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モンスター/アンジャナフ

Last-modified: 2018-06-25 (月) 02:04:20
種族
獣竜種
別名
蛮顎竜(ばんがくりゅう)
英語表記
Anjanath
登場作品
MHWorld
狩猟地
古代樹の森, 大蟻塚の荒地

目次

生態・特徴 Edit

主に新大陸古龍調査団の拠点「アステラ」の東部に広がる「古代樹の森」に生息する大型の獣竜種。
森やその周辺を我が物顔で練り歩き、獲物を見つければ即座に襲い掛かるほどに獰猛。
さらに獰猛なだけでなく非常に執念深い性格で、
逃げようとする獲物や外敵を、自分の気が済むまでどこまでも追い回す性質を併せ持つ。
下顎を覆うように生え揃った大きな棘が最大の特徴で、
戦闘ではその口を大きく開き、獲物や外敵に荒々しく喰らい付く攻撃を得意とする。
そのような性質から《蛮顎竜》とも通称されている。
他にはくすんだ桃色の鱗と獣竜種らしいフォルムが印象的だが、
背中から尻尾にかけて生えている黒い体毛、普段は背中に格納されているなど、
いくつか獣竜種にしては珍しい特徴も備えている。
前述したように普段は格納された翼を持っており、興奮時などにはこれを扇状に展開する。
しかし、これは主に威嚇や体温調節に使われるものと思われ、
少なくともこの翼を大きく動かしたり、飛竜や古龍のように飛行したりする様子は見られない。
快晴の日にはこの翼を広げて腰を下ろし、のんびりと日光浴をしている姿も確認されている。
また、鼻先も上方に展開する非常に特徴的な構造となっており、
周囲に何らかの気配を感じると、鼻先を展開して付近の匂いを嗅ぐようなしぐさを見せる。
この鼻から黄色い粘液を吹き出し、それを辺りに塗り付けて縄張りを誇示する。
翼での飛行はできないとはいえ、そもそも陸上生活に完全適応した獣竜種だけあり、
モンスターの中でも大柄の部類に入るにもかかわらず、動きは基本的に軽快。
特に脚力の発達は著しく、大きな段差や崖のような岩壁も軽々と乗り越えたり、
海辺に立ち並ぶ岩の上に次々と跳び移っていく姿も目撃されている。
屈強な肉体を活かしたタックルや尻尾の一振りは武装したハンターを簡単に跳ね飛ばし、
大きな顎は一度捕らえれば逃れようと必死にもがく中型モンスターをも離さない。
縄張りに侵入した外敵を顎の力だけで投げ飛ばしたり、
古代樹の森の中を仕留めた獲物を咥えたまま闊歩している様子も確認されている。
まるで生息する地域一帯を牛耳っているかのようにも見える立ち振る舞いであり、
実際にドスジャグラスやトビカガチなどを力任せに捻じ伏せるなど、
古代樹の森の生態系の中では上位と言える存在である。
しかし、同地の”主”たる火竜リオレウスには実力で劣り、
縄張り争いなどで直接戦闘に発展すると黒星を喫する場合が多い。
獲物を追う事に集中しすぎてリオレウスの生息域に踏み込んでしまい、
縄張りを守ろうとするリオレウスから急襲を受けてすごすごと退散する姿も目撃されている。
あるハンターは前述したアンジャナフの「執念深い性格」を利用し、
リオレウスなどのより強力なモンスターの生息域まで誘導し、テリトリーの主と衝突させるのも一つの手だと語る。
怒ると背中の翼と鼻先を同時に展開し、平常時とは大きく異なるシルエットとなる。
また、その際に喉元に薄らと赤く光らせた「炎熱蓄積状態」と呼ばれる形態に移行する。
この状態では火や熱に弱いものは顎に触れただけで発火するほどの高熱を宿しており、
まともに咬み付かれれば、元々の咬力や鋭い牙もあってただでは済まない。
更に時間経過と共に熱エネルギーは高まっていき、次第に口元からは火の粉が漏れ出し、
エネルギーが限界まで達すると高熱の火炎ブレスを勢いよく放射する事もある。
ただし、炎熱蓄積状態はアンジャナフにとっても少なからず負担を強いるらしく、
この状態を維持している際に頭部に攻撃を受けると、大きく仰け反って隙を見せる事がある。

概要 Edit

  • その姿は、同じ獣竜種で恐竜がモチーフとなっているイビルジョーディノバルドよりも更に恐竜に近く、
    まるで大型獣脚類の生き写しのようなシンプルで生物感溢れるビジュアルである。
    ただし、当然ながらまんま恐竜そのものというわけではなく、
    蛮顎竜の名の通り、下顎にいかにも野蛮そうな棘を持つ(牙はそれとは別に口内にある)他、
    トサカのように展開することが出来る大きな鼻、尾の裏側に生える小さな棘、
    背中(腰の辺り)に折り畳まれている皮膜(通称:)、そして後述する特殊な生態など、
    MHシリーズのモンスターらしい特徴も確認できる。
    • 展開した鼻からはマーキング用の体液を噴射することができ、
      アンジャナフはこの体液を岩などに吹き付けることで縄張りを主張する。
      このマーキングの行動は1日に約30回行うようである。
      これは特徴的な痕跡としてフィールドに残されることとなる。
    • 背中の帆は興奮時に展開される他、日光浴の際も帆を展開して日を浴びるようだ。
      この日光浴は1日に約3回行うようである。
      体外に膜を持つ獣竜種にはガスラバズラという先例が居るものの、あちらは元水生生物である。
      アンジャナフのそれは翼のようにも見え、発売前から何のために存在するのか話題になっていた。
      どうやらこれは体温を調節する器官らしく、日を浴びることで熱を蓄積したり、炎熱蓄積状態の時に展開して放熱したりしているようだ。
      また、怒り状態の時に展開することから、体をより大きく見せる威嚇の役割もあると考えられる。
  • 強面通りの野蛮で好戦的、狂暴な性格を持ち、他のモンスターに対しても躊躇なく襲い掛かる。
    古代樹の森では様々な場所へと移動する傾向があるため、他大型モンスターとの接触も多く、
    アンジャナフと他のモンスターが「縄張り争い」している場面に出くわしたり、
    狩猟対象と戦っているところに突如乱入、狩猟対象が怯えて逃げるといった場面が発生する。
    古代樹の森の戦闘BGMも「森を牛耳る蛮顎の竜」とアンジャナフを意識した曲名になっている。
    • MHWorldの広報では「アンジャナフがドスジャグラスと縄張り争いする」場面がよく用いられた。
      鉢合わせたドスジャグラスに猛然と喰らい付き、そのまま引きずるように左右に振り回し、
      頭上まで高々と持ち上げてから足元に投げ落とすなど、荒々しく攻め立てる姿を見せる。
      その様子はまさしく「蛮顎竜」という別名が示す通り。
    • MHWorld開始時のストーリーでも色々なトラブルが続出する中で更に乱入、
      主人公一行を追っていたドスジャグラスの後方から襲い掛かり、そのまま縄張り争いを始める。
      主人公には目もくれないが、巨体で暴れ回る彼の足元を通り抜けるだけでも一波乱ある。
      幸い、主人公と相棒の編纂者は大した傷も負わずにアステラになんとか到着することができた。
      • しかし、アンジャナフの本領が発揮されるのはむしろここから。
        このイベントで顔見せは済んだということなのか、以後序盤の任務クエストにも姿を見せる
        防御力の高い装備が揃っていない序盤には不釣り合いなほどの力自慢なモンスターであり、
        プケプケを狩りに行ったら死角から突如噛み付かれて即死」といった事態も発生しうる。
        クエストの狩猟対象そっちのけで防御力不足のハンターを続々とBCへと送り返す様は、
        どことなくMH3上位上がりたてでのイビルジョーを連想させる。
        むしろMHWorldからの初心者の場合、勝手が解らないまま力尽きるためより悪質である。
        新大陸においても「獣竜種モンスターは初登場作品で遠慮しない」というジンクスは健在であった。
    • ただし、古代樹の森の"主"である空の王者リオレウスなどには実力で及ばない。
      リオレウスとの縄張り争いでは一方的に攻撃されて上空から放り捨てられる情けない姿を見せる。
      普通に戦っていてもリオレウスは滞空している関係で一方的に攻撃を仕掛けられてしまう。
      • MHWorld公開初期のプレイ動画では環境利用の一環としてプレイヤーに誘き出され、
        リオレウスの縄張りまで誘導された挙句上記のような姿をさらす場面が多かった。
        このことや、各種体験版では難易度相応の装備が用意され十分狩れる環境だったことから、
        発売前時点ではやや「かませ」との評が目立っていたモンスターである。
        もっとも実態は上記のとおりであり、慢心してうっかり力尽きた人もまま見られた。
  • 強面なモンスターではあるものの、先述のようにリオレウスと開発初期限定だがラギアクルスのかませ扱いを受けたり、
    MHWの生態紹介動画で翼を広げて呑気に日光浴している姿が取り上げられたり
    習性のひとつであるマーキングを披露したりとと、
    どこか愛嬌のあるキャラクターのように紹介されることも多い。
    捕食行動に移行するさいもゆっくり歩きながら犬のように地面をクンクンと嗅ぎ、
    近くに草食モンスターがいると大股で歩いて食べに行くなど、意外と可愛らしい。
    • 一方、状況によっては獣竜種らしくダイナミックな移動を行うことがある。
      狭い場所であろうと体を低く倒し、全身を捻じ込んで力任せに移動しようとしたり、
      海に屹立する岩の上を次々と跳躍して別のエリアを目指したりと、その様子には圧倒される。
  • 知的な生物学者によると、アンジャナフは体格や骨格、生態行動などの様々な面から
    新大陸のモンスター調査の基準となることが多いのだとか。
    これはアンジャナフ自身が所謂獣竜種にありがちな生物離れしたモチーフをあまり持たない、
    要するに新大陸の獣竜種では(ゲーム中の行動を鑑みても)比較的標準的な生態を有している事から研究に利用し易いのであろう。
    因みにこれはリオレイアも同様らしい。はその強さと妻の次に作られたポジション故に基準には向かなかった…

戦闘能力 Edit

  • 強靭な顎による噛み付きや、獣竜種特有の発達した後ろ足による飛び掛かりなどを繰り出す。
    特に拘束攻撃はハンターを本気で捕食しようとしてくるような動きを見せ、迫力満点。
    獣竜種でお馴染みの体当たりも備えるため、側面であれば安全とはいかないのも難点。
    また、咆哮・風圧・震動と一通りの拘束手段も備えている点も厄介である。
  • 拘束攻撃はくわえたハンターを上に放り投げ、落ちてきたところをガブリと噛みつき、放り捨てるというもの。
    噛みつかれた時にグシャアというとてもいやな音がするが、これ自体には特に追加ダメージは無い模様。
    しかし、後述する炎熱蓄積状態であると、拘束中に強烈な直線ブレスに繋げてくるため、
    防具の防御力が追いついていない下位、上位の序盤や、火耐性が低い防具では容易に致命傷となる。
    ちなみに、放り投げられてからしばらくは身動きが取れないが、
    スリンガー攻撃は可能であるため、閃光弾やはじけクルミなどで怯ませるとコンボを中断し、レバガチャよりも安全に拘束から抜け出ることができる。
  • 怒り時には腰部の翼を広げ、喉がほんのりと赤く染まった状態へと変じる。
    これは「炎熱蓄積状態」と称され、火花を吹き出すようなブレスや、頭部を用いた攻撃の後に着火した塵粉を大量に放出する攻撃などを行う。
    ただし、火の粉は鼻から出る
    これらは軽く触れただけで火属性やられになってしまうため、非常に厄介である。
    特に、噛みつきは怯みだけのため無敵時間が少なく、耐性が低い場合は確定で火属性やられを受けてしまう。
    更に放置し続けていると、一定時間後に火炎放射器の如き強烈なブレスを吐いてくる
    一直線に放たれるソレは迫力満点であり、その見た目に違わぬ威力を有する上に出が早い。
    ゲーム序盤の低防御力装備や火耐性の低い装備ではあっという間にこんがり肉となりかねない。
    • ただし、この炎熱蓄積状態時に頭を攻撃して怯ませると大きくのけぞり、
      そのまま長いダウンへと移行するというディノバルドに酷似した弱点が存在する。
    • また、背中の翼は非常にデリケートな部分であるのか肉質が柔らかく、
      特に斬撃と射撃に対してはアンジャナフ最大の弱点部位となっている。
      もしも翼が展開された状態のままダウンを取ることができれば、大ダメージを与えるチャンスとなる。
      顎を武器とするアンジャナフの眼前に居るのは危険だが、恐れずに攻めるとダウンを取りやすい。
    • アンジャナフの動きに慣れていない場合、火耐性が低い装備では苦戦しやすい。
      アンジャナフで詰まるようであれば、防御力だけでなく火耐性も意識した装備が望ましい。
  • 破壊可能部位は頭部、左後脚、右後脚、尻尾(切断)の4か所。
    最大の物理攻撃弱点は怒り時に展開される鼻で、頭部や翼、尻尾なども良くダメージが入る。
    後脚はやや堅めだが、部位破壊を達成した側の脚はそこそこダメージが通るようになる。
  • 状態異常は毒・睡眠が並程度に通り、麻痺・気絶などは少し通り辛い。
    唯一爆破属性に関しては殆ど通用せず、別の属性を選択した方が効果的だろう。

武具 Edit

  • 防具はMHシリーズでの王道的な鎧装備に近い見た目が特徴的。
    女性用胴装備は、いわゆるビキニアーマーを思わせる露出度の高いもの。
    • 女性用防具一式を揃えると、国民的RPG3作目の女戦士を彷彿とさせるような外見になる。
  • 火を噴くという性質から火耐性が高めで、発動するスキルは定番の火属性強化や火耐性、
    後述のシリーズスキルと同じスタミナ関係スキルのランナー、
    そして噛み付きや飛びかかりなど肉弾戦のイメージに反して特殊射撃強化と砲術のスキルを持ち、
    一式で見ると火炎弾と徹甲榴弾を使えるボウガン向けの装備である。
    • 3箇所以上装備するとシリーズスキル「蛮顎竜の力」が発動、
      体力が40%以下になった時、一定時間スタミナ消費量が減少する「奮起」というスキルの効果が発揮される。
      上位に入ると「蛮顎竜の闘志」にグレードアップ、
      奮起に加えスタミナを150以上に出来る「スタミナ上限突破」が発動する。
  • 武器は共通して、
    • 無属性武器にも迫る攻撃力
    • 火竜武器を超える属性値、装填数
    • 少しキツめのマイナス会心
    • 産廃とは行かないが劣悪な斬れ味、ブレ
    という特徴がある。
    しかし、弓に関してはブレや斬れ味と言ったなんらかの不遇要素が存在しない上に、
    マイナス会心もジャナフ武器の中では優しめの-20%なので使いやすく、是非作っておきたい一張となっている。
    • しかしどの武器も一貫して最終強化までに鋭牙を16個も消費するので完成までが恐ろしく面倒。
      こまめに落し物を拾ったりぶんどり刀の力を借りたりなどしよう。

余談 Edit

  • 一部メディアでは企画初期段階におけるアンジャナフのデザインが公開されている。
    緑色の体色、背中に剣のような棘と、この段階ではアビオルグに近い姿だったようだ。
    別のデザイン案では鋭い歯を多数持ち、体色が黒くマッシブな姿で描かれており、
    口からは赤い煙を吐き出すなど、この時点で火属性の獣竜種であったことを窺わせるものもある。
  • マーキングに使われる粘液だが、鼻からでる黄色がかった液体ということで鼻水と形容されることも多い。
    実際粘液なので間違ってないのだが…。
    色々な物が出る鼻である。
  • 背中に翼を持つ獣竜種は現状このアンジャナフしか確認されていない。
    四肢+翼という身体的特徴は古龍種に多くみられるもので、公開当初は様々な憶測を呼んだ。
    実際には上記の通り獣竜種であることが判明したことでこの話題は収束した。
    四肢以外に翼を持つ爬虫類は実在する。
    トビトカゲと呼ばれる種だが、
    この“翼”は肋骨が変化したもので、体側から伸びた肋骨に皮膜を張ることで翼膜を形成する。飛翔することはできないものの、これを用いてムササビのように滑空する。
    • また、地味ながら、固有素材に毛(皮)を持つ初めての獣竜種である。
      従来の獣竜種は筋肉や巨体を強調して表現されることが多かったことも関係しているだろう。
  • 初めて公開されたMHWのPVの中で主役級に目立っていたほか、その後もメディアへの露出も多く
    スタート画面や裏パッケージではリオレウスとの対峙している姿が採用され
    ストーリーにおいてもチュートリアルでの乱入や序盤の壁として猛威を振るったりとかなり優遇されている。
    このように主役級には少し実力で劣るが、優遇され目立っていたモンスターとしてドドブランゴがいる。
    両者の共通点として、そのシリーズの開発の最初期に作られたというものがある。
    やはり長く開発にかかわっていると愛着がわいてくるのだろうか。
  • モチーフとなった動物の一つにハゲワシがある。
    没案の中にはハゲワシがそのまま獣竜種のモンスターになったかのようなものもある。
    現在では体色や羽毛、禿げた頭などにその特徴が残っている。

素材 Edit

蛮顎竜の鱗
蛮顎竜の牙
蛮顎竜の毛皮
蛮顎竜の鼻骨
蛮顎竜の尻尾
蛮顎竜の逆鱗
蛮顎竜の宝玉

関連項目 Edit

シリーズ/モンスターハンター:ワールド

アンジャナフ素材の装備 Edit

武器/蛮顎重弩フラムテルマ - ヘビィボウガン
武器/ジャナフアルカウス - 弓