アクション/変形斬り

Last-modified: 2024-01-05 (金) 02:37:05

スラッシュアックス、チャージアックス、スラッシュアックスFの技のひとつ。
その名の通り、斧→剣、またはその逆へと武器を変形させながら斬りつける。

目次

概要

スラッシュアックス

  • スラッシュアックスではRボタン*1が変形アクションに割り当てられており、
    何も入力してない状態でRボタンを押すと棒立ちのまま変形し、斧から剣、剣から斧へモードを切り替える。
    この変形モーション(いわゆる棒立ち変形)は非常に隙が大きく実用的ではないのだが、
    特定アクションの派生でRボタンを入力することで変形斬りを行うことができ、
    攻撃と一体になった隙の少ないモード切り替えが可能となる。
    • MH3での初登場時から、派生は少ないものの問題なく変形斬りが行えたため、
      棒立ちでの変形が実戦で活用されたことはシリーズ通して一度もない。
      スラッシュゲージ枯渇のペナルティとして強制変形が起こることを考えると、
      派生ミスで発生する隙として作られたモーションなのかもしれない。
      • 変形斬り周りが非常に快適になった近年の作品に慣れた後、旧作のスラッシュアックスを扱うと、
        変形できないタイミングで変形斬りを繰り出そうとして棒立ち変形が暴発するということが割と頻繁に起こる。
        被弾に繋がりかねないミスであるため、過去作をプレイする際は注意が必要である。
        特にMHWにおいて、MHRiseで追加されたステップ派生の変形斬りを繰り出そうとしてしまう事例は多い。
      一方で、普段は見えづらい変形動作がゆっくり観察できるモーションであるため、
      棒立ち変形を連打して、お気に入りの武器の変形機構をじっくり鑑賞するために使われることがある。
      中には、属性解放突きなどを差し置いて、剣斧で最もロマン溢れるモーションであると主張するハンターもいる程。
      クエストクリア後に剥ぎ取り等を済ませ、帰還までの時間に棒立ち変形を繰り返している剣斧使いは、
      つまりそういう事なので気にしないでおいてあげよう。
      MHWorld以降は拠点内でアクションを確認できるトレーニングエリア・修練場が追加された為、
      クエストそっちのけで変形を堪能するハンターもまま見受けられる。
  • どちらのモードでも変形斬りが使える関係上、変形斬り同士を区別して呼ぶのは意外と面倒くさい。
    プレイヤーからは、「実際に斬っているときのモード」あるいは「ビン効果の有無」に注目し、
    剣→斧の変形斬りを斧変形斬り、斧→剣への変形斬りを剣変形斬りと区別して呼ぶことが多く、
    当wikiでもそのような認識で書かれた記述が多い。
    一方、WEBマニュアルやトレーニングエリアなどで確認できる公式の技名では、
    「どちらのモードで繰り出せる技か」を厳密に区別し、剣→斧への変形斬りを剣:変形斬り、
    斧→剣への変形斬りを斧:変形斬りとする真逆の呼称がされている*2
    MHRiseで追加された変形二連斬りや変形二連斬り上げも、
    プレイヤーからは斧変形二連斬り、剣変形二連斬り上げと呼ばれることが多いが、
    修練場で確認できる技名は剣:変形二連斬り、斧:変形二連斬り上げである。
  • この技を完全に使いこなせるようになると、
    • 斧モード使用中にモンスターが転倒→剣モードに切り替えてラッシュをかける。
    • 剣モード中にゲージが尽きそう→斧モードに切り替えて攻撃続行。
    といったテクニカルなプレイが可能となる。
    ただし、前者に関してはスラッシュゲージの残量に注意しないと
    剣変形斬りがリロードに変わってスキを曝してしまう。
  • スラアクは変形武器ということで、
    このアクションを多用すると武器をガチャガチャ動かしつつ各モードを行き来できる面白みが味わえる。
    だが、MHXまでの作品においては変形斬りに派生できるアクションがかなり限られ、
    そもそも(強撃ビンの)剣が斧と比較して総じて強力なのでリロード以外で斧に戻す必然性に乏しく、
    リロードするなら別に変形斬りである必要はないなど、変形斬りの実用性は高いとは言えないものがあった。
    MHXX以降様々なテコ入れが入り、MHR(:S)では変形斬りが立ち回りの主軸を成すまでになっている。
MHXまで
基本的に単体では出せず、抜刀攻撃として繰り出す(剣モードで切りつける)以外だと、
各種攻撃からの派生限定で使用できるアクションとなっている。
斧モード時には突進斬りとなぎ払いフィニッシュ(MH4以後)の直後に、
剣モード時には横斬りか二連斬りを出した直後にRボタンで使用可能と派生は限られていた。
剣→斧についてはモーション値が低い斧:横斬りに派生してしまうため、
基本的には隙消しぐらいの用途となっていた。
ただ、抜刀変形斬りは素早く剣で切り付けられるので、ビン効果心眼を最初から発揮させたい場合に重宝された。
 
MH4では、段差をジャンプしながらRボタンでこの変形斬りを繰り出す
ジャンプ変形斬り」という新モーションが登場した。
納刀状態からはR+X+Aでジャンプ抜刀変形斬りが出せる。
技自体はジャンプ攻撃に準ずるため、斧モードへ変形した場合は通常のものと連携に差が出る。
勘違いして混乱しないようにしたい。
 
MHXのエリアルスタイルでは突進斬りが没収される代わりに、斧:斬り上げから変形斬りができる。
また、同作のブシドースタイルでは突進斬りが使えるが同じ仕様である他、
剣モードの「ジャスト回避」を決めると専用の二連斬り上げに派生するのだが、
ここから変形斬りを放った時に限り、モーションが高速化された斧:縦斬りに派生できる。
同作の斧:縦斬りは高威力でありジャスト回避からの変形コンボを軸にすることができなくはないのだが、
本作時点ではここからスムーズに剣への変形が出来ずそういう運用はほぼされなかった。
MHXX
変形斬りは状態異常・減気ビンの異常値蓄積が確定になる特性が与えられた他、
エリアルスタイル(と、非ブレイヴ状態のブレイヴスタイル)以外では、
斧:縦斬りから剣への変形斬りが使用できるようになっている。
前述のブシドースタイルで使える剣:二連斬り上げ→斧:縦斬りの連携もこれに対応するどころか、
剣への変形斬りもモーションが高速化されるため、ジャスト回避からの変形コンボという択が生まれた。
 
ブレイヴスタイルでは非ブレイヴ状態では抜刀変形斬り以外は納刀継続を挟まないと変形斬りができない。
納刀継続は基本的にどの攻撃からも派生できるので、
ある意味全部の攻撃から変形斬りできるという事でもあるが……
また、納刀キャンセル変形攻撃はブレイヴゲージを溜めやすい行動となっている。
真価を発揮したブレイヴ状態では、変形斬りが「強変形斬り」となる。
斧モードでは剣モードに変形しつつ素早い二連斬りを繰り出し、
剣モードでは斧モードに変形しつつ通常より素早く強い振り回し(初撃のみビン効果・確定蓄積あり)を行う。
更にRの連打で、強変形二連斬りから強変形振り回し、なぎ払いフィニッシュ(又は斧:縦斬り)、
強変形二連斬りとつなげる事ができる。
ダメージ効率面で剣モードのみのコンボを上回り、変形を繰り返しつつ戦うという新たな価値を見出す事になった。
また、強変形斬りは剣:斬り上げ、剣:縦斬りからも派生できるため、
剣から斧への強変形斬りはほぼ全てのアクションから行えるようになっている。
ブレイヴ状態の斧モードは機動力が飛躍的に向上しているが、
この豊富な派生ルートによって火力の剣と機動力の斧を柔軟に使い分けられる。
MHW(:I)
状態異常ビンの確定蓄積は没収された(減気ビンはそもそも全攻撃が確定蓄積になった)が、
新たな特性として、剣→斧への変形斬りを行うとスラッシュゲージが少量回復するようになった。
MHW(:I)では回復量が多く、上手く変形を織り交ぜればリロード要らずに。
そして派生の乏しさという問題があった変形斬りはここにきて一気にテコ入れが入り、
斧と剣両方のモードでほぼ全ての攻撃から変形斬りに繋げられるようになり、
前転回避からも変形斬りに派生できるようになった(ステップからは不可)。
また、スティック前+R2で踏み込みながら変形斬りを放つことも可能。
特に剣モード前転回避→変形斬りでは斧に変形する際に大きく前進する上に、
本作では斧の機動力が大幅に向上したため立ち回りの快適性もUPしている。
 
変形攻撃そのものは基本的には従前のアクションだが、
新たな変形斬りとして剣から斧に変形しつつ後退する変形斬り下がりがある。
MHWでは斧:横斬り、または変形斬りしかキャンセルできなかった劣悪な派生から、
MHW:Iでは斧:振り回し派生が追加、さらに回避含む派生行動までの時間が短くなり使い勝手が向上した。
また、斧の振り回しからのなぎ払い派生を行うと自動的に変形斬りまで派生する
「なぎ払い変形斬り」となっている。
この2ヒット目が非常に高威力であり、今作の剣斧の主力攻撃の一つに数えられる。
MHR(:S)
MHWの仕様から更にテコ入れされ、
ついにステップと歩き・棒立ちから変形斬りが直接放てるようになった。
(棒立ちは厳密にはLスティック入力が必要だが)
剣モードでは攻撃後の回避が全方向でステップとなる関係から、
攻撃の後隙をキャンセルしてステップ→斧変形で回避や位置取りの調整を行うことができ、
斧モードでは前転からの変形斬りの他に速い移動速度を活かして歩きから変形斬りを放つなど、
豊富な移動斬りと併せてかつてのスラアク特有の機動力の低さ、小回りの利かなさといったものが大幅に改善された。
 
また、剣モード、斧モード共に新たなモーションの変形斬りが追加されており、
剣では二連斬り、飛天連撃からなぎ払いフィニッシュに似たモーションの変形二連斬り、
斧では縦斬り、強化叩きつけ、ジャンプ斬りから高速で左右に斬り上げを行う変形二連斬り上げへ派生する。
これらの変形斬りは、従来の変形斬りと比べて隙は大きいものの威力も相応に高く、
高出力状態で斧にも追撃が発生する仕様変更も相まって、変形斬りを組み込んだコンボが非常に有用である。
更に新スキル「高速変形」の登場により変形斬りそのものが主力になるという大躍進を遂げた。
ちなみに剣→斧へ変形した際のゲージ回復量は低下しており、
変形斬りを繰り返すコンボでゲージを回復させることは殆どの武器では難しい。
幸い鉄蟲糸技・スラッシュチャージャーがあるので、ゲージ維持はさほど支障がなく、
高速変形を積んで変形斬りを繰り返すコンボはそこそこの威力ながら隙が非常に小さく手数も出せる。
よって本作においてはゲージ維持のための変形攻撃と言うより前述の通り立ち回りの起点、
及び高火力コンボのための技という側面が強い。
 
ちなみになぎ払い変形斬りはなぎ払いと変形斬りが再び分離されている。
MHR:Sではこのなぎ払いの入れ替え技として、
前進しながら剣への変形斬りを放ち後退しながら斧に戻す「二段変形斬り連携」が使用可能となる。
この変形攻撃に限り、スラッシュゲージが変形可能ラインを下回っていてもリロードに移行せず繰り出せる。
また、システム自体はRiseから存在していたのだが、武器が限定されすぎていて実用性を欠いていた
百竜スキル「ビン変形強化」が多くの剣斧に搭載可能となった。
具体的には、剣への変形斬りのビン補正が強化され、斧への変形斬りにはビン効果が乗るようになり、
スラッシュゲージの回復量もMHW時代を上回るものになるというもので、
これによって変形斬りは火力快適性共に更に強化される事になる。
Ver.11アップデートにて毒・麻痺ビンにビン変形強化を付けられるようになり、
それによってXXに存在した「(剣への)変形斬り時の毒・麻痺ビン状態異常確定蓄積」が、
ビン変形強化を付けることで復活したことも新たに判明している。

チャージアックス

  • チャージアックスは変形のみのアクションが無く、モードチェンジは全て変形斬りを経由して行う。
    スラアクは前述の通り長きに渡りモード変形の差別化が乏しく変形斬りもそこまで実用性があるとは言えなかったが、
    こちらは当初からそれぞれのモードの長所がはっきり分かれるため、積極的に変形して性能を引き出していくことになる。
  • 単体でも他の攻撃から連携させても使う事ができ、剣モードではR+Xで、斧モードではRボタンで出せる。
    抜刀変形斬りはR+X+Aで、納刀状態から直接斧モードに移行したい場合はこっちを使う。
    • 実は抜刀変形斬りは静止状態ならR+Xでも出せるのだが、立ち止まる事自体がめったに無い上に
      R+X+Aでも問題なく出せるため、非常に影が薄い。
      というか、それは全ての武器種に言えることだが……
  • もちろんジャンプ変形斬りもあり、ジャンプ中にRボタンで出せる。ジャンプ抜刀変形斬りはR+X+A。
    • また、チャージに成功した後にAボタンを押すと繰り出せる変形属性解放斬りIもある。
    • さらに、MH4G以降は属性圧縮からRボタンの属性強化回転斬りで斧→剣へ変形しつつ属性強化(盾強化)を行う。
    • 加えて、MHRiseではチャージからXボタン長押しの高圧廻填斬りで剣→斧へ変形しつつ斧強化を行う。
  • MHX(X)以外の作品では、盾突きの後にX+Aで変形高出力属性解放斬りを繰り出せる。
    属性強化中なら変形超高出力属性解放斬りとなるが、この場合もX+スティック下入力で高出力に変更可能。
  • 単純にビンを使った攻撃だけでなく、ガード判定を活かしての防御にも活躍する。
    特に、剣モードの通常ガードは攻撃モーションをキャンセルできないが、変形斬りならキャンセルしてガードできる
    タイミングを合わせるのに慣れがいるが、使いこなせば心強い。
    • MHX(X)のみ、変形斬りのガード判定でガード成功してもモーションのキャンセルが行われず、
      攻撃動作を継続するようになっている。
      ガードの性質を持ったハイパーアーマーと言い換えられるかもしれない。
  • この技を完全に使いこなせるようになると、
    • 剣モードでエネルギーを溜めながら攻撃→モンスターが転倒したらチャージからの変形属性解放斬りでラッシュ。
    • 斧モード中に変形斬りでモンスターの攻撃をガードする→キャンセル変形斬りでカウンターを取る。
    といったテクニカルなプレイが可能になり、この武器の変幻自在の戦法を最大限に堪能できる。
    そして何より、チャージアックスを完璧に使いこなしているという優越感に浸れる
    もしかするとそれは、高出力属性解放斬りを完全に決めるよりも爽快かもしれない。
  • やはりというべきか、使いこなすまでのハードルは高い。
    攻防の要となる属性解放斬りとガード判定を絡めると途端に操作難度が跳ね上がってしまう。
    また、ガードすると斬れ味を消費する上に、その性能自体もさほど高くない。
    やたらとガードを狙うよりは、回避中心に立ち回った方が安定する状況が多いだろう。
    • ただしMH4G以降は、属性強化によりガード性能をランス・ガンランスと同程度まで向上させることが可能に。
      さらにMHX系列ではガード時の斬れ味低下も無効化できるようになる。
      そしてMH4G・MHW(:I)・MHR(:S)では
      ガード直後に高出力属性解放斬りを直接繰り出し、カウンターを狙うこともできる。
      これにより、ガード主体でも十分に戦えるようになった。
  • ちなみに、地上での剣→斧の変形斬りは二種類あり、
    抜刀・ガード中に出せる高速変形斬りと、直接/コンボ中に出せるGP変形斬りである。
    MH4系統ではこの内ガードポイントが存在するのは後者のGP変形斬りのみだった。
    操作はどちらも同じR+Xなのだが、R+Xを同時に押すとGPが無い高速変形斬り、
    Xを僅かに早く押すか、タッチパネルの特殊攻撃ボタンで後者のGP変形斬りが出せる。
    慣れない内はこの違いに気づけず、失敗する事が多い。
    • モーションを見ても、高速変形斬りは盾を体の後ろに構えた剣へ持って行って合体しており、ガードが発生しない。
      逆にGP変形斬りは前方に構えた盾に剣を合体・変形している。
  • MHXでは仕様が変更された。
    モーションに変化は無いが、どちらにもGPが発生するようになった。
    またGP自体の変更として攻撃を受けてもガード状態にならず、そのまま継続して攻撃する。
    4Gのように高出力のカウンターを狙うのではなく、斧モードに移行するための起点、
    もしくは変形斬りでのカウンターを狙って出す事になるだろう。
  • MHWorldではモーションも統一された。高速変形斬りは消滅し、抜刀変形斬りも含め全ての変形斬りでGPが発生する。
    ただし基本的な仕様はMH4Gのものに戻っており、攻撃を受けるとガード状態となり、
    (超)高出力へのカウンターを再び行えるようになっている。
  • MHRiseでは反撃重視変形斬りへと入れ替えられるようになった。
    剣→斧は単に遅くなった変形叩きつけだが、
    斧→剣は溜二連斬りのように盾を前に構えながら変形し、剣を引き抜く動作に差し替わる。結果的に斧から即座にガードが可能。
    • ガードに成功すれば続く属性解放斬りが強化される。カウンター(超)高出力のための変形斬りでもある。
      ただし、強化前提で素の威力は落ちており、強化してMHWと同等なのだが…

スラッシュアックスF

  • スラッシュアックスFにおける変形斬りは、
    地ノ型、及びその特性を内包する極ノ型専用のアクションとなっている。
    ただし極ノ型の場合は条件付き。
  • 地ノ型での基本はスラッシュアックスと同じなのだが、
    スラッシュアックスFでは剣・斧モード共にほぼ全ての攻撃から変形斬りに派生可能という、
    実装当時のメインシリーズ(最新作がMHX)よりも変幻自在の立ち回りが可能となっている。
    また、縦斬りからは斬り上げ、斬り上げから縦斬り、横斬りから横斬り……といったように、
    武器を切り返す方向に変形するため、変形攻撃にも複数パターン用意されている
    MHWorld以降のスラッシュアックスはこちらと同等かそれ以上の変形斬り連携が可能となったが、
    この挙動については現行メインシリーズでも取り入れられていない。
    威力面についてもモーション値が均一化されており、メインシリーズの変形斬りの弱点ともいえる
    「剣→斧への変形が一部除いて必ず低威力の横斬りになる」問題が解消されている。
  • また、地ノ型で秘伝スキル「剣斧技【斬将】」を発動させている時は、
    変形斬りを決めることで一定時間攻撃力が増加する特殊効果が得られる。
    その為秘伝スキル発動時は特に重要なアクションとなるだろう。
  • ちなみに同時実装された秘伝書スタイルの天ノ型と嵐ノ型では、
    Rボタンの変形が別のモーションに変更されており、変形斬りを使用することはできない。
    天ノ型はそもそもモードの概念がなく、一瞬の内に剣に変形して斬りつけ、
    即座に斧に戻すまでが1セットとなっている。
    まあ実質変形斬りみたいなものではあるが
    (秘伝スキルの攻撃力UPトリガーも天ノ型ではこれら「剣攻撃の使用」となっている)。
    嵐ノ型は光剣モードへの変形動作である「光剣の構え」が実質変形斬りに相当する
    (攻撃と変形を同時に行うため)。
    納刀から直接光剣モードへの変形斬りを見舞うことも可能だが、光剣→斧への変形斬りはなく、
    斧の攻撃から光剣の構えには派生できない(派生可能なのはガード吸収を成立させた時のみ)など、
    地ノ型のように柔軟にモードチェンジするようには設計されていない。
  • 上記の全秘伝書スタイルの上位版と位置づけられる極ノ型では、
    天ノ型同様の瞬間変形機能付き斧モードと嵐ノ型同様の光剣モードが融合されているが、
    光剣モードを解禁した時に限り、斧→光剣、光剣→斧の変形斬りが可能である。
    入力方法は地ノ型と異なり、嵐・極ノ型における変形ボタンがそれに該当する。
    斧モードについては地ノ型同様の変形斬りが可能で、
    光剣モードは横斬りがオミットされている
    (その為、斧の横斬りからの変形斬り派生で「光剣モードの横斬り」ができる)代わりに、
    新技の光剣溜め斬り上げ、及び光剣スラッシュ回避からの斬り上げ派生、
    移動溜めをキャンセルした場合の縦斬り、
    属性解放突き(大解放)をキャンセルした場合の横斬りからも派生可能になっている。
    • ちなみに極ノ型はリロードシステムがないため、
      光剣ゲージがある限り、いつでも変形斬りを浴びせることができる。
      変形斬りから抜刀ダッシュやスラッシュ回避、ガード吸収にも繋げられるため、
      より柔軟な対応が可能になっている。

余談

  • 斬モードと打モードが使い分けられるマグネットスパイクにも変形しつつ斬るアクションは存在し、
    打モードの横振り1、横振り2、振り回しに繋げて変形させると、
    斬モードに変化しつつ対応する段階の横斬りに派生する。
    また、逆に横斬りから同じように変形しつつの横振り、振り回しに派生することも可能。

関連項目

武器/スラッシュアックス
武器/スラッシュアックスF
武器/チャージアックス
スキル/高速変形 - 変形斬りを強化するスキル


*1 機種によって名称は異なる
*2 二連斬りや振り回しなど他の技も、公式の技名では剣:二連斬り、斧:振り回しなどどちらのモードで出せる技か区別しているので、これにならった表記である。