けてから首元に食らいつき、地面に叩きつけて勝利する。
だがトドメを刺す直前、暴れる二頭に腹を立てたのか、
地中から現れたディアブロスにボルボロス共々吹き飛ばされダウン。
体勢を立て直し逃げようとするも、ボルボロスと違いたまたま近くにあったサボテンの上で転ぶ形になったため、
ディアブロスの更なる怒りを買い、そのまま角で放り投げられて出番が終了する。
ディアブロスとは縄張り争いにおいて互角に渡り合えるアンジャナフも、
奇襲を受けてからではさすがに分が悪かったようである。
- 戦闘面では怒り移行時に咆哮しながら炎熱蓄積状態に入るようになった。
また自然解除時に使用していた火炎放射は普通に使ってくるようになったが、
代わりにこれで炎熱蓄積状態が解除されることは無くなっている。
単なる大技として頻繁に繰り出すようになったため危険度は上がっているが、
弱点の頭部を低めに置く技でもあるため、回避できれば大きなチャンスとなる。
- MHWorldではスリンガー水流弾を数発頭に当てると炎熱蓄積状態を強制解除できたが、
水流弾の無い本作ではと言うと、泥玉コロガシを1発当てると解除可能。
手軽にダウンを奪えると同時に水やられによる肉質軟化も起こるので、
狩猟前に是非とも拾っておきたい。
- 同ランク帯になるとかなり増えてくる翔蟲受け身殺しであるが、
アンジャナフの場合は新大陸でも脅威だった蛮顎突進がコレになっている。
モーション自体が2段構成になっていて、各突進の間に短時間ハンターの位置をサーチし直すため、
1段目で被弾した際、即座に翔蟲受け身を取ると2段目の被弾がほぼ確定する。
わざと受け身を遅らせ、通り過ぎるのを待ったほうが安全。
- 地味にモーションが増えており、イビルジョーよろしく岩飛ばしを習得している。
- MHRiseでは新たに新大陸組であるクルルヤック、現大陸組のドスフロギィ及び
新モンスターヨツミワドウとの縄張り争いが追加された。
いずれも結果はアンジャナフの勝利であり、陸戦においては紛れもない強者として位置付けられていることを伺わせる。
モーションはMHWにおけるドスジャグラスとの縄張り争いの流用だが、
前二つはドスジャグラスにも増して体格差が際立っていることもあり、より無慈悲に、
後者は逆に体格差がそれほどないため、より豪快に感じられる。
- 世界観上ユクモ村にほど近いとされるカムラの里を襲う百竜夜行にも参加しており、
同時に現大陸での生息(ないし現大陸への進出)がほぼ確定した。
新大陸では亜種と違って肩身が狭い思いをすることもしばしばあったが、
現大陸ではたまにリオスに叩きのめされたりしながらも結構威張り散らしているようである。- その百竜夜行においては柵や関門を攻撃する破壊型のモンスターとして登場。
特に赤☆7といった最上位の百竜夜行では主にwave2において常連と言っていいほど登場する。
弾肉質が柔らかめで炎熱蓄積解除の特殊ダウンがあることから見てさえいれば対処は難しくないが、
脚が他の破壊型に比べて速めなのと、破壊型のモンスターの中では一番身体が細く、
他のモンスターに引っかかりにくいため、目を離すとスルスル群れをすり抜けてしまい、
特に道中の柵が壊されているとあっという間に関門攻撃を始めている場合もある。
また身体の細さの関係で大砲の溜め貫通弾は正面か真後ろから通さないとヒット数を稼げず、
柵や関門の真横から撃たなければならない場面になるとかなり手間取りやすい。
更に肉質が柔らかい分の埋め合わせか体力が妙に高く、
荒くれ(銀枠アイコン)となると里長フゲンをギリギリ耐えるほどの体力となる。
たまに荒くれ3体というとんでもない編成で襲来することもある。- ちなみに登場時は炎熱蓄積状態にはなっておらず、柵や関門の手前に来てから一気に蓄積状態までもっていく。
百竜夜行でも水冷タル爆弾をぶつけることで炎熱蓄積状態の強制解除が可能。
拾っていたら狙ってもいいだろう。
- ちなみに登場時は炎熱蓄積状態にはなっておらず、柵や関門の手前に来てから一気に蓄積状態までもっていく。
- 操竜出来ることもあるが、火属性攻撃がないため属性やられのサブ任務を達成できないのが手痛い。
もちろん↑+Aの蛮顎突進だけでも十分戦える性能はある。サブ任務を妨害しない程度に暴れまわってやろう。
しかし体格にしてはかなりの鈍足であるため、相手が遠くにいる際には残り時間に気を付けよう。- 段差を上り下りする際は着地した瞬間にBを入力することで後隙を軽減できる。
ホバリングしているためスムーズなリオレウスや、
律儀にツタを使うので軽減に繋がらないドス系鳥竜種等もいるが、
鈍足気味な獣竜種とアオアシラ型牙獣種は効果を実感しやすい。
- 段差を上り下りする際は着地した瞬間にBを入力することで後隙を軽減できる。
- その百竜夜行においては柵や関門を攻撃する破壊型のモンスターとして登場。
操竜 
- 操竜時の性能は見た目通りの大振りパワー型だが、意外と技の出は速く使いやすい。
強攻撃は大ぶりな攻撃が多いが、こちらも遅すぎるといったほどではない。
火属性モンスターだが、火やられを誘発する単発攻撃を持っておらず、
炎熱蓄積状態で操竜待機したとしても炎ブレスが使えるようにはならない。物理攻撃型である。- 弱攻撃1(X / ↑+X)で発生速度の速い前進なぎ払い。
威力は低いが敵を怯ませる効果があるので、攻撃の起点として優秀。
慣れないうちは、頭突き(X)→すくい上げ(↓+A)→回避(B)の順で繋げると戦いやすい。 - 弱攻撃2(→+X / ↓+X)で上記のムービーで紹介されていた岩飛ばしを使用可能。
威力はそれほどでもないが、唯一の遠距離攻撃である。
遠くにいる飛んでいるモンスターを撃ち落とすのに向いている。
地形によって飛ばす岩の種類が変わるが、属性やられになったりはしない。 - 強攻撃1(A / ↑+A)は優秀な強顎突進。
出はやや遅いが、二連撃ということもあって当てた時のひるみ時間が長め。
攻撃後の隙が大きいので、2HIT目を当てた後はすぐに回避でキャンセルしよう。
百竜夜行において落とし物稼ぎに重要な強攻撃(↑+A)が自慢の蛮顎突進であり、
基本は受け流しで隙を作りつつ蛮顎突進を叩き込んでいく戦闘スタイルになるか。 - 強攻撃2(→+A / ↓+A)は高威力の突進頭振り上げ。
出が遅い代わりに威力がとんでもなく高い。
Aの蛮顎突進と比べると、総合ダメージやや劣るぶん攻撃範囲がやや広め。
発動時に一歩前進するため、密着していると当たらないので注意。
大技ゲージが溜まったら、この攻撃と回避を交互に出すと多くのダメージを稼げる。 - 操竜大技(X+A)は飛びかかり攻撃からの連続かみつき3連。
大技というには地味な技だが、素早く操竜から降りれるのがポイント。
どの位置で発動させてもまず外さないので、操竜ゲージが尽きるぎりぎりまで攻撃してよい。
- 弱攻撃1(X / ↑+X)で発生速度の速い前進なぎ払い。
MHR:S 
- マスターランクにももちろん登場する。新たに追加された密林や城塞高地にも姿を見せ、
汎用フィールドで出現しないのは寒冷群島のみという特級危険生物達に次ぐ生息範囲を誇る。- 登場ランクはまさかのMR2と、前作に比べて大幅に前倒しされている。
これに関しては多くのモンスターが同様の扱いを受けているので、アンジャナフに限ったことではないが*3
アンジャナフは緊急クエストとして出てくるので、より前倒しの印象が強いかもしれない。ちなみに、格下であった筈のトビカガチより少し早いタイミングでの登場である。
- 登場ランクはまさかのMR2と、前作に比べて大幅に前倒しされている。
- MHW:Iでも使っていた真下から正面にかけて吐き出す火炎放射の他、
上体を目一杯持ち上げて力を溜め、真下の相手を地面ごと噛み砕く攻撃を新たに使ってくる。
MHWで多くのモーションをイビルジョーに取り入れられたアンジャナフだが、
今度は不在のイビルジョーからモーションを取り入れた形になる。
見た目通りの威力を持つが、予備動作が長いのでハンターの警告から余裕をもって回避できる。- この真下噛みつきが要注意技として設定されたからなのか、かつての大技であった蛮顎突進と火炎放射は
上位までとは一転して警戒ボイスが発生しなくなってしまった。
もちろん蛮顎突進はマスターランクでも威力は据え置きで、受け身潰し性能も健在であるため、
警告に頼らずに予備動作をよく見て対処する必要がある。
- この真下噛みつきが要注意技として設定されたからなのか、かつての大技であった蛮顎突進と火炎放射は
- MHW:Iではストーリー中に氷漬けにされてしまっていたアンジャナフだが、
今作でもムービー内でキュリアに精気を吸い尽くされる役を負わされてしまい、
どうにもMRのストーリーで貧乏くじを引きがちである。
- 傀異クエストではEX★3で登場。傀異化素材は「傀異化した鱗」。
デカい図体のせいで尻尾や頭部に出現した傀異核が壊しにくいのだが、
それを加味してか体力がEX★3では最も低く*4、最も高いリオレイアと比較して約2万もの差がある。
その割に肉質自体は硬すぎるわけでもなく、後脚も傀異核のついでに破壊すれば近接では弱点特効の対象になるし、
狙いづらい尻尾の傀異核は耐久値自体が控えめで判定も良心的。
傀異凶化状態になると同時に怒り状態になるため頭部怯みで特殊ダウンも取れてしまうなど、
どうも同ランク帯の中では御しやすい感が否めない。
MHST2 
- メインストーリー「古代巣へ」において、初の古代巣を探索して
最奥にいるドスファンゴと戦闘している最中、突如乱入する形で初登場。
いきなり「バーニングブラスター」でこちらを焼き払い、これは敵わないと強制的に撤退する。
要するに負けイベントであり、メインシリーズで言うトラウマクエストにあたるか。
前作の凶気のナルガクルガも似たような登場の仕方だったが、あちらは1戦目では撃退に追い込めた。
- その後、護りレウスの巣を調査しに行った所で再び登場。今度は正式なボスである。
また、先ほど登場した時とは異なり怪しげな光とオーラを纏った状態で現れる。
セリフなどではっきりと単語が出ている訳ではないが、間違いなく凶光化個体だろう。- 最初はスピード攻撃が主体で、三回攻撃の「トリプルファング」などで攻めて来る。
ダメージを与えていくと怒り状態に移行し、行動パターンがパワー攻撃主体に変化する。
さらに炎熱蓄積を行った後は、初登場時に見せた「バーニングブラスター」を放つ。
これらは全体攻撃かつやけど状態にする特技。やけど状態はアロエ草や、やけど薬などで治療可能。
ただ、味方側全員がやけど状態になることもあり、立て直しに時間を取られてしまう。
しかも全員が体力の半分近くを削られてしまうため、追撃で倒される可能性もある。
鼻を部位破壊すれば使われる前に怒り状態を終了させられるが、
2回目の怒り状態でナビルーが指摘するまでは胴しか攻撃できない。 - またこのアンジャナフ、なんと罠が通用しない。
ボスだからなのか凶光化個体だからなのかは不明だが、どちらにせよ注意。- 一撃一撃が重く、戦う時点ではほぼ無効化できないやけど状態を使用することもあり中々の強敵。
唯一やけど薬を事前に使っておくことでのみ無効化できるが、持続するのは3ターンのみ。
当然ながら初見でバーニングブラスターが来るタイミングを先読みするなどほぼ不可能である。
部位破壊システムやダブルアクション、絆技による攻撃の阻止など、
今作の戦闘システムへの理解度を試すようなボスモンスターとなっている。
- 一撃一撃が重く、戦う時点ではほぼ無効化できないやけど状態を使用することもあり中々の強敵。
- 体験版はアンジャナフを倒した後で終わるため、実質的な体験版ラスボスを務める。
アンジャナフのタマゴ自体は一応ハコロ島でも入手出来ないこともないのだが、それはあくまでかなり先の話であり、
体験版の範囲ではまだ入手出来ないのでオトモンにするのも不可能...であるはずだったのだが、
一定条件下で上記の凶光化した個体ではない野生のアンジャナフが
出現するという不具合がタイトルアップデート第2弾まで存在していた。
これを体験版でも再現させたことで、
アンジャナフを帰巣させた巣でアンジャナフのタマゴを入手出来たという報告が上がっている。
しかしこれはバグであり、このバグによりオトモンにしたアンジャナフは力比べ以外の行動を一切せず、
ライドオンした瞬間視点がおかしくなって絆技も打てないなど
不自然な状態が多発するというあまりにも重大なバグなので、迂闊に戦闘に出さないように。- これは体験版にオトモンとしてのアンジャナフのデータが存在しないことが原因とみられ、
体験版でバグったアンジャナフを入手したデータを製品版に引き継ぐと、正常に行動し絆技も撃てるようになる。
本来もっとストーリーを進めてから加入するためステータスが高めに設定されているのだが、
同じように空きスロットや技が解放されるレベルも高く設定されており序盤での扱いは難しく、
本格的な活躍が見込めるのはやはり正規入手が可能な時期になる。
序盤から中盤にかけては必須と呼べるほど枠を圧迫する存在もないため、
後述のようにレウスの強制離脱に備えて育てるのは悪くない。
- これは体験版にオトモンとしてのアンジャナフのデータが存在しないことが原因とみられ、
- 最初はスピード攻撃が主体で、三回攻撃の「トリプルファング」などで攻めて来る。
- 製品版ではもちろんオトモンにできる。
バグではない正式な野生の個体は寒冷地であるロロスカ地方の森の奥やモンスターのレアな巣にいる。- 極寒のモンスターの巣の中に生息している姿は一見するとかなり不自然に見えるが、
同地方は森林地帯が隣接しているため、そちらから時折進出していると見るべきか。
もしかしたらティガレックス同様ポポあたりを餌として求めてやってきたはいいが、
あまりの寒さに付近のモンスターの巣の中に一旦逃げ込んでいる、と言った事情でもあるのかもしれない。
とあるNPCからは「アンジャナフなんてこの辺だと今まで見たこともない」という話が聞けるので、
やはりこの地に彼がいるのは異常事態のようだ。 - 共闘探索で最初に解放されるクエストの1つがアンジャナフの討伐クエストだが、
この共闘クエストの巣でも低確率でアンジャナフのタマゴが見つかる場合がある模様。
- 極寒のモンスターの巣の中に生息している姿は一見するとかなり不自然に見えるが、
- いずれも戦闘面はボスとして出てきた時とだいたい同じなので、
ある程度オトモンと主人公が育っていればそこまで苦戦しないはず。
- また、ストーリーが進むと「暴虐の蛮顎竜」と呼ばれる通り名付き強化個体がハコロ島に現れ、
高難度サブクエストでの討伐対象となる。
本作に登場する強化個体共通ではあるが通常個体と比較にならないほどの強さを誇るため、
早い段階で挑むのであればしっかりと準備しなくては勝つのは非常に厳しいだろう。
- 水属性攻撃で鼻を破壊すると帰巣しやすくなる。
狙う場合は予めロアルドロス武器(できればケチャワチャ武器)を装備し、
オトモンもロアルドロス、ボルボロス、ケチャワチャ辺りを育てておきたい。
この中では水属性のスピード攻撃「マッドスプラッシュ」が使える、マッドアーマーで火弱点を一時的に消せる、
非怒り時も自力で覚えるテクニック攻撃「ワイルドブレイカー」で真っ向勝負に勝利できるボルボロスがオススメか。*5
- ハコロ島編の大ボスとして早い段階で戦え、勝利すると素材も手に入るため、
いち早く加工屋のラインナップにアンジャナフの武器や防具が並ぶ。
数値的にはその時点で作成できる装備の最大強化に倍近い差を付けている為、
生産できれば大きな力になる。
…のだが、残念ながら実際に生産するには中級鉱石/虫素材も必要という罠がある。
ハコロ島やアルカラ大陸を冒険する段階では中級素材はまだ手に入れられず、
どんなに急いでもロロスカ地方に足を踏み入れるまで作成はお預けを食らうこととなる。残念。- 一応、クエストで戦えるバサルモスの強化個体は中級鉱石をドロップする。
シナリオ上で最速タイミングでの中級鉱石入手手段であり、
素材が足りていれば理論上はこの時点でジャナフ武器は作成する事も可能。
万が一足りないとしても共闘探索が解放されればどうにでもなる。- とはいえ、この強化個体を相手にマラソンできるだけの戦力があるなら
さっさとアルカラ地方をクリアしてロロスカ地方へと進んだ方が話が早いだろう。
- とはいえ、この強化個体を相手にマラソンできるだけの戦力があるなら
- 一応、クエストで戦えるバサルモスの強化個体は中級鉱石をドロップする。
- 仲間になったり、体験版のラスボス(と本編序盤の大ボス)を務めたり、強化個体がいたり、
MHWorld勢で唯一亜種が参戦していたり、PVで大々的に紹介されたりと、
ある意味本作のアンジャナフはシリーズ通して最も目立てていると言える。
オトモン 
- 敵として出てきた時とは一転してパワータイプになる。ライドアクションは「咆哮」。
- アクティブスキルは蛮顎遺伝子【小】の「ヒートアップ」、
蛮顎遺伝子【中】の「バーニングブラスター」、そして咬牙遺伝子【大】の「バーニングファング」を持つ。- ヒートアップは火属性攻撃力を小アップさせる。
小アップなので効果は控えめだが、絆ゲージの消費は6とかなり小さい。 - バーニングブラスターはパワータイプの全体火属性中ダメージに加え、低確率でやけどを狙うことができる。
やけどの確率は低めだが威力は中ダメージとなかなか、
それでいて絆ゲージ消費は22と全体技としては軽めで扱いやすい。
序盤で苦しめられたこの技も、味方になるとなかなか頼もしい。 - バーニングファングはパワータイプの単体火属性中ダメージに加え、中確率でやけどを狙うことができる。
絆ゲージの消費が12とかなり少ないため、お手軽なパワー攻撃として便利。
しかも直接攻撃なのでクリティカルも出る。
いずれも絆ゲージの消費が軽く、扱いやすい。
フィールドでは「咆哮」が行え、こちらに向かってくるモンスターを足止めできる。 - ヒートアップは火属性攻撃力を小アップさせる。
- ただ、火属性攻撃が得意なパワータイプのオトモンは破滅レウスと被ってしまうのが痛いところ。
とはいえ、あちらは参入時は伝承の儀ができない、絆ゲージもろくに溜まらない、
強制離脱期間まであると扱いづらい要素が多いため、
まともに破滅レウスを運用できるようになるまでは彼に頼るのも悪くない。
正式にアンジャナフを仲間にできるようになるエリアの次でちょうど破滅レウスが強制離脱してしまうので、
その間の火属性要員としては頼りになることだろう。
- 絆技は「ジャナフディレイル」。
鼻腔や翼を全開にした興奮状態となり、大きく開いた口に炎を滾らせ、
地面を抉り取りながら猛進して喰らい付くという荒々しさと殺意に満ちたアンジャナフらしい演出となっている。
余談 
- 一部メディアでは企画初期段階におけるアンジャナフのデザインが公開されている。
緑色の体色、背中に剣のような棘と、この段階ではMHFのアビオルグに近い姿だったようだ。
別のデザイン案では鋭い歯を多数持ち、体色が黒くマッシブな姿で描かれており、
口からは赤い煙を吐き出すなど、この時点で火属性の獣竜種であったことを窺わせるものもある。
ついでに「頭の悪そうなモンスター」とも書かれていたりする
- 「ジャナフ」はアラビア語で「翼」を意味し、翼状の器官を持つアンジャナフの名前の由来の一つと考えられる。
スラアク使いであれば、クシャルダオラ武器のジャナフ=ダオラという名前で聞いた事があるだろう。
「アン」の部分は「Anjanath」の綴りやアンジャナフの性質からして、
英語で「怒り」を意味する「アングリ―(Angry)」あたりからだろうか。
あるいは、あくまで翼「状」の器官で飛行能力を持たないことから打ち消しの「un」由来でジャナフと合わせて
「翼じゃない」「翼はあれども飛竜ではない」などの意味を込めてのものかもしれない。
オランダ語でピンクを意味する「Anjelier」も語源の一つだろうか。
ただ、読み方は「アンジェリア」ではなく「アニェリア」だが…
- マーキングに使われる粘液だが、鼻から出る黄色がかった液体ということで鼻水と形容されることも。
流石に本物の鼻水ではないと思われるが、果たして……?
- 展開された鼻の内部には微細な構造が密集しており、人によっては*6生理的嫌悪感を誘発される見た目になっている。
討伐後になんとなく覗き込んでみて後悔したハンターも多いだろう。
- 背中に翼らしき部位を持つ獣竜種は、現状このアンジャナフしか確認されていない。
また、固有素材に毛(皮)を持つ初の獣竜種でもある。
従来の獣竜種は爬虫類らしさや筋肉および巨体が強調される傾向が強かったので、
ある意味で斬新なデザインと言える。- ちなみに、四肢以外に翼を持つ爬虫類は実在する。
トビトカゲと呼ばれる種だが、この“翼”は肋骨が変化したもので、
体側から伸びた肋骨に皮膜を張ることで翼膜を形成する。
飛翔することはできないものの、これを用いてムササビのように滑空する。
- ちなみに、四肢以外に翼を持つ爬虫類は実在する。
- 初めて公開されたMHWのPVの中で主役級に目立っていたほか、その後もメディアへの露出も多く
スタート画面や裏パッケージではリオレウスとの対峙している姿が採用され
ストーリーにおいてもチュートリアルでの乱入や序盤の壁として猛威を振るったりと活躍が目立っている。
このように主役級には劣るが、目立っていたモンスターとしてドドブランゴがおり、
両者共そのシリーズの開発の最初期に作られたモンスターである。
- モチーフは言わずとしれた、恐竜の代名詞ともなったティラノサウルスか。
ティラノサウルスというと体表が硬い鱗に覆われた無骨な姿をイメージする方も多いだろうが、
近年、ティラノサウルスは羽毛に覆われていたのではないかという学説が唱えられている。
同じくティラノサウルスをモチーフとしていると思われる先輩は
毛が生えていない鱗説のティラノサウルスの姿をモデルにしているのに対し、
アンジャナフは羽毛説に則ったティラノサウルスのイメージと言える。- なお、獣脚類の中でも最大級(=保温能力が高い)かつ高温多湿な環境に住んでいたこともあり、
ティラノサウルスが羽毛に覆われていたかどうかについては賛否両論の状態である。
首や腰等から鱗の痕跡が発見されている為、少なくとも全身羽毛ではなかったようだが。
- 白亜紀前期にアジア大陸に生息していたティラノサウルスの仲間であるユ―ティラヌスは、
全長約8mと肉食恐竜の中でも大型の部類にもかかわらず、見つかっている表皮化石の痕跡から
全身のかなりの部分が羽毛で覆われていたと推定されている。
ユーティラヌスは平均気温10℃と当時としては寒冷な地域に生息していたため、
保温のために羽毛を発達させた(ないし羽毛を残したまま進化した)可能性が高い。
アンジャナフも結構モフモフだが、ユーティラヌスの推定図はそれを遥かに上回るモフモフさである。
- なお、獣脚類の中でも最大級(=保温能力が高い)かつ高温多湿な環境に住んでいたこともあり、
- また、体温調整に使う翼の元ネタは大型肉食恐竜のスピノサウルスかと思われる。
スピノサウルスは翼状の器官は無いものの、
背部に背骨が突起状に伸びて骨組みとなった巨大な帆のような器官を持ち、
一説によると、それを体温調整に使っていたと考えられている。
ただしアンジャナフとの差異として、アンジャナフは日光を受けて身体を温めるのに使っていたのに対し、
スピノサウルスは住んでいる場所が高温多湿であったことから身体を冷やす放熱板として用いたとされる。- また上方に膨らむ特徴的な鼻については、ティラノサウルス上科プロケラトサウルス科に属するグアンロン(冠龍)の
トサカをモチーフにしたのではないか、という意見も見られる。
- また上方に膨らむ特徴的な鼻については、ティラノサウルス上科プロケラトサウルス科に属するグアンロン(冠龍)の
- モチーフとなった動物の一つにハゲワシがある。
没案の中にはハゲワシがそのまま獣竜種のモンスターになったかのようなものもある。
現在では体色や羽毛、禿げた頭などにその特徴が残っている。
- 史実のティラノサウルスは巨大化に伴い脳も発達した事で嗅覚や聴覚に優れると共に、群れで協力して狩りをしたり
怪我をして動けない個体に餌を分け与えたり、獲物を弄んだりした形跡も見つかるなど相当知能も高かったと見られるが、
上述の企画初期段階のアンジャナフのデザインでは「頭が悪そう」と評されており、
現状でもレイギエナの様に群れで活動する様子は確認されていない。
- 上述でも述べた通りティラノサウルスをモチーフにした正統派肉食恐竜のデザイン、
特徴的な顎やドスジャグラス、トビカガチ等を蹂躙し、
下位・上位になり立てのハンター達を蹴散らし畏れさせる凶暴性の持ち主といった点で、
MH3唯一の肉食獣竜種にして古龍級生物でもあるイビルジョーと共通点が多く、
古代樹の森の主であるリオレウスとの縄張り争いで対照的な結果を出している所は一種の因縁の様な物を感じさせる。
素材 
素材はすべて薄めのピンク色で、亜種との共通素材が存在しない特徴がある。
- 蛮顎竜の鱗
- アンジャナフの体表の鱗。汎用性が高く、幅広い用途で使われる。
自身の発する熱に鍛えられた鱗は、並の刃物では歯が立たない。
上質な鱗は「蛮顎竜の上鱗」と呼ばれ、炎熱を帯びた鱗は、もはや鉄に近い強度に鍛えられている。
厚い鱗は「蛮顎竜の厚鱗」と呼ばれ、幾多の炎熱と衝撃を受け続け、金属を凌駕する強度を持っている。
- 蛮顎竜の牙
- アンジャナフ最大の武器と言える巨大な口に生え揃う牙。
圧倒的な咬合力と高熱に耐えうる素材。火を扱う防具に重宝される。
より凶暴な個体から採れるものは「蛮顎竜の鋭牙」と呼ばれ、あらゆる獲物を噛み砕くほどに鍛えられている。
大きく成熟したものは「蛮顎竜の重牙」と呼ばれ、耐熱性も高く、用いた装備は一級品として扱われる。
MHST2では逆鱗や宝玉を差し置いてレア素材枠に抜擢された。
- 蛮顎竜の毛皮
- 耐熱性に優れるアンジャナフの毛皮。その材質から防具の素材としての用途が多い。
優れた防火性を持ち、消防団の装備に用いる地域も存在している。
上質なものは「蛮顎竜の上毛皮」と呼ばれ、丈夫さに加え、毛並みが良いものが、上物として扱われる。
分厚い毛皮は「蛮顎竜の厚毛皮」と呼ばれ、1本1本の毛が太く密集した構造は、抜群の耐久力を誇っている。
導きの地に生息する個体のものは「ゆらめく炎の毛皮」と呼ばれ、
その中でも歴戦の個体のものは「歴戦の炎毛皮」と呼ばれる。
- 蛮顎竜の鼻骨
- 特徴的な形に展開するアンジャナフの鼻の骨。特殊な材質なので扱うには技術が必要とされる。
展開される鼻の独特な構造は、最新の武具技術の研究対象。
発達したものは「蛮顎竜の大鼻骨」と呼ばれ、その一回り大きく成長した鼻骨は、過酷な生存競争の勝者の証。
一部の屈強な個体が持つものは「蛮顎竜の重鼻骨」と呼ばれ、堂々とした巨大な鼻骨は、その個体の強さを示している。
- 蛮顎竜の尻尾
- アンジャナフの強靭な尻尾。外敵との戦闘時には武器にもなる。
防具用の素材としての需要が主である他、食材としても利用できる。
太く強靭に発達したものは「蛮顎竜の靭尾」と呼ばれ、繰り出される一撃は、一線を画す破壊力。
- 蛮顎竜の逆鱗
- アンジャナフからごくまれに入手できる素材。
武具の強化の鍵となる貴重な素材として重宝される。
蛮顎竜の荒々しく、堂々たる振る舞いが具現化された逸品。
- 蛮顎竜の宝玉
- アンジャナフの中でも強靭な肉体と相応の実力を持つ、上位の個体の体内で生成される貴重な素材。
素材として利用する事で武具の性能を飛躍的に高めるとされている。
炎熱を帯び、雄々しく光輝いている。
- 蛮顎竜の天鱗
- 幻ともいわれるアンジャナフの鱗。
武具に取り入れることで地を統べ天を掴むと言われる。
亜種には「雷顎竜の天鱗」が存在するため入手できない。欲しければ通常種から得るしか無い。
関連項目 
モンスター/アンジャナフ亜種
武器/ジャナフ武器
防具/ジャナフシリーズ
BGM/古代樹の森戦闘BGM - テーマBGM『森を牛耳る蛮顎の竜』についての記述あり。
フィールド/古代樹の森