武器/継伝の太刀【無銘】

Last-modified: 2023-11-01 (水) 16:07:51

昔々からにあるといわれる
古い太刀。銘はないが、大事に
されてきたのがわかる一振り。
(継伝の太刀【無銘】)

刀は鍛え上げられ、宝刀の名に
相応しい力を得た。未来永劫
に受け継がれることだろう。
(継承の宝刀【カムラ】)

宝刀は、安寧の焔を護る英雄に
相応しい真の力を顕現させた。
あらゆる災禍を祓う里守の証。
(継承の宝刀【真カムラ】)

MHRiseに登場する太刀の一つ。
カムラの里に伝わる宝刀であり、里長フゲンから主人公に譲られる。

目次

概要

  • 里クエストにおいてマガイマガドを倒した後のイベントで主人公に託される一品物
    それ以前からムービーの中でフゲンが携えていることがあったのだが、
    マガイマガドを倒し里を救った功績を称えてか、フゲンから主人公に渡される。
    主人公は最初、困惑もしくは遠慮してか、すんなりと受け取りはしないのだが、
    やがて「ジジイには少々重い」というフゲンの猛プッシュに押されたのか、この太刀を受け取ることになる。
    キャラメイク次第ではそのジジイから、爺さん婆さんや傷だらけのハンターに渡されるという違和感満載な場面になるが
    • MHRiseでは初期武器が片手剣から太刀に変更されているのだが、
      その流れで言えばこの太刀は初代のヒーローブレイドに相当すると言える。
      とはいえ貰い物の太刀は大長老の脇差南蛮刀という前例があるため、さほど珍しいわけでもない。
      そしてMHWorldからの仕様で、一品物である当武器は売却不可能となっている。
    そして受け取るムービーの後のスタッフロールのラストには、ハンターがこの太刀を振るう演出が入る
    黒背景の桜吹雪の中で振るう演出は中々かっこいい。
  • 反りのない直刀で、角張った鍔、先の尖った鞘…と、
    太刀カテゴリではあるが、見た目は巨大化した忍者刀そのものである。
    鍔にあしらわれているのはカムラの風車模様、刀身の柄側には竹林に佇む虎のようなモンスターの刀身彫刻がある。
    • 練気色は刀身全体に反映されるため視認性が高い。装飾のない真っ直ぐな刀身が赤や黄色に発光し、
      振り回される様は別作品のビームサーベルやライトセーバー或いはサイリウムのようにも見える。
  • 鞘の根本には帯のような物が巻き付けてあるが、忍者刀にはとても長い下緒が付けられていたと言われている事からか。
    フゲンが背負っている二振りの小太刀と共通した意匠が多い。
    • 忍者刀は実用一辺倒の作りをしており、鞘は光を反射しないように艶消しの黒で塗られていたというのが定説。
      そんな忍者刀をモチーフにしているにもかかわらず、派手な拵なのは中々珍しい一品である。
    • このデカくて反りのない刀身に、スリットも入っていない鞘の組み合わせ。
      本来なら腕の長さが足りなくて、抜刀も納刀もできたもんじゃない。
      じゃあスタッフロールのムービーはどうなのかと言うと、一閃した後に桜吹雪が画面を覆い尽くし、
      桜吹雪が止むと既に刀身の殆どは鞘に納まっている。
      つまり肝心の部分は桜吹雪で隠し、納刀動作の一番カッコイイ部分だけ見せてくれる。
      フィールドでよくやる亜空間納刀をまじまじと見せられるより余程カッコイイんだけど……ちょっとずるい。
      何か納刀できる仕掛けを忍ばせているとでも思っておこう。
      太刀の鞘問題はコレに始まった話じゃないし
  • 里に伝わる宝刀といっても、武器の説明文だけでは単に大事にされてきた刀としか分からず、
    ハモン曰く「不思議な力を感じる」ということを加工屋見習いのミハバから聞けるのだが、
    その由来やどのような性質を秘めているのかは窺い知ることはできない。
    しかしこの宝刀の意味は、百竜夜行の手記を読めばその片鱗が見えてくる。
    フゲンと宝刀(手記帳のネタバレ含む)
    • かつて50年前にカムラの里へ百竜夜行が襲来した時、フゲンは狩人であった。
      当時の里長の下、百竜夜行から里を守るべく奮戦したが、百竜夜行の圧倒的な勢力、
      そして怨虎竜マガイマガドの襲来により里の守りは破られ、甚大な被害を負ってしまう。
      ここまでは、手記のみならず里の住民からも一部聞ける話となっている。
    • 防衛戦の後、当時の里長がどのような最期を遂げたかは語られないが、
      とにかくフゲンはその里長から宝刀、つまりこの継伝の太刀【無銘】を託されている。
      その宝刀の重みを背負い切れるのか、一時期は苦悩したこともあったようだが、
      里の衆の再起への誓いが灯火となり、フゲンは宝刀と共に新たな里長としての責を背負う決意をする
    • そんな訳でフゲンにとっては、他の里の衆には分からない特別な意味を持つ太刀である。
      それを主人公に渡したこと、そして直後の「これで 肩が軽くなったわ!」という言葉からして、
      フゲンは宝刀の重さのみならず50年前の悔恨や今次の百竜夜行までの責務の重さを下ろせたのだろうか。
      そしてあるいは、次の里長の役目は主人公に託すつもりなのかもしれないことはヒノエも語ってくれるが、
      心中は彼のみぞ知る。
    実は……
    • ここまでは何やら秘めたものがある浪漫ある太刀として説明してきたが、
      実は里の住民からは非常に残念な話を聞くことが出来てしまう。
    • まずフゲン本人から、この武器を貰った後に聞くことができる話によれば、
      元は儀式用の霊宝であったとされているらしく、攻撃力は大したことないようである。
      そのため、指揮官として携えてはいたものの刀を抜くことはなかったとのこと。
      事実、百竜夜行でフゲンを呼び出してもカムラノ鉄刀もしくは百竜刀を使用している。
      「秘めた力があるかもしれないし、好きに使ってくれ」と言われるが、まるで厄介払いである。
      • ちなみにカムラノ鉄刀、もしくは百竜刀と性能を比較してみると、
        入手当初のカムラノ鉄刀よりは強いのだが、強化出来るようになったり、
        或いは上位最終強化で比較すると総合的に僅かだが劣ってしまう(Ver.2.0以前)。
        ……もっとも、百竜夜行で見せる尋常じゃない火力を見る限り、
        フゲンのカムラノ鉄刀や百竜刀には到底及ばないのは明らかである
        儀式用の宝刀にあれと同等の性能を期待する方が酷とも言える
    • 米穀屋のスズカリ曰く昔からあるのに里の誰もその詳細については知らないらしいが、
      今の宝刀については、衝撃的な証言を聞くことができる。
      防衛戦の時、フゲンが宝刀を使って肉を切って食べていた」と。
      イベントや手記では大層大事な刀として扱われているのに、あろうことか肉切り宝刀である。
      仲間だろうか?あとWii U版MHFに出てた方のこれも原作では便利グッズ扱いであった。
      本人は抜いたことはないと語ってはいるものの、まあこんな話は渡した相手に出来るはずもないだろうから、
      せめてフゲンでもハンターでもいいので拭いてから使っていることを願うばかりである。
      後述するが火属性もついているので、切った瞬間にいい感じに焼ける便利調理器具になっていたのかも

性能

MHRise

  • 受け取った段階での継伝の太刀【無銘】Iの性能は攻撃力120と会心率10%に火属性7、斬れ味は少々短めの緑。
    生産コストが必要ない事を考えれば時期的に十分な性能となってはいるが、
    物理面だけで言えば鉄鋸刀ピコ・セイフなどが同時期の強化で上回る上に、
    属性値が弱いことから、弱くもないがずば抜けて強いわけでもない、といった性能。
    手持ちの太刀が弱ければそれらを強化するまでの繋ぎとして即戦力になるかもしれないが、
    既に手持ちが十分揃っているならばボックスで眠ることになるだろう。
  • 強化が可能になるのは間が空いて上位★6。通常素材の他に百竜撃退の証・六が必要となる。
    が、発売当初はこの強化が最終強化かつ名前も継伝の太刀【無銘】IIで止まってしまっていた。
    とにかく性能を見ていくと、
    • 低めの攻撃力180
    • 変化のない会心率10%
    • 伸び悩む火属性10
    • 斬れ味は短めの青30に、匠で延長と白20
    • 一応貴重なLv3スロット1つ
    • 百竜強化は攻撃力強化III、空棲系特効、水棲系特効
    以上のように名前同様中途半端な感が否めない性能で止まってしまう。
    火属性はおまけ程度にしかついていないのに物理火力や斬れ味も微妙というのが手痛く、
    さらに強みと言えるLv3スロットも対応する装飾品が発売当初は少なかったことから、
    Lv2スロットと比べても大差がなく、あまり評価されていなかった。
    一応使えないほど酷いわけではないのだが、やはりフゲンの言う通り然程実用で優れた物ではないようだ。
    • 太刀を普段使いするハンターからすれば性能は微妙だが、
      別の武器を使うハンターが太刀を始めるには丁度いい武器だったりする。
      ベースは無料で入手、あとは百竜夜行で手に入る素材と獄炎石のみで強化できることから、
      始める上でのコストは素材面では安めでありがたい存在となる。
    • 何かの力を秘めているかもしれない旨をフゲンやハモンは語る(ハモンの話はミハバから聞ける)が、
      それが事実なら武器名からしてもまだ強化先がアップデートで追加されることが期待されていた。
      秘めた力が解放されるその時が来るのだろうか、とハンターたちを不安にさせていたが…。
    • Ver.2.0ではLv3スロット対応の装飾品にも優秀なものが増え、この武器も活かせるようになったが、
      武器の根本的な強化というものはできず仕舞いだった。

Ver.3.0アップデート

  • アップデートに伴い継承の宝刀【カムラ】へと最終強化が可能になった。
    必要な素材は鋼龍炎王龍火竜とカテゴリ素材の雷神龍の4種のみであるため、Ver.2.0までの素材で強化可能。
    そしてその性能はと言うと…
    • 攻撃力190
    • 突如として大幅強化された会心率40%
    • やはり伸びない火属性15
    • 斬れ味は青30のままであるが、匠Lv1から白ゲージが出る
    • それに噛み合う貴重なLv3スロット1つ
    • 百竜スキルは攻撃力強化IV、空棲系特効、水棲系特効
    なんと本当に秘めたる力が眠っていた。
    会心率の強化と匠1から白ゲージが出るようになったため物理火力が大幅に改善され、
    一気に夜刀【月影】に迫る大業物へと成長を遂げた。
    以前はあまり用途が無かったLv3スロットも匠珠を入れることが出来るため、相性が格段に良くなった。
    • 性能や強化時期からして、いかにも「最終決戦に持っていけ」と言わんばかりの性能である。
      太刀の腕に自信があるのであれば使ってみるのも一興。
      一応、彼女に火属性の通りは特別良いというわけではないが、
      本武器自体元々おまけ程度の数値しかないので気にしなくても良いだろう。
  • 火属性としてのライバルはリオレウスの飛竜刀【楓】とアンジャナフの蛮顎刀フラムソブレ
    高会心系のこちらに対し、あちらはそれぞれ属性特化型・高火力バランス型と、似て非なる形に収まっている。
    手元で組み立てられるスキル事情によっては、火属性が高めな分フラムソブレが意外にこわい相手となるかもしれない。
    もう全部作れって?それはごもっとも
  • 火属性の属性値が少ない、素白がないなどの相違点もあるが
    高会心で火属性という性能はヤツカダキ武器を彷彿とさせる。
  • 低い属性値を措いて物理ダメージに焦点を合わせた場合もライバルは色々いるが、
    特に上述の夜刀【月影】とは低攻撃力・高会心率のポジションを争う。
    基本的にはあちらの方が使いやすいが、こちらの強みは匠でも火力や安定性を伸ばせることか。
    わずかとはいえ、火属性があるので、火が良く通る部位ならこちらの方が火力が出る場面は多い。
    より多くの火力増強手段を反映できるので浪漫を求めるなら試してみるのもいいだろう。
    • ライバルの無属性太刀と比較した場合の大きな強みの一つが、
      「余りがちなLV1スロットに火属性攻撃強化を入れられる」ことだろう。
      強化値はわずかとはいえ、火力スキルをLV1スロットで発動できるのは差別化点。
      また、超会心を取り入れると勝手に付いてくることがある炎鱗の恩恵を一応活かせるのも長所。
    • ただし匠の重さには気をつけなければいけない。
      匠をLv1,2にとどめて会心100%構築にしたとしても他の要素が物足りなくなってしまうなら、
      いっそ匠を切って会心100%超会心Lv3などを目指した方が火力はグッと上がる。
      素の属性値が低すぎるがために、完全物理型としてどう向き合うかが問われてしまう。
      先述した『フラムソブレが意外にこわい相手』というのはこの点にあるといえる。
  • 火属性・無属性いずれのライバルとも差別化できる特徴が、珍しい百竜強化の空棲系・水棲系特効。
    特に水棲系特効(1.1倍)かつ火属性というのは全武器中でもこの一本だけ。
    しかし水辺にいて低属性値でも火がよく通る相手となるとロアルドロスとオロミドロだけになってしまう。
    第2弱点まで視野に入れれば・・・となると今度は雷がよく通るため、ジンオウガに占拠されている状態。
    たしかに効果そのものは強力だが、本当にこれを付けるべきかは個々人のセンスが問われるところ。
    • 空棲系特効についても、武器攻撃力への乗算だけで既に攻撃力強化IVに匹敵する効果が見込める上に、
      攻撃力の定数増加分にも倍率が乗るため、かなりの火力上昇が期待できる。
      ただし、空棲系特効と火属性の両方が通る相手も水棲系特効と同様非常に限られており、
      その筆頭であるオオナズチやイブシマキヒコ相手には強力な対抗馬が存在する。
      貰い物である本武器は一本しか作成できないため、攻撃力強化を選ぶ方が無難かもしれない。
  • 一品物でありながら、同時に追加された百竜武器の外装変更にも対応している。
    ただし要求されるカテゴリ素材が百竜ノ淵源素材となっているため、外装変更の中ではコストが高め。

MHR:S

  • 大型アップデートのサンブレイクでも無事に強化先が追加された。
    獄炎の厚龍鱗やら電竜の天鱗をつぎ込んだ最終強化は継承の宝刀【真カムラ】
    • ビリから2番目の攻撃力290
    • 相変わらずの会心率40%
    • 火属性32
    • 斬れ味は素で長い白。匠+1から紫になる
    • 装飾品スロットLv3に百竜装飾品スロットLv2
    属性値はともかくとして、どうしても目につくのは攻撃力の低さ
    驚異の火属性75を持つ超特化太刀キャバル=Yですら攻撃力310を確保していることを考えると、
    真カムラの攻撃力290というのはかなり低い。
    会心率のおかげで期待値は319まで持ち直すが、その代わりに属性値が半分しかないのでは……。
  • 一方でライズではそこそこ拮抗していた蛮炎刀ロギンソブレ改が攻撃力340に会心率-15%で火属性30、
    真飛竜刀【緋】が攻撃力320に火属性55で、どちらも素で紫ゲージを持つので勝負にならない感はある。
    かといってこちらの長い白ゲージを生かそうとすると、会心率や百竜スロットの質で劣るものの
    攻撃力320で火属性48を持つ暁光の刺刀シルオーレがチラつく。
    おまけにこちらが天鱗を使うのに対してシルオーレは幻鳥竜玉さえどうにかできればかなりお手軽。
    それでもどうしても真カムラを使いたいなら、匠で紫を出して達人芸などでそれを維持する運用になるだろうか。
  • 一応あいかわらず会心が非常に高いため、匠1やVer.11からの傀異錬成で紫10を出しつつ、
    スキル自由度を利用して会心スキルと攻撃スキルを積めば比肩することはできる
    努力に見合う結果を見せてくれるが、それでもまぁ属性でも物理でもヤバイのが3振りもいるのでは…。
    • あるいは斬れ味関連を切り捨てて攻撃Lv7やら挑戦者Lv5などを積めるだけ積むか。
      しかしシルオーレがVer.11から百竜スロットをLv2にできるようになったためますますチラつく他、
      素で百竜スロットLv3と紫ゲージを持つカクトスヒンメルもチラつく。
      なんにせよ愛がなくては使う意義がない性能となっている。
    • 「そこそこの属性値」と「40%もの高い会心率」を両立している武器は、火属性太刀に限らず実はかなり希少。
      斬れ味フォローが必要ないのでいっそ会心系スキルを積みつつ属性会心を活かした方が個性は見出せるだろう。
      ジンオウXアーク/フィリアのように、属性会心と会心系スキルを両立できる防具もそこそこあり、
      運用することだけを考えるなら構成には困らない…はず。
      • ちなみに、超会心3属性会心3のみという真カムラに目一杯有利な条件で比較した場合、
        真カムラの期待値が物理444.05の属性39.01。
        カクトスヒンメルの期待値が物理424.68の属性50.93。
        一応攻撃力は上回るものの、これはあくまで同条件下の白ゲージ同士での比較であり、
        実際にはカクトスヒンメルの素の紫ゲージが乗っかるので逆転される*1
        こちらも紫を出そうにも匠を積むと一部スキルがおざなりになったり、
        傀異錬成の斬れ味+1により錬成枠を消費したりしてしまうため
        最終的な期待値ですら離されることも十分考えられる。
        百竜スロットの差は気にしないとしても、ここに更にギミックの毒属性が付随してくるため…
        頼みの綱の会心率に頼ってすらこれなので、もはや継戦能力以外に上回れる部分はないと言っていいだろう。
  • Ver.12から武器の重ね着が実装されるため、カムラの誇りを投げ捨てて他の武器の外面にする選択肢が浮上。
    これを救いととるか憐れととるかは人それぞれ。
    • Ver.14からは傀異スロットの拡張で性能ボーナスがつくようになったがこの武器は属性武器のため、
      現時点での最大レベルまで拡張しても攻撃力は+15止まりとなる。
      無属性・状態異常武器は最大拡張で攻撃力が+30されるため、これがどういうことかというと、
      これまで太刀の中で攻撃力ワースト1位だった無明刀【空諦】に負けてしまうようになり、
      攻撃力で最終強化太刀としては事実上のワースト1位に転落してしまったのである。
    • Ver.15では、カムラの里に嵐の化身が襲来した。
      上述のように、最終強化時点では散々な性能となってしまったが、
      同アップデートで傀異スロットがさらに拡張されたことにより
      最終的に素の状態で攻撃力315火属性50素紫20まで持ち直す
      加えて、上位の最終決戦とは異なり火も有効であるため、
      この宝刀で破滅の龍神を討ち果たし、安寧の焔を護り抜いてみるのもよいだろう。
      また、素紫と会心40%という独自の個性により、極まりきったサンブレイクのスキル環境の
      荒波に対しとんでもないスキル自由度で勝負できるという唯一無二の太刀と成った。
      その後も使い続けたいならそれに耐え得るスペックは確保できているといえる。
      ライバルたちの同様の躍進に目をつむれば・・・。

余談

  • 日本刀における銘とは、刀の(なかご)に切られる名前や製作地・年月などのこと。
    無銘(銘がない)物は単に数打ちの刀で無銘だったり磨き上げの際などに消えてしまった物などもあるが、
    寺社仏閣や身分の高い者への奉納・献上の際にも、礼儀や習わしの理由で無銘の刀を贈る場合がある。
    この太刀も謂れはもはや殆どが不明だが、儀式用の宝刀として代々伝わっていたことを考慮すれば、
    何らか高貴な出自であったということは想像に難くない。
    • 斬破刀天上天下無双刀の根元には、
      それぞれ「斬」「天上天下」などと書かれているが、これらも銘にあたるものかもしれない。
      もっとも本来の銘は柄を付ける茎、つまり見えない部分に切られるものであるのだが、
      加工方法や文化の違いで、モンハン世界では見えるところに書いてあるのかもしれない。
      それらと同じような法則であれば、この太刀は銘を切る部分に虎が描かれているため、
      元は虎…あるいは怨竜などに由来する銘の刀であった可能性もある。
    • ただ、最終強化を迎えると共に【無銘】から【カムラ】と武器名…もとい銘が変わるため、
      元より無銘だったのか失伝してしまったのかはともかく、新たな銘が与えられたことになる。
      解説にもあるが、百竜夜行という禍いとその淵源を退けたカムラの里においてフゲンから次代の英雄へ、
      そしてまた次の世代へと、未来永劫受け継がれるのだろう。
      • その関係上か、【無銘】の時点の解説文では「里」ではなく「村」という表記が用いられている。
  • 公式のインタビュー記事だが、メインモンスター討伐で記念武器をもらえることをぶっちゃけている

    カプコン:
    今回の収録で特に印象に残っているセリフはありますか?その理由もお教えください。
    フゲン役 土師孝也さん:
    「カムラの里に代々伝わる宝刀だ。…マガイマガドから里を救ったオマエに譲ろう」です。

  • まあシリーズ経験者なら想定できる内容ではあるし
    これ自体は発売から2ヶ月以降でのカプコン側の発表なのでネタバレとしても大したものではないと判断したのだろう。

関連項目

登場人物/フゲン
世界観/カムラの里
ゲーム用語/一品物
武器/長ノ双刀【不限】 - 同じくフゲンが背負う双剣。MHR:Sでハンターも生産できるようになった
武器/斬老刀【スサノオ】 - 拠点の人物から譲られる太刀繋がり
武器/南蛮刀 - こちらも拠点の人物から譲られる太刀


*1 物理期待値450.36、属性期待値55.36