MHFに登場する双剣。
通常よりハリキッているグラビモスの個体を狩猟した際に発見された、希少な粘土と、
バサルモス、グラビモスの素材を用いて生まれた毒双剣。
目次
概要、性能
- MHFのイベント「大ハッスル!鎧竜限界突破!」の報酬素材である、
妖艶な毒粘土10個と堅固な灰粘土10個、そしてバサルモス、グラビモス素材を用いて生産する。
なお、バサルモス、グラビモス素材は工房のサービスで提供されるため、こちらで用意する必要はない。
- 見た目は右手に持つ剣がバサルモス、左手に持つ剣がグラビモス素材を用いた双剣と言ったところ。
左手の剣はグラビモス素材らしく無骨な質感の球体に剣となる針が伸びており、
右手の剣は幼体のバサルモス素材らしく、グラビのものと比べるとやや滑らかで、
刀身には鉱石と思わしき物が使用されている。
- 生産したてのバサルグランデの性能は攻撃力196、毒属性100を持ち、
防御面で硬いバサルモス、グラビモスの特徴が現れているのか、防御+35が付いてくる。
そこから岩竜、鎧竜素材をつぎ込んでバサルグラドン→バサルグラビオン→バサグラフォートレスと、
強化を施していく。
最初の区切りと言っても良いバサグラフォートレス時の性能は、- 攻撃力294。凄腕双剣として見て平均的な数値を持つ。
- 毒属性250。双剣の手数を鑑みれば十分と言える高さ。
- 防御力+125と、もはや防具1部位分に匹敵する防御力上昇効果。更に斬れ味レベル+1で白ゲージも出現
毒属性のSPVII武器に毒属性10の差で勝っており、
SP武器の武器倍率+10、会心率+20%効果を考慮しても短い白ゲージに対して、
こちらはそれなりの長さを確保できているため、戦闘持続力という点でも悪くない性能といえよう。
最終的には剛種双剣に取って変わられるであろうが、それまでの武器として見て十分な性能と言えるだろう。
親方印、HC武器派生
- 素材入手クエストに設定されたアナザーターゲットを達成することで、
秘伝書非装備ハンターは純白の星粘土、秘伝書装備ハンターは鋭利な光粘土という素材を入手可能。
これを用いて、バサグラフォートレスを前者なら親方印、後者ならHC武器へと強化することが可能。
親方印武器のバサグラノヴァの性能は- 攻撃力308、毒属性250と軽い強化に留まっている
- 防御力は+150にパワーアップしている
- 攻撃力322、毒属性300。HC武器の特殊効果も相まって攻撃性能が強化されている
- 一方で防御力上昇は+75に弱体化している
親方印側は剛種古龍種の汎用素材が必要である=剛種武器の作成が現実を見る時期であるため、
物足りない部分もあるかもしれないが、
HC武器はレア度が5であるため、SRが低い時にHC適正ボーナスを得るのに役立ってくれるだろう。
バサユニバース
- パローネ=キャラバンの技術力も加わったことで、
親方印、HC武器の方向性両方を突き詰める事に成功したG級技巧の超毒双剣。
2014年11月に解禁されたキャラバン宙箱と絶玉を用いてから派生させる。
親方印、HC武器両者とも派生に対応しているため、どちらか片方を所持していれば大丈夫である。
- 超毒双剣と書いたが、本当にそう言えるのか?気になるところであろう。
気になる、LV50時の性能を見てみよう。すると…- 攻撃力683、素で180と長すぎる紫ゲージを獲得。
その物理性能は、先代技巧武器の技巧的機械鋸の空ゲージ物理火力と同等であるほど。 - 毒属性520。双剣の手数を考慮すると高すぎると言ってもいい数値。
- 防御力+200。G級システムの防御減算基本値150に50差で勝っている上昇値である。
他のG級毒双剣を見ても、ゲリョスのイザームヴェーレは毒属性こそ570と勝っているものの、
攻撃力は623、紫ゲージは20と総合的に見て完敗しており、
エスピナスのローゼンヴィテスは攻撃力641、毒500と、
この双剣に張り合えそうな性能を持っているように見えるが、斬れ味は白止まりである。
紫ゲージがこの双剣と同じぐらい長い毒双剣で見ても、
攻撃力、毒属性値でこの武器を超えているものは無い。
毒双剣でこの武器の右を出るものはないと言ってもいい程である。- 双剣と似た武器種である穿龍棍を見てみると、攻撃力882、毒500のヴェナムシーカーが存在する。
この穿龍棍が毒穿龍棍として高い性能を持っている事は該当記事を見てわかるとおりだが、
言い換えればそれ以上の手数を発揮できる双剣で、それ以上の毒属性値を持っており、
かつ物理性能も高いこの双剣が、超毒双剣と言ってもいい事の証明でもあろう。
- 攻撃力683、素で180と長すぎる紫ゲージを獲得。
- と、ここまで書けばこの双剣だけで良いように見える。
が、この武器は毒属性を持った双剣であって実質無属性武器であることを忘れてはならない。
まず、毒を発症させなければ毒のダメージは発生しない。これは手数や属性値も考慮すれば問題ないと言える。
が、次が重要で、毒のダメージは時間を置いてジワジワと発生するという点。
弱点属性武器と違って、追加のダメージソースが発生するには時間を要することであり、
その時間内に属性等のダメージが上回るのであれば弱点属性武器の方が有効と言える。
また、毒はPT全体で共有した値、毒が発症したら毒武器は無属性同然ということもあり、
全員が毒武器を使うより、1人で十分であれば他3名は弱点属性武器を用いたほうが総合的なダメージを稼ぎやすい。
そして巧流スキルが発動させやすくなったという環境の変化もあり。
単純無属性では他の武器、属性が通るなら属性武器を用いた方が良いという状況になってきている。
- MHF-G8で追加された通称希少スキルの「変撃」との相性は極めて良い。
変撃スキルの詳細は上記リンクを参照してほしいが、
毒属性520という非常に高い属性値はそのまま追加ダメージに転換することができる。
また、極めて長い紫ゲージから巧流スキルなどを切ることが可能であり、
双剣で変撃スキルを発動させる場合の難点である「スキル枠」を確保することができるのである。
天廊武器という例外を除くと屈指の超毒双剣であり、属性は通らないが毒にはなる、
というモンスターであれば、変撃スキルとの組み合わせで高い効果を発揮することができるだろう。
- 強化難易度はG級技巧武器故に高い。
他技巧武器とパローネの英知の奪い合いになるので強化する際もしっかり考えていきたいところである。
大ハッスル!鎧竜限界突破!
- この双剣の生産、強化素材を得ることが出来るイベントクエスト。
内容はグラビモスの生態調査、というものであるのだが…
- このイベントで登場するグラビモス、何らかの要因でハリキッており、
その勢い故に発射する熱線が太い。超太い。
ようは特異個体の発する大熱線と同じ太さであるのだが、
こちらは専用モーションなぞ存在しないので普通に発射する。つまりフレーム回避なんて無理。
つまり緊急回避を合わせてなんとかやり過ごせる、という状態である。
更にハリキッている影響か、威力も通常より高く、発射速度も早い。
普通のであれば耐えれたが、このハッスル熱線を喰らったら1発で蒸発したなんてことがよくある。
剣士なら腹下避難で余裕でしょ?と、思うだろうが、グラビモスはそのあまりの反動により後退してしまうため、
腹下を攻撃していたらいつの間にかハッスル熱線を浴びていたということも珍しくはない。
と、威力、範囲、特性も相まって驚異の攻撃に変貌している。
アカムのソニックブラストといい勝負できるんじゃないだろうか- が、そのエネルギーはイベント名通り自分自身の限界を超えたものであり、
発射するとオーバーヒートを起こし、反動ダメージを負って転倒してしまう。
転倒のモーションは脚怯みの転倒と同じであり、ゴロゴロ転がるので追撃の際は注意したい。
また、ハリキッている影響か、たまに反動を踏ん張って突進に繋げることがある。
この際、突進準備モーション中に排熱ガスが噴射されるので注意したい。 - ちなみにハリキッている要因はバサルモスであることが多い。ようは子供の前で張り切っている大人である。
ちなみにハリキッているのは熱線だけであるので、常時怒り状態ではない。
- が、そのエネルギーはイベント名通り自分自身の限界を超えたものであり、
- G級技巧武器に対応した2014年以降のクエストでは、沼地でハッスルしているグラビモスに対して、
一定ダメージを与えることと狩猟で生産素材がそろう形になっている。
バサルモスはどこへ行ったのだろうか。もしかして、良質な餌を見つけて興奮しちゃったのだろうか
このグラビモスのごく普通の狩猟がクエスト目的になっているのであるが、
依頼文を見れば分かる通り、部位破壊を達成することでアナザーターゲットとして、
親方印もしくはHC武器派生に必要な素材が入手できる(どちらが手に入るかは秘伝書装備の有無によって決まる)。
また、1回クリアすれば生産、強化に必要な個数全て集まるようになっている。
…のだが、そのためかグラビモスは逆襲クエストに登場する個体と同じ強さを持っているため、
例年のイベント時よりハッスル熱線で受けるダメージが多くなっている。注意したい。- 元々のイベントでは「火山でのグラビモスへの一定ダメージ+岩破壊」「沼地でのグラビ狩猟」の
2つのクエストで生産素材を獲得し、「火山でグラビ変種狩猟」で強化素材(尻尾切断時には
秘伝書装備有無に応じて親方印orHC武器のキー素材を追加)という形であった。
なおこの3つのクエストの内、最初の一定ダメージのクエストだけは通常より強めの個体
(逆襲クエストと同じ設定)となっていた。強化素材クエも数値上は普通の変種だった。
ちなみに強化素材クエストは、後にMHF最後の宴で2頭クエとなって復刻されている。
- 元々のイベントでは「火山でのグラビモスへの一定ダメージ+岩破壊」「沼地でのグラビ狩猟」の