クエスト/九天を巡る王

Last-modified: 2023-05-27 (土) 18:22:22

MH4Gに登場するクエスト。
一見すると何の変哲も無い狩猟クエストだが…?

 
作品クエストレベルクエスト種別目的地報酬金契約金獲得HRP条件
MH4G大老殿G★2狩猟クエスト天空山メイン:15900z
サブ:3600z
1600zメイン:960
サブ:150
受注:G★2許可証
参加:G★1許可証

※サブターゲットはリオレウスの背中破壊

 

概要

  • 天空山にて九天を巡る王ことリオレウス1頭を狩猟するクエスト。
    MH4Gでは、G級リオレウスとはここで初めて相見えることになる。
    リオレウスの動きは上位までとあまり変わっておらず、更に狂竜化するようなこともないため、
    基本に忠実に立ち回ればクリアするのは難しくないだろう。
  • 狩猟環境不安定であり、一定の確率でジンオウガまたはセルレギオスティガレックスが乱入する。
    このモンスターたちの名を聞いてピンと来る人もいるだろうが、
    ティガレックスとセルレギオスは確定で極限状態となる。
    G★2上がりたてだとまず抗竜石・心撃を持っていないので極限状態のモンスターの乱入には気をつけよう。
    なお、不幸中の幸いと言うべきか極限化すると最強クラスの戦闘力を誇るジンオウガは極限状態にはならない。
    乱入してくるモンスターの内の二種類が極限化するクエストは非常に珍しい。
  • と、極限状態のモンスターの乱入こそあるものの、それはこのクエストに限った話でもなく、
    別段特筆することもない至って普通のクエストであるのだが……

もう一つの側面

  • しかしながら、こちらはある点で非常に注目されているクエストである。
    職業柄このクエストに通い詰めているハンターも非常に多い。
    具体的な注目ポイントを挙げてみよう。
狩猟地が天空山であること
リオレウスのG級個体解禁クエストであると同時に、G級天空山開山クエストでもある。
そのため、晴れてG級素材を集めに天空山を散策出来るのだ。
ご存知のように天空山ではコスモライト鉱石太古の塊重・剛鎧玉といった上質な鉱物が採掘可能である。
サブターゲットが背中の破壊であること
サブターゲットは実質2回乗ればいとも簡単に達成できてしまう。
すなわちサブターゲットクリアが簡単であるということだ。
素材ツアーではないためネコの秘境探索術が有効であること
ここまで言えばもうお分かりだろう。
  • 以上の3点から浮かび上がる答えは1つ、炭鉱夫の絶好の就職先である。
    天空山ではお守りが他のフィールドと比べて非常に出やすく、
    G級と言うことで風化したお守りが狙える。
    今作の風化したお守りからは非常に高い性能の護石が出やすいため、
    その手っ取り早さに目をつけた炭鉱夫によって新たな坑道が開拓され、
    お守りに飢えたハンターが天空山のリオレウス達の背中に次々とナイフを突き立てる事態となった。
  • 秘境とリオレウスの初期エリアの関係上、
    採掘ついでにサブターゲットを達成しやすいのも非常に大きな利点である。
    • リオレウスの初期エリアは8。秘境はエリア3とエリア8を繋ぐ道のすぐ傍。
      つまり、秘境で採取してからエリア8へ直行すれば、ほぼ確実にレウスに遭遇できる
      エリア8は段差が多く乗り放題なため、
      ひたすらに回転回避を繰り返していればすぐにサブを達成できる。
      あとはエリア3の残りを採掘し、残りの金の鉱石が出ていそうなエリアのポイントを回っていくだけ。
      だいたい採り尽くしたらサブクリで帰還するだけである。
  • また、倒れている間に片方のを集中攻撃すれば、翼の部位破壊も比較的容易。
    頭の部位破壊や尻尾の切断、剥ぎ取りをして天鱗入手の可能性を上げるのもアリ。
  • 採掘に関しては太古の塊や剛鎧玉、G級天空山の固有素材、コスモライト鉱石も狙える。
    太古の塊からは非常に優れた古龍武器や龍属性武器を生産できるため、採掘しておいて損はない。
    鎧玉も装備を整えるうちに不足しがちになるので、剛鎧玉が欲しいならここでお守りついでに狙おう。
    剛鎧玉は鎧石とコスモライト鉱石を調合することでも入手可能。
  • 以上をまとめれば、このクエストは、
    炭鉱夫に嬉しい要素を詰め込んだ一石何レウス鳥の非常に美味しいクエストであると言える。
    G級武器の新規生産などでお金を使い切ってしまったハンターも、
    大量に手に入れたエルトライト鉱石メランジェ鉱石
    被ったシーブライト武器などを売り払えばいい資金源になる。
  • ただし、冒頭の通り極限個体の乱入に出くわした場合、
    とてもではないが採取装備で太刀打ちできるような相手ではない。
    極限ティガレックスなんかが出た場合には、それこそあのトラウマよろしく追い回されること請け合いである。

類似クエスト

  • もう一つ天空山での採掘に使われるクエストとして、「獄狼竜、頂より下瞰す」が挙げられる。
    こちらはサブターゲットがイーオス8頭の討伐となっており、
    堅牢な鳥竜骨を同時に集めるのに向いている。
    イーオスを8頭倒すのは地味に面倒だが、リオレウスの背中破壊よりかは安全に達成できるだろう。
    どちらのクエストで炭鉱夫をするかはお好みで。
  • 似たような立ち位置のクエストとして同じくG★2の「ガブラス三昧ツアー!!」が挙げられる。
    こちらは旧砂漠<夜>のクエストでメインがガブラス討伐、サブタゲが隕石の大塊の運搬という内容であるが、
    こちらも同様に秘境探索術が有効ということでやはり人気が高い。
    ちなみに旧砂漠は天空山より固定レア採掘ポイントが一ヶ所多い。*1
    マラソンのし易さや欲しい固有素材によって使い分けるといいだろう。

余談

  • この依頼人である心配性の村娘は、
    「山を眺めていたらリオレウスが飛んで行ったので少し見てきてもらえる?(要約)」
    という理由で狩猟クエストとして大老殿に依頼した。
    確かに心配性なのだろうが、さすがに飛んでるから殺せというのは些か酷ではあるまいか。
    乱入してくる極限化した奴らの方がよっぽど危険である。
    ところが上述のように、現状は本当にリオレウスをほぼ見るだけで終了しているから恐ろしい。
  • 九天とは、古代中国において考えられていた9つの天の区分のこと。
    九天全てを巡るということで、空の王者になぞらえたのだろう。
    当然炭鉱夫が回るルートのことではない。はず…
    • なお、天空山はBCを含めれば丁度エリアが9個存在する。
      また、MH4Gが登場した時点でリオレウスが生息している設定がありクエストにも出現するフィールド名*2は、
      「森丘」「旧沼地」「旧火山」「火山」「塔」「孤島」「遺跡平原」「地底火山」「天空山」
      のちょうど9つである。
  • ふらっとハンターのクエストにも同名のクエストが存在する。
    こちらも狩猟場所は天空山で、運が良ければコスモライト鉱石や火竜の天鱗を取ってきてくれることがある。
    他の素材を集める片手間に火竜素材や希少鉱石も集めたい場合には役に立つだろう。

関連項目

モンスター/リオレウス
モンハン用語/炭鉱夫


*1 天空山は二ヶ所、旧砂漠は三ヶ所。秘境含まず
*2 「生息する」という設定のみだとMH2の密林も追加される。また「出現する」のみなら各種の闘技場も追加されるのでもう少し増えるが、これは環境的に「生息」ではなく人間に連れてこられているか迷い込んだだけと思われるため除外。また名称のかぶりをカウントする場合、MH2とMH3の火山は異なる